JPH0727320Y2 - 浴室ユニット - Google Patents

浴室ユニット

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JPH0727320Y2
JPH0727320Y2 JP274790U JP274790U JPH0727320Y2 JP H0727320 Y2 JPH0727320 Y2 JP H0727320Y2 JP 274790 U JP274790 U JP 274790U JP 274790 U JP274790 U JP 274790U JP H0727320 Y2 JPH0727320 Y2 JP H0727320Y2
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JP
Japan
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shower
bathroom
panel
cover
shower nozzle
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Expired - Lifetime
Application number
JP274790U
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English (en)
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JPH0395450U (ja
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鈴木  忠
英雄 小山
昌樹 近藤
朗 菅波
正士 大勝
淳一 阿部
和彦 藤井
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Cleanup Corp
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Cleanup Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は浴室ユニットに関するもので、特に天井パネ
ルにシャワーを設けたことに特徴を有するもである。
[従来の技術]及び[考案が解決しようとする課題] 近時、住宅市場の高級化に伴なって浴室ユニットも高級
化・高機能化し、多様な機能を備えた商品が製品化され
るようになった。
特に、そこに備えられるシャワーは、従来の温水と冷水
を選択するか或は混合して湯温を調整できるようにした
一般的な一のシャワーに加え、水蒸気のミストを噴霧し
て行なうスチーム、あるいはマッサージ、指圧の効果を
意図した大粒のスコール・打たせ湯等数種類の水形やそ
れに適した水温を瞬時に選択して使用し得るシャワー設
備が一般化してきている。
この種のシャワー設備は、従来のシャワーと比較するシ
ャワーを吹き出すノズルの数やノズルの開閉を制御する
電動バルブの数が多くなるために、ノズルと電動バルブ
近辺の配管の収納面積が必要であり、また、上記電動バ
ルブへの冷水、温水の供給配管と不要冷温水の排水配
管、さらには電動バルブへの配線が必要であるため配管
スペースがかなり必要とされることにもなっていた。
そこで、縦長の大型シャワー専用パネルを浴室の壁面や
コーナー部に取り付け、その背面空間に必要とする配管
や配線をし、それに連なる電動バルブとノズルは専用パ
ネル上部に膨出成型した取り付け部を設け、ここに取り
付ける方法が採られていた(実開昭63−155492号公報、
実開昭64−4290号公報、実開昭64−4759号公報)。
このような従来例では、例えば、シャワー専用パネルの
必要配管やノズル電動バルブの取り付け部等を浴室内に
膨出成型したり、パネル自体の取り付け位置を洗い場の
一部に掛からせることになるため実質的に洗い場が狭く
なり入浴者に圧迫感を与えていた。また専用パネルの凹
凸や取り付けられた複数のノズル・金具によって浴室壁
面の統一した意匠性が著しく損なわれデザイン処理の制
約ともなっていた。
さらに、電動バルブや必要配管・配線が大型専用パネル
の背面にあるため、漏水や結露水を原因とする故障の補
修・点検、ノズル・電動バルブの交換等を簡単に行なう
ことができずメインテナンス上の問題とされていた。
加えて、シャワー専用パネルは縦長かつ大型であるの
で、取り付け時には室内に持ち込んで組み立て、それと
同時に配管・配線を終了することを要するために、極め
て施工性が悪く、しかも大型専用パネルを必要とするこ
とから製造コストも高くなるという問題があった。
[課題を解決するための手段] この考案は、従来例の問題点に鑑み考案されたもので、
その要旨とするのは、洗い場上部の天井パネルに外向き
の折曲縁を設けた長孔を設け、この長孔に複数の噴出用
のノズルの取り付け開口を穿設してなるシャワーノズル
カバーと点検孔カバーを外から被せることにより塞ぐよ
うに構成してなることを特徴とするものである。
このような構成を採用したことにより数種類のシャワー
用ノズルとこれに連なる電動バルブ等を浴室ユニットの
天井に配置することができ、しかも天井点検孔と隣接す
ることになるので保守点検が容易となるのである。
また上記構成に加えて、浴室ユニットの側壁の縦方向に
浴室内に開放部を有する凹部を形成し、この凹部内をシ
ャワーノズルカバーへの湯水の配管スペースとすると共
に、この凹部を塞ぐ閉鎖蓋を設けるようにしたので、電
動バルブに至る給湯、給水、排水や電線の配線を配管ス
ペースにまとめて格納することができ、浴室内から点検
可能となったのである。
そこで、シャワー設備の取り付け施工、補修を簡単に行
なえ、かつ浴室の洗い場を狭くすることなく、製造コス
トも大幅に制約できるようになったのである。
[実施例] 以下、図面に示す実施例に即してこの考案の内容を説明
する。
第1図はこの考案に係る浴室ユニットの要部を示す斜視
図であり、浴室ユニットの天井パネル1は複数の分割さ
れており、洗い場上部の天井パネル1には長方形状の長
孔11を設けるようにしてあり、この長孔11を取り外し自
在なシャワーノズルカバー2と点検孔カバー3にて塞ぐ
ようにする。
天井パネル1の外周には係止段部12が形成され、この係
止段部12が浴室ユニットの壁面パネルP上に乗せられ固
定されることになる。また、長孔11の周囲には外向の折
曲縁13が設けられており、この折曲縁13にシャワーノズ
ルカバー2と点検孔カバー3を外側から被せるようにす
るのである。
シャワーノズルカバー2には浴室の洗い場中央に向うよ
うな傾斜凹部21を設けてあり、ここに通常のシャワー、
ミスト、打たせ湯、スコールなど湯水の様々な噴出態様
のノズル用の取り付け開口22…を穿設してある。
長孔11のシャワーノズルカバー2により覆われた以外の
開口は点検孔4とするもので、この点検孔4は常態では
点検孔カバー3により蓋がされており、必要に応じて洗
い場内に踏台を置き下から押して点検孔カバー3をずら
し上半身を屋根裏に入れて点検修理する。
シャワーノズルカバー2裏面への給水、給湯のための配
管は壁面パネルPの一部を構成する配管用パネル5に収
納するようにする。この配管用パネル5は図示しないカ
ウンターの下方に配置される切り換えバルブ収納器Hの
近くに設けられるもので、上下方向に外向きに突出する
縦長状の凹溝部51を形成するようにし、この上下には配
管配線用の通孔52を穿設するようにしてある。この凹溝
部51は浴室の内壁面から外に向かって形成するもので、
この深さは詳細な図示は省略するが浴室を囲む柱の厚み
の中央以内に収まるようにする。
この凹溝部51の前面には側面コ字状の閉鎖蓋6を設ける
ようにしてある。図示の例では、凹溝部51の両側に凸起
を設ける一方、閉鎖蓋6の端縁に外向の係合部を設けて
互いに咬み合い容易に外れないようにしたものを示す
が、これに限定されず点検のときに容易に取り外し自在
となるように構成すれば足りるものである。
凹溝部51内には湯水の供給管7、排水管8や必要に応じ
て天井照明や電動バルブへ電源を供給するための電線9
を縦方向に配置することになる(第4図参照)。
切り換えバルブ収納器Hからの湯水はシャワーノズルカ
バー2の裏面に屈曲配管して天井に設けられるシャワ
ー、ミスト、打たせ湯、スコールなど様々なノズルNに
供給する。第6図で簡略化して示すように、途中に電動
バルブVを介し、この電動バルブVの開閉によりシャワ
ーの種類を選択する。水形(シャワー、スコール、ミス
ト、打たせ湯)の違いは噴水口の手前のノズルNの構造
の差異による。配管は、切り換えバルブ収納器Hから湯
水の天井への供給管7と、一定温度に達しない湯を排水
するための排水管8が設けられている。
シャワーノズルカバー2の裏側のノズルNと電動バルブ
Vを含む配管を取り付けたまま取り外して修理点検する
こともできる。
図示しないが、給湯器は浴室外の屋外などに置くように
するタイプのものとした。
これまでの実施例では、浴槽を含む浴室について説明し
たが、浴槽を備えず、シャワーとカランのみを備えたシ
ャワー室についても適用できるものである。
[考案の効果] この考案は以上のような構成からなるもので、基本的に
は各種のノズルを天井に設けるようにしたのでシャワー
タワーなどに比較して洗い場が広く使えることになり、
使う場合に腰をかがめたりする必要が全くなく使い勝手
が良くなるのである。
洗い場上部の天井パネルに外向きの折曲縁を設けた長孔
を設け、この長孔に複数の噴出用のノズルの取り付け開
口を穿設してなるシャワーノズルカバーと点検孔カバー
を外から被せることにより塞ぐように構成したので、電
動バルブや配管の保守点検、故障部品の交換が容易とな
るのである。
加えて、シャワーノズルカバーが小さくしかも後付け取
り外しが可能となるので施工の際に狭い天井裏に持ち込
み易く施工も楽になるのである。
また、天井パネルにシャワーノズルカバーを取り外し自
在に設けるようにしたので、天井シャワーが不要のとき
はこのカバーを交換して普通のカバーとすることにより
製造コストを節約できる。
また浴室天井に設けた各種のノズルNへの給水、給湯の
ための配管が従来では浴室パネルの裏側に配置されてい
たために、漏水、結露水などの処理や配管の点検が困難
であったのを配管用パネル内の凹溝部内に収納するよう
にし、この凹溝部を閉鎖蓋にて開閉自在としてあるの
で、浴室用壁面パネル内の配管の修理、点検、漏水、結
露水の処理は閉鎖蓋を外すことにより浴室内でなすこと
ができ、またこの凹溝部からノズルまでの配管は点検孔
カバーを外すことにより修理点検等が容易に行なえるの
である。
さらには、この凹溝部を配管スペースとしてのみなら
ず、電線の配線スペースとすることもできるので照明の
ための配線、電動バルブへの配線が容易となるのであ
る。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示すもので、第1図は斜視
図、第2図は天井パネル、シャワー用ノズルカバー、点
検孔カバーを示す断面図、第3図は第2図のII−II線断
面図、第4図は配管構造を示す斜視図、第5図は配管用
パネルを示す断面図、第6図はシャワー用ノズルカバー
上の配管を示す概略図である。 P……壁面パネル、H……切り換えバルブ収納器、1…
…天井パネル 11……長孔、12……係止段部 2……シャワーノズルカバー、21……傾斜凹部、22……
取り付け開口 3……点検孔カバー、4……点検孔 5……配管用パネル、51……凹溝部、52……通孔 6……閉鎖蓋、7……供給管 8……排水管、9……電線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 菅波 朗 東京都荒川区西日暮里6丁目22番22号 ク リナップ株式会社内 (72)考案者 大勝 正士 東京都荒川区西日暮里6丁目22番22号 ク リナップ株式会社内 (72)考案者 阿部 淳一 東京都荒川区西日暮里6丁目22番22号 ク リナップ株式会社内 (72)考案者 藤井 和彦 東京都荒川区西日暮里6丁目22番22号 ク リナップ株式会社内

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】洗い場上部の天井パネルに外向きの折曲縁
    を設けた長孔を設け、この長孔に複数の噴出用のノズル
    の取り付け開口を穿設してなるシャワーノズルカバーと
    点検孔カバーを外から被せることにより塞ぐように構成
    してなることを特徴とする浴室ユニット。
  2. 【請求項2】浴室ユニットの側壁の縦方向に浴室内に開
    放部を有する凹部を形成し、この凹部内にシャワーノズ
    ルカバーへの湯水の配管スペースとすると共に、この凹
    部を塞ぐ閉鎖蓋を設けたことを特徴とする請求項1記載
    の浴室ユニット。
JP274790U 1990-01-18 1990-01-18 浴室ユニット Expired - Lifetime JPH0727320Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP274790U JPH0727320Y2 (ja) 1990-01-18 1990-01-18 浴室ユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP274790U JPH0727320Y2 (ja) 1990-01-18 1990-01-18 浴室ユニット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0395450U JPH0395450U (ja) 1991-09-30
JPH0727320Y2 true JPH0727320Y2 (ja) 1995-06-21

Family

ID=31506602

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JP274790U Expired - Lifetime JPH0727320Y2 (ja) 1990-01-18 1990-01-18 浴室ユニット

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JPH0395450U (ja) 1991-09-30

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