JPH07277742A - カム駆動機構並びにカム駆動機構を用いたゴブ生成装置におけるプランジャ駆動装置 - Google Patents

カム駆動機構並びにカム駆動機構を用いたゴブ生成装置におけるプランジャ駆動装置

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JPH07277742A
JPH07277742A JP9928094A JP9928094A JPH07277742A JP H07277742 A JPH07277742 A JP H07277742A JP 9928094 A JP9928094 A JP 9928094A JP 9928094 A JP9928094 A JP 9928094A JP H07277742 A JPH07277742 A JP H07277742A
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    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B7/00Distributors for the molten glass; Means for taking-off charges of molten glass; Producing the gob, e.g. controlling the gob shape, weight or delivery tact
    • C03B7/08Feeder spouts, e.g. gob feeders
    • C03B7/086Plunger mechanisms

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来のカム動作による駆動形式を採用しつ
つ、カムの交換を不要にして正確な制御を行えるゴブ生
成装置におけるプランジャ駆動装置を提供する。 【構成】 スパウト内の溶融ガラスをオリフィスを通じ
て押し出すプランジャ3を有し、プランジャ3をカム動
作により駆動するゴブ生成装置におけるプランジャ駆動
装置において、所定のカムプロフィールを有するプラン
ジャ駆動用の固定カム14と、制御信号S1 に基づいて
固定カムを回転駆動する駆動手段11,12,13と、
所定のカムプロフィールとは異なるカムプロフィールを
有する仮想固定カムを固定カム14を用いて実現すべく
固定カム14のカム角度に対応づけて回転速度データを
記憶する記憶手段31と、固定カム14のカム角度を検
出し、当該検出したカム角度に対応する回転速度データ
DC に基づいて制御信号S1を出力する制御手段30
と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被駆動体をカム動作に
より駆動するカム駆動機構、並びにスパウト内の溶融ガ
ラスを押し出すプランジャを、上記カム駆動機構による
カム動作により駆動するゴブ生成装置におけるプランジ
ャ駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、大量のガラス製品を生産する生
産ラインにおいては、ガラスを溶融する窯からフィーダ
ーへ、フィーダーから成形機へと工程流れが組まれる。
【0003】窯からフィーダーまでは溶融された連続体
のガラスであるが、このガラスはフィーダー先端に取り
付けられたゴブ生成装置によって個々のガラス製品に見
合った重量のガラス塊(ゴブ)に切断される。このゴブ
生成装置の機構は、溶融ガラスを貯えるスパウトと、ス
パウトからのガラス流出量を制御するオリフィスと、ス
パウト内で上下動してオリフィスを通じてガラスを押し
出すプランジャと、押し出されたガラスを切断するシャ
ーとにより構成される。これら機構を総称してフィーダ
ーメカニズムという。
【0004】上記機構において、プランジャはカム機構
によって上下に駆動される。この上下動によりスパウト
内のガラスはオリフィスを介して押し出されるが、ガラ
スを押出すための作用力を直接付与するのはプランジャ
の下降であり、このときのプランジャの下降速度は非常
に重要な因子になる。
【0005】より具体的には、オリフィスが同じであれ
ば、押し出されるガラスの量や形状はプランジャの下降
速度と下降開始位置とに強く影響される。例えば、プラ
ンジャがオリフィスに向かって下降するときには、オリ
フィスからは自然流量以上のガラスが流れるので、オリ
フィスから押し出されるガラスの太さは、オリフィスと
等しいか或いはガラス粘土の影響によりそれよりも太く
なる。ちなみに、押し出されたガラスが太いまま切断さ
れるとシャーマークが残り製品不良につながるので、シ
ャーマークを残さないために切断時のガラスの太さはあ
る程度細いほうがよいとされている。
【0006】また、ゴブの供給速度は成形機の生産能力
に応じて決められるので、特別な場合を除いてゴブの供
給速度は生産速度に見合ったものになる。したがって、
低速生産においては一のゴブを供給してから次のゴブを
供給するまでの時間が長くなることになり、この場合に
は、その間にオリフィスからガラスが流出しないように
プランジャの上昇速度を制御する必要がある。
【0007】このように、プランジャの上昇速度及び下
降速度(以下、プランジャの駆動速度という)はゴブ成
形において非常に重要な要素になる。
【0008】プランジャの駆動速度を決定するのは、カ
ム機構を構成するカム板(以下、プランジャカムとい
う)のカムプロフィールである。したがって、生産速度
や成形品目を変更する場合などには、プランジャの駆動
速度を変更するためにプランジャカムの交換が必要とな
る。さらにプランジャカムの交換と同時に当該プランジ
ャカムにあわせた駆動タイミングの調整も必要になる。
【0009】ところが、これらの交換、調整には多大な
時間がかかり、生産速度や成形品目を変更する度にカム
板を交換する方法では生産ラインの即応性を実現するこ
とができない。
【0010】そこで、従来においては、プランジャのカ
ム機構による駆動に代えて、プランジャやシャーの動作
タイミングを電気的に制御するフィーダーメカニズムが
提案されている。この電気的制御によるフィーダーメカ
ニズムは、プランジャの駆動手段に、ACサーボモータ
とボールねじを組み合わせたものを使用し、シャー駆動
にはACサーボモータとリンク機構とシリンダとを組み
合わせたものを使用し、制御にはシーケンサを使用して
いる。
【0011】さらに、それらの移動位置、移動速度の制
御には位置制御のNC装置を使用している(特開平5−
139754号公報)。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
電気的制御方式によるフィーダーメカニズムは、その構
成が複雑であるため、非常に高価であるという問題点が
ある。
【0013】また、外部からの動作開始信号の入力タイ
ミングを基準として予め設定したプログラム位置データ
に対応するプランジャの指令位置と実際の位置との差に
相当する偏差量を求め、この偏差量に相当する速度制御
信号をプランジャを駆動するACサーボモータに与えて
フィードバック制御する方法では(例えば、特開平5−
139754号公報参照)、負荷変動などにより偏差量
が変わってしまうと、プランジャの駆動速度が変化する
こととなり、実際に必要とされる駆動速度が得られなく
なってしまうという問題点がある。
【0014】なぜならば、上述したように押し出される
ガラスの量、ゴブ形状及びゴブの供給速度等を制御する
ために必要な要素はプランジャの駆動速度と周期性であ
って、偏差量に対応する駆動速度ではないからである。
【0015】そこで、本発明の目的は、従来に提案され
ていなかったカム駆動機構を提供すると共に、このカム
駆動機構を用いて、カムの交換を不要にして正確な制御
を行うことのできるプランジャ駆動装置を提供すること
にある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、第1の発明は、被駆動体をカムの動作により駆動す
るカム駆動機構において、所定のカムプロフィールを有
する固定カムと、制御信号に基づいて前記固定カムを動
作させる駆動手段と、前記所定のカムプロフィールとは
異なるカムプロフィールを有する仮想固定カムを前記固
定カムを用いて実現すべく前記固定カムのカム角度に対
応づけて位置・速度データを記憶する記憶手段と、前記
固定カムのカム角度を検出し、当該検出したカム角度に
対応する前記位置・速度データに基づいて前記制御信号
を出力する制御手段と、を備えて構成する。
【0017】第2の発明は、スパウト内の溶融ガラスを
オリフィスを通じて押し出すプランジャを有し、前記プ
ランジャをカム動作により駆動するゴブ生成装置におけ
るプランジャ駆動装置において、所定のカムプロフィー
ルを有するプランジャ駆動用の固定カムと、制御信号に
基づいて前記固定カムを回転駆動する駆動手段と、前記
所定のカムプロフィールとは異なるカムプロフィールを
有する仮想固定カムを前記固定カムを用いて実現すべく
前記固定カムのカム角度に対応づけて位置・速度データ
を記憶する記憶手段と、前記固定カムのカム角度を検出
し、当該検出したカム角度に対応する前記位置・速度デ
ータに基づいて前記制御信号を出力する制御手段と、を
備えて構成する。
【0018】また、第3の発明は、第2の発明の構成に
加えて、前記固定カムは予め想定される種々の前記仮想
固定カムのカムプロフィールのうちの平均的なカムプロ
フィールを備えて構成する。
【0019】
【作用】第1の発明によれば、制御手段は、固定カムの
カム角度を検出し、当該検出したカム角度に対応する位
置・速度データを記憶手段から読み出し、この読み出し
た位置・速度データに基づいて制御信号を駆動手段に出
力する。これにより駆動手段は、制御信号に基づいて固
定カムを動作させる。この結果、固定カムの見掛け上の
カムプロフィールは、仮想固定カムのカムプロフィール
となり、仮想固定カムのカムプロフィールに沿って被駆
動体を駆動することができる。したがって、固定カムの
実際のカムプロフィールとは異なるカムプロフィールを
固定カムを交換すること無く容易に実現して被駆動体を
駆動することができる。
【0020】また、第2の発明によれば、第1の発明を
用いることにより、仮想固定カムのカムプロフィールに
沿ってプランジャを駆動することができる。したがっ
て、固定カムの実際のカムプロフィールとは異なるカム
プロフィールを固定カムを交換すること無く容易に実現
してプランジャを駆動することができる。
【0021】更に、第3の発明によれば、固定カムは予
め想定される種々の仮想固定カムのカムプロフィールの
うちの平均的なカムプロフィールを備えているので、駆
動手段により、固定カムを回転駆動するに際し、回転速
度変化を所定範囲内に収めることができ、駆動手段への
負担を低減することができる。
【0022】
【実施例】つぎに、図面を参照して本発明の好適な実施
例を説明する。
【0023】まず実施例の具体的な説明に先立ち、本実
施例の動作原理を説明する。 動作原理 図1にプランジャカムのカムプロフィールの平面展開図
を示す。縦軸はカム変位量、横軸は回転角度を示す。
【0024】プランジャカムに当接するカムローラ(図
6参照)が上死点から右方向に横方向速度Vc で動く
(プランジャカムが左向きに回転する)とする。この場
合において、横方向速度Vc は正確にはプランジャカム
の周速度に相当するのでプランジャカムの半径の変化に
伴い変化するが、説明の簡略化のため横方向速度Vc は
一定とみなして説明する。
【0025】カムローラが変位量a,b,cの位置にあ
るときには、それぞれカムの勾配に応じた下方向速度V
pa,Vpb,Vpcが得られ、カムローラが変位量dの位置
にあるときには上方向速度Vpdが得られる。これらは言
い換えると、各点での微分方向成分を演算したことに相
当する。
【0026】つぎに、カムローラを直線的に変化させる
カムプロフィールを有するプランジャカムを想定する
と、プランジャカムのカムプロフィールの平面展開図は
図2に示すようになる。
【0027】図2において、カムの最大変位量を同じと
した場合に、図1で示した変位量aに対応するカムロー
ラの位置(以下、位置aという。)において、カムに回
転速度Vcaを与えてやれば、上記と同じ下方向速度Vpa
を得ることのできることが判る。換言すれば、位置aに
おいて、下方向速度Vpaを得るには、カムに回転速度V
caを与えてやればよいこととなる。
【0028】また同様に上述の変位量b,cに対応する
カムローラの位置b,cにおいて、上記と同じ下方向速
度Vpb,Vpcを得るには、カムにそれぞれ回転速度Vc
b,Vccを与えてやればよいことが判る。
【0029】要するに、本実施例では、プランジャカム
を固定にしておいて、このプランジャカムの変位各点に
おける回転速度を変化させることにより、あたかもカム
プロフィールを変化させた場合と同じようにプランジャ
を駆動することができ、プランジャカムを交換すること
なく、プランジャの上昇速度及び下降速度を変化させる
ことができるのである。
【0030】しかしながら、図2に示すプランジャカム
を単純に使用した場合には、例えば、変位量bの付近に
おいて、きわめて大きな回転速度Vcbを与えてやる必要
がある。このため、プランジャカムを駆動するモータに
大きな負荷がかかるので、駆動力の大きなモータを選定
しなければならなくなり、消費電力、装置の小型化、装
置寿命等の観点から好ましくない。
【0031】そこで、本実施例では、予め想定される要
求カムプロフィールのうちの平均的なカムプロフィール
を有するプランジャカムを固定カム(以下、αカム)と
して使用し、このαカムの変位各点における回転速度を
変化させることにより、カムプロフィールの実質的な変
更を実現している。 具体的実施例 以下、図面を参照してゴブフィーダの具体的実施例につ
いて説明する。
【0032】図3に、αカムのカムプロフィールの平面
展開図を示す。また、図4に、αカムを用いて実現した
い仮想固定カム(以下、βカムという)のカムプロフィ
ール(点線)をαカムのカムプロフィールに重ね合わせ
て示した平面展開図を示す。これらの図において縦軸は
カム変位、横軸は回転角度Tである。
【0033】図5において、まずA点からB点までの動
作を考える。
【0034】この場合に、αカムにおけるA点における
カム角度TA とB点におけるカム角度TB とで表される
角度差ΔTαA-B ΔTαA-B =TA −TB と、βカムにおけるおけるA1 点におけるカム角度TA1
とB1 点におけるカム角度TB1とで表される角度差ΔT
αA1-B1 ΔTαA-B =TA1−TB1 とを等しくすれば、αカムを使用してβカムの直線部の
動きを実現できる。
【0035】すなわち、βカムを速度v1 で回転駆動
し、αカムを速度vで回転駆動させたとすると、 (TA1−TB1)/v1 =(TA −TB )/v であれば、βカムをαカムに置き換えたことと等価とな
る。
【0036】これによれば、A1 点〜B1 点、C1 点〜
D1 点、E1 点〜F1 点の直線部のデータ置き換えはそ
れぞれ次のようになる。
【0037】
【数1】 つぎに、直線部以外のデータ置き換えを考える。
【0038】αカム及びβカムのカムプロフィールに
は、図5に示すようなずれがあるとすると、このずれを
解消するためには、上記の直線部のデータ置き換えと同
様に考える。
【0039】例えばβカムの角度X1 〜X2 と等しいカ
ム変位量に対応するαカムの角度X10〜X20に対し、β
カムの位置X1 及びX2 に対応する角度差T1 −T2 に
相当するカムの回転所用時間とαカムの位置X10及びX
20に対応する角度差T10−T20に相当するカムの回転所
用時間とが等しくなるようにαカムの回転速度を制御す
ればよい。
【0040】具体的には、例えば、αカムの角度X10〜
X20においては、 開始位置データ=T10 速度補正データ=(T20−T10)/(T2 −T1 ) としてαカムの回転速度を制御すればよい。この場合に
おいて、開始位置データは、対応する速度補正データを
用いる開始位置を示す。
【0041】同様に、カム角度Tに対する速度補正デー
タを細かくとれば、αカムの位置に対する詳細な速度デ
ータテーブルを作成することができる。
【0042】これによれば、αカムを使用しても、速度
データテーブルに従った、位置に対する速度を与えるこ
とにより、βカムの動作を簡単に実現することができ
る。これらの速度補正データはパーソナルコンピュータ
の使用により得ることができる。パーソナルコンピュー
タからはデータを操作盤に直接通信するシステムにして
もよく、フロッピーディスクに一旦格納し、そのデータ
を利用するシステムにしてもよい。
【0043】以上により、カムプロフィールに起因する
カム動作の変更は、プランジャカムを変更することな
く、きわめて簡単に実現することができる。
【0044】図6にゴブフィーダの主要部の概要構成断
面図を示す。
【0045】ゴブフィーダは、耐火材1Aが内張りさ
れ、約1100℃の溶融ガラス5が溜められたスパウト
1を備えている。このスパウト1の底部にはオリフィス
2が設けられ、オリフィス2内にはオリフィス2を介し
て流出するガラスの流出量を制御するためのプランジャ
3が設けられている。このプランジャ3はゴブカット毎
に常に上下動して溶融ガラス5を押し出すようになって
いる。
【0046】押し出された溶融ガラス5はシャー6によ
り切断され、下方に落下して図示しない成形機に供給さ
れる。
【0047】プランジャ3の周りにはチューブ7が設け
られ、このチューブ7はスパウト1内のガラスを均一に
するために常に回転している。
【0048】ところでチューブ7を回転させる機構をチ
ューブメカニズム、プランジャ3を上下動させる機構を
プランジャメカニズム、押し出されたガラスを切断する
ためにシャーを動かす機構をシヤーメカニズムといい、
これらは総合してフィーダメカニズムと呼ばれている。
【0049】次に、図面を参照して、成形機との位相調
整について説明する。
【0050】図7にゴブフィーダの制御系の概要構成ブ
ロック図を示す。
【0051】ゴブフィーダの制御系は、大別するとカム
を駆動するACサーボモータの制御を行うACサーボ部
10、カムの駆動状態及び成型機の駆動状態を検出する
センサ部20及びセンサ部20の出力信号に基づいてA
Cサーボ部10を制御するコントロール部30からなっ
ている。
【0052】ACサーボ部10は、コントロール部30
から出力される速度制御信号S1 に基づいてACサーボ
モータ駆動信号S2 を出力するACサーボモータドライ
バ11と、サーボモータ駆動信号S2 に基づいて後述の
αカムを駆動する駆動力を発生するACサーボモータ1
2と、所定の減速比でACサーボモータ12の駆動力を
伝達する減速機13と、減速機13を介してACサーボ
モータ12により回転駆動されるαカム14と、αカム
14の回転に伴って軸15aを中心にして揺動するバー
15と、を備えて構成されている。
【0053】バー15には上下動可能にプランジャ3が
取り付けられている。
【0054】センサ部20は、αカム14の回転角度に
対応する角度信号S3 を出力するアブソリュートロータ
リエンコーダ21と、アブソリュートロータリエンコー
ダ21の角度信号S3 をアナログ/ディジタル変換して
角度データD1 として出力する第1A/Dコンバータ2
2と、図示しない成型機の基準軸位置に対応する基準軸
位置信号S4 を出力する基準軸センサ23と、基準軸位
置信号をアナログ/ディジタル変換して基準軸位置デー
タD2 として出力する第2A/Dコンバータ24と、を
備えて構成されている。
【0055】コントロール部30は、センサ部20から
入力される角度データD1 に相当する実際のαカム14
の回転角度に対応する動作位相と基準軸位置データD2
に相当する理想的なαカム14の回転角度に対応する動
作位相との位相差に対応づけて速度補正データDC を記
憶するメモリ31と、センサ部20から入力される角度
データD1 に相当する実際のαカム14の回転角度に対
応する動作位相と基準軸位置データD2 に対応する理想
的なαカム14の回転角度に対応する動作位相との位相
差を検出し、当該位相差に対応する速度補正データDC
をメモリ31から出力させるとともに、コントロール部
30全体の制御を行うコントローラ32と、メモリ31
から出力された速度補正データDC に基づいて外部から
入力された製造ラインのライン速度データDL を補正
し、ディジタル/アナログ変換して速度制御信号S1 と
して出力する速度補正部33と、を備えて構成されてい
る。なお、メモリ31にはフロッピーディスクドライ
ブ、ハードディスクドライブ、光ディスクドライブ、メ
モリカード(本体及びドライブ)等の外部記憶装置34
や通信回線を介して他のコンピュータ35等が図示しな
いインターフェース部を介して接続され、速度補正デー
タの更新、修正、参照等が行われるようになっている。
【0056】次に動作を説明する。
【0057】アブソリュートロータリエンコーダ21
は、αカム14の回転角度に対応する角度信号S3 を第
1A/Dコンバータ22に出力し、第1A/Dコンバー
タ22は、入力された角度信号S3 をアナログ/ディジ
タル変換して角度データD1 としてコントローラ32に
出力する。
【0058】これと並行して、基準軸センサ23は、成
型機の基準軸位置に対応する基準軸位置信号S4 を第2
A/Dコンバータ24に出力し、第2A/Dコンバータ
24は入力された基準軸位置信号S4 をアナログ/ディ
ジタル変換して基準軸位置データD2 としてコントロー
ラ32に出力する。
【0059】これにより、コントローラ32は、入力さ
れた角度データD1 に相当する実際のαカム14の回転
角度に対応する動作位相と基準軸位置データD2 に対応
する理想的なαカム14の回転角度に対応する動作位相
との位相差を検出し、当該位相差に対応する速度補正デ
ータDC をメモリ31から速度補正部33に出力させ
る。速度補正部33は、入力された速度補正データDC
に基づいて外部から入力された製造ラインのライン速度
データDL を補正し、ディジタル/アナログ変換して速
度制御信号S1 としてACサーボモータドライバ11に
出力する。
【0060】ACサーボモータドライバ11は、入力さ
れた速度制御信号S1 に基づいてサーボモータ駆動信号
S2 をACサーボモータ12に出力し、ACサーボモー
タ12は、入力されたサーボモータ駆動信号S2 に基づ
いて減速機13を介してαカム14を駆動する駆動力を
αカム14に伝達する。
【0061】これらの結果、αカム14は所定の速度で
回転駆動され、バー15の揺動に伴って、バー15に取
り付けられたプランジャ3が上下動し、ゴブ成型用溶融
ガラスをスパウト5から押出すこととなる。
【0062】すなわち、αカム14の回転角度に対応す
る動作位相が成型機の基準軸の位置に対応する基準動作
位相と比較して遅れている場合には、ACサーボモータ
12が加速するような速度制御信号S1 を出力し、αカ
ム14の回転角度に対応する動作位相が成型機の基準軸
の位置に対応する基準動作位相と比較して進んでいる場
合には、ACサーボモータ12が減速するような速度制
御信号を出力するようにして位相を合せるのである。
【0063】また、αカム14は、βカムのカムプロフ
ィールを実現するために、不等速で回転しているので、
αカム14のカム位置から、相当するβカムのカム位置
を演算するように構成してもよい。この場合には上述の
カムデータの演算と逆手順で演算する。
【0064】或いは、βカムのカムの回転角度は基準軸
の出力信号に準じるため、この出力をαカム制御位置デ
ータに書き換えて、それをαカムの角度信号と比較する
ように構成してもよい。
【0065】図8にゴブフィーダの制御系の他の概要構
成ブロック図を示す。
【0066】本実施例は、上述した実施例と異なり、α
カムを連続駆動させるのではなく、間欠駆動する場合の
実施例である。
【0067】ゴブフィーダの制御系は、大別するとカム
を駆動するACサーボモータの制御を行うACサーボ部
40、カムの駆動状態及び成型機の駆動状態を検出する
センサ部50及びセンサ部50の出力信号に基づいてA
Cサーボ部10を制御するコントロール部60からなっ
ている。
【0068】ACサーボ部40は、コントロール部60
から出力される速度制御信号S11に基づいてACサーボ
モータ駆動信号S12を出力するACサーボモータドライ
バ41と、サーボモータ駆動信号S12に基づいて後述の
αカムを駆動する駆動力を発生するACサーボモータ4
2と、所定の減速比でACサーボモータ42の駆動力を
伝達する減速機43と、減速機43を介してACサーボ
モータ42により回転駆動されるαカム44と、αカム
44の回転に伴って軸45aを中心にして揺動するバー
45と、を備えて構成されている。
【0069】バー45には上下動可能にプランジャ3が
取り付けられている。
【0070】センサ部50は、αカム44の回転角度に
対応する角度信号S13を出力するアブソリュートロータ
リエンコーダ51と、アブソリュートロータリエンコー
ダ51の角度信号S13をアナログ/ディジタル変換して
角度データD1 として出力するA/Dコンバータ52
と、を備えて構成されている。
【0071】コントロール部60は、外部から入力され
る成型機の基準軸の動作に同期した動作開始信号S14に
基づいて駆動制御動作を開始するとともに、センサ部5
0から入力される角度データD11に対し、外部から入力
される角度データD11と実際のカムの回転角度のずれを
調整するための角度調整データD12及びプランジャ3の
ストローク量を調整するためのストローク調整データD
13に基づいて角度データD11を補正して補正角度データ
D11C として出力するとともに、コントロール部60全
体の制御を行うコントローラ61と、αカム44の回転
角度に対応する速度データDS を開始位置データDSPと
ともに記憶するとともに、入力された補正角度データD
11C に対応する速度データDS を開始位置データDSPに
基づいて出力するメモリ62と、メモリ62から出力さ
れた速度データDS を外部から入力された速度補正デー
タDCCに基づいて補正し、ディジタル/アナログ変換し
て速度制御信号S11として出力する速度補正部63と、
を備えて構成されている。
【0072】この場合において、メモリ62には、αカ
ム44の正回転方向に対する速度データDS 及び開始位
置データDSP並びに逆回転方向に対する速度データDS
及び開始位置データDSPがそれぞれ独立に記憶されてい
る。
【0073】なお、メモリ31にはフロッピーディスク
ドライブ、ハードディスクドライブ、光ディスクドライ
ブ、メモリカード(本体及びドライブ)等の外部記憶装
置64や通信回線を介して他のコンピュータ65等が図
示しないインターフェース部を介して接続され、速度デ
ータDS 及び開始位置データDSPの更新、修正、参照等
が行われるようになっている。
【0074】次に動作を説明する。
【0075】アブソリュートロータリエンコーダ51
は、αカム44の回転角度に対応する角度信号S13をA
/Dコンバータ52に出力し、A/Dコンバータ52は
入力された角度信号S13をアナログ/ディジタル変換し
て角度データD11としてコントローラ61に出力する。
【0076】コントローラ61は、入力された角度デー
タD11に対し、実際のαカムの回転角度のずれを調整す
るための位置調整データD12及びプランジャのストロー
ク量を調整するためのストローク調整データ13に基づい
て角度データD11を補正して補正角度データD11C とし
て出力する。
【0077】これによりメモリ62は、入力された補正
角度データD11C に対応する速度データDS を開始位置
データDSPに基づいて速度補正部63に出力する。
【0078】速度補正部63は、メモリ62から出力さ
れた速度データDS を外部から入力された速度補正デー
タDCCに基づいて補正し、ディジタル/アナログ変換し
て速度制御信号S11としてACサーボモータドライバ4
1に出力する。
【0079】ACサーボモータドライバ41は、入力さ
れた速度制御信号S11に基づいてサーボモータ駆動信号
S12をACサーボモータ42に出力し、ACサーボモー
タ42は、入力されたサーボモータ駆動信号S12に基づ
いて減速機43を介してαカム44を駆動する駆動力を
αカム44に伝達する。
【0080】これらの結果、αカム44は所定の速度で
回転駆動され、バー45の揺動に伴って、バー45に取
り付けられたプランジャ3が上下動し、ゴブ成型用溶融
ガラスをスパウト5から押出すこととなる。
【0081】すなわち、外部から入力される成型機の基
準軸の動作に同期した動作開始信号S14の入力タイミン
グを動作開始タイミングとして、順次、速度データDS
を読み出してACサーボモータの42のサーボ制御を行
う。
【0082】この場合において、読み出す速度データD
S は正回転方向及び逆回転方向の両者があるので、容易
にプランジャの往復動を行わせることができる。
【0083】以上の説明のように、本実施例によれば、
少なくとも一の固定カムで種々のカム動作を実現するこ
とができ、例えば、実際にゴブ生成装置を駆動して生成
されるゴブ形状が所望のものではない場合等に従来では
カム加工が必要とされるような場合であっても、容易か
つ迅速に対応することができる。
【0084】
【発明の効果】第1/第2の発明によれば、制御手段
は、固定カムのカム角度を検出し、当該検出したカム角
度に対応する位置・速度データを記憶手段から読み出
し、この読み出した位置・速度データに基づいて制御信
号を駆動手段に出力し、駆動手段は、制御信号に基づい
て固定カムを回転駆動するので、固定カムの見掛け上の
カムプロフィールは、仮想固定カムのカムプロフィール
となり、仮想固定カムのカムプロフィールに沿って被駆
動体/プランジャを駆動することができる。
【0085】したがって、固定カムの実際のカムプロフ
ィールとは異なるカムプロフィールを固定カムを交換す
ること無く容易に実現して被駆動体/プランジャを駆動
して、所望の動作/ゴブ成型動作を行わせることができ
る。
【0086】また、第3の発明によれば、固定カムは予
め想定される種々の仮想固定カムのカムプロフィールの
うちの平均的なカムプロフィールを備えているので、駆
動手段により、固定カムを回転駆動するに際し、回転速
度変化を所定範囲内に収めることができ、ACサーボモ
ータ、減速機等の駆動手段への負担を低減することがで
き、消費電力の低減や、装置寿命を延ばすことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の動作原理を説明するためのカムの平面
展開図(その1)である。
【図2】本発明の動作原理を説明するためのカムの平面
展開図(その2)である。
【図3】αカムの平面展開図である。
【図4】αカム及びβカムの平面展開図である。
【図5】αカム−βカム間のデータの置き換えを説明す
る図である。
【図6】ゴブ生成装置の主要部の構成を示す断面図であ
る。
【図7】制御系の具体的実施例を説明するブロック図で
ある。
【図8】制御系の他の具体的実施例を説明するブロック
図である。
【符号の説明】
1 スパウト 2 オリフィス 3 プランジャ 5 溶融ガラス 6 シャー 12 ACサーボモータ 14 αカム 20 センサ部 23 基準軸センサ 31 メモリ D1 角度データ D2 基準軸位置データ D11 角度データ D11C 補正角度データ D12 角度調整データ D13 ストローク調整データ DC 速度補正データ DCC 速度補正データ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被駆動体をカム動作により駆動するカム
    駆動機構において、 所定のカムプロフィールを有する固定カムと、 制御信号に基づいて前記固定カムを動作させる駆動手段
    と、 前記所定のカムプロフィールとは異なるカムプロフィー
    ルを有する仮想固定カムを前記固定カムを用いて実現す
    べく前記固定カムのカム角度に対応づけて位置・速度デ
    ータを記憶する記憶手段と、 前記固定カムのカム角度を検出し、当該検出したカム角
    度に対応する前記位置・速度データに基づいて前記制御
    信号を出力する制御手段と、を備えたことを特徴とする
    カム駆動機構。
  2. 【請求項2】 スパウト内の溶融ガラスをオリフィスを
    通じて押し出すプランジャを有し、前記プランジャをカ
    ム動作により駆動するゴブ生成装置におけるプランジャ
    駆動装置において、 所定のカムプロフィールを有するプランジャ駆動用の固
    定カムと、 制御信号に基づいて前記固定カムを動作させる駆動手段
    と、 前記所定のカムプロフィールとは異なるカムプロフィー
    ルを有する仮想固定カムを前記固定カムを用いて実現す
    べく前記固定カムのカム角度に対応づけて位置・速度デ
    ータを記憶する記憶手段と、 前記固定カムのカム角度を検出し、当該検出したカム角
    度に対応する前記位置・速度データに基づいて前記制御
    信号を出力する制御手段と、を備えたことを特徴とする
    ゴブ生成装置におけるプランジャ駆動装置。
  3. 【請求項3】 前記固定カムは予め想定される種々の前
    記仮想固定カムのカムプロフィールのうちの平均的なカ
    ムプロフィールを備えることを特徴とする請求項2記載
    のゴブ生成装置におけるプランジャ駆動装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012125843A (ja) * 2010-12-13 2012-07-05 Kondo:Kk 異形ワークの揺動研削方法、及び揺動型研削盤
CN103072046A (zh) * 2011-10-25 2013-05-01 近藤机械制作所 异形工件的摆动磨削方法及摆动式磨削盘
KR101470365B1 (ko) * 2011-10-21 2014-12-08 가부시키가이샤 콘도 이형 워크의 요동 연삭 방법, 및 요동형 연삭반

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CN103072046B (zh) * 2011-10-25 2015-04-08 近藤机械制作所 异形工件的摆动磨削方法及摆动式磨削盘

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