JPH07274023A - 画像処理システムおよびその処理方法 - Google Patents

画像処理システムおよびその処理方法

Info

Publication number
JPH07274023A
JPH07274023A JP6063399A JP6339994A JPH07274023A JP H07274023 A JPH07274023 A JP H07274023A JP 6063399 A JP6063399 A JP 6063399A JP 6339994 A JP6339994 A JP 6339994A JP H07274023 A JPH07274023 A JP H07274023A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
processing
black character
image signal
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6063399A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Itagaki
浩 板垣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP6063399A priority Critical patent/JPH07274023A/ja
Publication of JPH07274023A publication Critical patent/JPH07274023A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
  • Color Image Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像信号の種別に応じて、その画像信号に黒
文字処理を施す画像処理システムおよびその処理方法を
提供する。 【構成】 スキャナ部102は原稿画像を読取り、記憶
部203は処理部202を介してスキャナ部102から
出力された画像信号またはホストコンピュータ301か
ら入力された画像信号を記憶する。処理部202および
プリンタ部103は、スキャナ部102または記憶部2
03から出力された画像信号の種別に応じて、該画像信
号に含まれる黒文字画像に画像処理を施し、プリンタ部
103は画像処理が施された画像信号を記録する。 【効果】 黒文字のエッジ以外の部分は完全な黒にはな
らない問題や、CG画像に比べてスキャン画像の黒文字の
エッジ部の先鋭度が低いという問題を解決することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像処理システムおよび
その処理方法に関し、例えば、原稿画像を読取った画像
または外部装置から入力された画像に画像処理を施して
記録する画像処理システムおよびその処理方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】原稿画像をディジタル的に色分解して読
取り、読取ったディジタルカラー画像信号に基づき、カ
ラー画像を記録するディジタルカラー複写機が普及して
いる。これらのカラー複写機は、さらに専用のメモリユ
ニットおよびホストコンピュータが接続できるようにな
っていて、読込んだ画像をメモリユニットに格納し、ホ
ストコンピュータによってその画像を編集することがで
きる。編集後の画像は、再びカラー複写機に送られて画
像出力される。なお、これらの動作および処理はすべ
て、ホストコンピュータによりコントロールできるよう
に構成されている。
【0003】ここで、カラー複写機は、原稿画像を読取
った際に黒文字を検出して、出力画像における色にじみ
をなくし黒文字を先鋭化する黒文字処理回路を備えてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来例に
おいては、次のような問題点があった。カラー複写機が
原稿画像を走査して読取った画像(以下「スキャナ画
像」という)と、ホストコンピュータで作成した画像
(以下「CG画像」という)とでは、画像品質や画像特性
に差がある。
【0005】例えば、黒文字を読取ったスキャナ画像
は、カラー複写機の読取部に備わるCCDセンサのカラー
フィルタ配置により、そのエッジ部に主走査方向あるい
は副走査方向の色ずれを伴っている。黒文字処理回路
は、これを除去するために設けられるものであり、検出
した黒文字のエッジ部を黒に置換えることにより、黒文
字の先鋭化を行う。一方、CG画像における黒文字はその
エッジ部に色ずれを伴わない。
【0006】しかし、カラープリンタはその特性上、イ
エロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C)の三記録剤の組合
わせではブラック(K)を再現ができず、ブラックを形成
する場合はブラック単色の記録剤を用いる。従って、カ
ラー複写機の黒文字処理では、黒文字のエッジ以外の部
分は完全な黒にはならない問題がある。また、CG画像に
に比較して、スキャン画像における黒文字のエッジ部の
先鋭度が低いという画像特性の違いもあり、各種画像ソ
ースに応じた最適な黒文字処理が必要である。
【0007】本発明は、上述の問題を解決するためのも
のであり、画像特性に応じて良好な画像処理を行うこと
を目的とする。具体的には、例えば、請求項1,請求項
2,請求項4および請求項5の発明は、画像信号の種別
に応じて、その画像信号に黒文字処理を施すことによっ
て、黒文字のエッジ以外の部分は完全な黒にはならない
問題や、CG画像に比べてスキャン画像の黒文字のエッジ
部の先鋭度が低いという問題を解決することを目的とす
る。
【0008】さらに、例えば、請求項3および請求項6
の発明は、画像信号の種別に応じて画像処理された複数
の画像信号を合成することによって、合成画像における
画像品質を向上させることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段および作用】本発明は、前
記の目的を達成する一手段として、以下の構成を備え
る。本発明にかかる画像処理方法は、原稿画像を読取っ
た読取画像信号に含まれる黒文字画像を画像処理する第
1の黒文字処理行程と、前記読取画像信号以外の画像信
号に含まれる黒文字画像を画像処理する第2の黒文字処
理行程とを有することを特徴とする。
【0010】また、原稿画像を読取る読取行程と、前記
読取行程で出力された読取画像信号または外部装置から
入力された画像信号を記憶手段に記憶する記憶行程と、
前記読取行程または前記記憶手段から出力された画像信
号に所定の画像処理を施す処理行程と、前記処理行程で
画像処理された画像信号を記録する記録行程とを備え、
前記処理行程は、前記画像信号の種別に応じて、該画像
信号に含まれる黒文字画像を画像処理することを特徴と
する。
【0011】さらに、前記処理行程で前記画像信号の種
別に応じて画像処理された複数の画像信号を合成する合
成行程を有することを特徴とする。本発明にかかる画像
処理システムは、原稿画像を読取った読取画像信号に含
まれる黒文字画像を画像処理する第1の黒文字処理手段
と、前記読取画像信号以外の画像信号に含まれる黒文字
画像を画像処理する第2の黒文字処理手段とを有するこ
とを特徴とする。
【0012】また、原稿画像を読取る読取手段と、前記
読取手段から出力された読取画像信号または外部装置か
ら入力された画像信号を記憶する記憶手段と、前記読取
手段または前記記憶手段から出力された画像信号に所定
の画像処理を施す処理手段と、前記処理手段によって画
像処理された画像信号を記録する記録手段とを備え、前
記処理手段は、前記画像信号の種別に応じて、該画像信
号に含まれる黒文字画像を画像処理する複数の黒文字処
理部を含むことを特徴とする。
【0013】さらに、前記処理手段によって前記画像信
号の種別に応じて画像処理された複数の画像信号を合成
する合成手段を有することを特徴とする。
【0014】
【実施例】以下、本発明にかかる一実施例の画像処理シ
ステムを図面を参照して詳細に説明する。
【0015】
【第1実施例】図1Aは本発明にかかる一実施例の画像
処理システムの概略構成図、図1Bはその接続関係を示
す概略ブロック図である。同図において、101はスキ
ャナプリンタで、スキャナ部102とプリンタ部103
を含む。201はメモリユニットで、処理部202と記
憶部203を含む。301はホストコンピュータであ
る。
【0016】スキャナプリンタ101は、カラースキャ
ナとインクジェット方式のプリンタとが一体となったも
のであり、原稿圧板105の下に原稿を置き、不図示の
操作部のコピースタートキーを押すことにより、単独で
カラー複写画像を得ることができる。また、読取った画
像をディジタル画像データとして、ケーブル107を介
しメモリユニット201へ送ることもできる。インクジ
ェット方式のプリンタとしては、例えば、熱エネルギに
よる膜沸騰を利用して液滴を吐出させるタイプのヘッド
を用いた、所謂バブルジェット方式のプリンタを用い
る。
【0017】ホストコンピュータ301は、画像メモリ
ユニット201に格納された画像データを、SCSI,GPIB,
RS232,RS422などの汎用I/F108を介して読込むことが
でき、読込んだ画像データに様々な画像処理や編集処理
を施すことができる。処理が施された画像データは、再
びメモリユニット201を介してスキャナプリンタ10
1へ送られて、画像出力される。なお、スキャナプリン
タ101およびメモリユニット201の動作および処理
はすべて、ホストコンピュータ301からコントロール
することができる。なお、メモリユニット201は、後
述する三走査(3バンド)分の画像データを格納し得る
記憶容量を有している。
【0018】図2A,図2Bは本実施例の内部構成例を
示すブロック図である。図2Aにおいて、1はCCDで構
成されるラインセンサで、3はその拡大図である。図の
ように走査方向にR,G,B,…の順に各色のセンサエレメン
トが並んでいて、隣接するR,G,B一組で一画素を構成す
る。ラインセンサ1は、図3に一例を示すように、BVE,
VEなどの同期信号に従って、原稿に対する横方向のCCD
主走査と縦方向のCCD副走査を順次行い、第1走査,第2
走査,…の順に帯状に原稿画像を読取る。ラインセンサ
1は、例えばパルスモータなどにより駆動され、不図示
のCPUの制御によって原稿の任意領域をスキャンでき
る。
【0019】次に、読取った画像データをプリンタ部1
03に送る場合と、メモリユニット201に送る場合の
スキャン方法の違いを説明する。図4Aはプリンタ部1
03へ画像データを送る場合のスキャン方法を説明する
図である。まず、第1走査において、ラインセンサ1の
全画素幅(例えば画素1〜132)を読取る。しかし、印刷
する画素は例えば画素2〜129の128画素であり、他の画
素は印刷しない。これは、本実施例のプリンタ部103
が、周辺データを用いて印刷データを二値化する誤差拡
散法などの二値化手法を採用するためである。続く第2
走査においては、第1走査と重なる例えば四画素分の領
域を再び読込み、二値化の際のつなぎ処理および印刷デ
ータとして用いる。このように、プリンタ部103に画
像データを送る場合は各走査毎に数画素の重ね読みを行
う。
【0020】図4Bはメモリユニット201に画像デー
タを送る場合のスキャン方法を説明する図である。この
場合は、第1走査と第2走査の重ね読み部分はなく、各走
査のピッチはラインセンサ1の全読取幅になる。これ
は、メモリユニット201へ画像データを転送するだけ
でよく、二値化処理を行わないからである。このよう
に、同一領域を読取る場合は、プリンタ部103へ画像
データを送る場合に比べて、スキャン回数を減らして高
速化することができる。
【0021】以上説明したように、本実施例は、読取っ
た画像データを印刷する場合と、メモリユニット201
へ格納する場合とではスキャンモードが異なる。図5は
原稿読取のタイミング例を示すタイミングチャートであ
る。同図(a)に示すBVEはCCD主走査の開始点を示し、
VEはCCD副走査のタイミングを決定する。ラインセンサ
1は主走査方向に移動しながら、VEの立上がりで画像の
読取りを行う。
【0022】図5(b)は一つの走査を拡大したもの
で、各画素はビデオクロックVCLKに同期し、R,G,Bを一
画素とする点順次で転送される。再び、図2Aにおい
て、2はA/Dコンバータで、ラインセンサ1から入力さ
れたアナログ画像信号をディジタル画像信号に変換す
る。4はシェーディング補正回路で、A/Dコンバータ2
から入力された画像信号に、ラインセンサ1の特性に合
せた白補正・黒補正を行う。
【0023】5は黒文字処理回路で、シェーディング補
正回路4から入力された画像信号からラインセンサ1に
より読取られた原稿画像に含まれる黒文字を検出して、
印刷画像の色にじみをなくし黒文字を先鋭化するための
処理を行う。黒文字処理回路5に入力された画像データ
は、黒文字の検出後、一画素毎にその処理を決定するた
めのデータXが付加される。図6はその様子を示す図で
あり、R,G,B一組の後ろにデータXが付加されて一画素を
構成する。ここで黒文字の検出方法としては、まず、例
えばラプラシアンフィルタにより文字(線画)部分であ
るか否かを判定し、さらに、その色が所定の範囲に含ま
れる黒色であるか否かを判定するという方法を用いる。
【0024】図7はデータXの各ビットが表す内容を示
す図である。ビット0は黒文字処理の要不要を表し、例
えば、‘0’は「黒文字処理しない」を表し、‘1’は
「黒文字処理する」を表す。他のビットもそれぞれ処理
情報を表す。その詳細は図7に示すが、処理情報として
は印刷,データ反転,エッジ強調/スムージングなどが
ある。また、図の左側の制御信号は、後述するデコード
回路8がデータXをデコードした結果に基づいて出力す
るものである。
【0025】6は変倍回路で、データXが付加された画
像データを所望の大きさに変倍する。7はスイッチユニ
ットで、不図示のCPUによって制御され、変倍回路6か
ら出力された画像データの送り先を切換える。画像デー
タは、送り先がメモリユニット201の場合はケーブル
107へ出力され、送り先がプリンタ部103の場合は
デコード回路8へ出力される。なお、メモリユニット2
01が接続されていない場合、スイッチユニット7は変
倍回路6とデコード回路8とを接続し、その結果、スキ
ャナプリンタ101はカラー複写機として動作する。
【0026】以上の説明したラインセンサ1,A/Dコン
バータ2,シェーディング回路4,黒文字処理回路5,
変倍回路6などはスキャナ部102に含まれる。8はデ
コード回路で、変倍回路6またはメモリユニット201
からスイッチユニット7を介して入力された画像信号の
データXをデコードして、後述する処理ブロックへ図7
に示した制御信号を出力する。制御信号を受信した処理
ブロックはその信号に応じた処理を行う。
【0027】9はLOG変換回路、10はマスキング回
路、11はエッジ処理回路で、デコード回路8を通過し
た画像データにそれぞれ、輝度濃度変換,インク特性に
合わせたマスキング演算処理および画像の先鋭化を行
う。12はヘッドシェーディング回路で、印刷ヘッド1
6のばらつきに起因する各画素間におけるインクの吐出
量,方向などのばらつきを一定にするために、エッジ処
理回路11から入力された画像データに補正を施す。
【0028】13はγテーブルで、ヘッドシェーディン
グ回路12から入力された画像データの印刷濃度を決め
るためのγ変換を行う。なお、不図示のCPUによって、
所望の濃度のγテーブルを選択することができる。14
は二値化回路で、制御信号MIXDATA,NEGA,PHOTOに基づい
て、γテーブル13から入力された多値画像データを二
値画像データに変換する。15は黒文字処理回路で、制
御信号KBが‘1’の場合に、二値化回路14から入力さ
れた画像データに黒文字処理を施す。具体的には、黒色
の文字(線画)部分について黒インク単体で印刷を行
う。
【0029】16はインクジェット方式の印刷ヘッド
で、黒文字処理回路15から入力された画像データによ
って表される画像を記録紙などへ印刷する。なお、印刷
ヘッド16の動作タイミングは、上述したラインセンサ
1と同様に、BVE,VEなどの同期信号に従っている。以上
説明したデコード回路8,LOG変換回路9,マスキング
回路10,エッジ処理回路11,ヘッドシェーディング
回路12,γテーブル13,二値化回路14,黒文字処
理回路15,印刷ヘッド16などはプリンタ部103に
含まれる。
【0030】次に、メモリユニット201の構成を説明
する。メモリユニット201の構成例を示す図2Bにお
いて、414はCPUで、例えばワンチップマイクロコン
ピュータなどで構成され、内蔵するROMなどに格納され
たプログラムに従い、アドレスバス414aとデータバ
ス414bを介して、メモリユニット201全体の制御
を行う。
【0031】401は入力マスキング回路で、スキャナ
プリンタ101からケーブル107を介して送られてき
た画像データにマスキング処理を施す。これは、ライン
センサ1の色分解フィルタの特性のままである画像デー
タの特性を、一般規格、例えばNTSC規格の特性に適合さ
せるものである。この処理により、ホストコンピュータ
301での色データの取扱いが統一でき、プリント時の
色再現の規格化も可能になる。なお、入力マスキング回
路401は、データXについては処理を行わずスルー
し、処理後の画像データをスムージング回路402およ
び合成回路403へ出力する。
【0032】402はスムージング回路で、モアレによ
る画像劣化を防ぐスムージング処理を行う。このスムー
ジングに用いるマトリクスは、CPU414によって、例
えば2×1,2×2,3×3画素の三段階に選択できる。な
お、この際もデータXについて処理を行わない。404
はγテーブルで、スムージング回路402から入力され
た画像データにγ変換を施して、スキャナ入力画像を所
望の階調特性に合った画像に変換する。なお、CPU41
4によって、所望の階調特性のγテーブルを選択するこ
とができる。つまり、CPU414は、ホストコンピュー
タ301からのコマンドに応じた処理モードになるよう
に、スムージング回路402およびγテーブル404を
制御する。
【0033】407は画像メモリで、アドレス発生回路
408によって指定されるアドレスに、FIFO405を介
してγテーブル404から送られてきた画像データを格
納する。なお、画像メモリ407およびアドレス発生回
路408は、スキャナプリンタ101のビデオクロック
VCLKに同期して動作するのではなく、メモリユニット2
01内の発振回路(以下「OSC」という)409から得
られるクロックIVCLKに同期して動作し、例えばメモリ
リフレッシュのタイミング制御を行う。FIFO405およ
びFIFO406はそれぞれ、画像データの入力と出力にお
けるこのクロック変換を行うためのものである。従っ
て、もしスキャナプリンタ101に異常があり、クロッ
クVCLKが停止したとしても、画像メモリ407の記憶内
容は失われることはない。
【0034】図8は画像メモリ407の詳細な動作を示
す図である。なお、以下の説明および図面において、そ
の信号名の末尾に記号「*」を付すのは負論理信号であ
る。同図において、メモリアドレスは、CPU414から
見てBVE方向にリニアなアドレスにしてある。従って、
スキャナプリンタ101で用いる画像データの形式と異
なり、スキャナプリンタ101への入出力する場合(以
下「VIDEOモード」という)は、アドレスの演算が複雑に
なる。一方、CPU414の制御によりホストコンピュー
タ301から画像メモリ407へ画像データの転送を行
う場合(以下「CPUモード」という)は、その画像ファイ
ル形式が1ライン毎の線順次になっている場合が多く、
アドレスの演算は容易になる。
【0035】●スキャナから画像メモリへデータ書込む
場合 図9はスキャナプリンタ101から入力された画像デー
タとアドレス発生回路408から出力されたアドレスと
の関係例を示すタイミングチャートである。BVEおよびV
Eのタイミング制御により、クロックVCLKに同期して画
像データがFIFO405に順次書込まれる。その後、少し
時間をおいてアドレス発生回路408からFIFO405の
リードイネーブル信号RE*が出力され、FIFO405から
クロックIVCLKに同期して画像データが順次読出され
る。同時に、アドレス発生回路408も順次カウントア
ップもしくは演算を行い、アドレスAで指定するアドレ
スに画像データが書込まれる。
【0036】ここで、ホストコンピュータ301のアプ
リケーションソフトがデータXをサポートしていない場
合でも、アドレスの演算方法を変更するだけで対応が可
能である。つまり、図9に示すアドレスBのように順次
アドレスを出力して、データXの格納領域を詰めて他の
データを画像メモリ407に格納すればよい。データX
が格納されるアドレス(n,n+3,…)に対してRデータが書
込まれるため、図10に一例を示すように、画像メモリ
407にデータXは格納されないことになる。このよう
に、データXをサポートしていないアプリケーションソ
フトの場合は、画像メモリ407に格納できる画像デー
タサイズが増加することになり、本実施例では、データ
Xをサポートしない場合は、例えば四走査(4バンド)分
の画像データを格納することができる。
【0037】図11はアドレス発生回路408の詳細な
構成例を示すブロック図、図12はそのタイミングチャ
ート例である。スキャナプリンタ101に対して画像を
読込む指示が発生した場合などは、図12に示すよう
に、BVEがローレベル(以下「Low」という)の間に、CP
U414によって制御される信号SETにより、セレクタ9
19は、予めレジスタ901に設定された読出開始アド
レスを選択する。この期間に、OSC409がVEに基づい
て作成する信号HS*がLowになると、セレクタ902はセ
レクタ919の出力(読出開始アドレス)を選択し、ク
ロックIVCLKに従って、カウンタ903にスタートアド
レスがセットされる(時刻t1)。この時、フリップフロ
ップ(以下「F/F」という)904にも読出開始アドレ
スがセットされる。BVEがハイレベル(以下「High」と
いう)になると、略同時に画像リクエスト信号REQ*はLo
wになる(時刻t2)。
【0038】次に、1ラインのデータ読出期間を規定す
るラインネーブル信号LE*の発生について説明する。信
号HS*によってリセットされたカウンタ905のカウン
ト値は、コンパレータ906,909へ入力される。コ
ンパレータ906は、このカウント値とレジスタ907
に予め設定されたラインイネーブル開始値とを比較し
て、両者の値が一致すると一致パルスをF/F908へ出
力する(時刻t3)。また同様に、コンパレータ909
は、このカウント値とレジスタ910に予め設定された
ラインネーブル終了値とを比較して、両者の値が一致す
ると一致パルスをF/F908へ出力する。F/F908はJ-
Kフリップフロップで、これら二つの一致パルスの期
間、つまりレジスタ907とレジスタ910に設定され
た値によって決定される期間、ラインネーブル信号LE*
を出力する。このラインネーブル信号LE*は、カウンタ
911,903およびFIFO405のリードネーブル信号R
E*になり、FIFO405から順次読出されたデータが、画
像メモリ407の指定されたアドレスに格納される。
【0039】カウンタ911はクロックIVCLKをカウン
タし、コンパレータ912は、そのカウント値とレジス
タ913に予め設定された値を比較して、クロックIVCL
Kの4クロック毎にロード信号LD*を発生する。発生され
たロード信号LD*は、カウンタ903のロード信号とカ
ウンタ911のクリア信号とになる。カウンタ903
は、このロード信号LD*によって、その出力アドレスと
レジスタ915に予め設定された値とが加算器914で
加算された値をセレクタ902を介してロードする。な
お、レジスタ915に設定する値は、例えば図8に示し
た「m」であり図10に示した「n」である。
【0040】カウントが進み次のHS*が入力されると、F
/F904に設定された値とレジスタ916に予め設定さ
れた値とが加算器917で加算され、セレクタ918,
919,902を通って、次のラインの先頭番地として
カウンタ903にロードされる。なお、レジスタ916
に設定する値は、前述したデータXのサポートの有無に
応じて変更する。例えば図8に示した場合は「4」であ
り、図10に示した場合は「3」である。
【0041】以上説明したように、カウンタ903から
出力されるアドレスが、セレクタ1201を介して画像
メモリ407に与えられ、これによって、読込まれた画
像データは画像メモリ407に格納される。なお、セレ
クタ1201の詳細は後述する。 ●画像メモリからホストコンピュータへデータを出力す
る場合 画像メモリ407に格納された画像データは、CPU41
4が制御するDMA転送によってI/O415に送られ、ケー
ブル108を介してホストコンピュータ301へ転送さ
れる。以下その方法を説明する。
【0042】図13はDMAおよびCPU414から画像メモ
リ407をアクセスする場合の制御構成例を示すブロッ
ク図である。本実施例においては、VIDEOモードとCPU・
DMAモードとでアドレスの発生構成が異なる。これは、C
PUモードに比べて、VIDEOモードの場合の転送レートが
速いためである。なお、CPU・DMAモードとは、CPU41
4もしくはホストコンピュータ301との間でデータを
転送するモードのことである。
【0043】セレクタ1201は、CPU414によって
制御され、VIDEOモードとCPU・DMAモードとを切換え
る。セレクタ1202は、CPU414によって制御さ
れ、CPU414から直接アクセスするモード(CPUモー
ド)と、DMA転送を行うモード(DMAモード)とを切換え
る。例えば、CPUモードが選択された場合、セレクタ1
201は、CPU414から出力されたアドレスとレジス
タ1204に予め設定された値とを加算器1203で加
算したアドレスを出力する。画像メモリ407は、デー
タXをサポートする場合は3バンド分しか画像データを格
納しないが、それでもそのメモリ空間は大きい。このた
め、CPU414は、画像メモリ407の全メモリ空間に
直接アクセスすることはできず、レジスタ1204に予
め設定された値を加算することにより、アクセスできる
メモリ空間を広げている。
【0044】DMAモードの場合、DMA開始アドレスが予め
設定されたレジスタ1206と、読出信号IORD*もしく
は書込信号IOWR*をクロックとするF/F1207の出力と
を、加算器1205で加算したデータが、セレクタ12
01からアドレスとして出力される。F/F1207は、
加算器1209の出力を信号IORD*・IOWR*が入力される
度にラッチして、その出力を加算器1209に戻す。こ
れにより、例えば、レジスタ1208に設定された値が
「3」の場合は3の倍数が、「4」の場合は4の倍数がF/F
1207から出力される。その結果、出力されるアドレ
スは、開始アドレスに信号IORD*・IOWR*が入力される度
にある整数の倍数を加算した値になる。これは、図8に
示したように、画像データはリニアアドレス方向に点順
次に格納されているため、例えば、Rデータのみを所望
する線順次転送の場合、開始アドレス「0」に4の倍数を
加算したアドレスを発生する必要があるからである。ま
た、開始アドレス設定時にはF/F1207をリセットし
ておく。
【0045】また、レートマルチプライヤ1210は、
信号IOWR*を入力してその出力によって信号IOWR*のパル
スを間引く。従って、ホストコンピュータ301からの
画像転送時に画像を縮小することも可能であり、これは
信号IOWR*のパルスを間引くことによりアドレスが更新
されないためである。 ●ホストコンピュータから画像メモリへデータを書込む
場合 再び、ホストコンピュータ301で処理された画像デー
タは、ケーブル108を介して順次I/O415へ入力さ
れ、メモリユニット201内ではDMA転送により画像メ
モリ407に格納される。このとき、前述したように信
号IORD*により、図13に示したレジスタ1206に設
定された開始アドレスから順次アドレスが発生される。
例えば、線順次の場合ならば「3」もしくは「4」毎のア
ドレスを発生するように、レジスタ1208の値が設定
される。ここで、ホストコンピュータ301のアプリケ
ーションソフトがデータXをサポートしているならば、
設定値を「4」にすることにより図8に示したようにデ
ータXを格納し、データXをサポートしていない場合は、
設定値を「4」にすることにより図10に示したように
データXを格納しない。
【0046】●画像メモリからプリンタ部へデータを出
力する場合 ホストコンピュータ301からのデータ転送が終了する
と、図11に示したセレクタ1201によりカウンタ9
03の出力を選択して、VIDEOモードにする。VIDEOモー
ドにおける画像の読出しは、書込みと同様に、BVE,VEお
よびIVCLKによるタイミング制御によって、図11に示
したレジスタ901に設定された開始アドレスから順次
演算されたアドレスに従って行われる。
【0047】図14はホストコンピュータ301のアプ
リケーションソフトがデータXをサポートしない場合の
読出タイミング例を示すタイミングチャートである。図
14において、信号LE*がLowになる(時刻t11)と略同
時に、カウンタ903,911がカウントを開始してア
ドレスが発生される。このとき余分のデータが常に読出
される。また略同時に、2ビットのカウンタ920も動
作して2ビットの信号γSELを発生する。
【0048】信号γSELは、図2Bに示すγテーブル4
10に入力され、色毎にγテーブルを選択する。例え
ば、カラーバランスの調整もしくはカラーパレットとし
ての機能を可能にするもので、信号γSELが0のときはR
テーブル、1のときはGテーブル、2のときはBテーブルが
選択され、信号γSELが3のときは、データX発生用のテ
ーブルが選択される。つまり、データXがサポートされ
ている場合はデータスルーを設定をし、サポートされて
いない場合はどんな入力データに対しても一定のデータ
がデータXとして出力されるように設定される。従っ
て、余分に読出された例えばRデータはデータXに変換さ
れる。
【0049】第1走査分のデータ転送が終了すると、上
述したように、アドレスを演算しながら順次画像データ
が読出されて印刷される。第1走査分の印刷が終了する
と、続いて第2走査分のデータ転送が行われて、上記を
繰返すことにより一画素の印刷出力が得られる。このと
き、図4Aに示したようなつなぎ処理も必要であり、次
にその処理を説明する。
【0050】図15は印刷画像と画像メモリ407に格
納された画像との関係例を示す図である。ホストコンピ
ュータ301から画像メモリ407へ第1走査分の画像
データの転送が終了すると、画像メモリ407からVE方
向に132画素ずつ読出される。そのうち印刷ヘッド16
により印刷が行われるのは、画素2から画素129までの12
8画素である。他の画素は、図4Aを用いて説明したよ
うに、つなぎ処理用であり印刷されない。印刷ヘッド1
6の第2走査時に、画像メモリ407から読出されるデ
ータの読出開始アドレスは第1走査の画素129に相当する
が、ホストコンピュータ301から画像メモリ407へ
は画素132まで転送済みのため、第2走査分の画像データ
の転送開始アドレスは画素133以降の132画素分として、
印刷終了した画像データが格納されていた画像メモリ4
07の空き領域に格納される。
【0051】このように、ホストコンピュータ301か
ら画像メモリ407へ順次転送することによって、画像
メモリ407を効率よく有効に使え、転送回数も減らす
ことができる。画像メモリ407より読出された画像デ
ータは、図2Bに示すγテーブル410,拡大補完回路
411を通って所望の大きさに拡大された後、黒文字処
理回路416へ入力される。黒文字処理回路416は、
画像メモリ407から読出された画像データのレベルを
判定して、R=G=B=0のときに、図7に示したデータXの最
下位ビット(ビット0)を‘1’にする。従って、図2A
に示した黒文字処理回路15は対応する画素を黒文字に
変換し、印刷ヘッド16はその画素をブラックインクで
印刷することになる。
【0052】次に、画像データは、FIFO406に入力さ
れてクロック変換が行われた後、合成回路412へ入力
される。このとき、スキャナプリンタ101から原稿の
画像データが読込まれている場合は、合成回路412に
よって、画像メモリ407から読出されたメモリ画像
と、スキャナプリンタ101から読込まれたスキャナ画
像との合成出力(リアルタイム合成)を得ることができ
る。この合成タイミングは、領域信号発生回路413が
発生する信号SELECTに基づいて行われ、所望の位置に画
像を合成することができる。
【0053】この画像合成において、スキャナ画像は、
黒文字処理回路5において黒文字が検出されて、印刷出
力の色にじみをなくし黒文字エッジ部の先鋭化が行われ
る。一方、メモリ画像は、黒文字処理回路416におい
てR=G=B=0のときにブラック単色で印刷するように黒文
字処理される。このように画像ソースの違いにより黒文
字処理回路を分けているのは、スキャナプリンタ101
によって原稿画像を読取った画像データは、ラインセン
サ1の色分解フィルタの配置により、そのエッジ部に主
走査方向あるいは副走査方向の色ずれを伴っている。画
像メモリ407に読込まれたCG画像はエッジ部に色ずれ
はなく、エッジの先鋭度も高いという画像特性の違いに
よるためである。
【0054】以上説明したように、本実施例によれば、
画像ソースに応じた黒文字処理を施すことができ、黒文
字のエッジ以外の部分は完全な黒にはならない問題や、
CG画像に比べてスキャン画像の黒文字のエッジ部の先鋭
度が低いという問題を解決することができ、さらに、ス
キャナ画像とメモリ画像とを合成する場合の画像品質を
向上させることができる。
【0055】
【第2実施例】以下、本発明にかかる第2実施例の画像
処理システムを説明する。なお、第2実施例において、
第1実施例と略同様の構成については、同一符号を付し
て、その詳細説明を省略する。上述した第1実施例にお
いては、スキャナプリンタ101で読取った原稿画像
(スキャナ画像)と、メモリユニット201の画像メモ
リ407に記憶した画像(メモリ画像)とを合成する際
に、領域信号発生回路413の信号SELEDTによってセレ
クタ412で両画像を切換えて画像合成を行う構成であ
ったが、これを、スキャナ画像およびメモリ画像にそれ
ぞれ所定の重み係数を乗算して、それぞれの画像信号を
加算することで画像合成(透かし合成)を行うことがで
きる。本実施例はこの透かし合成を行うものである。
【0056】図16は本発明にかかる第2実施例の画像
処理システムのメモリユニット201の構成例を示すブ
ロック図である。同図において、乗算器421,422
はそれぞれ、スキャナ画像信号,メモリ画像信号に重み
係数1-K,K(0≦K≦1)を乗算する。この乗算結果は加算器
420で加算されて画像が合成される。ここで、パラメ
ータKの値を適当に設定することにより、スキャナ画像
とメモリ画像が重なる部分において透かし合成が可能に
なる。
【0057】以上説明したように、本実施例によれば、
第1実施例と同様の効果があるほか、スキャナ画像とメ
モリ画像の透かし合成を行うことが可能である。
【0058】
【第3実施例】以下、本発明にかかる第3実施例の画像
処理システムを説明する。なお、第3実施例において、
第1実施例と略同様の構成については、同一符号を付し
て、その詳細説明を省略する。上述した各実施例は、ス
キャナ画像とメモリ画像を合成する構成であったが、メ
モリユニット201に接続されたスティルビデオ録再器
などの外部画像入力装置からの画像と、メモリ画像とを
合成することも可能である。
【0059】図17は本発明にかかる第3実施例の画像
処理システムの内部構成例を示すブロック図である。同
図において、外部画像入力装置501から入力された画
像信号は、メモリユニット201内の切換回路418の
一端へ入力される。また、切換回路418の他端にはス
キャナ画像信号が入力される。
【0060】黒文字処理回路417は、スキャナプリン
タ101の黒文字処理回路5と同一の構成であり、黒文
字検出のためのパラメータを可変設定可能である。従っ
て、切換回路418によって選択された外部画像入力装
置501からの画像信号は、入力マスキング回路401
と黒文字処理回路417によって、入力マスキング処理
と黒文字処理とが施される。黒文字処理回路417から
出力された外部画像入力装置501からの画像信号と、
メモリ画像信号とは合成回路412で画像合成される。
【0061】ここで、スキャナプリンタ101のスキャ
ナ画像は黒文字処理回路5により、メモリユニット20
1のメモリ画像は黒文字処理回路416により、外部画
像入力装置501から入力された画像は黒文字処理回路
417により、それぞれの画像ソースに応じた最適な処
理が施されることになる。なお、第2実施例で説明した
ように、合成回路412の代わりに、乗算器421,4
22と加算器420を設ければ、透かし合成を行うこと
も可能である。
【0062】以上説明したように、本実施例によれば、
第1実施例と同様の効果があるほか、外部画像入力装置
からの画像とメモリ画像とを合成することができる。な
お、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適
用しても、一つの機器からなる装置に適用してもよい。
また、本発明は、システムあるいは装置にプログラムを
供給することによって達成される場合にも適用できるこ
とはいうまでもない。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、例えば、請求項
1,請求項2,請求項4または請求項5の発明によれ
ば、画像信号の種別に応じて、その画像信号に黒文字処
理を施すことによって、黒文字のエッジ以外の部分は完
全な黒にはならない問題や、CG画像に比べてスキャン画
像の黒文字のエッジ部の先鋭度が低いという問題を解決
することができる。
【0064】さらに、例えば、請求項3または請求項6
の発明によれば、画像信号の種別に応じて画像処理され
た複数の画像信号を合成することによって、合成画像に
おける画像品質を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1A】本発明にかかる一実施例の画像処理システム
の概略構成図である。
【図1B】本実施例の画像処理システム接続関係を示す
概略ブロック図である。
【図2A】本実施例の内部構成例を示すブロック図であ
る。
【図2B】本実施例の内部構成例を示すブロック図であ
る。
【図3】本実施例の原稿画像を読取スキャン方法の一例
を示す図である。
【図4A】図2Aのプリンタ部103へ画像データを送
る場合のスキャン方法を説明する図である。
【図4B】図2Bのメモリユニットに画像データを送る
場合のスキャン方法を説明する図である。
【図5】本実施例の原稿読取のタイミング例を示すタイ
ミングチャートである。
【図6】データXが付加された画素データの様子を示す
図である。
【図7】データXの各ビットが表す内容を示す図であ
る。
【図8】図2Bの画像メモリの詳細な動作を示す図であ
る。
【図9】図2Aのスキャナプリンタから入力された画像
データと図2Bのアドレス発生回路から出力されたアド
レスとの関係例を示すタイミングチャートである。
【図10】データXを格納しない場合の画像メモリの詳
細な動作を示す図である。
【図11】図2Bのアドレス発生回路の詳細な構成例を
示すブロック図である。
【図12】図11のアドレス発生回路のタイミングチャ
ート例である。
【図13】DMAおよびCPUから画像メモリをアクセスする
場合の制御構成例を示すブロック図である。
【図14】ホストコンピュータのアプリケーションソフ
トがデータXをサポートしない場合の読出タイミング例
を示すタイミングチャートである。
【図15】印刷画像と画像メモリに格納された画像との
関係例を示す図である。
【図16】本発明にかかる第2実施例の画像処理システ
ムのメモリユニットの構成例を示すブロック図である。
【図17】本発明にかかる第3実施例の画像処理システ
ムのメモリユニットの構成例を示すブロック図である。
【符号の説明】
101 スキャナプリンタ 201 メモリユニット 301 ホストコンピュータ 1 ラインセンサ 2 A/Dコンバータ 4 シェーディング補正回路 5 黒文字処理回路 6 変倍回路 7 スイッチユニット 8 デコード回路 9 LOG変換回路 10 マスキング回路 11 エッジ処理回路 12 ヘッドシェーディング回路 13 γテーブル 14 二値化回路 15 黒文字処理回路 16 印刷ヘッド 401 入力マスキング回路 402 スムージング回路 404 γテーブル 407 画像メモリ 408 アドレス発生回路 410 γテーブル 411 拡大補間回路 412 合成回路 413 領域信号発生回路 414 CPU 416 黒文字処理回路

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿画像を読取った読取画像信号に含ま
    れる黒文字画像を画像処理する第1の黒文字処理行程
    と、 前記読取画像信号以外の画像信号に含まれる黒文字画像
    を画像処理する第2の黒文字処理行程とを有することを
    特徴とする画像処理方法。
  2. 【請求項2】 原稿画像を読取る読取行程と、 前記読取行程で出力された読取画像信号または外部装置
    から入力された画像信号を記憶手段に記憶する記憶行程
    と、 前記読取行程または前記記憶手段から出力された画像信
    号に所定の画像処理を施す処理行程と、 前記処理行程で画像処理された画像信号を記録する記録
    行程とを備え、 前記処理行程は、前記画像信号の種別に応じて、該画像
    信号に含まれる黒文字画像を画像処理することを特徴と
    する画像処理方法。
  3. 【請求項3】 さらに、前記処理行程で前記画像信号の
    種別に応じて画像処理された複数の画像信号を合成する
    合成行程を有することを特徴とする請求項2に記載の画
    像処理方法。
  4. 【請求項4】 原稿画像を読取った読取画像信号に含ま
    れる黒文字画像を画像処理する第1の黒文字処理手段
    と、 前記読取画像信号以外の画像信号に含まれる黒文字画像
    を画像処理する第2の黒文字処理手段とを有することを
    特徴とする画像処理システム。
  5. 【請求項5】 原稿画像を読取る読取手段と、 前記読取手段から出力された読取画像信号または外部装
    置から入力された画像信号を記憶する記憶手段と、 前記読取手段または前記記憶手段から出力された画像信
    号に所定の画像処理を施す処理手段と、 前記処理手段によって画像処理された画像信号を記録す
    る記録手段とを備え、 前記処理手段は、前記画像信号の種別に応じて、該画像
    信号に含まれる黒文字画像を画像処理する複数の黒文字
    処理部を含むことを特徴とする画像処理システム。
  6. 【請求項6】 さらに、前記処理手段によって前記画像
    信号の種別に応じて画像処理された複数の画像信号を合
    成する合成手段を有することを特徴とする請求項5に記
    載の画像処理システム。
  7. 【請求項7】 前記複数の黒文字処理部は、 前記読取画像信号に含まれる黒文字画像を画像処理する
    第1の黒文字処理部と、 前記読取画像信号以外の画像信号に含まれる黒文字画像
    を画像処理する第2の黒文字処理部であることを特徴と
    する請求項5に記載の画像処理システム。
  8. 【請求項8】 前記複数の黒文字処理部は、 前記読取画像信号に含まれる黒文字画像を画像処理する
    第1の黒文字処理部と、 コンピュータ装置である前記外部装置から入力された画
    像信号に含まれる黒文字画像を画像処理する第2の黒文
    字処理部と、 前記コンピュータ装置以外の前記外部装置から入力され
    た画像信号に含まれる黒文字画像を画像処理する第3の
    黒文字処理部であることを特徴とする請求項5に記載の
    画像処理システム。
  9. 【請求項9】 前記第1および第3の黒文字処理手段は
    同一の構成であることを特徴とする請求項8に記載の画
    像処理システム。
  10. 【請求項10】 前記記録手段は、インクを吐出して記
    録を行うインクジェット記録ヘッドを有することを特徴
    とする請求項5に記載の画像処理システム。
  11. 【請求項11】 前記記録ヘッドは、熱エネルギを利用
    してインクを吐出する記録ヘッドであって、インクに与
    える熱エネルギを発生するための熱エネルギ変換体を備
    えたインクジェット記録ヘッドであることを特徴とする
    請求項10に記載の画像処理システム。
  12. 【請求項12】 前記記録ヘッドは、前記熱エネルギ変
    換体によって印加される熱エネルギによりインクに状態
    変化を生起させ、該状態変化に基づいて吐出口よりイン
    クを吐出させることを特徴とする請求項11に記載の画
    像処理システム。
JP6063399A 1994-03-31 1994-03-31 画像処理システムおよびその処理方法 Pending JPH07274023A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6063399A JPH07274023A (ja) 1994-03-31 1994-03-31 画像処理システムおよびその処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6063399A JPH07274023A (ja) 1994-03-31 1994-03-31 画像処理システムおよびその処理方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07274023A true JPH07274023A (ja) 1995-10-20

Family

ID=13228195

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6063399A Pending JPH07274023A (ja) 1994-03-31 1994-03-31 画像処理システムおよびその処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07274023A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7633649B2 (en) Printing apparatus, control method therefor, and storage medium
US7411707B2 (en) Image processing apparatus and method thereof
US20070058224A1 (en) Image processing apparatus and image processing method
JPH0698165A (ja) 並列処理装置
JP2003533917A (ja) ペーパーレススケーリングモードを伴うスキャナ
US5592304A (en) Image processing system in which overlapping image data is deleted from a frame memory
JPH0818724A (ja) 画像処理システム
US6061151A (en) Image processing method and apparatus
JPH07274023A (ja) 画像処理システムおよびその処理方法
JP3359070B2 (ja) カラー画像形成装置及び方法
US7068395B1 (en) Image processing apparatus and method
JP2003051940A (ja) 画像処理方法及びその装置
JP2000078421A (ja) 画像処理装置及びその方法、及び画像処理システム
JPH09179973A (ja) 画像処理装置及び方法
JP3262367B2 (ja) 画像処理方法
JP3066928B2 (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
JPH06262818A (ja) 画像処理システム
JPS59204378A (ja) 画像処理装置
JP2000032258A (ja) 画像処理装置および画像処理方法
JPH04259162A (ja) 画像処理装置
JPH04259161A (ja) 画像処理装置
JP2003533918A (ja) プリプレスモードを伴うスキャナ
JPH09219799A (ja) 画像処理装置及びその方法
JPH05219364A (ja) 画像処理システム及び該システムを構成する装置
JP2011130092A (ja) 画像形成装置および画像形成方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040319

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040402

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20041004