JPH0727416Y2 - エマージェンシー・リレー装置 - Google Patents

エマージェンシー・リレー装置

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JPH0727416Y2
JPH0727416Y2 JP1986116113U JP11611386U JPH0727416Y2 JP H0727416 Y2 JPH0727416 Y2 JP H0727416Y2 JP 1986116113 U JP1986116113 U JP 1986116113U JP 11611386 U JP11611386 U JP 11611386U JP H0727416 Y2 JPH0727416 Y2 JP H0727416Y2
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JP
Japan
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engine
output
detection sensor
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relay
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JP1986116113U
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JPS6322383U (ja
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数実 根本
利明 菊池
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Sawafuji Electric Co Ltd
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Sawafuji Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は,エマージェンシー・リレー装置,特にエンジ
ンを運転する上での外部環境条件が異常となった場合に
エンジンを停止あるいは出力ダウンするエマージェンシ
ー・リレー装置において,異常検出センサやエマージェ
ンシー・リレー自体における断線などが生じた場合に,
上記異常状態が生じたものとみなすようにして,エンジ
ンを停止あるいは出力ダウンするようにしたエマージェ
ンシー・リレー装置に関する。
〔従来の技術〕
従来からエンジンを運転する上での外部環境条件,例え
ば水温や油圧の異常が生じた場合に,エンジンを停止さ
せるエマージェンシー・リレー装置が知られている。
第3図は従来のエマージェンシー・リレー装置の概念図
を示している。図中の符号1はエマージェンシー処理
部,2はエマージェンシー・リレー部,3は電源,4は異常検
出センサ,5はエンジン始動時タイマ,6はバッファ,7はア
ンド論理部,8はモノステーブル・マルチ,9はトランジス
タ,10はリレーを表している。
エンジンが始動されると,エンジンによって駆動されて
いるオルタネータの中性点に電圧が現れる。この電圧に
もとづいて,エンジン始動時タイマ5がリセットされて
計時を開始し,予め定めた時間経過した後に,タイマ5
の出力はHとなり,アンド論理部7がオン可能な状態と
なる。
エンジンが始動されてから当該オン可能な状態となるま
での間には,異常検出センサ4は異常状態信号を発する
ことがあってもアンド論理部7はオンすることはない。
アンド論理部7がオン可能な状態となった以降において
異常検出センサ4が異常状態信号を発すると,アンド論
理部7がオンし,モノステーブル・マルチ8を介してト
ランジスタ9がオンし,リレー10が接点を閉じ,エマー
ジェンシー・リレー部2が動作して,エンジンを停止あ
るいは出力ダウンする。
〔考案が解決しようとする問題点〕
第3図図示構成の場合には, A)オルタネータの中性点に現れる電圧が,何らかの例
えば断線などで,タイマ5に入力されないことが生じる
と,タイマ5がリセットされない。即ち,エマージェン
シー・リレーの機能が働かない。
B)異常検出センサ4からの信号が断線などによってバ
ッファ6に入力されないと,エマージェンシー・リレー
の機能が働かない。
C)エマージェンシー・リレー部2が断線などによって
付勢され得ない状態になっていると,エマージェンシー
・リレーの機能が働かない。
D)モノステーブル・マルチ8やトランジスタ9やリレ
ー10が正しく動作しないとエマージェンシー・リレーの
機能が働かない。
などの問題点を含んでいる。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は,上記の点を解決しており,異常検出センサや
エマージェンシー・リレー部に対して,正常時に電圧が
印加されている状態をとり,異常時および上記断線時な
どにおいてエンジンが正しく停止あるいは出力ダウンす
るようにしている。
第1図は本考案の原理構成図を示している。図中の符号
1ないし5,および7,9,10は夫々第3図に対応しており,1
1はキー・スイッチ(エンジン始動に関連する),12は立
上り検出回路,13は立下り検出回路,14はオア論理部,15
はD型フリップ・フロップを表している。
異常検出センサ4は異常時に信号がオフされるように構
成されている。またエマージェンシー・リレー部2は異
常時に消勢されるように構成されている。またタイマ5
は,端子Sおける電圧の立上りでリセットされると共
に,キー・スイッチ11をオフした際の端子Sにおける電
圧の立下りで計時を開始する。D型フリップ・フロップ
15は,端子Sの立上りでトリガして,リレー10への通電
を開始し,タイマ5がタイム・アウトするまでは異常検
出センサ4からの信号を無視する。そして,タイム・ア
ウト後には,異常検出センサ4からの信号がなくなる
と,トランジスタ9をオフし,リレー10を消勢する。
〔作用〕
キー・スイッチ11によって端子Sに電圧が印加される
と,フリップ・フロップ15がトリガされ,リレー10が付
勢されて,エマージェンシー・リレー部2が付勢された
状態となる。このときタイマ5がリセットされる。そし
て,端子Sの電圧が立下ると,タイマ5は計時を開始
し,所定時間の間,アンド論理部7によって,フリップ
・フロップ15のトリガ状態を保持させる。所定時間経過
後には,タイマ5が論理「1」を発し,異常検出センサ
4のいずれか1つが働いてオア論理部14が論理「1」と
なるか否かをD型フリップ・フロップ15が監視する。
このようにすることによって,上述した各部の断線など
の際にも,エンジンは停止あるいは出力ダウンされる形
となる。
〔実施例〕
第2図は第1図図示のエマージェンシー処理部の一実施
例構成を示す。図中の符号5,7,9,10,14,15,S,W1,W2,W3,
B,Cは第1図に対応している。
キー・スイッチ11においてONポジションがオンされる
と,端子Bに電圧(24V)が供給される。これによっ
て,ダイオードD1と抵抗R1とによって,回路電源の電圧
Vccがつくられる。電圧Vccの値はツエナー・ダイオード
ZD2によって決まり,約7.17ないし7.55Vの範囲に保たれ
る。電圧Vccが立上ると,図示左側中段における時定数R
4C4によって,約10msのリセット・パルスが発生し,フ
リップ・フロップ15をリセットする。したがって,フリ
ップ・フロップ15のQ出力はLとなり,トランジスタ
T2,T1はオフし,リレー10への給電はない。またタイマ
5を構成するフリップ・フロップD−FF1のQ出力もL
となり,ダイオードD8,抵抗R10を通じてコンデンサC6
を放電する。
キー・スイッチ11によって端子Sに電圧(24V)が印加
されると,この電圧はツエナ・ダイオードZD1によって
7.07ないし7.45Vにクリップされる。そしてノット回路N
OT1に入力され,その出力はLとなり,抵抗R3によって
コンデンサC3が充電されるまでの時間(約0.3ms)ノッ
ト回路NOT2の出力をHにする。この出力は,ダイオード
D9を介してフリップ・フロップD−FF1をリセットする
が,今の場合には,電源投入時に既にリセットされてい
るので,出力QはLのままである。一方,フリップ・フ
ロップ15は,ノット回路NOT2の立上りで,Hレベルに保持
されているD入力を出力Qに反映する。このために,ト
ランジスタT2,T1がオンし,リレー10が付勢され,端子
B−C間を接続する。
B−C間が接続されると,エンジンは動作可能な状態と
なるので,図示しないスタータによってエンジンは始動
される。エンジンが始動された後に,キー・スイッチが
戻されると,端子Sは開放され,ノット回路NOT1の出力
はHに戻る。このLからHへの立上りによって,フリッ
プ・フロップD−FF1のQ出力はHとなり,抵抗R12を介
してコンデンサC6への充電を開始する。一方,コンデン
サC3に充電されていた電荷はダイオードD2を介して放電
される。
エンジン始動時には,異常検出センサからの入力信号
(W1ないしW3への)は不安定であり,またオルタネータ
の中性点電圧(N端子の電圧)も低い(なお,図示実施
例においてはN端子の電圧を利用することもできるよう
に構成されている)。これらの異常状態は検出されて,
ナンド回路NAND3の出力をHにする。ナンド回路NAND3の
出力は,ナンド回路NAND1に入力されているが,他方の
入力はコンデンサC6が充電されるまではLであるため
に,ナンド回路NAND1の出力は,ナンド回路NAND3の出力
に関係なく,Hとなる。ナンド回路NAND1の出力は,ナン
ド回路NAND2に入力されているが,他方の入力は電源投
入時を除いて常にHであるために,ナンド回路NAND2の
出力は常にナンド回路NAND1の出力を反転する。したが
って,ナンド回路NAND2の出力はコンデンサC6が充電さ
れる間,ナンド回路NAND3の出力に関係なくLとなり,
フリップ・フロップ15のリセット端子RはLのままで,
出力QはHのまま変化しない。
抵抗R12によってコンデンサC6が充電されてゆくと,約2
0秒でナンド回路NAND1の入力はHとなる。この状態で,
例えばW1端子が開放されると,抵抗R16によってコンデ
ンサC7が充電され,約0.5秒で,ノット回路NOT3の入力
はHとなり,その出力はダイオードD6を通してナンド回
路NAND3の入力をLとし,その出力をHにする。このと
き,ナンド回路NAND1の入力の一方はHであるので,ナ
ンド回路NAND1の出力はLとなり,ナンド回路NAND2の出
力はHとなって,フリップ・フロップ15をリセットす
る。したがって,そのQ出力はLとなり,トランジスタ
T2,T1やリレー10をオフし,B−C間の接続を切る。フリ
ップ・フロップ15はリセットされると,次にクロックCK
入力が立上るまでLを保持するため,W1端子が再び閉じ
てもB−C間が接続されることはない。
エンジンが停止した状態でキー・スイッチによって端子
Sに電圧を供給すると,ノット回路NOT1の出力はLとな
り,時定数R3C3によってノット回路NOT2の出力にパルス
が発生してフリップ・フロップ15のQ出力をHにする
と,トランジスタT2,T1,リレー10がオンされる。また
ダイオードD9を介してフリップ・フロップD−FF1がリ
セットされ,そのQ出力をLとし,抵抗R10とダイオー
ドD8とによって,コンデンサC6を放電する。
なお,エンジンの始動失敗で,キー・スイッチを戻す
と,ノット回路NOT1の出力は立上り,フリップ・フロッ
プD−FF1のQ出力をHにし,抵抗R12を介してコンデン
サC6を充電しはじめる。充電の途中で再び始動を試みる
と,フリップ・フロップD−FF1はリセットされ,コン
デンサC6は放電される。
〔考案の効果〕
以上説明した如く,本考案によれば,信号線の断線など
において,あたかも環境条件に異常状態が生じたかの如
く動作し,エンジンを正しく停止しあるいは出力ダウン
することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の原理構成図,第2図は本考案における
一実施例要部構成,第3図は従来の構成を示す。 図中,1はエマージェンシー処理部,2はエマージェンシー
・リレー部,3は電源,4は異常検出センサ,5はエンジン始
動時タイマ,10はリレーを表している。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−195039(JP,A) 特開 昭58−122335(JP,A) 実開 昭50−107819(JP,U) 実開 昭50−27230(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジンを運転する上での外部環境条件の
    異常を検出する異常検出センサをそなえると共に、 エンジン始動直後から予め定めた時間の経過を計時する
    タイマをそなえ、 当該タイマによる当該予め定めた時間を計時した後にお
    いて上記異常検出センサが異常を検出した場合に、当該
    異常検出センサからの信号によって、上記エンジンを停
    止あるいは出力ダウンを行うようにした構成をそなえた エマージェンシー・リレー装置において、 上記異常検出センサは、当該異常検出センサが、正常時
    にオン状態を維持しかつ異常時にオフ状態に移行する信
    号を発するよう構成されると共に、 上記異常検出センサからの信号に対応して上記エンジン
    を停止あるいは出力ダウンするエマージェンシー・リレ
    ーは、当該リレーが、エンジン始動のためのスタータ・
    ポジション・スイッチの動作に対応して付勢されるリレ
    ーを介して当該エンジン始動時に付勢されると共に、正
    常時に付勢状態を維持し、かつ異常時に当該付勢状態を
    維持するリレーを消勢せしめて消勢状態に移行するよう
    構成されてなり、 かつ上記タイマは、上記スタータ・ポジション・スイッ
    チの動作に対応して計時を起動されるよう構成し、当該
    起動されたタイマが上記エンジン始動直後からの予め定
    めた時間の経過を計時するようにした ことを特徴とするエマージェンシー・リレー装置。
JP1986116113U 1986-07-29 1986-07-29 エマージェンシー・リレー装置 Expired - Lifetime JPH0727416Y2 (ja)

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JPS6322383U JPS6322383U (ja) 1988-02-15
JPH0727416Y2 true JPH0727416Y2 (ja) 1995-06-21

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0517430Y2 (ja) * 1985-07-26 1993-05-11

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