JPH0726997Y2 - 液体容器 - Google Patents

液体容器

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JPH0726997Y2
JPH0726997Y2 JP7942690U JP7942690U JPH0726997Y2 JP H0726997 Y2 JPH0726997 Y2 JP H0726997Y2 JP 7942690 U JP7942690 U JP 7942690U JP 7942690 U JP7942690 U JP 7942690U JP H0726997 Y2 JPH0726997 Y2 JP H0726997Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、栓体から中瓶内に圧縮空気を圧送して中瓶
内の内容液を外部に注出するようにした、冷却容器つき
の液体容器に関する。
〔従来の技術〕
この種の冷却容器つきの液体容器としては、本願出願人
の出願に係わる実公昭63-199号公報に示すように、中瓶
の瓶口部に嵌挿する栓体に、下向きに垂下した汲上管と
略水平方向に横設した水平管とを設け、この栓体には中
瓶内に出し入れでき下部に連通孔を形成し、かつ前記汲
上管を収納するようにした冷却容器を着脱自在に設ける
とともに、上記栓体には圧縮空気源の空気吐出口及び冷
却容器内と連通する空気連通路を形成し、圧縮空気源の
作動によりその圧縮空気を前記空気吐出口及び空気連通
路を経て冷却容器内に供給することにより、中瓶内の内
容液を必ず該冷却容器内を通過させてから、その冷却し
た内容液を汲上管及び水平管を経て注出口から外部に注
出するようにしたものが知られている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかるに、上記従来例のものによれば、 (イ) 内容液の注出時には、中瓶内の内容液は必ず冷
却容器内を経て外部に注出される構成としているため、
冷却効果は優れるものの、麦茶等の内容液の濃度が冷却
容器内の氷塊の溶解液で薄くなる欠点があった。
(ロ) 冷却容器内に氷塊を収納するときに、冷却容器
内には栓体に垂下した汲上管が収納されているため、氷
塊が入れにくかった。
(ハ) 栓体は、前述した汲上管と水平管とを設けてい
るため、構造が複雑となるばかりか、使用する上で取り
扱い難かった。また、栓体つきでこの冷却容器を単独で
使用したい場合に使用し難かった。
(ニ) 栓体近傍に保冷を高める手段は何ら示されてい
ないので、栓体近傍での内容液の放熱により冷めてしま
う。
などの種々の問題点があった。
この考案は、主として、上記(イ)〜(ニ)の問題点を
解消しようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕 上記課題を解決するため、この考案は、蓋体に設けた圧
縮空気源の作用により栓体から中瓶内に圧縮空気を圧送
して中瓶内の内容液を外部に注出するようにした液体容
器において、 前記中瓶の栓体の下方に、前記中瓶の瓶口の内径に嵌め
入れられる外径を有する冷却容器を着脱自在に設け、該
冷却容器の上部開口を冷却容器蓋で開閉自在に閉塞する
一方、該冷却容器蓋と栓体との間に、前記栓体から中瓶
内に圧縮空気を圧送する空気連通路を形成するととも
に、中瓶には、該中瓶の底部から外部に臨ませた注出口
に至る一連の注出通路を連通形成してある構成を採用し
ている。
栓体の具体的構成は任意で適宜設計できる。例えば、冷
却容器の冷却容器蓋と接続する中間筒と、中間筒と接続
されその上部を容器本体の下口部材の開口縁に支持され
る上部筒とで形成するとともに、上部筒と中間筒との間
には断熱材収納室を形成し、該断熱材収納室に断熱材を
収納してなる栓体を採用することもできる。
また、栓体は、蓋体の底板に一体に設けて該蓋体と同体
的に開放できるように構成する方が好ましい。
冷却容器の側壁は、伸縮可能な弾性素材で波形状に形成
する方が好ましい。また、冷却容器はその全体をゴムな
どの弾性素材で形成することもできるし、冷却容器の底
板及び側壁にはゴムなどの弾性素材からなるカバーを外
嵌めすることもできる。
汲上管と、この汲上管が対向する外装ケースの縦長の帯
状部分とは、外部から見える透明または半透明にする
と、内容液の残量が外部から判る利点がある。
〔作用〕
冷却容器の中瓶内への装着は、冷却容器の上部開口から
氷塊を入れ、その上部開口を冷却容器蓋で閉栓してか
ら、該冷却容器を栓体と結合するとともに、同栓体を容
器本体の下口部材の開口縁に支持させて中瓶の瓶口上部
開口を閉栓することにより行う。冷却容器内の氷塊によ
り中瓶内の麦茶、ホウジ茶、ウーロン茶などの内容液が
冷却される。上記状態において、圧縮空気源の空気吐出
口と栓体の空気連通路とは連通され、該空気連通路の下
流側は冷却容器内を避けて中瓶内を臨んでいる。
この状態で、圧縮空気源の操作により圧縮空気を中瓶内
に送り込むことにより、冷却容器で冷却された内容液
は、中瓶底部の下開口から汲上管や注出管等の一連の注
出通路を経て注出口から外部に注出される。この場合、
内容液中に冷却容器内の氷塊の溶解液が混入することが
ないため、内容液の濃度が薄まることがない。
上記状態から冷却容器を中瓶内から取り出すには、蓋体
を開けてから、上記栓体を把持して中瓶の瓶口上部開口
より上方に持ち上げることにより、栓体と一緒に冷却容
器を取り出すことができる。または栓体を蓋体の底板に
一体に設けた場合には同蓋体と一緒に栓体を冷却容器か
ら取り出すことができる。そして冷却容器より栓体を抜
き取ることにより、冷却容器に氷塊を出し入れすること
ができる。
〔第1実施例〕 この考案の第1実施例を第1図に基づいて以下に説明す
る。
この液体容器(1)は、外装ケース(3)と底部材
(4)ととからなる容器本体(2)と、容器本体(2)
の下口部材(5)の一端に弧回動自在に枢軸(7)にて
枢着した蓋体(6)と、蓋体(6)の内部に取り付けた
圧縮空気源(8)と、容器本体(2)に内装した真空二
重瓶からなる中瓶(9)などからなっている。
圧縮空気源(8)は、ベローズ(10)、ベローズ下板
(11)、ベローズ上板(12)からなっている。蓋体
(6)の頂部中央にはバネ(13)により上方に付勢され
た押動板(14)が上下動可能に取り付けてあり、この押
動板(14)の下面中央には、フックバルブ(16)を介し
て前記ベローズ上板(12)に当接し該ベローズ上板(1
2)を下動するための突出部(15)を形成している。ベ
ローズ上板(12)のフックバルブ(16)挿入孔は空気吸
入口も兼ねている。ベローズ下板(11)の中央には空気
吐出口(17)を形成し、該空気吐出口(17)の周囲には
環状の弾性パッキン(18)を固着している。なお(19)
は押動板(14)をロックする部材である。
前記内瓶(9)内には栓体(20)下方に、中瓶(9)の
瓶口(9a)の内径に微少間隔を有して嵌め入れられる外
径を有する冷却容器(30)が着脱自在に垂設してあると
ともに、該冷却容器(30)の上部開口(30a)を冷却容
器蓋(31)で開閉自在に閉塞するようにしてあり、その
冷却容器(30)で冷却した中瓶(9)内の内容液(W)
は、前記圧縮空気源(8)の圧縮作用により後述する汲
上管や注出管を経て外部に注出するようにしてある。
中瓶(9)の瓶口(9a)を閉栓する栓体(20)は、この
実施例では中間筒(33)と上部筒(35)とで形成してあ
る。冷却容器(30)の上部開口(30a)を閉塞する断面
H形状の冷却容器蓋(31)により、該冷却容器(30)の
上端部と冷却容器蓋(31)の下部とを螺合又はヘリコイ
ド結合(32)などにより着脱自在に接続するとともに、
冷却容器蓋(31)の上端部と栓体(20)の下部つまり中
間筒(33)とも螺合又はヘリコイド結合(34)などによ
り接続されている。中間筒(33)と上部筒(35)とは螺
合又はヘリコイド結合(36)などにより接続され、上部
筒(35)の上部に延設したフランジ(35c)を容器本体
(2)の下口部材(5)の開口縁(5a)に環状パッキン
(21)を介して着座されるようにしてある。
前記上部筒(35)は、下部を開口し上部に天板部(35
a)を有する略円筒状に形成するとともに、外筒部(35
b)には前述のフランジ(35c)を形成し、前記天板部
(35a)の中央部には、圧縮空気源(8)の空気吐出口
(17)と連通される空気連通路(22)を形成する内筒部
(35d)が形成されている。
中間筒(33)は、小径筒部(33a)と大径筒部(33b)と
を一体に連続形成して両筒(33a)、(33b)の内部を前
記空気連通路(22)となすとともに、大径筒部(33b)
の一側壁には空気連通路(22)の出口(22a)を形成し
てあり、この出口(22a)は冷却容器蓋(31)の側壁の
一部に形成した出口(22b)と連通し、この出口(22b)
(つまり空気連通路(22)の下流)は冷却容器(30)内
を避けた中瓶(9)内を臨むようにしてある。従って、
冷却容器蓋(31)と栓体(20)との間には、栓体(20)
から中瓶(9)内に圧縮空気を圧送する空気連通路(2
2)が形成されることになる。
上部筒(35)と中間筒(33)とで囲まれた部分には断熱
材収納室(40)が形成され、この断熱材収納室(40)に
断熱材(41)を収納するようにしてある。
中瓶(9)の底部中央には下開口(9b)が形成され、こ
の下開口(9b)にはパッキン(55)を介して注出通路
(70)の一部となる汲上管(50)の基端(50a)が連通
接続されている。
汲上管(50)は、軟質プラスチック製のチューブなどの
如く軟質素材で形成してある場合には1本のものを使用
することができるが、ステンレスや硬質プラスチックな
どの硬質素材からなる場合には、図示の如く複数の分割
体で構成する。すなわち、第1図における汲上管(50)
は、第1汲上管(51)、第2汲上管(52)、第3汲上管
(53)で形成し、それら各汲上管同士間をエルボやジョ
イント(54)……で連結し、第3汲上管(53)の先端を
注出管(60)と連通してあり、またこの汲上管(50)は
中瓶(9)と底部材(4)および外装ケース(3)とで
囲まれた空間(S)に中瓶(9)底部から上向きして設
けられている。これらの第1汲上管(51)、第2汲上管
(52)、第3汲上管(53)および注出管(60)は注出通
路(70)を構成する。そのため、冷却容器(30)で冷却
された中瓶(9)内の内容液は、中瓶(9)の下開口
(9b)から汲上管(50)及び注出管(60)の注出通路
(70)を経て注出口(61)から外部に注出できる。
なお、前記第1汲上管(51)は、底部材(4)の中央部
への締上げ部材(62)によるねじ込みにより中瓶(9)
の底部外周を保持する構造も兼ねている。(63)は安全
器である。(44)は中瓶(9)の瓶口外周と下口部材
(5)間に介装したパッキンである。
〔第2実施例〕 第2図は第2実施例を示す。
このものは、栓体(20)が蓋体(6)の底板(11)(ベ
ロース下板でもある)に一体に設けられ該蓋体(6)と
同体的に開放できるようにしてあるとともに、冷却容器
(30)はその冷却容器蓋(31)の上部フランジ(31a)
を下口部材(5)の開口縁(5a)に載置して、中瓶
(9)内に垂設してなる点に顕著な特徴をもつものであ
る。
すなわち、蓋体(6)の底板(ベローズ下板でもある)
(11)にボス状の細管(11a)を垂設する一方、片側に
テーパ(20a)を、中央部に空気連通口(22)を有する
内筒(80)を備えた偏形筒状からなる栓体(20)をも
ち、前記細管(11a)に内筒(80)を嵌挿固定してあ
る。栓体(20)の上部のフランジ(20b)にはパッキン
(81)が嵌装されている。従って、枢軸(7)を回動支
点として蓋体(6)を開放すると、該蓋体(6)と一緒
に栓体(20)が開放される。
また、冷却容器蓋(31)は、上端部に前記上部フランジ
(31a)を有し、かつ下部側壁に環状凹溝(82)を形成
してあり、前記環状凹溝(82)に冷却容器(30)の環状
突条(83)を弾性的に嵌合して、冷却容器(30)を取着
した冷却容器蓋(31)を前述したように下口部材(5)
の開口縁(5a)に載置するようにしてある。
なお、蓋体(6)の開放手段は種々構成できるが、この
実施例では、第2図に示されているように、固定端側を
蝶番(84)及び枢軸(7)にて弧回動自在に枢支し、自
由端側には蓋体ロック機構(85)を設け、蓋体(6)に
設けた押ボタン(86)を押圧すると、操作レバー(87)
が実線位置から鎖線位置まで突出するように構成してあ
る。(88)は取外しレバー、(89)はバネ、(90)は取
外しレバー(88)に対する係合片、(91)はベローズ上
板(12)の突出部(15)を押圧する押圧レバーである。
この実施例のように構成すると、栓体(20)は蓋体
(6)と一緒に開放できるため、内容液の給液が、栓体
(20)をその都度手で把持して取り外すことなく、蓋体
(6)の開放のみでできる利点がある。
〔第3実施例〕 第3図は第3実施例を示す。
このものは、第2実施例と同様に、栓体(20)の一部が
蓋体(6)の底板(11)(ベロース下板でもある)に一
体に設けられ該蓋体(6)と同体的に開放できるように
してあるとともに、栓体(20)の他部が冷却容器(30)
を吊持する構成としてある点に特徴を有する。
すなわち、栓体(20)を上部分割体(201)と下部分割
体(202)とに分け、上部分割体(201)を蓋体(6)の
底板(11)と一体的に設け、下部分割体(202)はパッ
キン(204)を介してそのフランジ(203)を下部部材
(5)の開口縁(5a)に載置してある。
また、冷却容器(30)の上端部を冷却容器蓋(31)で螺
合するとともに、該冷却容器蓋(31)と下部分割体(20
2)下部との間にはスペーサ(205)を弾性的に無理嵌め
して気密的に結合してあり、空気吐出口(17)と空気連
通路(22)とは連通され、空気連通路(22)の下流に空
気出口(206)が形成され冷却容器(30)内を臨むよう
に形成されてある。
この構成によれば、前記第2実施例と同様の利点があ
る。なお、(207)はパッキン、その他第2図と同一符
号は同様な構成を示す。
なお、各実施例において、冷却容器(30)の側壁(30
b)は、第4図に示すように、伸縮可能なゴムやプラス
チック等の弾性素材で波形(37)状に形成するとよい。
通常、冷却容器(30)に水を入れて冷凍庫で凍らせる時
に、水の体積が増加して体積膨張するため、冷却容器
(30)が破損する場合がある。しかし、前記のように冷
却容器(30)を波形(37)状の側壁(30b)とすれば、
このような凍結時の水の体積膨張に追従して当該波形
(37)部が拡がり冷却容器(30)の体積が増大されるた
め、冷却容器(30)の破損を防止することができる。
冷却容器(30)は、図示しないが、その全体をゴムなど
の弾性素材で形成することもできる。これによれば、冷
却容器(30)を中瓶(9)内に誤って落とした場合でも
中瓶(9)を破損することがない。
また、冷却容器(30)の底板(30c)及び側壁(30b)に
は、第5図に示すように、ゴムなどの弾性素材からなる
カバー(38)を外嵌めすることもできる。この場合もカ
バー(38)の衝撃吸収作用により上記と同様に中瓶
(9)の破損が防止できる。
〔考案の効果〕
この考案によれば、 (1) 中瓶の栓体の下方に、前記中瓶の瓶口の内径に
嵌め入れられる外径を有する冷却容器を着脱自在に設
け、該冷却容器の上部開口を冷却容器蓋で開閉自在に閉
塞する一方、該冷却容器蓋と栓体との間に、前記栓体か
ら中瓶内に圧縮空気を圧送する空気連通路を形成すると
ともに、中瓶には、該中瓶の底部から外部に臨ませた注
出口に至る一連の注出通路を連通形成しているから、従
来例の如く冷却容器内の氷塊の溶解液で中瓶内の内容液
の濃度が薄くなることが解消され、当初の内容液の濃度
を薄めることなく冷却することができる。
(2) 中瓶の底部から外部に臨ませた注出口に至る一
連の注出通路は、従来の如き冷却容器内に汲上管を設け
ない構成としているから、冷却容器内に氷塊を円滑に入
れやすいばかりか、栓体の構造が簡単となり、使用する
上でも取り扱い易いし、中瓶の底部に内容液が残留しな
い。
(3) 栓体の下方に、中瓶の瓶口の内径に嵌め入れら
れる外径を有する冷却容器を着脱自在に設け、該冷却容
器の上部開口を冷却容器蓋で開閉自在に閉塞する構成を
採っているから、この冷却容器を栓体を取り付けたまま
で、冷蔵庫で冷やして使用できるだけでなく、それ自体
を氷収納容器として単独で使用することができる。
(4) 請求項2記載の如く、中瓶の底部から外部に臨
ませた注出口に至る一連の注出通路は、中瓶の底部に形
成した下開口から底部材及び外装ケースと中瓶とで囲ま
れた空間を通るように設けてあるから、中瓶と底部材及
び外装ケース間の空間を注出通路として有効に利用でき
る。
(5) 請求項3記載の如く、栓体の上部筒と中間筒と
の間には断熱材収納室を形成し、該断熱材収納室に断熱
材を収納すると、最も冷めやすい栓体近傍からの放熱を
極力防止できるため、従来例に比べて保冷効果が優れて
いる。
その他請求項4ないし7の構成によれば、既述したよう
な利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1実施例の縦断面図、第2図は第2実施例の
要部縦断面図、第3図は第3実施例の要部縦断面図、第
4図と第5図はそれぞれ冷却容器の変形例の要部縦断面
図である。 (2)……容器本体、(3)……外装ケース、(4)…
…底部材、(5)……下口部材、(8)……圧縮空気
源、(9)……中瓶、(9a)……瓶口、(9b)……下開
口、(10)……ベローズ、(14)……押動板、(20)…
…栓体、(22)……空気連通路、(30)……冷却容器、
(30a)……上部開口、(31)……冷却容器蓋、(33)
……中間筒、(35)……上部筒、(37)……波形、(3
8)……カバー、(40)……断熱材収納室、(41)……
断熱材、(60)……注出管、(61)……注出口。

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】蓋体(6)に設けた圧縮空気源(8)の作
    用により栓体(20)から中瓶(9)内に圧縮空気を圧送
    して中瓶(9)内の内容液を外部に注出するようにした
    液体容器において、 前記中瓶(9)の栓体(20)の下方に、前記中瓶(9)
    の瓶口(9a)の内径に嵌め入れられる外径を有する冷却
    容器(30)を着脱自在に設け、該冷却容器(30)の上部
    開口(30a)を冷却容器蓋(31)で開閉自在に閉塞する
    一方、該冷却容器蓋(31)と栓体(20)との間に、前記
    栓体(20)から中瓶(9)内に圧縮空気を圧送する空気
    連通路(22)を形成するとともに、中瓶(9)には、該
    中瓶(9)の底部から外部に臨ませた注出口(61)に至
    る一連の注出通路(70)を連通形成してあることを特徴
    とする液体容器。
  2. 【請求項2】中瓶(9)の底部から外部に臨ませた注出
    口(61)に至る一連の注出通路(70)は、中瓶(9)の
    底部に形成した下開口(9b)から底部材(4)及び外装
    ケース(3)と中瓶(9)とで囲まれた空間(S)を通
    るように設けてある請求項1記載の液体容器。
  3. 【請求項3】栓体(20)は、冷却容器(30)の冷却容器
    蓋(31)と接続する中間筒(33)と、中間筒(33)と接
    続されその上部を容器本体(2)の下口部材(5)の開
    口縁(5a)に支持される上部筒(35)とで形成するとと
    もに、上部筒(35)と中間筒(33)との間には断熱材収
    納室(40)を形成し、該断熱材収納室(40)に断熱材
    (41)を収納してある請求項1または2記載の液体容
    器。
  4. 【請求項4】栓体(20)は、蓋体(6)の底板(11)に
    一体に設けて該蓋体(6)と同体的に開放できるように
    構成してある請求項1または2記載の液体容器。
  5. 【請求項5】冷却容器(30)の側壁(30b)は、伸縮可
    能な弾性素材で波形(37)状に形成してある請求項1な
    いし4のいずれかに記載の液体容器。
  6. 【請求項6】冷却容器(30)は、その全体をゴムなどの
    弾性素材で形成してある請求項1ないし4のいずれかに
    記載の液体容器。
  7. 【請求項7】冷却容器(30)の底板(30c)及び側壁(3
    0b)には、ゴムなどの弾性素材からなるカバー(38)を
    外嵌めしてある請求項1ないし4のいずれかに記載の液
    体容器。
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