JPH07275457A - 遊技機の大当りライン表示装置 - Google Patents

遊技機の大当りライン表示装置

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JPH07275457A
JPH07275457A JP6097963A JP9796394A JPH07275457A JP H07275457 A JPH07275457 A JP H07275457A JP 6097963 A JP6097963 A JP 6097963A JP 9796394 A JP9796394 A JP 9796394A JP H07275457 A JPH07275457 A JP H07275457A
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JP
Japan
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light emitting
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great success
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JP6097963A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Kamegawa
浩 亀川
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MAKI KENKYU KAIHATSU KK
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MAKI KENKYU KAIHATSU KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 大当りラインを直接光らせるように表示す
る。 【構成】 外周面に数字,絵柄等のキャラクタが描かれ
た回転ドラム36〜38を例えば3列設け、その前方に
位置する透明な表示窓カバー49(凸レンズ)を通して
各回転ドラム36〜38についてそれぞれキャラクタが
3個ずつ見えるようにする。上記表示窓カバー49の内
面に、透明なフレキシブル配線基板51を接合する。こ
のフレキシブル配線基板51には、LED52のチップ
が5本の大当りラインA1 〜A5 に沿って例えば7個ず
つ実装されている。そして、ドラム回転動作中、或は、
リーチ時や大当り成立時等に、該当する大当りラインA
1 〜A5 上のLED52を点灯又は点滅させて、その大
当りラインA1 〜A5 をはっきりと浮かび上がらせるよ
うに表示する。各LED52の点灯・点滅パターンは種
々のパターンが考えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、いわゆるスロットルゲ
ームを行う遊技機において、大当りが成立するキャラク
タの並びの組合せ(大当りライン)を表示する機能を備
えた遊技機の大当りライン表示装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、スロットルゲームを行う遊技
機として、スロットルゲーム専用のスロットルマシーン
(いわゆるパチスロ)の他、パチンコ機の遊技盤の中央
部に、小型のスロットルゲーム装置を組み込んだものが
ある。その一例として、例えば、図6に示すように、3
列に横並びした回転ドラム11〜13を回転させ、各回
転ドラム11〜13を順番に停止させていったときに、
各回転ドラム11〜13の外周面に描かれている特定の
種類のキャラクタ(例えば“7”)が予め定められた複
数の大当りラインA1 〜A5 のいずれか1つのラインに
揃って並んだときに大当りが成立するようにしたものが
ある。このものは、大当りラインA1 〜A5 を表示する
ために、回転ドラム11〜13の前方の表示窓部14に
装着された凸レンズ状の表示窓カバー15に大当りライ
ンA1 〜A5 を印刷したり、或は、各回転ドラム11〜
13の内側の複数箇所にネオンランプを配置し、大当り
成立時や大当りが成立する直前(いわゆるリーチ時)
に、該当する大当りラインに対応するネオンランプを点
灯・点滅させるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
ように、表示窓カバー15に大当りラインA1 〜A5 を
印刷しただけでは、遊技者側から見て大当りラインA1
〜A5 が目立ちにくいばかりか、遊技中に変化が全く無
く、面白味に欠けるという欠点がある。
【0004】これに対し、後者のように、回転ドラム1
1〜13の内側にネオンランプを配置したものでは、リ
ーチ時や大当り成立時にネオンランプを選択的に点灯・
点滅させることで、前者よりも臨場感を高める効果を期
待できるが、遊技客側から見て、ネオンランプの光は回
転ドラム11〜13越しに分散してぼんやりと見えるた
め、大当りラインA1 〜A5 がはっきりと表示されず、
非常に分かりにくいものとなっている。このため、折角
のネオンランプの点灯・点滅がバックライト的役割しか
果すことができず、スロットルゲームの面白味である大
当り成立への期待感を高める効果が少ないという欠点が
ある。
【0005】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たものであり、従ってその目的は、大当りラインをはっ
きりと表示することができて、大当り成立への期待感高
揚に大いに役立つ遊技機の大当りライン表示装置を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、動作中に複数種類のキャラクタを順番又
はランダムに表示する可変表示部を複数備え、これら複
数の可変表示部の動作停止時に、特定の種類のキャラク
タが予め定められた複数の大当りラインのいずれか1つ
のラインに揃って並んだときに、大当りが成立する遊技
機において、前記複数の可変表示部の前方に、前記各大
当りラインに沿って発光素子を配列した透明基板を設
け、各発光素子を点灯又は点滅させることにより、前記
各大当りラインを表示するように構成したものである
(請求項1)。
【0007】この場合、大当りが成立する手前の段階又
は大当り成立時に、該当する大当りライン上の発光素子
を点灯又は点滅させ、他の発光素子を消灯させるように
構成するようにしても良い(請求項2)。
【0008】また、前述した各可変表示部を、外周面に
複数種類のキャラクタが描かれた回転ドラムにより構成
し、その内側にバックライトを配置した構成としても良
い(請求項3)。
【0009】或は、前記透明基板を透明なフレキシブル
配線基板により構成し、このフレキシブル配線基板を、
前記複数の可変表示部の前方に位置する透明な表示窓カ
バーの内面に接合した構成としても良い(請求項4)。
【0010】
【作用】上述した請求項1の構成によれば、可変表示部
の前方に位置する発光素子が点灯又は点滅することによ
り大当りラインが表示される。この結果、大当りライン
が、従来のようにバックライト的に回転ドラム越しにぼ
んやりと光るのではなく、直接光って見えるので、遊技
者から見て大当りラインが大変分かりやすい。このた
め、各可変表示部の動作停止時に、大当り成立条件とな
る特定の種類のキャラクタの並び具合がいずれの大当り
ラインに沿って進んでいるか否かが遊技者側から一見し
て分かるようになり、大当り成立への期待感や大当り成
立時の満足感が効果的に高められる。
【0011】この場合、発光素子の点灯・点滅パターン
は種々のパターンが考えられるが、例えば、請求項2の
ように、大当りが成立する手前の段階又は大当り成立時
に、該当する大当りライン上の発光素子を点灯又は点滅
させ、他の発光素子を消灯させるようにすれば、遊技者
から見て、大当りの成立過程やリーチ・大当り成立の有
無が一層分かりやすくなり、リーチ・大当り成立への期
待感や大当り成立時の満足感が一段と高められる。
【0012】また、請求項3のように、各可変表示部
を、外周面に複数種類のキャラクタが描かれた回転ドラ
ムにより構成する場合には、その回転ドラムの内側にバ
ックライトを配置すれば、そのバックライト効果と前述
した発光素子による大当りライン表示効果との相乗効果
によってゲームの臨場感や大当り成立への期待感が一段
と高められる。
【0013】更に、請求項4のように、発光素子を実装
する透明基板を透明なフレキシブル配線基板により構成
し、このフレキシブル配線基板を表示窓カバーの内面に
接合した構成とすれば、発光素子の実装工程から装置内
への組付工程が極めて容易となり、量産性が向上する。
【0014】
【実施例】以下、本発明をパチンコ機に適用した第1実
施例について、図1乃至図4を引用して説明する。ま
ず、図3に基づいてパチンコ機20全体の概略構成を説
明する。パチンコ機20の機枠21には遊技盤22が設
けられ、この遊技盤22の下方に上球受皿23,下球受
皿24,発射操作ハンドル25等が設けられている。上
記遊技盤22の中央部には、後述するスロットルゲーム
装置26が設けられ、その下方に始動入賞口27〜29
と可変入賞装置30が設けられ、これ以外の遊技領域の
複数箇所に通常の入賞口31〜35が設けられている。
各始動入賞口27〜29に入賞したパチンコ球は始動入
賞球センサ53(図4参照)によって検出されるように
なっている。
【0015】次に、スロットルゲーム装置26の構成を
図1及び図2に基づいて説明する。このスロットルゲー
ム装置26は、“可変表示部”として回転ドラム36〜
38を用い、この回転ドラム36〜38を複数(この実
施例では3個)横並びに設けている。各回転ドラム36
〜38の外周面には、数字,絵柄等のキャラクタが等間
隔に描かれ、遊技盤22に形成された表示窓部45を通
して上記キャラクタが各回転ドラム36〜38について
それぞれ3個ずつ見えるようになっている。各回転ドラ
ム36〜38は、それぞれステッピングモータ39〜4
1(図4参照)により回転駆動され、その回転位置が光
センサ,磁気センサ等からなるドラム位置センサ42〜
44により検出されるようになっている。
【0016】上記各ステッピングモータ39〜41に
は、各回転ドラム36〜38を内側から照明する“バッ
クライト”としてネオンランプ46〜48が3個ずつ設
けられ、各ネオンランプ46〜48が後述する3本の大
当りラインA1 〜A3 に対応位置するように配置されて
いる。一方、遊技盤22の表示窓部45には、凸レンズ
状の透明な表示窓カバー49が装着され、この表示窓カ
バー49の内面に大当りライン表示装置50が設けられ
ている。
【0017】以下、この大当りライン表示装置50につ
いて詳細に説明する。図2に示すように、表示窓カバー
49の内面に、“透明基板”として例えば透明なフレキ
シブル配線基板51が接着等により接合されている。こ
のフレキシブル配線基板51には、“発光素子”として
例えばLED52のチップが5本の大当りラインA1〜
A5 に沿って複数個(この実施例では7個)ずつ実装さ
れ、各LED52への配線が透明な配線パターン(図示
せず)によってなされている。更に、表示窓カバー49
には、各大当りラインA1 〜A5 を示す直線が印刷等に
より各LED52間をつなぐように描かれている。
【0018】次に、スロットルゲーム装置26の制御系
の構成・動作を図4に基づいて説明する。制御回路54
は、例えばマイクロコンピュータを主体として構成さ
れ、始動入賞球センサ53の出力信号により、パチンコ
球がいずれかの始動入賞口27〜29に入賞したことを
検出したときに、各ステッピングモータ39〜41を起
動して各回転ドラム36〜38を回転させる(以下、こ
の動作を「ドラム回転動作」という)。このドラム回転
動作中に、大当りラインA1 〜A5 に沿って配列されて
いるLED52を点灯又は点滅させて、5本の大当りラ
インA1 〜A5 をはっきりと浮かび上がらせるように表
示すると共に、バックライト用のネオンランプ46〜4
8を点灯して、各回転ドラム36〜38を内側から照明
し、そのバックライト効果により各回転ドラム36〜3
8の外周面に描かれているキャラクタを浮かび上がらせ
るように表示する。
【0019】尚、LED52とネオンランプ46〜48
の点灯・点滅パターンは種々のパターンが考えられ、例
えば、ドラム回転動作を行わないときにも、LED52
やネオンランプ46〜48を常時点灯させておき、ドラ
ム回転動作の開始と同時に点灯から点滅に切り替えた
り、或は、ドラム回転動作の開始と同時に、各大当りラ
インA1 〜A5 に沿ってLED52の点滅を左側から右
側へ繰り返し走らせるようにしても良い。また、後述す
るリーチ時又は大当り成立時にのみ、該当する大当りラ
インA1 〜A5 上のLED52やネオンランプ46〜4
8を点灯又は点滅させ、それ以外の時は、LED52や
ネオンランプ46〜48を消灯するようにしても良い。
これらいずれの場合においても、ネオンランプ46〜4
8については、常時点灯させて、バックライト効果のみ
をもたせるようにしても良い。
【0020】前述したドラム回転動作を暫く行った後、
各ステッピングモータ39〜41を左側から順番に停止
させて、回転ドラム36〜38の回転を左側から順番に
停止させる(以下、この動作を「ドラム停止動作」とい
う)。この際、各ドラム位置センサ42〜44の出力信
号に基づいて、各回転ドラム36〜38の停止位置を判
定し、大当りが成立したか否か、即ち、各回転ドラム3
6〜38の外周面に描かれている特定の種類のキャラク
タ(例えば“7”)が5本の大当りラインA1〜A5 の
いずれか1つのラインに揃って並んでいるか否かを判定
する。もし、大当りが成立していれば、可変入賞装置3
0の開閉板30aを所定時間(例えば30秒)経過する
まで若しくは入賞球の数が所定個数(例えば10個)に
なるまで開放し、その間に、可変入賞装置30の特定入
賞領域(Vゾーン)に入賞球が入賞することを条件とし
て開閉板30aの開放を所定回数(例えば16回)繰り
返す。
【0021】この実施例では、ドラム停止動作時に、5
本の大当りラインA1 〜A5 のうち、大当り成立の可能
性の残っているライン上のLED52とネオンランプ4
6〜48を引き続き点灯又は点滅させ、それ以外のもの
を消灯させる。つまり、ドラム回転動作中は、全てのL
ED52とネオンランプ46〜48を点灯又は点滅させ
て、5本の大当りラインA1 〜A5 を全て光らせ、その
後のドラム停止動作時に、最初に停止する左端の回転ド
ラム36の停止位置のキャラクタを判定し、大当りの成
立条件となる特定の種類のキャラクタ(例えば“7”)
がいずれかの大当りライン上で止まれば、該当する大当
りライン上のLED52とネオンランプ46〜48を引
き続き点灯又は点滅させ、それ以外のものを消灯させ
る。これにより、大当り成立の可能性の残っている大当
たりラインのみを光らせる。
【0022】次いで、2番目に停止する中間の回転ドラ
ム37の特定の種類のキャラクタがLED52の点灯す
る大当りライン(つまり大当り成立の可能性の残ってい
るライン)上で止まれば、該当する大当りライン上のL
ED52とネオンランプ46〜48を引き続き点灯又は
点滅させ、それ以外のものを消灯させる。この状態で、
LED52が点灯又は点滅している大当りラインが残っ
ていれば、リーチの状態、つまり、大当りが成立する直
前の状態となり、リーチのかかっている大当りラインが
LED52の点灯又は点滅により浮かび上がるように表
示される。この際、リーチのかかっている大当りライン
上のLED52の点滅を左側から右側へ繰り返し走らせ
るようにしても良い。
【0023】この後、最後に停止する右端の回転ドラム
38の特定の種類のキャラクタが、図1に示すように、
リーチのかかっている大当りラインで止まれば、大当り
が成立し、該当する大当りライン上のLED52とネオ
ンランプ46〜48を引き続き点灯又は点滅させ、それ
以外のものを消灯させることで、大当りが成立した大当
りラインを浮き上がらせるように表示する。尚、リーチ
時や大当り成立時に、LED52とネオンランプ46〜
48の点灯・点滅パターンを切り替えて、リーチや大当
り成立を一段と引き立たせるようにしても良い。
【0024】以上説明した実施例によれば、回転ドラム
36〜38の前方に各大当りラインA1 〜A5 に沿って
LED52を配列し、このLED52によって各大当り
ラインA1 〜A5 を表示するようにしたので、各大当り
ラインA1 〜A5 が、従来のようにバックライト的に回
転ドラム36〜38越しに光るのではなく、直接光って
見えるようになり、遊技者から見て大当りラインA1 〜
A5 が大変分かりやすいものとなっている。このため、
ドラム停止動作時に、大当り成立条件となる特定の種類
のキャラクタの並び具合がいずれの大当りラインA1 〜
A5 に沿って進んでいるか否かが遊技者側から一見して
分かるようになり、大当り成立への期待感や大当り成立
時の満足感を効果的に高めることができる。
【0025】更に、この実施例では、大当りが成立する
手前の段階や大当り成立時に、該当する大当りライン上
に位置するLED52を点灯又は点滅させ、他のLED
52を消灯させるようにしたので、遊技者から見て大当
りの成立過程やリーチ・大当り成立の有無が一層分かり
やすくなり、リーチ・大当り成立への期待感や大当り成
立時の満足感を一段と高めることができる。
【0026】また、この実施例では、回転ドラム36〜
38の内側にバックライト用のネオンランプ46〜48
を配置しているので、そのバックライト効果と前述した
LED52による大当りライン表示効果との相乗効果に
よってゲームの臨場感や大当り成立への期待感を一段と
高めることができる。
【0027】しかしながら、本発明は、バックライト
(ネオンランプ46〜48)を廃止したり、バックライ
トの個数を削減しても良く、この場合でも、本発明の所
期の目的は十分に達成できる。また、バックライトは、
ネオンランプ46〜48に限定されず、他の電球を用い
ても良いことは言うまでもない。
【0028】更に、この実施例では、LED52を透明
なフレキシブル配線基板51に実装し、このフレキシブ
ル配線基板51を表示窓カバー49の内面に接合した構
成としているので、LED52の実装工程からスロット
ゲーム装置26内への組付工程が極めて容易となり、量
産性を向上できて、コストダウンを期待できる利点もあ
る。
【0029】しかしながら、本発明は、この構成に限定
されず、例えば、フレキシブル配線基板51に代えて、
“透明基板”としてガラス板等の他の透明絶縁板を用い
たり、或は表示窓カバー49を“透明基板”として兼用
し、この表示窓カバー49の内面に発光素子(LED5
2)を実装するようにしても良い。
【0030】前述した第1実施例では、大当りラインA
1 〜A5 上に複数のLED52(発光素子)を一直線状
に配列したが、図5に示す本発明の第2実施例のよう
に、表示窓部45内に表示される各キャラクタをそれぞ
れ取り囲むように複数のLED52(発光素子)を配列
し、例えば、ドラム停止動作時に、5本の大当りライン
A1 〜A5 のうち、大当り成立の可能性の残っているラ
イン上のキャラクタを取り囲むLED52のみを点灯又
は点滅させることによって、大当り成立の可能性の残っ
ているラインを表示したり、或は、最終的に大当りが成
立したラインを表示するようにしても良い。この第2実
施例においても、前述した第1実施例と同じく、LED
52の点灯・点滅パターンは種々のパターンが考えられ
る。
【0031】以上説明した第1及び第2の各実施例で
は、“可変表示部”として回転ドラム36〜38を用い
たが、これに代えて、回転するベルトを用いたり、或
は、液晶表示器,CRT等のディスプレイを用いて複数
種類のキャラクタをランダムに表示させるようにしても
良い。また、前述した実施例では、3列の回転ドラム3
6〜38を用いて表示窓部45内にキャラクタを縦横そ
れぞれ3列ずつ表示させるようにしたが、表示するキャ
ラクタの数は縦・横それぞれ2列以上であれば良い。従
って、大当りラインA1 〜A5 の数も5本に限定され
ず、2本以上であれば良い。また、各大当りラインA1
〜A5 を表示する発光素子(LED52)の個数を変更
したり、“発光素子”として、レーザダイオード(L
D)等の他の発光体を用いても良いことは言うまでもな
い。
【0032】その他、本発明は、パチンコ機の他に、ス
ロットルゲーム専用のスロットルマシーン(いわゆるパ
チスロ)にも適用可能である等、要旨を逸脱しない範囲
内で種々変更して実施できることは言うまでもない。
【0033】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の請求項1の構成によれば、可変表示部の前方に各大当
りラインに沿って配列された発光素子によって各大当り
ラインを表示するようにしたので、遊技者から見て大当
りラインが大変分かりやすいものとなり、可変表示部の
動作停止時に、大当り成立条件となる特定の種類のキャ
ラクタの並び具合がいずれの大当りラインに沿って進ん
でいるか否かが遊技者側から一見して分かるようにな
り、大当り成立への期待感や大当り成立時の満足感を効
果的に高めることができる。
【0034】更に、本発明の請求項2の構成によれば、
大当りが成立する手前の段階又は大当り成立時に、該当
する大当りライン上に位置する発光素子を点灯又は点滅
させ、他の発光素子を消灯させるようにしたので、遊技
者から見て大当りの成立過程やリーチ・大当り成立の有
無が一層分かりやすくなり、リーチ・大当り成立への期
待感や大当り成立時の満足感を一段と高めることができ
る。
【0035】また、本発明の請求項3の構成によれば、
可変表示部として回転ドラムを用い、この回転ドラムの
内側にバックライトを配置しているので、そのバックラ
イト効果と前述した発光素子による大当りライン表示効
果との相乗効果によってゲームの臨場感や大当り成立へ
の期待感を一段と高めることができる。
【0036】更に、本発明の請求項4の構成によれば、
発光素子を実装する透明基板を透明なフレキシブル配線
基板により構成し、このフレキシブル配線基板を表示窓
カバーの内面に接合した構成としているので、発光素子
の実装工程から装置内への組付工程が極めて容易とな
り、量産性を向上できて、コストダウンを期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すスロットルゲーム装
置の表示窓部の正面図
【図2】スロットルゲーム装置の縦断側面図
【図3】パチンコ機全体の正面図
【図4】制御系のブロック図
【図5】本発明の第2実施例を示すスロットルゲーム装
置の表示窓部の正面図
【図6】従来のスロットルゲーム装置の正面図
【符号の説明】
20…パチンコ機(遊技機)、22…遊技盤、26…ス
ロットルゲーム装置、27〜29…始動入賞口、30…
可変入賞装置、36〜38…回転ドラム(可変表示
部)、39〜41…ステッピングモータ、45…表示窓
部、46〜48…ネオンランプ(バックライト)、49
…表示窓カバー、50…大当りライン表示装置、51…
フレキシブル配線基板(透明基板)、52…LED(発
光素子)、54…制御回路、A1 〜A5 …大当りライ
ン。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動作中に複数種類のキャラクタを順番又
    はランダムに表示する可変表示部を複数備え、これら複
    数の可変表示部の動作停止時に、特定の種類のキャラク
    タが予め定められた複数の大当りラインのいずれか1つ
    のラインに揃って並んだときに、大当りが成立する遊技
    機において、 前記複数の可変表示部の前方に、前記各大当りラインに
    沿って発光素子を配列した透明基板を設け、各発光素子
    を点灯又は点滅させることにより、前記各大当りライン
    を表示するように構成したことを特徴とする遊技機の大
    当りライン表示装置。
  2. 【請求項2】 大当りが成立する手前の段階又は大当り
    成立時に、該当する大当りライン上の発光素子を点灯又
    は点滅させ、他の発光素子を消灯させるように構成した
    ことを特徴とする請求項1記載の遊技機の大当りライン
    表示装置。
  3. 【請求項3】 前記各可変表示部を、外周面に複数種類
    のキャラクタが描かれた回転ドラムにより構成し、その
    内側にバックライトを配置したことを特徴とする請求項
    1又は2に記載の遊技機の大当りライン表示装置。
  4. 【請求項4】 前記透明基板を透明なフレキシブル配線
    基板により構成し、このフレキシブル配線基板を、前記
    複数の可変表示部の前方に位置する透明な表示窓カバー
    の内面に接合したことを特徴とする請求項1乃至3のい
    ずれかに記載の遊技機の大当りライン表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012022220A (ja) * 2010-07-16 2012-02-02 Eeshikku Kk 表示装置
JP2015195806A (ja) * 2014-03-31 2015-11-09 株式会社大都技研 遊技台

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