JPH07276589A - 表面保護フィルム - Google Patents

表面保護フィルム

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Publication number
JPH07276589A
JPH07276589A JP6213603A JP21360394A JPH07276589A JP H07276589 A JPH07276589 A JP H07276589A JP 6213603 A JP6213603 A JP 6213603A JP 21360394 A JP21360394 A JP 21360394A JP H07276589 A JPH07276589 A JP H07276589A
Authority
JP
Japan
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base material
layer
protective film
thickness
film
Prior art date
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Pending
Application number
JP6213603A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiko Hiragori
正彦 平郡
Yoshinori Watanabe
良範 渡辺
Tadashi Kono
忠 甲野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP6213603A priority Critical patent/JPH07276589A/ja
Publication of JPH07276589A publication Critical patent/JPH07276589A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 金属板の曲げ加工時の保護フィルムの切れ発
生を防止でき、巻物として保管する時の基材同士のブロ
ッキングを防止すること。 【構成】 表面保護フィルム1は、基材層3と基材層3
の一方の面に設けられた薄層4とを有する多層構成の基
材2と、この基材2の薄層4とは反対面側に積層された
粘着剤層5と、を有する。基材は、厚みが60〜200
μmのポリオレフィンからなり、表層4は動摩擦係数
0. 7以下のポリオレフィンからなる。基材2の引張破
断強度は250kg/cm2 以上、引張破断時の伸度は
600%以上、引張伸長時応力の降伏点はないかもしく
は降伏点後の応力低下率は降伏点強度の15%以下であ
り、かつ変形回復率は70%以上である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ステンレス等の板材の
表面保護に用いられる表面保護フィルムに関し、特に1
mm以上の厚い金属板の曲げ加工に使用されるベンダー
曲げ加工される板材に適した表面保護フィルムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、金属板を加工する際に適した
表面保護フィルムとしては、軟質ポリ塩化ビニルを基材
とし、その裏面側に粘着剤層を設けたものが多用されて
いる。また、ポリオレフィンからなる基材においては、
主に絞り加工に適した基材の検討が行われており、特開
昭53−21239号公報や特公平1−14265号公
報等では、特に柔軟性、加工追従性に優れた基材を得る
ことを目的として、直鎖状低密度ポリエチレン(LLD
PE)、すなわちエチレンとα−オレフィンとの共重合
体にて基材を形成することが提案されている。
【0003】ところで、曲げ加工される金属板の表面保
護フィルムに使用される基材としては、強度の高い基材
が好ましいという提案がなされている(日立化成技術論
文集、昭57.10;中尾他)以外、ほとんど検討され
ておらず、現在では上記のように軟質ポリ塩化ビニル基
材を使用した表面保護フィルムが非常に多く使用されて
きた。
【0004】
【発明が解決しようとする問題】上記日立化成技術論文
集に記載されているように、高強度な基材を用いて得ら
れる表面保護フィルムにおいて、高強度な基材は一般に
降伏点を持っており、特に基材の縦横方向でその強度特
性に大きな差を有しており強度が高いものほどその傾向
が大きくなるため、金属板の曲げ加工時においてフィル
ムの切れの問題が改善されない。
【0005】上記特開昭53−21239号公報および
特公平1−14265号公報においては、比較的低密度
のエチレンとα−オレフィンとの共重合体からフィルム
基材を形成し、金属板の絞り加工用途での冷間加工追従
性、応力緩和性が検討されている。しかし、これらの公
報で得られた基材においても、金属板の曲げ加工用途で
の切れに対してはその効果はみられない。
【0006】上記軟質ポリ塩化ビニルからなる基材を使
用した表面保護フィルムは、十年以上前より使用されて
おり、その加工時に比較的切れにくい強度特性とその基
材の汎用性より現在も非常に多く使用されているが、焼
却時有害な塩化水素を発生することからその廃棄物処理
の問題がある。さらに近年増加しているレーザー加工に
おいても塩素化合物による設備的に有害ガスの発生等が
ある。また、表面保護フィルムを金属板に貼っけたもの
を段積み積載保管時にポリ塩化ビニル基材の表層と板と
が密着して剥がれ難くなるという問題もある。すなわ
ち、表面保護フィルムが表面に張り付けられた板材を多
数枚積載した状態で保管した際に、その板材の重量によ
り表面保護フィルムの表層が上に位置する板材表面に密
着して、板材を取出しする時の作業性が低下するのであ
る。
【0007】ポリオレフィンからなるものでは、軟質ポ
リ塩化ビニル基材と同様に柔軟な基材においては、フィ
ルムを巻き状態で保管する際にブロッキングの問題が発
生する。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで本発明者らはポリ
オレフィンからなる基材(以下、ポリオレフィン系基材
ともいう)にて金属板の曲げ加工時に発生する切れ防止
に適した表面保護フィルムについて鋭意検討を行った結
果、その基材の少なくとも一方の面を動摩擦係数の小さ
い材料から形成し、引張強度が破断時250kg/cm
2 以上、伸度600%以上で且つ明確な降伏点を持た
ず、その伸長回復率が70%以上となる基材2を使用す
ることにより、金属板6の曲げ加工時の保護フィルム1
の切れ発生が防止され、しかも基材自身を巻物として保
管する時の基材2同士のブロッキングを防止する目的が
達成されることを見いだした。
【0009】上記基材厚みは使用される金属板厚によっ
て60〜200μmの種々のものが用いられるが、一般
的によく使用される板厚1〜2mm程度の金属板に対し
ては70〜130μm程度のものが好ましい。
【0010】請求項1乃至5記載の本発明で使用される
基材は、その引張破断強度が250kg/cm2 以上で
あり、かつ、引張伸長時に降伏点を持たないか、もしく
は明確な降伏点を持たないものである。具体的には、引
張伸長時応力が伸長途中で低下しない、もしくは、低下
量が低下前の最大強度より15%以上低下しないで、そ
の伸長回復率が70%以上の特性を有するものである。
ここで、伸長回復率は、試料(長さL0 )を200mm
/minの引張速度にて100%伸長した後すぐ開放
し、5分経過後の長さ(L5 )を測定することにより次
式で算出する。
【0011】 (2L0 −L5 )÷(2L0 −L0 )×100
【0012】請求項1乃至5記載の本発明で使用される
基材が上記特性を有することを必要とする理由は以下の
通りである。
【0013】ベンダー曲げ加工時にダイスの肩部分にて
圧力がかかった際に塑性変形を起こさず、かつ、加圧部
分が移動した際に速やかに形状を回復するものを選ぶこ
とにより、曲げ進行時にフィルムが曲げ稜線と垂直方向
に引き延ばされる際の切れを防止することができる。こ
のような引き延ばしに対応するために基材に600%以
上の十分な伸度が必要となる。
【0014】また、曲げ加工工程の最終部分で曲げ角度
を所定の角度及び曲げ部内側の曲率(R)を所定の値に
するために、加圧・引き延ばしされた状態でさらに押さ
えつけるため、その際の基材の切れの発生は、前記強度
特性にさらに基材を引っ張った際の引張強度が250k
g/cm2 以上であるものである場合のみ防止できる。
【0015】また、軟質ポリ塩化ビニル系表面保護フィ
ルムには、その粘着剤層を設けた後の巻きほぐし性の改
善を目的として、離型剤の使用が行われているが、基材
自体が圧力により変形し密着しないため、離型剤による
表面の加工では高荷重下での金属板とフィルムのブロッ
キング性についてはあまり改善されない。
【0016】さらに離型剤による基材表面処理以外の方
法としては、スリップ剤の添加やフィルム表面のマット
化、エンボス化等も考えられるが、添加剤の使用につい
ては表面保護フィルム用途ではその粘着性能に非常に影
響を与えるために使用可能な粘着剤が制限され、もしく
は使用可能な粘着剤がない等添加剤の使用は難しく、ま
た表面の加工についても生産工程が余計にかかり、また
柔軟な基材では、圧力に対して変形しやすく一時的に表
面の形状をかえても、高荷重下ではブロッキングを改善
するのは難しい。
【0017】そこで、さらに基材の少なくとも一方の面
の動摩擦係数を0. 7以下にすることにより基材同士の
密着を防止できる。
【0018】請求項3記載の本発明においては薄層を、
基材層より硬い材質で形成することにより達成すること
ができ、具体的には高密度ポリエチレン(HDPE)、
直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)、ポリプロピ
レン(PP)等を単体もしくは基材層を形成する材料と
のブレンドで使用することができる。
【0019】また、請求項4記載の本発明においては薄
層を形成する樹脂中に無機質粒子状物質を添加すること
により達成することができる。
【0020】更に、請求項5記載の本発明においては柔
軟な基材形成樹脂中に無機質粒子状物質を添加すること
により達成することができる。
【0021】前記薄層の厚みは5〜20μm程度とする
ことが好ましい。5μm未満では基材層の特性が支配的
になるためブロッキングについての改善効果が見られな
くなる場合があり、20μmを超えるとフィルム全体の
強度への影響が大きくなり過ぎ、曲げ加工時の切れが発
生し易くなる場合がある。
【0022】また、基材の薄層は粘着剤層側もしくは粘
着剤層側の反対側のいずれの側に設けられてもよい。該
薄層が粘着剤層側に設けられている場合は、テープ表面
の滑り性を低くすることができ、被着体積載時の荷崩れ
等を防止する等の効果があり、逆に、粘着剤層側の反対
側に設けられている場合には、被着体の重量が大きい場
合等に滑り性が良いので引出し作業が行いやすいという
利点があり、被着体に応じて自由に設計を行うことがで
きる。また、いずれの場合においても軟質ポリ塩化ビニ
ル製基材を使用した場合と異なり、基材自身にクリープ
性がないので金属板と表面保護フィルム背面との密着は
起きにくい。
【0023】また、基材のカール等の防止のために、基
材層の両面に薄層を設けることもできる。
【0024】請求項1乃至5記載の本発明で基材層に使
用されるポリオレフィンとしては、エチレンとプロピレ
ンもしくはα−オレフィンとの共重合体、もしくはプロ
ピレン、エチレンの単独重合体があげられる。
【0025】上記α−オレフィンとしては、プロピレ
ン、1−ブテン、1−ペンテン等があげられ、基材の上
記引張強度を満たすポリオレフィンとしては前記のよう
にエチレンとそれ以外の成分を共重合するか、共重合体
同士をブレンドすることによっても得られるが、好まし
くはポリプロピレン存在下でエチレン及びプロピレンモ
ノマーを重合するようないわゆるリアクターブレンド法
によって得ることができる。これによりエチレン中のα
−オレフィン量やプロピレン中のエチレン量等を従来の
チーグラー系の触媒を使用した方法に比べて非常に自由
な割合で重合が可能になる。
【0026】好ましい材料としてはエチレンとα−オレ
フィンとの共重合体である三井石油化学工業(株)や出
光石油化学工業(株)等で生産されているEPRやVL
LDPEやハイモント社、徳山曹達(株)で生産されて
いるエチレン−プロピレン共重合体であるキャタロイ、
PER等、またエクソン等で試作されているメタロセン
触媒を使用したスーパーポリエチレン等などが挙げられ
る。
【0027】リアクターブレンドについては従来から周
知で有り、例えば゛ポリマージャーナル(Polyme
r Journal),第17巻、第1号、37頁以
降″や特開平3−205439号公報等に記載されてい
る。
【0028】請求項1乃至5記載の本発明で基材層に使
用されるポリオレフィンにおいて、上記のような強度特
性を有する基材とした場合には、通常その結晶化度は6
0%以下、密度0.93g/cm3 以下となる。
【0029】請求項2記載の本発明は、フィルム状での
ブロッキングを改善するため、動摩擦係数を0. 7以下
にするための手段として基材に薄層を設けるものであ
り、請求項2記載の本発明では、薄層を形成する材料の
硬度が、デュロメーターDで50以上であり、かつ上記
基材層の厚みが前記基材の厚みに対して70%以上であ
り、上記基材層を形成する材料の結晶化度が50%以
下、密度が0.880〜0.915g/cm3 としたも
のである。
【0030】本発明でいう動摩擦係数は、フィルム表面
をNo.1000の耐水研磨紙にて500g/(50m
m×25mm)の圧力にて50往復研磨し、洗浄後、測
定を行った。また、引張強度は基材に粘着剤層が積層さ
れている場合においても基材のみで測定した値とほとん
ど差が見られないので、粘着剤層を含めた表面保護フィ
ルムを用いて測定を行い、基材の厚みのみで換算した。
【0031】請求項4乃至5記載の本発明において、薄
層を形成する樹脂或いは基材全体に、炭酸カルシウム、
酸化チタン、シリカ、珪藻土、カオリン、クレー等の無
機系粒子状物質を配合することによって基材の表面の摩
擦係数を低下させることが好ましい。
【0032】請求項4記載の本発明は、前記薄層に0.
5〜50重量%の無機系粒子状物質を含有せしめること
によって、該層の動摩擦係数を0.7以下に保持するも
のである。また薄層を形成する材料については何ら限定
されない(基材層と同一のものでも良いし、硬い材料で
も構わない)。
【0033】また、請求項5記載の本発明は、前記柔軟
な基材中に0.5〜30重量%の無機系粒子状物質を含
有せしめることによって、基材表層部の動摩擦係数を
0.7以下に保持するものである。
【0034】上記無機系粒子状物質の粒子径としては、
平均粒子径が数十μm程度以下のものが好ましく、10
0μmを超えるものであると、二次凝集によりフィッシ
ュアイの原因となるので好ましくない。
【0035】上記無機系粒子状物質の前記薄層或いは基
材全体への添加量が0.5重量%未満の場合、使用する
ポリオレフィン樹脂の種類によっては動摩擦係数が0.
7を超える値をとり、フィルム同士のブロッキングが発
生する。また、基材の粘着剤層が設けられている反対の
面の薄層にのみ無機系粒子状物質を含有せしめる場合、
50重量%まで高濃度に含有せしめることができる。5
0重量%を超えると、基材成膜時に無機系粒子状物質の
凝集物によるフィッシュアイが発生しやすくなるので好
ましくない。
【0036】また、前記薄層及び基材全体への添加量が
30重量%を超えると、基材全体の強度が低下し、切れ
に対する本発明でいう効果が失われてしまい、また、基
材成膜時に無機系粒子状物質の凝集物によるフィッシュ
アイが発生しやすくなるので好ましくない。
【0037】本発明の表面保護フィルムに使用される粘
着剤は、表面保護フィルムとしての機能を満足しうるの
もであればいかなるものでも使用することができるが、
特にゴム系粘着剤、アクリル系粘着剤等が好ましく使用
される。粘着剤層は、粘着剤を塗工によっても、共押出
によっても形成することができる。この粘着剤層は、好
ましくは基材と同様その破断強度も十分にあるものが好
ましい。
【0038】このように、本発明の表面保護フィルムの
基材の少なくとも一方の面の動摩擦係数を0. 7以下に
することにより、基材を巻物にした際のブロッキング防
止が達成できる。さらに、本発明の表面保護フィルム
は、強度的に非常に高い基材設計になるので通常の表面
保護機能は一般的に用いられるポリ塩化ビニル、ポリエ
チレン等の基材を使用した表面保護フィルム同等以上の
性能を有する。
【0039】
【作用】表面保護フィルムに使用する基材を、所定厚み
のポリオレフィンで形成することにより、焼却時有害ガ
スの発生の問題もなく、十分な曲げ加工時の耐切れ性を
付与することができる。さらに、該基材の少なくとも一
方の面の動摩擦係数0.7以下のポリオレフィンからな
るものとし、所定範囲内の物性を有する基材を使用する
ことにより、基材のみの巻取り状態でのブロッキングを
起き難くすることができる。
【0040】
【実施例】
(実施例1)基材層として直鎖状超低密度ポリエチレン
〔三井石油化学工業(株)製 商品名”ウルトゼックス
1020L”〕を90μm、薄層として高密度ポリエチ
レン〔三井石油化学工業(株)製”ハイゼックス330
0F”〕を10μm、総厚み00μmになるようにイン
フレーション法共押出にて成膜して基材を得た。
【0041】次に、上記基材層面にコロナ放電処理を施
した上に粘着剤〔綜研化学(株)製商品名”AG10
5”〕を乾燥後粘着剤層厚みが10μm となるよう塗布
乾燥して表面保護フィルムを得た。
【0042】(実施例2)基材層としてエチレンとプロ
ピレンとの共重合体であるポリオレフィン(ハイモント
社製 商品名”KS−051P”)を90μm、薄層と
して高密度ポリエチレン〔三井石油化学工業(株)製”
ハイゼックス3300F”〕を10μm 、総厚み100
μmになるようにインフレーション法共押出にて成膜し
て基材を得た。
【0043】次に、その基材を用いたこと以外は、実施
例1と同様にして表面保護フィルムを得た。
【0044】(実施例3)基材層として直鎖状超低密度
ポリエチレン〔三井石油化学工業(株)製 商品名”ウ
ルトゼックス1020L”〕と、エチレンとプロピレン
との共重合体であるポリオレフィン(ハイモント社製
商品名”KS−051P”)とを1:1で混合したもの
を90μm、薄層として高密度ポリエチレン〔三井石油
化学工業(株)製 商品名”ハイゼックス3300
F”〕を10μm、総厚み100μmになるようにイン
フレーション法共押出にて成膜して基材を得た。
【0045】次に、その基材を用いたこと以外は、実施
例1と同様にして表面保護フィルムを得た。
【0046】(実施例4)基材層として直鎖状超低密度
ポリエチレン〔三井石油化学工業(株)製 商品名”ウ
ルトゼックス1020L”〕を90μm、薄層として直
鎖状超低密度ポリエチレン(ウルトゼックス1020
L)に高密度ポリエチレン〔三井石油化学工業(株)
製”ハイゼックス3300F”〕を1:1で混合したも
のを10μm、総厚み100μmになるようにインフレ
ーション法共押出にて成膜して基材を得た。
【0047】次に、その基材を用いたこと以外は、実施
例1と同様にして表面保護フィルムを得た。
【0048】(実施例5)基材層として直鎖状超低密度
ポリエチレン〔三井石油化学工業(株)製 商品名”ウ
ルトゼックス1020L”〕を90μm、薄層としてポ
リプロピレン〔三井石油化学工業(株)製”ハイボール
F650”〕を10μm、総厚み100μmになるよう
にインフレーション法共押出にて成膜して基材を得た。
【0049】次に、その基材を用いたこと以外は、実施
例1と同様にして表面保護フィルムを得た。
【0050】(実施例6)実施例1と同様にして得られ
た基材の薄層側に実施例1と同様にして粘着加工を行い
表面保護フィルムを得た。
【0051】(実施例7)基材として直鎖状超低密度ポ
リエチレン〔三井石油化学工業(株)製 商品名”ウル
トゼックス1020L”〕に炭酸カルシウムを5重量%
添加し、厚み100μmになるようにインフレーション
法にて成膜して基材を得た。
【0052】得られた基材の一面に実施例1と同様にし
て粘着加工を行い表面保護フィルムを得た。 (実施例8)基材としてエチレンとプロピレンとの共重
合体であるポリオレフィン(ハイモント社製 商品名”
KS−051P”)に炭酸カルシウムを5重量%添加
し、厚み100μmになるようにインフレーション法に
て成膜して基材を得た。
【0053】得られた基材の一面に実施例1と同様にし
て粘着加工を行い表面保護フィルムを得た。
【0054】(実施例9)基材として直鎖状超低密度ポ
リエチレン〔三井石油化学工業(株)製 商品名”ウル
トゼックス1020L”〕とエチレンとプロピレンとの
共重合体であるポリオレフィン(ハイモント社製 商品
名”KS−051P”)を1:1で混合したものに炭酸
カルシウムを5重量%添加し、厚み100μmになるよ
うにインフレーション法にて成膜して基材を得た。
【0055】得られた基材の一面に実施例1と同様にし
て粘着加工を行い表面保護フィルムを得た。
【0056】(実施例10)基材として直鎖状超低密度
ポリエチレン〔三井石油化学工業(株)製 商品名”ウ
ルトゼックス1020L”〕に酸化チタンを5重量%添
加し、厚み100μmになるようにインフレーション法
にて成膜して基材を得た。
【0057】得られた基材の一面に実施例1と同様にし
て粘着加工を行い表面保護フィルムを得た。
【0058】(実施例11)基材として直鎖状超低密度
ポリエチレン〔三井石油化学工業(株)製 商品名”ウ
ルトゼックス1020L”〕に珪藻土を5重量%添加
し、厚み100μmになるようにインフレーション法に
て成膜して基材を得た。
【0059】得られた基材の一面に実施例1と同様にし
て粘着加工を行い表面保護フィルムを得た。
【0060】(実施例12)基材として直鎖状超低密度
ポリエチレン〔三井石油化学工業(株)製 商品名”ウ
ルトゼックス1020L”〕を90μm、同ポリエチレ
ンに炭酸カルシウムを10重量%添加したものを10μ
m、総厚み100μmになるようにインフレーション法
共押出にて成膜して基材を得た。
【0061】得られた基材の基材層の一面に実施例1と
同様にして粘着加工を行い表面保護フィルムを得た。
【0062】(実施例13)基材として直鎖状超低密度
ポリエチレン〔三井石油化学工業(株)製 商品名”ウ
ルトゼックス1020L”〕を90μm、高密度ポリエ
チレン〔三井石油化学工業(株)製 商品名”ハイゼッ
ク3300S”〕に炭酸カルシウムを1重量%添加した
ものを10μm、総厚み100μmになるようにインフ
レーション法共押出にて成膜して基材を得た。
【0063】得られた基材の基材層の一面に実施例1と
同様にして粘着加工を行い表面保護フィルムを得た。
【0064】(比較例1)直鎖状超低密度ポリエチレン
〔三井石油化学工業(株)製 商品名”ウルトゼックス
1020L”〕を100μmになるようインフレーショ
ン法にて成膜して基材を得た。
【0065】次に、その基材の一方の面に実施例1と同
様に粘着剤層を設けて表面保護フィルムを得た。
【0066】(比較例2)基材層として直鎖状超低密度
ポリエチレン〔三井石油化学工業(株)製 商品名”ウ
ルトゼックス1020L”〕を35μm、薄層として高
密度ポリエチレン〔三井石油化学工業(株)製”ハイゼ
ックス3300F”〕を5μm、総厚み40μmになる
ようにインフレーション法共押出にて成膜して基材を得
た。
【0067】次に、その基材を用いたこと以外は、実施
例1と同様にして表面保護フィルムを得た。
【0068】(比較例3)基材層として低密度ポリエチ
レン〔三井石油化学工業(株)製 商品名”ミラン1
2”〕を90μm、薄層として高密度ポリエチレン〔三
井石油化学工業(株)製”ハイゼックス3300F”〕
を10μm、総厚み100μmになるようにインフレー
ション法共押出にて成膜して基材を得た。
【0069】次に、その基材を用いたこと以外は、実施
例1と同様にして表面保護フィルムを得た。
【0070】(比較例4)基材層として直鎖状低密度ポ
リエチレン〔三井石油化学工業(株)製 商品名ウルト
ゼックス3520L”〕を90μm、薄層として高密度
ポリエチレン〔三井石油化学工業(株)製”ハイゼック
ス3300F”〕を10μm、総厚み100μmになる
ようにインフレーション法共押出にて成膜して基材を得
た。
【0071】次に、その基材を用いたこと以外は、実施
例1と同様にして表面保護フィルムを得た。
【0072】(比較例5)基材層として直鎖状超低密度
ポリエチレン〔三井石油化学工業(株)製 商品”ウル
トゼックス1020L”〕を50μm、薄層として高密
度ポリエチレン〔三井石油化学工業(株)製”ハイゼッ
クス3300F”〕を50μm、総厚み100μmにな
るようにインフレーション法共押出にて成膜して基材を
得た。
【0073】次に、その基材を用いたこと以外は、実施
例1と同様にして表面保護フィルムを得た。
【0074】(比較例6)基材層として直鎖状超低密度
ポリエチレン〔日本ユニカー(株)製 商品名”DFD
A1137”〕を90μm、薄層として高密度ポリエチ
レン〔三井石油化学工業(株)製”ハイゼックス330
0F”〕を10μm、総厚み100μmになるようにイ
ンフレーション法共押出にて成膜して基材を得た。
【0075】次に、その基材を用いたこと以外は、実施
例1と同様にして表面保護フィルムを得た。
【0076】(比較例7)基材層としてポリブテン〔三
井石油化学工業(株)製 商品名”ビューロンB02
7”〕を90μm、薄層として高密度ポリエチレン〔三
井石油化学工業(株)製”ハイゼックス3300F”〕
を10μm、総厚み100μmになるようにインフレー
ション法共押出にて成膜して基材を得た。
【0077】次に、その基材を用いたこと以外は、実施
例1と同様にして表面保護フィルムを得た。
【0078】(比較例8)直鎖状超低密度ポリエチレン
〔三井石油化学工業(株)製 商品名”ウルトゼックス
1020L”〕と高密度ポリエチレン〔三井石油化学工
業(株)製”ハイゼックス3300F”〕を8:2で混
合し厚み100μmになるようにインフレーション法に
て成膜して基材を得た。
【0079】次に、その基材の一方の面に実施例1と同
様に粘着剤層を設けて表面保護フィルムを得た。
【0080】(比較例9)直鎖状超低密度ポリエチレン
〔三井石油化学工業(株)製 商品名”ウルトゼックス
1020L”〕に炭酸カルシウムを0.3重量%添加
し、厚み100μmになるようインフレーション法にて
成膜して基材を得た。
【0081】次に、その基材の一方の面に実施例1と同
様に粘着剤層を設けて表面保護フィルムを得た。
【0082】(比較例10)直鎖状超低密度ポリエチレ
ン〔三井石油化学工業(株)製 商品名”ウルトゼック
ス1020L”〕に炭酸カルシウムを50重量%添加
し、厚み100μmになるようインフレーション法にて
成膜して基材を得た。
【0083】次に、その基材の一方の面に実施例1と同
様に粘着剤層を設けて表面保護フィルムを得た。
【0084】(比較例11)直鎖状超低密度ポリエチレ
ン〔三井石油化学工業(株)製 商品名”ウルトゼック
ス1020L”〕を90μm、同ポリエチレンに炭酸カ
ルシウムを70重量%添加したものを10μm、総厚み
100μmになるようインフレーション法共押出にて成
膜して基材を得た。
【0085】次に、その基材の基材層に実施例1と同様
に粘着剤層を設けて表面保護フィルムを得た。
【0086】(参考例1)日東電工(株)製軟質ポリ塩
化ビニル基材表面保護フィルム(商品名”SPV−20
1”)を用いた。
【0087】(参考例2)日立化成工業(株)製低密度
ポリエチレン基材表面保護フィルム(商品名”P−64
0”)を用いた。
【0088】次に、上記各実施例および比較例で得られ
た基材および参考例の表面保護フィルムの動摩擦係数、
引張破断強度、伸長時の引張強度の低下率、引張破断伸
度、結晶化度をそれぞれ以下の評価方法に従って測定し
た。
【0089】〈評価方法〉 引張強度、伸度:フィルムの成膜方向に対して垂直方
向に幅10mmの試験片を作製し、標点間40mm、チ
ャック間40mmにて引張速度200mm/minで引
張時の強度の低下率及び破断時の強度・伸度を測定し
た。
【0090】伸長回復率:同様の試験片について標
点間100mm、チャック間100mmにて引張速度2
00mm/minで100mm引張り、直後に解放して
5分後の標点間距離を測定し、下記式にて回復率を算出
した。
【0091】伸長回復率(%)=(2L0 −L5 )÷
(2L0 −L0 )×100 動摩擦係数:フィルムの表面をNo.1000の耐水
研磨紙で500g/(50mm×25mm)の圧力にて
50往復研磨し水にて洗浄・乾燥したものを、63mm
×63mmの摩擦片に貼付け、フィルム表面同士を合わ
せた状態での動摩擦係数を測定した。その他の条件はJ
IS K7125に準拠した。
【0092】切れ:保護フィルムを厚み1.5mm及
び2.0mmのステンレス板(SUS304HL)にそ
れぞれ貼付け、ベンダー曲げ加工機にて幅12mmのダ
イを使用し、加圧速度8mm/minにて仕上がりが9
0゜になるよう曲げ加工を行い加工後の保護フィルムの
切れを目視にて観察し、以下の記号で表示した。
【0093】〇:切れ発生無し △:一部切れ有り ×:全面で切れ発生 ブロッキング:金属板に対するブロキング;フィルム
表面をステンレス板(SUS304HL)に重ね、40
℃で10kg/cm2 の条件で1ヶ月の加圧保管後、引
き剥し、ブロッキングを評価した。
【0094】フィルムに対するブロッキング;2枚のフ
ィルムの表面と背面を重ね合わせ、40℃で1kg/c
2 の条件で1ヶ月加圧保管後引き剥し、ブロッキング
を評価し、以下の記号で表示した。
【0095】〇:容易に剥離できる △:引き剥しに少し力を要する ×:引き剥し時相当力を要する 硬度:保護フィルムの薄層部分の原料から厚み2mm
の板を作成し、この板についてJIS K7215 D
硬度にて測定した。
【0096】結晶化度:融解熱測定による。
【0097】以上の結果を表1及び2に示す。
【0098】
【表1】
【0099】
【表2】
【0100】表1及び2の結果から、以下のことがわか
る。
【0101】比較例1のように、薄層を動摩擦係数の高
い材料で形成した場合には、ブロッキングが発生する。
【0102】比較例2のように、基材の厚みが薄い場合
には、フィルムの強度が低く切れが発生する。
【0103】比較例3,6のように、基材の破断強度が
低い場合には、フィルムの切れが発生する。
【0104】比較例4,5のように、基材を降伏点の明
瞭な材料で形成した場合には、フィルムの切れが発生す
る。
【0105】比較例7のように基材の伸度が低い場合に
はフィルムの切れが発生する。
【0106】比較例8のように、表層および基材層の多
層構成としない場合には、フィルムの破断強度の低下に
よる切れ、動摩擦係数高によるブロッキングが発生す
る。
【0107】比較例9のように、摩擦係数>0.7とな
り、フィルム同士ブロッキングが発生する。
【0108】比較例10のように、無機系粒子状物質の
過添加により、強度が低下し、切れが発生する。またフ
ィッシュアイにより外観も悪化する。
【0109】比較例11のように、フィッシュアイによ
り外観も悪化する。
【0110】
【発明の効果】本発明によれば、以下の効果がある。
【0111】(1)ポリ塩化ビニル系基材を使用しない
ので廃棄物の焼却処理時に有害ガスの発生がない。
【0112】(2)従来のオレフィン基材と比較して抗
張力の高い金属板の加工時においても十分な耐切れ性能
を有する。
【0113】(3)ポリ塩化ビニル系基材と異なり、基
材特性の温度依存性が小さいので、夏季・冬季による基
材組成の変更等の必要がなくなる。
【0114】(4)ポリ塩化ビニル系基材と異なり、基
材特性の温度依存性が小さいので、加工作業場の雰囲気
温度の変化による金属板加工時の切れが発生しにくい。
【0115】(5)破断強度のより高いポリオレフィン
系基材を使用した場合、ポリ塩化ビニル系基材と同等の
耐切れ性をより薄い基材厚みにて発現することができ
る。
【0116】(6)ポリ塩化ビニル系基材を使用したフ
ィルムと比較すると、比重が小さいので非常に重量が軽
減されるので、広幅化・長尺化等の取り扱いが容易にな
る。
【0117】(7)フィルムの繰り出し部分に重量の制
約がある場合でも、基材の比重が小さいので同一重量で
もより巻き長さが長いものが使用でき、貼付け作業場で
のフィルム交換等の作業性を改善出来る。
【0118】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の表面保護フィルムの一実施例の拡大断
面図である。
【図2】上記表面保護フィルムを金属板に貼り付けた状
態を示す断面図である。
【0001】
【符号の説明】
1 表面保護フィルム 2 基材 3 基材層 4 薄層 5 粘着剤層 6 金属板
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年9月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】請求項2記載の本発明は、フィルム状での
ブロッキングを改善するため、動摩擦係数を0.7以下
にするための手段として基材に薄層を設けるものであ
り、請求項記載の本発明では、薄層を形成する材料の
硬度が、デュロメーターDで50以上であり、かつ上記
基材層の厚みが前記基材の厚みに対して70%以上であ
り、上記基材層を形成する材料の結晶化度が50%以
下、密度が0.880〜0.915g/cm3 としたも
のである。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正内容】
【0036】また、前記基材全体への添加量が30重量
%を超えると、基材全体の強度が低下し、切れに対する
本発明でいう効果が失われてしまい、また、基材成膜時
に無機系粒子状物質の凝集物によるフィッシュアイが発
生しやすくなるので好ましくない。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0040
【補正方法】変更
【補正内容】
【0040】基材層として直鎖状超低密度ポリエチレン
〔三井石油化学工業(株)製 商品名”ウルトゼックス
1020L”〕を90μm、薄層として高密度ポリエチ
レン〔三井石油化学工業(株)製 商品名”ハイゼック
ス3300F”〕を10μm、総厚み100μmになる
ようにインフレーション法共押出にて成膜して基材を得
た。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0098
【補正方法】変更
【補正内容】
【0098】
【表1】

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材層の一方の面に粘着剤層が積層され
    てなる表面保護フィルムであって、 該基材は厚みが60〜200μmのポリオレフィンから
    なり、 該基材層の少なくとも一方の面の動摩擦係数が0. 7以
    下のポリオレフィンからなり、 かつ、該基材の引張破断強度は250kg/cm2
    上、引張破断時の伸度は600%以上、引張伸長時応力
    の降伏点はないかもしくは降伏点後の応力低下率は降伏
    点強度の15%以下であり、かつ伸長回復率は70%以
    上であることを特徴とする表面保護フィルム。
  2. 【請求項2】 基材が基材層と該基材層の一面もしくは
    両面に設けられた薄層とを有する多層構成の基材からな
    り、該薄層の動摩擦係数が0. 7以下である請求項1記
    載の表面保護フィルム。
  3. 【請求項3】 薄層のデュロメータ硬度Dが50以上で
    あり、前記基材厚みから薄層の厚みを引いた厚みが前記
    基材の厚みに対して70%以上であり、かつその基材の
    薄層を除く部分の結晶化度が60%以下、密度が0. 8
    80〜0. 915g/cm3 である請求項2に記載の表
    面保護フィルム。
  4. 【請求項4】 前記基材の一面もしくは両面に薄層を設
    け、その薄層が、0.5〜50重量%の無機系粒子状物
    質を含む動摩擦係数0. 7以下のポリオレフィンからな
    る請求項2に記載の表面保護フィルム。
  5. 【請求項5】 前記基材が、0.5〜30重量%の無機
    系粒子状物質を含むポリオレフィンからなる請求項1に
    記載の表面保護フィルム。
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