JPH07278144A - フルオロプロピルチアゾリジン誘導体及び除草剤 - Google Patents

フルオロプロピルチアゾリジン誘導体及び除草剤

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JPH07278144A
JPH07278144A JP7328894A JP7328894A JPH07278144A JP H07278144 A JPH07278144 A JP H07278144A JP 7328894 A JP7328894 A JP 7328894A JP 7328894 A JP7328894 A JP 7328894A JP H07278144 A JPH07278144 A JP H07278144A
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weeds
fluoropropylthiazolidine
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JP7328894A
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Kenji Makino
健二 牧野
Hideaki Suzuki
秀章 鈴木
Takeshi Nagaoka
武志 長岡
Toshio Niki
俊夫 仁木
Yoshiyuki Kusuoka
義之 楠岡
Toshimasa Hamada
敏正 濱田
Tsutomu Nawamaki
勤 縄巻
Shigeomi Watanabe
重臣 渡辺
Yoichi Ito
洋一 伊藤
Kazuhisa Sudo
和久 須藤
Kunimitsu Nakahira
国光 中平
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Nissan Chemical Corp
Original Assignee
Nissan Chemical Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】式(1)で表されるフルオロプロピルチアゾリ
ジン及びそれを含有する除草剤。 【化1】 【効果】この化合物はビートに薬害を与えることなく、
低薬量で多くの雑草に対して高い効果を示す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規なフルオロプロピル
チアゾリジン誘導体およびそれを有効成分とする除草剤
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】イネ、小麦、トウモロコシ、大豆、ワ
タ、ビート等重要な作物を雑草害から守り増収をはかる
為に除草剤を使用することは欠くことができない。特に
近年はこれらの有用作物と雑草の混在する耕地において
作物と雑草の茎葉部へ同時処理しても作物に対して薬害
を示さず雑草のみを選択的に枯殺しうる選択性除草剤が
望まれている。また、環境汚染防止、輸送、散布の際の
経済コスト低減等の観点から、できるだけ低薬量で高い
除草効果をあげる化合物の探索研究が長年にわたり続け
られている。このような特性を有する化合物のいくつか
は選択性除草剤として現在使用されているが、依然とし
てこれらの性質を備える更に優れた新しい化合物の需要
も存在する。
【0003】本発明化合物に類似する先行技術として
は、置換チアゾリジン類が公表特許平5−501236
号公報に開示されてはいるが、本発明化合物を含むハロ
アルキル基で置換されたチアゾリジン誘導体の具体的な
物性値の記載はなく、本発明化合物は新規化合物であ
る。また、該特許には、本発明化合物の特異な有用性、
即ち高活性、高選択性ビート用除草剤としての記載はな
い。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、重要作物
に対して選択性のある除草剤を開発するため長年にわた
る研鑽をつづけ殺草力のより高い、かつ選択性をもつ化
合物を生み出すべく、多くの化合物についてその除草特
性を検討してきた。その結果、式(1):
【0005】
【化2】
【0006】で表されるフルオロプロピルチアゾリジン
誘導体及びその農業的に適している塩類(以下、本発明
化合物と称する)が、土壌処理、土壌混和処理及び茎葉
処理のいずれの場合にも、多くの雑草に対して格段に強
い殺草力を有し、かつ重要作物であるビートに対して高
い安全性を有することを見出し本発明を完成した。本発
明化合物は、下記の反応式1〜6のいずれかを選ぶこと
により容易に製造できる。 〔反応式1〕
【0007】
【化3】
【0008】〔式中、Zはハロゲン原子を表す。〕すな
わち、トリアジン誘導体(2)を、テトラヒドロフラ
ン、ジメトキシエタン、アセトニトリル、プロピオニト
リル、ジメチルホルムアミド、ジクロロメタン、エチレ
ンジクロリド、ベンゼン、トルエン等の溶媒中、クロル
スルホニルイソシアナートと反応させ、引続き、トリエ
チルアミン、ピリジン、水素化ナトリウム、ナトリウム
メトキシド、ナトリウムエトキシド、水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム、炭酸カリウム等の塩基の存在下、
2−イミノ−3−フルオロプロピルチアゾリジン類
(3)または(4)と反応させることにより本発明化合
物(1)を得ることができる。
【0009】クロルスルホニルイソシアナートはトリア
ジン誘導体(2)1モルに対して0.7〜1.3モル量
用いられる。反応温度は−50℃から80℃の範囲から
任意に選択できる。2−イミノ−3−フルオロプロピル
チアゾリジン類(3)または(4)はトリアジン誘導体
(2)1モルに対して0.7から1.3モル量、また、
塩基は2−イミノ−3−フルオロプロピルチアゾリジン
類(3)または(4)1モルに対して0.5から4.0
モル量用いられる。反応温度は−50℃から100℃の
範囲から任意に選択できる。 〔反応式2〕
【0010】
【化4】
【0011】〔式中、Zは前記と同様の意味を表し、Y
は炭素原子数1から6の低級アルキル基またはフェニル
基を表す。〕すなわち2−イミノ−3−フルオロプロピ
ルチアゾリジン類(3)または(4)とフェニルN−ク
ロルスルホニルカーバメート(5:Y=フェニル基)あ
るいはアルキルN−クロルスルホニルカーバメート
(5:Y=低級アルキル基)との反応は、2−イミノ−
3−フルオロプロピルチアゾリジン類(3)または
(4)1モルに対してカーバメート誘導体(5)を0.
5から3.0モル量用いて行われるが、好ましくは0.
9から1.2モル量の範囲が適当である。
【0012】反応温度は−50℃から100℃の範囲か
ら任意に選択できるが、好ましくは−20℃から30℃
の範囲が適当である。本反応は各種の塩基を用いて実施
される。塩基の量は2−イミノ−3−フルオロプロピル
チアゾリジン類(3)または(4)1モルに対して0.
5から4.0モル量用いられる。
【0013】適当な塩基としては、例えばトリエチルア
ミン、ピリジン等の有機塩基類、水素化ナトリウム等の
金属水素化物類、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、
炭酸カリウム等の無機塩基類、ナトリウムメトキシド、
ナトリウムエトキシド等の金属アルコキシド類が用いら
れる。本反応の適当な溶媒としては、本反応に不活性な
溶媒、例えばベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族
炭化水素類、ジクロルメタン、クロロホルム、エチレン
ジクロリド等のハロゲン化炭化水素類、エチルエーテ
ル、イソプロピルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロ
フラン等のエーテル類、アセトニトリル、プロピオニト
リル等のニトリル類、石油エーテル、石油ベンジン、ヘ
プタン等の炭化水素類、アセトン、メチルエチルケトン
等のケトン類、酢酸エチル等のエステル類、ジメチルホ
ルムアミド、ジメチルアセトアミド、ヘキサメチルリン
酸トリアミド等のアミド類である。これら溶媒は単独で
または混合して用いてもよい。特に好ましいのは、エー
テル類またはアミド類を用いた場合である。
【0014】次いで、フェニル3−フルオロプロピルチ
アゾリジン−2−イミノスルホニルカーバメート(6:
Y=フェニル基)あるいはアルキル3−フルオロプロピ
ルチアゾリジン−2−イミノスルホニルカーバメート
(6:Y=低級アルキル基)とトリアジン誘導体(2)
を、ベンゼン、トルエン、キシレン、ジオキサン等の各
種溶媒中にて加熱することにより本発明化合物(1)を
得ることができる。 〔反応式3〕
【0015】
【化5】
【0016】〔式中、Yは前記と同様の意味を表す。〕
すなわち、3−フルオロプロピルチアゾリジン−2−イ
ミノスルホンアミド(7)を、アセトン、アセトニトリ
ル、ジオキサン等の溶媒中、炭酸カリウム等の無機塩基
あるいは、トリエチルアミン、1,8−ジアザビシクロ
〔5.4.0〕−7−ウンデセン(DBU)等の有機塩
基の存在下、カーバメート誘導体(8)と反応させるこ
とにより本発明化合物(1)を得ることができる。 〔反応式4〕
【0017】
【化6】
【0018】〔式中、Yは前記と同様の意味を表す。〕
すなわち、3−フルオロプロピルチアゾリジン−2−イ
ミノスルホンアミド(7)を、アセトン、メチルエチル
ケトン、アセトニトリル、テトラヒドロフラン、ジメチ
ルホルムアミド、ジオキサン等の溶媒中、炭酸カリウ
ム、トリエチルアミン等の塩基の存在下クロルギ酸エス
テルもしくは炭酸エステルと反応させることにより、フ
ェニル3−フルオロプロピルチアゾリジン−2−イミノ
スルホニルカーバメート(6:Y=フェニル基)あるい
はアルキル3−フルオロプロピルチアゾリジン−2−イ
ミノスルホニルカーバメート(6:Y=低級アルキル
基)を得る。次いで、ベンゼン、トルエン、キシレン、
ジオキサン等の溶媒中にてトリアジン誘導体(2)と加
熱することにより本発明化合物(1)を得ることができ
る。 〔反応式5〕
【0019】
【化7】
【0020】すなわち、2−イミノ−3−フルオロプロ
ピルチアゾリジン(3)とクロルスルホニルイソシアナ
ートとの反応は、2−イミノ−3−フルオロプロピルチ
アゾリジン(3)1モルに対してクロルスルホニルイソ
シアナート0.7から2.0モル量用いて行われるが、
好ましくは0.9から1.5モル量の範囲が適当であ
る。
【0021】本反応において、中間体1−〔3−(3−
フルオロプロピル)チアゾリジン−2−イミノスルホニ
ル〕−3−クロルスルホニル尿素の合成は、反応温度−
50℃から50℃の範囲で実施される。次に、反応温度
を、60℃から150℃の範囲から転位反応およびそれ
に伴う生成塩化水素の除去に適した温度に設定し、加熱
することにより3−フルオロプロピルチアゾリジン−2
−イミノスルホニルイソシアナート(9)に導くことが
できる。
【0022】本反応の適当な溶媒としては、本反応に不
活性な溶媒、例えば、ベンゼン、トルエン、キシレン等
の芳香族炭化水素類、クロルベンゼン、ジクロルベンゼ
ン等の芳香族ハロゲン化物類、ニトロベンゼン等の芳香
族ニトロ化物類、エチレンジクロリド等のハロゲン化炭
化水素類、ジオキサン、テトラヒドロフラン等のエーテ
ル類、アセトニトリル、プロピオニトリル等のニトリル
類、石油エーテル、石油ベンジン、ヘプタン等の炭化水
素類、メチルエチルケトン等のケトン類、酢酸エチル等
のエステル類である。これら溶媒は単独でまたは混合し
て用いてもよい。特に好ましいのは、芳香族ハロゲン化
物類、または芳香族炭化水素類を用いた場合である。
【0023】次いで、3−フルオロプロピルチアゾリジ
ン−2−イミノスルホニルイソシアナート(9)とトリ
アジン誘導体(2)を、ジクロロメタン、クロロホル
ム、エチレンジクロリド、エチルエーテル、ジオキサ
ン、アセトニトリル、アセトン、メチルエチルケトン、
ベンゼン、トルエン、キシレン、クロルベンゼン、ジク
ロルベンゼン等の溶媒中にて反応することにより本発明
化合物(1)を得ることができる。 〔反応式6〕
【0024】
【化8】
【0025】すなわち、3−フルオロプロピルチアゾリ
ジン−2−イミノスルホニルクロリド(10)とトリア
ジン誘導体(2)およびシアン酸ナトリウムとの反応
は、3−フルオロプロピルチアゾリジン−2−イミノス
ルホニルクロリド(10)1モルに対してトリアジン類
(2)を0.5から1.5モル量、シアン酸ナトリウム
を1から3モル量用いて行われる。反応温度は−20℃
から50℃の範囲から任意に選択できるが、好ましくは
5℃から30℃の範囲が適当である。
【0026】本反応は各種の塩基を用いて実施される。
塩基の量は3−フルオロプロピルチアゾリジン−2−イ
ミノスルホニルクロリド(10)1モルに対して1から
3モル量用いられる。適当な塩基としては、トリエチル
アミン、ピリジン等の有機塩基類、ナトリウムメトキシ
ド、ナトリウムエトキシド等の金属アルコキシド類、水
素化ナトリウム等の金属水素化物類、水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム、炭酸カリウム等の無機塩基類が用
いられるが、特に好ましいのは有機塩基類を用いた場合
である。
【0027】本反応の適当な溶媒としては、本反応に不
活性な溶媒、例えばベンゼン、トルエン、キシレン等の
芳香族炭化水素類、ジクロロメタン、クロロホルム、エ
チレンジクロリド等のハロゲン化炭化水素類、ジオキサ
ン、テトラヒドロフラン等のエーテル類、アセトニトリ
ル、プロピオニトリル等のニトリル類、アセトン、メチ
ルエチルケトン等のケトン類、ジメチルホルムアミド、
ジメチルアセトアミド、ヘキサメチルリン酸トリアミド
等のアミド類である。これら溶媒は単独でまたは混合し
て用いてもよい。特に好ましいのはニトリル類またはア
ミド類を用いた場合である。
【0028】3−フルオロプロピルチアゾリジン−2−
イミノスルホニルクロリド(10)は以下の反応式7等
の方法を用い、2−イミノ−3−フルオロプロピルチア
ゾリジン類(3)または(4)より合成することができ
る。 〔反応式7〕
【0029】
【化9】
【0030】〔式中、Zは前記と同様の意味を表す。〕 反応式7において、塩化スルフリルの量は当モルから過
剰量まで任意に選択することができる。本反応は各種の
塩基を用いて実施される。塩基の量は2−イミノ−3−
フルオロプロピルチアゾリジン類(3)または(4)1
モルに対して0.8から5モル量用いられる。
【0031】適当な塩基としては、トリエチルアミン、
ピリジン等の有機塩基類、ナトリウムメトキシド、ナト
リウムエトキシド等の金属アルコキシド類、水素化ナト
リウム等の金属水素化物類、水酸化ナトリウム、水酸化
カリウム、炭酸カリウム等の無機塩基類が用いられる
が、特に好ましいのは有機塩基類を用いた場合である。
本反応の適当な溶媒としては、本反応に不活性な溶媒、
例えばベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水
素類、ジクロロメタン、クロロホルム、エチレンジクロ
リド等のハロゲン化炭化水素類、ジオキサン、テトラヒ
ドロフラン等のエーテル類、アセトニトリル、プロピオ
ニトリル等のニトリル類、アセトン、メチルエチルケト
ン等のケトン類、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセ
トアミド、ヘキサメチルリン酸トリアミド等のアミド類
である。
【0032】これら溶媒は単独でまたは混合して用いて
もよい。反応温度は−50℃から100℃の範囲から任
意に選択できるが、好ましくは−20℃から50℃の範
囲が適当である。3−フルオロプロピルチアゾリジン−
2−イミノスルホンアミド(7)は以下の反応式8およ
び9の方法を用い合成することができる。〔反応式8〕
【0033】
【化10】
【0034】〔式中、Zは前記と同様の意味を表す。〕 反応式8において、tert−ブタノールとクロルスル
ホニルイソシアナートとの反応は、それ自体公知の方法
例えば、特開昭50−101323号公報を参考にして
実施することができる。2−イミノ−3−フルオロプロ
ピルチアゾリジン類(3)または(4)とtert−ブ
チルスルファモイルクロリドとの反応は、2−イミノ−
3−フルオロプロピルチアゾリジン類(3)または
(4)1モルに対してtert−ブチルスルファモイル
クロリド0.5から3.0モル量を用いて行われるが、
好ましくは0.9から1.2モル量の範囲が適当であ
る。
【0035】反応温度は−50℃から100℃の範囲か
ら任意に選択できるが、好ましくは−20℃から30℃
の範囲が適当である。本反応は各種の塩基を用い実施さ
れる。塩基の量は2−イミノ−3−フルオロプロピルチ
アゾリジン類(3)または(4)1モルに対し、0.5
から4.0モル量用いられるが、好ましくは0.8から
2.5モル量の範囲が適当である。適当な塩基として
は、例えば水素化ナトリウム等の金属水素化物類、トリ
エチルアミン、ピリジン等の有機塩基類、水酸化ナトリ
ウム、水酸化カリウム、炭酸カリウム等の無機塩基類、
ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド等の金属
アルコキシド類が用いられるが、特に好ましいのは有機
塩基類を用いた場合である。 本反応の適当な溶媒とし
ては、本反応に不活性な溶媒、例えばベンゼン、トルエ
ン、キシレン等の芳香族炭化水素類、ジクロルメタン、
クロロホルム、エチレンジクロリド等のハロゲン化炭化
水素類、エチルエーテル、イソプロピルエーテル、ジオ
キサン、テトラヒドロフラン等のエーテル類、アセトニ
トリル、プロピオニトリル等のニトリル類、石油エーテ
ル、石油ベンジン、ヘプタン等の炭化水素類、アセト
ン、メチルエチルケトン等のケトン類、酢酸エチル等の
エステル類、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトア
ミド、ヘキサメチルリン酸トリアミド等のアミド類であ
る。これら溶媒は単独でまたは混合して用いてもよい。
特に好ましいのは、エーテル類またはアミド類が用いら
れた場合である。
【0036】反応式8において、tert−ブチル基の
除去はトリフルオロ酢酸を用いて行われる。トリフルオ
ロ酢酸の量は当モルから過剰量まで任意に選択すること
ができる。トリフルオロ酢酸を溶媒として用いても何ら
問題はない。反応温度は−50℃から80℃の範囲から
任意に選択できる。好ましくは−20℃から30℃の範
囲が適当である。
【0037】本反応に溶媒を用いる場合には、本反応に
不活性な溶媒、例えば、ベンゼン、トルエン、キシレン
等の芳香族炭化水素類、ジクロルメタン、クロロホル
ム、エチレンジクロリド等のハロゲン化炭化水素類、エ
チルエーテル、イソプロピルエーテル、ジオキサン、テ
トラヒドロフラン等のエーテル類、アセトニトリル、プ
ロピオニトリル等のニトリル類、石油エーテル、石油ベ
ンジン、ヘプタン等の炭化水素類、アセトン、メチルエ
チルケトン等のケトン類、酢酸エチル等のエステル類、
ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、ヘキサ
メチルリン酸トリアミド等のアミド類である。これら溶
媒は単独でまたは混合して用いても良い。〔反応式9〕
【0038】
【化11】
【0039】反応式9において、アンモニアの量は3−
フルオロプロピルチアゾリジン−2−イミノスルホニル
クロリド(10)1モルに対して、2モルから過剰量ま
で任意に選択することができる。アンモニアとしては、
液体状、ガス状或いは水溶液のアンモニアを用いても何
ら問題はない。反応温度は−76℃から80℃の範囲か
ら任意に選択できる。
【0040】本反応の適当な溶媒としては、本反応に不
活性な溶媒、例えば、ベンゼン、トルエン、キシレン等
の芳香族炭化水素類、ジクロルメタン、クロロホルム、
エチレンジクロリド等のハロゲン化炭化水素類、エチル
エーテル、イソプロピルエーテル、ジオキサン、テトラ
ヒドロフラン等のエーテル類、アセトニトリル、プロピ
オニトリル等のニトリル類、石油エーテル、石油ベンゼ
ン、ヘプタン等の炭化水素類、アセトン、メチルエチル
ケトン等のケトン類、酢酸エチル等のエステル類、ジメ
チルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、ヘキサメチ
ルリン酸トリアミド等のアミド類、メタノール、エタノ
ール等のアルコール類である。これら溶媒は単独でまた
は混合して用いてもよい。また、使用するアンモニアの
性状により最適な溶媒は異なる。
【0041】本発明に用いられる中間体のフェニル3−
フルオロプロピルチアゾリジン−2−イミノスルホニル
カーバメート(6:Y=フェニル基)、アルキル3−フ
ルオロプロピルチアゾリジン−2−イミノスルホニルカ
ーバメート(6:Y=低級アルキル基)、3−フルオロ
プロピルチアゾリジン−2−イミノスルホンアミド
(7)、3−フルオロプロピルチアゾリジン−2−イミ
ノスルホニルイソシアナート(9)および3−フルオロ
プロピルチアゾリジン−2−イミノスルホニルクロリド
(10)もまた新規化合物である。
【0042】反応式2において、フェニルN−クロルス
ルホニルカーバメート(5:Y=フェニル基)及びアル
キルN−クロルスルホニルカーバメート(5:Y=低級
アルキル基)は、それ自体公知の方法例えば、ケミッシ
ェ・ベリヒテ(Chemische Bericht
e)、96巻、56頁(1963年)を参考にして合成
することができる。
【0043】上記反応の出発原料として用いられる2−
イミノ−3−フルオロプロピルチアゾリジン類(3)ま
たは(4)は、例えば米国特許第4,237,302号
公報等を参考にして合成することができる。2−イミノ
−3−フルオロプロピルチアゾリジン(3)の合成スキ
ームを反応式10に示す。 〔反応式10〕
【0044】
【化12】
【0045】以下に本発明化合物の合成例を参考例およ
び実施例として具体的に述べるが、本発明はこれらに限
定されるものではない。 〔参考例1〕 2−イミノ−3−(3−フルオロプロピル)チアゾリジ
ン類(3)及び(4:Z=Br)の合成
【0046】
【化13】
【0047】ジメチルホルムアミド5mlに2−アミノ
チアゾリン6.12g(60mmol)を溶解し、室温
下1−ブロモ−3−フルオロプロパン10g(71mm
ol)を加えた。反応混合物を80℃にて6時間加熱撹
拌した後、室温まで放冷した。反応混合物に酢酸エチル
300mlを加え、室温下10分間撹拌した。生じた油
状物をデカンテーションにて酢酸エチル溶液から分離
し、同様の操作を2回繰り返した後、油状物に酢酸エチ
ルと少量のメタノールを加えて結晶化させ、濾取するこ
とにより2−イミノ−3−(3−フルオロプロピル)チ
アゾリジン臭化水素塩(4:Z=Br)7.19gを得
た。融点 126〜129℃ 次に2−イミノ−3−(3−フルオロプロピル)チアゾ
リジン臭化水素塩(4:Z=Br)1.23g(5mm
ol)をメタノール20ml中85%水酸化カリウム
0.33g(5mmol)と室温下1時間撹拌した。減
圧下メタノールを留去した後、残査にクロロホルム20
mlを加え、析出した不溶物を濾別除去した。減圧下ク
ロロホルムを留去することにより、油状の2−イミノ−
3−(3−フルオロプロピル)チアゾリジン(3)0.
8gを得た。
【0048】
【実施例】
1−〔3−(3−フルオロプロピル)チアゾリジン−2
−イミノスルホニル〕−3−(4,6−ジメトキシトリ
アジン−2−イル)尿素(1)の合成
【0049】
【化14】
【0050】2−アミノ−4,6−ジメトキシトリアジ
ン0.31g(2mmol)を乾燥テトラヒドロフラン
10mlに溶解し、室温にてクロルスルホニルイソシア
ネート0.28g(2mmol)を滴下した。30分間
撹拌後、2−イミノ−3−(3−フルオロプロピル)チ
アゾリジン(3)0.32g(2mmol)、トリエチ
ルアミン0.22g(2.2mmol)およびテトラヒ
ドロフラン10mlの混合物を加え、室温で引き続き3
0分間撹拌した。次に、減圧下溶媒を留去した後、得ら
れた残渣に水50mlを加え、クロロホルム50mlで
3回抽出した。減圧下溶媒を留去し、残渣にエーテルお
よびアセトニトリルを加え結晶化させた後、濾取するこ
とにより、目的の1−〔3−(3−フルオロプロピル)
チアゾリジン−2−イミノスルホニル〕−3−(4,6
−ジメトキシトリアジン−2−イル)尿素(1)0.1
4gを得た。融点 154〜156℃ 本発明化合物の施用薬量は適用場面、施用時期、施用方
法、対象雑草、栽培作物等により差異はあるが、一般に
は有効成分量としてヘクタール(ha)当たり0.00
01〜1kg程度、好ましくは0.001〜0.5kg
程度が適当である。
【0051】また、本発明化合物は必要に応じて製剤ま
たは散布時に他種の除草剤、各種殺虫剤、殺菌剤、植物
生長調節剤、共力剤、セーフナーなどと混合施用しても
良い。特に、他の除草剤と混合施用することにより、施
用薬量の減少による低コスト化、混合薬剤の相乗作用に
よる殺草スペクトラムの拡大や、より高い殺草効果が期
待できる。この際、同時に複数の公知除草剤との組み合
わせも可能である。本発明化合物と混合使用する除草剤
の種類としては、例えば、フォーム・ケミカルズ・ハン
ドブック(Farm Chemicals Handb
ook)1990年版に記載されている化合物などがあ
る。
【0052】本発明化合物を除草剤として施用するにあ
たっては、一般には適当な担体、例えばクレー、タル
ク、ベントナイト、珪藻土、ホワイトカーボン等の固体
担体あるいは水、アルコール類(イソプロパノール、ブ
タノール、ベンジンアルコール、フルフリルアルコール
等)、芳香族炭化水素類(トルエン、キシレン等)、エ
ーテル類(アニソール類)、ケトン類(シクロヘキサノ
ン、イソホロン等)、エステル類(酢酸ブチル等)、酸
アミド類(N−メチルピロリドン等)またはハロゲン化
炭化水素類(クロルベンゼン等)などの液体担体と混用
して適用することができ、所望により界面活性剤、乳化
剤、分散剤、浸透剤、展着剤、増粘剤、凍結防止剤、固
結防止剤、安定剤などを添加し、液剤、乳剤、水和剤、
ドライフロアブル剤、フロアブル剤、粉剤、粒剤等任意
の剤型にて実用に供することができる。
【0053】次に具体的に本発明化合物を用いる場合の
製剤の配合例を示す。但し本発明の配合例は、これらの
みに限定されるものではない。なお、以下の配合例にお
いて「部」は重量部を意味する。
【0054】〔水和剤〕 本発明化合物 5〜80部 固体担体 10〜85部 界面活性剤 1〜10部 その他 1〜5 部 その他として、例えば固結防止剤などがあげられる。
【0055】〔乳剤〕 本発明化合物 1〜30部 液体担体 30〜95部 界面活性剤 5〜15部 〔フロアブル剤〕 本発明化合物 5〜70部 液体担体 15〜65部 界面活性剤 5〜12部 その他 5〜30部 その他として、例えば凍結防止剤、増粘剤等があげられ
る。
【0056】〔粒状水和剤(ドライフロアブル剤)〕 本発明化合物 20〜90部 固体担体 10〜60部 界面活性剤 1〜20部 〔粒剤〕 本発明化合物 0.1〜10部 固体担体 90〜99.9部 その他 1〜5 部
【0057】 〔配合例1〕水和剤 本発明化合物 20部 ジークライトA 76部 (カオリン系クレー:ジークライト工業(株)商品名) ソルポール5039 2部 (非イオン性界面活性剤とアニオン性界面活性剤との混合物:東邦化学 工業(株)商品名) カープレックス(固結防止剤) 2部 (ホワイトカーボン:塩野義製薬(株)商品名) 以上を均一に混合粉砕して水和剤とする。
【0058】 〔配合例2〕水和剤 本発明化合物 40部 ジークライトA 54部 (カオリン系クレー:ジークライト工業(株)商品名) ソルポール5039 2部 (非イオン性界面活性剤とアニオン性界面活性剤との混合物: 東邦化学工業(株)商品名) カープレックス(固結防止剤) 4部 (ホワイトカーボン:塩野義製薬(株)商品名) 以上を均一に混合粉砕して水和剤とする。
【0059】 〔配合例3〕乳剤 本発明化合物 5部 キシレン 75部 ジメチルホルムアミド 15部 ソルポール2680 5部 (非イオン性界面活性剤とアニオン性界面活性剤との混合物: 東邦化学工業(株)商品名) 以上を均一に混合して乳剤とする。
【0060】 〔配合例4〕フロアブル剤 本発明化合物 25部 アグリゾールS−710 10部 (非イオン性界面活性剤:花王(株)商品名) ルノックス1000C 0.5部 (アニオン性界面活性剤:東邦化学工業(株)商品名) 1%ロドポール水 20部 (増粘剤:ローン・プーラン社商品名) 水 44.5部 以上を均一に混合して、フロアブル剤とする。
【0061】 〔配合例5〕フロアブル剤 本発明化合物 40部 アグリゾールS−710 10部 (非イオン性界面活性剤:花王(株)商品名) ルノックス1000C 0.5部 (アニオン性界面活性剤:東邦化学工業(株)商品名) 1%ロドポール水 20部 (増粘剤:ローン・プーラン社商品名) 水 29.5部 以上を均一に混合して、フロアブル剤とする。
【0062】 〔配合例6〕粒状水和剤(ドライフロアブル剤) 本発明化合物 75部 イソバンNo.1 10部 (アニオン性界面活性剤:クラレイソプレンケミカル(株)商品名) バニレックスN 5部 (アニオン性界面活性剤:山陽国策パルプ(株)商品名) カープレックス#80 10部 (ホワイトカーボン:塩野義製薬(株)商品名) 以上を均一に混合微粉砕してドライフロアブル剤とす
る。
【0063】 〔配合例7〕粒剤 本発明化合物 1部 ベントナイト 55部 タルク 44部 以上を均一に混合粉砕した後、少量の水を加えて撹拌混
合捍和し、押出式造粒機で造粒し、乾燥して粒剤にす
る。
【0064】使用に際しては上記水和剤、乳剤、フロア
ブル剤、粒状水和剤は水で50〜1000倍に希釈し
て、有効成分が1ヘクタール(ha)当たり0.000
1〜1kgになるように散布する。本発明化合物は、畑
地用でのビート用除草剤として、土壌処理、土壌混和処
理、茎葉処理のいずれの処理方法においても使用でき
る。本発明化合物の対象とする畑地雑草(Cropland wee
ds)としては、例えば、イヌホウズキ(Solanum nigru
m)、チョウセンアサガオ(Datura stramonium )等に
代表されるナス科(Solanaceae)雑草、イチビ(Abutil
on theophrasti)、アメリカキンゴジカ(Side spinos
a)等に代表されるアオイ科(Malvaceae )雑草、
【0065】マルバアサガオ(Ipomoea purpurea)等の
アサガオ類(Ipomoea spps.) やヒルガオ類(Calysteg
ia spps.) 等に代表されるヒルガオ科(Convolvulacea
e)雑草、イヌビユ( Amaranthus lividus)、アオビユ
Amaranthus viridis)等に代表されるヒユ科(Amaran
thaceae)雑草、オナモミ(Xanthium strumarium ) 、ブ
タクサ(Ambrosia artemisiaefolia)、ヒマワリ(Heli
anthus annuu) 、ハキダメギク( Galinsoga ciliat )
セイヨウトゲアザミ( Cirsium arvense)、ノボロギク
Senecio vulgaris)、ヒメジョン(Erigeron annus
等に代表されるキク科(Compositae) 雑草、
【0066】イヌガラシ(Rorippa indica)、ノハラガ
ラシ(Sinapis arvensis)、ナズナ(Capsella Bursapas
tris )等に代表されるアブラナ科(Cruciferae)雑
草、イヌタデ(Polygonum Blumei)、ソバカズラ(Polygo
num convolvulus )等に代表されるタデ科(Polygonace
ae)雑草、スベリヒユ(Portulaca oleracea)等に代表
されるスベリヒユ科(Portulacaceae )雑草、シロザ
Chenopodium album )、コアカザ(Chenopodium fici
folium)、ホウキギ(Kochia scoparia)等に代表され
るアカザ科(Chenopodiaceae)雑草、ハコベ(Stellari
a media )等に代表されるナデシコ科(Caryophyllacea
e )雑草、
【0067】オオイヌノフグリ(Veronica persica)等
に代表されるゴマノハグサ科(Scrophulariaceae)雑
草、ツユクサ(Commelina communis)等に代表されるツ
ユクサ科(Commelinaceae )雑草、ホトケノザ(Lamium
amplexicaule )、ヒメオドリコソウ(Lamium purpure
um)等に代表されるシソ科(Labiatae)雑草、コニシキ
ソウ(Euphorbia supina)、オオニシキソウ(Euphorbi
a maculata) 等に代表されるトウダイグサ科(Euphorbi
aceae)雑草、
【0068】トゲナシヤエムグラ(Galium spurium)、
ヤエムグラ(Galium aparine)、アカネ(Rubia akane
) 等に代表されるアカネ科(Rubiaceae )雑草、スミ
レ(Viola arvensis)等に代表されるスミレ科(Violac
eae )雑草、アメリカツノクサネム(Sesbania exaltat
a )、エビスグサ(Cassia obtusifolia)等に代表され
るマメ科(Leguminosae )雑草等の広葉雑草(Broad-le
aved weeds)、野生ソルガム(Sorgham bicolor)、オオ
クサキビ(Panicum dichotomiflorum )、ジョンソング
ラス(Sorghum halepense )、イヌビエ( Echinochloa
crus-galli) 、メヒシバ( Digitaria adscendens)、カ
ラスムギ(Avena fatua )、オヒシバ(Eleusine indic
a )、エノコログサ(Setaria viridis )、スズメノテ
ッポウ(Alopecurus aegualis )等に代表されるイネ科
雑草(Graminaceous weeds)、
【0069】ハマスゲ(Cyperus rotundus, Cyperus es
culentus)等に代表されるカヤツリグサ科雑草(Cypera
ceous weeds )、コムギ(Triticum vulg
are)、オオムギ(Hordeum vulgar
)等に代表される自然発生した作物(Volunte
er weeds)等があげられる。
【0070】次に、本発明化合物の除草剤としての有用
性を以下の試験例において具体的に説明する。 〔試験例−1〕 茎葉処理による除草効果試験 縦33cm、横33cm、深さ8cmのプラスチック製箱に殺
菌した洪積土壌を入れ、ノビエ、エノコログサ、カラス
ムギ、ブラックグラス、イチビ、オナモミ、アオビユ、
アサガオ、ハコベ、トウモロコシ、イネ、コムギ、ダイ
ズ、ワタ、ビートを混播し、約1.5cm覆土した後、2
5〜30°Cの室温に置いて、植物を14日間育成し、
有効成分量が所定の割合になるように、茎葉部へ均一に
散布した。散布の際の薬液は、前記配合例等に準じて適
宜調整された水和剤を水で希釈して小型スプレーで各種
雑草の茎葉部の全面に散布した。薬液散布4週間後に作
物および各種雑草に対する除草効果を下記の判定基準に
従い目視により調査した。結果を第1表に示す。
【0071】判定基準 5…殺草率 90%以上(ほとんど完全枯死) 4…殺草率 70〜90% 3…殺草率 40〜70% 2…殺草率 20〜40% 1…殺草率 5〜20% 0…殺草率 5%以下(ほとんど効力なし) なお、表中の記号は、次の意味を示す。 A:ノビエ、B:エノコログサ、C:カラスムギ、D:
ブラックグラス、E:イチビ、F:オナモミ、G:アオ
ビユ、H:アサガオ、I:ハコベ、a:トウモロコシ、
b:イネ、c:コムギ、d:ダイズ、e:ワタ、f:ビ
ート
【0072】
【表1】 〔第1表〕 ───────────────────────────── No. 薬量 ABCDEFGHI abcdef (kg/ha) ───────────────────────────── 本発明 0.04 155455555 555530 化合物 0.16 355555555 555540 (1) 0.63 555555555 555540 ─────────────────────────────
フロントページの続き (72)発明者 仁木 俊夫 千葉県船橋市坪井町722番地1日産化学工 業株式会社中央研究所内 (72)発明者 楠岡 義之 千葉県船橋市坪井町722番地1日産化学工 業株式会社中央研究所内 (72)発明者 濱田 敏正 千葉県船橋市坪井町722番地1日産化学工 業株式会社中央研究所内 (72)発明者 縄巻 勤 埼玉県南埼玉郡白岡町大字白岡1470日産化 学工業株式会社生物科学研究所内 (72)発明者 渡辺 重臣 埼玉県南埼玉郡白岡町大字白岡1470日産化 学工業株式会社生物科学研究所内 (72)発明者 伊藤 洋一 埼玉県南埼玉郡白岡町大字白岡1470日産化 学工業株式会社生物科学研究所内 (72)発明者 須藤 和久 埼玉県南埼玉郡白岡町大字白岡1470日産化 学工業株式会社生物科学研究所内 (72)発明者 中平 国光 埼玉県南埼玉郡白岡町大字白岡1470日産化 学工業株式会社生物科学研究所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式(1): 【化1】 で表されるフルオロプロピルチアゾリジン誘導体または
    その塩類。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の化合物を有効成分として
    含有する選択性除草剤。
JP7328894A 1994-04-12 1994-04-12 フルオロプロピルチアゾリジン誘導体及び除草剤 Pending JPH07278144A (ja)

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