JPH07270431A - 生化学自動分析装置 - Google Patents
生化学自動分析装置Info
- Publication number
- JPH07270431A JPH07270431A JP8781694A JP8781694A JPH07270431A JP H07270431 A JPH07270431 A JP H07270431A JP 8781694 A JP8781694 A JP 8781694A JP 8781694 A JP8781694 A JP 8781694A JP H07270431 A JPH07270431 A JP H07270431A
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- Japan
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- Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 試料の吸引、分注、試薬添加の過程等でプロ
−ブと液面センサに付着するフィブリン或いはその他の
異物等を除去し正確且つ円滑な分析操作を行うことの出
来る生化学自動分析装置を提供する。 【構成】 試料容器を配置したサンプラ−と反応キュベ
ットを配置した反応部との間で試料吸引・排出用プロ−
ブと液面センサとを設置したピペッタを往復移動させる
ように配置した生化学自動分析装置において、プロ−ブ
6と液面センサ7に付着する異物を検知する検知手段1
2と該検知手段により動作する異物除去ユニット9とを
備えたことを特徴とする生化学自動分析装置。
−ブと液面センサに付着するフィブリン或いはその他の
異物等を除去し正確且つ円滑な分析操作を行うことの出
来る生化学自動分析装置を提供する。 【構成】 試料容器を配置したサンプラ−と反応キュベ
ットを配置した反応部との間で試料吸引・排出用プロ−
ブと液面センサとを設置したピペッタを往復移動させる
ように配置した生化学自動分析装置において、プロ−ブ
6と液面センサ7に付着する異物を検知する検知手段1
2と該検知手段により動作する異物除去ユニット9とを
備えたことを特徴とする生化学自動分析装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、血液や尿等を分析す
る生化学自動分析装置、特に試料吸引・分注時にプロ−
ブと液面センサ間に生じるフィブリン等の異物を除去す
ることの出来る生化学自動分析装置に関する。
る生化学自動分析装置、特に試料吸引・分注時にプロ−
ブと液面センサ間に生じるフィブリン等の異物を除去す
ることの出来る生化学自動分析装置に関する。
【0002】
【従来の技術】生化学自動分析装置では血液や尿等の試
料に試薬を添加し、希釈、攪拌した後一定量を分析機
器、例えば吸光度分光計にかけて分析する。近年は同時
に多試料を多種類の分析方法で分析するためこれらの機
器も自動化されロボットハンド等の自動化装置を利用し
て分析することが多くなっている。試料容器に入れた試
料はプロ−ブで一定量を吸入し分析機器へ分注するが、
これらの操作は自動的に行われるためプロ−ブの近傍に
センサを設置し、容器の位置、試料容器中の試料の液面
や深さを感知させ、試料の上澄み部分を吸入するのか或
いは底部に溜まった部分を取り出すのかを判断させてプ
ロ−ブで吸引する。図8(A)はプロ−ブ6と液面セン
サ7とを備えた従来のピペッタ5部分の正面図である
が、この図に示すように、プロ−ブ6と液面センサ7と
は常に近傍に配置され試料容器3に入れた試料(例えば
血液)Mをプロ−ブ6で吸引する場合同時に下方向に移
動させるようになっている。
料に試薬を添加し、希釈、攪拌した後一定量を分析機
器、例えば吸光度分光計にかけて分析する。近年は同時
に多試料を多種類の分析方法で分析するためこれらの機
器も自動化されロボットハンド等の自動化装置を利用し
て分析することが多くなっている。試料容器に入れた試
料はプロ−ブで一定量を吸入し分析機器へ分注するが、
これらの操作は自動的に行われるためプロ−ブの近傍に
センサを設置し、容器の位置、試料容器中の試料の液面
や深さを感知させ、試料の上澄み部分を吸入するのか或
いは底部に溜まった部分を取り出すのかを判断させてプ
ロ−ブで吸引する。図8(A)はプロ−ブ6と液面セン
サ7とを備えた従来のピペッタ5部分の正面図である
が、この図に示すように、プロ−ブ6と液面センサ7と
は常に近傍に配置され試料容器3に入れた試料(例えば
血液)Mをプロ−ブ6で吸引する場合同時に下方向に移
動させるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記するように、生化
学自動分析装置ではピペッタ5のプロ−ブ6で試料Mを
吸引し、反応キュベットに分注して試薬を添加して反応
させてから光学的に測定・分析するが、例えば血液を分
析する場合しばしば試料容器3内に血漿中のフィブリノ
−ゲンが酵素のトロンビンと反応して凝固を起こし、繊
維状のフィブリンが生じる場合がある。このようなフィ
ブリンが発生すると、ピペッタ5で試料を吸引した場
合、図8(B)に示すようにプロ−ブ6と液面センサ7
との間にフィブリン10が付着することがある。そして
洗浄部でプロ−ブ6と液面センサ7の洗浄操作を行って
もブィブリン10が除去されず、そのままの状態にして
おくとその後の試料の吸引、分注操作の際液面センサ7
が正常に作動せず、このフィブリン10がトラブルの原
因となるという問題がある。この発明はかかる課題に鑑
みてなされたものであり、試料の吸引、分注、試薬添加
の過程等でプロ−ブ6及び液面センサ7に付着するフィ
ブリン或いはその他の異物等を除去し正確且つ円滑な分
析操作を行うことの出来る生化学自動分析装置を提供す
ることを目的とする。
学自動分析装置ではピペッタ5のプロ−ブ6で試料Mを
吸引し、反応キュベットに分注して試薬を添加して反応
させてから光学的に測定・分析するが、例えば血液を分
析する場合しばしば試料容器3内に血漿中のフィブリノ
−ゲンが酵素のトロンビンと反応して凝固を起こし、繊
維状のフィブリンが生じる場合がある。このようなフィ
ブリンが発生すると、ピペッタ5で試料を吸引した場
合、図8(B)に示すようにプロ−ブ6と液面センサ7
との間にフィブリン10が付着することがある。そして
洗浄部でプロ−ブ6と液面センサ7の洗浄操作を行って
もブィブリン10が除去されず、そのままの状態にして
おくとその後の試料の吸引、分注操作の際液面センサ7
が正常に作動せず、このフィブリン10がトラブルの原
因となるという問題がある。この発明はかかる課題に鑑
みてなされたものであり、試料の吸引、分注、試薬添加
の過程等でプロ−ブ6及び液面センサ7に付着するフィ
ブリン或いはその他の異物等を除去し正確且つ円滑な分
析操作を行うことの出来る生化学自動分析装置を提供す
ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】即ち、この発明は上記す
る課題を解決するために、生化学自動分析装置が、試料
容器を配置したサンプラ−と反応キュベットを配置した
反応部との間で試料吸引・排出用プロ−ブと液面センサ
とを設置したピペッタを往復移動させるように設けた生
化学自動分析装置において、前記プロ−ブ及び液面セン
サとの間に生じた異物を検知する検知手段と該検知手段
により動作する異物除去ユニットとを備えたことを特徴
とする。
る課題を解決するために、生化学自動分析装置が、試料
容器を配置したサンプラ−と反応キュベットを配置した
反応部との間で試料吸引・排出用プロ−ブと液面センサ
とを設置したピペッタを往復移動させるように設けた生
化学自動分析装置において、前記プロ−ブ及び液面セン
サとの間に生じた異物を検知する検知手段と該検知手段
により動作する異物除去ユニットとを備えたことを特徴
とする。
【0005】
【作用】生化学自動分析装置を上記手段とすると、プロ
−ブと液面センサとの間にフィブリン等の異物が生じ、
洗浄部で洗浄しても除去できない時には異物検知手段に
よりこの異物を検知し、異物除去ユニットで速やかにプ
ロ−ブと液面センサとの間のフィブリン等の異物が除去
される。従って液面センサの液面検知不良により生じる
トラブルはなくなり円滑な自動分析操作を行うことが出
来る。
−ブと液面センサとの間にフィブリン等の異物が生じ、
洗浄部で洗浄しても除去できない時には異物検知手段に
よりこの異物を検知し、異物除去ユニットで速やかにプ
ロ−ブと液面センサとの間のフィブリン等の異物が除去
される。従って液面センサの液面検知不良により生じる
トラブルはなくなり円滑な自動分析操作を行うことが出
来る。
【0006】
【実施例】以下、この発明の具体的実施例について図面
を参照して説明する。図1はこの発明の生化学自動分析
装置の平面図である。この生化学自動分析装置では一方
に所定時間間隔で回転するサンプラ−1を配置し、近く
に同様に回転する反応部2を配置してある。前記サンプ
ラ−1には同一円周上に多数の試料容器3、3が配置さ
れ、前記反応部2にも同一円周上に多数の反応キュベッ
ト4、4が配置されている。そしてこれらサンプラ−1
と反応部2との間にはサンプラ−1に配置した試料容器
3に入れられた試料を吸引し、反応部2に配置した反応
キュベット4、4、に分注するピペッタ5が設置されて
いる。該ピペッタ5にはプロ−ブ6と液面センサ7(図
2参照)が一定間隔で設置され、これらのプロ−ブ6と
液面センサ7とは 試料吸引、分注の際駆動装置(図示
せず)により昇降させるようにしてある。尚、前記サン
プラ−1及び反応部2の代わりに直線的に往復移動可能
なテ−ブル及びラックを用いても良い。
を参照して説明する。図1はこの発明の生化学自動分析
装置の平面図である。この生化学自動分析装置では一方
に所定時間間隔で回転するサンプラ−1を配置し、近く
に同様に回転する反応部2を配置してある。前記サンプ
ラ−1には同一円周上に多数の試料容器3、3が配置さ
れ、前記反応部2にも同一円周上に多数の反応キュベッ
ト4、4が配置されている。そしてこれらサンプラ−1
と反応部2との間にはサンプラ−1に配置した試料容器
3に入れられた試料を吸引し、反応部2に配置した反応
キュベット4、4、に分注するピペッタ5が設置されて
いる。該ピペッタ5にはプロ−ブ6と液面センサ7(図
2参照)が一定間隔で設置され、これらのプロ−ブ6と
液面センサ7とは 試料吸引、分注の際駆動装置(図示
せず)により昇降させるようにしてある。尚、前記サン
プラ−1及び反応部2の代わりに直線的に往復移動可能
なテ−ブル及びラックを用いても良い。
【0007】8は前記サンプラ−1と反応部2との間に
設置された洗浄部であり、前記ピペッタ5のプロ−ブ6
及び液面センサ7を洗浄する。また、9はフィブリン等
の異物除去ユニットであって、後述するようにプロ−ブ
6と液面センサ7との間にフィブリン10が付着したら
これを検知して除去する。
設置された洗浄部であり、前記ピペッタ5のプロ−ブ6
及び液面センサ7を洗浄する。また、9はフィブリン等
の異物除去ユニットであって、後述するようにプロ−ブ
6と液面センサ7との間にフィブリン10が付着したら
これを検知して除去する。
【0008】前記ピペッタ5のプロ−ブ6と液面センサ
7は、前記サンプラ−1上に配置された試料容器3中の
試料を吸引する際下降させ吸引すると上昇する。そして
該ピペッタ5はピペッタ駆動機構11により一定角度回
転させて前記反応部2の反応キュベットの上に来ると下
降しこれらの各反応キュベット4に分注していく。該ピ
ペッタ5はプロ−ブ6で分注し終わると液面センサ7と
共に再度上昇し、前記サンプラ−1と反応部2との間に
設置された洗浄部8の位置に来て下降し洗浄される。
7は、前記サンプラ−1上に配置された試料容器3中の
試料を吸引する際下降させ吸引すると上昇する。そして
該ピペッタ5はピペッタ駆動機構11により一定角度回
転させて前記反応部2の反応キュベットの上に来ると下
降しこれらの各反応キュベット4に分注していく。該ピ
ペッタ5はプロ−ブ6で分注し終わると液面センサ7と
共に再度上昇し、前記サンプラ−1と反応部2との間に
設置された洗浄部8の位置に来て下降し洗浄される。
【0009】次に、図2は前記プロ−ブ6と液面センサ
7との間にフィブリン10のような異物が発生した場合
の動作手段を示すブロック図である。即ち、フィブリン
検知回路12がプロ−ブ6及び液面センサ7との間にフ
ィブリン10等の異物が付着したことを検知すると演算
処理装置(CPU)13によりピペッタ駆動機構11を
動作させピペッタ5を異物除去ユニット9の方向へ回転
させる。そして異物除去ユニット9が動作してプロ−ブ
6と液面センサ7との間に付着したフィブリン10等の
異物を除去する。尚、プロ−ブ6及び液面センサ7に異
物が付着しなければ通常の試料吸引、分注動作を行う。
7との間にフィブリン10のような異物が発生した場合
の動作手段を示すブロック図である。即ち、フィブリン
検知回路12がプロ−ブ6及び液面センサ7との間にフ
ィブリン10等の異物が付着したことを検知すると演算
処理装置(CPU)13によりピペッタ駆動機構11を
動作させピペッタ5を異物除去ユニット9の方向へ回転
させる。そして異物除去ユニット9が動作してプロ−ブ
6と液面センサ7との間に付着したフィブリン10等の
異物を除去する。尚、プロ−ブ6及び液面センサ7に異
物が付着しなければ通常の試料吸引、分注動作を行う。
【0010】次に、前記異物除去ユニット9の具体的手
段について説明する。図3は異物除去ユニット9の一実
施例の平面図である。一方には濾紙或いは薄い吸収性の
良い紙、例えば濾紙を巻いたロ−ル9aが設置され、途
中にロ−ラ9c、9d、9e、9f、9gがプロ−ブ6
及び液面センサ7を挟むように対称に設置されている。
また、これらのロ−ラ9c、9d、9e等を介して他方
には使用済の濾紙或いは薄い吸収性の良い紙を巻き取る
ようにロ−ル9bが設置されている。該ロ−ル9bは回
転駆動装置(図示せず)により回転させる。尚、ロ−ラ
9c及びロ−ル9gは駆動機構(図示せず)により矢印
のように一定角度回転させる。即ち、これらのロ−ラ9
c及びロ−ラ9gをプロ−ブ6及び液面センサ7を挟む
ように回転させてこれらプロ−ブ6と液面センサ7との
間に付着したフィブリン10等の異物を拭き取って除去
する。拭き取った後は濾紙を少し回転させる。
段について説明する。図3は異物除去ユニット9の一実
施例の平面図である。一方には濾紙或いは薄い吸収性の
良い紙、例えば濾紙を巻いたロ−ル9aが設置され、途
中にロ−ラ9c、9d、9e、9f、9gがプロ−ブ6
及び液面センサ7を挟むように対称に設置されている。
また、これらのロ−ラ9c、9d、9e等を介して他方
には使用済の濾紙或いは薄い吸収性の良い紙を巻き取る
ようにロ−ル9bが設置されている。該ロ−ル9bは回
転駆動装置(図示せず)により回転させる。尚、ロ−ラ
9c及びロ−ル9gは駆動機構(図示せず)により矢印
のように一定角度回転させる。即ち、これらのロ−ラ9
c及びロ−ラ9gをプロ−ブ6及び液面センサ7を挟む
ように回転させてこれらプロ−ブ6と液面センサ7との
間に付着したフィブリン10等の異物を拭き取って除去
する。拭き取った後は濾紙を少し回転させる。
【0011】図4は前記異物除去ユニット9の動作を示
す図である。 先ず、プロ−ブ6と液面センサ7との間にフィブリン
10等の異物が付着したことを前記フィブリン検知回路
12が検知するとCPU13はピペッタ駆動機構11を
異物除去ユニット9の配置されている方向に駆動させ
る。そしてピペッタ5はプロ−ブ6及び液面センサ7を
濾紙9aと濾紙9cの間に挟まる位置まで下降させる
(図4(A))。 次に、ロ−ラ9c及びロ−ラ9gを駆動してプロ−ブ
6と液面センサ7とを挟んでフィブリン10等の異物を
濾紙で拭き取る(図4(B))。 プロ−ブ6と液面センサ7との間のフィブリン10等
の異物が除去されると、フィブリン検知回路12が除去
されたことを確認し、前記ロ−ラ9c及び9gは元の位
置まで駆動され、そして使用された濾紙は少し巻かれる
(図4(C))。 乃至の動作が終わると、CPU13はピペッタ駆
動機構11を作動させてピペッタ5をサンプラ−1上の
試料容器3の方向へ駆動する。
す図である。 先ず、プロ−ブ6と液面センサ7との間にフィブリン
10等の異物が付着したことを前記フィブリン検知回路
12が検知するとCPU13はピペッタ駆動機構11を
異物除去ユニット9の配置されている方向に駆動させ
る。そしてピペッタ5はプロ−ブ6及び液面センサ7を
濾紙9aと濾紙9cの間に挟まる位置まで下降させる
(図4(A))。 次に、ロ−ラ9c及びロ−ラ9gを駆動してプロ−ブ
6と液面センサ7とを挟んでフィブリン10等の異物を
濾紙で拭き取る(図4(B))。 プロ−ブ6と液面センサ7との間のフィブリン10等
の異物が除去されると、フィブリン検知回路12が除去
されたことを確認し、前記ロ−ラ9c及び9gは元の位
置まで駆動され、そして使用された濾紙は少し巻かれる
(図4(C))。 乃至の動作が終わると、CPU13はピペッタ駆
動機構11を作動させてピペッタ5をサンプラ−1上の
試料容器3の方向へ駆動する。
【0012】図5は異物除去ユニット9の第2の実施例
の平面図である。この実施例では濾紙ロ−ル9h及び9
iをプロ−ブ6と液面センサ7とを間にして対称に配置
し、直接これらの濾紙ロ−ル9h及び9iを矢印のよう
に直線状に対称に移動するように駆動し、フィブリン1
0等の異物を拭き取り、使用済の濾紙は他の場所で巻き
取って廃棄するようにしてある。
の平面図である。この実施例では濾紙ロ−ル9h及び9
iをプロ−ブ6と液面センサ7とを間にして対称に配置
し、直接これらの濾紙ロ−ル9h及び9iを矢印のよう
に直線状に対称に移動するように駆動し、フィブリン1
0等の異物を拭き取り、使用済の濾紙は他の場所で巻き
取って廃棄するようにしてある。
【0013】図6は異物除去ユニット9の第3の実施例
を示す図である。この実施例では、異物除去ユニット9
としてプロ−ブ6と液面センサ7との間に付着したフィ
ブリン10等の異物をエアノズル9jの近傍へもって行
き、エアをフィブリン10等の異物に直接吹きつけて飛
ばし除去する実施例である。
を示す図である。この実施例では、異物除去ユニット9
としてプロ−ブ6と液面センサ7との間に付着したフィ
ブリン10等の異物をエアノズル9jの近傍へもって行
き、エアをフィブリン10等の異物に直接吹きつけて飛
ばし除去する実施例である。
【0014】図7は異物除去ユニット9の第4の実施例
を示す図である。この実施例ではプロ−ブ6と液面セン
サ7とを、ノズル9nから噴射した水が当たるように設
置したブラシ9mに擦り付けてフィブリン10等の異物
を除去するように構成してある。そしてフィブリン10
等の異物を付着させたブラシ9mは水で洗浄して洗い流
すようにする。
を示す図である。この実施例ではプロ−ブ6と液面セン
サ7とを、ノズル9nから噴射した水が当たるように設
置したブラシ9mに擦り付けてフィブリン10等の異物
を除去するように構成してある。そしてフィブリン10
等の異物を付着させたブラシ9mは水で洗浄して洗い流
すようにする。
【0015】上記するように、この生化学自動分析装置
には異物除去ユニット9が設けてあるので、プロ−ブ6
と液面センサ7との間にフィブリン10等の異物が生
じ、洗浄部8で洗浄しても除去できない時には異物検知
回路12により異物を検知し、異物除去ユニット9で速
やかにプロ−ブ6と液面センサ7との間のフィブリン1
0等の異物が除去される。従って液面センサ7の液面検
知不良により生じるトラブルはなくなり円滑な自動分析
操作を行うことが出来る。
には異物除去ユニット9が設けてあるので、プロ−ブ6
と液面センサ7との間にフィブリン10等の異物が生
じ、洗浄部8で洗浄しても除去できない時には異物検知
回路12により異物を検知し、異物除去ユニット9で速
やかにプロ−ブ6と液面センサ7との間のフィブリン1
0等の異物が除去される。従って液面センサ7の液面検
知不良により生じるトラブルはなくなり円滑な自動分析
操作を行うことが出来る。
【0016】
【発明の効果】この発明の生化学自動分析装置は以上詳
述したような構成としたので、生化学分析操作を円滑に
且つ正確に行うことが出来るようになる。また、分析時
のトラブルを減少させることが出来るので自動分析操作
を継続的に且つ能率的に行うことが出来る。
述したような構成としたので、生化学分析操作を円滑に
且つ正確に行うことが出来るようになる。また、分析時
のトラブルを減少させることが出来るので自動分析操作
を継続的に且つ能率的に行うことが出来る。
【図1】この発明の生化学自動分析装置の平面図であ
る。
る。
【図2】プロ−ブ及び液面センサにフィブリンのような
異物が発生した場合の動作手段を示すブロック図であ
る。
異物が発生した場合の動作手段を示すブロック図であ
る。
【図3】この発明の生化学自動分析装置で用いる異物除
去装置の一実施例の平面図である。
去装置の一実施例の平面図である。
【図4】この発明の生化学自動分析装置で用いる異物除
去ユニットの動作を示す図であり、図4(A)はフィブ
リンのような異物が付着したプロ−ブと液面センサとプ
下降させる状態を示す図、図4(B)はプロ−ブと液面
センサとの間に付着したフィブリンを除去する状態を示
す図、図4(C)は異物除去ユニットでフィブリンを除
去したプロ−ブと液面センサとを上昇させる状態を示す
図である。
去ユニットの動作を示す図であり、図4(A)はフィブ
リンのような異物が付着したプロ−ブと液面センサとプ
下降させる状態を示す図、図4(B)はプロ−ブと液面
センサとの間に付着したフィブリンを除去する状態を示
す図、図4(C)は異物除去ユニットでフィブリンを除
去したプロ−ブと液面センサとを上昇させる状態を示す
図である。
【図5】この発明の生化学自動分析装置で用いる異物除
去ユニットの第2の実施例の平面図である。
去ユニットの第2の実施例の平面図である。
【図6】この発明の生化学自動分析装置で用いる異物除
去ユニットの第3の実施例を示す図である。
去ユニットの第3の実施例を示す図である。
【図7】この発明の生化学自動分析装置で用いる異物除
去ユニットの第4の実施例を示す図である。
去ユニットの第4の実施例を示す図である。
【図8】図8(A)はプロ−ブと液面センサとを備えた
従来のピペッタの正面図、図8(B)はフィブリンが付
着したプロ−ブと液面センサ部分の図である。
従来のピペッタの正面図、図8(B)はフィブリンが付
着したプロ−ブと液面センサ部分の図である。
1 サンプラ− 2 反応部 3 試料容器 4 反応キュベ
ット 5 ピペッタ 6 プロ−ブ 7 液面センサ 8 洗浄部 9 異物除去ユニット 10 フィブリン
(異物) 11 ピペッタ駆動機構 12 フィブリン
検知回路 13 CPU
ット 5 ピペッタ 6 プロ−ブ 7 液面センサ 8 洗浄部 9 異物除去ユニット 10 フィブリン
(異物) 11 ピペッタ駆動機構 12 フィブリン
検知回路 13 CPU
Claims (1)
- 【請求項1】 試料容器を配置したサンプラ−と反応キ
ュベットを配置した反応部との間で試料吸引・排出用プ
ロ−ブと液面センサとを設置したピペッタを往復移動さ
せるように配置した生化学自動分析装置において、前記
プロ−ブ及び液面センサに付着する異物を検知する検知
手段と該検知手段により動作する異物除去ユニットとを
備えたことを特徴とする生化学自動分析装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8781694A JPH07270431A (ja) | 1994-03-31 | 1994-03-31 | 生化学自動分析装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8781694A JPH07270431A (ja) | 1994-03-31 | 1994-03-31 | 生化学自動分析装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07270431A true JPH07270431A (ja) | 1995-10-20 |
Family
ID=13925502
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8781694A Pending JPH07270431A (ja) | 1994-03-31 | 1994-03-31 | 生化学自動分析装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07270431A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003089939A1 (fr) * | 2002-04-19 | 2003-10-30 | Nittec Co., Limited | Dispositif d'analyse automatique de sang a l'etat de trace |
JP2009244054A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Nikkiso Co Ltd | 浸透圧分析装置 |
JP2010096640A (ja) * | 2008-10-17 | 2010-04-30 | Hitachi High-Technologies Corp | 分注装置 |
JP2016183945A (ja) * | 2015-03-27 | 2016-10-20 | 株式会社日立ハイテクノロジーズ | 自動分析装置 |
-
1994
- 1994-03-31 JP JP8781694A patent/JPH07270431A/ja active Pending
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