JPH0727703B2 - 磁気ヘッドポジショナのキャリッジロック機構 - Google Patents

磁気ヘッドポジショナのキャリッジロック機構

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JPH0727703B2
JPH0727703B2 JP25870387A JP25870387A JPH0727703B2 JP H0727703 B2 JPH0727703 B2 JP H0727703B2 JP 25870387 A JP25870387 A JP 25870387A JP 25870387 A JP25870387 A JP 25870387A JP H0727703 B2 JPH0727703 B2 JP H0727703B2
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JP
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carriage
magnetic head
positioner
lock
lock mechanism
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JP25870387A
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JPH01100781A (ja
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宏志 前多
義文 溝下
敬治 有賀
朋良 山田
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 磁気ディスク装置におけるリニア型磁気ヘッドポジショ
ナのキャリッジを、該装置の輸送時等に移動しないよう
にロックするキャリッジロック機構に関し、 リニア型磁気ヘッドポジショナのキャリッジをホームポ
ジションに簡単な構成で確実にロックすることを目的と
し、 ポジショナハウジング内の磁気駆動部により磁気ヘッド
を磁気ディスクの半径方向にシークする前端の一部に突
出部を設けたキャリッジと、ポジショナハウジングの後
背部に設けたロックレバー付き巻取り手段に牽引部材と
引張ばね及び引戻しばねを介して連結された押付部材を
該キャリッジ突出部を前面に前面に設けてなり、該キャ
リッジがポジショナハウジング内のホームポジションに
戻った際に、巻取り手段による押付部材の移動によりキ
ャリッジを固定ストッパに押付け、かつロックレバーに
よりロックするように構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は磁気ディスク装置におけるリニア型磁気ヘッド
ポジショナのキャリッジを、該装置の輸送時等に移動し
ないようにロックするキャリッジロック機構の改良に関
するものである。
CSS(コンタクト・スタート・ストッパ)方式の磁気デ
ィスク装置では、磁気ディスクの回転を停止すると、浮
揚していた磁気ヘッドが該ディスク面に接触した状態と
なる。従って、このような状態の磁気ディスク装置を輸
送する場合、磁気ヘッドをアクセスするリニア型磁気ヘ
ッドポジショナのキャリッジが不用意に移動して該磁気
ヘッド及び磁気ディスク面が損傷する恐れがあることか
ら、そのキャリッジが移動しないように確実にロックす
ることが要求される。このため、そのような装置の輸送
時等に磁気ヘッドポジショナのキャリッジを簡便に、か
つ確実にロックすることを可能とするロック機構が必要
とされている。
〔従来の技術〕
磁気ディスク装置における従来のリニア型磁気ヘッドポ
ジショナのキャリッジ1は、第2図の平面図及び第2図
のA−A′切断線に沿う第3図の断面図に示すようにそ
の先端部に磁気ヘッド2をジンバル3を介して支持した
ヘッドアーム4が取り付けられ、ポジショナハウジング
5内の磁気回路6にベアリング7によって支持された状
態に配置されており、この磁気回路6に駆動電流を通電
することにより、該キャリッジ1は矢印Aで示すように
回転する磁気ディスク11面の半径方向に移動させて該磁
気ヘッド2をシークし、リード/ライトを行っている。
そしてこのキャリッジ1のロックとしては、磁気ディス
クが停止した際に、破線で示す位置状態からホームポジ
ションに戻ったキャリッジ1の下部に設けられたピン8
に対して、該キャリッジ1の長さ方向と交差する横方向
からソレノイド9と組合わされたロックレバー10が移動
して来てその先端凹部が係合されることによってロック
される機構となっている。
従って、当該ディスク装置を輸送する際にはこのロック
機構によりキャリッジ1が不用意に磁気ディスク11面を
移動しないようにロックしていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが上記した従来のキャリッジロック機構では、ロ
ック時にキャリッジ1のピン8と係合するロックレバー
10の先端凹部とが隙間なく係合されればキャリッジ1が
不用意に移動することはないが、実際には前記ピン8と
ロックレバー10の先端凹部との間には多少の間隙がない
と該ピン8に対するロックレバー10の先端凹部の係合、
或いは該係合の解除動作が円滑に行われず、またその間
隙により前記キャリッジ1が移動しないように確実なロ
ックができないといった欠点があった。
また前記ロックレバー10の先端凹部がキャリッジ1のピ
ン8を捕らえる範囲が極めて小さいことから、キャリッ
ジ1がホームポジションに戻った際に位置ずれがある
と、該ピン8にロックレバー10の先端凹部が係合され難
くなる等の信頼性に欠ける問題もあった。
本発明は上記した従来の欠点に鑑み、リニア型磁気ヘッ
ドポジショナのキャリッジを、ホームポジションに簡単
な構成で確実にロックすることを可能としたキャリッジ
ロック機構を提供することを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は上記した目的を達成するため、ポジショナハウ
ジング内の磁気駆動部により磁気ヘッドを磁気ディスク
の半径方向にシークさせるキャリッジの前端の一部に突
出部を設け、その前端突出部の前面に、ポジショナハウ
ジングの後背部に設けたロックレバー付き巻取り手段に
ワイヤロープからなる牽引手段と引張ばね及び引戻しば
ね付きシヤフトを介して連結された押付部材を設けた構
成とし、前記キャリッジがポジショナハウジング内のホ
ームポジションに戻った際に、巻取り手段により移動す
る押付部材によってキャリッジを固定ストッパに押付
け、かつ巻取り手段に取付けられたロックレバーにより
ロックするように構成する。
〔作 用〕
本発明の磁気ヘッドポジショナのキャリッジロック機構
では、リード/ライトが終わったキャリッジが元のホー
ムポジションに戻った際に、前記巻取り手段により押付
部材が引っ張られることによりキャリッジが固定ストッ
パに押付けられる。
この際、固定ストッパに加わる余分な引張り力は引張ば
ねに吸収される。この状態で該巻取り手段に取付けられ
たロックレバーをねじなどで固定することにより、前記
キャリッジが確実にロックされる。
なお、前記ロックを解除する場合には、ロックレバーの
ねじ固定を開放することにより、ワイヤロープが緩み、
引張ぱねの形状がもとに戻り、引戻しばねのばね力によ
り前記押付部材も元の位置に戻り、磁気ディスクの半径
方向に対するキャリッジの移動が自由になる。
〔実施例〕
以下図面を用いて本発明の実施例について詳細に説明す
る。
第1図は本発明に係る磁気ヘッドポジショナのキャリッ
ジロック機構の一実施例を示す要部平面図である。
図において、21は先端部に磁気ヘッド2をジンバル3を
介して支持したヘッドアーム4が取り付けられ、ポジシ
ョナハウジング5内の図示しない磁気回路にベアリング
7によって支持されたリニア型磁気ヘッドポジショナの
キャリッジであり、その前端の一部に突出部22設けら
れ、磁気ディスク11の半径方向への移動範囲は開口部23
内に突出する前記ポジショナハウジング5側からの固定
ストッパ24によって規制されている。
そのキャリッジ21の前端突出部22の前面には、図示のよ
うに該前端突出部22の対向面にム材26が貼設された押付
部材25が設けられている。即ち、押付部材25には引戻し
ばね28が取付けられたシャフト27がL字形に接続され、
かつそのシャフト27は前記ポジショナハウジング5の側
面に設けられたコの字形状の溝30内に付設されたシャフ
ト支持部材29により移動可能に支持されている。
該押付部材25にL字形に接続されたシャフト27の接続部
分のコの字形状の溝30内に遊嵌する角柱形状とされ、該
シャフト27が該溝30中を移動した際に前記押付部材25が
シャフト27を中心にして回転することを規制している。
また該シャフト27の他端には、前記ポジショナハウジン
グ5の後背部とこれら磁気ヘッドポジショナ及び磁気デ
ィスク等が密封収容されたディスクエンクロージャ(D
E)容器壁37との間に設けられたワイヤロープ巻取り用
のプーリ33に接続されたワイヤロープ(樹脂被覆)32が
連結された引張りばね31が接続されている。
さらに該ワイヤロープ巻取り用のプーリ33には、外部よ
りDE容器壁37を貫通してロックねじ35付きのロックレバ
ー34が図示のように取付けられている。なお、DE容器壁
37と貫通するレバーシャフト36との間には気密性を保持
するためにOリング38が介在された構成となっている。
次にこのような構成のキャリッジロック機構の動作につ
いて説明する。
先ず、磁気ヘッドポジショナのキャリッジ21をロックす
る場合には、前記キャリッジ21が破線で示す位置状態か
らポジショナハウジング5内の元のホームポジションに
戻った際に、ロックレバー34によりワイヤロープ巻取り
用のプーリ33を例えば時計廻りの方向に回すと、ワイヤ
ロープ32が矢印の方向に移動して押付部材25が引っ張ら
れることにより該キャリッジ21における開口部23のアウ
ト側aに固定ストッパ24が押付けられてキャリッジ21は
停止する。
この時、ワイヤロープ巻取り用のプーリ33の回転を僅か
に進めて引張りばね31を引伸ばした状態で前記ロックレ
バー34をロックねじ35で固定することにより、固定スト
ッパ24に加わる余分な引張り力は引張ぱね31に吸収さ
れ、前記キャリッジ21が確実にロックされる。
このロック時に引張りばね31を僅かに引伸ばした状態と
している所以は、経時的にワイヤロープ32等が延びるよ
うなことがあっても、該ワイヤロープ32を弛ませず、確
実なロックを達成するためである。
また、上記したロックを解除する場合には、ロックレバ
ー34のロックねじ35の固定を開放することにより、ワイ
ヤロープ32が引張りばね31の伸び形状の復帰により必然
的に緩み、更に引戻しばね28のばね力により前記押付部
材25も元の制約されない位置状態に戻り、該キャリッジ
21も破線で示す位置状態に戻って磁気ディスクの半径方
向に対して自由な可動状態となる。
なお、以上の実施例では、単数のリニア型磁気ヘッドポ
ジショナのキャリッジロック機構についての例で説明し
たが、マルチ方式のリニア型磁気ヘッドポジショナのキ
ャリッジのロック機構としても適用可能なことは勿論で
あり、同様な効果が得られる。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明に係るキャリッ
ジロック機構によれば、リニア型磁気ヘッドポジショナ
におけるキャリッジをディスクエンクロージャ(DE)容
器外より簡単なロックレバー操作により確実にロック、
或いはロック解除することが可能となる利点を有し、磁
気ディスク装置の輸送時等のキャリッジロック操作が簡
便となるなど実用上優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るキャリッジロック機構の一実施例
を示す要部平面図、 第2図は従来のキャリッジロック機構の一例を示す要部
平面図、 第3図は第2図に示すA−A′切断線に沿った断面図で
ある。 第1図において、 2は磁気ヘッド、3はジンバル、4はヘッドアーム、5
はポジショナハウジング、7はベアリング、11は磁気デ
ィスク、21はキャリッジ、22は突出部、23は開口部、24
は固定ストッパ、25は押付部材、26はゴム材、27はシャ
フト、28は引戻しばね、29はシャフト支持部材、30はコ
の字形状溝、31は引張りばね、32はワイヤロープ、33は
ワイヤロープ巻取り用プーリ、34はロックレバー、35は
ロックねじ、36はレバーシャフト、37はDE容器壁、38は
Oリングをそれぞれ示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポジショナハウジング(5)内の磁気駆動
    部により磁気ヘッド(2)を磁気ディスク(11)の半径
    方向にシークする前端の一部に突出部(22)を設けたキ
    ャリッジ(21)と、ポジショナハウジング(5)の後背
    部に設けたロックレバー(34)付き巻取り手段(33)に
    牽引部材(32)と引張ばね(31)及び引戻しばね(28)
    を介して連結された押付部材(25)を該キャリッジ突出
    部(22)を前面に設けてなり、該キャリッジ(21)がポ
    ジショナハウジング(5)内のホームポジションに戻っ
    た際に、巻取り手段(33)による押付部材(25)の移動
    によりキャリッジ(21)を固定ストッパ(24)に押付
    け、かつロックレバー(34)によりロックすることを特
    徴とする磁気ヘッドポジショナのキャリッジロック機
    構。
JP25870387A 1987-10-13 1987-10-13 磁気ヘッドポジショナのキャリッジロック機構 Expired - Lifetime JPH0727703B2 (ja)

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JPH01100781A JPH01100781A (ja) 1989-04-19
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