JPH0727864Y2 - 扇子掛け - Google Patents

扇子掛け

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Publication number
JPH0727864Y2
JPH0727864Y2 JP5806291U JP5806291U JPH0727864Y2 JP H0727864 Y2 JPH0727864 Y2 JP H0727864Y2 JP 5806291 U JP5806291 U JP 5806291U JP 5806291 U JP5806291 U JP 5806291U JP H0727864 Y2 JPH0727864 Y2 JP H0727864Y2
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JP
Japan
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fan
frame
upper frame
square
lower frame
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP5806291U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH059317U (ja
Inventor
人司 角田
Original Assignee
人司 角田
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Publication date
Application filed by 人司 角田 filed Critical 人司 角田
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、扇子掛けに関し、特に
簡便な扇子掛けの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】扇子は、本来、風を送って涼をとるため
のものであるが、威儀を整え、あるいは装飾のためにも
用いられる。
【0003】扇子が装飾のために使用されるときは、従
来、扇子を載置するための扇子掛けが用いられ、この扇
子掛けAは、図5に示すように、扇子を単に静置するだ
けで、掛け具によって扇子Bを固定するものでなく、ま
たそれ自身装飾的要素の強いものであり、いわば扇子と
扇子掛けが一体となって装飾物となり、あるいは鑑賞の
対象となっていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかし、単に扇子を静
置するだけの扇子掛けは、電車や自動車等の揺れ動く室
内で使用することができず、また、装飾的要素の強い扇
子掛けは、扇子の意匠の如何によっては不似合いになる
ことも少なくなく、各種の扇子の意匠によって、扇子掛
けを選択する必要があった。
【0005】そこで、この考案は、電車や自動車等の揺
れ動く室内で使用できるように扇子を固定することがで
き、しかも、目立たない扇子掛けを提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この考案は、扇子の要33付近の前後幅に合わせた
長さを一辺とする大きな正方形Pと、この正方形Pの縦
幅の半分を境として、この縦幅の半分を一辺とする小さ
な正方形Q、Rを前記大きな正方形Pの後方左横及び前
方右横に各々連設し、この大小の正方形P、Q、Rの連
設により示される空間形状を取り囲む輪郭線に沿って上
方枠1を形成し、この上方枠1の下方に、前記扇子の内
扇骨32が当接する横長の長方形状の下方枠2を形成
し、この上方枠1と下方枠2を前記扇子の要33から最
下端までの長さより短い長さの支持柱3で支持し、この
上下枠体1、2と支持体3のいずれかに取付具4を連結
した構成を採用した。
【0007】
【作用】上記のように構成したので、扇子の要33の下
方を上方枠1内に挿入して左右に開くと、扇子の要33
の上方で、後方の外扇骨31aが後方左横の小さな正方
形Qの左端の縦外枠12に当接するとともに、前方の外
扇骨31bが前方右横の小さな正方形Rの右端の縦外枠
16に当接する。
【0008】また、前記扇子の要33の下方で、重なり
合って開く各内扇骨32の下端の谷間のいずれかが下方
枠2の左右の短枠22、24に嵌まる。
【0009】
【実施例】図1に示す実施例は、上方枠1、下方枠2及
び支持柱3を同一線材を屈曲して形成している。この線
材は、針金でよいが、針金の上にプラスチックを被覆
し、あるいは線材全体をプラスチックで形成してもよ
い。
【0010】上方枠1は、その縦幅を扇子の要付近の前
後幅に合わせればよく、この縦幅を一辺とする大きい正
方形Pと、この正方形Pの縦幅の半分を境として、この
縦幅の半分を一辺とする小さな正方形Q、Rを前記大き
な正方形Pの後方左横及び前方右横に各々連設し、この
大小の正方形P、Q、Rの連設により示される空間形状
を取り囲む輪郭線にほぼ沿って線材を屈曲して形成すれ
ばよく、この輪郭線に正確に沿う必要はない。
【0011】また、下方枠2は、重なり合って開く各内
扇骨32の下端の谷間のいずれかが下方枠2の左右の短
枠22、24に嵌まる大きさのものであればよく、長方
形状に形成している。
【0012】取付具4として用いる吸盤は、上方枠1の
後方横長枠11に設け、上方枠1と下方枠2を結ぶ支持
柱3は両枠1、2の前方に設けている。
【0013】この取付具4は、釘やネジを用いてもよい
が、吸盤を用いると、窓ガラスや平坦な壁面にも取り付
けることができ、便宜である。また取付具4は図4に示
すように支持柱3に設けてもよい。
【0014】この実施例は、図2、3に示すように、扇
子の要33の下方を上方枠1内に挿入して左右に開く
と、扇子の要33の上方で、後方の外扇骨31aが後方
左横の小さな正方形Qの左端の縦外枠12に当接すると
ともに、前方の外扇骨31bが前方右横の小さな正方形
Rの右端の縦外枠16に当接する。
【0015】また、前記扇子の要33の下方で、重なり
合って開く各内扇骨32の下端の谷間のいずれかが下方
枠2の左右の短枠22、24に嵌まる。
【0016】このように、上記上方枠に両外扇骨31
a、31bが当接して2点で支持され、また上記下方枠
に各内扇骨32の下端の谷間のいずれかが嵌まり2点が
支持されるので、扇子は上下の枠で固定され、電車や自
動車等の揺れ動く室内で使用できる。
【0017】また、上方枠と下方枠及び支持柱で簡単な
枠体を形成できるので、目立たず、扇子の邪魔にならな
い。
【0018】なお、このように電車や自動車等の揺れ動
く室内で使用できるので、この扇子掛けに扇子を掛け、
例えば自動車の窓ガラスに取付けて、日除けとしても用
いることができる。
【0019】
【効果】この考案は、上記の通りに構成したので、上記
上方枠1による2点の支持及び上記下方枠2による下方
からの2点の支持により、扇子は固定され、電車や自動
車等の揺れ動く室内で使用できる。
【0020】また、上方枠1と下方枠2及び支持柱3で
簡単な枠体を形成しているので、目立たず、扇子の邪魔
にならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例を示す斜視図
【図2】実施例の使用方法を説明する斜視図
【図3】図2のA−A断面図
【図4】取付具の取付箇所を変更した斜視図
【図5】従来例を示す正面図
【符号の説明】
1 上方枠 2 下方枠 3 支持柱 4 取付具 12 上方枠の左後方の縦外枠 14 上方枠の左前方の縦内枠 16 上方枠の右前方の縦外枠 18 上方枠の右後方の縦内枠 22 下方枠の左枠 24 下方枠の右枠 31a 外扇骨 31b 外扇骨 32 内扇骨 33 要

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扇子の要33付近の前後幅に合わせた長
    さを一辺とする大きな正方形Pと、この正方形Pの縦幅
    の半分を境として、この縦幅の半分を一辺とする小さな
    正方形Q、Rを前記大きな正方形Pの後方左横及び前方
    右横に各々連設し、この大小の正方形P、Q、Rの連設
    により示される空間形状を取り囲む輪郭線に沿って上方
    枠1を形成し、この上方枠1の下方に、前記扇子の内扇
    骨32が当接する横長の長方形状の下方枠2を形成し、
    この上方枠1と下方枠2を前記扇子の要33から最下端
    までの長さより短い長さの支持柱3で支持し、この上下
    枠体1、2と支持体3のいずれかに取付具4を連結して
    成る扇子掛け。
JP5806291U 1991-07-24 1991-07-24 扇子掛け Expired - Lifetime JPH0727864Y2 (ja)

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JP5806291U JPH0727864Y2 (ja) 1991-07-24 1991-07-24 扇子掛け

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JP5806291U JPH0727864Y2 (ja) 1991-07-24 1991-07-24 扇子掛け

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Publication Number Publication Date
JPH059317U JPH059317U (ja) 1993-02-09
JPH0727864Y2 true JPH0727864Y2 (ja) 1995-06-28

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ID=13073427

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JP5806291U Expired - Lifetime JPH0727864Y2 (ja) 1991-07-24 1991-07-24 扇子掛け

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CN107280255A (zh) * 2017-08-02 2017-10-24 安吉六合工艺品有限公司 扇子架

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JPH059317U (ja) 1993-02-09

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