JPH0727089Y2 - 連打式釘打機の打撃ピストン戻し機構 - Google Patents
連打式釘打機の打撃ピストン戻し機構Info
- Publication number
- JPH0727089Y2 JPH0727089Y2 JP5529791U JP5529791U JPH0727089Y2 JP H0727089 Y2 JPH0727089 Y2 JP H0727089Y2 JP 5529791 U JP5529791 U JP 5529791U JP 5529791 U JP5529791 U JP 5529791U JP H0727089 Y2 JPH0727089 Y2 JP H0727089Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- movable cylinder
- striking piston
- striking
- chamber
- compressed air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ハウジング内に可動シ
リンダを収容し、可動シリンダ内に打撃ピストンを収容
するとともに、該打撃ピストンを連続的に繰り返し駆動
するように構成した連打式釘打機において、上記可動シ
リンダを収容するハウジングが打撃ピストンの駆動時に
受ける反動を低減するとともに、打撃ピストンを確実に
原位置に復帰移動させる打撃ピストン戻し機構に関す
る。
リンダを収容し、可動シリンダ内に打撃ピストンを収容
するとともに、該打撃ピストンを連続的に繰り返し駆動
するように構成した連打式釘打機において、上記可動シ
リンダを収容するハウジングが打撃ピストンの駆動時に
受ける反動を低減するとともに、打撃ピストンを確実に
原位置に復帰移動させる打撃ピストン戻し機構に関す
る。
【0002】
【従来技術とその問題点】一般に、同一の釘を連続的に
繰り返し打撃することによって打込みを行なう連打式釘
打機が知られている。その1つの方式として、釘に打撃
を与えるために駆動される打撃ピストンの反作用により
シリンダを動かし、この動きに基づいて可動シリンダの
上室を圧縮空気供給源と排気口とに交互に切り換えて打
撃ピストンを繰り返し駆動させる機構が採用されてい
る。そして、打撃行程を終了した打撃ピストンを再駆動
させるために上方位置へ復帰させる機構として、可動シ
リンダの周囲に打撃ピストン戻し空気蓄圧用のエアチャ
ンバを形成し、該エアチャンバ内に打撃ピストンの打撃
行程中に蓄えられた圧縮空気を打撃ピストンの下室に供
給して打撃ピストンを上昇復帰させるものが知られてい
る。
繰り返し打撃することによって打込みを行なう連打式釘
打機が知られている。その1つの方式として、釘に打撃
を与えるために駆動される打撃ピストンの反作用により
シリンダを動かし、この動きに基づいて可動シリンダの
上室を圧縮空気供給源と排気口とに交互に切り換えて打
撃ピストンを繰り返し駆動させる機構が採用されてい
る。そして、打撃行程を終了した打撃ピストンを再駆動
させるために上方位置へ復帰させる機構として、可動シ
リンダの周囲に打撃ピストン戻し空気蓄圧用のエアチャ
ンバを形成し、該エアチャンバ内に打撃ピストンの打撃
行程中に蓄えられた圧縮空気を打撃ピストンの下室に供
給して打撃ピストンを上昇復帰させるものが知られてい
る。
【0003】上記打撃ピストン戻し機構は、可動シリン
ダの中途部に形成した小孔を介して前記チャンバ内に圧
縮空気が供給されるものであるが、連打式釘打機では一
本の釘を多数回の繰り返し打撃によって打ち込むもので
あるから、初期の打撃では打撃ピストンが下死点まで到
達できずに途中から戻し行程となるため、上記エアチャ
ンバ内へ十分な圧縮空気を蓄圧することができず、従っ
て打撃ピストンを確実に復帰移動させることができな
い。
ダの中途部に形成した小孔を介して前記チャンバ内に圧
縮空気が供給されるものであるが、連打式釘打機では一
本の釘を多数回の繰り返し打撃によって打ち込むもので
あるから、初期の打撃では打撃ピストンが下死点まで到
達できずに途中から戻し行程となるため、上記エアチャ
ンバ内へ十分な圧縮空気を蓄圧することができず、従っ
て打撃ピストンを確実に復帰移動させることができな
い。
【0004】打撃ピストンが十分な上方位置まで復帰し
ない状態で再び打撃行程が開始されると、打撃ピストン
に十分な加速が付与されないうちに打撃されてしまうた
め、打撃パワーが小さくなり、同一の釘に対する打撃回
数が多くなって作業能率が低下するという問題が生ず
る。
ない状態で再び打撃行程が開始されると、打撃ピストン
に十分な加速が付与されないうちに打撃されてしまうた
め、打撃パワーが小さくなり、同一の釘に対する打撃回
数が多くなって作業能率が低下するという問題が生ず
る。
【0005】これを解決する技術として、可動シリンダ
内とエアチャンバを連通する小孔をシリンダの上方位置
に形成することにより、早い時期にエアチャンバ内へ圧
縮空気を供給させることが考えられる。しかし、上記小
孔は、打撃行程中の打撃ピストン下側の可動シリンダ下
室内の圧力上昇をエアチャンバ内に逃がして、打撃ピス
トンの打撃力の低減を防止する機能をもっている。この
ため、上記小孔を上方位置に形成することはできない。
内とエアチャンバを連通する小孔をシリンダの上方位置
に形成することにより、早い時期にエアチャンバ内へ圧
縮空気を供給させることが考えられる。しかし、上記小
孔は、打撃行程中の打撃ピストン下側の可動シリンダ下
室内の圧力上昇をエアチャンバ内に逃がして、打撃ピス
トンの打撃力の低減を防止する機能をもっている。この
ため、上記小孔を上方位置に形成することはできない。
【0006】さらに、可動シリンダによる連打式釘打機
では、反動力によって上方へ移動した可動シリンダを下
方へ復帰させるためにハウジングと可動シリンダ間に圧
縮バネ等の付勢手段を常時作用させている。このため打
撃ピストンの戻し行程が始まると可動シリンダは即下降
を開始して再度の打撃行程を開始させる方向に作動す
る。打撃ピストンは打撃回数が多くなるに従い戻しスト
ロークが大きくなり(釘が深く打ち込まれていくか
ら)、戻しの時間が多く必要となるのに対し、可動シリ
ンダの戻り時間は一定である。圧縮空気の供給・排気の
切換えは可動シリンダの移動に従うため、打撃ピストン
が十分に戻りきらないうちに打撃行程が開始されてしま
い、打撃力が小さくなってしまう。
では、反動力によって上方へ移動した可動シリンダを下
方へ復帰させるためにハウジングと可動シリンダ間に圧
縮バネ等の付勢手段を常時作用させている。このため打
撃ピストンの戻し行程が始まると可動シリンダは即下降
を開始して再度の打撃行程を開始させる方向に作動す
る。打撃ピストンは打撃回数が多くなるに従い戻しスト
ロークが大きくなり(釘が深く打ち込まれていくか
ら)、戻しの時間が多く必要となるのに対し、可動シリ
ンダの戻り時間は一定である。圧縮空気の供給・排気の
切換えは可動シリンダの移動に従うため、打撃ピストン
が十分に戻りきらないうちに打撃行程が開始されてしま
い、打撃力が小さくなってしまう。
【0007】
【考案の目的】本考案は打撃ピストンを充分な上方位置
に戻し、一回毎の打撃力を向上させて、少ない回数の打
撃で釘の打込みを可能にする打撃ピストン戻し機構を提
供することをその目的とする。
に戻し、一回毎の打撃力を向上させて、少ない回数の打
撃で釘の打込みを可能にする打撃ピストン戻し機構を提
供することをその目的とする。
【0008】
【目的を達成するための手段】前記目的を達成するた
め、本考案に係る連打式釘打機の打撃ピストン戻し機構
は、打撃ピストンと、打撃ピストンを摺動自在に収容す
るとともに打撃ピストンの反力により打撃ピストンと反
対側に摺動する可動シリンダと、該可動シリンダを摺動
可能に収容したハウジングとを備え、前記可動シリンダ
の摺動によって前記可動シリンダの上室を圧縮空気供給
源と排気口とに交互に切り換えて打撃ピストンを繰り返
し駆動するように成した連打式釘打機において、前記可
動シリンダの周囲には前記打撃ピストンの下方に位置す
る可動シリンダの下室と連通させた戻し用エアチャンバ
を形成し、前記可動シリンダの外周面とハウジングの内
周面との間には、前記エアチャンバ内に供給されるエア
により前記可動シリンダを下方に押し下げる向きの有効
面積差を形成するとともに、前記エアチャンバと圧縮空
気供給源とを接続するエア供給路を形成し、且つ該エア
供給路を可動シリンダの上昇時にのみ連通させるバルブ
機構を設けたことを特徴とする。
め、本考案に係る連打式釘打機の打撃ピストン戻し機構
は、打撃ピストンと、打撃ピストンを摺動自在に収容す
るとともに打撃ピストンの反力により打撃ピストンと反
対側に摺動する可動シリンダと、該可動シリンダを摺動
可能に収容したハウジングとを備え、前記可動シリンダ
の摺動によって前記可動シリンダの上室を圧縮空気供給
源と排気口とに交互に切り換えて打撃ピストンを繰り返
し駆動するように成した連打式釘打機において、前記可
動シリンダの周囲には前記打撃ピストンの下方に位置す
る可動シリンダの下室と連通させた戻し用エアチャンバ
を形成し、前記可動シリンダの外周面とハウジングの内
周面との間には、前記エアチャンバ内に供給されるエア
により前記可動シリンダを下方に押し下げる向きの有効
面積差を形成するとともに、前記エアチャンバと圧縮空
気供給源とを接続するエア供給路を形成し、且つ該エア
供給路を可動シリンダの上昇時にのみ連通させるバルブ
機構を設けたことを特徴とする。
【0009】
【考案の作用、効果】前記構成によれば、打撃ピストン
による打撃動作後に可動シリンダが上昇した時にのみエ
ア供給路が開放され、圧縮空気供給源からの圧縮空気が
戻し用エアチャンバ内に供給され、さらに可動シリンダ
の下室に供給されるから、打撃ピストンは下側から充分
な圧力を受けて確実に元の上方位置に上昇復帰する。し
たがって、打撃ピストンによる打撃一回あたりのパワー
が増大し、少ない回数の打撃で短時間に釘の打ち込み作
業を終了でき、作業能率が向上する。
による打撃動作後に可動シリンダが上昇した時にのみエ
ア供給路が開放され、圧縮空気供給源からの圧縮空気が
戻し用エアチャンバ内に供給され、さらに可動シリンダ
の下室に供給されるから、打撃ピストンは下側から充分
な圧力を受けて確実に元の上方位置に上昇復帰する。し
たがって、打撃ピストンによる打撃一回あたりのパワー
が増大し、少ない回数の打撃で短時間に釘の打ち込み作
業を終了でき、作業能率が向上する。
【0010】これに関連し、打撃行程中は打撃ピストン
下側と連通した戻し用エアチャンバと圧縮空気供給源と
を接続するエア供給路は完全に遮断されているため、戻
し用エアチャンバ内の圧力が不必要に上昇しないので、
打撃力を低減させることがない。
下側と連通した戻し用エアチャンバと圧縮空気供給源と
を接続するエア供給路は完全に遮断されているため、戻
し用エアチャンバ内の圧力が不必要に上昇しないので、
打撃力を低減させることがない。
【0011】さらに、可動シリンダは打撃ピストンの打
撃動作の後、戻し用エアチャンバ内の圧縮空気の作用を
受ける有効面積差により下方に押し下げられるので、バ
ネ等の手段によることなしに元の下方位置に復帰移動さ
せることができる。しかも、打撃行程中に可動シリンダ
には下方への戻し力が作用せず、可動シリンダが上方へ
移動して戻し用エアチャンバ内に圧縮空気が導入されて
初めて可動シリンダに戻し力が作用するので、可動シリ
ンダが上昇して圧縮空気の供給、排気の交互の切換えが
行なわれるタイミングが遅れ、再度の打撃行程に移行す
るタイミングが遅くなり、打撃ピストンの下死点近くか
らの戻り行程に時間的余裕が生じることになり、打撃ピ
ストンの戻し性能が向上する。
撃動作の後、戻し用エアチャンバ内の圧縮空気の作用を
受ける有効面積差により下方に押し下げられるので、バ
ネ等の手段によることなしに元の下方位置に復帰移動さ
せることができる。しかも、打撃行程中に可動シリンダ
には下方への戻し力が作用せず、可動シリンダが上方へ
移動して戻し用エアチャンバ内に圧縮空気が導入されて
初めて可動シリンダに戻し力が作用するので、可動シリ
ンダが上昇して圧縮空気の供給、排気の交互の切換えが
行なわれるタイミングが遅れ、再度の打撃行程に移行す
るタイミングが遅くなり、打撃ピストンの下死点近くか
らの戻り行程に時間的余裕が生じることになり、打撃ピ
ストンの戻し性能が向上する。
【0012】加えて、可動シリンダを復帰させるための
有効面積差を戻し用エアチャンバ内に構成してあるた
め、上記有効面積差が実際に作用するのは、エア供給路
を介して戻し用エアチャンバと環状チャンバとが接続し
た後、つまり圧縮空気供給源が打撃ピストンが駆動され
て釘を打撃した後であり、釘打機駆動前及び打撃行程中
には可動シリンダはフリー状態となっているから、ハウ
ジングを戻し付勢力に抗して押し付けておく必要がな
い。
有効面積差を戻し用エアチャンバ内に構成してあるた
め、上記有効面積差が実際に作用するのは、エア供給路
を介して戻し用エアチャンバと環状チャンバとが接続し
た後、つまり圧縮空気供給源が打撃ピストンが駆動され
て釘を打撃した後であり、釘打機駆動前及び打撃行程中
には可動シリンダはフリー状態となっているから、ハウ
ジングを戻し付勢力に抗して押し付けておく必要がな
い。
【0013】
【実施例】以下、図面によって本考案の実施例について
説明すると、図1は連打式釘打機の要部の断面図で、同
図において1は打撃ピストン、2は可動シリンダ、3は
ハウジングを示す。打撃ピストン1は可動シリンダ2内
に摺動自在に収容され、釘を打撃するドライバ4と一体
に結合している。可動シリンダ2は打撃ピストン1を摺
動自在に収容するとともに打撃ピストン1の反力により
打撃ピストン1と反対側に摺動する。ハウジング3は釘
打機に一体に形成され、上記可動シリンダ2を内部に摺
動自在に収容している。
説明すると、図1は連打式釘打機の要部の断面図で、同
図において1は打撃ピストン、2は可動シリンダ、3は
ハウジングを示す。打撃ピストン1は可動シリンダ2内
に摺動自在に収容され、釘を打撃するドライバ4と一体
に結合している。可動シリンダ2は打撃ピストン1を摺
動自在に収容するとともに打撃ピストン1の反力により
打撃ピストン1と反対側に摺動する。ハウジング3は釘
打機に一体に形成され、上記可動シリンダ2を内部に摺
動自在に収容している。
【0014】前記可動シリンダ2の外周面とハウジング
3の内周面との間には環状チャンバ5が形成されてい
る。この環状チャンバ5はハウジング3の内周面に形成
された内側環状凸部6と、その上部に配置された環状の
ヘッドバルブ7との間に形成されている。そして、環状
チャンバ5は可動シリンダ2の摺動距離より長い幅に形
成され、ハウジング3に形成された圧縮空気供給口8を
介して常時圧縮空気供給源9に接続している。なお、ヘ
ッドバルブ7は通常は下部位置にあり、釘打機の起動操
作に応じて上方に作動するように構成されている。
3の内周面との間には環状チャンバ5が形成されてい
る。この環状チャンバ5はハウジング3の内周面に形成
された内側環状凸部6と、その上部に配置された環状の
ヘッドバルブ7との間に形成されている。そして、環状
チャンバ5は可動シリンダ2の摺動距離より長い幅に形
成され、ハウジング3に形成された圧縮空気供給口8を
介して常時圧縮空気供給源9に接続している。なお、ヘ
ッドバルブ7は通常は下部位置にあり、釘打機の起動操
作に応じて上方に作動するように構成されている。
【0015】また、可動シリンダ2の側壁上部には、打
撃ピストン1によって上方に画成された上室10に連通
する上部連通孔11が形成され、該上部連通孔11の上
下には、上記ヘッドバルブ7の内周面に選択的に当接・
離反するシール部12、13が設けられている。なお、
ハウジング3には上記可動シリンダ2の上方に排気口1
4が形成されている。
撃ピストン1によって上方に画成された上室10に連通
する上部連通孔11が形成され、該上部連通孔11の上
下には、上記ヘッドバルブ7の内周面に選択的に当接・
離反するシール部12、13が設けられている。なお、
ハウジング3には上記可動シリンダ2の上方に排気口1
4が形成されている。
【0016】次に、可動シリンダ2の外周面には、内側
環状凸部6に摺動する部位に、中央シール部15が設け
られている。また、可動シリンダ2の下端部には外側に
突出する外側環状凸部19が形成され、該外側環状凸部
19の外周面には、ハウジング3の内周面に当接する下
部シール部20が周設されている。そして、ハウジング
3の内側環状凸部6と可動シリンダ2の外側環状凸部1
9との間には、可動シリンダ2の周囲に、打撃ピストン
の下側に位置する可動シリンダ2の下室21と連通させ
た打撃ピストン1の戻し用エアチャンバ17が形成され
ている。可動シリンダ2の側壁下部には常時上記戻し用
エアチャンバ17に連通する下部連通孔18が形成され
ている。
環状凸部6に摺動する部位に、中央シール部15が設け
られている。また、可動シリンダ2の下端部には外側に
突出する外側環状凸部19が形成され、該外側環状凸部
19の外周面には、ハウジング3の内周面に当接する下
部シール部20が周設されている。そして、ハウジング
3の内側環状凸部6と可動シリンダ2の外側環状凸部1
9との間には、可動シリンダ2の周囲に、打撃ピストン
の下側に位置する可動シリンダ2の下室21と連通させ
た打撃ピストン1の戻し用エアチャンバ17が形成され
ている。可動シリンダ2の側壁下部には常時上記戻し用
エアチャンバ17に連通する下部連通孔18が形成され
ている。
【0017】そして、ハウジング3の内側環状凸部6の
内周面の上部の一部にはバイパス16aが形成され、該
バイパス16aと上記内側環状凸部6と可動シリンダ2
との間の間隙16bとによってエア供給路16が形成さ
れている。したがって、可動シリンダ2が下方位置にあ
るときは、中央シール部15が上記内側環状凸部6の内
周面に当接して上記エア供給路16を閉鎖するが、可動
シリンダ2が上昇して上記バイパス16aを越えると、
エア供給路16が開放され、圧縮空気供給源9に通じる
環状チャンバ5と戻し用エアチャンバ17とを接続す
る。このように、可動シリンダ2の上下動によりエア供
給路16を開閉するバルブ機構が構成されている。
内周面の上部の一部にはバイパス16aが形成され、該
バイパス16aと上記内側環状凸部6と可動シリンダ2
との間の間隙16bとによってエア供給路16が形成さ
れている。したがって、可動シリンダ2が下方位置にあ
るときは、中央シール部15が上記内側環状凸部6の内
周面に当接して上記エア供給路16を閉鎖するが、可動
シリンダ2が上昇して上記バイパス16aを越えると、
エア供給路16が開放され、圧縮空気供給源9に通じる
環状チャンバ5と戻し用エアチャンバ17とを接続す
る。このように、可動シリンダ2の上下動によりエア供
給路16を開閉するバルブ機構が構成されている。
【0018】ここで、可動シリンダ2の中央シール部1
5とハウジング3の内側環状凸部6との当接部aの径を
L1 とし、可動シリンダ2の外側環状凸部19の下部シ
ール部20とハウジング3の内周面との当接部bの径を
L2 とすると、戻し用エアチャンバ17内に圧縮空気が
供給されている場合に、可動シリンダ2を上方に移動さ
せようとする圧縮空気の付勢力は、径L1 の当接部aが
受ける圧縮空気の受圧有効面積に対応し、可動シリンダ
2を下方に移動させようとする付勢力は径L2の当接部
bが受ける受圧有効面積に対応する。径L1 の当接部a
は径L2 の当接部bよりも有効面積が小さいから、エア
チャンバ17内に供給された圧縮空気の圧力は、可動シ
リンダ2を下方に押し下げるように作用する。したがっ
て、可動シリンダ2は常に下方に付勢されている。
5とハウジング3の内側環状凸部6との当接部aの径を
L1 とし、可動シリンダ2の外側環状凸部19の下部シ
ール部20とハウジング3の内周面との当接部bの径を
L2 とすると、戻し用エアチャンバ17内に圧縮空気が
供給されている場合に、可動シリンダ2を上方に移動さ
せようとする圧縮空気の付勢力は、径L1 の当接部aが
受ける圧縮空気の受圧有効面積に対応し、可動シリンダ
2を下方に移動させようとする付勢力は径L2の当接部
bが受ける受圧有効面積に対応する。径L1 の当接部a
は径L2 の当接部bよりも有効面積が小さいから、エア
チャンバ17内に供給された圧縮空気の圧力は、可動シ
リンダ2を下方に押し下げるように作用する。したがっ
て、可動シリンダ2は常に下方に付勢されている。
【0019】次に、前記構成の釘打機の作動態様につい
て説明すると、釘打機起動前は図1に示されるように、
可動シリンダ2はハウジング3の下端位置にあり、打撃
ピストン1は可動シリンダ2の上方に位置し、その上室
10は排気口14を介して大気に開かれている。ここ
で、釘打機を起動操作し、ヘッドバルブ7を図2のよう
に上方に移動させると、ヘッドバルブ7が可動シリンダ
2の上部に設けられたシール部13から離反してシール
部12に当接する。これにより、可動シリンダ2の上部
連通孔11と排気口14との接続は遮断され、圧縮空気
供給源9に通じる環状チャンバ5は上部連通孔11を介
して可動シリンダ2の上室10に開かれるので、圧縮空
気が上記上室10に急激に供給され、打撃ピストン1が
駆動されてドライバ4が釘(図示せず)を打撃する。こ
のとき、打撃ピストン1が下方へ駆動された反力により
可動シリンダ2は反対の上方に移動する。同時に、打撃
ピストン1の下向きの移動により、可動シリンダ2の下
室21内の空気は圧縮され、その一部は可動シリンダ2
外に排出され、他の一部は下部連通孔18を経て戻し用
エアチャンバ17内に供給される。なお、打撃ピストン
1の打撃行程において、可動シリンダ2の中央シール部
15はハウジング3の内側環状凸部6に当接してシール
状態を保持してエア供給路16を閉鎖しているから、戻
し用エアチャンバ17には環状チャンバ5からの圧縮空
気の流入がなく、したがって打撃ピストン1の打撃力が
低減されることがない。
て説明すると、釘打機起動前は図1に示されるように、
可動シリンダ2はハウジング3の下端位置にあり、打撃
ピストン1は可動シリンダ2の上方に位置し、その上室
10は排気口14を介して大気に開かれている。ここ
で、釘打機を起動操作し、ヘッドバルブ7を図2のよう
に上方に移動させると、ヘッドバルブ7が可動シリンダ
2の上部に設けられたシール部13から離反してシール
部12に当接する。これにより、可動シリンダ2の上部
連通孔11と排気口14との接続は遮断され、圧縮空気
供給源9に通じる環状チャンバ5は上部連通孔11を介
して可動シリンダ2の上室10に開かれるので、圧縮空
気が上記上室10に急激に供給され、打撃ピストン1が
駆動されてドライバ4が釘(図示せず)を打撃する。こ
のとき、打撃ピストン1が下方へ駆動された反力により
可動シリンダ2は反対の上方に移動する。同時に、打撃
ピストン1の下向きの移動により、可動シリンダ2の下
室21内の空気は圧縮され、その一部は可動シリンダ2
外に排出され、他の一部は下部連通孔18を経て戻し用
エアチャンバ17内に供給される。なお、打撃ピストン
1の打撃行程において、可動シリンダ2の中央シール部
15はハウジング3の内側環状凸部6に当接してシール
状態を保持してエア供給路16を閉鎖しているから、戻
し用エアチャンバ17には環状チャンバ5からの圧縮空
気の流入がなく、したがって打撃ピストン1の打撃力が
低減されることがない。
【0020】打撃時の打撃ピストン1の反動で可動シリ
ンダ2が上方に移動する途中で、図3のように、可動シ
リンダ2の上部に設けられたシール部12がヘッドバル
ブ7から離反し、シール部13がヘッドバルブ7に当接
するので、再び可動シリンダ2の上室10が上部連通孔
11を介してハウジング3の排気口14に接続し、上室
10は圧縮空気の大気への排気により急減圧する。これ
に対し、可動シリンダ2の下室21は打撃ピストン1の
打撃動作により容積が急減して昇圧するとともに、戻し
用エアチャンバ17内に蓄圧された圧縮空気が下部連通
孔18から再び下室21内に還流して上室10と下室2
1の圧力が逆転するほか、可動シリンダ2が上昇してエ
ア供給路16が開放され、環状チャンバ5内の圧縮空気
が戻し用エアチャンバ17内に供給され、さらに下部連
通孔18から可動シリンダ2の下室21に供給されるか
ら、打撃ピストン1は下側から充分な圧力を受けて確実
に元の上方位置に上昇復帰する。なお、上室10と下室
21の圧力のバランスの逆転は可動シリンダ2に対し、
その上昇を制動するように作用し、可動シリンダ2は上
方位置で停止する。
ンダ2が上方に移動する途中で、図3のように、可動シ
リンダ2の上部に設けられたシール部12がヘッドバル
ブ7から離反し、シール部13がヘッドバルブ7に当接
するので、再び可動シリンダ2の上室10が上部連通孔
11を介してハウジング3の排気口14に接続し、上室
10は圧縮空気の大気への排気により急減圧する。これ
に対し、可動シリンダ2の下室21は打撃ピストン1の
打撃動作により容積が急減して昇圧するとともに、戻し
用エアチャンバ17内に蓄圧された圧縮空気が下部連通
孔18から再び下室21内に還流して上室10と下室2
1の圧力が逆転するほか、可動シリンダ2が上昇してエ
ア供給路16が開放され、環状チャンバ5内の圧縮空気
が戻し用エアチャンバ17内に供給され、さらに下部連
通孔18から可動シリンダ2の下室21に供給されるか
ら、打撃ピストン1は下側から充分な圧力を受けて確実
に元の上方位置に上昇復帰する。なお、上室10と下室
21の圧力のバランスの逆転は可動シリンダ2に対し、
その上昇を制動するように作用し、可動シリンダ2は上
方位置で停止する。
【0021】ところで、上述のように、可動シリンダ2
の中央シール部15とハウジング3の内側環状凸部6と
の当接部aの径L1 の方が可動シリンダ2の外側環状凸
部19の下部シール部20とハウジング3の内周面との
当接部bの径L2 よりも小さいから、戻し用チャンバ1
7内の圧縮空気が可動シリンダ2に作用する有効面積
は、当接部bの方が大きい。したがって、この有効面積
差により上記圧縮空気は可動シリンダ2を下方に移動さ
せるように作用し、可動シリンダ2は圧縮空気により再
び下死点に復帰移動する。
の中央シール部15とハウジング3の内側環状凸部6と
の当接部aの径L1 の方が可動シリンダ2の外側環状凸
部19の下部シール部20とハウジング3の内周面との
当接部bの径L2 よりも小さいから、戻し用チャンバ1
7内の圧縮空気が可動シリンダ2に作用する有効面積
は、当接部bの方が大きい。したがって、この有効面積
差により上記圧縮空気は可動シリンダ2を下方に移動さ
せるように作用し、可動シリンダ2は圧縮空気により再
び下死点に復帰移動する。
【0022】可動シリンダ2が下死点に復帰移動する途
中で、図2のように、可動シリンダ2のシール部13が
ヘッドバルブ7から離反し、シール部12が当接するの
で、再び可動シリンダ2の上室10には圧縮空気供給源
9からの圧縮空気が急激に供給され、打撃ピストン1が
下方に駆動され、その反力により可動シリンダ2は反対
の上方に移動する。このようにして、ヘッドバルブ7が
上方位置にある限り、可動シリンダ2の上室10は、圧
縮空気供給源9と大気とに交互に切換えられ、打撃ピス
トン1は繰り返し駆動される。ヘッドバルブ7を図1の
下方位置に戻すと、可動シリンダ2の上室10の上部連
通孔11は排気口14を介して大気に接続する状態が維
持され、圧縮空気の切換えが行なわれないので、打撃ピ
ストン1の打撃動作も停止する。
中で、図2のように、可動シリンダ2のシール部13が
ヘッドバルブ7から離反し、シール部12が当接するの
で、再び可動シリンダ2の上室10には圧縮空気供給源
9からの圧縮空気が急激に供給され、打撃ピストン1が
下方に駆動され、その反力により可動シリンダ2は反対
の上方に移動する。このようにして、ヘッドバルブ7が
上方位置にある限り、可動シリンダ2の上室10は、圧
縮空気供給源9と大気とに交互に切換えられ、打撃ピス
トン1は繰り返し駆動される。ヘッドバルブ7を図1の
下方位置に戻すと、可動シリンダ2の上室10の上部連
通孔11は排気口14を介して大気に接続する状態が維
持され、圧縮空気の切換えが行なわれないので、打撃ピ
ストン1の打撃動作も停止する。
【0023】上述のように、打撃ピストン1の打撃時の
反動は可動シリンダ2の作動に吸収されて打ち消され、
ハウジング3に反動が伝わらないので操作性がよい。
反動は可動シリンダ2の作動に吸収されて打ち消され、
ハウジング3に反動が伝わらないので操作性がよい。
【0024】また、打撃ピストン1による打撃動作後に
可動シリンダ2が上昇した時にのみエア供給路16が開
放され、環状チャンバ5内の圧縮空気が戻し用エアチャ
ンバ17内に供給され、さらに下部連通孔18から可動
シリンダ2の下室21に供給されるから、打撃ピストン
1は下側から充分な圧力を受けて確実に元の上方位置に
上昇復帰する。したがって、打撃ピストン1による打撃
一回あたりのパワーが増大し、少ない回数の打撃で短時
間に釘の打ち込み作業を終了でき、作業能率が向上す
る。
可動シリンダ2が上昇した時にのみエア供給路16が開
放され、環状チャンバ5内の圧縮空気が戻し用エアチャ
ンバ17内に供給され、さらに下部連通孔18から可動
シリンダ2の下室21に供給されるから、打撃ピストン
1は下側から充分な圧力を受けて確実に元の上方位置に
上昇復帰する。したがって、打撃ピストン1による打撃
一回あたりのパワーが増大し、少ない回数の打撃で短時
間に釘の打ち込み作業を終了でき、作業能率が向上す
る。
【0025】これに関連し、打撃行程中は打撃ピストン
1下側と連通した戻し用エアチャンバ17と圧縮空気供
給源9とを接続するエア供給路16は完全に遮断されて
いるため、戻し用エアチャンバ17内の圧力が不必要に
上昇しないので、打撃力を低減させることがない。
1下側と連通した戻し用エアチャンバ17と圧縮空気供
給源9とを接続するエア供給路16は完全に遮断されて
いるため、戻し用エアチャンバ17内の圧力が不必要に
上昇しないので、打撃力を低減させることがない。
【0026】さらに、可動シリンダ2は打撃ピストン1
の打撃動作の後、戻し用エアチャンバ17内の圧縮空気
の作用を受ける有効面積差により下方に押し下げられる
ので、バネ等の手段によることなしに元の下方位置に復
帰移動させることができる。しかも、打撃行程中に可動
シリンダ2には下方への戻し力が作用せず、可動シリン
ダ2が上方へ移動して戻し用エアチャンバ17内に圧縮
空気が導入されて初めて可動シリンダ2に戻し力が作用
するので、可動シリンダ2が上昇して圧縮空気の供給、
排気の切換えが行なわれるタイミングが遅れ、再度の打
撃行程に移行するタイミングが遅くなり、打撃ピストン
1の下死点近くからの戻り行程に時間的余裕が生じるこ
とになり、打撃ピストン1の戻し性能が向上する。
の打撃動作の後、戻し用エアチャンバ17内の圧縮空気
の作用を受ける有効面積差により下方に押し下げられる
ので、バネ等の手段によることなしに元の下方位置に復
帰移動させることができる。しかも、打撃行程中に可動
シリンダ2には下方への戻し力が作用せず、可動シリン
ダ2が上方へ移動して戻し用エアチャンバ17内に圧縮
空気が導入されて初めて可動シリンダ2に戻し力が作用
するので、可動シリンダ2が上昇して圧縮空気の供給、
排気の切換えが行なわれるタイミングが遅れ、再度の打
撃行程に移行するタイミングが遅くなり、打撃ピストン
1の下死点近くからの戻り行程に時間的余裕が生じるこ
とになり、打撃ピストン1の戻し性能が向上する。
【0027】加えて、可動シリンダ2を復帰させるため
の有効面積差を戻し用エアチャンバ17内に構成してあ
るため、上記有効面積差が実際に作用するのは、エア供
給路16を介して戻し用エアチャンバ17と環状チャン
バ5とが接続した後、つまり圧縮空気供給源9が打撃ピ
ストン1が駆動されて釘を打撃した後であり、釘打機駆
動前及び打撃行程中には可動シリンダ2はフリー状態と
なっているから、ハウジング3を戻し付勢力に抗して押
し付けておく必要がない。
の有効面積差を戻し用エアチャンバ17内に構成してあ
るため、上記有効面積差が実際に作用するのは、エア供
給路16を介して戻し用エアチャンバ17と環状チャン
バ5とが接続した後、つまり圧縮空気供給源9が打撃ピ
ストン1が駆動されて釘を打撃した後であり、釘打機駆
動前及び打撃行程中には可動シリンダ2はフリー状態と
なっているから、ハウジング3を戻し付勢力に抗して押
し付けておく必要がない。
【図1】本考案の釘打機の連打式釘打機の反動低減機構
の作動前の状態の断面説明図である。
の作動前の状態の断面説明図である。
【図2】上記釘打機の打撃ピストンの駆動直後の状態の
断面説明図である。
断面説明図である。
【図3】上記釘打機の打撃ピストンによる打撃後の状態
の断面説明図である。
の断面説明図である。
1 打撃ピストン 2 可動シリンダ 3 ハウジング 5 環状チャンバ 9 圧縮空気供給源 10 上室 12 下室 16 エア供給路 17 打撃ピストンの戻し用エアチャンバ
Claims (1)
- 【請求項1】 打撃ピストンと、打撃ピストンを摺動自
在に収容するとともに打撃ピストンの反力により打撃ピ
ストンと反対側に摺動する可動シリンダと、該可動シリ
ンダを摺動可能に収容したハウジングとを備え、前記可
動シリンダの摺動によって前記可動シリンダの上室を圧
縮空気供給源と排気口とに交互に切り換えて打撃ピスト
ンを繰り返し駆動するように成した連打式釘打機におい
て、前記可動シリンダの周囲には前記打撃ピストンの下
方に位置する可動シリンダの下室と連通させた戻し用エ
アチャンバを形成し、前記可動シリンダの外周面とハウ
ジングの内周面との間には、前記エアチャンバ内に供給
された圧縮空気により前記可動シリンダを下方に押し下
げるように作用する有効面積差を形成するとともに、前
記エアチャンバと圧縮空気供給源とを接続するエア供給
路を形成し、且つ該エア供給路を可動シリンダの上昇時
にのみ連通させるバルブ機構を設けたことを特徴とする
連打式釘打機の打撃ピストン戻し機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5529791U JPH0727089Y2 (ja) | 1991-06-20 | 1991-06-20 | 連打式釘打機の打撃ピストン戻し機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5529791U JPH0727089Y2 (ja) | 1991-06-20 | 1991-06-20 | 連打式釘打機の打撃ピストン戻し機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05371U JPH05371U (ja) | 1993-01-08 |
JPH0727089Y2 true JPH0727089Y2 (ja) | 1995-06-21 |
Family
ID=12994641
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5529791U Expired - Lifetime JPH0727089Y2 (ja) | 1991-06-20 | 1991-06-20 | 連打式釘打機の打撃ピストン戻し機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0727089Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5983796B2 (ja) * | 2011-02-18 | 2016-09-06 | マックス株式会社 | 打ち込み工具 |
KR102207845B1 (ko) * | 2020-07-02 | 2021-01-26 | 김상진 | 다중 실린더를 이용한 공압타격장치 |
-
1991
- 1991-06-20 JP JP5529791U patent/JPH0727089Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05371U (ja) | 1993-01-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5873510A (en) | Repetitive striking type pneumatically operated nail gun | |
US2960067A (en) | Single stroke air hammer | |
KR20060123522A (ko) | 연소-동력식 패스너-구동 공구를 위한 배기 시스템 | |
JPH0727089Y2 (ja) | 連打式釘打機の打撃ピストン戻し機構 | |
JPS63229274A (ja) | 釘打ち機 | |
JPH091475A (ja) | 空気圧式固着具打込機 | |
JPH08276374A (ja) | 単発連続打ち切替機構を有する打込機 | |
JPH0753903Y2 (ja) | 連打式釘打機の釘打込み深さ調整装置 | |
JP5071287B2 (ja) | 空気圧工具 | |
JP3099285B2 (ja) | 空気圧式釘打機における排気機構 | |
JP3268131B2 (ja) | エア釘打機のヘッドバルブ | |
JPS5939000Y2 (ja) | 打撃工具における打撃用ドライバの保持装置 | |
JPS6236621Y2 (ja) | ||
JP3187884B2 (ja) | 打撃工具のメインバルブのシール装置 | |
JPH08112779A (ja) | 空気圧式固着具打込機 | |
JPH0641813Y2 (ja) | 圧縮空気式釘打機の安全装置 | |
JPH09103974A (ja) | エア釘打機のトリガバルブ構造 | |
JPH0645337Y2 (ja) | 空気駆動打撃工具のヘッドバルブ | |
JPH0645341Y2 (ja) | 釘打機の安全装置 | |
JPS5841108Y2 (ja) | 空気圧駆動型釘打機の引金装置 | |
JPH0546856Y2 (ja) | ||
JPS5848056Y2 (ja) | 空気圧式打撃工具における打撃ピストンのリタ−ン用エアの排出機構 | |
JPH05370U (ja) | 連打式釘打機の反動低減機構 | |
JPH068157A (ja) | 空気圧式固定具打込機 | |
JPH0616673Y2 (ja) | ディンプル形成用釘打機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |