JPH07277101A - 自動車のシール構造 - Google Patents

自動車のシール構造

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JPH07277101A
JPH07277101A JP6101880A JP10188094A JPH07277101A JP H07277101 A JPH07277101 A JP H07277101A JP 6101880 A JP6101880 A JP 6101880A JP 10188094 A JP10188094 A JP 10188094A JP H07277101 A JPH07277101 A JP H07277101A
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JP
Japan
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door
seal
molding
edge
seal portion
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JP6101880A
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Atsushi Hikosaka
篤志 彦坂
Masahiro Nozaki
政博 野崎
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 サッシュレスドア自動車のドアまわりのシー
ル構造を簡素化するとともに、見栄えをよくすることで
ある。 【構成】 ドア開口2の上縁20に沿って付設したモー
ル6の内側面下端沿いに第1のシール部8を形成し、ド
ア開口2全周のオープニングトリム7の外側面にシール
部9を成形し、サッシュレスドア閉時に、ドアガラスの
上縁を第1のシール部8と第2のシール部9が挟み、ド
アガラス5のセンタピラー1C沿いの縦縁およびドアパ
ネル50の周縁の内面に第2のシール部9が圧接する構
造とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車のシール構造、特
にサッシュレスドアまわりのシール構造に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】サッシュレスドア車の従来のドアまわり
のシール構造では、図5に示すように、フロントピラー
1Aからリヤピラー1Bに至るルーフサイド1には、ド
ア開口2の上縁に沿ってドアガラスの上縁が押付けられ
るウエザストリップ4Aが取付けられている。またセン
タピラー1Cの上半部にはこれに沿ってドアガラスの縦
縁が押付けられるウエザストリップ4Bが取付けられて
いる。更にピラーを含むドア開口縁の下半部にはドアパ
ネル50の周縁が押付けられるウエザストリップ4Cが
取付けられている。これ等ウエザストリップ4A,4
B,4Cはいずれも押出成形体で、ウエザストリップ4
A,4Bは、T字形に型成形接続されている。
【0003】上記ウエザストリップ4Aは、図4に示す
ように、一般に中空状で、これにドアガラス5が押込ま
れるようになっている。なおルーフサイドに沿うドア開
口縁20にはウエザストリップ4Aの外側を覆うモール
6が付設されている。またドア開口縁まわりのボデーパ
ネルのフランジ21には、ウエザストリップ4Aおよび
4B,4C(図3)の内側に沿うようにオープニングト
リム7が取付けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のドア
まわりのシール構造では、3種類のウエザストリップ4
A,4B,4Cを必要とし、かつウエザストリップ4
A,4Bを型成形接続しなければならず、生産性がよく
ない。また中空状のウエザストリップ4Aがドアガラス
5で押込まれるとモール6との対向部が車内側に引き込
まれ、モール6との間に隙間が生じて見栄えを損ねると
いう問題があった。
【0005】そこで本発明は、構造が簡素化されるとと
もに生産性が改善され、かつ見栄えのよいドアまわりの
シール構造を提供することを課題としてなされたもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のシール構造で
は、図1に示すように、自動車のルーフサイド1に沿う
ドア開口2の上縁20に付設されたモール6には内面下
端に沿って第1のシール部8が形成してある。一方、ド
ア開口まわりのオープニングトリム7の車外側の側面に
は第2のシール部9が形成してある。ドア開口2の上縁
20では上記第1のシール部8と第2のシール部9とが
対向せしめてあり、ドア閉時に第1のシール部8に押付
けられたドアガラス5の上縁は第1のシール部8と第2
のシール部9とで挟まれる構造としてある。一方、ドア
ガラス5の縦縁部およびドアパネル50の外周が外側か
ら第2のシール部9を押付ける構造としてある。
【0007】第1のシール部8はモール6と一体成形し
てもよいし、またシール壁81を別に準備し、その上下
縁をモール6の内面に嵌着してモール6とシール壁81
とで中空状のシール部8を形成してもよい。
【0008】
【作用】第1のシール部付きのモールと、第2のシール
部付きのオープニングトリムのみでドアまわりのシール
構造を構成することができる。ドアガラスの上縁は第1
のシール部と第2のシール部とで挟み付けられるように
シールされるからシール性が強化される。また第1のシ
ール部はモールと連結されているから、ドアガラスによ
り押し込まれても、モールとの間に隙間が生じることは
ない。
【0009】
【実施例】図1に示す第1の実施例において、フロント
ピラー1Aからリヤピラー1Bに至るルーフサイド1に
は、ドア開口縁20に沿ってモール6が一連に付設され
ている。モール6は先端部内側に中空状の第1のシール
部8を有し、基端が両面接着テープ11を介在させてド
ア開口縁20のボデーパネルにビス12で固定されてい
る。モール6は硬質塩化ビニルからなり、軟質塩化ビニ
ルのシール部8のシール壁81と一体押出成形される。
モール6の基端には芯金52が埋設されている。
【0010】ドア開口縁20の内奥全周にはボデーパネ
ルが接合するフランジ21が突出し、断面U字形のトリ
ム7が保持せしめてある。トリム7の車外側の側面には
第2のシール部9が形成してある。第2のシール部9は
内部にブリッヂ91を有する中空体で、端部外側にシー
ルリップ92が突出している。トリム7はEPDM硬質
ゴム、第2のシール部9はEPDMスポンジゴムからな
り、一体押出成形される。
【0011】ドア閉時、図1に示すようにドアガラス5
の上縁は第1のシール部8のシール壁81に押付けら
れ、同時に上縁部内面に第2のシール部9のシールリッ
プ92が押付けられる。これによりドアガラス5の上縁
は第1のシール部8により包まれ、かつ内外両側から第
1および第2のシール部8,9で挟まれた状態となり、
良好なシール性が得られる。
【0012】また、ドアガラス5のセンタピラー1Cに
沿う縦縁およびドアパネル50の外周はトリム7の第2
のシール部9に押付けられてシールされ、このようにし
てドア全周がシールされるのである。
【0013】しかして上記シール構造によれば、一体成
形された一連の第1のシール部8付きのモール6と、同
じく一体成形された第2のシール部9付きのオープニン
グトリム7とによりドア全周がシールされるから、構造
が簡素であり、生産性がよくコスト的に有利である。し
かも、第1のシール部8はモール6と一体であるから、
第1のシール部8がドアガラス5で押上げられたときに
モール6と第1のシール部8との間に隙間が生じない。
【0014】図2に第2の実施例を示す。本実施例では
モール6と、第1のシール部8のシール壁81とは別体
としてある。そして帯状のシール壁81の上下縁をモー
ル6の内面に形成した受け部62に嵌め込みシール壁8
1の長さ方向両端を固定する構造としてある。このよう
に別体とすることでシール壁81としてモール6に制約
されないシール性のよい材料を選ぶことができる。シー
ル壁81は例えば、EPDMスポンジゴム材の上下縁8
2をEPDM硬質ゴム材として、一体押出成形により得
られる。他の構造は第1の実施例と実質的に同じであ
る。
【0015】また、シール部付き一体成形モールではこ
れをルーフサイドの前後位置で屈曲させたとき、屈曲内
側のシール壁には不可避的に若干のシワが生じる。別体
型の場合、シール壁に長手方向にテンションを与えた状
態でモールに取付けることで上記のシワを少なくするこ
とができる。
【0016】モールとシール壁とを別体とした場合、上
記第2の実施例では帯状のシール壁81を用いたが、第
3図に示す第3の実施例、および第4図に示す第4の実
施例の如く中空状のシール壁83を用いてもよい。第3
の実施例では、中空状のシール壁83はモール6の下端
とモール6の基部中央にそれぞれ形成された受け部62
に係止され、第2のシール部9と車幅方向に対向してい
る。一方、第4の実施例では、中空状のシール壁84は
モール6の下端とモール6の基部端末にそれぞれ形成さ
れた受け部62に係止され、第2のシール部9と斜め上
下方向に対向している。他の構造は第1の実施例と実質
的に同じである。
【0017】上記実施例ではモールの取付けに両面接着
テープを用いたが、取付構造はこれに限定されない。
【0018】
【発明の効果】本発明ではドアまわりのシール構造をシ
ール部付きモールと、シール部付きオープニングトリム
とで構成することができ、従来のように複数種のウエザ
ストリップを用いたシール構造に比べ、構造の簡素化お
よびコストダウンがなされる。
【0019】また、モールとシール部との間に隙間が生
ぜず見栄えも良くなり、また、ドアガラス上縁は内外の
シール部で挟まれるからシール性が良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(A)は、本発明のシール構造を備えた自
動車の側面図、図1(B)は図1(A)のB−B線に沿
う本発明の第1実施例の断面図である。
【図2】図1(B)と同位置での本発明の第2実施例の
断面図である。
【図3】図1(B)と同位置での本発明の第3実施例の
断面図である。
【図4】図1(B)と同位置での本発明の第4実施例の
断面図である。
【図5】従来のシール構造を備えた自動車の側面図であ
る。
【図6】図5のVI−VI線に沿う従来のシール構造の断面
図である。
【符号の説明】
1 ルーフサイド 2 ドア開口 5 ドアガラス 50 ドアパネル 6 モール 7 オープニングトリム 8 第1のシール部 81,83,84 シール壁 9 第2のシール部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車のドア開口上縁に沿って付設した
    モールの内面下端に沿って第1のシール部を形成し、ド
    ア開口まわりに取付けたオープニングトリムの車外側の
    側面に第2のシール部を形成し、サッシュレスドア閉時
    に、ドアガラスの上縁を相対向する第1および第2のシ
    ール部が挟み、ドアガラスのセンタピラーに沿う縦縁お
    よびドアパネルの周縁の内面に第2のシール部が圧接す
    る構造としたことを特徴とする自動車のシール構造。
  2. 【請求項2】 上記第1のシール部を中空状とし、その
    シール壁をモールと別体として、シール壁をモールに嵌
    着する構造とした請求項1記載の自動車のシール構造。
JP10188094A 1994-04-15 1994-04-15 自動車のシール構造 Expired - Fee Related JP3214227B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009542509A (ja) * 2006-07-12 2009-12-03 メテオール グミワーケ カー.ハー.バデジェ ゲーエムベ−ハー ウント コー.カーゲー シール構造材

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009542509A (ja) * 2006-07-12 2009-12-03 メテオール グミワーケ カー.ハー.バデジェ ゲーエムベ−ハー ウント コー.カーゲー シール構造材

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