JPH0727509U - 医用診断・治療装置用ベッド - Google Patents

医用診断・治療装置用ベッド

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JPH0727509U
JPH0727509U JP6367393U JP6367393U JPH0727509U JP H0727509 U JPH0727509 U JP H0727509U JP 6367393 U JP6367393 U JP 6367393U JP 6367393 U JP6367393 U JP 6367393U JP H0727509 U JPH0727509 U JP H0727509U
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JP
Japan
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bed
top plate
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Pending
Application number
JP6367393U
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English (en)
Inventor
基広 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 被検体の関心部位を目的の領域に容易かつ迅
速に設定することができる医用診断・治療装置用ベッド
を提供する。 【構成】 被検体Mが仰臥される天板3と、天板3を水
平移動可能に支持するベッド本体4とを備えた医用診断
・治療装置用ベッド2であって、天板3とほぼ同じ長さ
の操作領域を備え、前記操作領域内で操作者が指示した
位置に対応した位置情報を出力する帯状タッチセンサ5
をベッド本体4に設け、帯状タッチセンサ5からの位置
情報に基づいて天板駆動制御部が天板3を必要な距離X
だけ移動させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、X線CT装置、MRI装置、放射線治療装置などの医用診断・治 療装置に用いられるベッドに係り、特に、ベッドに仰臥した被検体の関心部位を 目的の領域へ設定するための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、X線CT装置やMRI装置では、各装置に備えられた水平移動可能なベ ッドに仰臥させた被検体の関心部位をガントリ内の撮像領域へ設定するために、 次のような機構を備えている。
【0003】 ガントリの前面上方に投光器が配備されており、この投光器からの照射光が被 検体の関心部位に投光されるように、操作者が押しボタンスイッチなどを操作す ることによって、被検体が仰臥した天板の位置を調整する。天板の位置調整が終 わると、さらに操作者の指示に基づいて天板が移動し、被検体の関心部位がガン トリの撮像領域に設定される。投光器と撮像領域との距離は予め知られているの で、天板を位置決めした後に天板をガントリ内へ送り込む際の天板の制動は自動 的に行われる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような構成を有する従来例の場合には、次のような問題が ある。 すなわち、従来例によれば、被検体の関心部位を目的の領域へ設定するために 、被検体(天板)の位置決めと、位置決め後の天板の送り込みとの2回の操作を 行う必要があるので、操作者にとって煩わしく、また、被検体の設定に長い時間 を要するいう問題点がある。
【0005】 この考案は、このような事情に鑑みてなされたものであって、被検体の関心部 位を目的の領域に容易かつ迅速に設定することができる医用診断・治療装置用ベ ッドを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案は、このような目的を達成するために、次のような構成をとる。 すなわち、この考案は、被検体が仰臥される天板と、前記天板を水平移動可能 に支持するベッド本体とを備えた医用診断・治療装置用ベッドにおいて、前記天 板とほぼ同じ長さの操作領域を備え、前記操作領域内で操作者が指示した位置に 対応した位置情報を出力する、ベッド本体に設けられた位置指示手段と、前記位 置指示手段からの位置情報に基づいて天板を水平移動する天板駆動制御手段とを 備えたものである。
【0007】
【作用】
この考案の作用は、次のとおりである。 被検体が天板に仰臥された状態で、操作者は被検体の関心部位に対応した位置 を位置指示手段を使って指示する。位置指示手段は操作者によって指示された位 置に対応した位置情報を出力する。天板駆動制御手段は、位置指示手段から与え られた位置情報に基づいて、被検体の関心部位を設定すべき目的位置までの距離 を求め、その距離だけ天板を水平移動する。
【0008】
【実施例】
以下、この考案の実施例を図面を参照して説明する。 <第1実施例> 図1は第1実施例に係るMRI装置の全体正面図、図2はベッドの概略構成を 示したブロック図、図3は帯状タッチセンサの断面図である。
【0009】 図中、符号1は被検体Mが挿入される空洞を備えたガントリである。このガン トリ1の近くに、被検体Mが仰臥されるベッド2が配備されている。ベッド2は 、被検体Mが仰臥される水平移動可能な天板3と、天板3を支持し、この天板3 をガントリ1内に移動するベッド本体4とから構成されている。ベッド本体4の 上部には、天板3とほぼ同じ長さの帯状タッチセンサ5が水平に配備されている 。
【0010】 図2,図3に示すように、帯状タッチセンサ5は、帯状の導電性シート5aを 折り返し形成したもので、上下のシート5a間に多数の絶縁性スペーサ5bが介 在している。通常状態(操作者によって操作されていない状態)において、上下 のシート5aは絶縁性スペーサ5bによって離間されており、折り返し端部にお いてのみ連結している。一方、操作者によって帯状タッチセンサ5の操作領域内 の適宜の個所が押さえられると、その個所で上下の導電性シート5aが接触して 、電気的に導通するようになっている。この帯状タッチセンサ5および後述する 抵抗値検出部10は、この考案における位置指示手段に相当する。
【0011】 また、ベッド本体4には、天板3の移動指示などを与えるための操作パネル6 が配備されている。
【0012】 図2を参照する。天板3にはラック7が取り付けられており、このラック7に 咬合するピニオンギヤ8がモータ9によって回転駆動されることにより、天板3 が水平移動する。
【0013】 帯状タッチセンサ5の折り返し開放端は抵抗値検出部10に接続されている。 この抵抗値検出部10は、帯状タッチセンサ5が操作者によって押さえられるこ とによって変化する帯状タッチセンサ5の抵抗値を検出する。検出された抵抗値 は制御部11に与えられる。制御部11は、モータ9の回転数を制御するもので 、操作パネル6から天板3の移動指示があると、抵抗値検出部10から取り込ん だ抵抗値に基づいてモータ9を駆動制御する。この制御部11は、この考案にお ける天板駆動制御手段に相当する。
【0014】 次に上述した実施例装置の動作を説明する。 天板3上に被検体Mが仰臥されると、操作者は被検体Mの関心部位(この例で は、断層像を得ようとする部位)に対応した、帯状タッチセンサ5の個所を指で 押さえる(図3参照)。結果、帯状タッチセンサ5の上下の導電性シート5aが 、その個所で接触する。抵抗値検出部10は、帯状タッチセンサ5に通電してお り、その電流値(あるいは電圧値)の変化により、帯状タッチセンサ5の抵抗値 を検出する。
【0015】 このようにして検出された抵抗値は、操作者によって指示された関心部位の位 置情報に相当する。被検体Mの関心部位を設定すべき目的位置は、本実施例では ガントリ1の中心位置(撮像中心)である。また、ガントリ1とベッド本体4と の位置関係は予め知られているので、上記の抵抗値Rに基づき、被検体Mの関心 部位からガントリ1の撮像中心までの距離Xを、例えば次式により求めることが できる。 X=X0 +a・R 上式において、X0 はガントリ1の撮像中心から帯状タッチセンサ5の一端ま での距離、aは適宜の比例定数である(図1参照)。上式によって決定される距 離Xと抵抗値Rとの関係を図6に示す。
【0016】 被検体Mの関心部位が指示されると、制御部11は抵抗値検出部10で検出さ れた抵抗値を取り込む。そして、この抵抗値を上記の関係式に当てはめて、ガン トリ1の撮像中心から関心部位までの距離Xを求め、これを操作パネル6の表示 器に表示する。そして、操作者が操作パネル6を介して天板3の移動指示を出す と、その距離Xに応じた回転数だけモータ9を駆動する。これにより、天板3が 水平移動して、被検体Mの関心部位がガントリ1の撮像中心に設定される。
【0017】 <第2実施例> 次に、図4,図5を参照してこの考案の第2実施例を説明する。 図4はベッドの外観斜視図、図5はスライド位置設定器の概念図である。 なお、図4中、図1と同一符号で示した構成部分は、第1実施例と同じである ので、ここでの説明は省略する。
【0018】 本実施例の特徴は、天板3に仰臥された被検体Mの関心部位を指示するために 、スライド位置設定器20を備えたことにある。スライド位置設定器20は、図 5の概念図に示すように、ベッド本体4の内部に設けられ天板3とほぼ同じ長さ の棒状抵抗体21と、この棒状抵抗体21に摺動接触する摺動接片22とを備え ている。
【0019】 摺動接片22は、ベッド本体4の上部に水平に開設された細長い開口4aから 導出され、鉛直配備された透明な指示板23に連結されている。指示板23には 、関心部位に位置合わせされる標線23aが描かれている。また、指示板23の 下部には、操作ハンドル24が水平に取り付けられている。
【0020】 被検体Mの関心部位を指示する際、操作者は操作ハンドル24を把持して指示 板23を水平移動させ、標線23aを関心部位に合わせる。これにより、スライ ド位置設定器20の摺動接片22が動き、関心部位の位置に応じた抵抗値が得ら れる。抵抗値検出部10による抵抗値の検出、この抵抗値に基づく制御部11の 天板駆動制御は第1実施例と同様であるので、その説明は省略する。
【0021】 なお、上述した各実施例では、天板3に仰臥された被検体Mの関心部位の位置 を帯状タッチセンサ5あるいはスライド位置設定器20の抵抗値によって検出し たが、この考案はこれに限定されず、被検体の関心部位に対応した位置を指示で きる機能をもつものであればよい。例えば、ベッド本体4の上部に天板3に沿っ て多数のスイッチ群を配備し、関心部位に対応した一つのスイッチを操作者が押 すことにより、関心部位の位置を指示するように構成してもよい。この種のスイ ッチ群としては、タッチパネル、光電スイッチなど、種々のスイッチを使用する ことができる。
【0022】 また、上述の実施例では、一つの関心部位の位置指示について説明したが、関 心部位が複数個ある場合には、これらの位置指示を同時に行うようにしてもよい 。
【0023】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、この考案によれば、天板とほぼ同じ長さの操 作領域を備え、前記操作領域内で操作者が指示した位置に対応した位置情報を出 力する、ベッド本体に設けられた位置指示手段によって関心部位の位置を指示し 、その位置情報に基づいて天板を移動させているので、被検体の関心部位を目的 の領域に移動させるための操作が1回でよく、操作者の負担が軽減できるととも に、関心部位の位置合わせに要する時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係るMRI装置の全体正面図であ
る。
【図2】ベッドの概略構成を示したブロック図である。
【図3】帯状タッチセンサの断面図である。
【図4】第2実施例のベッドの斜視図である。
【図5】スライド位置設定器の概念図である。
【図6】撮像中心から関心部位までの距離Xと抵抗値R
との関係を示す図である。
【符号の説明】
1…ガントリ 2…ベッド 3…天板 4…ベッド本体 5…帯状タッチセンサ 10…抵抗値検出部 11…制御部 20…スライド位置設定器

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検体が仰臥される天板と、前記天板を
    水平移動可能に支持するベッド本体とを備えた医用診断
    ・治療装置用ベッドにおいて、前記天板とほぼ同じ長さ
    の操作領域を備え、前記操作領域内で操作者が指示した
    位置に対応した位置情報を出力する、ベッド本体に設け
    られた位置指示手段と、前記位置指示手段からの位置情
    報に基づいて天板を水平移動する天板駆動制御手段とを
    備えたことを特徴とする医用診断・治療装置用ベッド。
JP6367393U 1993-11-02 1993-11-02 医用診断・治療装置用ベッド Pending JPH0727509U (ja)

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JP6367393U JPH0727509U (ja) 1993-11-02 1993-11-02 医用診断・治療装置用ベッド

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JP6367393U JPH0727509U (ja) 1993-11-02 1993-11-02 医用診断・治療装置用ベッド

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JPH0727509U true JPH0727509U (ja) 1995-05-23

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JP6367393U Pending JPH0727509U (ja) 1993-11-02 1993-11-02 医用診断・治療装置用ベッド

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007098124A (ja) * 2005-09-30 2007-04-19 General Electric Co <Ge> 接触検知式アレイを用いた位置照準の方法
JP2011092773A (ja) * 2011-02-14 2011-05-12 Toshiba Corp X線コンピュータ断層撮影装置
JP2012143344A (ja) * 2011-01-11 2012-08-02 Hitachi Medical Corp 天井走行式x線撮像装置
JP2013106676A (ja) * 2011-11-18 2013-06-06 Hitachi Medical Corp 移動型寝台装置及びこれを備えた医用画像撮像装置

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