JPH07268791A - 木材パルプを酸化漂白し、故紙を脱インキする方法および薬剤 - Google Patents
木材パルプを酸化漂白し、故紙を脱インキする方法および薬剤Info
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- JPH07268791A JPH07268791A JP6842695A JP6842695A JPH07268791A JP H07268791 A JPH07268791 A JP H07268791A JP 6842695 A JP6842695 A JP 6842695A JP 6842695 A JP6842695 A JP 6842695A JP H07268791 A JPH07268791 A JP H07268791A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 製紙におけるH2O2を分解するカタラーゼお
よびペルオキシダーゼの不利な影響を減少し、先行技術
による酸化漂白法の欠点をさける。 【構成】 過酸化水素および安定剤を用いて木材パルプ
を酸化漂白し、故紙を脱インキする方法において、安定
剤として式 【化1】 で示される2−オクソ−2−(4−ヒドロキシ−フェニ
ル)アセト−ヒドロキサム酸クロリド(N,4−ヒドロ
キシ−α−オクソ−フェニル−エタンイミドイルクロリ
ド)を使用する。
よびペルオキシダーゼの不利な影響を減少し、先行技術
による酸化漂白法の欠点をさける。 【構成】 過酸化水素および安定剤を用いて木材パルプ
を酸化漂白し、故紙を脱インキする方法において、安定
剤として式 【化1】 で示される2−オクソ−2−(4−ヒドロキシ−フェニ
ル)アセト−ヒドロキサム酸クロリド(N,4−ヒドロ
キシ−α−オクソ−フェニル−エタンイミドイルクロリ
ド)を使用する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、安定剤の存在で過酸化
水素を用いて木材パルプを酸化漂白および故紙を脱イン
キする方法に関する。
水素を用いて木材パルプを酸化漂白および故紙を脱イン
キする方法に関する。
【0002】
【従来の技術】紙の製造のためには、天然の木材パルプ
の使用と共に、次第にリサイクル故紙に頼ることが増加
している。高い白色度ないしは明度を有する紙を製造す
るための原料源としての故紙の再使用は、一方で故紙に
含まれているインキを洗い流すことによって十分に除去
し(以下に脱インキと記載)、他方でインキの残分を化
学漂白にかける場合にのみ行なうことができるにすぎな
い。双方の工程は、共通のプロセスまたは多段のプロセ
スで実施することができる。漂白化学薬品は、繊維素中
に存在する発色団、つまり故紙からの染料ならびに印刷
インキの溶解および非溶解成分を破壊するために使用さ
れる。漂白は、酸化性および/または還元性化学薬品を
用いて実施することができる。脱インキおよび漂白する
方法は、文献に多数記載されている。望ましいプロセス
は故紙および木材パルプに対する過酸化水素を用いる同
時的脱インキおよび漂白である。
の使用と共に、次第にリサイクル故紙に頼ることが増加
している。高い白色度ないしは明度を有する紙を製造す
るための原料源としての故紙の再使用は、一方で故紙に
含まれているインキを洗い流すことによって十分に除去
し(以下に脱インキと記載)、他方でインキの残分を化
学漂白にかける場合にのみ行なうことができるにすぎな
い。双方の工程は、共通のプロセスまたは多段のプロセ
スで実施することができる。漂白化学薬品は、繊維素中
に存在する発色団、つまり故紙からの染料ならびに印刷
インキの溶解および非溶解成分を破壊するために使用さ
れる。漂白は、酸化性および/または還元性化学薬品を
用いて実施することができる。脱インキおよび漂白する
方法は、文献に多数記載されている。望ましいプロセス
は故紙および木材パルプに対する過酸化水素を用いる同
時的脱インキおよび漂白である。
【0003】組合せプロセスは、たとえば次の基本配合
剤を用いて実施される: NaOH 1.0〜15% (アトロ材料に
対して) H2O2 0.5〜1.5%(アトロ材料に
対して) Na2SiO3 4.0%まで (アトロ材料に
対して) 錯生成剤 0.1〜0.4%(アトロ材料に
対して) 石けん 0.6〜1.0%(アトロ材料に
対して) 故紙/木材パルプ 0.9〜2.0%(キヤリヤ媒体
としての水に対して) “アトロ材料(atro Stoff)”とは、故紙お
よび木材パルプからなる空気乾燥混合物の量を表わす。
パーセント値は重量%である。
剤を用いて実施される: NaOH 1.0〜15% (アトロ材料に
対して) H2O2 0.5〜1.5%(アトロ材料に
対して) Na2SiO3 4.0%まで (アトロ材料に
対して) 錯生成剤 0.1〜0.4%(アトロ材料に
対して) 石けん 0.6〜1.0%(アトロ材料に
対して) 故紙/木材パルプ 0.9〜2.0%(キヤリヤ媒体
としての水に対して) “アトロ材料(atro Stoff)”とは、故紙お
よび木材パルプからなる空気乾燥混合物の量を表わす。
パーセント値は重量%である。
【0004】実地では、キャリヤ媒体として大体におい
てプロセスからの水が循環法で再使用される。脱インキ
プロセス水は、一般に30〜60℃の温度を有する。p
H値は、インキ分離の第1工程ではpH9.5〜10.
5である。
てプロセスからの水が循環法で再使用される。脱インキ
プロセス水は、一般に30〜60℃の温度を有する。p
H値は、インキ分離の第1工程ではpH9.5〜10.
5である。
【0005】繊維および印刷インキを分離するのはアル
カリ性媒体によって促進される。過酸化水素は、同様に
アルカリ性環境中でヒドロペルオキシド陰イオン(式1
参照)の活性化によりとくに有効に漂白するので、理想
的な漂白剤であることが立証されている。
カリ性媒体によって促進される。過酸化水素は、同様に
アルカリ性環境中でヒドロペルオキシド陰イオン(式1
参照)の活性化によりとくに有効に漂白するので、理想
的な漂白剤であることが立証されている。
【0006】式1:
【0007】
【化2】
【0008】プロセスの間、副反応として式2により重
金属イオンの存在または酵素カタラーゼの存在において
過酸化水素の自発的解離ならびにペルオキシダーゼによ
る過酸化物の触媒的分解が生起する。これは過酸化水素
の使用量の利用度を減少し、これによって漂白作用に影
響を与える。結果は過酸化水素およびカセイソーダ溶液
の需要増加である。
金属イオンの存在または酵素カタラーゼの存在において
過酸化水素の自発的解離ならびにペルオキシダーゼによ
る過酸化物の触媒的分解が生起する。これは過酸化水素
の使用量の利用度を減少し、これによって漂白作用に影
響を与える。結果は過酸化水素およびカセイソーダ溶液
の需要増加である。
【0009】 式2: 2H2O2→2H2O+O2 重金属イオンの有害な作用を、EDTA、DTPA、ポ
リカルボン酸、たとえばクエン酸、グルコン酸、ポリア
クリル酸、ホスホン酸等のような錯生成剤の添加によっ
て遮蔽することは公知である。これらの錯生成剤は同時
に脱インキする際の浮選助剤としても使用される。
リカルボン酸、たとえばクエン酸、グルコン酸、ポリア
クリル酸、ホスホン酸等のような錯生成剤の添加によっ
て遮蔽することは公知である。これらの錯生成剤は同時
に脱インキする際の浮選助剤としても使用される。
【0010】故紙または木材パルプは、副産物として微
生物増殖用培地である。天然汚染物として故紙ないしは
木材パルプ中に出現するほとんどすべての微生物は、細
胞固有の酵素としてカタラーゼおよび種々のペルオキシ
ダーゼを合成する。
生物増殖用培地である。天然汚染物として故紙ないしは
木材パルプ中に出現するほとんどすべての微生物は、細
胞固有の酵素としてカタラーゼおよび種々のペルオキシ
ダーゼを合成する。
【0011】微生物は、原料送入量(故紙、木材パル
プ)およびプロセス水によって脱インキ系に入る。H2
O2および他の化学薬品の添加、プロセスの間のpH値
の極端な変化および温度の変動は細菌に対するストレス
因子として作用し、細菌の溶解を生じうる。プロセス水
循環路内で、送入によって供給される細菌を含めて、系
内の微生物の繁殖率と系内で溶解する細菌の間に平衡が
成立する。細菌の溶解によって、カタラーゼおよびペル
オキシダーゼを含有する酵素含有細胞物質は、脱インキ
プロセス水中へ排出される。
プ)およびプロセス水によって脱インキ系に入る。H2
O2および他の化学薬品の添加、プロセスの間のpH値
の極端な変化および温度の変動は細菌に対するストレス
因子として作用し、細菌の溶解を生じうる。プロセス水
循環路内で、送入によって供給される細菌を含めて、系
内の微生物の繁殖率と系内で溶解する細菌の間に平衡が
成立する。細菌の溶解によって、カタラーゼおよびペル
オキシダーゼを含有する酵素含有細胞物質は、脱インキ
プロセス水中へ排出される。
【0012】故紙および木材パルプの範囲における過酸
化水素の漂白効力に対する酵素カタラーゼの影響は文献
に記載されている。ギャラン(G.Galland)お
よびベルナク(Y.Vernac)著、“Progr.
Pap.Recycling”,(1992年)、第2
巻第20頁〜第30頁の、漂白プロセス間の過酸化水素
分解の種々の原因に対する“リサイクルパルプの漂白”
に関する論文参照。
化水素の漂白効力に対する酵素カタラーゼの影響は文献
に記載されている。ギャラン(G.Galland)お
よびベルナク(Y.Vernac)著、“Progr.
Pap.Recycling”,(1992年)、第2
巻第20頁〜第30頁の、漂白プロセス間の過酸化水素
分解の種々の原因に対する“リサイクルパルプの漂白”
に関する論文参照。
【0013】鉄、マンガン、銅およびアルミニウムのよ
うな痕跡の重金属のほかに、過酸化物分解の主因として
酵素カタラーゼが挙げられている。45mg/lのカタ
ラーゼ濃度で既にH2O2の60%が、通常の脱インキ漂
白条件下で10分以内に分解する。全分解率に対するカ
タラーゼの分量は、カタラーゼを煮沸することによって
破壊し、煮沸の前後におけるH2O2の分解率を測定する
ことによって決定される。差異がカタラーゼの分量を表
わす。
うな痕跡の重金属のほかに、過酸化物分解の主因として
酵素カタラーゼが挙げられている。45mg/lのカタ
ラーゼ濃度で既にH2O2の60%が、通常の脱インキ漂
白条件下で10分以内に分解する。全分解率に対するカ
タラーゼの分量は、カタラーゼを煮沸することによって
破壊し、煮沸の前後におけるH2O2の分解率を測定する
ことによって決定される。差異がカタラーゼの分量を表
わす。
【0014】カタラーゼを消去するために次の解決項目
を論述する。
を論述する。
【0015】1.系は生物学的活性不含に保持すべきで
ある。
ある。
【0016】2.カタラーゼは漂白前に −70℃以上の熱処理 −次亜塩素酸ナトリウム、濃度0.3% で破壊すべきである。
【0017】3.酸洗浄(V.Gehr等、“Das
Papier”,1993年、第186頁〜第195
頁) これらの項目は十分ではない。工業的開放系を汚染物不
含に保つことは実際に不可能であり、殊に故紙により相
変らず微生物が持込まれる。熱処理はエネルギーおよび
時間に費用がかかり、付加的に紙繊維を損傷する。次亜
塩素酸塩の添加は実際に比較的低廉であるが、同様に繊
維の損傷および付加的な排水公害を生じる。酸洗浄は別
個の工程およびそれに続く費用のかかる中和を必要と
し、その際再び排水公害性塩が生成する。
Papier”,1993年、第186頁〜第195
頁) これらの項目は十分ではない。工業的開放系を汚染物不
含に保つことは実際に不可能であり、殊に故紙により相
変らず微生物が持込まれる。熱処理はエネルギーおよび
時間に費用がかかり、付加的に紙繊維を損傷する。次亜
塩素酸塩の添加は実際に比較的低廉であるが、同様に繊
維の損傷および付加的な排水公害を生じる。酸洗浄は別
個の工程およびそれに続く費用のかかる中和を必要と
し、その際再び排水公害性塩が生成する。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の課題
は、H2O2を分解するカタラーゼおよびペルオキシダー
ゼの不利な影響を減少し、その際上記の欠点をさけるこ
とである。
は、H2O2を分解するカタラーゼおよびペルオキシダー
ゼの不利な影響を減少し、その際上記の欠点をさけるこ
とである。
【0019】
【課題を解決するための手段】この課題は、請求項1の
特徴によって解決され、従属請求項の特徴によって促進
される。
特徴によって解決され、従属請求項の特徴によって促進
される。
【0020】2−オクソ−2(4−ヒドロキシ−フェニ
ル)アセトヒドロキサム酸クロリド(以下パラクロック
ス(Paraclox)と呼称)またはこの物質を含有
する混合物の使用により、酵素の活性を遮断した後、プ
ロセス中の漂白工程後の過酸化水素の残留含量が増加す
る。これは、不変の漂白作用(白色度、明度)において
著量の過酸化水素の節約または低下した過酸化物量にお
ける白色度の増加を生じる。
ル)アセトヒドロキサム酸クロリド(以下パラクロック
ス(Paraclox)と呼称)またはこの物質を含有
する混合物の使用により、酵素の活性を遮断した後、プ
ロセス中の漂白工程後の過酸化水素の残留含量が増加す
る。これは、不変の漂白作用(白色度、明度)において
著量の過酸化水素の節約または低下した過酸化物量にお
ける白色度の増加を生じる。
【0021】本発明による安定化剤の使用は、漂白脱イ
ンキプロセスにおいて、たとえばパルパー水の酵素含有
流入液またはパルパー自体中で行なわれる。故紙または
木材パルプの他のすべての漂白プロセス(後漂白)にお
いては、上記の薬剤は、被漂白物に添加する直前に、繊
維希釈水または漂白化学薬品に添加される。
ンキプロセスにおいて、たとえばパルパー水の酵素含有
流入液またはパルパー自体中で行なわれる。故紙または
木材パルプの他のすべての漂白プロセス(後漂白)にお
いては、上記の薬剤は、被漂白物に添加する直前に、繊
維希釈水または漂白化学薬品に添加される。
【0022】従来パラクロックス(Paraclox)
は製紙工業において、水循環路内および排水中でのスラ
イム発生細菌の繁殖を減少させ、これにより導管の閉塞
をさけるために使用された。この物質が、自由なカタラ
ーゼおよび/またはペルオキシダーゼ自体を不活性にす
るだけでなく、微生物の繁殖による再地合構成(Nac
hbildung)を防止するのに適当であることは驚
異的である。
は製紙工業において、水循環路内および排水中でのスラ
イム発生細菌の繁殖を減少させ、これにより導管の閉塞
をさけるために使用された。この物質が、自由なカタラ
ーゼおよび/またはペルオキシダーゼ自体を不活性にす
るだけでなく、微生物の繁殖による再地合構成(Nac
hbildung)を防止するのに適当であることは驚
異的である。
【0023】本発明による薬剤の有効性は次の実施例に
示す。
示す。
【0024】
例1 製紙工場の排水(脱インキ)に対する種々の抗菌作用分
子のH2O2安定化作用の測定 カタラーゼ試験は、H2O20.1%の供給後の気密密閉
容器内の圧力上昇の測定に基づく。H2O2の分解の際に
遊離する酸素がガス圧を高くする。相応に、試料中のカ
タラーゼ濃度が増加するにつれて測定すべき圧力も上昇
する。圧力は電気信号として相対的単位(mV)で記載
する。圧力上昇は10分後に測定した。
子のH2O2安定化作用の測定 カタラーゼ試験は、H2O20.1%の供給後の気密密閉
容器内の圧力上昇の測定に基づく。H2O2の分解の際に
遊離する酸素がガス圧を高くする。相応に、試料中のカ
タラーゼ濃度が増加するにつれて測定すべき圧力も上昇
する。圧力は電気信号として相対的単位(mV)で記載
する。圧力上昇は10分後に測定した。
【0025】 活性物質/濃度 圧力(相対的単位mV) 2−オクソ−2−(4−ヒドロキシ−フェニル)− 0.2 アセトヒドロキサム酸クロリド 400ppm 2−オクソ−2−(4−ヒドロキシ−フェニル)− 0.5 アセトヒドロキサム酸クロリド 100ppm 2−オクソ−2−(4−ヒドロキシ−フェニル)− 4.2 アセトヒドロキサム酸クロリド 10ppm DBNDA(2,2−ジブロモ−3−ニトリロ− >9.0 プロビオンアミド) 400ppm THPS(テトラキスヒドロキシメチル− >9.0 ホスホニウムスルフェート) 400ppm メタム(Metam)ナトリウム(Na−モノ 5.0 メチルジチオカルバメート) 400ppm MDTCMA(モノメチルアンモニウムモノ >9.0 メチルジチオカルバメート) MBT(メチレンビスチオシアネート) 6.2 400ppm 添加物なしの比較試料 9.8 (ppm=parts per millionないし
は物質g数/水1000kg。) 例2 種々のプロセス水試料(脱インキ)にパラクロックス
(Paraclox)添加後の残留過酸化物含量の測定 残留過酸化物含量の測定はヨウ素滴定によって行なっ
た。
は物質g数/水1000kg。) 例2 種々のプロセス水試料(脱インキ)にパラクロックス
(Paraclox)添加後の残留過酸化物含量の測定 残留過酸化物含量の測定はヨウ素滴定によって行なっ
た。
【0026】出発過酸化物含量は100%に一致する
(=H2O20.1%(100%)) プロセス水1(澄明濾液) 0min 30min 60min 90min 120mim 試料0 100% 1.8% 0% 0% 0% パラクロックス 10ppm 100% 55.4% 43.1% 33.8% 26.9% パラクロックス100ppm 100% 95.4% 87.7% 87.7% 86.1% プロセス水2(ドラム1) 0min 30min 60min 90min 120mim 試料0 100% 0 0 0 0 パラクロックス 2ppm 100% 3.6% 0% 0% 0% パラクロックス20ppm 100% 62.1% 56.8% 50.8% 47% 例3 白色度、浮上物、灰分および残存過酸化物含量に対する
パラクロックス(Paraclox)の効果の測定実験室における脱インキ試験用実験装置 30°clH(都市飲料水)の水1 l中に、 安定剤 0.2% 水ガラス 2.0% カセイソーダ溶液 1.0% 石けん 1.0% 過酸化物 1.5% を入れ、60℃に加熱する。
(=H2O20.1%(100%)) プロセス水1(澄明濾液) 0min 30min 60min 90min 120mim 試料0 100% 1.8% 0% 0% 0% パラクロックス 10ppm 100% 55.4% 43.1% 33.8% 26.9% パラクロックス100ppm 100% 95.4% 87.7% 87.7% 86.1% プロセス水2(ドラム1) 0min 30min 60min 90min 120mim 試料0 100% 0 0 0 0 パラクロックス 2ppm 100% 3.6% 0% 0% 0% パラクロックス20ppm 100% 62.1% 56.8% 50.8% 47% 例3 白色度、浮上物、灰分および残存過酸化物含量に対する
パラクロックス(Paraclox)の効果の測定実験室における脱インキ試験用実験装置 30°clH(都市飲料水)の水1 l中に、 安定剤 0.2% 水ガラス 2.0% カセイソーダ溶液 1.0% 石けん 1.0% 過酸化物 1.5% を入れ、60℃に加熱する。
【0027】パルパー(2800rpm)中へアトロ故
紙50gを加え、引き続き化学薬品溶液を加える。離解
時間は10分である。離解時間の終了後にパルプをビー
カー中へ振り入れ、市販の超音波分散機を用いて十分に
撹拌し、pH値を測定する。
紙50gを加え、引き続き化学薬品溶液を加える。離解
時間は10分である。離解時間の終了後にパルプをビー
カー中へ振り入れ、市販の超音波分散機を用いて十分に
撹拌し、pH値を測定する。
【0028】pH値は9.5±0.2である。離解した
懸濁液から100mlを取出し、地合構成を行なう(浮
選前の白色度および明度)。
懸濁液から100mlを取出し、地合構成を行なう(浮
選前の白色度および明度)。
【0029】残留する固形物を10分間50℃の温水浴
中へ加える。滞留時間後、分散機を用い10000rp
mで1分間分散する。パルプを、50℃の温水を満たし
た浮遊槽中へあける。その際、0.8%のパルプ密度が
生じる(pH値8.5)。浮選槽の空気供給量は60
l/hであり、撹拌速度は1000rpmである。浮選
時間は10分であり、その際泡をすくい取る。浮選の終
了後、硫酸でpH5の酸性にし、地合構成を行なう。
中へ加える。滞留時間後、分散機を用い10000rp
mで1分間分散する。パルプを、50℃の温水を満たし
た浮遊槽中へあける。その際、0.8%のパルプ密度が
生じる(pH値8.5)。浮選槽の空気供給量は60
l/hであり、撹拌速度は1000rpmである。浮選
時間は10分であり、その際泡をすくい取る。浮選の終
了後、硫酸でpH5の酸性にし、地合構成を行なう。
【0030】明度および白色度を表側および裏側で測定
し、平均値を決める。
し、平均値を決める。
【0031】白色度記載: R457:波長457nmにおける反射率 Y/C :標準光の種類C/1931 プロセス水1を使用した。パーセント値は市販品に関す
るものであり、残留過酸化物は滴定法により決定した。
るものであり、残留過酸化物は滴定法により決定した。
【0032】 浮選前 浮選後 浮上物% 灰分% 残留 R457 Y/C R457 Y/C 過酸化物% 試料0 50.1 54.1 60.7 66.8 22.6 47.8 15.7 パラクロックス 50.6 53.5 60.7 66.8 24.4 43.9 49.7 0.08% 残留過酸化物含量はその他は不変の値における試験バッ
チ中の濃度関連性を示す。
チ中の濃度関連性を示す。
【0033】 試料0 残留過酸化物 15.7% パラクロックス0.02% 〃 21.4% 〃 0.04% 〃 28.5% 〃 0.08% 〃 49.7% 例4 カタラーゼ阻害物質の作用の比較における過酸化物分解
率に対するDTPA含有安定剤(重金属錯生成)の影響
の測定 試料として、プロセス水3を使用し、例1と類似に操作
した。H2O20.1%(100%のH2O2に対して)の
添加後、10分後の圧力上昇を相対的圧力単位(mV)
で測定した。測定はRTで行なった。
率に対するDTPA含有安定剤(重金属錯生成)の影響
の測定 試料として、プロセス水3を使用し、例1と類似に操作
した。H2O20.1%(100%のH2O2に対して)の
添加後、10分後の圧力上昇を相対的圧力単位(mV)
で測定した。測定はRTで行なった。
【0034】 試料0 9.8 パラクロックス 400ppm 0.2(プロセス水体積に対して) DTPA安定剤2000ppm 5.9( 〃 〃 ) 例5 純酵素カタラーゼに対するパラクロックス(Parac
lox)、グルタルアルデヒドおよび塩素漂白液の作用
の試験ビュレット法 化学薬品: −リン酸塩緩衝液 0.05M、pH7.0 (K2HPO4:8.7g/l;KH2PO4:6.8g/
l) −酵素カタラーゼ(No.C10シグマカタログ) −基質H2O2(30%) 1.酵素溶液(=溶液A) カタラーゼ0.05Mのリン酸塩緩衝液に溶解 濃度:緩衝液1mlあたり50シグマ単位 溶液A1000mlは50000シグマ単位を含有す
る。
lox)、グルタルアルデヒドおよび塩素漂白液の作用
の試験ビュレット法 化学薬品: −リン酸塩緩衝液 0.05M、pH7.0 (K2HPO4:8.7g/l;KH2PO4:6.8g/
l) −酵素カタラーゼ(No.C10シグマカタログ) −基質H2O2(30%) 1.酵素溶液(=溶液A) カタラーゼ0.05Mのリン酸塩緩衝液に溶解 濃度:緩衝液1mlあたり50シグマ単位 溶液A1000mlは50000シグマ単位を含有す
る。
【0035】 1600単位=固形物(C10カタラーゼ)1mg 50000単位=固形物(C10カタラーゼ)31.2
5mg 酵素溶液は直ちに使用しなければならない。
5mg 酵素溶液は直ちに使用しなければならない。
【0036】2.基質溶液(=溶液B):30%のH2
O20.1mlを0.05Mのリン酸塩緩衝液50ml
(対照)ないしは安定剤を含有するリン酸塩緩衝液50
ml(基質)に溶解。240nmにおける吸光を測定。
結果は0.550と0.520の間になければならな
い。場合により溶液を希釈するかまたは多量のH2O2を
添加。
O20.1mlを0.05Mのリン酸塩緩衝液50ml
(対照)ないしは安定剤を含有するリン酸塩緩衝液50
ml(基質)に溶解。240nmにおける吸光を測定。
結果は0.550と0.520の間になければならな
い。場合により溶液を希釈するかまたは多量のH2O2を
添加。
【0037】3.測定 溶液B2.9mlを石英キュベットに装入し、引き続き
溶液A0.1mlを加える。測定の開始時に240nm
における吸光は約0.450でなければならない。24
0nmにおける吸光が0.450から0.400に低下
するのに必要な時間を測定する。この時間が試料体積3
ml中のH2O23.45μモルの変換率に相当する。
溶液A0.1mlを加える。測定の開始時に240nm
における吸光は約0.450でなければならない。24
0nmにおける吸光が0.450から0.400に低下
するのに必要な時間を測定する。この時間が試料体積3
ml中のH2O23.45μモルの変換率に相当する。
【0038】結果: 活性 (シグマ単位合計)=3.45:時間(min) 活性シグマ単位に換算 1シグマ単位はH2O21.0μモル/min μm(p
H7.0;25℃) パラクロックス グルタルアルデヒド 試料0 阻害 0% 試料0 阻害 0% パラクロックス 阻害 0% グルタルアルデヒド 阻害 6% 0.2ppm 0.5ppm パラクロックス 阻害16% グルタルアルデヒド 阻害 9% 1ppm 2.5ppm パラクロックス 阻害63% グルタルアルデヒド 阻害11% 2ppm 5ppm NaOClは溶液B中で、カタラーゼを添加しうる前
に、H2O2と分解下に反応する。
H7.0;25℃) パラクロックス グルタルアルデヒド 試料0 阻害 0% 試料0 阻害 0% パラクロックス 阻害 0% グルタルアルデヒド 阻害 6% 0.2ppm 0.5ppm パラクロックス 阻害16% グルタルアルデヒド 阻害 9% 1ppm 2.5ppm パラクロックス 阻害63% グルタルアルデヒド 阻害11% 2ppm 5ppm NaOClは溶液B中で、カタラーゼを添加しうる前
に、H2O2と分解下に反応する。
【0039】例6 浮遊試験における過酸化水素の安定性に対するパラクロ
ックス(Paraclox)のカタラーゼ非依存性作用 この試験においては、例3と類似に操作したが、プロセ
ス水の代りに都市水道水を使用した。それにより、カタ
ラーゼの影響は(細菌の十分な不在により)明らかに減
少していた。同時に、この試験においては安定剤として
の水ガラスの添加は断念した。
ックス(Paraclox)のカタラーゼ非依存性作用 この試験においては、例3と類似に操作したが、プロセ
ス水の代りに都市水道水を使用した。それにより、カタ
ラーゼの影響は(細菌の十分な不在により)明らかに減
少していた。同時に、この試験においては安定剤として
の水ガラスの添加は断念した。
【0040】 白色度 浮上物% 灰分 残留 R457 /YC 過酸化物 浮選後 試料0 54.6 58.2 16.7% 46.5% 15% パラクロックス0.02% 55.4 59.8 20.7% 50.2% 34.0% パラクロックス0.04% 55.8 60.5 18.7% 51.0% 41.0% パラクロックス0.08% 55.0 58.8 23.3% 48.4% 52.4% 結果は、パラクロックス(Paraclox)について
は過酸化物に対し非常に良好な安定化作用を示す。この
作用は専らカタラーゼの阻害に帰すべきものではなく、
これまでまだ説明することのできない副次効果によるも
のである。
は過酸化物に対し非常に良好な安定化作用を示す。この
作用は専らカタラーゼの阻害に帰すべきものではなく、
これまでまだ説明することのできない副次効果によるも
のである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジルケ アイフラー ドイツ連邦共和国 ドゥーデンホーフェン ロベルト−コッホ−シュトラーセ 5 (72)発明者 マルガレーテ ショル ドイツ連邦共和国 マンハイム ゴテーア ヴェーク 19
Claims (4)
- 【請求項1】 過酸化水素および安定剤を用いて木材パ
ルプを酸化漂白し、故紙を脱インキする方法において、
安定剤として式 【化1】 で示される2−オクソ−2−(4−ヒドロキシ−フェニ
ル)アセトヒドロキサム酸クロリド(N,4−ジヒドロ
キシ−α−オクソ−フェニルエタンイミドイルクロリ
ド)を使用することを特徴とする木材パルプを酸化漂白
し、故紙を脱インキする方法。 - 【請求項2】 安定剤をプロセス水1kgあたり0.0
02〜2gの濃度で使用することを特徴とする請求項1
記載の方法。 - 【請求項3】 安定剤を循環プロセス水に添加すること
を特徴とする請求項1または2記載の方法。 - 【請求項4】 2−オクソ−2−(4−ヒドロキシ−フ
ェニル)アセト−ヒドロキサム酸クロリド(N,4−ジ
ヒドロキシ−α−オクソ−フェニル−エタンイミドイル
−クロリド)を含有することを特徴とする故紙の過酸化
水素含有漂白および脱インキ溶液の安定剤。
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Publication Number | Publication Date |
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JP (1) | JPH07268791A (ja) |
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CA (1) | CA2145439A1 (ja) |
DE (1) | DE4410663C1 (ja) |
FI (1) | FI951423A (ja) |
GB (1) | GB2287724B (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2003520309A (ja) * | 2000-01-22 | 2003-07-02 | ローディア・コンスーマー・スペシャルティーズ・リミテッド | パルプ漂白方法 |
JP2004501288A (ja) * | 2000-06-08 | 2004-01-15 | ロンザ インコーポレイテッド | 製紙用途における過酸化物安定化用アルデヒドドナー |
JP2010236166A (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-21 | Nippon Paper Industries Co Ltd | 脱墨パルプの製造方法 |
CN103374848B (zh) * | 2012-04-28 | 2016-03-02 | 上海韬鸿化工科技有限公司 | 一种环保漂白处理液及天然纤维的环保漂白方法 |
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US6074527A (en) | 1994-06-29 | 2000-06-13 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Production of soft paper products from coarse cellulosic fibers |
US5582681A (en) | 1994-06-29 | 1996-12-10 | Kimberly-Clark Corporation | Production of soft paper products from old newspaper |
US6296736B1 (en) | 1997-10-30 | 2001-10-02 | Kimberly-Clark Worldwide, Inc. | Process for modifying pulp from recycled newspapers |
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US7052614B2 (en) | 2001-08-06 | 2006-05-30 | A.Y. Laboratories Ltd. | Control of development of biofilms in industrial process water |
CA2514798C (en) * | 2003-02-05 | 2009-06-16 | Pulp And Paper Research Institute Of Canada | Bleaching and brightness stabilization of lignocellulosic materials with water-soluble phosphines or phosphonium compounds |
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USRE26009E (en) * | 1966-05-03 | Xcx cii ciijbr | ||
US3790687A (en) * | 1970-02-24 | 1974-02-05 | Roussel Uclaf | Methods of combatting fungi and bacteria using substituted-alpha-isonitroso-acetophenones |
LU74434A1 (ja) * | 1976-02-25 | 1977-09-12 | ||
FR2482989A1 (fr) * | 1980-05-22 | 1981-11-27 | Interox | Procede pour la regeneration de vieux papiers |
DE3816943A1 (de) * | 1988-05-18 | 1989-11-30 | Nixdorf Computer Ag | Verfahren zum pruefen von blattmaterial |
JPH02311404A (ja) * | 1989-05-24 | 1990-12-27 | Hakutou Kagaku Kk | 産業用殺菌組成物 |
DE4204915C2 (de) * | 1992-02-19 | 1995-09-28 | Benckiser Knapsack Ladenburg | Verfahren zur Wiederaufbereitung von Altpapier |
GB2269191A (en) * | 1992-07-29 | 1994-02-02 | Solvay Interox Ltd | Method of treating aqueous process liquors |
-
1994
- 1994-03-26 DE DE4410663A patent/DE4410663C1/de not_active Expired - Fee Related
-
1995
- 1995-02-24 NL NL9500377A patent/NL9500377A/nl active Search and Examination
- 1995-03-16 SE SE9500928A patent/SE9500928L/ not_active Application Discontinuation
- 1995-03-16 GB GB9505332A patent/GB2287724B/en not_active Expired - Fee Related
- 1995-03-17 KR KR1019950005509A patent/KR950032883A/ko not_active Application Discontinuation
- 1995-03-24 FI FI951423A patent/FI951423A/fi unknown
- 1995-03-24 CA CA 2145439 patent/CA2145439A1/en not_active Abandoned
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- 1995-03-27 US US08/411,148 patent/US5607544A/en not_active Expired - Fee Related
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GB9505332D0 (en) | 1995-05-03 |
KR950032883A (ko) | 1995-12-22 |
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FI951423A (fi) | 1995-09-27 |
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