JPH07270163A - 測量用三脚における昇降機構 - Google Patents

測量用三脚における昇降機構

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JPH07270163A
JPH07270163A JP6095394A JP6095394A JPH07270163A JP H07270163 A JPH07270163 A JP H07270163A JP 6095394 A JP6095394 A JP 6095394A JP 6095394 A JP6095394 A JP 6095394A JP H07270163 A JPH07270163 A JP H07270163A
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JP
Japan
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holding cylinder
cylinder body
inner cylinder
surveying
tripod
Prior art date
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Pending
Application number
JP6095394A
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English (en)
Inventor
Norio Ono
徳郎 大野
Tomihiro Mizoguchi
富博 溝口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MAIZOTSUKUSU KK
MORIYAMA GIKEN KK
Original Assignee
MAIZOTSUKUSU KK
MORIYAMA GIKEN KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 測量用三脚における昇降機構を簡素に構成す
るとともに、充分な支持剛性を有するものとすること。 【構成】 測量用三脚の脚頭に設けられた基台2に保持
筒体8を取り付け、保持筒体8には取付台5に垂設され
た内筒体4を軸線方向にスライド自在かつ軸線回りに回
動不能に挿着する。内筒体4にはナット9を固着する一
方、内筒体4に挿通してナット9に螺合せしめた送りね
じ11を保持筒体8の下端部にて回動自在かつ昇降不能
に支持する。さらに保持筒体8の下側には送りねじ11
に連結してこれを回動させ得る回動操作部材12を設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、測量用三脚における昇
降機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、測量用三脚の脚頭において取付台
を昇降させる機構としては、センターポストにラックを
形成したラックピニオン式のものがあるが、これには昇
降機構の全長が長くなって取扱い難くなりかつそれに伴
い重量も相当重くなる等の問題点が指摘されていた。こ
の点を改良するものとして、本件出願人は実開平5−5
7613号公報に記載された測量用三脚におけるアタッ
チメントを提案した。このアタッチメントは、外筒部材
内に支承した回転軸筒体をベベルギヤ(回転伝達機構)
を介してハンドル(回転操作手段)にて回転操作可能に
形成し、かつ回転軸筒体内に昇降可能に支承された昇降
体には回転軸筒体の雌ねじ部に螺合するねじ環を固定し
た大略構成となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のアタッチメント
では、回転伝達機構及び回転操作手段の構成が比較的複
雑で部品点数も多いという感を免れ得ず、したがって、
これらを簡素かつ軽量に構成してコストダウンを図るこ
とが要請されていた。ところが、不用意に軽量化すると
各部の支持剛性が弱くなってがたつき易くなるおそれが
あった。
【0004】そこで、本発明は、測量用三脚における昇
降機構を簡素に構成するとともに、充分な支持剛性を有
するものとすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このために、以下のよう
な測量用三脚における昇降機構を創作した。すなわち、
本発明は、測量用三脚の脚頭において取付台を昇降させ
る昇降機構であって、前記脚頭には上下方向に延びる保
持筒体を設け、その保持筒体には前記取付台に垂設され
た内筒体を軸線方向にスライド自在かつ軸線回りに回動
不能に挿着し、その内筒体には内筒体と同一軸線を有す
る雌ねじ部を設ける一方、前記内筒体に挿通して前記雌
ねじ部に螺合せしめた雄ねじ部材を前記保持筒体の下端
部にて回動自在かつ昇降不能に支持し、さらに前記保持
筒体の下側には前記雄ねじ部材に連結してこれを回動さ
せ得る回動操作部を設けたことを特徴としている。
【0006】
【作用】測量用三脚の脚頭に設けられた保持筒体に対し
内筒体をはめ込み、内筒体の雌ねじ部には保持筒体にて
支持した雄ねじ部材を螺合させる。さらに、その雄ねじ
部材には操作部を連結して、保持筒体の下側から雄ねじ
部材を回動操作できるようにする。すなわち、回動操作
部が雄ねじ部材を回動させると、雄ねじ部材に雌ねじ部
を螺合させている内筒体が保持筒体に沿って上下方向に
スライドし、取付台が昇降動する。
【0007】
【実施例】本発明の一実施例を図面に基づいて説明す
る。図1は測量用三脚における昇降機構の正面断面図、
図2は図1のA−A断面図、そして図3は測量用三脚の
全体を示す正面図である。図3に示すように、伸縮自在
な3本の脚1の上端部には、これら脚1を開閉自在に連
結する基台2が取り付けられて脚頭を形成しており、脚
頭には昇降機構3が設けられている。そして、詳しくは
次述するが、昇降機構3の内筒体4が基台2から上方に
出没可能に形成され、この内筒体4の上端部に取付台5
が取り付けられている。
【0008】次に、前記昇降機構3について説明する。
図1及び図2に示すように、基台2には貫通孔2aが明
けられていて、貫通孔2aに短円筒状下端部を嵌め込ん
だ支持フランジ6が基台2に対しねじ止めされている。
支持フランジ6には樹脂製のリング7が挿着され、さら
に支持フランジ6の下側には円筒形状の保持筒体8が上
下方向に延びるように垂設されている。この保持筒体8
には前記内筒体4がほぼ外周全面を摺接可能に軸線方向
にスライド自在に挿着されていて、上記のリング7が内
筒体4の外周面に対し摺接できるダストシールとなって
いる。また、保持筒体8の内周面には軸線方向に延びる
二本の案内溝8aが相対向して形成されている。
【0009】内筒体4の下端部には左ねじのナット9
(雌ねじ部ともいう)が固着されていて、ナット9の外
周突部9aが前記案内溝8aに係合している。したがっ
て、内筒体4は軸線回りには回動できないようになって
いる。一方、前記保持筒体8の下端部には保持部材10
がねじ込まれていて、保持部材10は前記ナット9に螺
合する棒状の送りねじ11(雄ねじ部材ともいう)の下
端部を回動自在に支持している。その送りねじ11には
回動操作部材12(回動操作部ともいう)の横断面小判
形状の突部12aが嵌め込まれ、かつ送りねじ11と回
動操作部材12とがボルトにて連結されている。したが
って、回動操作部材12を回すと、送りねじ11が回動
する。なお、本実施例では、上記のナット9と送りねじ
11には台形ねじを2条、左ねじに形成して操作性を良
くしているが、これを三角ねじやボールねじ等に置き換
えることも可能である。
【0010】また、前記保持部材10には、軸直角方向
にストッパー13がねじ込まれていて、ストッパー13
の先端に対応する位置には駒14が装着されている。そ
して、ストッパー13のつまみ部を回してストッパー1
3の先端をねじ込むことで駒14を送りねじ11に対し
押圧できるようになっている。
【0011】次に、前記取付台5について説明する。図
3参照、取付台5の台座5aの上面は球面状に形成さ
れ、中心部には大穴5bが明けられている。台座5aの
下面側にはブラケット15がボルト15aを中心に水平
回転できるようになっており、このブラケット15にね
じ先部を貫通させた取付ボルト16が、台座5aに載置
された測量機(図示されない)を大穴5b内の任意の位
置で台座5aに対して引っ張って固定できるようになっ
ている。したがって、測量機の取り付け及び姿勢調整を
容易かつ迅速になし得る。
【0012】次に、昇降機構3の作用について説明す
る。前述のように、昇降機構3は測量用三脚に対し着脱
することができる構造であるが、通常は測量用三脚に取
り付けたままである。さて、測量用三脚の脚頭に装着し
た測量機を昇降させるには、作業者が脚1の間に手を差
し入れて回動操作部材12を回動操作する。すると送り
ねじ11が回動するが、送りねじ11に螺合しているナ
ット9は回動できないから、ナット9が固着されている
内筒体4は保持筒体8に沿ってスライドする。すなわ
ち、回動操作部材12の回転方向及び回転角度に応じて
取付台5が昇降動する。また、ストッパー13をねじ込
めば、送りねじ11は駒14が押しつけられて回動でき
なくなるから、取付台5がその位置で固定される。
【0013】上記の構成の昇降機構3では、保持筒体8
の内周面に内筒体4の外周面がほぼ全面接触しているか
ら昇降動に際してのがたつきがほとんどない。また、測
量用三脚の中心部に回動操作部材12が配置されてい
て、どの方向から腕を差し込んでも同じ条件で回動操作
部材12を操作することができる。このため、従来、作
業者が立つ位置によっては測量用三脚を跨いで回り込ん
で昇降機構を操作していたが、このような煩わしい動作
をなくすことができる。しかも、昇降機構3は構成が簡
素で、従来のものと比べて部品点数が少ない。したがっ
て、内筒体4の支持剛性を犠牲にすることなく軽量化が
可能である。そして、昇降機構3の外筒である保持筒体
8には、従来のピニオンやハンドルを取り付けるための
出っ張り等が不要であるから、外観がシンプルで美観が
良く、収納時にはケースにスッキリと納まるので持ち運
びにも便利である。
【0014】なお、本実施例においては、回動操作部材
12を手で握って操作するように構成したが、回動操作
部としてモーターを用いることもできる。
【0015】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
係る測量用三脚における昇降機構は、簡素に構成されて
部品点数が少ないから故障も少なく、かつ従来の物に比
べ大幅なコストダウンを図ることができるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の昇降機構の正面断面図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】実施例の昇降機構を備えた測量用三脚の全体を
示す正面図である。
【符号の説明】
2 基台 3 昇降機構 4 内筒体 5 取付台 8 保持筒体 9 ナット(雌ねじ部) 11 送りねじ(雄ねじ部材) 12 回動操作部材(回動操作部)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測量用三脚の脚頭において取付台を昇降
    させる昇降機構であって、前記脚頭には上下方向に延び
    る保持筒体を設け、その保持筒体には前記取付台に垂設
    された内筒体を軸線方向にスライド自在かつ軸線回りに
    回動不能に挿着し、その内筒体には内筒体と同一軸線を
    有する雌ねじ部を設ける一方、前記内筒体に挿通して前
    記雌ねじ部に螺合せしめた雄ねじ部材を前記保持筒体の
    下端部にて回動自在かつ昇降不能に支持し、さらに前記
    保持筒体の下側には前記雄ねじ部材に連結してこれを回
    動させ得る回動操作部を設けて成る測量用三脚における
    昇降機構。
JP6095394A 1994-03-30 1994-03-30 測量用三脚における昇降機構 Pending JPH07270163A (ja)

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