JPH07274649A - バリカン型刈取装置 - Google Patents

バリカン型刈取装置

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Publication number
JPH07274649A
JPH07274649A JP6472594A JP6472594A JPH07274649A JP H07274649 A JPH07274649 A JP H07274649A JP 6472594 A JP6472594 A JP 6472594A JP 6472594 A JP6472594 A JP 6472594A JP H07274649 A JPH07274649 A JP H07274649A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
soil
knife
blade
soil discharge
receiving
Prior art date
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Pending
Application number
JP6472594A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiko Yugawa
正彦 湯川
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
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Publication of JPH07274649A publication Critical patent/JPH07274649A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 受刃台の上面に固定刃を取付け、ナイフバー
の下面に取付けた可動刃を左右往復摺動自在に固定刃の
上面側に設け、可動刃を固定刃に押し付ける押さえ部材
を、ナイフバーを前方側から受止め案内する状態で設
け、ナイフバーを後方側から受止め案内する摺動板を設
け、多数の土抜き孔を受刃台のうち固定刃の後方に可動
刃の摺動方向に並設した状態で形成したバリカン型刈取
装置において、土抜き孔からの土排出を確実にする。 【構成】 受刃台13のうち土抜き孔21の間夫々に載
った土を土抜き孔21側に掻き寄せる多数のスクレーパ
22を、両側の土抜き孔21の上方位置にわたって左右
往復摺動する状態で可動刃14に付設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、受刃台の上面に固定刃
を取付け、ナイフバーの下面に取付けた可動刃を左右往
復摺動自在に固定刃の上面側に設け、可動刃を固定刃に
押し付ける押さえ部材を、ナイフバーを前方側から受止
め案内する状態で設け、ナイフバーを後方側から受止め
案内する摺動板を設け、多数の土抜き孔を受刃台のうち
固定刃の後方に可動刃の摺動方向に並設した状態で形成
したバリカン型刈取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、固定刃の後方で受刃台に載った土
を自然落下により土抜き孔から排出するように構成して
いた〔例えば実開昭55‐117212号公報、実開昭
56‐134126号公報参照〕。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、自然落下によ
るだけでは土抜き孔からの土排出が確実性に欠け、固定
刃の後方で受刃台と摺動刃の間における土詰まりのため
に摺動刃が固定刃から浮き上がって、切れ味が大幅に低
下するおそれがあり、土抜き孔からの土排出性能向上の
面から改良の余地があった。本発明の目的は、土抜き孔
からの土排出を確実にして、良好な切れ味を維持する点
にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴構成は、受
刃台の上面に固定刃を取付け、ナイフバーの下面に取付
けた可動刃を左右往復摺動自在に固定刃の上面側に設
け、可動刃を固定刃に押し付ける押さえ部材を、ナイフ
バーを前方側から受止め案内する状態で設け、ナイフバ
ーを後方側から受止め案内する摺動板を設け、多数の土
抜き孔を受刃台のうち固定刃の後方に可動刃の摺動方向
に並設した状態で形成したバリカン型刈取装置におい
て、受刃台のうち土抜き孔の間夫々に載った土を土抜き
孔側に掻き寄せる多数のスクレーパを可動刃に付設した
ことにある。
【0005】
【作用】つまり、スクレーパを可動刃と一体的に左右往
復摺動させて、受刃台のうち土抜き孔の間夫々に載った
土をスクレーパで強制的に土抜き孔に掻き落とすから、
土抜き孔からの土排出を確実にでき、受刃台と可動刃の
間における土詰まりに起因する可動刃の浮き上がりを効
果的に抑制して、良好な切れ味を維持できる。
【0006】
【発明の効果】その結果、土抜き孔からの確実な土排出
により良好な切れ味を維持できる、切断性能において一
段と優れたバリカン型刈取装置を提供できるようになっ
た。
【0007】
【実施例】図1に、バリカン型刈取装置を装備した自脱
型コンバインの前部を示す。このコンバインは、クロー
ラ式走行装置1を備えた走行車体の前部に、刈取部2の
支持フレーム3を油圧シリンダにより支点P周りで上下
揺動操作自在に連結するとともに、走行車体上に脱穀装
置7を搭載し、刈取部2には、三条分の植立穀稈引起こ
し装置5、バリカン型刈取装置6、刈取穀稈を脱穀装置
7のフィードチェーン9に送る縦搬送装置8、刈取穀稈
の前こぼれを防止する三組の補助搬送ベルト10a,1
0b,10c、刈取り穀稈の株元を縦搬送装置8の始端
部に送り込む三個の回転パッカ11a,11b,11
c、等を装備して三条刈りを行うように構成してある。
【0008】図5及び図6に示すように、三個の植立穀
稈引起し装置5の後方夫々に補助搬送ベルト10a,1
0b,10cと回転パッカ11a,11b,11cを配
置し、一端側の第1回転パッカ11aから縦搬送装置8
に刈取穀稈を供給する株元チェーン23を、伝動ケース
を兼ねた支持フレーム3から動力を受け取る駆動スプロ
ケット24及び第1パッカ11aと一体回転するスプロ
ケット25にわたって巻回し、第1回転パッカ11aと
一体回転するプーリ26に一端側の第1補助搬送ベルト
10aを巻回し、駆動スプロケット24からの動力で株
元チェーン23と第1回転パッカ11a及び補助搬送ベ
ルト10aを駆動するように構成してある。又、他端側
の第2回転パッカ11bを支持フレーム兼伝動ケース3
の先端の取付けた駆動ケースからの駆動軸27に連動さ
せるとともに、中央の小径に形成した第3回転パッカ1
1cに噛み合い連動させ、第2回転パッカ11bと一体
回転するプーリ28に他端側の第2補助搬送ベルト10
bを巻回し、第3回転パッカ11cと一体回転するプー
リ29に中央の第3補助搬送ベルト10cを巻回し、駆
動軸27からの動力で第2回転パッカ11b及び補助搬
送ベルト10bと第3回転パッカ11c及び補助搬送ベ
ルト10cを駆動するように構成してある。
【0009】図2ないし図4に示すように、前記バリカ
ン型刈取装置6を構成するに、多数の固定刃12を一定
ピッチで並列配置して受刃台13の上面にリベット30
で取付けるとともに、多数の可動刃14を固定刃ピッチ
と同じピッチで並列配置してナイフバー15の下面にリ
ベット31で取付け、可動刃14を左右往復摺動自在に
固定刃12の上面側に配備し、可動刃14を固定刃12
に押し付ける押さえ部材16を、ナイフバー15を前方
側から受止め案内する状態で設け、ナイフバー15を後
方側から受止め案内する摺動板17を設け、可動刃14
の後端側を下方から支持する受け部材18、スペーサ1
9、摺動板17、押さえ部材16の支持部材20を受刃
台13上にボルト32で共締め連結し、可動刃14を固
定刃ピッチと同一のストロークで往復駆動して穀稈を切
断するように構成してある。
【0010】多数の横長状の土抜き孔21を、受刃台1
3のうち固定刃12の後方箇所に、固定刃12と受刃部
材18の間の溝に臨む状態で、かつ、可動刃14の移動
方向に並設した状態で形成し、受刃台13のうち土抜き
孔21の間夫々に載った土を土抜き孔21側に掻き寄せ
る多数のスクレーパ22を、固定刃12と受刃部材18
の間の溝内に位置する状態で、かつ、両側の土抜き孔2
1の上方位置にわたって左右往復摺動する状態で、ナイ
フバー15に対しリベット33で可動刃14と共締めし
てある。 つまり、スクレーパ22を可動刃14と一
体的にかつ両側の土抜き孔21の上方位置にまで左右往
復摺動させて、受刃台13の土抜き孔21間夫々に載っ
た土をスクレーパ22で強制的に土抜き孔21に掻き落
とし、土抜き孔21からの確実な土排出により受刃台1
3と可動刃14の間における土詰まりに起因する可動刃
14の浮き上がりを抑制して、良好な切れ味を維持する
ように構成してあるのである。尚、スクレーパ22のス
トロークエンドにできるだけ近く土抜き孔21の端部を
設定することで、隣接する土抜き孔21の間の寸法を大
きくして受刃台13の強度低下を少なくすることができ
る。
【0011】〔別実施例〕スクレーパ22のストローク
エンドは必ずしも土抜き孔21上に設定する必要はな
く、スクレーパ22が土抜き孔21の端部近くまで移動
させるだけでも、かなりの排土効果を期待することがで
きる。土抜き孔21やスクレーパ22の設置数は適当に
選定できる。スクレーパ22の取付け構成は別体形式や
一体形式において適当に変更でき、例えば可動刃14か
ら折り出したり、可動刃14取付け用リベットの頭部に
一体形成してもよい。バリカン型刈取装置の適用機種は
不問である。
【0012】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバイン前部の側面図
【図2】刈取装置の縦断側面図
【図3】図2のA−A矢視図
【図4】図2のB−B矢視図
【図5】刈取部の一部を示す概略平面図
【図6】刈取部における前処理部分を示す一部切欠き正
面図
【符号の説明】
12 固定刃 13 受刃台 14 可動刃 15 ナイフバー 16 押さえ部材 17 摺動板 21 土抜き孔 22 スクレーパ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受刃台(13)の上面に固定刃(12)
    を取付け、ナイフバー(15)の下面に取付けた可動刃
    (14)を左右往復摺動自在に前記固定刃(12)の上
    面側に設け、前記可動刃(14)を前記固定刃(12)
    に押し付ける押さえ部材(16)を、前記ナイフバー
    (15)を前方側から受止め案内する状態で設け、前記
    ナイフバー(15)を後方側から受止め案内する摺動板
    (17)を設け、多数の土抜き孔(21)を前記受刃台
    (13)のうち前記固定刃(12)の後方に前記可動刃
    (14)の摺動方向に並設した状態で形成したバリカン
    型刈取装置であって、 前記受刃台(13)のうち前記土抜き孔(21)の間夫
    々に載った土を前記土抜き孔(21)側に掻き寄せるス
    クレーパ(22)を前記可動刃に付設してあるバリカン
    型刈取装置。
JP6472594A 1994-04-01 1994-04-01 バリカン型刈取装置 Pending JPH07274649A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6472594A JPH07274649A (ja) 1994-04-01 1994-04-01 バリカン型刈取装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6472594A JPH07274649A (ja) 1994-04-01 1994-04-01 バリカン型刈取装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07274649A true JPH07274649A (ja) 1995-10-24

Family

ID=13266420

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6472594A Pending JPH07274649A (ja) 1994-04-01 1994-04-01 バリカン型刈取装置

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JP (1) JPH07274649A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102022123910A1 (de) 2021-09-29 2023-03-30 Makita Corporation Arbeitsmaschine

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE102022123910A1 (de) 2021-09-29 2023-03-30 Makita Corporation Arbeitsmaschine

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