JPH07270889A - カメラ用磁気記録装置 - Google Patents

カメラ用磁気記録装置

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Publication number
JPH07270889A
JPH07270889A JP6062194A JP6062194A JPH07270889A JP H07270889 A JPH07270889 A JP H07270889A JP 6062194 A JP6062194 A JP 6062194A JP 6062194 A JP6062194 A JP 6062194A JP H07270889 A JPH07270889 A JP H07270889A
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JP
Japan
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magnetic head
recording
magnetic
transistor
switching element
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Application number
JP6062194A
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English (en)
Inventor
Yutaka Yoshida
豊 吉田
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication of JPH07270889A publication Critical patent/JPH07270889A/ja
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B2217/00Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor
    • G03B2217/24Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor with means for separately producing marks on the film
    • G03B2217/242Details of the marking device
    • G03B2217/244Magnetic devices

Landscapes

  • Camera Data Copying Or Recording (AREA)
  • Digital Magnetic Recording (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 3〜6V程度のカメラの内蔵電源で磁気ヘッ
ドを駆動する際に、磁気ヘッドに流れる記録電流を数1
0〜200mA程度に維持し、しかも安定に保つように
する。 【構成】 第1〜第4スイッチング素子26〜29と磁
気ヘッド20でブリッジ回路を形成する。第1,第4ス
イッチング素子26,29の導通により接続点XからY
に向かう記録電流を得、第2,第3スイッチング素子2
7,28の導通により接続点YからXに向かう記録電流
を得る。いずれの記録電流も抵抗31もしくは抵抗32
を通して流れる。磁気ヘッド12のインピーダンスは2
0Ω以下で、抵抗31,32のインピーダンスは磁気ヘ
ッド12の5倍以上に設定されている。第1,第3スイ
ッチング素子26,28、第2,第4スイッチング素子
27,29が共に導通することがあっても、電源25に
対しては抵抗31,32のいずれかが接続される。コイ
ル12aのインダクタンスによるインピーダンスの変動
は、抵抗31,32により1/6以下に抑えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、写真フイルム上に形成
された磁気記録層に2値コードを記録するカメラ用磁気
記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】写真フイルムに磁気記録層を設けてお
き、撮影後の1コマ送り期間中に、露出情報や撮影日時
情報などを磁気記録することが試みられている。写真フ
イルムは通常の磁気テープと比較して剛性に富み、さら
にカーリング習性も強いことから、ヘッドタッチを安定
に維持するために種々の工夫が行われている。また、写
真フイルム上の磁気記録層の磁性体密度は通常の磁気テ
ープと比較してかなり小さいため、記録方式としてもノ
イズの影響を受けにくいように「0」,「1」の2値デ
ータの組み合わせによるデジタル記録方式が適してい
る。
【0003】デジタル磁気記録方式として、磁気記録層
をN,S極に交互に磁化させる際に、例えばその切替え
のタイミングを一記録波長の中の前半にするか後半にす
るかによって2値データ「0」,「1」のいずれかに対
応づけする手法が提案されている。この場合には、磁気
ヘッドに流す電流の大きさをほぼ一定にしておいて、そ
の流れる向きを的確なタイミングで切替えるようにすれ
ばよい。
【0004】ところで前述したように、写真フイルム上
の磁気記録層では磁性体密度が低いため、確実な磁気記
録のためには磁気ヘッドで強力な磁界を発生させなくて
はならず、記録時には磁気ヘッドの両端に充分な電圧を
印加する必要がある。ところが、カメラの電源には一般
に3〜6V程度の電池が使用され、普及型のコンパクト
カメラでは3Vのリチウム電池を用いることが多い。そ
して、カメラに内蔵した電池は磁気記録装置の電源とし
て用いられるだけでなく、フイルム給送用のモータの電
源にも利用されるため、例えば3Vリチウム電池の場
合、2.6〜2.8V程度で磁気記録装置を駆動しなく
てはならない。
【0005】さらに、上記記録方式で記録された情報を
読み出す際には、再生ヘッドに生じる再生電流の向きが
どのようなタイミングで切り換わるかを検知して2値デ
ータ「0」,「1」を決めるようにしているが、再生電
流の振幅が不安定であると読み取りエラーが生じてしま
う。このため、記録時には磁気ヘッドのコイルの巻数を
考慮して充分な大きさの記録電流を供給することのほか
に、記録電流を安定に保つための種々の工夫がなされて
いる。
【0006】例えば特開昭59−207414号公報や
特開平4−24811号公報記載のものでは、磁気ヘッ
ドに交番電流を与えるためのスイッチング回路と直列に
定電流回路を接続して記録電流の安定化を図っている。
また、特開平4−13204号公報記載のものでは、記
録電流の向きを決定するためのスイッチングトランジス
タをカレントミラー回路内に組み込むことによって、磁
気ヘッドに流れる記録電流を一定に保つようにしてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、記録電
流の安定化を図るために定電流回路を用いたものでは、
定電流回路自体がコストアップの要因になり、普及型の
カメラには採用しにくい。しかも、定電流回路による電
流の安定化作用は定電流回路内のインピーダンス調節に
よるものであるため、この部分での電圧降下を避けるこ
とができない。したがって、記録電流の安定化は得られ
るものの、記録時に磁気ヘッドの両端に印加し得る電圧
はさらに低くなり、強力な磁界を発生させる上では不利
になる。
【0008】一方、カレントミラー回路を用いた場合に
は、スイッチングトランジスタに定電流作用をもたせ、
磁気ヘッドの直列回路中に接続される回路素子を減らす
ことができるから、定電流回路を用いたものと比較して
多少有利ではあるが、カレントミラー回路のインピーダ
ンスを無視することができず、やはり限られた電源電圧
を効率的に磁気ヘッドに印加しようとする上ではマイナ
スになる。
【0009】本発明は上記従来技術の問題点を考慮して
なされたもので、3〜6V程度の比較的低電圧の内蔵電
池を電源として用いながらも、記録に必要な適切な磁界
強度を得、記録電流が不安定に変動することを抑えて安
定した磁気記録を行うことができるカメラ用磁気記録装
置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、カメラに内蔵された電源の電圧をVB 、磁
気ヘッドのインピーダンスをZH 、磁気ヘッドのコイル
の巻回数をTとしたとき、磁気記録時にはインピーダン
スが前記磁気ヘッドのk倍(k>1)の抵抗を通して磁
気ヘッドに記録電流を流すとともに、
【数2】 が満たされるようにしたものである。
【0011】上式の左辺は、巻回数Tのコイルの磁気ヘ
ッドによって得られる磁界の強さに比例したアンペアタ
ーン(AT)の値を表しているが、磁性体密度を大きく
することが困難な写真フイルム上の磁気記録層に対して
エラーのない磁気記録を行うには、この値を「3」以上
にするのがよい。また、磁気ヘッドに流す記録電流の大
きさを単に磁気ヘッドのインピーダンスZH だけで決め
るのではなく、少なくともそれ以上のインピーダンスを
もった抵抗を通して磁気ヘッドに記録電流を流すことに
よって、電源電圧の変動や磁気ヘッドのもつインダクタ
ンスの影響を小さくして記録電流を安定に維持すること
ができる。またk≧5にすると前記抵抗による定電流作
用が得られ、さらに安定した記録電流を得ることができ
る。
【0012】また請求項3記載のように、電源に対して
並列接続された第1及び第2スイッチング素子と、これ
らのスイッチング素子に各々直列に接続された第3及び
第4スイッチング素子と、第1スイッチング素子と第3
スイッチング素子との接続点と第2スイッチング素子と
第4スイッチング素子との接続点との間に両端が接続さ
れた前記磁気ヘッドとからブリッジ回路を形成し、第1
スイッチング素子と第4スイッチング素子の組と、第2
スイッチング素子と第3スイッチング素子の組を互いに
相反してスイッチングさせることにより磁気ヘッドに流
れる記録電流の向きを制御して2値コードの磁気記録を
行う構成にするとともに、磁気ヘッドの一端と第1スイ
ッチング素子との間、及び磁気ヘッドの他端と第2スイ
ッチング素子との間に前記抵抗をそれぞれ直列に接続す
ることにより、記録電流がいずれの方向に流れる場合で
も記録電流を安定に保つことができる。しかも、これら
の抵抗はスイッチング素子が全て導通したような場合で
も常に電源に対して接続されるようになるから、スイッ
チング素子のオン/オフ時間の遅れに起因した過大な短
絡電流が流れることを防ぐことができる。
【0013】さらに、前記第1〜第4スイッチング素子
の各々をトランジスタで構成し、第1トランジスタのベ
ース端子と第4トランジスタのベース端子との間に第5
トランジスタを直列接続するとともに、第2トランジス
タのベース端子と第3トランジスタのベース端子との間
に第6トランジスタを接続し、この第5及び第6トラン
ジスタを相反してスイッチングさせることによって磁気
ヘッドに流れる記録電流の向きを制御するのが有効であ
る。これにより、記録電流が流れる閉回路中にスイッチ
ングの切替えや逆起電力防止用の回路素子を直列に組み
込む必要がなくなる。
【0014】また、第1トランジスタと抵抗との直列回
路、第2トランジスタと抵抗との直列回路、第3トラン
ジスタ、第4トランジスタのそれぞれにダイオードを並
列接続し、あるいは磁気ヘッドにパイパスコンデンサを
接続することによって、記録電流を安定に保ちつつ、磁
気ヘッドのインダクタンスによる逆起電力の発生やノイ
ズの重畳を防ぐことができる。
【0015】
【実施例】本発明を用いたカメラの電気的構成の概略を
示す図2において、撮影が完了するとマイクロコンピュ
ータ2からモータドライバ3に巻上げ指令が入力され、
スプール4に内蔵されたモータ5が駆動される。モータ
5の回転により駆動伝達機構6を介してスプール4がフ
イルム巻上げ方向に回転し、写真フイルム7の給送が開
始される。
【0016】写真フイルム7には、図示したように1コ
マあたり2個のパーフォレーション7a,7bが形成さ
れている。これらのパーフォレーション7a,7bの通
過域には反射型のフォトセンサ8が対峙しており、フォ
トセンサ8からの光電信号はパーフォレーション信号発
生器9に入力されている。パーフォレーション信号発生
器9は、フォトセンサ8の前面をパーフォレーション7
a,7bが通過するごとにパルス信号を出力し、これは
マイクロコンピュータ2に入力される。そして、マイク
ロコンピュータ2は各コマごとに先頭側のパーフォレー
ション7aがフォトセンサ8で検知された瞬間にフイル
ム給送を停止させ、これによりフイルム1コマ給送が行
われる。
【0017】写真フイルム7には、各コマごとに磁気記
録層11が形成されている。そして、フイルム1コマ給
送が行われている期間中に磁気ヘッド12が駆動され、
記録データ格納メモリ15に格納されていたデータ、例
えば撮影年月日,露出情報等の各種のデータが磁気記録
される。データ記録を行う際には、データを構成する文
字や数字を全て2値コードに対応づけしたデータROM
16が参照され、全てのデータは2値コードに変換され
た後にデジタル記録される。
【0018】磁気ヘッド12は、記録制御回路18,ヘ
ッド駆動回路20によって駆動される。記録制御回路1
8は、マイクロコンピュータ2から供給されてくる2値
コード「1」,「0」に対応してデューティー比が異な
るデータパルスを生成し、エンコードパルスに同期して
ヘッド駆動回路20に出力する。そしてヘッド駆動回路
20は、記録制御回路18からのデータパルスに応じて
電流の向きが切替わる記録電流を磁気ヘッド12に供給
する。これにより磁気ヘッド12は、磁気記録の単位記
録ビット長内で2値コード「1」,「0」に対応したタ
イミングで磁界を反転させる。したがって磁気記録層1
1には、単位記録ビット長内で「N→S」の磁化反転の
タイミングが異なる磁気記録が行われる。
【0019】磁気記録の単位ビット長をフイルム給送速
度に関係なく一定に保つためにエンコーダ22とエンコ
ード信号発生器21とが用いられている。エンコーダ2
2は、写真フイルム7の給送に従動して回転する円板に
放射状に一定ピッチでスリットを形成したエンコード板
と、このスリットの通過を光電検出するフォトインタラ
プタとから構成され、フォトインタラプタからは写真フ
イルム7の給送速度に同期して変動する光電信号が出力
される。この光電信号がエンコード信号発生器21で整
形され、上述したエンコードパルスとして用いられるこ
とになる。
【0020】上記ヘッド駆動回路20は図1に示したよ
うに構成されている。ヘッド駆動回路20の電源25に
は、カメラ全体の電源として利用される3Vのリチウム
電池が用いられる。電源25に対し、第1スイッチング
素子26と第2スイッチング素子27とが並列に接続さ
れ、さらにこれらのスイッチング素子26,27の各々
に第3,第4スイッチング素子28,29が直列に接続
されている。第1及び第2スイッチング素子26,27
は、制御端子Cにローレベル信号(L信号)が入力され
ると導通し、第3及び第4スイッチング素子28,29
は制御端子Cにハイレベル信号(H信号)が入力される
と導通する。これらのスイッチング素子26〜29には
一般にトランジスタが用いられるが、各々の制御端子C
に信号電圧を入力することによって、導通,非導通の間
でスイッチング制御できるものであればよい。
【0021】第1及び第2スイッチング素子26,27
にはそれぞれ直列に抵抗31,32が接続され、抵抗3
1と第3スイッチング素子28の接続点Xと、抵抗32
と第4スイッチング素子29の接続点Yに跨がって磁気
ヘッド12の両端が接続されている。第1スイッチング
素子26と第4スイッチング素子29との組が導通し、
第2スイッチング素子27と第3スイッチング素子28
との組が遮断された状態では、接続点Xから接続点Yに
向かって図中矢印で示したように記録電流IHが流れ
る。また、前記スイッチング素子の組が逆に遮断,導通
の状態になると、矢印とは逆に接続点Yから接続点Xに
向かって記録電流IH が流れる。このように磁気ヘッド
12のコイル12aに流れる電流の向きを変えることに
よって、磁気記録層11を「N」,「S」に磁化するこ
とができる。
【0022】記録制御回路18からのデータパルスに応
じて記録電流IH の向きを切替えするために、第1〜第
4スイッチング素子26〜29のそれぞれの制御端子C
には、ナンド回路35,36、アンド回路37,38の
出力端子が接続されている。ナンド回路35,36及び
アンド回路37,38の一方の入力端子は、記録制御回
路18の「ON/OFF」端子に接続され、この「ON
/OFF」端子からは磁気記録を行うときにH信号が出
力される。
【0023】記録制御回路18の「Data」端子から
は、磁気記録すべき2値コードに対応してH信号のデュ
ーティー比が異なったデータパルスが出力される。この
データパルスはナンド回路35及びアンド回路38の他
方の入力端に直接入力され、またナンド回路36とアン
ド回路37の他方の入力端にはインバータ40で反転さ
れた信号電圧が入力される。
【0024】磁気記録の概略をタイミングチャートで表
した図3において、マイクロコンピュータ2から記録制
御回路18に2値コード「1100100」が入力され
ると、記録制御回路18は図示のようなデータパルスを
出力する。このデータパルスは、2値コード「1」に対
しては一波長T内でパルス幅S1のH信号を対応させ、
2値コード「0」に対してはパルス幅「S2」のH信号
を対応させたもので、それぞれのデューティー比は、
「S1/T」>1/2、「S2/T」<1/2となって
いる。なお、好ましくは「S1/T」=2/3、「S2
/T」=1/3とするのがよい。
【0025】上記データパルス及びインバータ40で反
転されたデータパルスによって、第1及び第4スイッチ
ング素子26,29が導通すると、これに相反して第2
及び第3スイッチング素子27,28は遮断される。こ
の状態では、磁気ヘッド12に図1で矢印で示した方向
に記録電流が流れ(この方向をプラスとする)、磁気記
録層11は「N」に磁化される。逆に、第2及び第3ス
イッチング素子27,28が導通し、第1及び第4スイ
ッチング素子26,29が遮断されると、磁気ヘッド1
2には図1の矢印とは逆方向に記録電流が流れ、磁気記
録層11は「S」に磁化される。
【0026】この磁気記録により、磁気記録層11には
図示した磁化パターンで磁気記録が行われ、記録単位ビ
ット長Dに対する「N」の磁化領域がそれぞれ「B
1」,「B2」となる。そして、「B1/D」>「1/
2」、「B2/D」<「1/2」(好ましくは「B1/
D」=「2/3」、「B2/D」=「1/3」)となっ
ているから、再生時には「S→N」に反転してから次に
「N→S」に反転するまでの間隔が「B1」であるか
「B2」であるかを識別することによって、2値コード
「1」,「0」を読み取ることができる。
【0027】ところで、一般に磁気ヘッド12に発生す
る磁界の強さは、磁気ヘッド12のヘッドギャップ長を
一定(例えば3.5μm程度)とした場合、記録電流I
H の大きさとコイル12aの巻回数との積、すなわちア
ンペアターン(AT)に比例する。そして、写真フイル
ム7のベースのもつ剛性やカーリング習性、磁気記録層
11の磁性体密度を考慮すると、確実な磁気記録及び再
生のためにはアンペアターンの値として3AT以上は必
要であり、さらに好ましくは5AT程度にしておくのが
よい。
【0028】アンペアターン「5AT」を得るには、記
録電流IH を100mA,10mA,1mAとすると、
コイル12aの巻回数はそれぞれ50ターン,500タ
ーン,5000ターンとなる。磁気ヘッド12を大型化
させずにコイル12aの巻回数を増やそうとすると、コ
イル線径を細くし、かつコイル線長を長くしなければな
らないため、製造が不利になるだけでなく磁気ヘッド1
2のインピーダンスZ H が増大する。前述したように、
カメラに内蔵される電源25には3V程度の電池が用い
られ、しかもこの電源25はフイルム給送用モータの駆
動にも利用されることから、磁気ヘッド12のインピー
ダンスZH をできるだけ低くして、記録電流IH を大き
くとれるようにしておくのが望ましい。
【0029】ところが、単に磁気ヘッド12のインピー
ダンスだけを小さくして記録電流I H を大きくしたので
は、特に記録電流IH の向きを切替えるときに記録電流
Hが変動しやすいという欠点がある。データパルスに
よって記録電流IH の方向が切替えられる際には、コイ
ル12aのインダクタンス成分の作用によって、記録電
流IH が流れる閉回路中のインピーダンスが変化する。
したがって、この閉回路中のインピーダンスが磁気ヘッ
ド12によるものだけであるとすると、記録電流IH
向きが切替わる瞬間に、記録電流IH が直接的にインダ
クタンス成分の影響を受け、記録電流IH が不安定にな
って記録エラーが生じやすくなる。
【0030】この点に関し、上記ヘッド駆動回路20に
は抵抗31,32が用いられ、これらの抵抗31,32
はそれぞれ記録電流IH の向きに応じてコイル12aに
直列接続される。これらの抵抗31,32は、その抵抗
値が磁気ヘッド12のインピーダンスの5倍以上になっ
ている。したがって、磁気ヘッド12のインピーダンス
が変動したとしても、記録電流IH が流れる閉回路中に
おいてはその変動を少なくとも1/6以下に抑え、記録
電流IH を安定に保つことができる。
【0031】さらに、電源25の電圧が3Vであり、実
駆動時にはこれが2.6〜2.8V程度になることを考
慮すると、100mA程度の記録電流IH を確保し、し
かも上記のように磁気ヘッド12に直列接続された抵抗
31,32により定電流作用を得るためには、磁気ヘッ
ド12のインピーダンスを4〜5Ω程度に抑え、抵抗3
1,32の抵抗値を20〜25Ωにするとよい。なお、
電源25の電圧は必ずしも3Vに限定される訳ではない
から、電源電圧がVB のとき記録電流IH で磁気記録を
行うには、磁気ヘッド12の閉回路中のインピーダンス
N (=VB /IH )について、その「1/6」を磁気
ヘッド12に割り当て、抵抗31,32にはその「5/
6」を割り当てるようにすればよい。
【0032】なお、磁気ヘッド12のインピーダンスZ
H に対し、抵抗31,32のインピーダンスを5倍以下
にした場合でも、記録電流IH の向きが切替わる際の記
録電流IH の変動を抑制することが可能である。そし
て、写真フイルム7の磁気記録層11に確実な磁気記録
を行うには、アンペアターン「3AT」は必要であるこ
とから、電源電圧をVB 、磁気ヘッド12のインピーダ
ンスをZH 、コイル12aの巻回数をT、抵抗31,3
2のインピーダンスをkZH (k>1)とすると、一般
には次式を満たすようにすればよい。
【0033】
【数3】
【0034】また、磁気ヘッド12に直列に抵抗を接続
して上記のような記録電流IH の安定化作用を得るため
には、単に、接続点X又は接続点Yと磁気ヘッド12と
の間に1個の抵抗を直列に接続しておくだけでもよい。
ところが、磁気ヘッド12に100mA程度の大電流を
流し、しかもその向きを第1〜第4スイッチング素子2
6〜29のオン/オフによって瞬間的に切替えようとす
るときには、これらのスイッチング素子26〜29のタ
ーンオン/ターンオフのわずかなタイミングのズレによ
って、瞬間的に第1スイッチング素子26と第3スイッ
チング素子28の組、さらには第2スイッチング素子2
7と第4スイッチング素子29の組とが同時に導通する
瞬間がある。こうした場合、ヘッド駆動回路20は短絡
状態になって磁気ヘッド12に記録電流が全く流れな
い。そして、ヘッド駆動回路20には一時的に大電流が
流れ、電源25の電圧が瞬間的に0Vになる。この結
果、例えばフイルム給送用モータの駆動回路などの周辺
回路に悪影響を及ぼし、誤動作の大きな原因になりやす
い。
【0035】スイッチング素子のターンオン/ターンオ
フのタイミングズレによってヘッド駆動回路20が短絡
状態になることを防ぐには、瞬間的にスイッチング素子
を全てオフさせる方法や、スイッチング素子のターンオ
ン/ターンオフのタイミングがずれないように回路構
成,回路定数を改善する手法もあるが、前者の方法では
瞬間的にヘッド駆動回路20全体が遮断され記録電流I
H が全く流れない状態になり、記録電流IH の方向の変
化を連続的に磁気記録しようとするときには問題が生じ
やすい。また、後者の手法は比較的大きな記録電流IH
の向きを高速で切替えるという動作を得るには適してお
らず、回路構成の複雑化を避けることができない。
【0036】こうした事情を考慮すると、図1のヘッド
駆動回路20においては、同時に導通させる第1,第4
スイッチング素子26,29の組、そして第2,第3ス
イッチング素子27,28の組の中に各々抵抗31,3
2を直列に接続してあるので、第1〜第4スイッチング
素子26〜29のターンオン/ターンオフのタイミング
がズレたとしても、ヘッド駆動回路20が短絡状態にな
るのを確実に防ぐことができる。しかも、回路構成とし
ても一対の抵抗31,32を増やすだけで済むから、コ
スト的な負担もほとんどない。
【0037】また、図1に示したヘッド駆動回路20で
は、第1スイッチング素子26と第4スイッチング素子
29の組と、第2スイッチング素子27と第3スイッチ
ング素子28との組を相反的にオン/オフさせるため
に、このブリッジ回路外に設けたナンド回路35,3
6、アンド回路37,38からの信号を用いているか
ら、上記ナンド回路35,36、アンド回路37,38
以外からの信号で各スイッチング素子の組をオン/オフ
させる場合にも、ブリッジ回路内の構成を何ら変更せず
に済み、ブリッジ回路内に余分な電圧降下が増えること
はない。さらに、ヘッド駆動回路20が瞬間的に短絡状
態になったとしても、これが回復したときには閉回路内
に規定の記録電流IH が流れることを阻止する要因がな
く、速やかに適正な磁気記録を行ってゆくことができる
ようになる。
【0038】図4に示した実施例では、上記第1〜第4
スイッチング素子26〜29としてMOS型FET45
〜48を用いている。MOS型FET45,46はPチ
ャンネル型であり、ゲート端子にL信号が入力された状
態で導通し、またMOS型FET47,48はNチャン
ネル型でゲート端子にH信号が入力された状態で導通す
る。各々のMOS型FET45〜48のゲート端子に
は、図1に示したナンド回路35,36、アンド回路3
7,38の出力端が接続され、全く同様の作用を得るこ
とができる。
【0039】さらに、この実施例ではMOS型FET4
5と抵抗31との直列回路、MOS型FET46と抵抗
32との直列回路、MOS型FET47、MOS型FE
T48に対し、それぞれフライホイールダイオード49
が並列に接続されており、記録電流IH の方向を切替え
る瞬間に発生した逆起電力によって、記録電流IH の向
きが不安定になることを防いでいる。これらのフライホ
イールダイオードは、いずれも記録電流IH が流れる閉
回路中では余分なインピーダンスとして作用することは
ないから、記録電流IH を減らさずに済む。
【0040】図5に示した実施例では、図1の第1〜第
4スイッチング素子26〜29としてスイッチングトラ
ンジスタ51〜54を用いている。スイッチングトラン
ジスタ51,52はPNP型、スイッチングトランジス
タ37,38はNPN型となっており、これによれば前
記実施例と同様に、各々のベース端子にナンド回路3
5,36、アンド回路37,38の出力端を接続すれば
よい。
【0041】図6に示した実施例は、図5で用いたスイ
ッチングトランジスタ51,54、スイッチングトラン
ジスタ52,53の組を相反してスイッチングさせるた
めに、ドライブ用に2個のトランジスタ55,56を用
いている。トランジスタ55はスイッチングトランジス
タ51,54のベース端子に直列に接続され、記録制御
回路60の信号出力端P2からH信号が入力されたとき
に導通して接続点XからY方向に記録電流IH を流す。
トランジスタ56はスイッチングトランジスタ52,5
3のベース端子に直列に接続され、記録制御回路60の
信号出力端P1からH信号が入力されたときに導通して
接続点YからX方向に記録電流IH を流す。
【0042】したがって図7に示したように、記録制御
回路60の信号出力端P1,P2から2値コードに対応
したデューティーのデータパルスをトランジスタ55,
56の各々のベースに入力することによって、全く同様
の磁気記録を行うことができる。なお、磁気ヘッド12
に並列に接続されたコンデンサ62はパイパスコンデン
サとして作用し、記録電流IH に高周波ノイズがのるこ
とを防いでいる。
【0043】これまでの実施例では、いずれも4個のス
イッチング素子でブリッジ回路を構成し、ブリッジの中
点に磁気ヘッド12を接続するようにしたものである
が、その他にも図8のような回路構成にすることも可能
である。この実施例では、3Vの電源65,66を2個
直列に接続し、スイッチングトランジスタ67,68を
相反してスイッチングさせるようにしてある。
【0044】スイッチングトランジスタ68が導通する
と、電源66,磁気ヘッド12,抵抗72,トランジス
タ68の閉回路が形成され、図中の矢印方向に記録電流
Hが流れ、逆にスイッチングトランジスタ67が導通
すると、電源65,スイッチングトランジスタ67,抵
抗71,磁気ヘッド12の閉回路が形成され、図中の矢
印とは逆向きに記録電流IH が流れる。抵抗71,72
は、これまでの実施例と同様に、各々の閉回路中で定電
流作用を得るために用いられ、やはり磁気ヘッド12の
5倍以上のインピーダンスをもっている。そして、図7
のP1で示したデータパルスを入力端子Kに供給すれ
ば、これまでの実施例と同様の磁気記録を行うことがで
きる。
【0045】この実施例では、3Vの電源65,66を
直列させてあるから、他の回路負荷に対しては6Vの電
源として利用することも可能である。また、瞬間的にス
イッチングトランジスタ67,68の両方が導通した場
合には、電源65,66に対して抵抗71,72の直列
抵抗が接続された形になるから、過大な電流が流れて電
源電圧が極端にドロップすることがない。
【0046】以上、図示した実施例にしたがって説明し
てきたが、本発明を実施する上では電源電圧を3Vに固
定する必要はなく、カメラの内蔵電源として実用できる
程度であればよい。そして、記録電流IH の大きさにつ
いても、例えば50mA〜200mA程度にしてもよ
く、これに応じて磁気ヘッド12及び定電流作用を得る
ための抵抗31,32、あるいは抵抗71,72のイン
ピーダンスを決めればよい。また、これらの抵抗の値と
しても、必ずしも磁気ヘッド12のインピーダンスの5
倍以上でなくてもよく、少なくとも磁気ヘッド12のイ
ンビーダンス以上であれば、記録電流IH の向きが切替
わる際の電流値の変動を1/2以下にすることができ
る。
【0047】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、3〜
6V程度の限られた電源電圧で磁気記録を行うカメラ用
磁気記録装置において、磁気ヘッドに直列に抵抗を接続
してその両者のインピーダンスにより記録電流の大きさ
を決め、磁気記録時にはアンペアターン「3AT」以上
を確保して確実な磁気記録ができるようにし、しかも磁
気ヘッドに直列接続された抵抗のインピーダンスを少な
くとも磁気ヘッドのインピーダンスよりも大きくしてあ
るから、電流の向きを切替えるときに発生するインダク
タンスによって磁気記録用の閉回路内のインピーダンス
が極端に変動することがなく、記録電流の増減幅を小さ
く抑え、良好な磁気記録を行うことができる。さらに、
前記抵抗のインピーダンスを磁気ヘッドの5倍以上にし
ておくと、より安定した定電流作用を得ることができ
る。
【0048】さらに、磁気ヘッドに流す記録電流の向き
を切替えるために第1〜第4スイッチング素子を用い、
しかも第1,第2スイッチング素子に各々直列に接続さ
れた抵抗を記録時に磁気ヘッドと直列接続するようにし
てあるから、スイッチング素子のターンオン/ターンオ
フのタイミングがずれて瞬間的にスイッチング素子が全
て導通されたような場合でも電源に対して抵抗が接続さ
れた形となり、電源の両端がショートして過大な短絡電
流が流れることがない。
【0049】また、第1,第4スイッチング素子の組
と、第2,第3スイッチング素子の組とを相反してスイ
ッチング切替えするために、磁気記録用の閉回路の外か
ら切替え用の信号を供給するだけで済むようにしてある
から、閉回路内に他の回路素子を直列に組み込む必要が
なく、回路素子の節約と同時に、閉回路内の余分な電圧
降下をなくすことができる。さらに、フライホイールダ
イオードやバイパスコンデンサの併用により、逆起電力
や高周波ノイズの影響を除去することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に用いられるヘッド駆動回路の一実施例
を示す回路図である。
【図2】本発明を用いたカメラの電気的構成を示す概略
図である。
【図3】図1に示したヘッド駆動回路の作用を表すタイ
ミングチャートである。
【図4】ヘッド駆動回路の他の実施例を示す回路図であ
る。
【図5】ヘッド駆動回路のさらに他の実施例を示す回路
図である。
【図6】ヘッド駆動回路の別の実施例を示す回路図であ
る。
【図7】図6に示したヘッド駆動回路の作用を表すタイ
ミングチャートである。
【図8】本発明のさらに別の実施例を示す回路図であ
る。
【符号の説明】
7 写真フイルム 11 磁気記録層 12 磁気ヘッド 18 記録制御回路 20 ヘッド駆動回路 25 電源 26 第1スイッチング素子 27 第2スイッチング素子 28 第3スイッチング素子 29 第4スイッチング素子 35,36 ナンド回路 37,38 アンド回路 40 インバータ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カメラに内蔵された電源から給電を受
    け、写真フイルムの給送中に磁気ヘッドに流す記録電流
    の向きを変えることによって、写真フイルム上の磁気記
    録層に2値コードを記録するカメラ用磁気記録装置にお
    いて、 前記電源の電圧をVB 、磁気ヘッドのインピーダンスを
    H 、磁気ヘッドのコイルの巻回数をTとしたとき、磁
    気記録時にはインピーダンスが前記磁気ヘッドのk倍
    (k>1)の抵抗を通して磁気ヘッドに記録電流を流す
    とともに、 【数1】 を満足することを特徴とするカメラ用磁気記録装置。
  2. 【請求項2】 k≧5にしたことを特徴とする請求項1
    記載のカメラ用磁気記録装置。
  3. 【請求項3】 カメラに内蔵された電源から給電を受
    け、写真フイルムの給送中に磁気ヘッドに流す電流の向
    きを変えることによって、写真フイルム上の磁気記録層
    に日コードを記録するカメラ用磁気記録装置において、 前記電源に対して並列接続された第1及び第2スイッチ
    ング素子と、これらのスイッチング素子に各々直列に接
    続された第3及び第4スイッチング素子と、第1スイッ
    チング素子と第3スイッチング素子との接続点と第2ス
    イッチング素子と第4スイッチング素子との接続点との
    間に両端が接続された前記磁気ヘッドとからブリッジ回
    路を形成し、第1スイッチング素子と第4スイッチング
    素子の組と、第2スイッチング素子と第3スイッチング
    素子の組を互いに相反してスイッチングさせることによ
    り磁気ヘッドに流れる記録電流の向きを制御するととも
    に、磁気ヘッドの一端と第1スイッチング素子との間、
    及び磁気ヘッドの他端と第2スイッチング素子との間に
    抵抗を直列接続したことを特徴とするカメラ用磁気記録
    装置。
  4. 【請求項4】 前記第1〜第4スイッチング素子をそれ
    ぞれ第1〜第4トランジスタで構成するとともに、第1
    トランジスタのベース端子と第4トランジスタのベース
    端子との間に第5トランジスタを直列接続し、第2トラ
    ンジスタのベース端子と第3トランジスタのベース端子
    との間に第6トランジスタを接続し、この第5及び第6
    トランジスタを相反してスイッチングさせることによっ
    て磁気ヘッドの記録電流の向きを制御するようにしたこ
    とを特徴とする請求項3記載のカメラ用磁気記録装置。
  5. 【請求項5】 前記第1トランジスタと抵抗との直列回
    路、第2トランジスタと抵抗との直列回路、第3トラン
    ジスタ、第4トランジスタのそれぞれに、逆起電力の発
    生を防止するダイオードを並列接続したことを特徴とす
    る請求項4記載のカメラ用磁気記録装置。
  6. 【請求項6】 前記磁気ヘッドと並列にバイパスコンデ
    ンサを接続したことを特徴とする請求項3ないし5のい
    ずれか記載のカメラ用磁気記録装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0833307A2 (en) * 1996-09-25 1998-04-01 Silicon Systems, Inc. An improved write driver
JP2000285406A (ja) * 1999-03-31 2000-10-13 Sanyo Electric Co Ltd 磁気ヘッド駆動回路および磁気記録装置

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