JPH07276389A - 光学レンズを得るための金型の構成方法、対応する金型及び得られた光学レンズ - Google Patents

光学レンズを得るための金型の構成方法、対応する金型及び得られた光学レンズ

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JPH07276389A
JPH07276389A JP7053886A JP5388695A JPH07276389A JP H07276389 A JPH07276389 A JP H07276389A JP 7053886 A JP7053886 A JP 7053886A JP 5388695 A JP5388695 A JP 5388695A JP H07276389 A JPH07276389 A JP H07276389A
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closure sleeve
shells
mold
sleeve
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Jean-Paul Cano
ポール カーノー ジャン
Jean-Francois Magne
フランソワ マーニュ ジャン
Georges Wajs
ヴァイス ジョルジュ
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Original Assignee
Essilor International Compagnie Generale dOptique SA
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Publication date
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    • B29D11/00009Production of simple or compound lenses
    • B29D11/0048Moulds for lenses
    • B29D11/00528Consisting of two mould halves joined by an annular gasket
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B29C65/68Joining or sealing of preformed parts, e.g. welding of plastics materials; Apparatus therefor by liberation of internal stresses, e.g. shrinking of one of the parts to be joined using auxiliary shrinkable elements
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S425/00Plastic article or earthenware shaping or treating: apparatus
    • Y10S425/808Lens mold

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 2つの成形シェル10A、10Bのまわりに
環状に、これらの成形シェルと共に求められる成形キャ
ビティ15を構成する閉鎖スリーブ14を設置する。閉
鎖スリーブの構成材料として熱収縮性合成材料を選択
し、加熱作業によって、成形シェル上でのこの閉鎖スリ
ーブの断面収縮を誘発する。 【効果】 成形シェルの組立て及びその後の切り離しが
容易であり、特に、眼球レンズを得るための金型に応用
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般に、熱硬化性合成材
料でできた光学レンズを得るために利用される金型の構
成に関する。本発明は、より特定的に言うと、眼球レン
ズ用の金型を対象としている。
【0002】
【従来の技術】基本的に、これらの金型は、向かい合っ
たその内部表面が、陰画の形で、成形すべき光学レンズ
に対して求められる表面にならっている2つの成形シェ
ルで構成されている。これらの成形シェルの距離の調節
のためだけでなくこれらシェルが限定する成形キャビテ
ィの気密性のためにも、環状に、これらの成形シェルの
間に1つの閉鎖要素を具備することが必要であり、この
閉鎖要素はその上、成形される熱硬化性材料の収縮を凝
固時点でこれらの成形シェルが追従できるようにする能
力がなくてはならない。最も一般的に言うと、今日、こ
の閉鎖要素は、成形シェルが中ではまり合う比較的厚み
のある継手である。この継手の利用は、満足のいくもの
ではあるものの、いくつかの拘束が関与しており、これ
らの拘束は基本的に、この継手が予め製造しなくてはな
らないものであること、この製造のためには無視できな
い投資を必要とする射出成形機を保有していなくてはな
らないこと、又考えられるさまざまな利用条件を満たす
ためこの製造は異なる幾何学的特徴に応える異なる継手
の一定レンジ全体に関すものでなくてはならないこと、
従って次に、費用のかさむことに、かかる継手の多大な
ストックを確保しておかなくてはならないことに由来す
るものである。
【0003】さらに、かくして実施された継手は、それ
自体、一方の方向に成形シェルにしか控えを設けていな
いという限度の中で、互いとの関係における成形シェル
の充分な維持を確保してくれない。前のものとは反対の
方向での成形シェルの維持のためには、通常、付加的
に、シェルを外部から締めつけるクリップを具備しなく
てはならない。こうして、このアセンブリの実施はなお
さら複雑なものとなる。最後に、継手はそれ自体かなり
剛性が高いものであり、そのためその取り扱いは比較的
困難であり、それ自体再利用の問題を提起する。これら
の欠点を補正するため、かなり前から、要望に応じて又
実際には最後の瞬間になってから、2つの成形シェルが
互いとの関係において適正に位置づけされた後にこれら
のシェルのまわりに環状に設置したばかりの閉鎖スリー
ブで構成することによって閉鎖要素を実現するというこ
とが提案されていた。より厳密に言うと、かなり前か
ら、成形シェルの1区分上に巻きつけたばかりの帯状物
を用いてこの閉鎖スリーブを実現することが提案され
た。フランス特許第973,216号では、紙の帯状物
が、又フランス特許第1,018,486号ではゴムの帯状
物がとり上げられている。
【0004】いずれの場合でも、有利にも、選ばれた帯
状物のロール以外いかなるストックも備える必要がな
い。利用時点で、実際、この帯状物は要望に応じて必要
な長さに簡単に切断される。しかし、互いとの関係にお
ける2つの成形シェルの適当な維持については、なお、
自らがとり囲む成形シェルに対する閉鎖スリーブの充分
な一体化の問題が存続している。フランス特許第973,
216号では、接着により対処することが提案されてい
る。しかし、かかる接着の場合、形成された光学レンズ
の離型のための閉鎖スリーブに対する成形シェルのその
後の切り離しが実際上困難である。その上、この切り離
しは、成形シェルの上にも、又成形されたレンズの上に
も、接着剤の残渣を残し、かかる残渣は、少なくとも成
形シェルに関しては除去される必要があり、こうして特
定的な清浄手順の利用が課せられることになる。フラン
ス特許第1,018,486号においては、求められる一体
化は、成形シェル上の閉鎖スリーブの一種のたがばめに
よって行なわれ、その代償として、成形シェルの予備組
立て及びその後のそれらの切り離しの両方に関して無視
できない利用上の複雑さがもたらされることになる。
【0005】さらに最近では、特に第55−10551
9として公示された日本特許出願により、接着テープを
用いて閉鎖スリーブを形成することが提案されている。
かかる接着テープの場合前述のものと同様成形シェルの
切り離しの後、これらのシェル上に後で除去しなければ
ならない接着剤の残渣が残ることに加えて、接着テープ
が成形シェルの全体的高さより小さい幅を有しかくして
これらの維持を犠牲にしてこれらに対するテープの影響
力が制限されることになり得るか、又はこの幅がこの高
さより大きい場合には接着テープの余分な幅すなわち成
形シェルのいずれか一方又は両方を超えるこの接着テー
プの幅が清潔さを理由として除去されることが重要であ
る。それができない場合、かくして余分である接着テー
プの部分は、塵埃又はこのタイプのその他の汚れを必ず
折あしく保持することになろう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、一般にこれ
らの欠点全体を避けることのできる措置をその目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】より厳密に言うと、本発
明はまず第一に、光学レンズを得るための金型の構成方
法において、2つの成形シェルのまわりに環状に、これ
らのシェルと共に求められる成形キャビティを構成する
閉鎖スリーブを設置するタイプの方法であって、一般に
閉鎖スリーブの構成材料として熱収縮性合成材料を選択
すること及び加熱作業によって成形シェル上でのこの閉
鎖スリーブの断面収縮を誘発することを特徴とする方法
をその目的としている;さらに本発明は、かくして形成
された金型及びかかる金型を用いた成形によって得られ
る全ての光学レンズをも目的としている。要するに、本
発明に従うと、利用される閉鎖スリーブは、それが成形
シェルの1区分上に帯状物を巻きつけることによって現
場で形成されるか、又は予め形成された閉鎖スリーブで
即ち前もって管の1区分で形成された閉鎖スリーブであ
るかに関わらず、熱収縮性合成材料でできている。いず
れの場合でも、収縮の後、この閉鎖スリーブは成形シェ
ルの間に、利用されるプロセスに応じて多少の差こそあ
れ強調されてはいるもののいずれにせよこれらの成形シ
ェルの一方向での控えを設けるには充分なものである凹
入ゾーンを有しており、さらに、連続的にその両端の各
々において、成形シェルの外表面上に押しつけられかつ
従って前のものとは反対の方向でこれらのシェルの控え
を設ける1つの折返し縁部を形成する。
【0008】かくして、成形シェルの互いとの関係にお
ける相対的維持は、望まれるあらゆる剛性を伴って、こ
れらのシェルを締めつける閉鎖スリーブによって確保さ
れ、こうして特に、構成作業と成形すべき光学レンズの
その後の成形作業との間で必要となる場合に本発明に従
った金型の構成後の取扱いが有利にも可能となる。その
上、かかる成形の後の成形シェルの切り離しは、特殊な
工具を全く必要とせずに、又成形シェル上に何らかの跡
を残すことなく、容易に行なわれる。なほ、本発明の特
徴及び利点は、添付の概略図面を参考にしながら、例と
して示される以下の記述を読むことにより、明らかとな
るだろう。
【0009】
【実施例】図1〜5は、一例として、光学凹レンズつま
り発散レンズ(図示せず)を得るための金型10の構成
に対する本発明の応用に関するものである。それ自体既
知の要領で、この金型10は基本的に、個々に取り上げ
た場合各々ほぼ等厚で周辺方向に同じ円形輪郭を有する
2つの成形シェル10A、10Bで構成されている。こ
れら2つの成形シェル10A、10Bは互いの上に軸方
向に配置されており、向かい合ったその内部表面は各々
それぞれ、形成すべき光学レンズのための求められる表
面に対応する。例えば、通常は、これらの成形シェル1
0A、10Bはガラス製であり、その外表面12A、1
2Bは全体的に球形である。その区分13A、13Bの
方は、全体的に円筒形をしている。それ自体既知の要領
で、環状にこれら2つの成形シェル10A、10Bのま
わりに、これらのシェルと求められる成形キャビティ1
5を構成ししかもこの機能の他に成形シェル10A、1
0Bの互いとの関係における維持を特に確保する1つの
閉鎖スリーブ14を設置する。
【0010】本発明に従うと、閉鎖スリーブ14の構成
材料としては、熱収縮性合成材料が選択され、加熱作業
により、成形シェル10A、10B上でのこの閉鎖スリ
ーブ14の断面収縮が誘発される。例えば、選択される
熱収縮性合成材料は、ポリ塩化ビニル又は例えばポリブ
チレン−テレフタレートといったポリエステルである。
この合成材料はいずれにせよ、例えば移動によって成形
すべき熱硬化性材料と干渉しないような形で選択され
る。図1〜5に示されている実施態様に従って、成形シ
ェル10A、10Bの区分13A、13B上に帯状物1
6を巻きつけることにより閉鎖スリーブ14を形成す
る。この帯状物16の厚み、ひいてはそれが形成する閉
鎖スリーブの厚みは、20ミクロンから200ミクロン
の間に含まれていてよい。実際には、この厚みは、利用
される熱収縮性合成材料によって異なり、これは、最終
的に得られた金型10が望まれる全ての剛性を呈するよ
うな形で選択される。
【0011】好ましくは、後で明らかになるような理由
で、帯状物16の幅ひいては閉鎖スリーブ14の高さH
1は、最初閉鎖スリーブ14が成形シェル10A、10
Bのうち少なくとも一方を超えて軸方向に延びるような
形で、成形シェルの周辺でその外表面12A、12Bの
一方から他方まで測定したこれらのシェル10A、10
Bの全体的高さH2よりも大きく選択される。実際に
は、図示されている実施態様においては、成形シェルの
周辺において、当初成形シェル10Aの外表面12A上
と同様成形シェル10Bの外表面12B上でも突出する
ことにより、閉鎖スリーブ14が成形シェル10A、1
0Bの両方を超えて軸方向に延びるようになっている。
当然のことながら、閉鎖スリーブ14の設置に際して
は、少なくとも暫定的に、成形シェル10A、10Bの
互いとの関係における積極的な相対的維持を確保するこ
とが望ましい。例えば、図2に一点鎖線で示されている
通り、これらの成形シェル10A、10Bの少なくとも
1つの相対的維持及び実際にはこれらのシェルの各々の
相対的維持は、それらの外表面12A、12Bの中央ゾ
ーンと連結を解除できる形で関わり合っている1つのつ
かみ機構18A、18Bによって確保される。
【0012】例えば、このように使用されるつかみ機構
18A、18Bは、吸盤である。成形シェル10A、1
0Bの区分13A、13B上に帯状物16を巻きつけた
後、この帯状物16の両端部を互いに一体化させて、成
形キャビティ15を閉鎖する。例えば、図示していない
がヒーターブレードを成形シェル10A、10Bの区分
13A、13Bに対して垂直方向で帯状物16に適用す
ることにより、これら2つの端部を局所的に溶接する。
次にかくして形成された閉鎖スリーブ14の成形シェル
10A、10B上の断面収縮に必要である加熱作業は、
例えば、図3に概略的に示されている通り、対応するサ
ブアセンブリ17のまわりに環状に適切に分布させられ
てサブアセンブリ17に対し高温流体実際には空気をブ
ローするため半径方向にこのサブアセンブリ17の方に
向けられている複数のノズル20を用いて行なうことが
できる。この加熱作業の後、閉鎖スリーブ14は、しか
るべく収縮される。このとき、この閉鎖スリーブは環状
に、結果的に成形シェル10A、10Bの間に、多少の
差こそあれ強調された凹入ゾーン21を含んでおり、同
時に、閉鎖スリーブは、連続してその端部の各々におい
てこれらの成形シェル10A、10Bの外表面12A、
12B上に張りつけられた折返し縁部22A、22Bを
形成する。
【0013】かくして、成形シェル10A、10Bは、
それらの内表面11A、Bと同様外表面12A、12B
の側でも、閉鎖スリーブ14によりしかるべく締めつけ
られた状態にある。アセンブリの剛性を考慮すると、成
形シェル10A、10Bの厚みは有利にも、例えば約2
mmといったように比較的小さいものであってよい。特に
凹レンズの成形に適した図示されている実施態様におい
ては、レンズの周辺縁部は比較的厚く従って成形シェル
10A、10Bをそれらの周辺で互いから離隔している
距離は比較的大きいものであるため、閉鎖スリーブ14
が形成する凹入ゾーン21は、横断面で円弧状の断面形
状を有し、比較的強調されていない。しかし、このゾー
ンは充分であることがわかっている。後で凸レンズの成
形についてさらに詳細に記述する配置に従うと、このゾ
ーンはそれでも、必要とあらばさらに強調させることが
可能である。成形キャビティ15の中へ成形材料を導入
するためには、通常、その凹入ゾーン21内に穴をあけ
ることにより、このゾーンを利用して閉鎖スリーブ14
を横切って局所的に介入するだけで充分である。
【0014】その後、対応する穴は、例えば一片の接着
テープを用いて再びふさがれる。いずれにせよ、試験に
よると、本発明に従った金型10の中で閉鎖スリーブ1
4によって確保される気密性は、たとえこの金型10の
充てんがその製作後幾時経ってから行なわれる場合でさ
え、成形材料の適切な保持を確保するのに充分なもので
ある。通常、成形材料の重合は、熱により又は照射特に
紫外線照射により行なうことができる。離型のため、つ
まり成形シェル10A、10Bの互いとの関係における
切り離しのためには、閉鎖スリーブ14をもぎ取るだけ
で充分である。このとき、閉鎖スリーブ14は、有利に
も、成形シェル10A、10B上にも、形成された光学
レンズ上にも全く跡を残さない。これまでの作業は全て
手で行なうことができる。これまでの作業は同様に、機
械上で機械的に行なうこともできる。図6に示されてい
る変形実施態様においては、閉鎖スリーブ14として、
成形シェル10A、10Bのまわりに滑り込ませる管の
1区分で予め形成された閉鎖スリーブ14が選択されて
いる。
【0015】換言すると、この閉鎖スリーブ14はこの
場合、最初から必要な高さにしかるべく裁断された管の
1区分である。図7に示されている変形態様において
は、加熱作業は唯一のノズル20を用いて行なわれる。
このとき、閉鎖スリーブ14が成形シェル10A、10
Bと共に構成しているサブアセンブリ17は、この図7
に矢印F1で概略的に示されているようにこのノズル2
0に直角にその軸を中心にして回転駆動させられる。図
8〜10は、一例として、成形すべき光学レンズが凸レ
ンズつまり集光レンズであるケースに適用された本発明
に基づく方法の一変形実施態様に関するものである。こ
の場合、成形シェル10A、10Bはそれらの周辺にお
いて互いに比較的近づいている。このようなケースにお
いては、加熱作業に先立って、これらの成形シェル10
A、10Bの間に予め環状に閉鎖スリーブ14が凹入ゾ
ーン21′を形成するようにする成形作業を行なうこと
が望ましい可能性がある。
【0016】図示されている実施態様においては、この
凹入ゾーン21′が横方向に、閉鎖スリーブ14のため
のU字形折返しを形成するようになっている。例えば、
図9に概略的に示されているとおり、凹入ゾーン21′
は、各々半円形のあたり稜25を有しかつこの図9の相
対する矢印F2に沿って互いの方向に移動させられる2
つの半ヒーターブレード24により閉鎖スリーブ14を
締めつけにくることによって得られる。図10の成形シ
ェル10A、10B上での閉鎖スリーブ14の収縮の
後、成形シェル10A、10Bの間でこの閉鎖スリーブ
14のために得られた凹入ゾーン21は、有利にも、こ
れらの成形シェルの周辺における互いの離隔距離が小さ
いにもかかわらずこれらのシェルを適正に維持するのに
必要なあらゆる展開を示している。ここでわかるよう
に、この凹入ゾーン21は、同様に外部的に、成形シェ
ル10A、10Bの間に1つの自由空間を設けており、
この自由空間は、例えばへらを用いて、前述のとおり周
辺における離隔距離が小さいにもかかわらず成形後に互
いとの関係におけるこれらの成形シェル10A、10B
の切り離しを容易にするような性質のものである。
【0017】当然のことながら、本発明は、上述の図示
された実施態様に制限されるものではなく、そのさまざ
まな要素のあらゆある変形実施態様及び/又は組合せ態
様を内含するものである。特に、本発明に従った閉鎖ス
リーブの構成のために帯状物が使用される場合、この帯
状部は場合によっては1周以上にわたって延びていても
よい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従った金型の構成方法の諸段階の1つ
を例示する斜視図である。
【図2】この方法のこの段階に対応する、図1のライン
II−IIに沿った断面図である。
【図3】本発明に従った方法のその後の段階に関する平
面図である。
【図4】本発明に従った方法の最後に得られる金型の斜
視図である。
【図5】図4のラインV−Vに従った、この金型の軸方
向断面図である。
【図6】1変形態様についての、図1のものと類似した
斜視図である。
【図7】もう1つの変形態様についての、図3のものと
類似した平面図である。
【図8】もう1つの変形態様についての、図2のものと
類似した軸方向断面図である。
【図9】図8の矢印IXに沿った、この変形態様に導く方
法の1段階に関する平面図である。
【図10】この方法の最後に得られる金型についての、
図8のものと類似した軸方向断面図である。
【符号の説明】
10A、10B 成形シェル 12A、12B 成形シェル外表面 13A、13B 成形シェルの1区分 14 閉鎖スリーブ 15 成形キャビティ 16 帯状物 18A、18B つかみ機構 21、21′ 凹入ゾーン 22A、22B 折返し縁部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B29L 11:00 (72)発明者 ジョルジュ ヴァイス フランス 94200 イヴリー リュー ダ ニエール カサノヴァ 69

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つの成形シェル(10A、10B)の
    まわりに環状に、これらのシェルと共に求められる成形
    キャビティ(15)を構成する閉鎖スリーブ(14)を
    設置するタイプの、光学レンズを得るための金型の構成
    方法において、閉鎖スリーブ(14)の構成材料として
    熱収縮性合成材料を選択すること、及び加熱作業によっ
    て成形シェル(10A、10B)上でのこの閉鎖スリー
    ブ(14)の断面収縮を誘発することを特徴とする、金
    型の構成方法。
  2. 【請求項2】 最初、閉鎖スリーブ(14)が成形シェ
    ル(10A、10B)の少なくとも1つを超えて軸方向
    に延びているようにすることを特徴とする、請求項1に
    記載の方法。
  3. 【請求項3】 最初、閉鎖スリーブ(14)が成形シェ
    ル(10A、10B)の両方を超えて軸方向に延びてい
    るようにすることを特徴とする、請求項2に記載の方
    法。
  4. 【請求項4】 加熱作業に先立って、閉鎖スリーブ(1
    4)が成形シェル(10A、10B)の間に予め凹入ゾ
    ーン(21′)を環状に形成するようにする成形作業が
    行なわれることを特徴とする、請求項1乃至3のいずれ
    か1項に記載の方法。
  5. 【請求項5】 閉鎖スリーブ(14)の凹入ゾーン(2
    1′)が横方向にこのスリーブのためのU字形折返しを
    形成するようになっていることを特徴とする、請求項4
    に記載の方法。
  6. 【請求項6】 閉鎖スリーブ(14)の設置の際に、成
    形シェル(10A、10B)の外表面(12A、12
    B)の中央ゾーンと連結を解除できる形でかみ合ってい
    るつかみ機構(18A、18B)により少なくとも一方
    の成形シェルの相対的維持を確保することを特徴とす
    る、請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 【請求項7】 成形シェル(10A、10B)の1区分
    (13A、13B)上に帯状物(16)を巻きつけるこ
    とにより現場で閉鎖スリーブ(14)を形成することを
    特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載の方
    法。
  8. 【請求項8】 成形シェル(10A、10B)の区分
    (13A、13B)の上に帯状物(16)を巻きつけた
    後、その両端部を互いに一体化することを特徴とする、
    請求項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】 閉鎖スリーブ(14)のために、管の1
    区分で形成された閉鎖スリーブ(14)を選択すること
    を特徴とする、請求項〜6のいずれか1項に記載の方
    法。
  10. 【請求項10】 共に成形キャビティ(15)を構成す
    る閉鎖スリーブ(14)によって連結された2つの成形
    シェル(10A、10B)を有するタイプの光学レンズ
    を得るための金型において、請求項1〜9のいずれか1
    項に記載の方法を応用して、閉鎖スリーブ(14)が熱
    収縮性合成材料でできており、適正に収縮されることを
    特徴とする金型。
  11. 【請求項11】 同時に、閉鎖スリーブ(14)は、成
    形シェル(10A、10B)の間に凹入ゾーン(21)
    を含んでおり、しかも連続してその両端の各々において
    成形シェル(10A、10B)の外表面(12A、12
    B)に張りつけられた折返し縁部(22A、22B)を
    形成していることを特徴とする、請求項10に記載の金
    型。
  12. 【請求項12】 請求項10、11のいずれか1項に記
    載の金型を用いた成形により得られたことを特徴とする
    光学レンズ。
JP7053886A 1994-03-29 1995-03-14 光学レンズを得るための金型の構成方法、対応する金型及び得られた光学レンズ Pending JPH07276389A (ja)

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