JPH0726938A - ディーゼルエンジンの排気浄化装置 - Google Patents
ディーゼルエンジンの排気浄化装置Info
- Publication number
- JPH0726938A JPH0726938A JP5169416A JP16941693A JPH0726938A JP H0726938 A JPH0726938 A JP H0726938A JP 5169416 A JP5169416 A JP 5169416A JP 16941693 A JP16941693 A JP 16941693A JP H0726938 A JPH0726938 A JP H0726938A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filter
- diesel engine
- control device
- cpu
- emission control
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B3/00—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
- F02B3/06—Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition
Landscapes
- Processes For Solid Components From Exhaust (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 フィルタでのパティキュレート捕集率や再生
率の低下を防止することが可能になるディーゼルエンジ
ンの排気浄化装置を提供することにある。 【構成】 ディーゼルエンジン１の排気系にはパティキ
ュレートを捕集するフィルタ５が設けられ、所定の時期
になると電気ヒータ６，電動式エアポンプ９によりフィ
ルタ５に捕集されたパティキュレートが燃焼されて同フ
ィルタ５が再生される。そして、ＣＰＵ１５はフィルタ
５の使用量として再生回数ｎを求め、再生回数ｎが所定
量になると、フィルタ交換指示ランプ２０を点灯してフ
ィルタ５の交換時期を知らせる。
率の低下を防止することが可能になるディーゼルエンジ
ンの排気浄化装置を提供することにある。 【構成】 ディーゼルエンジン１の排気系にはパティキ
ュレートを捕集するフィルタ５が設けられ、所定の時期
になると電気ヒータ６，電動式エアポンプ９によりフィ
ルタ５に捕集されたパティキュレートが燃焼されて同フ
ィルタ５が再生される。そして、ＣＰＵ１５はフィルタ
５の使用量として再生回数ｎを求め、再生回数ｎが所定
量になると、フィルタ交換指示ランプ２０を点灯してフ
ィルタ５の交換時期を知らせる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明はディーゼルエンジンの
排気浄化装置に関するものである。
排気浄化装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】ディーゼルエンジンの黒煙対策としてＤ
ＰＦ（ディーゼル・パティキュレート・フィルタ）シス
テムが採用されている。これは、図３に示すように、デ
ィーゼルエンジン３１の排気系にパティキュレートを捕
集するＤＰＦ３２が設けられ、このＤＰＦ３２の圧力損
失の測定等によりパティキュレート捕集量を推定して捕
集量が所定量以上になるとＤＰＦ３２の再生を行う。つ
まり、ＤＰＦ３２の端部に電気ヒータ３３が配置され、
電気ヒータ３３を通電することによりＤＰＦ３２に捕集
されたパティキュレートを着火する。又、ＤＰＦ３２に
二次空気を供給するための電動式エアポンプ３４が設け
られ、電動式エアポンプ３４を駆動することによりＤＰ
Ｆ３２に捕集されたパティキュレートを焼却してＤＰＦ
３２を再生するようになっていた。
ＰＦ（ディーゼル・パティキュレート・フィルタ）シス
テムが採用されている。これは、図３に示すように、デ
ィーゼルエンジン３１の排気系にパティキュレートを捕
集するＤＰＦ３２が設けられ、このＤＰＦ３２の圧力損
失の測定等によりパティキュレート捕集量を推定して捕
集量が所定量以上になるとＤＰＦ３２の再生を行う。つ
まり、ＤＰＦ３２の端部に電気ヒータ３３が配置され、
電気ヒータ３３を通電することによりＤＰＦ３２に捕集
されたパティキュレートを着火する。又、ＤＰＦ３２に
二次空気を供給するための電動式エアポンプ３４が設け
られ、電動式エアポンプ３４を駆動することによりＤＰ
Ｆ３２に捕集されたパティキュレートを焼却してＤＰＦ
３２を再生するようになっていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このＤＰＦ再生システ
ムにおいて、フィルタの割れ無く、パティキュレートの
燃え残りが無いように再生させるためには、フィルタの
信頼性が重要であり、再生の作業を繰り返していくとフ
ィルタ内にアッシュ等が蓄積して捕集率の低下、再生率
の低下等の問題が発生する。
ムにおいて、フィルタの割れ無く、パティキュレートの
燃え残りが無いように再生させるためには、フィルタの
信頼性が重要であり、再生の作業を繰り返していくとフ
ィルタ内にアッシュ等が蓄積して捕集率の低下、再生率
の低下等の問題が発生する。
【０００４】そこで、この発明の目的は、フィルタでの
パティキュレート捕集率や再生率の低下を防止すること
が可能になるディーゼルエンジンの排気浄化装置を提供
することにある。
パティキュレート捕集率や再生率の低下を防止すること
が可能になるディーゼルエンジンの排気浄化装置を提供
することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この発明は、ディーゼル
エンジンの排気系に設けられ、パティキュレートを捕集
するフィルタと、所定の時期になると前記フィルタに捕
集されたパティキュレートを燃焼させて同フィルタを再
生するための再生手段とを備えたディーゼルエンジンの
排気浄化装置において、前記フィルタの使用量を求める
フィルタ使用量算出手段と、前記フィルタ使用量算出手
段によるフィルタ使用量が所定量になると、フィルタの
交換等のための警報を行う警報手段とを備えたディーゼ
ルエンジンの排気浄化装置。をその要旨とするものであ
る。
エンジンの排気系に設けられ、パティキュレートを捕集
するフィルタと、所定の時期になると前記フィルタに捕
集されたパティキュレートを燃焼させて同フィルタを再
生するための再生手段とを備えたディーゼルエンジンの
排気浄化装置において、前記フィルタの使用量を求める
フィルタ使用量算出手段と、前記フィルタ使用量算出手
段によるフィルタ使用量が所定量になると、フィルタの
交換等のための警報を行う警報手段とを備えたディーゼ
ルエンジンの排気浄化装置。をその要旨とするものであ
る。
【０００６】
【作用】フィルタ使用量算出手段によりフィルタの使用
量が求められ、警報手段によりフィルタ使用量が所定量
になると、フィルタの交換等のための警報が行われる。
この警報により、フィルタの交換等が行われ、フィルタ
でのパティキュレート捕集率や再生率の低下が回避され
る。
量が求められ、警報手段によりフィルタ使用量が所定量
になると、フィルタの交換等のための警報が行われる。
この警報により、フィルタの交換等が行われ、フィルタ
でのパティキュレート捕集率や再生率の低下が回避され
る。
【０００７】
【実施例】以下、この発明を具体化した一実施例を図面
に従って説明する。図１には、ディーゼルエンジンの排
気浄化装置の全体構成図を示す。
に従って説明する。図１には、ディーゼルエンジンの排
気浄化装置の全体構成図を示す。
【０００８】ディーゼルエンジン１の排気管２には排気
浄化装置３のハウジング４が設けられている。このハウ
ジング４は排気管２と連通しており、このハウジング４
内を排気ガスが通過していく。ハウジング４内にはフィ
ルタ５が配置され、同フィルタ５はセラミック多孔質よ
りなる。そして、同フィルタ５により排気ガス中のパテ
ィキュレートが捕集される。又、ハウジング４内におけ
るフィルタ５の上流端部には電気ヒータ（熱線）６が配
置されている。この電気ヒータ６の通電により同電気ヒ
ータ６が発熱してフィルタ５に捕集されたパティキュレ
ートを着火することができるようになっている。
浄化装置３のハウジング４が設けられている。このハウ
ジング４は排気管２と連通しており、このハウジング４
内を排気ガスが通過していく。ハウジング４内にはフィ
ルタ５が配置され、同フィルタ５はセラミック多孔質よ
りなる。そして、同フィルタ５により排気ガス中のパテ
ィキュレートが捕集される。又、ハウジング４内におけ
るフィルタ５の上流端部には電気ヒータ（熱線）６が配
置されている。この電気ヒータ６の通電により同電気ヒ
ータ６が発熱してフィルタ５に捕集されたパティキュレ
ートを着火することができるようになっている。
【０００９】排気管２におけるハウジング４の上流側に
は二次空気供給用配管７が分岐され、二次空気供給用配
管７の途中には電磁バルブ８が配設されている。この電
磁バルブ８は通常運転時排気ガスが二次空気供給経路に
逆流しないようにするためのものである。二次空気供給
用配管７における電磁バルブ８の上流側には電動式エア
ポンプ９が設けられている。このエアポンプ９には電動
モータが備えられ、電動モータへの電力供給によりエア
ポンプ９が駆動される。そして、電磁バルブ８が開弁状
態において電動式エアポンプ９の駆動によりエアクリー
ナー１０を通して空気が二次空気供給用配管７に吸入さ
れて排気管２内に供給できるようになっている。
は二次空気供給用配管７が分岐され、二次空気供給用配
管７の途中には電磁バルブ８が配設されている。この電
磁バルブ８は通常運転時排気ガスが二次空気供給経路に
逆流しないようにするためのものである。二次空気供給
用配管７における電磁バルブ８の上流側には電動式エア
ポンプ９が設けられている。このエアポンプ９には電動
モータが備えられ、電動モータへの電力供給によりエア
ポンプ９が駆動される。そして、電磁バルブ８が開弁状
態において電動式エアポンプ９の駆動によりエアクリー
ナー１０を通して空気が二次空気供給用配管７に吸入さ
れて排気管２内に供給できるようになっている。
【００１０】又、電源１１には電気ヒータ６が接続さ
れ、電源回路が形成されている。その電源ラインの途中
には半導体スイッチング素子（ｎｐｎバイポーラトラン
ジスタ）１２が配置されている。そして、半導体スイッ
チング素子１２をデューティ制御することにより所定の
電力を電気ヒータ６に供給することができるようになっ
ている。
れ、電源回路が形成されている。その電源ラインの途中
には半導体スイッチング素子（ｎｐｎバイポーラトラン
ジスタ）１２が配置されている。そして、半導体スイッ
チング素子１２をデューティ制御することにより所定の
電力を電気ヒータ６に供給することができるようになっ
ている。
【００１１】又、電源１１には電動式エアポンプ９の電
動モータが接続され、電源回路が形成されている。その
電源ラインの途中には半導体スイッチング素子（ｎｐｎ
バイポーラトランジスタ）１３が配置されている。そし
て、半導体スイッチング素子１３をデューティ制御する
ことにより所定の電力を電動式エアポンプ９の電動モー
タに供給することができるようになっている。
動モータが接続され、電源回路が形成されている。その
電源ラインの途中には半導体スイッチング素子（ｎｐｎ
バイポーラトランジスタ）１３が配置されている。そし
て、半導体スイッチング素子１３をデューティ制御する
ことにより所定の電力を電動式エアポンプ９の電動モー
タに供給することができるようになっている。
【００１２】電子制御ユニット（以下、ＥＣＵという）
１４には、ＣＰＵ１５が備えられている。このＣＰＵ１
５にはＡＤコンバータ１８が備えられている。ＣＰＵ１
５は半導体スイッチング素子（ｎｐｎバイポーラトラン
ジスタ）１２のベース端子と接続されている。同様に、
ＣＰＵ１５は半導体スイッチング素子（ｎｐｎバイポー
ラトランジスタ）１３のベース端子と接続されている。
そして、ＣＰＵ１５は両半導体スイッチング素子１２，
１３をデューティ制御する。
１４には、ＣＰＵ１５が備えられている。このＣＰＵ１
５にはＡＤコンバータ１８が備えられている。ＣＰＵ１
５は半導体スイッチング素子（ｎｐｎバイポーラトラン
ジスタ）１２のベース端子と接続されている。同様に、
ＣＰＵ１５は半導体スイッチング素子（ｎｐｎバイポー
ラトランジスタ）１３のベース端子と接続されている。
そして、ＣＰＵ１５は両半導体スイッチング素子１２，
１３をデューティ制御する。
【００１３】さらに、ＣＰＵ１５は電磁バルブ８と接続
され、電磁バルブ８を開閉制御する。又、排気浄化装置
３のハウジング４の上流側と下流側にはそれぞれ圧力セ
ンサ１６，１７が配設され、同圧力センサ１６，１７に
より排気浄化装置３のフィルタ５の上流側圧力と下流側
圧力が検出される。ＣＰＵ１５はＡＤコンバータ１８を
介して同圧力センサ１６，１７からの信号を入力して圧
力を検知する。
され、電磁バルブ８を開閉制御する。又、排気浄化装置
３のハウジング４の上流側と下流側にはそれぞれ圧力セ
ンサ１６，１７が配設され、同圧力センサ１６，１７に
より排気浄化装置３のフィルタ５の上流側圧力と下流側
圧力が検出される。ＣＰＵ１５はＡＤコンバータ１８を
介して同圧力センサ１６，１７からの信号を入力して圧
力を検知する。
【００１４】又、ＣＰＵ１５にはＥＥＰＲＯＭ２１が接
続され、その間でデータの授受が行われ、電源が切られ
てもＥＥＰＲＯＭ２１内のデータは保存される。ＥＥＰ
ＲＯＭ２１には再生回数を表すカウント値ｎを記憶して
いる。さらに、ＣＰＵ１５にはカウンタリセットスイッ
チ１９が接続され、同スイッチ１９を閉じるとＥＥＰＲ
ＯＭ２１のカウント値ｎがリセット（＝０）される。
又、ＣＰＵ１５にはフィルタ交換指示ランプ２０が接続
されている。
続され、その間でデータの授受が行われ、電源が切られ
てもＥＥＰＲＯＭ２１内のデータは保存される。ＥＥＰ
ＲＯＭ２１には再生回数を表すカウント値ｎを記憶して
いる。さらに、ＣＰＵ１５にはカウンタリセットスイッ
チ１９が接続され、同スイッチ１９を閉じるとＥＥＰＲ
ＯＭ２１のカウント値ｎがリセット（＝０）される。
又、ＣＰＵ１５にはフィルタ交換指示ランプ２０が接続
されている。
【００１５】本実施例では、電気ヒータ６と電動式エア
ポンプ９により再生手段が構成され、ＣＰＵ１５にてフ
ィルタ使用量算出手段が構成され、フィルタ交換指示ラ
ンプ２０にて警報手段が構成されている。
ポンプ９により再生手段が構成され、ＣＰＵ１５にてフ
ィルタ使用量算出手段が構成され、フィルタ交換指示ラ
ンプ２０にて警報手段が構成されている。
【００１６】次に、このように構成したディーゼルエン
ジンの排気浄化装置の作用を説明する。図２にはＣＰＵ
１５が実行する処理（フローチャート）を示す。この処
理は所定時間毎に起動されるものである。
ジンの排気浄化装置の作用を説明する。図２にはＣＰＵ
１５が実行する処理（フローチャート）を示す。この処
理は所定時間毎に起動されるものである。
【００１７】今、電気ヒータ６が新しいものに交換され
カウンタリセットスイッチ１９が閉じられることにより
ＥＥＰＲＯＭ２１のカウント値ｎが「０」にリセットさ
れているものとする。
カウンタリセットスイッチ１９が閉じられることにより
ＥＥＰＲＯＭ２１のカウント値ｎが「０」にリセットさ
れているものとする。
【００１８】まず、ＣＰＵ１５はステップ１００でディ
ーゼルエンジン１の運転時において圧力センサ１６，１
７からの信号により排気浄化装置３のフィルタ５の上流
と下流での圧力を取り込む。
ーゼルエンジン１の運転時において圧力センサ１６，１
７からの信号により排気浄化装置３のフィルタ５の上流
と下流での圧力を取り込む。
【００１９】そして、ＣＰＵ１５はステップ１０１で排
気浄化装置３のフィルタ５での圧力損失を検出してパテ
ィキュレートの捕集量を推定し、再生時期の判定を行
う。そして、捕集量が一定以上あり再生を行うのに必要
な条件が揃ったときにはディーゼルエンジン１の運転停
止時に再生を開始する。ＣＰＵ１５は再生が開始される
とステップ１０２で排気ガス逆流防止用電磁バルブ８を
開け二次空気を供給可能にする。
気浄化装置３のフィルタ５での圧力損失を検出してパテ
ィキュレートの捕集量を推定し、再生時期の判定を行
う。そして、捕集量が一定以上あり再生を行うのに必要
な条件が揃ったときにはディーゼルエンジン１の運転停
止時に再生を開始する。ＣＰＵ１５は再生が開始される
とステップ１０２で排気ガス逆流防止用電磁バルブ８を
開け二次空気を供給可能にする。
【００２０】次に、ＣＰＵ１５はステップ１０３で排気
浄化装置３の再生制御を行うときの再生条件を決定す
る。ここでは、電動式エアポンプ９の目標制御流量や電
気ヒータ６の目標制御電力を決定する。
浄化装置３の再生制御を行うときの再生条件を決定す
る。ここでは、電動式エアポンプ９の目標制御流量や電
気ヒータ６の目標制御電力を決定する。
【００２１】次に、ＣＰＵ１５はステップ１０４で半導
体スイッチング素子１３のデューティ制御にて電動式エ
アポンプ９を制御する。同様に、半導体スイッチング素
子１２のデューティ制御にて電気ヒータ６の制御を行
う。そして、それぞれの目標制御量になるようにする。
つまり、電気ヒータ６の通電にてフィルタ５に捕集され
たパティキュレートが着火され、電動式エアポンプ９の
駆動により二次空気が供給されて同パティキュレートが
焼却されフィルタ５の再生が行われる。
体スイッチング素子１３のデューティ制御にて電動式エ
アポンプ９を制御する。同様に、半導体スイッチング素
子１２のデューティ制御にて電気ヒータ６の制御を行
う。そして、それぞれの目標制御量になるようにする。
つまり、電気ヒータ６の通電にてフィルタ５に捕集され
たパティキュレートが着火され、電動式エアポンプ９の
駆動により二次空気が供給されて同パティキュレートが
焼却されフィルタ５の再生が行われる。
【００２２】ＣＰＵ１５はステップ１０５でステップ１
０４において再生作業を一定時間行ったかどうかを判定
して一定時間経過したならば再生作業が完了したとみな
して再生制御を終了する。
０４において再生作業を一定時間行ったかどうかを判定
して一定時間経過したならば再生作業が完了したとみな
して再生制御を終了する。
【００２３】引き続き、ＣＰＵ１５はステップ１０６で
ＥＥＰＲＯＭ２１のカウント値ｎを「１」インクリメン
トし、ステップ１０７でそのカウント値ｎが所定値Ｋに
なったか否か判定する。当初、カウント値ｎは「１」で
あり、ｎ＜Ｋなので、ＣＰＵ１５は何もせずにリターン
する。
ＥＥＰＲＯＭ２１のカウント値ｎを「１」インクリメン
トし、ステップ１０７でそのカウント値ｎが所定値Ｋに
なったか否か判定する。当初、カウント値ｎは「１」で
あり、ｎ＜Ｋなので、ＣＰＵ１５は何もせずにリターン
する。
【００２４】そして、再生作業のたびにＣＰＵ１５はス
テップ１０６にてＥＥＰＲＯＭ２１のカウント値ｎを
「１」インクリメントしていく。ＣＰＵ１５はこのよう
な再生作業の繰り返しによりステップ１０７においてカ
ウント値ｎが所定値Ｋになると、ステップ１０８でフィ
ルタ交換指示ランプ２０を点灯させる。
テップ１０６にてＥＥＰＲＯＭ２１のカウント値ｎを
「１」インクリメントしていく。ＣＰＵ１５はこのよう
な再生作業の繰り返しによりステップ１０７においてカ
ウント値ｎが所定値Ｋになると、ステップ１０８でフィ
ルタ交換指示ランプ２０を点灯させる。
【００２５】そして、フィルタ交換指示ランプ２０の点
灯による警告（メンテナンス情報）に従いフィルタ５が
交換されると、カウンタリセットスイッチ１９が閉じら
れる。ＣＰＵ１５はこのスイッチ操作に従いＥＥＰＲＯ
Ｍ２１のカウント値ｎをリセットする。
灯による警告（メンテナンス情報）に従いフィルタ５が
交換されると、カウンタリセットスイッチ１９が閉じら
れる。ＣＰＵ１５はこのスイッチ操作に従いＥＥＰＲＯ
Ｍ２１のカウント値ｎをリセットする。
【００２６】このように本実施例では、ディーゼルエン
ジン１の排気系にパティキュレートを捕集するフィルタ
５が設けられ、所定の時期になると電気ヒータ６，電動
式エアポンプ９（再生手段）によりフィルタ５に捕集さ
れたパティキュレートを燃焼させて同フィルタ５を再生
する。そして、ＣＰＵ１５（フィルタ使用量検出手段）
はフィルタ５の使用量として再生回数ｎを求め、再生回
数ｎが所定量Ｋになると、フィルタ交換指示ランプ２０
（警報手段）を点灯してフィルタ５の交換時期を知らせ
る。
ジン１の排気系にパティキュレートを捕集するフィルタ
５が設けられ、所定の時期になると電気ヒータ６，電動
式エアポンプ９（再生手段）によりフィルタ５に捕集さ
れたパティキュレートを燃焼させて同フィルタ５を再生
する。そして、ＣＰＵ１５（フィルタ使用量検出手段）
はフィルタ５の使用量として再生回数ｎを求め、再生回
数ｎが所定量Ｋになると、フィルタ交換指示ランプ２０
（警報手段）を点灯してフィルタ５の交換時期を知らせ
る。
【００２７】よって、再生の作業を繰り返していくとフ
ィルタ５内にアッシュ等が蓄積して捕集率の低下や再生
率の低下等の問題が発生するが、フィルタ交換指示ラン
プ２０による警告に従いフィルタ５を交換することによ
り、フィルタでのパティキュレート捕集率や再生率の低
下を防止することができる。
ィルタ５内にアッシュ等が蓄積して捕集率の低下や再生
率の低下等の問題が発生するが、フィルタ交換指示ラン
プ２０による警告に従いフィルタ５を交換することによ
り、フィルタでのパティキュレート捕集率や再生率の低
下を防止することができる。
【００２８】尚、この発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、例えば、上記実施例ではフィルタ５の使用
量（使用履歴）として再生回数ｎを用いたが、再生回数
ｎの他にも、パティキュレート捕集量の積算値、エンジ
ン回転の積算値、エンジンの運転時間の積算値、あるい
はそれらの組み合わせであってもよい。
のではなく、例えば、上記実施例ではフィルタ５の使用
量（使用履歴）として再生回数ｎを用いたが、再生回数
ｎの他にも、パティキュレート捕集量の積算値、エンジ
ン回転の積算値、エンジンの運転時間の積算値、あるい
はそれらの組み合わせであってもよい。
【００２９】又、上記実施例では警報手段としてランプ
（２０）を用いたが、ブザー等を用い音で警告してもよ
い。
（２０）を用いたが、ブザー等を用い音で警告してもよ
い。
【００３０】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
フィルタでのパティキュレート捕集率や再生率の低下を
防止することが可能になる優れた効果を発揮する。
フィルタでのパティキュレート捕集率や再生率の低下を
防止することが可能になる優れた効果を発揮する。
【図１】実施例のディーゼルエンジンの排気浄化装置の
全体構成図である。
全体構成図である。
【図２】作用を説明するためのフローチャートである。
【図３】従来のディーゼルエンジンの排気浄化装置の全
体構成図である。
体構成図である。
１ ディーゼルエンジン ５ フィルタ ６ 再生手段を構成する電気ヒータ ９ 再生手段を構成する電動式エアポンプ １５ フィルタ使用量算出手段としてのＣＰＵ ２０ 警報手段としてのフィルタ交換指示ランプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 恵一 愛知県刈谷市昭和町１丁目１番地 日本電 装 株式会社内 (72)発明者 森田 尚治 愛知県刈谷市昭和町１丁目１番地 日本電 装 株式会社内 (72)発明者 谷口 浩之 愛知県刈谷市豊田町２丁目１番地 株式会 社豊田自動織機製作所内
Claims (1)
- 【請求項１】 ディーゼルエンジンの排気系に設けら
れ、パティキュレートを捕集するフィルタと、 所定の時期になると前記フィルタに捕集されたパティキ
ュレートを燃焼させて同フィルタを再生するための再生
手段とを備えたディーゼルエンジンの排気浄化装置にお
いて、 前記フィルタの使用量を求めるフィルタ使用量算出手段
と、 前記フィルタ使用量算出手段によるフィルタ使用量が所
定量になると、フィルタの交換等のための警報を行う警
報手段とを備えたことを特徴とするディーゼルエンジン
の排気浄化装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5169416A JPH0726938A (ja) | 1993-07-08 | 1993-07-08 | ディーゼルエンジンの排気浄化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5169416A JPH0726938A (ja) | 1993-07-08 | 1993-07-08 | ディーゼルエンジンの排気浄化装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0726938A true JPH0726938A (ja) | 1995-01-27 |
Family
ID=15886197
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5169416A Pending JPH0726938A (ja) | 1993-07-08 | 1993-07-08 | ディーゼルエンジンの排気浄化装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0726938A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007187055A (ja) * | 2006-01-12 | 2007-07-26 | Yanmar Co Ltd | エンジンの潤滑油供給装置 |
| WO2010056802A3 (en) * | 2008-11-12 | 2010-08-12 | Caterpillar Inc. | Exhaust component having permanently associated life indicator |
| US8132922B2 (en) | 2009-04-30 | 2012-03-13 | Panasonic Corporation | Filter unit and projection-type display apparatus |
-
1993
- 1993-07-08 JP JP5169416A patent/JPH0726938A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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