JPH07274899A - トリ肉の唐揚げの製造方法 - Google Patents

トリ肉の唐揚げの製造方法

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JPH07274899A
JPH07274899A JP6099172A JP9917294A JPH07274899A JP H07274899 A JPH07274899 A JP H07274899A JP 6099172 A JP6099172 A JP 6099172A JP 9917294 A JP9917294 A JP 9917294A JP H07274899 A JPH07274899 A JP H07274899A
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fried chicken
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 液中の塩化ナトリウムと糖アルコールの固形
分の重量比を1:1〜1:10の範囲に調節した調味液
にトリ肉を浸漬し、衣付けをした後、油ちょうする。 【効果】 トリ肉の唐揚げを製造するうえで、肉質が柔
らかい食感を有すること、保存している間や冷凍・解凍
の際に離水が起こりにくく、衣が湿っぽくなりにくいこ
とや、保存中に肉の生臭さが出ないこと、また、保存中
に肉質が褐変しにくいことなどの効果が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
【0002】本発明はトリ肉の唐揚げの製造方法に関す
るものであり、さらに詳しくは、柔らかい食感を有し、
常温で保存、または必要に応じて冷凍保存および解凍し
た後にも離水を起こしにくく、歩留りの高いトリ肉の唐
揚げの製造方法に関するものである。
【0003】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
【0004】一般に、トリ肉の唐揚げ、例えば鶏肉の唐
揚げを製造する場合には、鶏肉を10〜20g程度の適
切な大きさに切った後、これに醤油、砂糖、化学調味
料、食塩等の調味料や必要に応じてコショウなどの各種
香辛料を加えて味付けし、表面に小麦粉、片栗粉等で衣
付けしてから、150〜230℃の油でキツネ色になる
程度まで揚げるが、その後、常温でのほかに冷蔵や冷凍
等の低温条件下で保存することもある。
【0005】しかし、従来の方法により調製された鶏肉
の唐揚げには、柔らかい唐揚げを製造しようとしたとき
には、製造後、肉の生臭さがでることがあり、常温で保
存したときや冷蔵または冷凍保存したときに、肉質から
離水が起こり衣が湿っぽくなり、クリスピー性が失われ
るという課題や、肉質が褐色を帯びること、保存後の食
感も好ましいものとは言えないという課題があったので
ある。
【0006】これらの事情から、揚げた直後だけでな
く、保存後にも柔らかな食感を保ちながら、保存後に必
要に応じて冷凍・解凍しても離水や肉の生臭さが出ず、
肉が褐色に変色しないトリ肉の唐揚げの製造方法が要望
されていたのである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
【0008】本発明者等は、前述の課題を解決するた
め、鋭意検討した結果、トリ肉の唐揚げの食感、つま
り、肉の柔らかさや弾力性、保水性、風味等の品質に、
糖アルコールが深く関与していることを見出し、次い
で、意外にも、スリミ等のように、肉をすり潰した後に
水に晒して水溶性蛋白質等の水可溶成分を除去すること
なく、糖アルコール類と塩化ナトリウムとを特定割合に
調節してトリ肉に浸み込ませることによって、従来品の
課題である製品の柔らかさの保持や離水の防止等に成功
して、本発明を完成するに至った。
【0009】本発明の課題を解決するための手段は、下
記の通りである。
【0010】第1に、液中の塩化ナトリウムと糖アルコ
ールの固形分の重量比を1:1〜1:10の範囲に調節
した調味液にトリ肉を浸漬した後、油ちょうすることを
特徴とするトリ肉の唐揚げの製造方法である。
【0011】第2に、液中の塩化ナトリウムと糖アルコ
ールの固形分の重量比を1:1〜1:10の範囲に調節
した調味液にトリ肉を浸漬し、衣付けをした後、油ちょ
うすることを特徴とするトリ肉の唐揚げの製造方法であ
る。
【0012】第3に、糖アルコールが、濃度10重量%
水溶液にしたときの浸透圧が100〜300ミリオスモ
ルの範囲のものである前記第1または第2に記載のトリ
肉の唐揚げの製造方法である。
【0013】また、浸漬時の温度を0〜12℃の範囲で
実施する前記何れかに記載のトリ肉の唐揚げの製造方法
である。
【0014】また、糖アルコールをトリ肉重量に対する
固形分量として2〜12重量%用いる前記何れかに記載
のトリ肉の唐揚げの製造方法である。
【0015】また、糖アルコールが還元澱粉加水分解物
である前記何れかに記載のトリ肉の唐揚げの製造方法で
ある。
【0016】また、トリ肉がニワトリ又はウズラの肉で
ある前記何れかに記載のトリ肉の唐揚げの製造方法であ
る。
【0017】また、糖アルコールが食品、食品添加物、
医薬品として使用可能な品質を備えたものである前記何
れかに記載のトリ肉の唐揚げの製造方法である。
【0018】また、トリ肉の唐揚げの柔らかさが、温度
20℃に48時間保持した後、唐揚げの筋肉部分を5X
5X5mmの大きさに切った試料片を、1秒間に0.5mm
の速度で、筋肉繊維の方向と水平の方向に2.5mm圧縮
するときに要する荷重(kg)で表わした場合に、2.
8kg未満である前記何れかに記載のトリ肉の唐揚げの
製造方法である。
【0019】また、得られたトリ肉の唐揚げを蓋つきの
シャーレ内で温度20℃に48時間保持した後に、離水
が観察されない前記何れかに記載のトリ肉の唐揚げの製
造方法である。
【0020】本発明に用いるトリ肉の種類としては格別
の制約は無く、ブロイラーの他に、採肉用の鶏以外のニ
ワトリ、カモ、アヒル、七面鳥、シャモ、キジ、ガチョ
ウ又はウズラなどの肉が入手し易く、経済的にも有利
で、更に、肉の蛋白質の性質を考慮した場合にも有利に
採用することが出来、本発明の効果である、唐揚げの肉
質が柔らかいこと、保存時に離水が起こらないことなど
の効果を得ることができる。
【0021】本発明に用いるトリ肉の鮮度は高い方が好
ましいが、従来から唐揚げを製造するときに採用してい
た程度のものであれば問題が無く、そのトリ肉が冷凍工
程を経由しているものの場合には、蛋白質の冷凍変性が
進行していることが多いので、冷凍工程を経由していな
いもののほうが好ましい。
【0022】本発明に用いる塩化ナトリウムの種類や品
質には特別な制約は無く、通常の食用に供し得る種類や
品質であれば何れも有利に採用することができ、塩化ナ
トリウムの形態についても格別の制約は無く、通常流通
している結晶性粉末の他、顆粒状、微粉末状、液状、成
型物個体などが何れも有利に採用可能で、また、必ずし
も純粋な塩化ナトリウムの形で用いる必要もなく、市販
の醤油や味噌などの調味利用の成分としての塩化ナトリ
ウムであってもよい。
【0023】本発明に用いる糖アルコールの種類及び品
質は、医薬品、食品又は食品添加物として市販されてい
る程度の品質で十分であり、種類はキシリトール、エリ
スリトール、ソルビトール、マンニトール、マルチトー
ル、ラクチトール、キシロビイトール、パラチニット、
還元キシロオリゴ糖、還元澱粉加水分解物、還元イソマ
ルトシルオリゴ糖、などが例示できるが、何れも本発明
に有利に採用可能であり、それらの中でも、10重量%
濃度の水溶液にした場合の浸透圧が100〜300ミリ
オスモルの範囲内のものが、離水を防ぐ効果が高いこと
や、肉質が柔らかい製品が得られることなどの理由か
ら、更に好ましい。
【0024】糖アルコールの中でも平均分子量が比較的
大きいものや、水に対する溶解度が高く、結晶が出にく
いもの、市販の価格が低いものが更に有利に採用可能で
あるが、そのような性質を備えたものとしてはマルチト
ール、還元澱粉加水分解物、還元キシロオリゴ糖、還元
イソマルトシルオリゴ糖などが挙げられる。
【0025】本発明に用いる糖アルコールの濃度は、1
0%〜50%程度の範囲が本発明の効果を十分に発揮す
ることができて、更に経済性が高いこと、溶液の粘度が
取り扱い易い程度の高さであることなどの理由で好まし
い。
【0026】本発明を実施する場合の塩化ナトリウムと
糖アルコールとの固形分重量比は、1:1〜1:10の
範囲が、製品の味のバランスが良好であること、塩化ナ
トリウムによる肉質の硬化を抑止できること、浸漬後の
肉の表面がベトつかず、衣の厚さが厚くなり過ぎないこ
と、トリ肉中に侵入する塩化ナトリウムの量がバラつか
ないことなどの理由、また本発明の最大の特徴であると
ころの、保存後の肉質が柔らかいという効果を得るうえ
からも好ましいが、糖アルコールの割合が前記の範囲よ
りも少ない場合、即ち、塩化ナトリウムの割合が多い場
合には、得られる本発明の効果が不十分であることが多
く、そのため製品が硬く、離水が起こりがちで、衣が湿
っぽいものになってしまうことが多いので好ましくな
い。
【0027】また、糖アルコールの割合が前記の範囲よ
りも多い場合、即ち、塩化ナトリウムの割合が少ない場
合には、柔らかい製品が得られることが多いが、甘味が
強くなりすぎることがあり、また、漬け込み液中の塩化
ナトリウムが析出することがあるので、意図した製造条
件を実施することが出来ない場合があって好ましくな
い。
【0028】糖アルコールと塩化ナトリウムとの合計濃
度の範囲は10〜60重量%程度が好ましく、15〜4
0%の範囲が更に好ましいが、該合計濃度が10%より
も低い場合は、漬け込み液の成分がトリ肉中に十分に浸
透せず、本発明の効果が十分に発揮できないことがあ
り、該合計濃度が60%を超えた場合には、浸漬液成分
のトリ肉中への浸透が不均一になりがちであるという理
由や、浸漬後のトリ肉の表面にベトつきが残りがちで、
油ちょう前の衣付けの際に必要以上に厚い衣がついてし
まい、外観も食感も損ねるので商品価値が失われてしま
うなどの理由から好ましくない。
【0029】このような固形分重量比に調製した糖アル
コールと塩化ナトリウムとの混合液には、これらの2成
分の他に、味つけや風味つけのために甘味料、アミノ酸
や核酸系調味料、みりんなどの各種調味料、香辛料、リ
ン酸塩等、通常の乾燥塩蔵魚肉に用いられる各種添加剤
などを適宜添加混合して用いることができる。
【0030】次に、本発明を実施する際の具体的な操作
について説明する。
【0031】まず、塩化ナトリウム:糖アルコールとの
重量比1:1〜1:10の範囲の水溶液を用意するが、
糖アルコールとして濃度10%の水溶液にしたときの浸
透圧が100〜300ミリオスモルの範囲内のものを用
いることが好ましい。
【0032】このような浸透圧を具備した糖アルコール
の例としては、市販の還元澱粉加水分解物、還元キシロ
オリゴ糖、還元イソマルトシルオリゴ糖等がある。
【0033】このような浸漬液にトリ肉を漬込む浸漬時
間は、トリ肉の大きさや鮮度、肉の部位、トリの種類な
どにより微妙に相異するので一概に述べることはできな
いが、短時間に浸漬したい場合にはトリ肉の大きさを一
口大に切ったものが有利であり、ブロイラーのモモ肉を
そのまま浸漬するような場合には5〜10時間程度で液
中の成分が均一に浸透する。
【0034】また、浸漬中の液は特に撹拌するなど、特
殊な操作は必要としないが、浸漬中に、液を一度攪き混
ぜるか、トリ肉を裏返しする程度の操作を加えることも
有利に採用できる。
【0035】浸漬中の温度は、熱による蛋白質の変性を
抑制する意味や微生物を増殖させないという意味から低
温を保持することが望ましく、その際の好ましい温度と
しては15℃以下が、更に好ましい温度範囲としては0
℃〜10℃が、最も好ましい温度範囲としては0.1℃
〜5℃が挙げられる。
【0036】また、本発明の浸漬操作の変法として、市
販のインジェクターを用いて浸漬液をトリ肉に注入し、
肉を揉むこともできるが、その場合には肉塊がある程度
大きいことや予め骨を除去した肉であることなどが要求
される。
【0037】浸漬後、トリ肉を該浸漬液から取り出し、
必要に応じて水きり、衣付けした後、油ちょうするが、
その際に採用する油ちょう方法には温度と時間を適宜選
択する他には、つまり、過度に肉が硬くならないように
長時間高温で加熱することを避けることの他には格別の
制約は無く、常圧での油ちょうや加圧下または減圧下で
の油ちょうなど公知の様々な方法が採用可能である。
【0038】公知の油ちょう方法の中でも、特別な装置
を必要としないなどの理由から最も採用しやすいのが常
圧で150〜180℃程度の温度で、1〜3分間程度加
熱する方法である。
【0039】以上のように、本発明を実施することによ
り、本発明の方法の優れた特徴である、肉質が柔らかい
食感を有すること、保存している間や冷凍・解凍の際に
離水が起こりにくく、衣が湿っぽくなりにくいことや、
保存中に肉の生臭さが出ないこと、また、保存中に肉質
が褐変しにくいことなどの効果が得られる。
【0040】
【実施例】
【0041】以下に実施例、比較例を掲げて更に具体的
に本発明の方法を説明するが、本発明の技術的範囲は以
下の例に制限されるものではない。
【0042】また、以下の例において、%は特に断らな
い限り重量%を表わすものとする。
【0043】
【実施例1】
【0044】市販の還元澱粉加水分解物[東和化成工業
(株)製、商品名PO−20]300gと市販の食塩40
gとを樹脂製の3リットルの直方体容器に取り、冷水2
10gを入れて溶解し、温度4℃に調節して塩化ナトリ
ウムと糖アルコールとの合計濃度45.5%の浸漬液と
した。
【0045】なお、PO−20の標準糖組成は、1糖
(ソルビット)が2〜4%、2糖(マルチトール)が7
〜10%、3糖(マルトトリイトール)が9〜11%、
4糖以上(オリゴ糖アルコール)が75〜80%であ
る。
【0046】次に、新鮮なブロイラーの生モモ肉3kg
を浸漬液に入れ、温度4℃に調節して15時間浸漬した
後、金網の上で15分間水切りした。
【0047】更に、水切り後の肉全量2.91kgを一
口大にカットし、小麦粉と片栗粉を1:1の割合で混合
した粉をまぶして温度170℃に調節したサラダ油で2
分間揚げた後、油切り及び放冷して3.10kgのトリ
肉の唐揚げを得た。
【0048】オスモメーター[(株)島津製作所製、OS
M−1]を用いて本実施例に用いた還元澱粉加水分解物
の浸透圧を濃度10%で、25℃にて測定した結果、1
05ミリオスモルであった。
【0049】また、得られたトリ肉の唐揚げを温度20
℃で48時間保存した後、衣の水分を測定し、肉からの
離水の目安として採用した結果、衣の水分は40%であ
り、同条件で保存した唐揚げの衣を除き、筋肉部分を5
X5X5mmの大きさに切った試料片を、クリープメーター
[(株)山電製、レオナーRE−33005]を用いて、1秒間
に0.5mmの速度で、筋肉繊維の方向と水平の方向に
2.5mm圧縮するときに要する荷重(kg)を測定して
柔らかさの指標としたところ、1.7kgであった。
【0050】なお、柔らかさを示す数値は、小さいほど
柔らかいことを示す。
【0051】また、得られた唐揚げは口あたりがクリス
ピーで生臭さも無く、肉質の弾力性が感じられる柔らか
な食感で、味のバランスもとれた好ましい品質であっ
た。
【0052】更に、この唐揚げ2.0kgを−30℃で
30日間冷凍保存したのち、170℃のサラダ油で2分
間揚げて解凍し、1.94kgの解凍後の唐揚げを得た
後、前記柔らかさの指標を測定したところ、2.2kg
であり、温度20℃で解凍後、48時間保存した後の衣
の水分を測定したところ、33%であった。
【0053】冷凍及び解凍後に得られた唐揚げはクリス
ピー性が損なわれておらず、肉質も弾力性が感じられる
良好な食感の好ましい品質であった。
【0054】
【実施例2】
【0055】実施例1と同じ還元澱粉加水分解物の量を
150gとした他は実施例1と同様にして塩化ナトリウ
ムと糖アルコールとの合計濃度36.3%の浸漬液とし
た。
【0056】次に、新鮮なブロイラーの生ムネ肉3kg
を浸漬液に入れ、温度4℃に調節して15時間浸漬した
後、金網の上で15分間水切りした。
【0057】更に、水切り後の肉全量3.0kgを一口
大にカットし、実施例1と同様に油ちょうし、油切り及
び放冷して3.14kgの鶏肉の唐揚げを得た。
【0058】また、得られた鶏肉の唐揚げを用いて実施
例1と同様にして、衣の水分を測定したところ、衣の水
分は43%であり、実施例1と同様にして柔らかさを測
定したところ、2.0kgであった。
【0059】また、得られた唐揚げは口あたりがクリス
ピーで、肉質の弾力性が感じられる柔らかな食感で、味
のバランスもとれた好ましい品質であった。
【0060】更に、この唐揚げ2.0kgを−20℃で
30日間冷凍保存したのち、実施例1と同様に解凍し、
1.95kgの解凍後の唐揚げを得た後、前記柔らかさ
の指標を測定したところ、2.5kgであり、実施例1
と同様に衣の水分を測定したところ、37%であった。
【0061】冷凍及び解凍後に得られた唐揚げはクリス
ピー性が損なわれておらず、肉質も弾力性が感じられる
良好な食感の好ましい品質であった。
【0062】
【実施例3】
【0063】実施例1と同じ還元澱粉加水分解物の量を
470gとし、冷水の量を250gとして温度を8℃に
調節した他は実施例1と同様にして塩化ナトリウムと糖
アルコールとの合計濃度48.6%の浸漬液とした。
【0064】次に、新鮮なシャモの生ムネ肉3kgを浸
漬液に入れ、温度8℃に調節して12時間浸漬した後、
金網の上で15分間水切りした。
【0065】更に、水切り後の肉全量2.88kgを一
口大にカットし、油の温度を175℃として2分間揚げ
た他は実施例1と同様に油ちょうし、油切り及び放冷し
て2.90kgのシャモ肉の唐揚げを得た。
【0066】また、得られたシャモ肉の唐揚げを用いて
実施例1と同様にして、衣の水分を測定したところ、衣
の水分は39%であり、実施例1と同様にして柔らかさ
を測定したところ、1.6kgであった。
【0067】また、得られた唐揚げは口あたりがクリス
ピーで、肉質の弾力性が感じられる柔らかな食感で、味
のバランスもとれた好ましい品質であった。
【0068】更に、この唐揚げ2.0kgを−30℃で
45日間冷凍保存したのち、実施例1と同様に解凍し、
1.95kgの解凍後の唐揚げを得た後、前記柔らかさ
の指標を測定したところ、2.1kgであり、実施例1
と同様に衣の水分を測定したところ、31%であった。
【0069】冷凍及び解凍後に得られた唐揚げはクリス
ピー性が損なわれておらず、肉質も弾力性が感じられる
良好な食感の好ましい品質であった。
【0070】
【実施例4】
【0071】還元澱粉加水分解物として東和化成工業
(株)製のPO−30を用い、その量を450gとし、冷
水の量を315gとして、温度を10℃に調節した他は
実施例1と同様にして、塩化ナトリウムと糖アルコール
との合計濃度44.3%の浸漬液とした。
【0072】なお、PO−30の標準糖組成は、1糖
(ソルビット)が4〜6%、2糖(マルチトール)が1
4〜20%、3糖(マルトトリイトール)が15〜20
%、4糖以上(オリゴ糖アルコール)が60〜65%で
ある。
【0073】次に、新鮮なシャモの生ムネ肉3kgを浸
漬液に入れ、温度10℃に調節して11時間浸漬した
後、金網の上で15分間水切りした。
【0074】更に、水切り後の肉全量2.85kgを一
口大にカットし、油の温度を160℃として2.5分間
揚げた他は実施例1と同様に油ちょうし、油切り及び放
冷して2.88kgのシャモ肉の唐揚げを得た。
【0075】実施例1と同じ方法で本実施例に用いた還
元澱粉加水分解物の浸透圧を測定した結果、180ミリ
オスモルであった。
【0076】また、得られたシャモ肉の唐揚げを用いて
実施例1と同様にして、衣の水分を測定したところ、衣
の水分は42%であり、実施例1と同様にして柔らかさ
を測定したところ、1.8kgであった。
【0077】また、得られた唐揚げは口あたりがクリス
ピーで、肉質の弾力性が感じられる柔らかな食感で、味
のバランスもとれた好ましい品質であった。
【0078】更に、この唐揚げ2.0kgを−30℃で
40日間冷凍保存したのち、実施例1と同様に解凍し、
1.94kgの解凍後の唐揚げを得た後、前記柔らかさ
の指標を測定したところ、2.3kgであり、実施例1
と同様に衣の水分を測定したところ、33%であった。
【0079】冷凍及び解凍後に得られた唐揚げはクリス
ピー性が損なわれておらず、肉質も弾力性が感じられる
良好な食感の好ましい品質であった。
【0080】
【実施例5】
【0081】還元澱粉加水分解物として東和化成工業
(株)製のPO−40を用い、その量を286gとし、塩
化ナトリウムの量を20gとし、、冷水の量を200g
として温度を5℃に調節した他は実施例1と同様にして
塩化ナトリウムと糖アルコールとの合計濃度43.5%
の浸漬液とした。
【0082】なお、PO−40の標準糖組成は、1糖
(ソルビット)が1〜5%、2糖(マルチトール)が5
0〜55%、3糖(マルトトリイトール)が17〜25
%、4糖以上(オリゴ糖アルコール)が23〜30%で
ある。
【0083】次に、新鮮なウズラの生モモ肉3kgを浸
漬液に入れ、温度5℃に調節して16時間浸漬した後、
金網の上で15分間水切りした。
【0084】更に、水切り後の肉全量2.97kgを一
口大にカットし、油の温度を160℃として2.0分間
揚げた他は実施例1と同様に油ちょうし、油切り及び放
冷して2.98kgのウズラ肉の唐揚げを得た。
【0085】実施例1と同じ方法で本実施例に用いた還
元澱粉加水分解物の浸透圧を測定した結果、220ミリ
オスモルであった。
【0086】また、得られたウズラ肉の唐揚げを用いて
実施例1と同様にして、衣の水分を測定したところ、衣
の水分は46%であり、実施例1と同様にして柔らかさ
を測定したところ、2.1kgであった。
【0087】また、得られた唐揚げは口あたりがクリス
ピーで、肉質の弾力性が感じられる柔らかな食感で、味
のバランスもとれた好ましい品質であった。
【0088】更に、この唐揚げ2.0kgを−30℃で
35日間冷凍保存したのち、実施例1と同様に解凍し、
1.95kgの解凍後の唐揚げを得た後、前記柔らかさ
の指標を測定したところ、2.7kgであり、実施例1
と同様に衣の水分を測定したところ、39%であった。
【0089】冷凍及び解凍後に得られた唐揚げはクリス
ピー性が損なわれておらず、肉質も弾力性が感じられる
良好な食感の好ましい品質であった。
【0090】
【実施例6】
【0091】実施例5と同じ還元澱粉加水分解物の量を
85.2gとし、塩化ナトリウムの量を50gとし、冷
水の量を180gとして温度を6℃に調節した他は実施
例1と同様にして塩化ナトリウムと糖アルコールとの合
計濃度34.9%の浸漬液とした。
【0092】次に、新鮮なカモの生ムネ肉3kgを浸漬
液に入れ、温度6℃に調節して10時間浸漬した後、金
網の上で15分間水切りした。
【0093】更に、水切り後の肉全量2.99kgを一
口大にカットし、油の温度を170℃として2.5分間
揚げた他は実施例1と同様に油ちょうし、油切り及び放
冷して2.99kgのカモ肉の唐揚げを得た。
【0094】また、得られたカモ肉の唐揚げを用いて実
施例1と同様にして、衣の水分を測定したところ、衣の
水分は49%であり、実施例1と同様にして柔らかさを
測定したところ、2.3kgであった。
【0095】また、得られた唐揚げはクリスピーにはや
や欠けるものの、肉質の弾力性が感じられる柔らかな食
感で、味のバランスもとれた好ましい品質であった。
【0096】更に、この唐揚げ2.0kgを−30℃で
20日間冷凍保存したのち、実施例1と同様に解凍し、
1.94kgの解凍後の唐揚げを得た後、前記柔らかさ
の指標を測定したところ、2.7kgであり、実施例1
と同様に衣の水分を測定したところ、40%であった。
【0097】冷凍及び解凍後に得られた唐揚げはクリス
ピー性が損なわれておらず、肉質も弾力性が感じられる
良好な食感の好ましい品質であった。
【0098】
【比較例1】
【0099】市販の食塩40g、冷水210gを用い、
温度4℃に調節して実施例1と同様に塩化ナトリウム濃
度16%の浸漬液とした。
【0100】次に、新鮮なブロイラーの生モモ肉3kg
を浸漬液に入れ、温度4℃に調節して15時間浸漬した
後、金網の上で15分間水切りした。
【0101】更に、水切り後の肉全量3.15kgを一
口大にカットし、小麦粉と片栗粉を1:1の割合で混合
した粉をまぶして温度170℃に調節したコーンサラダ
油で2分間揚げた後、油切り及び放冷して3.19kg
の鶏肉の唐揚げを得た。
【0102】実施例1と同様に測定した衣の水分は58
%であり、柔らかさは、2.9kgであった。
【0103】更に、この唐揚げ2.0kgを−30℃で
30日間冷凍保存したのち、実施例1と同様に解凍し、
1.94kgの解凍後の唐揚げを得た後、前記柔らかさ
の指標を測定したところ、3.91kgであり、実施例
1と同様に衣の水分を測定したところ、50%であっ
た。
【0104】
【比較例2】
【0105】市販の上白糖100g、市販の食塩40
g、冷水210gを用い、温度10℃に調節し、実施例
1と同様にして塩化ナトリウムと糖との合計濃度40%
の浸漬液とした。
【0106】次に、新鮮なブロイラーの生ムネ肉3kg
を浸漬液に入れ、温度10℃に調節して10時間浸漬し
た後、金網の上で15分間水切りした。
【0107】更に、水切り後の肉全量3.12kgを比
較例1と同様に処理して油ちょうし、油切り及び放冷し
て3.11kgの鶏肉の唐揚げを得た。
【0108】実施例1と同様に測定した衣の水分は51
%であり、柔らかさは、2.6kgであったが、衣の外
観が濃い茶色になり、甘味の強い品質であった。
【0109】尚、本比較例で用いた砂糖の浸透圧を実施
例1と同じ条件で測定したところ、300ミリオスモル
であった。
【0110】更に、この唐揚げ2.0kgを−30℃で
25日間冷凍保存したのち、実施例1と同様に解凍し、
1.94kgの解凍後の唐揚げを得た後、前記柔らかさ
の指標を測定したところ、3.4kgであり、実施例1
と同様に衣の水分を測定したところ、43%であった。
【0111】
【比較例3】
【0112】比較例2の砂糖に代えて実施例1と同じ糖
アルコールを用い、その量を300gとし、塩化ナトリ
ウムの量を15gとし、温度を5℃とした他は実施例1
と同様にして、塩化ナトリウムと糖アルコールとの合計
濃度42.9%の浸漬液とした。
【0113】次に、新鮮なアヒルの生モモ肉3kgを浸
漬液に入れ、温度5℃に調節して9時間浸漬した後、金
網の上で15分間水切りした。
【0114】更に、水切り後の肉全量2.91kgを温
度175℃とした他は比較例1と同様に処理して油ちょ
うし、油切り及び放冷して2.95kgのアヒル肉の唐
揚げを得た。
【0115】実施例1と同様に測定した衣の水分は42
%であり、柔らかさは、1.6kgであったが、甘味が
強くて塩味が不足したバランスの悪い味であった。
【0116】更に、この唐揚げ2.0kgを−30℃で
40日間冷凍保存したのち、実施例1と同様に解凍し、
1.95kgの解凍後の唐揚げを得た後、前記柔らかさ
の指標を測定したところ、2.2kgであり、実施例1
と同様に衣の水分を測定したところ、35%であった。
【0117】
【比較例4】
【0118】比較例2の砂糖に代えて実施例4と同じ糖
アルコールを用い、その量を90gとし、塩化ナトリウ
ムの量を80gとし、温度を8℃とした他は実施例1と
同様にして塩化ナトリウムと糖アルコールとの合計濃度
36.4%の浸漬液とした。
【0119】次に、新鮮なガチョウの生モモ肉3kgを
浸漬液に入れ、温度8℃に調節して7時間浸漬した後、
金網の上で15分間水切りした。
【0120】更に、水切り後の肉全量2.95kgを比
較例1と同様に処理して油ちょうし、油切り及び放冷し
て2.98kgのガチョウ肉の唐揚げを得た。
【0121】実施例1と同様に測定した衣の水分は57
%であり、柔らかさは、2.8kgであったが、塩味が
強くてバランスの悪い味であった。
【0122】更に、この唐揚げ2.0kgを−30℃で
50日間冷凍保存したのち、実施例1と同様に解凍し、
1.95kgの解凍後の唐揚げを得た後、前記柔らかさ
の指標を測定したところ、3.5kgであり、実施例1
と同様に衣の水分を測定したところ、48%であった。
【0123】
【比較例5】
【0124】市販の食塩50gを実施例1と同様の直方
体容器に取り、冷水300gを入れて溶解し、温度9℃
に調節して塩化ナトリウム濃度20%の浸漬液とした。
【0125】次に、新鮮なブロイラーの生モモ肉3kg
を浸漬液に入れ、温度9℃に調節して8時間浸漬した
後、金網の上で15分間水切りした。
【0126】更に、水切り後の肉全量3.10kgを実
施例1と同条件で油ちょうし、油切り及び放冷して3.
05kgの鶏肉の唐揚げを得た。
【0127】実施例1と同様に測定した衣の水分は60
%であり、柔らかさは、3.2kgであった。
【0128】更に、この唐揚げ2.0kgを−30℃で
10日間冷凍保存したのち、実施例1と同様に解凍し、
1.95kgの解凍後の唐揚げを得た後、前記柔らかさ
の指標を測定したところ、4.0kgであり、実施例1
と同様に衣の水分を測定したところ、51%であった。
【0129】
【比較試験】トリ肉の唐揚げの味質の比較試験
【0130】各実施例及び各比較例で調製した冷凍前の
トリ肉の唐揚げを用いて、味質の比較試験を10名の成
人男女をパネルとして行った。
【0131】塩味については、口に入れたときに塩辛い
と感じた場合は+1、塩味が薄いと感じた場合は−1、
丁度良いと感じた場合は0として、全員の解答を累計し
た。この数値は0に近いほうが好ましい。
【0132】甘味についても同様に、口に入れたときに
甘さが足りないと感じた場合は+1、甘さが強いと感じ
た場合は−1、丁度良いと感じた場合は0として、全員
の解答を累計した。この数値は0に近いほうが好まし
い。
【0133】結果を表1,表2に示す。
【0134】
【表1】
【0135】
【表2】
【0136】
【発明の効果】
【0137】以上に説明した通り、本発明を実施するこ
とにより、トリ肉の唐揚げを製造するうえで、肉質が柔
らかい食感を有すること、保存している間や冷凍・解凍
の際に離水が起こりにくく、衣が湿っぽくなりにくいこ
とや、保存中に肉の生臭さが出ないこと、また、保存中
に肉質が褐変しにくいことなどの効果が得られる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液中の塩化ナトリウムと糖アルコールの
    固形分の重量比を1:1〜1:10の範囲に調節した調
    味液にトリ肉を浸漬した後、油ちょうすることを特徴と
    するトリ肉の唐揚げの製造方法。
  2. 【請求項2】 糖アルコールが、濃度10重量%水溶液
    にしたときの浸透圧が100〜300ミリオスモルの範
    囲のものである請求項1に記載のトリ肉の唐揚げの製造
    方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004215536A (ja) * 2003-01-10 2004-08-05 Q P Corp 魚卵様食品及びその製造方法
JP2007312751A (ja) * 2006-05-29 2007-12-06 Mitsubishi Shoji Foodtech Co Ltd 肉類の品質改良剤および肉類の品質改良方法
WO2019031055A1 (ja) * 2017-08-09 2019-02-14 アサヒグループホールディングス株式会社 飲料
JP2023043180A (ja) * 2021-09-15 2023-03-28 物産フードサイエンス株式会社 揚げ物の具材の食感改良用組成物、衣のもさつきおよび/またはひき抑制用組成物、油ちょう時間および/または油ちょう温度の低減用組成物ならびに揚げ物の製造方法

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