JPH11352131A - 自動分析装置 - Google Patents

自動分析装置

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Publication number
JPH11352131A
JPH11352131A JP15711498A JP15711498A JPH11352131A JP H11352131 A JPH11352131 A JP H11352131A JP 15711498 A JP15711498 A JP 15711498A JP 15711498 A JP15711498 A JP 15711498A JP H11352131 A JPH11352131 A JP H11352131A
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JP
Japan
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liquid
reaction vessel
cleaning
reaction
sample
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Application number
JP15711498A
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English (en)
Inventor
Yoshihiro Nagaoka
嘉浩 長岡
Shigeo Watabe
成夫 渡部
Hatsue Katahira
初恵 片平
Takeshi Shibuya
武志 渋谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来、停電等の理由により電源が停止した後の
電源再投入後において、本来きれいであるべきノズルで
反応液を吸引し、反応容器が汚染される恐れがあった。 【解決手段】分析装置立上げ後の最初の洗浄開始前に、
反応容器60内の液体の有無を液体検知器93、98で
検知し、反応容器60を位置決めするので、停電等の理
由により電源が停止した後の電源再投入後においても、
本来きれいであるべきノズルを反応液で汚染しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液体中に溶存する
物質の濃度を定量する自動分析装置に係り、特に生体液
や水などの成分分析を行う自動分析装置に関する。
【0002】
【従来の技術】反応容器内で試料(サンプル)及び試薬
を反応させ、反応液を分析した後、反応容器内の反応液
を廃棄し、その後反応容器を洗浄し再び試料及び試薬を
反応容器内で反応させ分析する従来の自動分析装置とし
ては、特開平6―160398号公報記載のものがあ
る。この装置の洗浄機構は、複数の洗浄部を有し、各洗
浄部は吸引ノズルと吐出ノズルまたは吸引・乾燥ノズル
だけを有し、各洗浄部毎に上下動が可能になっている。
【0003】分析の終了した各反応容器は、順次洗浄機
構により洗浄され、繰り返し分析に使用される。最初の
洗浄部では、反応容器内の反応液を吸引ノズルで吸引・
廃棄し吐出ノズルで反応容器内に洗浄液を吐出する。次
の洗浄部では、前の洗浄部で吐出した洗浄液を吸引ノズ
ルで吸引・廃棄し吐出ノズルで反応容器内に洗浄液を吐
出する。各洗浄部で、順次同様の吸引及び吐出動作を繰
り返し、最後の洗浄部で、吸引・乾燥ノズルで洗浄液を
吸引・廃棄し反応容器内を乾燥する。
【0004】上記自動分析装置の洗浄装置は、洗浄液を
合計4回吐出及び吸引できるようにしている。このよう
な洗浄工程を備えることにより、反応液の種類に応じて
洗浄液として純水、アルカリ性洗浄液、酸性洗浄液等を
選択し、洗浄効果を高めている。
【0005】また、特公平8−33320号公報には電
気伝導の変化を検知して液面を検知する液面検知器を従
来例に上げ、静電容量式の液面検知を用いた自動化学分
析装置が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記自動分析
装置における洗浄機構では、最初の洗浄工程に対応する
洗浄部の吸引ノズルは直接反応液を吸引し、洗浄工程が
後になるほど吸引ノズルはきれいな洗浄液を吸引し、最
後の洗浄工程では吸引ノズルは最終仕上げの吸引及び乾
燥を行う。正常な動作中は、後の洗浄工程の吸引ノズル
が反応液を吸引することはない。
【0007】しかし、分析動作中に停電等の理由により
電源が停止した場合に関しては何等開示がない。すなわ
ち、電源再投入後、どの反応容器に反応液が入っている
か分からないので、最後の洗浄工程で最終仕上げの吸引
及び乾燥を行う洗浄ノズルが、反応液を吸引し、本来き
れいであるべき最終工程の洗浄ノズルが反応液に汚染さ
れてしまう可能性があった。
【0008】また、特公平8−33320号公報の液面
検知はサンプリングする液面の位置を検出し吸引吐出す
るためのプローブを一定の深さに侵入させるためのもの
である。
【0009】本発明の目的は、分析装置立上げ後の最初
の洗浄開始前に、反応容器内の液体の有無を検知して反
応容器を位置決めすることにより、停電等の理由により
電源が停止した後の電源再投入後においても、本来きれ
いであるべきノズルで反応液或いは汚染された洗浄液を
吸引しない立上げ動作を備えた自動分析装置を提供する
ことにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的は、反応容器内
の液体の有無を検知する液体検知器を備えることにより
解決できる。
【0011】或いは反応容器洗浄手段に、反応容器内の
液体の有無を検知する液体検知器を備えることにより解
決できる。
【0012】或いは、上記液体検知器を備えた場合に
は、自動分析装置の立上げ時、反応容器洗浄手段で最初
の洗浄を開始する前に、前記液体検知器にて各反応容器
内の液体の有無を検知後、反応容器を位置決めすること
により解決できる。
【0013】或いはサンンプル分注器に、反応容器内の
液体の有無を検知する液体検知器を備え、自動分析装置
の立上げ時、反応容器洗浄手段で最初の洗浄を開始する
前に、前記液体検知器にて各反応容器内の液体の有無を
検知後、反応容器を位置決めすることにより解決でき
る。
【0014】或いは少なくとも反応容器の1回転に1回以
上、自動分析装置からの信号を記憶する記憶装置を備
え、自動分析装置の立上げ時、反応容器洗浄手段で最初
の洗浄を開始する前に、前記記憶装置内の情報に基づい
て反応容器を位置決めすることにより解決できる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は本発明による自動分析装置
の一実施例の全体構成図である。図1(a)には自動分
析装置11の上面から見た図を図1(b)には正面から
見た図を示している。
【0016】サンプル槽20の内部には、サンプル21
の入った複数のサンプル容器22が円周方向に移動可能
に保持されている。第一試薬槽30の内部には、第一試
薬31の入った複数の第一試薬容器32が円周方向に移
動可能に保持されている。第二試薬槽40についても第
一試薬槽30と同様に、第二試薬41の入った複数の第
二試薬容器42が円周方向に移動可能に保持されてい
る。反応槽50には複数の反応容器60が円周方向に移
動可能に保持されている。
【0017】反応槽50は恒温槽になっており、その周
囲には、サンプル21をサンプル容器22から反応容器
60に分注するためのサンプルピペッタ70が設けられ
ている。また、第一試薬31を第一試薬容器32から反
応容器60に分注するための第一試薬ピペッタ71と、
第二試薬41を第二試薬容器42から反応容器60に分
注するための第二試薬ピペッタ72が設けられている。
さらに、第一試薬31が反応容器内に分注された直後に
反応容器内を攪拌する第一攪拌棒81と、第二試薬41
が反応容器内に分注された直後に反応容器内を攪拌する
第二攪拌棒82が設けられている。また、攪拌が終了し
反応の進んだ反応容器内の反応液を分析するため、分光
計測器91とランプ92が設けられている。計測の終了
した反応容器は、反応容器内の液体の有無を検知する液
体検知器93を通過後、反応容器を洗浄するための反応
容器洗浄部100に搬送される構成となっている。
【0018】図2に図1の反応槽まわりの詳細を示す。
【0019】図1及び図2を用いて、本実施例の動作を
以下に説明する。
【0020】オペレータが分析項目等の入力情報を自動
分析装置11に入力して分析動作が開始する。まず、反
応槽50が回転し、反応容器60が次々に液体検知器9
3を通過する。その際、液体検知器93は反応容器60
内に液体が存在するかどうかを検知する。液体検知器9
3の検出結果に基づいて次の動作を行う。すなわち、液
体のある反応容器が検出された場合は、洗浄動作開始時
の反応容器の位置を決定し、その反応容器が所定の位置
(反応容器洗浄部100)に移動するよう指令する。反
応容器洗浄部100に移動した反応容器60は、そこで
洗浄される。反応容器洗浄部100は複数の洗浄機構を
有し、反応容器は各洗浄機構を順次通過していく。全て
の洗浄機構を最初に通過し終わった反応容器がサンプル
吐出位置に移動した時、初めてサンプルが分注される。
【0021】なお、液体の入った反応容器が検出されな
かった場合は、基準となる反応容器を反応容器洗浄部1
00の位置に移動するよう指令する。基準となる反応容
器が全ての洗浄機構を通過しサンプル吐出位置に移動し
たとき、初めてサンプルが分注される。
【0022】サンプルピペッタ70は、所定量のサンプ
ル21をサンプル容器22から吸引し、サンプル吐出位
置にある反応容器洗浄部100で洗浄された反応容器6
0に吐出する。サンプル21が分注された反応容器60
は、反応槽50内で第一試薬吐出位置まで周方向に移動
する。
【0023】続いて、第一試薬ピペッタ71は所定量の
第一試薬31を第一試薬容器32から吸引し、既にサン
プル21が分注されてある反応容器60に吐出する。第
一試薬31が分注された後、反応容器60は反応槽50
内で第一攪拌位置まで周方向に移動し、第一攪拌棒81
がサンプル21と第一試薬31の反応液を攪拌する。第
二試薬を追加する必要がある場合は、反応容器60は反
応槽50内で第二試薬吐出位置まで周方向に移動し、続
いて第二試薬ピペッタ72は所定量の第二試薬41を第
二試薬容器42から吸引し、既にサンプル21と第一試
薬31の反応液が分注されてある反応容器60に吐出す
る。
【0024】続いて、反応容器60は反応槽50内で第
二攪拌位置まで周方向に移動し、第二攪拌棒82がサン
プル21,第一試薬31及び第二試薬41の反応液を攪
拌する。攪拌終了後サンプルと試薬は徐々に反応し、そ
の結果検査項目の成分濃度に対応した発色を行う。この
発色の程度は成分濃度に対応する。反応進行中に分光計
測器91では、ランプ92から発せられた光による反応
容器の透過光に基づいて吸光スペクトルを計測し、濃度
の定量を行う。
【0025】計測が終了した反応容器60は反応容器洗
浄部100まで移動し、そこで洗浄される。洗浄後の反
応容器60は、再びサンプル吐出位置まで移動し、上記
サンプル分注,試薬分注,分析及び洗浄の工程を繰り返
す。
【0026】図3に反応容器洗浄部の構成を示す。
【0027】図3に示す反応容器洗浄部100は、各反
応容器60から洗浄液を吸引したり吐出したりする複数
のノズルと各ノズルを保持するノズル保持部150、洗
浄用の洗浄液を貯えておく洗浄液タンク131、洗浄液
タンク131から各ノズルに洗浄液を供給する給水ポン
プ141、各反応容器から反応液及び洗浄液を各ノズル
で吸引するための吸引ポンプ142、吸引ポンプで吸引
した反応液及び洗浄液を廃棄する廃棄タンク132から
構成される。
【0028】ノズルは、反応液を吸引する反応液吸引ノ
ズル101、洗浄液を吸引する洗浄液吸引ノズル10
2、103、ノズルチップ124で洗浄液と気泡を吸引
する洗浄液・気泡吸引ノズル104、洗浄工程の最後に
洗浄液を吸引するノズルチップ126を備えた仕上げ吸
引ノズル106、洗浄液を吐出する洗浄液吐出ノズル1
11、112、113、セルブランク液を吐出するセル
ブランク液吐出ノズル115から構成される。
【0029】各ノズルは反応容器内に下降し、反応液6
1及び洗浄液62を吸引する。この状態を図3の(a)に
示す。引き続き各ノズルは洗浄液を吐出し、再び反応容
器の上まで上昇する。この状態を図3の(b)に示す。ノ
ズルが上下する間の反応容器の停止中に、サンプル吐出
位置では、サンプル21が吐出される。ノズルが反応容
器の上まで上昇すると、反応容器は移動し、約1周する
間に試薬の吐出、分光計測が実施され、反応容器は次の
洗浄位置に停止する。この状態を図3の(c)に示す。但
し、洗浄機構は省略してある。
【0030】最初の洗浄工程では、分析の終了した各反
応容器60は、まず反応液吸引ノズル101で反応液を
吸引され、洗浄液吐出ノズル111で最初の洗浄液が吐
出される。次の洗浄工程では、前の洗浄工程で洗浄液吐
出ノズル111から吐出された洗浄液を洗浄液吸引ノズ
ル102が吸引し、洗浄液吐出ノズル112で洗浄液を
吐出する。次の洗浄工程でも同様に、洗浄液吸引ノズル
103で洗浄液を吸引し、洗浄液吐出ノズル113で洗
浄液を吐出する。このように数回の洗浄液の吸引吐出を
繰り返すことにより、反応容器60が徐々に洗浄されて
いく。
【0031】次の洗浄工程では、反応容器壁面に付着し
た気泡を除去するためのノズルチップ124を備えた洗
浄液・気泡吸引ノズル104で、洗浄液及び反応容器壁
面に付着した気泡を除去・吸引する。洗浄液・気泡吸引
ノズル104で完全に洗浄液を吸引した反応容器に対し
て、次の洗浄工程ではセルブランク液63をセルブラン
ク液吐出ノズル115で吐出する。最後の洗浄工程で
は、ノズルチップ126を備えた仕上げ吸引ノズル10
6でセルブランク液を吸引し洗浄工程を終了する。洗浄
が完了した反応容器は、サンプル吐出位置に移動し、サ
ンプルピペッタでサンプル21が吐出される。
【0032】洗浄動作が正常に作動している場合には、
図3の(a)から(c)までが順次繰り返される。しかし、
分析動作中に停電等の理由により電源が停止した場合、
電源再投入後の反応容器の位置は停止直前の位置ではな
い。洗浄液を吸引するノズルは、洗浄工程が後のほどき
れいな洗浄液を吸引する。例えば、最後の洗浄工程で使
用する仕上げ吸引ノズル106は、殆ど反応液に汚染さ
れないセルブランク液を吸引するノズルである。仮に仕
上げ吸引ノズル106及びノズルチップ126が反応液
を吸引して汚染されると、次の洗浄時に反応容器を汚染
する可能性がある。
【0033】そこで、分析装置立上げ時の最初の洗浄動
作前に、反応容器を次のようにして位置決めし、上記ノ
ズルの汚染を防ぐ。
【0034】図4に反応容器位置決め動作のブロック図
を示す。
【0035】分析装置が立ち上がると反応容器列が回転
し、基準反応容器を検出する。基準反応容器の検出に
は、図2に示すように、反応容器の回転軸61に位置検
出用の突起95を設けておき、突起95の通過を光ピッ
クアップ94で検出すればよい。
【0036】突起95を検出すると、対応する基準反応
容器を液体検知位置に移動し、液体検知器93で基準反
応容器内の液体の有無を調べる。
【0037】図5に液体検知器の構成図を示す。
【0038】液体の有無を検知するには、例えば図5に
示す液体検知器のように、光の全反射を利用すればよ
い。この液体検知器には、光を照射する発光部96と、
光を受光する受光部97を備えている。
【0039】液体検知の原理を図6に示す。
【0040】発光部96から照射された光は、反応槽5
0に角度q1で入射する。空気の屈折率をn1、反応槽壁材
の屈折率をn2とすると、反応槽壁内への屈折光の屈折角
q2は次式の関係を満足する。
【0041】 n1・sinq1=n2・sinq2 …(1) 反応槽壁に入射した光は反応槽壁から反応槽内部の水の
層へ、さらに反応容器壁へ、そして反応容器壁から反応
容器内部へと入射・屈折を繰り返す。
【0042】反応容器に液体がある場合、液体の屈折率
をn4、反応容器の屈折率をn3、反応容器壁から反応容器
内部への入射角をq3とすると、反応容器内の液体への屈
折光の屈折角q4は次式の関係を満足する。
【0043】 n3・sinq3=n4・sinq4 …(2) もし反応容器内に液体がない場合には、空気が存在する
ので式(2)のn4をn1で置き換えればよい。即ち反応容器
内に液体がない場合には、 n3・sinq3=n1・sinq4 …(3) 一般に液体の屈折率n4は空気の屈折率n1より大きいの
で、入射角q3がある範囲においては、液体が有る場合に
は反応容器から液体へと光は透過し、液体がない場合に
は反応容器と空気との境界で光は全反射する。液体が有
る場合の光が透過する条件は、式(2)で屈折角q4が90度
以下の時であるから、 n3・sinq3<n4 …(4) 液体がない場合、式(3)でq4が90度の時全反射するか
ら、 n3・sinq3>n1 …(5) 従って、液体が有る場合に反応容器から液体へと光が透
過し、液体がない場合に反応容器と空気との境界で光が
全反射する条件は、 n1<n3・sinq3<n4 …(6) となる。
【0044】例えば、反応容器の材質がアクリル(n3=
1.42)の場合、液体を水(n4=1.33)として、 44.8<q3<48.7 …(7) となる。但し空気の屈折率はn1=1.00とした。
【0045】式(6)を満足するように、発光部96及び
受光部97を設置すると、反応容器内に液体が有る場
合、発光部96から照射された光は反応容器内の液体を
透過し、受光部97へは一部の反射光のみが検知され
る。一方反応容器内に液体が無い場合、発光部96から
照射された光は反応容器内壁で全反射し、受光部97で
検知される。この両者の光量の違いから液体の有無を検
知することができる。
【0046】基準反応容器内の液体検知が終了すると、
反応容器は反時計方向に回転し、次の反応容器が液体検
知位置に停止する。以下同様に各反応容器内の液体検知
を実施し、3つの反応容器が連続して液無しであるか、
或いは3つの連続した反応容器が液無し、液有り、液無
しと検出された時点で、液体検知は終了する。
【0047】最後に液体検知した反応容器を仕上げ吸引
ノズル106の直前、図3の場合セルブランク液吐出ノ
ズル115の位置に移動し、洗浄動作を開始する。
【0048】本実施例の場合に、3つの連続した反応容
器の液体検知結果から反応容器の位置決めをする理由を
以下に述べる。
【0049】まず洗浄液を吸引した直後に電源が停止し
た場合、図3の(a)に示すように、洗浄中の反応容器は
6個とも液無しである。さらにサンプル吐出位置の反応
容器にはサンプルが吐出されるだけであり、上記液体検
知方法では液無しと判定される。即ち、サンプル吐出位
置から連続した3つの反応容器は液無しで、液体検知を
行った場合に最後に検知される反応容器は、仕上げ吸引
ノズル106の直前、即ちセルブランク液吐出ノズル1
15に位置していたものである。従って液体検知の結
果、反応容器は停電時の洗浄液吸引直後の状態に位置決
めされたことになり、続けて洗浄動作を行えばよい。
【0050】洗浄液を吐出した直後に電源が停止した場
合、図3の(b)に示すように、洗浄液・気泡吸引ノズル
104及び仕上げ吸引ノズル106に位置する反応容器
に洗浄液は吐出されないので液体はなく、その間のセル
ブランク液吐出ノズル115に位置する反応容器には、
セルブランク液が吐出されるので液体が有る。液体検知
器は、この液無し、液有り、液無しを検知し、最後に検
知する、洗浄液・気泡吸引ノズル104に位置していた
反応容器を、セルブランク液吐出ノズル115の下に位
置決めする。即ち停電時より次の洗浄工程に位置決めす
ることになる。洗浄液を吐出した直後に電源が停止した
場合には、すでに洗浄工程が終了しているので、再立上
げ時には、次の洗浄工程に位置決めすればよい。
【0051】このように、立上げ時に液体検知をするこ
とで、停電等の理由により電源が停止した後の電源再投
入後においても、仕上げ吸引ノズルのようなきれいな洗
浄液のみを吸引するノズルで、反応液を吸引しない立上
動作が可能となる。
【0052】上記液体検知器を用いた立上げ動作は、洗
浄液を再利用する反応容器洗浄部においても有効であ
る。図7に、洗浄液を再利用する反応容器洗浄部を示
す。
【0053】図7に示す反応容器洗浄部は、反応槽50
内の反応容器60に対して反応液或いは洗浄液を吸引或
いは吐出するノズル301〜309、反応液或いは洗浄
液を一時貯蔵する貯蔵容器311〜319、反応液或い
は洗浄液を吸引或いは吐出するために必要な圧力を発生
する圧力源340を備えている。
【0054】反応液用バルブ331及び洗浄液用バルブ
332が閉じ、純水用バルブ339が開いた状態で、圧
力源340が負圧を発生し貯蔵容器311〜319の圧
力が大気圧より下がると、吸引ノズル301は反応液を
反応容器から吸引し、吸引吐出ノズル302〜308は
洗浄液を反応容器から吸引し、貯蔵容器311〜318
に反応液或いは洗浄液が貯蔵され、貯蔵容器319には
純水供給容器329から純水が吸引される。
【0055】次に、反応液用バルブ331及び洗浄液用
バルブ332を開くと、貯蔵容器311及び312内の
反応液及び洗浄液は、それぞれ反応液廃棄容器321及
び洗浄液廃棄容器322に排出する。
【0056】純水用バルブ339が閉じた状態で、圧力
源340が圧力を発生し貯蔵容器313〜319の圧力
が大気圧より上がると、吸引吐出ノズル303〜308
は、貯蔵容器313〜318から洗浄液を反応容器に吐
出し、吐出ノズル309は貯蔵容器309から純水を反
応容器に吐出する。
【0057】各ノズルと反応容器の動作を図8に示す。
9個の反応容器aからiまでが各ノズル301〜309の
位置に停止したとする。各ノズルは吸引動作に入る。吸
引ノズル301及び302はそれぞれ反応容器a及びbか
ら反応液及び洗浄液を吸引し、反応液廃棄容器321及
び洗浄液廃棄容器322に廃棄する。吸引吐出ノズル3
03〜308はそれぞれ反応容器cからhの洗浄液を吸引
し貯蔵容器313〜318に一時保持する。吐出ノズル
309は純水供給専用なので、吸引はしない。
【0058】吸引動作終了後、反応容器は回転し反応容
器aが吸引吐出ノズル303の位置にくる。ここで吐出
動作が開始する。吸引吐出ノズル303〜308は、反
応セルaからfに対して貯蔵容器に一時保持していた洗浄
液を吐出する。吐出ノズル309は反応容器gに対して
純水を吐出する。
【0059】次に反応容器は約1回転し、反応容器aが
吸引ノズル302の位置に停止し上記と同様の吸引、吐
出動作を繰り返す。
【0060】上記吸引、吐出動作を繰り返すことによ
り、全ての反応容器が順次洗浄されていく。洗浄液が外
部から供給されるのは、純水を吐出する吐出ノズル30
9においてのみで、あとは全て再利用される。
【0061】洗浄動作が正常に作動している場合には、
図8の(a)から(c)までが順次繰り返される。しかし、
分析動作中に停電等の理由により電源が停止した場合、
電源再投入後の反応容器の位置は停止直前の位置ではな
い。洗浄液を吸引・貯蔵するノズル及び貯蔵容器は、洗
浄工程が後のほどきれいな洗浄液を吸引・貯蔵する。例
えば、洗浄工程の最後に吸引する吸引吐出ノズル308
では、殆ど反応液に汚染されない洗浄液を吸引し貯蔵容
器318に貯蔵する。仮に吸引吐出ノズル308が反応
液を吸引すると貯蔵容器318が汚染され、次の洗浄時
に反応容器を汚染する可能性がある。
【0062】そこで、分析装置立上げ時の最初の洗浄動
作前に、反応容器を次のようにして位置決めし、上記ノ
ズルの汚染を防ぐ。
【0063】図9に反応容器位置決め動作のブロック図
を示す。分析装置が立ち上がると反応容器列が回転し、
基準反応容器を検出する。基準反応容器の検出には、図
2に示すように、反応容器の回転軸61に位置検出用の
突起95を設けておき、突起95の通過を光ピックアッ
プ94で検出すればよい。
【0064】突起95を検出すると、対応する基準反応
容器を液体検知位置に移動し、例えば図5に示すような
液体検知器93で基準反応容器内の液体の有無を調べ
る。
【0065】基準反応容器内の液体検知が終了すると、
反応容器は反時計方向に回転し、次の反応容器が液体検
知位置に停止する。以下同様に各反応容器内の液体検知
を実施し、(1)4つの反応容器が連続して液無しであ
るか、或いは(2)液無し、液有りの順番で検出された
時点で、液体検知は終了する。
【0066】(1)4つの連続した液無しの反応容器が
検出されるのは、図8の(a)に示すように、吸引動作直
後の状態であり、最後に液体検知した反応容器gを最後
の吸引吐出ノズル308の直前、即ち吸引吐出ノズル3
07の位置に移動すれば、電源停止直前の洗浄動作の位
置に戻ることになり、洗浄動作を続けて開始すればよ
い。或いは(2)液無し、液有りの順番で検出されるの
は、図8の(b)或いは(c)に示すように、吐出動作直後或
いは吸引動作直前の状態であり、最後に液体検知した反
応容器を最後の吸引吐出ノズル308の位置に移動すれ
ば、電源停止直前の洗浄動作から引き続き洗浄動作を開
始できる。
【0067】このように、立上げ時に液体検知をするこ
とで、停電等の理由により電源が停止した後の電源再投
入後においても、仕上げ吸引ノズルのようなきれいな洗
浄液のみを吸引するノズルで、反応液を吸引しない立上
動作が可能となる。
【0068】図3及び図7に示した両洗浄手段に対し
て、反応容器を位置決めする場合の液体検知器として、
図5に示した光の全反射を利用した液体検知器を示した
が、サンプルピペッタの液面検知機能を利用してもよ
い。サンプルピペッタ70でサンプル容器22からサン
プル21を吸引する際、サンプル液面位置を検知する。
サンプルピペッタの液面検知については、例えば特公平
8−33320号公報にサンプルのもつ静電容量を利用
した液面検知器が示されている。このサンプルピペッタ
の液面検知機能を利用する場合、図2に示す液体検知器
93での液体検知位置とは異なり、サンプル吐出位置で
液面検知を行えばよい。
【0069】さらに同様の液面検知機能を反応容器洗浄
部100に設けてもよい。図7の実施例では、各吸引ノ
ズル301、308、309と吸引ノズルから絶縁され
たノズル保持部150間の静電容量を先に説明した公知
の静電容量検出器98で検出する。ノズルが下降し液面
に接触すると、サンプルの分だけ静電容量が増加するこ
とにより、液面であることが分かる。液面検知器を反応
容器洗浄部に取付けた場合、反応容器洗浄部の位置で液
体検知を行えばよい。
【0070】各液体検知器は、単独で使用してもよく、
或いは組み合わせて使用してもよい。例えば図5に示す
液体検知器で液体検知後、反応容器を洗浄開始位置に位
置決めして、反応容器洗浄部で洗浄直前に再度液体検知
を実施することにより、より確実な液体検知が可能とな
る。吸引ノズル301、308、309で液無しの場合
は、吸引動作直後の状態(図8の(a))であり、吸引
ノズル309のみが液無しの場合は吸引動作直前の状態
(図8の(c))のであることが確認できる。このよう
に洗浄開始前に液体の有無を検知することで、停電等の
理由により電源が停止した後の電源再投入後において
も、仕上げ吸引ノズルのようなきれいな洗浄液のみを吸
引するノズルで、反応液を吸引しない立上げ動作が可能
となる。
【0071】これまでは、液面検知をすることで、電源
停止直前の洗浄位置に反応容器を位置決めする方法を述
べてきたが、電源停止直前の反応容器の位置を知る他の
方法として、少なくとも反応容器の1回転に1度装置が信
号を発し、記憶装置がその信号を格納しておけばよい。
【0072】図10に示す実施例では、記憶装置401
は反応容器洗浄部100を上下動するパルスモータ40
0からの信号を、反応容器洗浄部100の上下動に連動
して記憶する。このようにすれば、分析装置立上げ時か
らの洗浄回数が分かり、反応容器が何処まで洗浄された
か分かる。
【0073】図11に記憶装置を設けた場合の立上げ動
作時のブロック図を示す。分析装置が立ち上がると反応
容器列が回転し、基準反応容器を検出する。次に記憶装
置をチェックし、停止直前の反応容器の位置を決定し、
反応容器を位置決めする。
【0074】この状態で反応容器の洗浄を開始すると、
停止直前の反応容器から洗浄を続けることができ、停電
等の理由により電源が停止した後の電源再投入後におい
ても、仕上げ吸引ノズルのようなきれいな洗浄液のみを
吸引するノズルで、反応液を吸引しない立上げ動作が可
能となる。
【0075】
【発明の効果】本発明によれば、分析装置立上げ後の最
初の洗浄開始前に、反応容器内の液体の有無を検知して
反応容器を位置決めすることにより、停電等の理由によ
り電源が停止した後の電源再投入後においても、本来き
れいであるべきノズルで反応液或いは汚染された洗浄液
を吸引しない立上げ動作が可能となる。このため、無駄
な洗浄液の浪費を防止できるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による自動分析装置の一実施例の全体構
成図である。
【図2】本発明の反応槽まわりの詳細図である。
【図3】反応容器洗浄動作の説明図である。
【図4】本発明の液体検知による反応容器位置決め動作
のブロックである。
【図5】本発明による液体検知器の構成図である。
【図6】本発明による液体検知の説明図である。
【図7】反応容器洗浄部の構成図である。
【図8】反応容器洗浄動作の説明図である。
【図9】本発明の液体検知による反応容器位置決め動作
のブロックである。
【図10】本発明による自動分析装置の全体構成図であ
る。
【図11】本発明の記憶装置を設けた場合の反応容器位
置決め動作のブロックである。
【符号の説明】
60…反応容器、70…サンプルピペッタ、93…液体
検知器、96…発光部、97…受光部、98…静電容量
検出器、100…反応容器洗浄手段、101…反応液吸
引ノズル、106…仕上げ吸引ノズル、401…記憶装
置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渋谷 武志 茨城県ひたちなか市市毛882番地 株式会 社日立製作所計測器事業部内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】サンプルと試薬を反応させる複数の移動可
    能な反応容器と、反応容器内にサンプルを分注するサン
    プル分注器と、反応容器内の反応液を分析するための分
    光計測器と、反応容器を洗浄する反応容器洗浄手段とを
    備えた自動分析装置において、反応容器内の液体の有無
    を検知する液体検知器を設け、装置起動時に反応容器内
    の液体の有無を検出することを特徴とする自動分析装
    置。
  2. 【請求項2】サンプルと試薬を反応させる複数の移動可
    能な反応容器と、反応容器内にサンプルを分注するサン
    プル分注器と、反応容器内の反応液を分析するための分
    光計測器と、反応容器を洗浄する反応容器洗浄手段とを
    備えた自動分析装置において、前記反応容器洗浄手段
    は、反応容器内の液体の有無を検知する液体検知器を設
    け、装置起動時に反応容器内の液体の有無を検出するこ
    とを特徴とする自動分析装置。
  3. 【請求項3】請求項1或いは2に記載の自動分析装置に
    おいて、前記自動分析装置の立上げ時、反応容器洗浄手
    段で最初の洗浄を開始する前に、前記液体検知器にて各
    反応容器内の液体の有無を検知後、反応容器を位置決め
    することを特徴とする自動分析装置。
  4. 【請求項4】請求項1から3のいずれか1項に記載の自
    動分析装置において、前記反応容器洗浄手段は、反応容
    器に対して洗浄液を吸引或いは吐出する上下に移動可能
    な洗浄ノズルと、各洗浄ノズル毎に洗浄ノズルで吸引し
    た洗浄液を一時貯蔵し再び洗浄ノズルから洗浄液を吐出
    するための洗浄液貯蔵容器と、洗浄液を洗浄ノズルで吸
    引及び吐出するための吸吐装置とを備え、前記洗浄ノズ
    ルで反応容器内の洗浄液を吸引後、洗浄液貯蔵容器が洗
    浄液を保持したまま反応容器が移動し、前記洗浄ノズル
    が洗浄液を吸引した時とは別の反応容器に貯蔵容器内の
    洗浄液を吐出することを特徴とする自動分析装置。
  5. 【請求項5】サンプルと試薬を反応させる複数の移動可
    能な反応容器と、反応容器内にサンプルを分注するサン
    プル分注器と、反応容器内の反応液を分析するための分
    光計測器と、反応容器を洗浄する反応容器洗浄手段とを
    備えた自動分析装置において、反応容器内の液体の有無
    を検知する液体検知器を設け、少なくとも反応容器の1
    回転に1回以上、液体検知器の検知信号を記憶する記憶
    装置を備え、自動分析装置の立上げ時、反応容器洗浄手
    段で最初の洗浄を開始する前に、前記記憶装置内の情報
    に基づいて反応容器を位置決めすることを特徴とする自
    動分析装置。
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