JPH0727097A - 多翼送風機 - Google Patents

多翼送風機

Info

Publication number
JPH0727097A
JPH0727097A JP16699393A JP16699393A JPH0727097A JP H0727097 A JPH0727097 A JP H0727097A JP 16699393 A JP16699393 A JP 16699393A JP 16699393 A JP16699393 A JP 16699393A JP H0727097 A JPH0727097 A JP H0727097A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shroud
fan
blade
annular
case
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP16699393A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3351438B2 (ja
Inventor
Hideo Asano
秀夫 浅野
Taiji Kondo
泰司 近藤
Kosho Watanabe
晃章 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
Priority to JP16699393A priority Critical patent/JP3351438B2/ja
Publication of JPH0727097A publication Critical patent/JPH0727097A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3351438B2 publication Critical patent/JP3351438B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 多翼送風機のブレードの頂部とケース内壁と
の隙間を通って流れる逆流を防止し、ファン効率の向上
および騒音の低減をはかる。 【構成】 多翼送風機の遠心多翼ファン20は、空気吸
入側端部に形成された環状のシュラウド26、多数のメ
インブレード25、底プレート24を有する。シュラウ
ド26は、空気取入口からメインブレード25間にファ
ン軸方向よりファン径外方向へ方向転換しつつ流入する
空気流れに沿った略円弧状の断面形状に形成される。ケ
ース22のベルマウス31近傍の内壁は、シュラウド2
6との間に微小隙間を介してシュラウド26の断面形状
に沿うよう形成される。シュラウド26の径内方向端に
はベルマウス31の環状の半円弧凹部内に延びる環状突
起26bが形成される。環状突起26bの高さH1 、環
状突起26bの上端とベルマウス31間の隙間H2 とす
ると、5≦H1 ≦10(mm)、3≦H2 ≦5(mm)に規
定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多翼送風機に関するも
ので、詳細には、車両に搭載される空調装置に使用して
好適な多翼送風機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、空調装置などに用いられる多
翼送風機は、多数のブレードをもつ多翼ファンがベルマ
ウスをもつケースの中に収納される構成になっている。
多翼ファンは、底プレートと保持リングの間に多数のブ
レードを配設した構造になっている。
【0003】この種の図7に示す従来の多翼送風機によ
ると、モータにより多翼ファンを駆動することによって
図7に示す矢印105、106方向に空気の流れが生
じ、空気取入口36から取入れた空気がメインブレード
25の間を通ってスクロール吐出口から流出する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の多翼送風機においては、本発明者の実験検討
によると、例えば図7に示すように、保持リング42の
先端42bとケース内壁43aとの隙間を通る逆流10
1、および保持リング42の径外側部に矢印104で示
す渦流が発生することが判明した。この逆流101また
は渦流104の発生領域は送風機の風量とは無関係に生
ずるもので、多翼ファンの仕事を無駄に消費する不安定
な領域であり、吐出流や吸込流を乱す影響が大きく、送
風機の騒音を高める原因ともなっている。
【0005】また、このような従来の送風機によると、
メインブレード25の出口の風速分布は、図7に示すよ
うに、メインブレード25の下側に風速大になる風速分
布になっており、メインブレード25の上側にほとんど
空気が流れていないことが判明した。さらには、メイン
ブレード25より上側のケース内部に余分な空間38が
あると、この空間38で渦流や逆流が生じ、騒音性能お
よびファン効率の低下が発生することも判明した。
【0006】本発明が解決しようとする課題は、ブレ
ードの頂部とケース内壁との隙間を通って流れる逆流の
防止、スクロール上部の渦流の防止をすることによ
り、ファン効率の向上および騒音の低減をはかるように
した多翼送風機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の本発明の多翼送風機は、空気取入口を形成するベルマ
ウスを有するケースと、前記ケースに収納され、円周方
向に配設された多数のブレード、前記多数のブレードの
空気吸入側端部に形成された環状のシュラウドおよび前
記多数のブレードの反空気吸込側端部に形成された底プ
レートを有する遠心多翼ファンとを備え、前記シュラウ
ドは、前記空気取入口から前記ブレード間にファン軸方
向よりファン径外方向へ方向転換しつつ流入する空気流
れに沿った略円弧状の断面形状に形成され、前記ケース
の前記ベルマウス近傍の内壁断面形状が前記シュラウド
との間に微小隙間を介して前記シュラウドの断面形状に
沿うよう形成され、前記ケースのベルマウスには前記ブ
レード側からみて環状の凹部が形成されており、前記シ
ュラウドの径内方向端には前記環状の凹部内に延びる環
状突起が形成され、前記環状突起の高さH1 、前記環状
突起の上端と前記ベルマウス間の隙間H2とすると、 5≦H1 ≦10(mm)、 3≦H2 ≦5 (mm)、 であることを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明の遠心多翼ファンによると、シュラウド
は、空気取入口から取り入れた空気流れをファン軸方向
よりファン径外方向へ方向転換するようにほぼ円弧状の
断面形状に形成され、ケースは、ベルマウス近傍の内壁
断面形状が前記シュラウドとの間に微小隙間を介して前
記シュラウドの断面形状に沿うよう形成されていること
から、ブレード出口から前記微小隙間を通る内径側への
逆流の発生を防止し、騒音性能ならびにファン効率の向
上をはかる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。車両用空調装置の空気を取り込む送風機に本発明
を適用した実施例を図1〜図3に示す。通風系統は、図
2に示すように、車室外の空気を取り入れる外気取入口
2、または車室内の空気を取り入れる内気取入口3から
取り入れられた空気を送風機6の空気取入口36からケ
ース1内に取り込み、遠心多翼ファン20によりエバポ
レータ7に導く。外気取入口2と内気取入口3は回転自
在なダンパ5により開閉される。エバポレータ7の出口
側にはエアミックスダンパ8が設けられ、このエアミッ
クスダンパ8によって仕切られる第1流路18と第2流
路19のうちの片側の第2流路19にヒータコア17が
取り付けられている。エアミックスダンパ8とヒータコ
ア17の出口側に形成されるエアミックスチャンバ9
は、デフロスタ吹出口13、胸元吹出口12ならびに足
元吹出口10に連通している。各吹出口10、12、1
3の入口側には該吹出口の開度を調節するダンパ14、
15、16が回転自在に取り付けられている。
【0010】前記送風機6は、その具体的な構造が図1
に示される。送風機6は、ファン駆動用モータ33とケ
ース22と遠心多翼ファン20とからなる。ファン駆動
用モータ33の軸50は、モータケース38に支持固定
され、遠心多翼ファン20のボス部28に連結される。
ケース22は、樹脂成形された周知のスクロール形状に
形成されており、径外方向に延びる図2に示す空気出口
部37を有し、この空気出口部37はエバポレータ7の
空気入口側に接続されている。図3に示すように、空気
取入口を形成するベルマウス31は、環状の立上げ部6
1と、立上げ部61の先端から半円弧状に径内側方向に
湾曲する円弧部62と、この円弧部62の内側下端から
垂れ下がる環状の突出部63とからなる。ケース22の
上面23と下面27は、径外方向にいくに従い下方に傾
斜している。このケース22の上面23と下面27が径
外方向にいくに従い下方に傾斜しているのは、後述する
底プレート24に沿ってメインブレード25の出口から
径外方向に空気の流れを円滑に案内し渦流を抑制するた
めである。
【0011】遠心多翼ファン20は、底プレート24と
多数のメインブレード25とシュラウド26とサブブレ
ード70から構成される。底プレート24は、図2に示
すファン駆動用のモータ33からの駆動力が伝達される
ボス部28を有している。また底プレート24の頂面2
4aは中央部から外周方向に滑らかに湾曲するような曲
面に形成されている。
【0012】メインブレード25は、底プレート24の
外周端24bの近傍から立ち上がるように形成されるも
ので、底プレート24の外周端24bの近傍に円周方向
に沿って所定の円弧間隔をおいて多数配置される。シュ
ラウド26は、メインブレード25の頂部に環状に形成
される環状傾斜部26cと、この環状傾斜部26cの内
径側上端部から上方へ立ち上がる環状突起26bからな
り、補強リングの役目を兼ねる。このシュラウド26
は、シュラウド内周端26aと底プレート外周端24b
とを結ぶ線が型割りライン30に一致している。環状傾
斜部26cは、ケース内壁との狭い隙間が半径方向にか
つ環状に延びている。この隙間のメインブレード25の
出口側から入口側への距離を長くすることで図3に示す
流れ201aの逆流を効果的に抑制するためである。
【0013】次に、本実施例のサブブレードの特徴を図
3および図6に基づいて説明する。サブブレード70
は、メインブレード25と樹脂成形により一体成形され
るものである。このサブブレード70は底プレート24
の下方まで延びている。そしてサブブレード70の下端
に上方に切り込まれる環状の切欠部72が形成される。
この切欠部72は、遠心多翼ファン保管時の積載性およ
び運搬性をよくする働きがある。すなわち、図6に示す
ように、遠心多翼ファン20を保管するときなど複数の
ファン20を上方向に積載する。このとき、下側のファ
ン20の突起26bが上側のファン20の切欠部72に
嵌合する。切欠部72の切込長さは、突起26bの立上
り長さよりも長い。これにより、メインブレード25の
上端の突起26bとサブブレード70の下端の切欠部7
2とが環状に当接し合うことにより、ファン20が上方
に積み上げ可能となり、しかも環状嵌合により積み上げ
られるため、ファン20の荷崩れが防止されるので、保
管性、運搬性が良好となる。
【0014】そして、前記遠心多翼ファン20を収納す
るケース22は、前記シュラウド26の突起26bを包
み込むように断面半円弧状に形成されるベルマウス31
が形成され、このベルマウス内壁31aと突起26bの
間には微小な一定間隔δ例えば約3mm程度を有する。
ベルマウス31の付け根部近傍のケース内壁22cはシ
ュラウド26の頂面26cとほぼ一定の微小間隔δ例え
ば約3mm程度をあけて形成されている。このようなほ
ぼ一定の微小間隔δは、シュラウド26の突起26bの
外周壁から径外方向に向けて滑らかに湾曲して形成され
る頂面26cの径外方向端26dまで形成されている。
【0015】一般に、シュラウド26とベルマウス31
との間の隙間は狭くするのが望ましい。これは、メイン
ブレード25入口側の低圧側からメインブレード25出
口側の高圧側との圧力差によりシュラウド26とベルマ
ウス31の間の隙間に逆流が発生しやすいため、この逆
流の防止をはかるためである。ブレード入口側からブレ
ード出口側へ流れる風の流れは、図3に示す流れ201
a、流れ201b、流れ201cなどの方向のものに大
別される。流れ201aは、ブレード入口側とブレード
出口側の圧力差によってベルマウス31とシュラウド2
6との間から逆流しようとするもので、ファン固有の騒
音を発生する一因となる。この逆流を防止する点に本発
明の実施例の特徴がある。
【0016】ここで、環状突起26bの高さH1 、環状
突起26bの上端とベルマウス31の内壁との隙間H
2 、メインブレード25と突出部63との隙間H3 は、
それぞれ次の関係を有するように設定する。 5≦H1 ≦10(mm)、 3≦H2 ≦5 (mm)、 3≦H3 ≦H1 (mm)、 5≦H1 ≦10 5≦H1 としたのは、5>H1 にすると、シュラウド2
6の突起26bとベルマウス31の円弧部62との隙間
が大きくなることにより流れ201aの逆流の量が増え
騒音が過度に上昇するからである。H1 ≦10としたの
は、H1 >10とすると、図4に示すグラフから理解さ
れるようにH1 が8mm以上であれば十分に騒音低減効果
があり、しかもH1 を過度に大きくすると上方に延びて
搭載スペースをあまりに増大してしまうからである。
【0017】なお、図4は、H2 =3mm(一定)にした
ときの環状突起26bの高さと比騒音上昇値の関係を示
した実験データである。実験条件は、ファン径:150
mm、ファン幅:85mm、スクロール広がり角:5.
5°、ブロアモータ電圧:12V(一定)とした。 3≦H2 ≦5 3≦H2 としたのは、H2 の大きさが組付公差に伴う当
たり防止のため最低限3mm以上必要だからである。また
2 ≦5としたのは、図5に示すように、H2が5mmを
超えると、流れ201aの流量が過度に増大し騒音が著
しくなるからである。
【0018】なお、図5は、H1 =8mm(一定)にした
ときの環状突起26bの上端とベルマウス内壁との隙間
2 と比騒音上昇値の関係を示した実験データである。
実験条件は、ファン径:150mm、ファン幅:85m
m、スクロール広がり角:5.5°、ブロアモータ電
圧:12V(一定)とした。 3≦H3 ≦H1 3≦H3 としたのは、突出部63とブレードとの接触を
さけるために組付公差の関係上少なくとも3mm以上確保
する必要があるからである。H3 ≦H1 としたのは、突
出部63の長さが0以上であればよいことを示してい
る。本発明では突出部63は形成されればよく、また形
成されなくても流れ201aに示すような逆流防止効果
はある。
【0019】前記実施例によると、空気取入口36から
取り入れた空気流れをファン軸方向よりファン径外方向
げ方向転換するようにシュラウド26をほぼ円弧状の断
面形状に形成し、ベルマウス内壁31aおよびケース内
壁22cとシュラウド26との隙間が微小間隔δによっ
て狭くしかも内径側から外径側までの長い距離にわたり
形成されるため、メインブレード25の出口からこの隙
間を通って内径側に逆流しようとする風量が低減され
る。従って、ファン効率の向上ならびに騒音の低減が図
れる。
【0020】次に、本発明の前記実施例と従来の比較例
とを図3と図7に基づいて説明する。 逆流防止効果 図3に示す前記実施例は、ベルマウス31の空気取入口
36から矢印200方向に空気の流れが形成され、ファ
ン軸方向からファン径外方向に空気流れ方向が次第に方
向転換され、メインブレード25の外端から矢印201
b、201c方向に流れが形成される。このとき、ベル
マウス内壁31aおよびケース22の上面23とシュラ
ウド26とは長い領域にわたって狭い隙間δに保たれて
いるので、前述の範囲に示される隙間δを通って流れる
逆流はほとんど生じない。これに対し、図7に示す従来
の比較例では、補強リング42の先端42bとケース4
3aとの狭い隙間の領域が非常に短く、この隙間を通っ
て流れる逆流101を完全になくすことはできない。こ
の逆流がファン効率の低減ならびに騒音の増大の原因と
なる。
【0021】 ブレード間の渦流防止効果 メインブレード25の出口の風速分布は、本発明者によ
る火花追跡法による可視化実験の結果より、図7に示す
ように、メインブレード25の下側に偏っており、メイ
ンブレード25の上側はほとんど空気が流れていない。
このことから、通風抵抗が少し大きくなると、図7の前
記比較例では渦流102や逆流103が生じる。これに
対し、図3に示す前記実施例では、シュラウド26があ
るためにメインブレード25間の上側で渦流や逆流がが
生じず、ファン効率の向上ならびに騒音の低減が効果的
に図れる。
【0022】 スクロール上部の渦流防止効果 前記実施例および前記比較例の多翼送風機は、車両用空
調装置の通風系に適用した送風機であるが、このような
送風機は静圧に比べて風量が相対的に大きい。そのた
め、図7に示す前記比較例では、メインブレード25の
位置よりも上方のスクロール内部に余分な空間38があ
ることで、渦流104が生じ、ファン効率の低下ならび
に騒音の増大が発生しやすい。これに対し、図3に示す
前記実施例では、メインブレード25の径外方向側の上
部の余分な空間が狭く形成されているので、渦流や逆流
が発生しにくく、ファン効率の向上ならびに騒音の低減
が効果的に図れる。
【0023】本発明は、多翼送風機全般に適用した場合
に前記効果が得られるものであるが、特に空調装置の通
風系のように比較的通風抵抗の大きな通風系に適用する
と前記効果が顕著である。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の多翼送風
機によれば、多数のブレードの頂部にシュラウドを形成
し、空気取入口から前記ブレード間にファン軸方向より
ファン径外方向へ空気流れを方向転換するように流入す
る空気流れに沿った略円弧状の断面形状にシュラウドを
形成し、このシュラウドの径内方向端に形成される環状
突起の高さH1 と環状突起の上端とベルマウス内壁間の
隙間H2 を一定の範囲に規定したので、この隙間を通る
逆流を抑制し、ファン効率の向上ならびに騒音の低減を
はかることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による多翼送風機の右側半分を
示す断面図である。
【図2】本発明の多翼送風機を車両用空調装置に適用し
た実施例を示す概略構成図である。
【図3】本発明の実施例の多翼送風機の要部を示す概略
構成図である。
【図4】環状突起の高さと比騒音上昇値の関係を示した
特性図である。
【図5】環状突起とベルマウス内壁間の隙間と比騒音上
昇値との関係を示した特性図である。
【図6】組み付け前の本発明の実施例によるファンを積
み上げた状態を示す要部断面図である。
【図7】従来の多翼送風機を示す要部断面図である。
【符号の説明】
6 多翼送風機 20 遠心多翼ファン(ファン) 22 ケース 22c ケース内壁 24 底プレート 25 メインブレード 26 シュラウド 26b 環状突起 26c 頂面 31 ベルマウス 36 空気取入口

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気取入口を形成するベルマウスを有す
    るケースと、 前記ケースに収納され、円周方向に配設された多数のブ
    レード、前記多数のブレードの空気吸入側端部に形成さ
    れた環状のシュラウドおよび前記多数のブレードの反空
    気吸込側端部に形成された底プレートを有する遠心多翼
    ファンとを備え、 前記シュラウドは、前記空気取入口から前記ブレード間
    にファン軸方向よりファン径外方向へ方向転換しつつ流
    入する空気流れに沿った略円弧状の断面形状に形成さ
    れ、 前記ケースの前記ベルマウス近傍の内壁断面形状が前記
    シュラウドとの間に微小隙間を介して前記シュラウドの
    断面形状に沿うよう形成され、 前記ケースのベルマウスには前記ブレード側からみて環
    状の凹部が形成されており、前記シュラウドの径内方向
    端には前記環状の凹部内に延びる環状突起が形成され、 前記環状突起の高さH1 、前記環状突起の上端と前記ベ
    ルマウス間の隙間H2とすると、 5≦H1 ≦10(mm)、 3≦H2 ≦5 (mm)、 であることを特徴とする多翼送風機。
JP16699393A 1993-07-06 1993-07-06 多翼送風機 Expired - Lifetime JP3351438B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16699393A JP3351438B2 (ja) 1993-07-06 1993-07-06 多翼送風機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16699393A JP3351438B2 (ja) 1993-07-06 1993-07-06 多翼送風機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0727097A true JPH0727097A (ja) 1995-01-27
JP3351438B2 JP3351438B2 (ja) 2002-11-25

Family

ID=15841401

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16699393A Expired - Lifetime JP3351438B2 (ja) 1993-07-06 1993-07-06 多翼送風機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3351438B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09112270A (ja) * 1995-10-18 1997-04-28 Hitachi Constr Mach Co Ltd エンジン冷却装置
WO2004097225A1 (ja) 2003-05-01 2004-11-11 Daikin Industries, Ltd. 多翼遠心送風機
DE19903359B4 (de) * 1998-02-02 2007-02-08 Denso Corp., Kariya Zentrifugal-Gebläseeinheit
US7883312B2 (en) 2005-03-31 2011-02-08 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Centrifugal blower
US8167550B2 (en) 2007-12-18 2012-05-01 Denso Corporation Blower unit
JP2017082609A (ja) * 2015-10-23 2017-05-18 ミネベアミツミ株式会社 遠心ファン
CN106762818A (zh) * 2017-03-29 2017-05-31 广东美的厨房电器制造有限公司 用于吸油烟机的风轮、风机和具有其的吸油烟机
WO2021182819A1 (ko) * 2020-03-09 2021-09-16 한온시스템 주식회사 차량용 공조장치의 송풍유닛

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4865497B2 (ja) 2006-10-19 2012-02-01 三菱重工業株式会社 遠心式送風装置
JP4557074B2 (ja) * 2007-12-18 2010-10-06 株式会社デンソー 送風ユニット

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09112270A (ja) * 1995-10-18 1997-04-28 Hitachi Constr Mach Co Ltd エンジン冷却装置
DE19903359B4 (de) * 1998-02-02 2007-02-08 Denso Corp., Kariya Zentrifugal-Gebläseeinheit
WO2004097225A1 (ja) 2003-05-01 2004-11-11 Daikin Industries, Ltd. 多翼遠心送風機
US7244099B2 (en) * 2003-05-01 2007-07-17 Daikin Industries, Ltd. Multi-vane centrifugal fan
US7883312B2 (en) 2005-03-31 2011-02-08 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Centrifugal blower
US8167550B2 (en) 2007-12-18 2012-05-01 Denso Corporation Blower unit
JP2017082609A (ja) * 2015-10-23 2017-05-18 ミネベアミツミ株式会社 遠心ファン
CN106762818A (zh) * 2017-03-29 2017-05-31 广东美的厨房电器制造有限公司 用于吸油烟机的风轮、风机和具有其的吸油烟机
WO2021182819A1 (ko) * 2020-03-09 2021-09-16 한온시스템 주식회사 차량용 공조장치의 송풍유닛

Also Published As

Publication number Publication date
JP3351438B2 (ja) 2002-11-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5566663B2 (ja) 多翼遠心ファンおよびそれを用いた空気調和機
JPH0886299A (ja) 遠心式送風機
US20050207888A1 (en) Centrifugal fan and casing thereof
JP4779627B2 (ja) 多翼送風機
JP2940751B2 (ja) 多翼送風機
KR20030051888A (ko) 고효율의 단일형 원심형 블로워
JP3700217B2 (ja) 遠心式送風機
JPH0727097A (ja) 多翼送風機
JPH05332293A (ja) 多翼送風機
JP3120411B2 (ja) 多翼送風機
JP2715839B2 (ja) 遠心式送風機
JP4505885B2 (ja) 送風機及びこれを用いた空気調和機並びに空気清浄機
KR100716207B1 (ko) 다익송풍기
US11407272B2 (en) Blower apparatus and automotive air conditioner
JPH07208396A (ja) 遠心式送風機
JP3438269B2 (ja) 多翼送風機
JPH07119691A (ja) 多翼送風ファン
JP2017057858A (ja) 遠心式ファン
JP6588999B2 (ja) 遠心式ファン
JP3726386B2 (ja) 遠心式送風機
JPH05280497A (ja) 多翼送風機
JP3502256B2 (ja) 電動機用冷却ファン
KR100550597B1 (ko) 다익송풍기
JPH07243397A (ja) 送風機
JP3476085B2 (ja) 多翼送風ファン

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 9

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110920

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 9

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110920

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120920

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120920

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 11

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130920

EXPY Cancellation because of completion of term