JPH07276022A - 遠心力鋳造方法 - Google Patents
遠心力鋳造方法Info
- Publication number
- JPH07276022A JPH07276022A JP6826994A JP6826994A JPH07276022A JP H07276022 A JPH07276022 A JP H07276022A JP 6826994 A JP6826994 A JP 6826994A JP 6826994 A JP6826994 A JP 6826994A JP H07276022 A JPH07276022 A JP H07276022A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- casting
- molten metal
- inner peripheral
- velocity
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 管内面の不健全層除去のための切削加工費の
問題、その加工を実施しない場合に生じる構造設計上の
問題等、従来法における複数の問題を一挙に解消し得る
手段を提供する。 【構成】 鋳型２の回転速度を、遠心力鋳造が可能な下
限値以上の一定値に維持しつつ、溶湯１の鋳込み終了か
ら一定時間だけ時間経過させた後、前記回転速度を設定
時間だけ加速させて、その加速終端速度よりなる一定値
に維持する。
問題、その加工を実施しない場合に生じる構造設計上の
問題等、従来法における複数の問題を一挙に解消し得る
手段を提供する。 【構成】 鋳型２の回転速度を、遠心力鋳造が可能な下
限値以上の一定値に維持しつつ、溶湯１の鋳込み終了か
ら一定時間だけ時間経過させた後、前記回転速度を設定
時間だけ加速させて、その加速終端速度よりなる一定値
に維持する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、遠心力鋳造品の製造に
適用される遠心力鋳造方法に関し、更に詳しくは、横型
遠心力鋳造用の鋳型を回転させつつ、その回転中の鋳型
内へ溶湯を鋳込んで、遠心力鋳造品を鋳造する遠心力鋳
造方法に関する。
適用される遠心力鋳造方法に関し、更に詳しくは、横型
遠心力鋳造用の鋳型を回転させつつ、その回転中の鋳型
内へ溶湯を鋳込んで、遠心力鋳造品を鋳造する遠心力鋳
造方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】このような遠心力鋳造方法としては、従
来、前記鋳造が可能な回転数の範囲内から適宜選択され
た一定の回転数に前記鋳型の回転数を設定しつつ、その
鋳型を回転させて前記鋳造を行う方法（以下、従来法と
いう）が採用されていた。
来、前記鋳造が可能な回転数の範囲内から適宜選択され
た一定の回転数に前記鋳型の回転数を設定しつつ、その
鋳型を回転させて前記鋳造を行う方法（以下、従来法と
いう）が採用されていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このような従来法によ
れば、溶湯の凝固過程において、溶湯の主成分から酸化
物や硫化物等、軽量の非金属介在物が、遠心力の作用に
よって鋳造品の内周部へ浮上分離するようになり、最終
的に得られる鋳造品の内周部には、前記非金属介在物が
豊富に存在する凝固層が形成される。この凝固層は、不
健全な層であるため、前記鋳造品の内周部に切削加工を
施して前記凝固槽を除去したり、或いは、前記内周部を
強度設計上の肉厚に加味しないという条件の下で、前記
鋳造品をそのまま使用したりしていた。しかしながら、
前記鋳造品の内周部に切削加工を施す場合は、高い加工
費用がかかるという問題があり、また、前記内周部を強
度設計上の肉厚に加味しない場合は、前記内周部の存在
が単なる重量アップの原因となって構造設計上の弊害に
なるという問題があった。本発明は、このような実情に
着目してなされたものであり、上述した切削加工の費用
の問題、構造設計上の問題等、従来法における複数の問
題を一挙に解消し得る手段を提供することを目的として
いる。
れば、溶湯の凝固過程において、溶湯の主成分から酸化
物や硫化物等、軽量の非金属介在物が、遠心力の作用に
よって鋳造品の内周部へ浮上分離するようになり、最終
的に得られる鋳造品の内周部には、前記非金属介在物が
豊富に存在する凝固層が形成される。この凝固層は、不
健全な層であるため、前記鋳造品の内周部に切削加工を
施して前記凝固槽を除去したり、或いは、前記内周部を
強度設計上の肉厚に加味しないという条件の下で、前記
鋳造品をそのまま使用したりしていた。しかしながら、
前記鋳造品の内周部に切削加工を施す場合は、高い加工
費用がかかるという問題があり、また、前記内周部を強
度設計上の肉厚に加味しない場合は、前記内周部の存在
が単なる重量アップの原因となって構造設計上の弊害に
なるという問題があった。本発明は、このような実情に
着目してなされたものであり、上述した切削加工の費用
の問題、構造設計上の問題等、従来法における複数の問
題を一挙に解消し得る手段を提供することを目的として
いる。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明に係る遠心力鋳造
方法（以下、本発明方法という）は、横型遠心力鋳造用
の鋳型を回転させつつ、その回転中の鋳型内へ溶湯を鋳
込んで、遠心力鋳造品を鋳造する遠心力鋳造方法であっ
て、前記鋳型の回転速度を、遠心力鋳造が可能な下限値
以上の一定値に維持しつつ前記溶湯の鋳込み終了から一
定時間だけ時間経過させた後、前記回転速度を設定時間
だけ加速させて、その加速終端速度よりなる一定値に維
持する点に特徴を有している。
方法（以下、本発明方法という）は、横型遠心力鋳造用
の鋳型を回転させつつ、その回転中の鋳型内へ溶湯を鋳
込んで、遠心力鋳造品を鋳造する遠心力鋳造方法であっ
て、前記鋳型の回転速度を、遠心力鋳造が可能な下限値
以上の一定値に維持しつつ前記溶湯の鋳込み終了から一
定時間だけ時間経過させた後、前記回転速度を設定時間
だけ加速させて、その加速終端速度よりなる一定値に維
持する点に特徴を有している。
【０００５】
【作用】本発明者等は、前述した従来法における問題の
解消を図るべく、鋳造条件（特に、鋳型の回転数）変更
時における溶湯凝固過程の流動現象の変化を、前記溶湯
の流動に近い形態で流動する流体（具体的には、水）に
シミュレートさせて観察した。その観察結果（特に、前
記従来法の問題の解消に役立つ観察結果）は、次に述べ
る通りである。即ち、溶湯の凝固過程において鋳型を加
速回転させると、溶湯の内周部で鋳型の中央部から鋳型
の両端部へ向かう流れ（以下、両端部への流れという）
が生じる一方、溶湯の凝固過程において鋳型を減速回転
させると、溶湯の内周部で鋳型の両端部から鋳型の中央
部へ向かう流れが生じる、という知見が得られた。この
ような知見に基づく上記特徴を備えた本発明方法によれ
ば、鋳造の初期段階で、前記鋳型の回転速度を遠心力鋳
造が可能な下限値以上の一定値に維持しつつ一定時間だ
け経過させるので、この段階で、前記非金属介在物が遠
心力の作用によって比重分離されて溶湯の内周部へ浮上
してくる。そして、前記一定時間が経過した後の段階で
は、前記回転速度を設定時間だけ加速させるので、その
加速回転に基づいて、前記溶湯の内周部で、上記知見に
よる現象、即ち、前記両端部への流れが生じるので、そ
の流れに前記非金属介在物を乗せて、その非金属介在物
を鋳型の両端部へ移動させてその部分に集積させること
ができる。そして、前記設定時間が経過した後の段階で
は、前記回転速度が前記加速終端速度よりなる一定値に
維持されるので、前記鋳型の両端部へ移動した前記非金
属介在物は循環移動することなく前記両端部に留まった
ままとなる。従って、最終的に得られる鋳造品において
は、前記両端部の内周部に、前記非金属介在物が豊富に
存在する凝固層が形成されるようになる。
解消を図るべく、鋳造条件（特に、鋳型の回転数）変更
時における溶湯凝固過程の流動現象の変化を、前記溶湯
の流動に近い形態で流動する流体（具体的には、水）に
シミュレートさせて観察した。その観察結果（特に、前
記従来法の問題の解消に役立つ観察結果）は、次に述べ
る通りである。即ち、溶湯の凝固過程において鋳型を加
速回転させると、溶湯の内周部で鋳型の中央部から鋳型
の両端部へ向かう流れ（以下、両端部への流れという）
が生じる一方、溶湯の凝固過程において鋳型を減速回転
させると、溶湯の内周部で鋳型の両端部から鋳型の中央
部へ向かう流れが生じる、という知見が得られた。この
ような知見に基づく上記特徴を備えた本発明方法によれ
ば、鋳造の初期段階で、前記鋳型の回転速度を遠心力鋳
造が可能な下限値以上の一定値に維持しつつ一定時間だ
け経過させるので、この段階で、前記非金属介在物が遠
心力の作用によって比重分離されて溶湯の内周部へ浮上
してくる。そして、前記一定時間が経過した後の段階で
は、前記回転速度を設定時間だけ加速させるので、その
加速回転に基づいて、前記溶湯の内周部で、上記知見に
よる現象、即ち、前記両端部への流れが生じるので、そ
の流れに前記非金属介在物を乗せて、その非金属介在物
を鋳型の両端部へ移動させてその部分に集積させること
ができる。そして、前記設定時間が経過した後の段階で
は、前記回転速度が前記加速終端速度よりなる一定値に
維持されるので、前記鋳型の両端部へ移動した前記非金
属介在物は循環移動することなく前記両端部に留まった
ままとなる。従って、最終的に得られる鋳造品において
は、前記両端部の内周部に、前記非金属介在物が豊富に
存在する凝固層が形成されるようになる。
【０００６】
【発明の効果】そこで、前記鋳造品の両端部を単に切り
落とすという極めて低費用（即ち、従来の切削加工にか
かる費用と比べて極めて低廉な費用）の機械加工を前記
鋳造品に施すだけで、前記両端部を除く全体が健全な鋳
造品が得られるようになる。従って、上述の本発明方法
によれば、従来法における切削加工の費用の問題、構造
設計上の問題等、複数の問題が一挙に解消されるように
なり、もって、本発明の目的が達成されるようになる。
落とすという極めて低費用（即ち、従来の切削加工にか
かる費用と比べて極めて低廉な費用）の機械加工を前記
鋳造品に施すだけで、前記両端部を除く全体が健全な鋳
造品が得られるようになる。従って、上述の本発明方法
によれば、従来法における切削加工の費用の問題、構造
設計上の問題等、複数の問題が一挙に解消されるように
なり、もって、本発明の目的が達成されるようになる。
【０００７】尚、上記特徴を備える本発明方法におい
て、前記回転速度を前記加速終端速度よりなる一定値に
維持する段階で、前記鋳型の両端部を強制的に冷却する
ことととすれば、前記設定時間が経過した後の段階で、
前記回転速度が前記加速終端速度よりなる一定値に維持
されるばかりでなく、前記鋳型の両端部が強制的に冷却
されるので、前記非金属介在物が前記鋳型の両端部へ移
動した状態で前記溶湯の凝固が速やかに進行し、その凝
固進行によって、前記鋳型の両端部へ移動した前記非金
属介在物がその両端部に留まったままとなるのが、より
確実に実現されるようになり、上述の本発明の効果が一
層確実に実現されるようになる。
て、前記回転速度を前記加速終端速度よりなる一定値に
維持する段階で、前記鋳型の両端部を強制的に冷却する
ことととすれば、前記設定時間が経過した後の段階で、
前記回転速度が前記加速終端速度よりなる一定値に維持
されるばかりでなく、前記鋳型の両端部が強制的に冷却
されるので、前記非金属介在物が前記鋳型の両端部へ移
動した状態で前記溶湯の凝固が速やかに進行し、その凝
固進行によって、前記鋳型の両端部へ移動した前記非金
属介在物がその両端部に留まったままとなるのが、より
確実に実現されるようになり、上述の本発明の効果が一
層確実に実現されるようになる。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図１には、本発明方法の実施状態が示され、図２
〜図５には、その模式的説明図が示されている。
する。図１には、本発明方法の実施状態が示され、図２
〜図５には、その模式的説明図が示されている。
【０００９】図１中、２は、筒状砂型よりなる横型遠心
力鋳造用の鋳型であり、その鋳型２は、駆動力の経時制
御可能な駆動装置（図外）によって回転数制御が行われ
つつ回転駆動される支持ローラー３，４に係合凸部２
ａ，２ｂが係止されつつ担持され、その支持ローラー
３，４の回転に従動して、回転数制御が行われつつ回転
するようになっている。前記鋳型２の一端開口部には、
取鍋５からの溶湯１を受け且つその溶湯１を前記鋳型２
内へ注入するための遠心力鋳造用樋６が、先端を前記鋳
型１内に臨ませた状態に設けられている。
力鋳造用の鋳型であり、その鋳型２は、駆動力の経時制
御可能な駆動装置（図外）によって回転数制御が行われ
つつ回転駆動される支持ローラー３，４に係合凸部２
ａ，２ｂが係止されつつ担持され、その支持ローラー
３，４の回転に従動して、回転数制御が行われつつ回転
するようになっている。前記鋳型２の一端開口部には、
取鍋５からの溶湯１を受け且つその溶湯１を前記鋳型２
内へ注入するための遠心力鋳造用樋６が、先端を前記鋳
型１内に臨ませた状態に設けられている。
【００１０】このような鋳造設備を用いて本発明方法を
実施する場合、鋳型２を遠心力鋳造が可能な下限値以上
の一定値からなる回転速度（例えば、５０Ｇ）で回転さ
せ、その回転中の鋳型２内へ溶湯１を鋳込んでその鋳込
みを完了させた後（図２参照）、前記鋳型２の回転速度
を一定に維持したり適宜変化させつつ、前記溶湯１を鋳
型２からの奪熱により凝固させて遠心力鋳造管（例え
ば、外径：φ１０００ｍｍ、内径：φ８００ｍｍ、長
さ：６０００ｍｍの遠心力鋳造管）の鋳造を行うが、本
発明方法においては、先ず、前記鋳込み終了の時点から
一定時間（例えば、１〜２ｍｉｎ）だけ時間経過させ
て、非金属介在物Ａを溶湯１の内周部へ浮上させる（図
３中の矢印参照）。そして、前記一定時間が経過した
後、前記回転速度を設定時間（例えば、１ｍｉｎ）だけ
加速させて、溶湯１の内周部が鋳型２の中央部から両端
部へ向かう流れを生じさせる（図４中の矢印参照）。そ
して、前記回転速度を加速終端速度（例えば、７０Ｇ）
にまで至らせて、前記非金属介在物Ａを前記両端部へ向
かう流れに乗せてその非金属介在物Ａを鋳型２の両端部
へ移動させてその部分に集積させた後（図５参照）にお
いては、その加速終端速度よりなる一定値に維持すると
共に、適宜の強制冷却手段（例えば、強制空冷装置（図
外）等）を用いて、前記鋳型２の両端部を強制的に冷却
することにより、前記両端部の内周部に、前記非金属介
在物Ａを留まらせた状態で凝固させて、前記両端部の内
周部に、前記非金属介在物Ａが豊富に存在する凝固層を
形成するようにする。このようにして得られた鋳造品に
おいては、その両端部を単に切り落とすという極めて低
費用の機械加工を前記鋳造品に施すだけで、前記両端部
を除く全体が健全な鋳造品が得られるようになる。
実施する場合、鋳型２を遠心力鋳造が可能な下限値以上
の一定値からなる回転速度（例えば、５０Ｇ）で回転さ
せ、その回転中の鋳型２内へ溶湯１を鋳込んでその鋳込
みを完了させた後（図２参照）、前記鋳型２の回転速度
を一定に維持したり適宜変化させつつ、前記溶湯１を鋳
型２からの奪熱により凝固させて遠心力鋳造管（例え
ば、外径：φ１０００ｍｍ、内径：φ８００ｍｍ、長
さ：６０００ｍｍの遠心力鋳造管）の鋳造を行うが、本
発明方法においては、先ず、前記鋳込み終了の時点から
一定時間（例えば、１〜２ｍｉｎ）だけ時間経過させ
て、非金属介在物Ａを溶湯１の内周部へ浮上させる（図
３中の矢印参照）。そして、前記一定時間が経過した
後、前記回転速度を設定時間（例えば、１ｍｉｎ）だけ
加速させて、溶湯１の内周部が鋳型２の中央部から両端
部へ向かう流れを生じさせる（図４中の矢印参照）。そ
して、前記回転速度を加速終端速度（例えば、７０Ｇ）
にまで至らせて、前記非金属介在物Ａを前記両端部へ向
かう流れに乗せてその非金属介在物Ａを鋳型２の両端部
へ移動させてその部分に集積させた後（図５参照）にお
いては、その加速終端速度よりなる一定値に維持すると
共に、適宜の強制冷却手段（例えば、強制空冷装置（図
外）等）を用いて、前記鋳型２の両端部を強制的に冷却
することにより、前記両端部の内周部に、前記非金属介
在物Ａを留まらせた状態で凝固させて、前記両端部の内
周部に、前記非金属介在物Ａが豊富に存在する凝固層を
形成するようにする。このようにして得られた鋳造品に
おいては、その両端部を単に切り落とすという極めて低
費用の機械加工を前記鋳造品に施すだけで、前記両端部
を除く全体が健全な鋳造品が得られるようになる。
【００１１】次に、別実施例について説明する。上述の
実施例においては、前記回転速度を前記加速終端速度よ
りなる一定値に維持する段階で、鋳型２の両端部を強制
的に冷却するようにしたが、鋳型１の両端部へ移動した
非金属介在物Ａが、前記回転速度を前記加速終端速度よ
りなる一定値に維持するだけで、循環移動することな
く、前記両端部に留まったままとなる場合は、前記両端
部の強制的な冷却は不要である。
実施例においては、前記回転速度を前記加速終端速度よ
りなる一定値に維持する段階で、鋳型２の両端部を強制
的に冷却するようにしたが、鋳型１の両端部へ移動した
非金属介在物Ａが、前記回転速度を前記加速終端速度よ
りなる一定値に維持するだけで、循環移動することな
く、前記両端部に留まったままとなる場合は、前記両端
部の強制的な冷却は不要である。
【００１２】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図１】本発明方法の実施状態を示す説明図
【図２】本発明方法の実施状態（鋳込終了時）を示す模
式的説明図
式的説明図
【図３】本発明方法の実施状態（定速回転時）を示す模
式的説明図
式的説明図
【図４】本発明方法の実施状態（加速回転時）を示す模
式的説明図
式的説明図
【図５】本発明方法の実施状態（加速終端速度で回転
時）を示す模式的説明図
時）を示す模式的説明図
１ 溶湯 ２ 鋳型
Claims (2)
- 【請求項１】 横型遠心力鋳造用の鋳型（２）を回転さ
せつつ、その回転中の鋳型（２）内へ溶湯（１）を鋳込
んで、遠心力鋳造品を鋳造する遠心力鋳造方法であっ
て、 前記鋳型（２）の回転速度を、遠心力鋳造が可能な下限
値以上の一定値に維持しつつ、前記溶湯（１）の鋳込み
終了から一定時間だけ時間経過させた後、前記回転速度
を設定時間だけ加速させて、その加速終端速度よりなる
一定値に維持する遠心力鋳造方法。 - 【請求項２】 前記回転速度を前記加速終端速度よりな
る一定値に維持する段階で、前記鋳型（２）の両端部を
強制的に冷却する請求項１記載の遠心力鋳造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6826994A JPH07276022A (ja) | 1994-04-06 | 1994-04-06 | 遠心力鋳造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6826994A JPH07276022A (ja) | 1994-04-06 | 1994-04-06 | 遠心力鋳造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07276022A true JPH07276022A (ja) | 1995-10-24 |
Family
ID=13368873
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6826994A Pending JPH07276022A (ja) | 1994-04-06 | 1994-04-06 | 遠心力鋳造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07276022A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000048766A1 (fr) * | 1999-02-16 | 2000-08-24 | Kawasaki Steel Corporation | Procédé de coulage par centrifugation |
-
1994
- 1994-04-06 JP JP6826994A patent/JPH07276022A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000048766A1 (fr) * | 1999-02-16 | 2000-08-24 | Kawasaki Steel Corporation | Procédé de coulage par centrifugation |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US3838185A (en) | Formation of filaments directly from molten material | |
| JPH07276022A (ja) | 遠心力鋳造方法 | |
| JPS6211049B2 (ja) | ||
| JP2839068B2 (ja) | 遠心力鋳造方法 | |
| JPS58112641A (ja) | 連続鋳造における非金属介在物低減法 | |
| JP3929339B2 (ja) | 均質な鉄系形状記憶合金製管継手の製造方法 | |
| SU1726119A1 (ru) | Способ получени чугунных отливок | |
| Kose et al. | Effect of die temperature on tensile property of rheocast phosphor bronze | |
| JPH07185766A (ja) | 遠心力鋳造方法 | |
| JP2001198827A (ja) | ブラスト加工装置 | |
| JPH0899159A (ja) | 遠心力鋳造方法 | |
| JP2824380B2 (ja) | 遠心力鋳造方法 | |
| JP2001047207A (ja) | 貴金属製品のキャスティング装置及び方法 | |
| EP0385904A1 (fr) | Procédé de réglage du refroidissement secondaire d'une machine de coulée continue de produits metalliques | |
| CN118204483A (zh) | 钛合金铸造方法及铸造设备 | |
| CN104985163A (zh) | 通过金属熔液内部强冷形核提高产品质量的设备和方法 | |
| JPS6082253A (ja) | 欠陥の少ない均質組織を有する鋳塊の製造法 | |
| JPH05285620A (ja) | 遠心鋳造ロールの製造装置 | |
| JPH04354815A (ja) | 転炉々口付着地金除去装置 | |
| JP2004098127A (ja) | 高品質ステンレス鋳片の連続鋳造方法 | |
| SU1473901A1 (ru) | Способ центробежного лить преимущественно толстостенных полых отливок | |
| JPH0569091A (ja) | 水平連続鋳造方法 | |
| JP2004058094A (ja) | 遠心鋳造管の製造方法 | |
| JP2003326345A (ja) | 遠心鋳造設備における鋳鉄管の製造方法 | |
| SU1470439A1 (ru) | Способ изготовлени центробежнолитых чугунных труб |