JPH07274199A - 画像合成装置 - Google Patents

画像合成装置

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JPH07274199A
JPH07274199A JP8408294A JP8408294A JPH07274199A JP H07274199 A JPH07274199 A JP H07274199A JP 8408294 A JP8408294 A JP 8408294A JP 8408294 A JP8408294 A JP 8408294A JP H07274199 A JPH07274199 A JP H07274199A
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image
display
signal
chroma key
display order
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JP8408294A
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Koji Toriyama
康治 鳥山
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 実画像に対して表示上の前後関係を対応付け
た複数の画像をスーパーインポーズすることができる画
像合成装置を実現する。 【構成】 ビデオ信号処理部20が実画像から特定色の
領域とそれ以外の領域とを区別するクロマキー信号CR
Oを発生し、VDP31がバックグラウンド画面BGと
オブジェクト画面OBJとを合成してCG画像を発生す
ると共に、これら画面BG,OBJの表示・非表示を識
別する信号YSBG,YOBJを発生する。そして、表
示順位制御回路40は、表示順位が付与されたクロマキ
ー信号CROおよび信号YSBG,YSOBJに応じて
前記実画像とCG画像の表示・非表示を指示するスーパ
ーインポーズ信号SPを発生し、ビデオ信号処理部20
がこの信号SPに応じて前記実画像とCG画像を合成し
て表示画面を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、撮像した実画
像と複数のコンピュータグラフィック画像とに対してそ
れぞれ前後関係を対応付けてスーパーインポーズし得る
画像合成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、クロマキー合成によって互い
に異なる画像や映像をスーパーインポーズする技術が知
られている。こうしたクロマキー合成を行う画像合成装
置は、例えば、図17に示すように、「ブルーバックB
B」と呼ばれる青色の背景の前に「人物H」などの撮像
対象を配置させておき、カメラCが出力する撮像信号か
ら背景色に対応する信号部分に、他の画像信号あるいは
映像信号を介挿することによって、その人物像と他の画
像とを画像合成するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】さて、従来の画像合成
装置では、上述したように、「ブルーバックBB」の前
に立っている「人物H」を、あたかも他の画像を背景と
したように表示し得るものの、合成できる画像は「ブル
ーバックBB」に入れ替えて表示される画像と、「ブル
ーバックBB」を背景して撮像した実画像との2種類に
限定されている。したがって、この実画像に対して表示
上の前後関係を対応付けた複数の画像をスーパーインポ
ーズすることができないという欠点がある。そこで本発
明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、実画像に
対して表示上の前後関係を対応付けた複数の画像をスー
パーインポーズすることができる画像合成装置を提供す
ることを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明にあっては、撮像された第1
の画像から特定色の領域とそれ以外の領域とを区別する
クロマキー信号を発生するクロマキー検出手段と、複数
の画面データを合成して第2の画像を発生すると共に、
これら画面データを識別する識別信号を発生する画像処
理手段と、表示画面における前後関係を規定する表示順
位を、前記クロマキー信号と前記識別信号とにそれぞれ
付与する一方、表示順位が付与されたクロマキー信号お
よび識別信号に応じて前記第1および第2の画像の表示
・非表示を指示する表示順位制御手段と、この表示順位
制御手段の指示に応じて表示・非表示される前記第1お
よび第2の画像を合成して前記表示画面を形成する画像
合成手段とを具備することを特徴としている。
【0005】また、請求項2に記載の発明によれば、撮
像された実画像から特定色の領域とそれ以外の領域とを
区別するクロマキー信号を発生するクロマキー検出手段
と、背景となるバックグラウンド画面と、この背景上に
表示されるオブジェクト画面とを合成したCG画像を発
生すると共に、当該バックグラウンド画面およびオブジ
ェクト画面の表示・非表示をそれぞれ識別する第1およ
び第2の識別信号を発生する画像処理手段と、前記クロ
マキー信号と、前記第1の識別信号と、前記第2の識別
信号とに各々指定される表示順位を付与し、表示順位が
付与されたクロマキー信号、第1の識別信号および第2
の識別信号に応じて前記実画像と前記CG画像との表示
・非表示を指示する表示順位制御手段と、この表示順位
制御手段の指示に応じて表示・非表示される前記実画像
と前記CG画像とを合成して前記表示画面を形成する画
像合成手段とを具備することを特徴としている。
【0006】さらに、上記請求項2に従属する実施態様
として、請求項3に記載の発明によれば、前記クロマキ
ー信号に第1位の表示順位が付与された場合、前記表示
順位制御手段は、当該クロマキー信号が特定色の領域を
示す時に前記CG画像の表示を指示することを特徴とす
る。請求項4に記載の発明によれば、前記第2の識別信
号に第1位の表示順位が付与された場合、前記表示順位
制御手段は、当該第2の識別信号が表示期間にある間、
前記CG画像の表示を指示することを特徴とする。請求
項5に記載の発明によれば、前記第1の識別信号に第1
位の表示順位が付与された場合、前記表示順位制御手段
は、当該第1の識別信号が表示期間にある間、前記CG
画像の表示を指示することを特徴とする。請求項6に記
載の発明によれば、前記クロマキー信号に第3位の表示
順位が付与された場合、前記表示順位制御手段は、当該
クロマキー信号が特定色以外の領域を示す時にのみ前記
実画像の表示を指示することを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明によれば、クロマキー検出手段が第1の
画像から特定色の領域とそれ以外の領域とを区別するク
ロマキー信号を発生し、画像処理手段が複数の画面デー
タを合成して第2の画像を発生すると共に、これら画面
データを識別する識別信号を発生する。そして、表示順
位制御手段は、表示順位が付与されたクロマキー信号お
よび識別信号に応じて前記第1および第2の画像の表示
・非表示を指示し、画像合成手段がこの表示順位制御手
段の指示に応じて表示・非表示される前記第1および第
2の画像を合成して表示画面を形成する。この結果、撮
像された実画像に対して表示上の前後関係を対応付けた
複数の画像をスーパーインポーズすることが可能にな
る。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。 A.実施例の構成 図1は、本発明の実施例である画像合成装置の全体構成
を示すブロック図である。この図において、10はCC
D等の固体撮像素子を備える撮像カメラであり、当該C
CDの出力に応じて撮像信号SSを発生する。11は、
撮像信号処理部であり、撮像カメラ10から供給される
撮像信号SSをコンディショニングした後、A/D変換
してサンプリング画像データDSを発生する。
【0009】ここで、図2を参照して撮像信号処理部1
1の構成について説明する。図2において、11aは、
例えば、外部から供給される4倍オーバーサンプリング
信号4fSCに応じて撮像信号SSをサンプリングホール
ドして次段へ出力するサンプリング回路である。11b
はサプリングされた撮像信号SSを所定レベルに変換し
て出力するAGC(自動利得制御)回路、11cは撮像
信号SSのガンマ特性をγ=1/2.2に補正して出力
するγ補正回路である。11dは、このガンマ補正され
た撮像信号SSを8ビット長のサンプリング画像データ
Sに変換して出力するA/D変換回路である。サンプ
リング画像データDSは、後述するビデオ信号処理部2
0に供給される。11eはビデオ信号処理部20から供
給されるコンポジット映像信号DCVをアナログビデオ信
号SVに変換してディスプレイ側に出力するD/A変換
回路である。
【0010】次に、再び図1を参照して実施例の全体構
成について説明を進める。図において、ビデオ信号処理
部20は、撮像カメラ10から供給されるサンプリング
画像データDSに対してクロマキー検出処理を施し、そ
の結果を後述する表示順位制御回路40に供給する。ま
た、この処理部20は、後述するVDP31から供給さ
れる画像処理データDSPをコンポジット映像信号DCV
変換し、前述したD/A変換回路11e(図2参照)に
供給する。なお、画像処理データDSPとは、バックグラ
ウンド画面BGと、オブジェクト画面OBJとを合成し
てなるCG画像を形成するデータである。なお、バック
グラウンド画面BGとは、バックグラウンド画像データ
BGによって形成される画面を指し、オブジェクト画面
OBJとはオブジェクト画像データDOBによって形成さ
れる画面を指す。
【0011】ビデオ信号処理部20は、図3に示すよう
に、構成要素20a〜20iから構成される。図3にお
いて、20aは色分離フィルタであり、サンプリング画
像データDSを信号Ye(イエロー)、信号Cy(シア
ン)および信号G(グリーン)に色分離して次段へ出力
する。20bは撮像信号SS中における変化点の前後に
対して輝度変調を施して画質調整する輪郭補正回路であ
る。20cはホワイトバランス回路であり、各信号Y
e,Cy,Gを規定レベルに設定して出力する。20d
はバンドパスフィルタで構成される分別フィルタであ
り、各信号Ye,Cyを信号R(赤)および信号B
(青)に分別して出力する。20eは三原色を表わす信
号R,G,Bを各8ビット長の輝度信号Y、色差信号B
−Y,R−Yに変換するマトリクス回路である。
【0012】20fはクロマキー信号発生回路であり、
色差信号B−Y,R−Yが所定レベルに達した場合に
「H」レベルのクロマキー検出信号CROを発生する。
すなわち、この回路20fでは、図4に示すように、色
差B−Yの最大/最小レベルB−YMAX,B−YMINと、
色差R−Yの最大/最小レベルR−YMAX,R−YMIN
が予め定められており、これらレベルによって規定され
た色差領域Eに色差信号B−Y,R−Yが収る場合、特
定色を検出した旨を表わす「H」レベルのクロマキー検
出信号CROを出力する。なお、この実施例において
は、上記領域Eを「青色」としており、具体的には前述
したブルーバックBBを撮像した時に「H」レベルのク
ロマキー検出信号CROが生成される。
【0013】図3において、20gは、VDP31(後
述する)から供給される画像処理データDSP(RGB信
号)を輝度信号Y、色差信号B−Y,R−Yに変換する
マトリクス回路である。20hはセレクタであり、表示
順位制御回路40から供給されるスーパーインポーズ信
号SPに応じてマトリクス回路20eの出力、あるいは
マトリクス回路20hの出力のいずれかを選択して次段
へ供給する。20iはモジュレータである。モジュレー
タ20iは、セレクタ20hを介して供給される輝度信
号Y、色差信号B−Y,R−Yに各種同期信号(水平/
垂直同期信号および帰線消去信号)を重畳したディジタ
ルコンポジット映像信号DCVを生成する。
【0014】上記構成によれば、ビデオ信号処理部20
は、撮像信号処理部11から供給されるサンプリング画
像データDSを輝度信号Yおよび色差信号B−Y,R−
Yに変換すると共に、当該色差信号B−Y,R−Yに基
づいて生成されるクロマキー検出信号CROを表示順位
制御回路40(後述する)側へ供給する。また、この処
理部20は、VDP31側から入力される画像処理デー
タDSP(RGB信号)、あるいは撮像信号処理部11か
ら供給されるサンプリング画像データDSのいずれかを
スーパーインポーズ信号SPに応じて選択し、選択され
たデータをコンポジット映像信号DCVに変換して出力す
る。なお、スーパーインポーズ信号SPは、後述する表
示順位制御回路40から供給される信号である。
【0015】次に、再び図1に戻り、実施例の全体構成
について説明を進める。VDP31は、VRAM32に
格納されるバックグラウンド画像データDBGおよびオブ
ジェクト画像データDOBを制御部50(後述する)側か
ら供給される制御信号SCに応じて読み出し、これを1
走査ライン毎のドット表示色を表わす画像処理データD
SPを発生するものであり、構成要素31a〜31hから
構成される。以下、図5を参照してこれら各部について
詳述する。
【0016】図5において、31aはCPUインタフェ
ース回路であり、制御部50を構成するCPU51のバ
スを介して供給される制御信号SCに応じて構成要素3
1b〜31dに各種制御指示を与える。制御信号SC
は、バックグラウンド画面BGおよびオブジェクト画面
OBJを表示制御する各種コマンドや、VRAM32に
DMA転送されるバックグラウンド画像データDBGおよ
びオブジェクト画像データDOBから形成される。31b
はVRAMコントロール回路であり、構成要素31a,
31cおよび31dから供給される制御信号に対応して
VRAM32とのデータ授受を行う。
【0017】すなわち、上記CPUインタフェース回路
31aからDMA転送する旨の制御信号SCを受けた場
合には、当該回路31aを介してDMA転送されるバッ
クグラウンド画像データDBG、あるいはオブジェクト画
像データDOBを所定の記憶エリアに格納する。また、バ
ックグラウンドコントロール回路31cからバックグラ
ウンド画像データDBGを読み出す旨の指示を受けた場
合、対応するデータDBGを読み出して回路31c側に返
送する。これと同様に、オブジェクトコントロール回路
31dからオブジェクト画像データDOBを読み出す旨の
指示を受けた場合、対応するデータDOBを読み出して回
路31d側に返送する。バックグラウンドコントロール
回路31cは、回路31aを介して制御部50側から与
えられるバックグラウンド表示制御コマンドに基づき、
VRAMコントロール回路31bを経由して読み出され
たバックグラウンド画像データDBGに対して表示位置を
指定した後、色差データ処理回路31eへ供給する。
【0018】オブジェクトコントロール回路31dは、
回路31aを介して制御部50側から与えられるオブジ
ェクトテーブルデータTOBをオブジェクトテーブルRA
M31fに書き込む。このオブジェクトテーブルデータ
OBとは、表示画面におけるオブジェクト画像データD
OBの表示位置を指定する座標データである。また、当該
回路31dは、オブジェクト表示制御コマンドに応じて
VRAM32から読み出されたオブジェクト画像データ
OBに対し、上記オブジェクトテーブルデータTOBを参
照して表示位置を求めると共に、1走査ライン分のオブ
ジェクト画像データDOBをラインバッファRAM31g
に一時記憶する。ラインバッファRAM31gに一時記
憶されるオブジェクト画像データDOBは、1走査毎に更
新される。このRAM31gから読み出されたオブジェ
クト画像データDOBは、色差データ処理回路31eに供
給される。
【0019】色差データ処理回路31eは、バックグラ
ウンドコントロール回路31cおよびオブジェクトコン
トロール回路31dから供給される8ビット長の画像デ
ータDBGあるいは画像データDOBを、周知のカラールッ
クアップテーブルRAM31hを参照して各4ビット長
のR信号,G信号およびB信号から形成される画像処理
データDSPに変換して出力する。また、この回路31e
は、画像処理データD SP(RGB信号)を参照して信号
YSBGおよび信号YSOBJを発生する。信号YSB
Gおよび信号YSOBJは、現在出力している画像処理
データDSPがバックグラウンド画像データDBGに対応す
るものであるか、あるいはオブジェクト画像データDOB
に対応するものであるかを表わす信号である。例えば、
現在出力している画像処理データDSPがバックグラウン
ド画像データDBGに対応するものである時には、信号Y
SBGが「H(ハイ)」となり、信号YSOBJが「L
(ロウ)」になる。一方、これとは逆に画像処理データ
SPがオブジェクト画像データDOBに対応するものであ
れば、信号YSBGが「L」となり、信号YSOBJが
「H」になる。
【0020】このように、VDP31では、制御部50
側からDMA転送されるバックグラウンド画像データD
BGおよびオブジェクト画像データDOBをVRAM32に
格納しておき、CPU51から供給される制御信号SC
(各種表示制御コマンド)に応じてこのVRAM32か
ら画像データDBGあるいは画像データDOBを読み出し、
これを1走査ライン毎のドット表示色を表わす画像処理
データDSPを発生すると共に、当該画像処理データDSP
の属性を表わす信号YSBGおよびYSOBJを出力す
る。
【0021】次に、表示順位制御回路40(図1参照)
は、複数のロジック素子を配列してなるゲートアレイ、
ラインバッファおよびワークRAMとから構成されてお
り、後述する制御部50の指示の下に撮像カメラ10に
よって撮像される実画像と、バックグラウンド画像デー
タDBGおよびオブジェクト画像データDOBから形成され
るCG画像との表示順位を制御する。すなわち、表示順
位制御回路40は、上述したVDP31から供給される
信号YSBG,YSOBJとビデオ信号処理部20から
供給されるクロマキー検出信号CROとに応じて、前述
したスーパーインポーズ信号SPを発生してビデオ信号
処理部20に与え、実画像とCG画像との重なり具合、
つまり、画面表示される画像の前後関係を制御する。
【0022】次に、制御部50は、構成要素51〜53
から構成される。51はCPUであり、操作パネル(図
示略)に配設される各種操作子をキースキャンし、これ
に応じて生成される操作子信号に応じて装置各部を制御
するものであり、その動作の詳細については後述する。
CPU51は、周知のDMAコントローラを備え、画像
合成に必要な各種データ(バックグラウンド画像データ
BGやオブジェクト画像データDOB)を前述したVRA
M32へDMA転送するよう構成されている。52はR
AMであり、CPU51のワークエリアとして各種演算
結果やフラグ値が一時記憶される。53はCPU51に
ロードされる制御プログラムや、前述したバックグラウ
ンド画像データDBGおよびオブジェクト画像データDOB
が記憶されるROMである。
【0023】B.実施例の動作 次に、上記構成による実施例の動作について説明する。
ここでは、まず、制御部50(CPU51)の動作につ
いて説明した後、本願発明の要旨に係わる表示順位制御
回路40の動作について説明する。 (1)制御部50(CPU51)の動作 まず、装置に電源が投入されると、CPU51はROM
53に記憶された制御プログラムを読み出してロード
し、図6に示すCPUメインルーチンを実行してステッ
プSA1に処理を進める。ステップSA1では、RAM
52に確保される各種レジスタを初期化すると共に、バ
スを介してVDP31および表示順位制御回路40へイ
ニシャライズを指示する制御信号SCを供給する。次い
で、ステップSA2に進むと、装置の操作パネル上に配
設されるモード設定スイッチ(図示略)が操作されて優
先順位モードが設定されているか否かを判断する。
【0024】優先順位モードとは、ディスプレイに表示
される各画像の重なり具合、すなわち、表示画面上にお
ける実画像と、バックグラウンド画面BGと、オブジェ
クト画面OBJとの前後関係を指定するものである。こ
こで、図7〜図10を参照して「モード1」〜「モード
4」からなる優先順位モードについて説明する。なお、
これらの図においては、ブルーバックBBを背景に「人
物」を撮像した実画像RIと、オブジェクト画像データ
OBによって「雲」の画像を形成するオブジェクト画面
OBJと、バックグラウンド画像データDBGによって
「山」の画像を形成するバックグラウンド画面BGとを
例に挙げて優先順位モードに応じた合成画像を説明す
る。
【0025】「モード1」は、図7に示すように、
「人物(実画像RI)」が最前となり、その次に「雲
(オブジェクト画面OBJ)」、若しくは「山(バック
グラウンド画面BG)」を重ね合わせた合成画像SIと
なる。 「モード2」は、図8に示すように、「雲(オブジェ
クト画面OBJ」が最前となり、その次に「人物(実画
像RI)」、その後に「山(バックグラウンド画面B
G)」を重ね合わせた合成画像SIとなる。 「モード3」は、図9に示すように、「山(バックグ
ラウンド画面BG)」が最前となり、その次に「人物
(実画像RI)」、その後に「雲(オブジェクト画面O
BJ」を重ね合わせた合成画像SIとなる。 「モード4」は、図10に示すように、「雲(オブジ
ェクト画面OBJ)」、若しくは「山(バックグラウン
ド画面BG)」が最前となり、その後に「人物(実画像
RI)」を重ね合わせた合成画像SIとなる。
【0026】そして、再び図6を参照してCPUメイン
ルーチンの動作について説明を戻す。上述したように、
ステップSA2では、上記モード1〜4のいずれかが設
定されるまで待機する。ここで、モード設定スイッチの
操作に応じていずれかの優先順位モードがセットされる
と、ステップSA2の判断結果が「YES」となり、C
PU51は次のステップSA3に処理を進める。ステッ
プSA3では、設定されたモード番号をレジスタPにセ
ットする。なお、ここで言うモード番号とは、上記モー
ド1〜4に各々対応した値「1」〜「4」となる。続い
て、ステップSA4に進むと、このレジスタPに格納さ
れたモード番号を読み出して表示順位制御回路40へ転
送する。そして、以後、ステップSA2〜SA4を繰り
返し、モード設定スイッチの操作がなされる度にモード
番号を表示順位制御回路40へ送出する。
【0027】(2)表示順位制御回路40の動作 装置本体に電源が投入されて、CPU51側からシステ
ムリセットを表わす制御信号SCが表示順位制御回路4
0に供給されると、この回路40は、図11に示す表示
順位設定ルーチンを実行し、ステップSB1に処理を進
める。ステップSB1では、自身の内部レジスタをリセ
ットしたり、あるいは初期値をセットする等のイニシャ
ライズを行い、次のステップSB2に進む。ステップS
B2では、CPU51からモード番号が転送されてきた
か否かを判断する。ここで、モード番号が転送されてき
た場合には判断結果が「YES」となり、ステップSB
3へ処理を進める。一方、モード番号が転送されない場
合には判断結果が「NO」となり、後述するステップS
B4へ処理を進める。つまり、ステップSB3以降で
は、レジスタPRREGにセットされるモード番号に応
じたモード毎の表示順位制御処理がなされようになって
おり、以下、各モード別の表示順位制御処理について説
明する。
【0028】「モード1」の動作 「モード1」では、図7に示した一例のように、「人物
(実画像RI)」が最前となり、その次に「雲(オブジ
ェクト画面OBJ)」、若しくは「山(バックグラウン
ド画面BG)」を重ね合わせた合成画像を生成する。こ
の場合、CPU51から供給されるモード番号「1」が
ステップSB3を介してレジスタPRREGにセットさ
れる。レジスタPRREGに「1」がセットされると、
ステップSB4の判断結果が「YES」となり、ステッ
プSB5に進む。ステップSB5では、ビデオ信号処理
部20から供給されるクロマキー検出信号CROが
「H」、すなわち、クロマキー検出状態にあるか否かを
判断する。ここで、クロマキー検出状態にあると、判断
結果が「YES」となり、ステップSB6へ処理を進
め、スーパーインポーズ信号SPを「H」に設定する。
【0029】スーパーインポーズ信号SPは、前述した
ように、VDP31側から入力される画像処理データD
SP(CG画像)、あるいは撮像信号処理部11から供給
されるサンプリング画像データDS(実画像)のいずれ
か一方を選択する信号であり、当該信号SPが「H」の
場合には画像処理データDSPを選択する。したがって、
スーパーインポーズ信号SPが「H」になると、実画像
中のクロマキー部分がCG画像として表示されることに
なり、その際、CG画像におけるバックグラウンド画像
BGおよびオブジェクト画像OBJの前後関係は信号Y
SOBJ,YSBGに従って規定される。
【0030】一方、クロマキー検出信号CROが「L」
であると、判断結果は「NO」となり、ステップSB7
へ処理を進め、スーパーインポーズ信号SPを「L」に
設定する。これにより、クロマキー検出されない部分、
つまり、前述した一例では実画像中における「人物像」
が表示される。そして、以後、表示順位制御回路40は
上述したステップSB2に処理を戻してCPU51から
モード番号の転送の有無を判別する。
【0031】以上の動作について図13を参照して説明
する。実画像RI、オブジェクト画面OBJおよびバッ
クグラウンド画面BGを形成する際の1走査線SLにお
いて、クロマキー検出信号CROは、「人物像」を走査
する領域が「L」、それ以外のブルーバック背景の部分
が「H」となる。また、信号YSOBJは、「雲」に対
応する領域が「H」、それ以外が「L」となる。さら
に、信号YSBGは、「山」に対応する領域が「H」、
それ以外が「L」となる。このような信号関係におい
て、「モード1」の動作によれば、クロマキー検出信号
CROが「H」となる領域にCG画像(オブジェクト画
面OBJ若しくはバックグラウンド画面BG)が表示さ
れ、クロマキー検出信号CROが「L」となる領域に実
画像RIが表示される。この結果、図7に図示するよう
に、「人物(実画像RI)」が最前となり、その次に
「雲(オブジェクト画面OBJ)」、若しくは「山(バ
ックグラウンド画面BG)」が合成された画像SIとな
る。
【0032】「モード2」の動作 「モード2」では、図8に示した一例のように、「雲
(オブジェクト画面OBJ」が最前となり、その次に
「人物(実画像RI)」、その後に「山(バックグラウ
ンド画面BG)」を重ね合わせた合成画像SIとなる。
この場合、前述したステップSB4の判断結果が「N
O」になり、ステップSB8に処理が進む。そして、レ
ジスタPRREGに「2」がセットされている場合、当
該ステップSB8の判断結果が「YES」となり、ステ
ップSB9に進む。ステップSB9では、ビデオ信号処
理部20から供給されるクロマキー検出信号CROが
「L」、すなわち、クロマキーが検出されない状態にあ
るか否かを判断する。ここで、クロマキーが検出されな
い状態にあると、判断結果が「YES」となり、図12
に示すステップSB10へ処理を進める。これに対し、
クロマキー検出信号CROが「H」の時には、判断結果
が「NO」となり、後述するステップSB12へ処理を
進める。
【0033】ステップSB10では、信号YSOBJが
「L」であるか否かを判断する。ここで、当該信号YS
OBJが「L」、すなわち、バックグラウンド画面BG
の表示領域であれば、判断結果が「YES」となり、ス
テップSB11に進み、スーパーインポーズ信号SPを
「L」に設定して前述したステップSB2へ処理を戻
す。一方、当該信号YSOBJが「H」、つまり、オブ
ジェクト画面OBJの表示領域である時には、上記ステ
ップSB10の判断結果が「NO」となり、ステップS
B12に進み、スーパーインポーズ信号SPを「H」に
設定した後、処理をステップSB2へ戻す。
【0034】これにより、オブジェクト画面OBJ、実
画像RI、バックグラウンド画像の順に優先順位が付与
されることになる。すなわち、以上の動作について図1
4を参照して説明する。「モード2」の動作によれば、
クロマキー検出信号CROの状態に係わらず、信号YS
OBJが「H」となる領域に優先的にオブジェクト画面
OBJが表示され、次に、クロマキー検出信号CROが
「L」であって、信号YSOBJが「L」となる領域に
実画像RIが表示される。そして、クロマキー検出信号
CROが「H」であって、信号YSOBJが「L」とな
る領域にバックグラウンド画面BGが表示される。この
結果、図8に図示するように、「雲(オブジェクト画面
OBJ)」が最前となり、その次に「人物(実画像R
I)」、その後に「山(バックグラウンド画面BG)」
が合成された画像SIとなる。
【0035】「モード3」の動作 「モード3」では、図9に示した一例のように、「山
(バックグラウンド画面BG)」が最前となり、その次
に「人物(実画像RI)」、その後に「雲(オブジェク
ト画面OBJ」を重ね合わせた合成画像SIとなる。こ
の場合、前述したステップSB8の判断結果が「NO」
になり、図12に示すステップSB13に処理が進む。
そして、レジスタPRREGに「3」がセットされてい
る場合、当該ステップSB13の判断結果が「YES」
となり、ステップSB14に進む。ステップSB14で
は、ビデオ信号処理部20から供給されるクロマキー検
出信号CROが「L」、すなわち、クロマキーが検出さ
れない状態にあるか否かを判断する。ここで、クロマキ
ーが検出されない状態にあると、判断結果が「YES」
となり、ステップSB15へ処理を進める。これに対
し、クロマキー検出信号CROが「H」の時には、判断
結果が「NO」となり、後述するステップSB17へ処
理を進める。
【0036】ステップSB15では、信号YSBGが
「L」であるか否かを判断する。ここで、当該信号YS
BGが「L」、すなわち、オブジェクト画面OBJの表
示領域であれば、判断結果が「YES」となり、ステッ
プSB16に進み、スーパーインポーズ信号SPを
「L」に設定してステップSB2(図11参照)に処理
を戻す。一方、当該信号YSBGが「H」、つまり、バ
ックグラウンド画面BGの表示領域である時には、上記
ステップSB15の判断結果が「NO」となり、ステッ
プSB17に進み、スーパーインポーズ信号SPを
「H」に設定した後、処理をステップSB2へ戻す。
【0037】これにより、オブジェクト画面OBJ、実
画像RI、バックグラウンド画像の順に優先順位が付与
されることになる。すなわち、以上の動作について図1
5を参照して説明する。「モード3」の動作によれば、
クロマキー検出信号CROの状態に係わらず、信号YS
BGが「H」となる領域に優先的にバックグラウンド画
面BGが表示され、次に、クロマキー検出信号CROが
「L」であって、信号YSBGが「L」となる領域に実
画像RIが表示される。そして、クロマキー検出信号C
ROが「H」であって、信号YSBGが「L」となる領
域にオブジェクト画面OBJが表示される。この結果、
図9に図示するように、「山(バックグラウンド画面B
G)」が最前となり、その次に「人物(実画像R
I)」、その後に「雲(オブジェクト画面OBJ)」が
合成された画像SIとなる。
【0038】「モード4」の動作 「モード4」では、図10に示すように、「雲(オブジ
ェクト画面OBJ)」、若しくは「山(バックグラウン
ド画面BG)」が最前となり、その後に「人物(実画像
RI)」を重ね合わせた合成画像SIとなる。この場
合、レジスタPRREGに「4」がセットされるから、
前述したステップSB13の判断結果が「NO」にな
り、ステップSB18に処理が進む。ステップSB18
では、ビデオ信号処理部20から供給されるクロマキー
検出信号CROが「L」、すなわち、クロマキーが検出
されない状態にあるか否かを判断する。ここで、クロマ
キーが検出されない状態にあると、判断結果が「YE
S」となり、ステップSB19へ処理を進める。これに
対し、クロマキー検出信号CROが「H」の時には、判
断結果が「NO」となり、後述するステップSB22へ
処理を進める。
【0039】ステップSB19では、信号YSOBJが
「L」であるか否かを判断する。ここで、当該信号YS
OBJが「L」、すなわち、バックグラウンド画面BG
の表示領域であれば、判断結果が「YES」となり、ス
テップSB20に進む。ステップSB20に進むと、表
示順位制御回路40は、信号YSBGが「L」、すなわ
ち、オブジェクト画面OBJの表示領域であるか否かを
判断する。ここで、当該信号YSBGが「L」であれ
ば、判断結果が「YES」となり、ステップSB21に
進む。一方、上記ステップSB19,SB20の判断結
果が「NO」の場合には、ステップSB22に進む。そ
して、ステップSB21に進む場合には、スーパーイン
ポーズ信号SPを「L」に設定してステップSB2(図
11参照)に処理を戻し、ステップSB22に進む場合
には、スーパーインポーズ信号SPを「H」に設定して
ステップSB2(図11参照)に処理を戻す。
【0040】これにより、オブジェクト画面OBJ、若
しくはバックグラウンド画面BGが最前となり、その後
に実画像RIの順に優先順位が付与されることになる。
すなわち、以上の動作について図15を参照して説明す
る。「モード4」の動作によれば、クロマキー検出信号
CROの状態に係わらず、信号YSBGあるいは信号Y
SBGのいずれか一方が「H」となる領域に優先的にC
G画像(バックグラウンド画面BGもしくはオブジェク
ト画像OBJ)が表示され、次に、クロマキー検出信号
CROが「L」であって、信号YSOBJ,YSBGが
共に「L」となる領域に実画像RIが表示される。この
結果、図10に図示するように、「雲(オブジェクト画
面OBJ)」、若しくは「山(バックグラウンド画面B
G)」が最前となり、その後に「人物(実画像RI)」
が合成された画像SIとなる。なお、バックグラウンド
画面BGとオブジェクト画像OBJとが重なる場合に
は、予め規定された優先順位に従って前後関係が定ま
る。
【0041】以上のように、上述した実施例によれば、
指定されたモードに応じて実画像RI、バックグラウン
ド画面BGおよびオブジェクト画面OBJの優先順位が
定まり、定められた優先順位に従って画像切り換えする
ので、実画像に対して前後関係を対応付けて複数の画像
を合成することが可能となっており、このようにするこ
とで立体感のある画像を生成し得る。なお、この実施例
にあっては、CG画像をバックグラウンド画面BGとオ
ブジェクト画面OBJとで形成される場合について説明
したが、これに限定されることなく、CG画像が複数の
プレーンで構成される際にも適用することが可能であ
る。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
クロマキー検出手段が第1の画像から特定色の背景領域
とそれ以外の領域とを区別するクロマキー信号を発生
し、画像処理手段が複数の画面データを合成して第2の
画像を発生すると共に、これら画面データを識別する識
別信号を発生する。そして、表示順位制御手段は、表示
順位が付与されたクロマキー信号および識別信号に応じ
て前記第1および第2の画像の表示・非表示を指示し、
画像合成手段がこの表示順位制御手段の指示に応じて表
示・非表示される前記第1および第2の画像を合成して
表示画面を形成するので、撮像された第1の画像(実画
像)に対して表示上の前後関係を対応付けた複数の画像
をスーパーインポーズすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による画像合成装置の全体構成
を示す外観図である。
【図2】同実施例における撮像信号処理部11の構成を
示すブロック図である。
【図3】同実施例におけるビデオ信号処理部20の構成
を示すブロック図である。
【図4】ビデオ信号処理部20におけるクロマキー信号
発生回路20fの機能を説明するための図である。
【図5】同実施例におけるVDP31の構成を示すブロ
ック図である。
【図6】同実施例におけるCPUメインルーチンの動作
を示すフローチャートである。
【図7】同実施例における「モード1」の動作を説明す
るための図である。
【図8】同実施例における「モード2」の動作を説明す
るための図である。
【図9】同実施例における「モード3」の動作を説明す
るための図である。
【図10】同実施例における「モード4」の動作を説明
するための図である。
【図11】同実施例における表示順位設定ルーチンの動
作を示すフローチャートである。
【図12】同実施例における表示順位設定ルーチンの動
作を示すフローチャートである。
【図13】同実施例における「モード1」の信号関係を
説明するための図である。
【図14】同実施例における「モード2」の信号関係を
説明するための図である。
【図15】同実施例における「モード3」の信号関係を
説明するための図である。
【図16】同実施例における「モード4」の信号関係を
説明するための図である。
【図17】従来例を説明するための図である。
【符号の説明】
10 撮像カメラ 11 撮像信号処理部 20 ビデオ信号処理部(クロマキー検出手段、画像合
成手段) 31 VDP(画像処理手段) 40 表示順位制御回路(表示順位制御手段) 50 制御部 51 CPU(表示順位制御手段) 52 RAM 53 ROM RI 実画像 OBJ オブジェクト画面 BG バックグラウンド画面

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像された第1の画像から特定色の領域
    とそれ以外の領域とを区別するクロマキー信号を発生す
    るクロマキー検出手段と、 複数の画面データを合成して第2の画像を発生すると共
    に、これら画面データを識別する識別信号を発生する画
    像処理手段と、 表示画面における前後関係を規定する表示順位を、前記
    クロマキー信号と前記識別信号とにそれぞれ付与する一
    方、表示順位が付与されたクロマキー信号および識別信
    号に応じて前記第1および第2の画像の表示・非表示を
    指示する表示順位制御手段と、 この表示順位制御手段の指示に応じて表示・非表示され
    る前記第1および第2の画像を合成して前記表示画面を
    形成する画像合成手段とを具備することを特徴とする画
    像合成装置。
  2. 【請求項2】 撮像された実画像から特定色の領域とそ
    れ以外の領域とを区別するクロマキー信号を発生するク
    ロマキー検出手段と、 背景となるバックグラウンド画面と、この背景上に表示
    されるオブジェクト画面とを合成したCG画像を発生す
    ると共に、当該バックグラウンド画面およびオブジェク
    ト画面の表示・非表示をそれぞれ識別する第1および第
    2の識別信号を発生する画像処理手段と、 前記クロマキー信号と、前記第1の識別信号と、前記第
    2の識別信号とに各々指定される表示順位を付与し、表
    示順位が付与されたクロマキー信号、第1の識別信号お
    よび第2の識別信号に応じて前記実画像と前記CG画像
    との表示・非表示を指示する表示順位制御手段と、 この表示順位制御手段の指示に応じて表示・非表示され
    る前記実画像と前記CG画像とを合成して前記表示画面
    を形成する画像合成手段とを具備することを特徴とする
    画像合成装置。
  3. 【請求項3】 前記クロマキー信号に第1位の表示順位
    が付与された場合、前記表示順位制御手段は、当該クロ
    マキー信号が特定色の領域を示す時に前記CG画像の表
    示を指示することを特徴とする請求項2記載の画像合成
    装置。
  4. 【請求項4】 前記第2の識別信号に第1位の表示順位
    が付与された場合、前記表示順位制御手段は、当該第2
    の識別信号が表示期間にある間、前記CG画像の表示を
    指示することを特徴とする請求項2記載の画像合成装
    置。
  5. 【請求項5】 前記第1の識別信号に第1位の表示順位
    が付与された場合、前記表示順位制御手段は、当該第1
    の識別信号が表示期間にある間、前記CG画像の表示を
    指示することを特徴とする請求項2記載の画像合成装
    置。
  6. 【請求項6】 前記クロマキー信号に第3位の表示順位
    が付与された場合、前記表示順位制御手段は、当該クロ
    マキー信号が特定色以外の領域を示す時にのみ前記実画
    像の表示を指示することを特徴とする請求項2記載の画
    像合成装置。
JP8408294A 1994-03-29 1994-03-29 画像合成装置 Pending JPH07274199A (ja)

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JP8408294A JPH07274199A (ja) 1994-03-29 1994-03-29 画像合成装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100421208B1 (ko) * 1996-10-30 2004-05-07 삼성전자주식회사 3차원영상의합성방법
US8363164B2 (en) 2006-03-14 2013-01-29 Samsung Electronics Co., Ltd. Apparatus and method for outputting image using a plurality of chroma-key colors

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100421208B1 (ko) * 1996-10-30 2004-05-07 삼성전자주식회사 3차원영상의합성방법
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