JPH0727289A - 樹脂製オイルパンとその製造方法 - Google Patents
樹脂製オイルパンとその製造方法Info
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- JPH0727289A JPH0727289A JP17527393A JP17527393A JPH0727289A JP H0727289 A JPH0727289 A JP H0727289A JP 17527393 A JP17527393 A JP 17527393A JP 17527393 A JP17527393 A JP 17527393A JP H0727289 A JPH0727289 A JP H0727289A
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- Japan
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- oil pan
- resin
- flange portion
- flange
- glass fiber
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01M—LUBRICATING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; LUBRICATING INTERNAL COMBUSTION ENGINES; CRANKCASE VENTILATING
- F01M11/00—Component parts, details or accessories, not provided for in, or of interest apart from, groups F01M1/00 - F01M9/00
- F01M11/0004—Oilsumps
- F01M2011/0062—Gaskets
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- Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 強度と耐衝撃性に優れたの樹脂製オイルパン
を提供する。 【構成】 ジシクロペンタジエン系樹脂で形成されたフ
ランジ部2aにガラス繊維補強材7とエラストマ製パッ
キン5を埋設し、樹脂表面にクロムメッキ層3を形成し
た樹脂製オイルパン1。
を提供する。 【構成】 ジシクロペンタジエン系樹脂で形成されたフ
ランジ部2aにガラス繊維補強材7とエラストマ製パッ
キン5を埋設し、樹脂表面にクロムメッキ層3を形成し
た樹脂製オイルパン1。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジンのシリンダー
ブロックの下部に装着される樹脂製のオイルパンとその
製造方法に関するものである。
ブロックの下部に装着される樹脂製のオイルパンとその
製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、シリンダーブロックの下部には、
エンジン内部の冷却、潤滑のためのエンジンオイルを貯
溜するオイルパンが締結されている。このオイルパンに
は、板金製や合成樹脂等の材料を加熱プレスあるいは射
出成形されるもの等が提案されている。
エンジン内部の冷却、潤滑のためのエンジンオイルを貯
溜するオイルパンが締結されている。このオイルパンに
は、板金製や合成樹脂等の材料を加熱プレスあるいは射
出成形されるもの等が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したオイルパンに
おいては、縁石等にぶつけた場合、変形だけでオイルパ
ンそのものが割れることが少ないので、オイル漏れは防
止できるが、反面、変形した部分がクランク等の内部部
品に干渉してしまい破損の危険がある。
おいては、縁石等にぶつけた場合、変形だけでオイルパ
ンそのものが割れることが少ないので、オイル漏れは防
止できるが、反面、変形した部分がクランク等の内部部
品に干渉してしまい破損の危険がある。
【0004】また、合成樹脂で成形されたオイルパンに
は、主に熱可塑性樹脂が用いられてることが多いが、こ
の熱可塑性樹脂は流動抵抗の大きいことから、成形型へ
の注入圧が高圧にならざるおえない。従って、オイルパ
ンのフランジ部等を不分的に強化するためのガラス繊維
やシール用のパッキン等を成形型上に配置しても注入さ
れる樹脂によって流れてしまい、オイルパンとの一体成
形(インサート成形)が困難であった。フランジ部とオ
イルパン本体とに使用する樹脂の種類を変えて各部に見
合う強度等を得ることも考えられるが、このようにする
と、加工工程等の増加によるコスト上昇を招いてしま
う。
は、主に熱可塑性樹脂が用いられてることが多いが、こ
の熱可塑性樹脂は流動抵抗の大きいことから、成形型へ
の注入圧が高圧にならざるおえない。従って、オイルパ
ンのフランジ部等を不分的に強化するためのガラス繊維
やシール用のパッキン等を成形型上に配置しても注入さ
れる樹脂によって流れてしまい、オイルパンとの一体成
形(インサート成形)が困難であった。フランジ部とオ
イルパン本体とに使用する樹脂の種類を変えて各部に見
合う強度等を得ることも考えられるが、このようにする
と、加工工程等の増加によるコスト上昇を招いてしま
う。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明の樹脂製
オイルパンは、成形型上のフランジ部にガラス繊維補強
材やエラストマ製パッキンを配設し、耐衝撃性に優れ、
流動抵抗の少ないジシクロペンタジエン系樹脂を低圧注
入してフランジ部を含むオイルパンと成形し、樹脂表面
にクロムメッキを施した。
オイルパンは、成形型上のフランジ部にガラス繊維補強
材やエラストマ製パッキンを配設し、耐衝撃性に優れ、
流動抵抗の少ないジシクロペンタジエン系樹脂を低圧注
入してフランジ部を含むオイルパンと成形し、樹脂表面
にクロムメッキを施した。
【0006】
【作用】耐衝撃性に優れ、流動抵抗の少ないジシクロペ
ンタジエン系樹脂を低圧で成形型に注入するので、成形
型上のフランジ部にガラス繊維補強材やエラストマ製パ
ッキンを配設してもそれらが流れずに済み、オイルパン
のフランジ部にガラス繊維補強材やエラストマ製パッキ
ンが一体成形される。
ンタジエン系樹脂を低圧で成形型に注入するので、成形
型上のフランジ部にガラス繊維補強材やエラストマ製パ
ッキンを配設してもそれらが流れずに済み、オイルパン
のフランジ部にガラス繊維補強材やエラストマ製パッキ
ンが一体成形される。
【0007】
【実施例】図1において、符号1は、オイルパンを示
し、このオイルパン1は、シリンダーブロック4の下部
に取り付けられるフランジ部2aを有する。このフラン
ジ部2aは、図示しないエンジンオイルが貯溜されるオ
イルパン本体2と一体成形されている。フランジ部2a
は、シリンダーブロック4との締結時に作用するシール
パッキン5が、フランジ部全周に渡って埋設されてい
る。
し、このオイルパン1は、シリンダーブロック4の下部
に取り付けられるフランジ部2aを有する。このフラン
ジ部2aは、図示しないエンジンオイルが貯溜されるオ
イルパン本体2と一体成形されている。フランジ部2a
は、シリンダーブロック4との締結時に作用するシール
パッキン5が、フランジ部全周に渡って埋設されてい
る。
【0008】オイルパン本体2は、耐衝撃性に優れ、熱
可塑性樹脂等より流動抵抗の少ない熱硬化性樹脂である
ジシクロペンタジエン系樹脂(以下、「DCPD系樹
脂」と記す)で成形されていて、フランジ部2aには、
図2,3に示すように、ガラス繊維7が混入(インサー
ト)されている。また、オイルパン本体2の内面には、
クロームメッキ層3が形成されている。
可塑性樹脂等より流動抵抗の少ない熱硬化性樹脂である
ジシクロペンタジエン系樹脂(以下、「DCPD系樹
脂」と記す)で成形されていて、フランジ部2aには、
図2,3に示すように、ガラス繊維7が混入(インサー
ト)されている。また、オイルパン本体2の内面には、
クロームメッキ層3が形成されている。
【0009】シールパッキン5は、くさび型形状をした
エラストマ製パッキンであって、この基部5aがフラン
ジ部2aに埋設されていて半円弧状の突部5bがシリン
ダーブロック4側に向かってフランジ面から突出してい
る。ガラス繊維7は、シールパッキン5の下に敷設され
るように設けられている。
エラストマ製パッキンであって、この基部5aがフラン
ジ部2aに埋設されていて半円弧状の突部5bがシリン
ダーブロック4側に向かってフランジ面から突出してい
る。ガラス繊維7は、シールパッキン5の下に敷設され
るように設けられている。
【0010】また、図4に示すオイルパン1の成形金型
6には、オイルパン本体2とフランジ部2aとが一体形
成されたキャピテイ11が形成られている。このキャピ
ティ11には、耐衝撃性に優れたDCPD系樹脂が注入
される湯路6Aが連通している。また、フランジ部2a
に相当するキャピティ11の部位には、シールパッキン
5の突部5bと係合する円弧状の凹部6Bが形成されて
いる。
6には、オイルパン本体2とフランジ部2aとが一体形
成されたキャピテイ11が形成られている。このキャピ
ティ11には、耐衝撃性に優れたDCPD系樹脂が注入
される湯路6Aが連通している。また、フランジ部2a
に相当するキャピティ11の部位には、シールパッキン
5の突部5bと係合する円弧状の凹部6Bが形成されて
いる。
【0011】ここで、熱硬化性樹脂であるDCPD系樹
脂の耐衝撃特性と耐熱特性について図5,6,7を用い
て説明する。まず、図5,6は、熱可塑性樹脂であるポ
リプロピレン(PP)と熱硬化性樹脂であるDCPD系
樹脂の厚さとエネルギー吸収率を測定したものである。
図において、横軸は各部材の厚さ、立軸はそれぞれ最大
エネルギー吸収率Eiと総エネルギー吸収率Eを示して
いる。
脂の耐衝撃特性と耐熱特性について図5,6,7を用い
て説明する。まず、図5,6は、熱可塑性樹脂であるポ
リプロピレン(PP)と熱硬化性樹脂であるDCPD系
樹脂の厚さとエネルギー吸収率を測定したものである。
図において、横軸は各部材の厚さ、立軸はそれぞれ最大
エネルギー吸収率Eiと総エネルギー吸収率Eを示して
いる。
【0012】図からも明らかなように、最大エネルギー
吸収率Ei、総エネルギー吸収率Et共にDCPD系樹
脂の方が、PPに比べ高いことから、耐衝撃性が高いこ
とがわかる。
吸収率Ei、総エネルギー吸収率Et共にDCPD系樹
脂の方が、PPに比べ高いことから、耐衝撃性が高いこ
とがわかる。
【0013】図7は、DCPD系樹脂とPPとの耐熱性
をガラス転移点で示したものである。横軸は、温度を、
縦軸は損失正数で示すガラス転移点を示す。図による
と、DCPD系樹脂のガラス転移点が135℃である
が、この時PPは既に溶けてしまい測定されていないこ
とから、DCPD系樹脂の方がPPよりも耐熱性に優れ
ていることがわかる。
をガラス転移点で示したものである。横軸は、温度を、
縦軸は損失正数で示すガラス転移点を示す。図による
と、DCPD系樹脂のガラス転移点が135℃である
が、この時PPは既に溶けてしまい測定されていないこ
とから、DCPD系樹脂の方がPPよりも耐熱性に優れ
ていることがわかる。
【0014】次に、オイルパン1の成形方法について説
明する。まず、図4に示す凹部6Bにシールパッキン5
を係合させた後、ガラス繊維7をその上に載せて成形金
型6を閉じる。そして、反応射出成形であるリアクショ
ン・インジェクション・モールド(以下、「RIM」と
記す)成形でフランジ部2aを有するオイルパン本体2
を形成し、その成形されたオイルパン本体2の内側面に
クロームメッキ層3を成形する。
明する。まず、図4に示す凹部6Bにシールパッキン5
を係合させた後、ガラス繊維7をその上に載せて成形金
型6を閉じる。そして、反応射出成形であるリアクショ
ン・インジェクション・モールド(以下、「RIM」と
記す)成形でフランジ部2aを有するオイルパン本体2
を形成し、その成形されたオイルパン本体2の内側面に
クロームメッキ層3を成形する。
【0015】キャピティ11内には、熱硬化性樹脂であ
るDCPD系樹脂を構成する溶液Aと反応剤溶液Bがそ
れぞれ入った貯槽8,9から所定のタイミングで両方の
溶液を所定量の吐出させ、2点鎖線で示す合流部に設け
られたミキシングヘッド10によって混合し、湯路6A
から混合溶液を注入し、ガラス繊維7及びシールパッキ
ン5がフランジ部2aに一体的に固定してオイルパン1
が成形される。
るDCPD系樹脂を構成する溶液Aと反応剤溶液Bがそ
れぞれ入った貯槽8,9から所定のタイミングで両方の
溶液を所定量の吐出させ、2点鎖線で示す合流部に設け
られたミキシングヘッド10によって混合し、湯路6A
から混合溶液を注入し、ガラス繊維7及びシールパッキ
ン5がフランジ部2aに一体的に固定してオイルパン1
が成形される。
【0016】この時、注入される熱硬化性樹脂の混合溶
液は、熱可塑性樹脂である例えばポリプロピレンやポリ
エステル等の溶液よりも流動抵抗が小さい、すなわち、
粘度が低いので、注入圧をこれら熱可塑性樹脂の溶液を
注入するときよりも低圧で注入することができる。
液は、熱可塑性樹脂である例えばポリプロピレンやポリ
エステル等の溶液よりも流動抵抗が小さい、すなわち、
粘度が低いので、注入圧をこれら熱可塑性樹脂の溶液を
注入するときよりも低圧で注入することができる。
【0017】従って、キャピティ11内に予めガラス繊
維7及びシールパッキン5を配設しても、注入されるD
CPD系樹脂によりそれらの位置がずれにくくなり、イ
ンサート成形を行うことができる。よって、フランジ部
2aの強度を図ることができる。
維7及びシールパッキン5を配設しても、注入されるD
CPD系樹脂によりそれらの位置がずれにくくなり、イ
ンサート成形を行うことができる。よって、フランジ部
2aの強度を図ることができる。
【0018】つまり、フランジ部2aに強化繊維がイン
サートされることで、同フランジ部2aにおける樹脂の
量が相対的に減少するので、熱によるフランジ部2aの
変形を抑えることができる。従って、シリンダーブロッ
ク4とフランジ部2aとの締め付けトルクの変動を低減
することができ、シール性の向上につながる。
サートされることで、同フランジ部2aにおける樹脂の
量が相対的に減少するので、熱によるフランジ部2aの
変形を抑えることができる。従って、シリンダーブロッ
ク4とフランジ部2aとの締め付けトルクの変動を低減
することができ、シール性の向上につながる。
【0019】また、オイルパン本体2及び一体のフラン
ジ部2aが耐衝撃性に優れた樹脂から構成されるので、
石等がヒットした場合であっても、オイルパン本体2が
割れにくい。
ジ部2aが耐衝撃性に優れた樹脂から構成されるので、
石等がヒットした場合であっても、オイルパン本体2が
割れにくい。
【0020】さらに、低圧成形でオイルパン1を成形で
きることから、成形金型6の剛性を熱可塑性樹脂で高圧
成形を行う金型に比べ、低くでき、金型コストの低下に
つながる。
きることから、成形金型6の剛性を熱可塑性樹脂で高圧
成形を行う金型に比べ、低くでき、金型コストの低下に
つながる。
【0021】成形されたオイルパン2の内側面には、ク
ロームメッキ層3を成形するためのメッキ処理を行う。
メッキ処理としては、成形されたオイルパン本体2のそ
の表面に付着した不要物や油脂等をとり除くと共に表面
を整える整面処理、整面処理を終わったオイルパン本体
2をエッチング液で処理する表面粗化,親水処理、オイ
ルパン本体2の表面に還元剤を吸着させる感受性処理を
行なった後、活性化処理液に付けて活性化処理液に含ま
れる金属を還元剤の還元作用によってオイルパン表面に
析出させる活性化処理等の処理を行い、オイルパン本体
2にクロームメッキ層3を成形する。なお、各処理工程
の間には、水洗いや中和等の処理が行われる。
ロームメッキ層3を成形するためのメッキ処理を行う。
メッキ処理としては、成形されたオイルパン本体2のそ
の表面に付着した不要物や油脂等をとり除くと共に表面
を整える整面処理、整面処理を終わったオイルパン本体
2をエッチング液で処理する表面粗化,親水処理、オイ
ルパン本体2の表面に還元剤を吸着させる感受性処理を
行なった後、活性化処理液に付けて活性化処理液に含ま
れる金属を還元剤の還元作用によってオイルパン表面に
析出させる活性化処理等の処理を行い、オイルパン本体
2にクロームメッキ層3を成形する。なお、各処理工程
の間には、水洗いや中和等の処理が行われる。
【0022】このように、成形されたオイルパン本体に
メッキ処理を行なうことで、表面の酸化劣化を防止する
ことができる。なお、本実施例において、クロームメッ
キ層3をオイルパン本体の内側のみに施したが、本体外
側に施こすことで、オイルパン1の見栄えを良くするこ
とにつながる。
メッキ処理を行なうことで、表面の酸化劣化を防止する
ことができる。なお、本実施例において、クロームメッ
キ層3をオイルパン本体の内側のみに施したが、本体外
側に施こすことで、オイルパン1の見栄えを良くするこ
とにつながる。
【0023】
【発明の効果】以上、本発明によれば、フランジ部を含
むオイルパン全体を耐衝撃性、耐熱性樹に優れたジシク
ロペンタジエン系樹脂で成形するので、縁石等との衝突
によるオイルパンの内部への変形を抑えられ、クランク
等の内部部品の破損の危険を低減することにつながる。
また、ジシクロペンタジエン系樹脂を低圧で注入こと
で、成形型のフランジ部対応部にガラス繊維やエラスト
マ製パッキンを予めセットして一体成形できるので、加
工工程の低減につながる。さらに、フランジ部にガラス
繊維とエラストマ製パッキンを一体成形するので、フラ
ンジ部の剛性とシール性が向上する。
むオイルパン全体を耐衝撃性、耐熱性樹に優れたジシク
ロペンタジエン系樹脂で成形するので、縁石等との衝突
によるオイルパンの内部への変形を抑えられ、クランク
等の内部部品の破損の危険を低減することにつながる。
また、ジシクロペンタジエン系樹脂を低圧で注入こと
で、成形型のフランジ部対応部にガラス繊維やエラスト
マ製パッキンを予めセットして一体成形できるので、加
工工程の低減につながる。さらに、フランジ部にガラス
繊維とエラストマ製パッキンを一体成形するので、フラ
ンジ部の剛性とシール性が向上する。
【図1】本発明の一実施例を示す樹脂製オイルパンの斜
視図である。
視図である。
【図2】図1に示す樹脂製オイルパンの断面図である。
【図3】フランジ部の拡大断面図である。
【図4】図1に示す樹脂製オイルパンの製造方法を示す
構成図である。
構成図である。
【図5】ジシクロペンタジエン系樹脂と熱可塑性樹脂の
衝撃特性図である。
衝撃特性図である。
【図6】ジシクロペンタジエン系樹脂と熱可塑性樹脂の
衝撃特性図である。
衝撃特性図である。
【図7】ジシクロペンタジエン系樹脂と熱可塑性樹脂の
耐熱特性図である。
耐熱特性図である。
【符号の説明】 1 樹脂製オイルパン 2 オイルパン本体 2a フランジ部 3 クロムメッキ層 5 エラストマ製パッキン 7 ガラス繊維補強材 A ジシクロペンタジエン(DCP
D)系樹脂溶液 B 反応剤溶液
D)系樹脂溶液 B 反応剤溶液
Claims (7)
- 【請求項1】ジシクロペンタジエン系樹脂で形成された
フランジ部にガラス繊維補強材をインサートしたことを
特徴とする樹脂製オイルパン。 - 【請求項2】上記フランジ部にエラストマ製パッキンを
埋設したことを特徴とする請求項1記載の樹脂製オイル
パン。 - 【請求項3】樹脂表面にクロムメッキ層を形成したこと
をを特徴とする請求項1記載の樹脂製オイルパン。 - 【請求項4】フランジ部を有する樹脂製オイルパンにお
いて、成形型のフランジ部にガラス補強材を配置した
後、ジシクロペンタジエン系樹脂を低圧注入して成形す
ることをことを特徴とする樹脂製オイルパンの製造方
法。 - 【請求項5】成形型のフランジ部にエラストマ製パッキ
ンを配置したことを特徴とする請求項4記載の樹脂製オ
イルパンの製造方法。 - 【請求項6】ジシクロペンタジエン系樹脂をリアクショ
ン・インジェクション・モールド成形により注入するを
特徴とする請求項4乃至5記載の樹脂製オイルパンの製
造方法。 - 【請求項7】成形された樹脂製オイルパンにクロムメッ
キを施すことを特徴とする請求項4乃至6記載の樹脂製
オイルパンの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17527393A JPH0727289A (ja) | 1993-07-15 | 1993-07-15 | 樹脂製オイルパンとその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17527393A JPH0727289A (ja) | 1993-07-15 | 1993-07-15 | 樹脂製オイルパンとその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0727289A true JPH0727289A (ja) | 1995-01-27 |
Family
ID=15993262
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17527393A Withdrawn JPH0727289A (ja) | 1993-07-15 | 1993-07-15 | 樹脂製オイルパンとその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0727289A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH091169A (ja) * | 1995-06-15 | 1997-01-07 | Hitachi Chem Co Ltd | 汚水浄化槽及び該汚水浄化槽用外槽の製造方法 |
WO2014038509A1 (ja) * | 2012-09-06 | 2014-03-13 | ジヤトコ株式会社 | トランスミッション用オイルパン |
-
1993
- 1993-07-15 JP JP17527393A patent/JPH0727289A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH091169A (ja) * | 1995-06-15 | 1997-01-07 | Hitachi Chem Co Ltd | 汚水浄化槽及び該汚水浄化槽用外槽の製造方法 |
WO2014038509A1 (ja) * | 2012-09-06 | 2014-03-13 | ジヤトコ株式会社 | トランスミッション用オイルパン |
JPWO2014038509A1 (ja) * | 2012-09-06 | 2016-08-08 | ジヤトコ株式会社 | トランスミッション用オイルパン |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20001003 |