JPH07268216A - 被覆用混合物、並びにその製造法および使用法 - Google Patents

被覆用混合物、並びにその製造法および使用法

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JPH07268216A
JPH07268216A JP7079835A JP7983595A JPH07268216A JP H07268216 A JPH07268216 A JP H07268216A JP 7079835 A JP7079835 A JP 7079835A JP 7983595 A JP7983595 A JP 7983595A JP H07268216 A JPH07268216 A JP H07268216A
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Jan Dr Mazanek
ヤン・マツアネク
Karl-Heinz Kaesler
カール−ハインツ・ケスラー
Gebhard Wagner
ゲプハルト・バグナー
Wolfgang Dr Podesta
ボルフガング・ポデスタ
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    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03CCHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
    • C03C8/00Enamels; Glazes; Fusion seal compositions being frit compositions having non-frit additions
    • C03C8/14Glass frit mixtures having non-frit additions, e.g. opacifiers, colorants, mill-additions
    • C03C8/16Glass frit mixtures having non-frit additions, e.g. opacifiers, colorants, mill-additions with vehicle or suspending agents, e.g. slip
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ポリシロキサンをベースにした安定な低溶媒
の、できれば有機溶媒を含まない被覆用組成物で、特に
耐熱性被膜として使用でき、従来法に比べて特性が改善
された組成物を製造することを目的とする。 【構成】 少なくとも1種のポリシロキサン、少なくと
も1種の無機充填剤、および熔融した状態でフィルムを
生じる少なくとも1種の反応性無機材料から成る新規種
類の被覆用混合物、その製造法、およびその使用法が提
供される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は少なくとも1種のポリシロキサ
ン、少なくとも1種の反応性無機重点財、および少なく
とも1種の熔融した際フィルムを生成する無機材料を含
む新規種類の被覆用混合物、並びにその製造法に関す
る。
【0002】少なくとも1種のポリシロキサンと少なく
とも1種の無機充填剤を含む混合物は現在まで多数知ら
れており、これらは広い範囲の分野で使用されている。
ポリシロキサンとしてポリシロキサン樹脂を、また充填
剤として顔料を含む混合物、いわゆる顔料を加えたポリ
シロキサン樹脂は、ペイント系としてまた被覆用の両方
に使用されている。耐熱性の被膜としては有機溶媒中
に、またエナメルから成る無機被膜中に顔料を加えられ
たポリシロキサン樹脂を含むものが今日まで使用されて
来た。顔料を加えられたポリシロキサン樹脂は良好な性
質を示すが、それは有機溶媒中において使用された場合
だけである。エナメルの無機被膜は高度の耐熱性をもつ
ことを特徴としている。しかし脆く、400℃より高い
温度に焼成を行った場合だけ最終的な性質が得られるこ
とが欠点である。従ってエナメル被膜は輸送中におい
て、また必要な高温をかけられるまでは容易に損傷する
ので、多くの分野における被膜として使用することはで
きなかった。
【0003】現在まで高温に耐える被膜系は溶媒を含ん
だシリコーン樹脂を用い、適宜これに流動調節剤または
型抜き剤としてシリコーン油を加えた場合にのみ得られ
て来た。これに対応する被膜は接合剤としての樹脂、顔
料、添加剤(触媒、乳化剤、流動調節剤等)および種々
の溶媒から成っている。現在の水性系は特に室温で乾燥
させた後の挙動に関して欠点をもっている。
【0004】他の欠点は、腐食に対する耐性が不適切で
あり、かたさおよびフィルムの強度(接合強度)が不十
分で、乾燥時間が過度に長く(スラリ)、貯蔵寿命が短
すぎることである。
【0005】耐熱性の被膜は特に多くの異なった種類の
製品および工場設備、例えば吸音材、炉、石油化学産業
の工場設備、装置の容器、燃焼システムを保護するため
の被覆に用いられる。
【0006】耐熱性被膜に必要な特性としては次のもの
がある。即ち連続的におよび交互に熱敵負荷をかけた際
最高600℃まで耐熱性があること、温度差に対する高
度の耐性(Δt耐性)があること、曲げ耐性が大きいこ
と、色に対する堅牢性をもっていること、腐食的環境に
対する耐性をもっていること、乾燥特性および接着性が
良好であること、製造工程が簡単であること(貯蔵寿命
が長いこと)、良好な取り扱い性をもっていること、お
よび通常の工程、例えば噴霧、ロール掛け、浸漬、およ
び塗布に使用出来ることである。
【0007】高温耐性をもち腐食防止性をもった被膜は
例えば室温で乾燥し、次いで焼成を行うことにより製造
される。
【0008】従来の耐熱性の被膜を被覆するための公知
の混合物では、有機溶媒を必ず使用しなければならない
か、或いは最適のエナメルを得るかまたはポリシロキサ
ンとエナメルとの適切な組み合わせを得ることはできな
かった。
【0009】本発明の目的はポリシロキサンをベースに
した安定な低溶媒の、できれば有機溶媒を含まない被覆
用組成物で、特に耐熱性被膜として使用でき、従来法に
比べて特性が改善されている組成物を製造することであ
る。
【0010】本発明においては、(A)少なくとも1種
のポリシロキサン、(B)少なくとも1種の反応性無機
充填剤、(C)熔融した状態出フィルムを生じる少なく
とも1種の無機材料、および(D)随時他の添加剤から
成る被覆用組成物は従来法に比べ著しく優れた性質を示
すことが見出だされた。
【0011】従って本発明によれば、少なくとも1種の
ポリシロキサン、少なくとも1種の無機充填剤、および
少なくとも1種の熔融した際フィルムを生成する無機材
料を含む被覆用組成物が提供される。
【0012】本発明の好適混合物はほぼ(A)3〜60
重量%、好ましくは10〜60重量%、特に好ましくは
20〜50重量%のポリシロキサンまたは数種のポリシ
ロキサンの混合物、(B)1〜40重量%、好ましくは
5〜30重量%、特に好ましくは10〜20重量%の反
応性無機充填剤、または数種の反応性無機充填剤混合
物、(C)3〜90重量%、好ましくは10〜70重量
%、特に好ましくは10〜20重量%の熔融した際フィ
ルムを生成する無機材料、および随時(D)0〜54重
量%の他の添加剤またはこれらの添加剤混合物から成っ
ている。ここで成分(A)、(B)、(C)および
(D)の和は100重量%である。
【0013】本発明の被覆用混合物においては、成分
(A)は少なくとも1個のヒドロキシ−および/または
アルコキシ−官能基をもったポリシロキサン、および/
またはシランの部分的加水分解物で水と乳化物をつくる
か、または水との混合物中の他の溶媒と乳化物をつくる
ものであることが好ましい。 本発明においてポリシロキ
サンは例えばポリシロキサンとポリエステル、ポリエー
テルおよび/またはポリエポキシド(またはそれらの混
合物)との共重合体、並びに直鎖または分岐した有機ポ
リシロキサンが含まれる。成分(A)としてポリシロキ
サン樹脂または数種のポリシロキサン樹脂の混合物、例
えばヨーロッパ特許A 51 418号、3頁、14〜
52行記載のものを用いることが好ましい。 一般式
【0014】
【化1】
【0015】の二官能性の構造単位を10〜80重量
%、好ましくは20〜70重量%、特に好ましくは35
〜60重量%含むポリシロキサン樹脂を用いることが特
に好適である。ここでRはSi−C結合をもった有機基
である。
【0016】また分岐したポリシロキサンと直鎖のポリ
シロキサンとの組み合わせも特に好適である。
【0017】成分(A)は水性乳化物として使用するこ
とが好ましい。 (A)を有機溶媒中で使用することもで
きるが、ただ欠点は環境的な問題を生じることである。
【0018】しかし成分(A)は数種の水性乳化物の混
合物として存在することもできる。成分(A)を水性乳
化物の形で使用する場合、シロキサンの含有量は5〜8
0重量%、好ましくは10〜70重量%、特に好ましく
は20〜60重量%である。しかし成分(A)は水の他
に随時他の溶媒を含むこともできる。この場合には少な
くとも1種の乳化剤および/または可塑化剤、例えば濃
化剤を加えることが好ましい。 乳化剤としては陽イオン
性および陰イオン性の両方の乳化剤を使用することがで
きる。乳化剤として存在する成分(A)は乳化剤、濃化
剤および他の助剤を0.5〜15重量%、好ましくは1
〜6重量%、特に好ましくは1.5〜5重量%の量で含
むことができる。
【0019】成分(A)は他の添加剤として0〜5重量
%、好ましくは0〜2重量%、特に好ましくは0〜1重
量%の殺菌剤または殺黴剤を含んでいることができる。
成分(A)は純粋なポリシロキサンおよび/または油の
両方からなり、また水、および水と他の溶媒との混合物
中の対応する乳化物の形で存在することができる。さら
に成分(A)は触媒を含んでいることができる。触媒の
含有量は成分(A)に関し最高1重量%であり、例えば
有機錫化合物、有機チタン化合物および有機アルミニウ
ム化合物のような通常の縮合触媒を用いることができ
る。
【0020】本発明に用いる反応性充填剤としては製造
条件下において、および/または本発明に従って必要に
応じ反応性をもった無機化合物をつくるための被膜中で
使用し得る化合物を用いることができる。このような化
合物の例としてはシランおよびその加水分解生成物、並
びに上記チタン酸エステルおよびシリカエステルが含ま
れる。
【0021】本発明の被覆用混合物においては、成分
(B)は反応基を含み互いにまた本発明の混合物の他の
化合物と反応し得る有機残基で変性されたすべての反応
性無機化合物または無機充填剤を含んでいる。成分
(B)の幾つかの例としてはシリカゾル、珪酸エステ
ル、有機珪酸塩、例えばメチル珪酸ナトリウム、チタン
酸エステル、アルミン酸塩、アルミン酸ジルコニウム、
水酸化アルミニウム、および上記と同じ意味の反応性の
基を含む任意の種類の随時変性された充填剤、例えばエ
ポキシ、アミノまたは不飽和基を含む充填剤、石英、ガ
ラス、タルク、白亜、燐酸塩、ポリ燐酸塩、および硼酸
塩がある。ここで充填剤という言葉は、本発明により反
応を起こさせた後固体の化合物または反応生成物として
存在する物質を含むものとする。即ち例えば液状のチタ
ン酸エステルは被膜中に混入されるエダクト(eddu
ct)として作用することができる。
【0022】本発明の被覆用混合物においては、反応性
無機充填剤(B)は好ましくはシリカゾル、アルキル珪
酸塩水酸化アルミニウムまたは部分的加水分解物、また
はこれらの化合物の混合物の形のコロイド状シリカであ
ることが好ましい。 アルキル珪酸塩としてはメチル珪酸
ナトリウムまたはカリウムが特に好適である。さらにコ
ロイド状シリカはSiO2含量が5〜50重量%、好ま
しくは10〜40重量%、特に好ましくは15〜35重
量%である。本明細書において無機反応性充填剤はまた
粉末の形の焼成シリカ、およびシリカゾルの形のコロイ
ド状シリカである。シリカゾルの粒子はまた公知方法で
表面を変性されていることができる。同様に成分(B)
としてドイツ特許B−2,408,896号、米国特許
第2,892,797号、同第2,574,902号、
同第2,457,971号、同第2,668,149号
および同第2,650,200号記載のように随時変性
されたシリカゾルを使用することができる。粒径が5〜
100nmのシリカゾルが特に好適であり、粒径が10
〜30nmのものが極めて好適である。
【0023】本発明の被覆用混合物においては、成分
(C)は熔融状態でフィルムを形成する任意の無機材料
であることができる。この混合物において熔融状態でフ
ィルムを生成する材料(C)はエナメルおよび/または
低融点のガラスであることが好ましい。本明細書におい
てエナメル(C)としては下記の特定の組成(重量%)
が特に好適である。
【0024】
【表1】
【0025】この組成物は最高10%の着色酸化物(F
23、CoO、CuO)および最高10%の熔融した
際活性化する物質、SnO、Bi23およびMoO3
配合することができる。
【0026】本明細書において低融点のガラスおよび/
またはエナメルは軟化点が600℃より、好ましくは5
50℃より、特に好ましくは440℃より低いが、しか
しその融点は200℃以上、好ましくは300℃以上、
特に好ましくは350℃以上である。低融点のガラスお
よび/またはエナメルの熱交換係数を金属の基質の熱交
換係数に調節し、加熱を行う際被膜の剥離が起こらない
ようにしなければならない。低融点ガラスおよび/また
はエナメルの熱膨張係数は少なくとも380×10-7
Kであり、好ましくは>400×10-7/K(20〜4
00℃の間で容積的に測定)であるが、熱膨張係数が5
50×10-7/Kよりも大きいことはあまり好ましくな
い。これらのガラスおよび/またはエナメルの製造、加
工および使用中において、例えば鉛またはカドミウムの
ような低融点の生理的に有害なまたは毒性をもった元素
を使用することは好適ではない。本発明のエナメルおよ
び/またはガラスを製造する場合、市販のエナメル原
料、例えば硼砂(Na247×5H2O)、シリカ粉
末、ポリ燐酸ナトリウム、ジルコン砂、蛍石、アルカリ
金属およびアルカリ土類金属の炭酸塩、二酸化チタン、
五酸化バナジン、および可能な場合には着色酸化物(F
23、MnO、CoO、CuO等)を1,100〜
1,260℃の温度で熔融し、水冷式ローラの上で急冷
する。この方法で得られる細片を乾燥したまま、或いは
種々の粉砕添加剤を加えて湿った状態で粉砕し、さらに
加工を行う。乾式粉砕の際に粉砕添加剤、例えばグリコ
ール、シリコーン油等を加えることができる。
【0027】本発明の被覆用組成物においては、他の添
加剤(D)は好ましくは顔料、酸化鉄、および/または
雲母であることが好ましい。 成分(D)として特に好適
なものは無機、有機および/または金属性物質またはそ
れらの混合物、酸化アルミニウム、マグネシウムおよび
カルシウムの燐酸塩および/または炭酸塩、炭化物、並
びに窒化物、酸化マグネシウム、二酸化チタン、炭化珪
素、酸化亜鉛、アルミニウム真鍮、錫および亜鉛粉末、
フタロシアニン・ブルー、種々のスピネル、カーボンブ
ラック、グラファイト等の形の顔料または充填剤であ
る。無機性の熱的に安定な顔料が(D)として著しく好
適である。
【0028】成分(D)はまたペイントおよび染料の製
造に公知の任意の添加剤、例えば充填剤および顔料、ペ
イント添加剤、例えば分散剤、流動調節剤、濃化剤、発
泡防止剤および他の助剤、殺黴剤、殺菌剤、安定剤、抑
制剤および触媒であることができる。しかし(D)は重
合体または数種の重合体の混合物、例えばセルロース、
ポリエーテル、ポリアクリレート、ポリウレタン、可塑
剤、および種々の無機樹脂であることもできる。
【0029】本発明の被覆用混合物はまた有機錫化合
物、有機金属化合物および/または無機腐食抑制剤、例
えば燐酸誘導体、種々のアミン、置換基をもつフェニル
トリアゾール、ニトロフタル酸塩、タルミン、置換フェ
ノール等を含んでいることができる。
【0030】本発明によればまた、個々の成分(A)〜
(C)および随時(D)を室温で互いに撹拌する本発明
の被覆用組成物を製造する方法が提供される。これらの
個々の成分は均一な混合物が得られるまで公知の方法で
任意の順序で互いに混合することができる。また例えば
先ず成分(A)および(B)からこの混合物をつくり、
次いで別々にまたは一緒につくられた成分(C)および
随時成分(D)の水性分散物と混合することができる。
しかしまた成分(B)を成分(C)および/または随時
分散剤としての(D)と混合して混合物をつくり、次い
でこれを成分(A)と混合することもできる。本発明の
好適具体化例においては、別々につくられた個々の成分
(A)、(B)、(C)および/または(D)の乳化物
および/または分散物を互いに撹拌する。成分(C)お
よび(D)をつくり撹拌して分散物にし、次いでこの中
に成分(A)および(B)の混合物を混入して撹拌する
ことが特に好適である。
【0031】成分(B)、(C)および/または(D)
から分散物をつくる場合、ペイントの製造に使用される
方法、例えばボール・ミルを用いる方法および他の激し
く混合する方法を用いることが好適である。種々の助
剤、特に分散剤、例えばポリアクリル酸誘導体、ポリ燐
酸誘導体、およびフォスフォノカルボン酸誘導体をこれ
らの混合物の製造に使用することが好ましい。 本発明の
被覆系およびその成分を安定化させるためには、種々の
有機および無機化合物、例えばベントナイト、セルロー
ス、ポリアクリレートまたはポリウレタン濃化剤を使用
することができる。
【0032】本発明の混合物からつくられた分散物は固
体分を20〜90重量%、好ましくは40〜80重量
%、特に好ましくは50〜70重量%含んでいる。水性
相は随時有機溶媒を含んでいる。
【0033】また本発明によれば、被覆用混合物を被覆
すべき材料に塗布し、随時室温で予備乾燥させ、次いで
1〜120分間150〜700℃の温度に加熱する本発
明の混合物から被膜を製造する方法が提供される。好ま
しくは被覆用混合物は水性分散物の形で使用される。
【0034】被覆すべき材料としては実質的にすべての
耐熱性材料、例えば鋼、アルミニウムおよび他の金属お
よび合金、エナメル被覆した金属および金属鍍金した鋼
を用いることができる。これらの材料はその種類および
用途に応じて予備処理をすることもしないこともでき
る。予備処理を行う場合にはすべての公知の方法、例え
ばジェット処理により行うことができる。
【0035】本発明の被覆用混合物を固体基質に被覆す
るには、噴霧、浸漬、ロール掛け、または塗布により行
うことが好ましい。その要求に応じ、この方法で厚さ焼
く5〜300μm、好ましくは10〜150μm、特に
好ましくは15〜75μmの被膜をつくることができ
る。
【0036】被覆した被覆用混合物はもっと高い温度で
予備乾燥することができる。室温で予備乾燥した混合物
は既に固体基質上の被膜として輸送、成形および/また
は他の操作に必要な十分な機械的強度をもっている。し
かし各用途に対する最終的な性質は熱処理を行った後に
のみ得られる。高温で短時間において処理を行うか、或
いは低温で同様な処理を長時間行うことができる。好適
な温度範囲は150〜700℃、好ましくは200〜6
00℃である。熱処理の時間は1〜120分、好ましく
は5〜60分である。本発明の被覆用混合物は炉、吸音
材料および任意の種類の工場施設の耐熱性被膜に使用す
ることが好適である。これらの耐熱性被膜は前に行われ
た熱処理に従って非常にかたい層に至るまでの種々の程
度の柔らかさを示し、使用した原料とは性質が基本的に
異なっている。何故ならば原料は温度範囲に従って種々
の程度に互いに反応し得るように選ばれるからである。
生じた被膜の性質は選んだ温度に極めて強く依存してい
る。従ってこのような温度の選択により温度によってど
のような分野の用途にも適合した被膜をつくることがで
きる。
【0037】下記の実施例に示すように、本発明の被膜
は特に曲げ、熱および温度差に対する耐性が大きく、ま
た腐食耐性も大きい。
【0038】下記実施例により本発明を例示する。しか
しこれらの実施例は本発明を限定するものではない。
【0039】
【実施例】下記実施例において下記の物質を用いる。
【0040】(I) ポリシロキサンとして、 (Ia) 平均組成がT210234、平均分子量が約1
2,000のヒドロキシ官能基をもったメチルシリコー
ン樹脂の水性乳化液。
【0041】(Ib) 平均組成がT200505、平均
分子量が約14,000のヒドロキシ官能基をもったメ
チルシリコーン樹脂の水性乳化液。
【0042】(Ic) シルレス(Silres)M5
0E(R):平均組成がT170184、平均分子量が約
9,000のヒドロキシ官能基をもったメチルシリコー
ン樹脂の水性乳化液。
【0043】(Id) 平均分子量が10,000の
α,ω−ヒドロキシ官能基をもったジメチルポリシロキ
サンの水性乳化液。
【0044】(II) 反応性無機充填剤として、 (IIa) BET表面積が100m2/g、pHが1
0の30%水性コロイド状シリカ懸濁液。
【0045】(IIb) BET表面積が200m2
g、pHが9の40%水性コロイド状シリカ懸濁液。
【0046】(Ic) 水酸化アルミニウム。
【0047】(Id) メチル珪酸カリウムの42%水
溶液。
【0048】(III) エナメルとして、 (IIIa) PK8701(R):二酸化珪素、二酸化
チタン、アルカリ金属の酸化物および酸化バナジンから
成り、軟化点が約440℃、粒径が40μmより小さい
エマイル・ブリュッゲ(Email Bruegge)
社製のエナメル・フリット。
【0049】(IIIb) AT6115(R):二酸化
珪素、二酸化チタン、アルカリ金属の酸化物および酸化
バナジンから成り、軟化点が約420℃、粒径が40μ
mより小さいエマイル・ブリュッゲ社製のエナメル・フ
リット。
【0050】(IIIc) VPPK 61−1166
(R):二酸化珪素、二酸化チタン、アルカリ金属の酸化
物、酸化バリウムおよび酸化バナジンから成り、軟化点
が約400℃、粒径が40μmより小さいエマイル・ブ
リュッゲ社製のエナメル・フリット。
【0051】(IV) 顔料として、 (IVa) バイフェロックス(Bayferrox)
303T(R):バイヤー(Bayer)社製のブラッ
ク・ルージュ(Brack rouge)。
【0052】(IVb) エヒトシュヴァルツ(Ech
tschwarz)(R):バイヤー社製のスピネル・ブ
ラック(Spinel black)。
【0053】(V) 充填剤として、 (Va) ゲー・ハー・ルー(G.−H.Luh)社製
の雲母状の鉄鉱石。
【0054】(VI) 液化剤として、 (VIa) ベイヒビット(Bayhibit)
(R):バイヤー社製の三官能性フォスフォノカルボン
酸ナトリウム塩。
【0055】実施例 1 スラリを製造するための一般的な指針 エナメル、顔料および充填剤を表1記載の量で120g
の水の中に混入し、溶解剤と共に約30分間3000r
pmで撹拌する。次いでベイヒビットS(R)を加える。
この混合物を1時間1,800rpmで均質化する。
【0056】
【表2】
【0057】実施例 2 耐熱性被膜を製造するための一般的指針 ポリシロキサン、反応性無機充填剤および実施例1でつ
くられたスラリを表2に示す量で秤量し、撹拌する。次
いでこの混合物を溶解機中で1,800rpmにおいて
10分間撹拌して均一化する。
【0058】
【表3】
【0059】実施例 3 耐熱性被膜の製造 脱グリース処理するか紙ヤスリをかけた鋼板に噴霧銃を
用いて被覆用混合物を被覆し、乾燥した層の厚さが約2
0〜35μmになるようにする。乾燥は表3に示したよ
うに行った。
【0060】
【表4】
【0061】耐熱性被膜を評価するための測定量および
試験条件: 温度負荷:測定される量は規定された時間および温度で
熱処理を行った後の剥離したフィルムの割合(%)。
【0062】温度衝撃試験:被覆して予備乾燥した板を
600℃に1時間加熱した後、直接20℃の冷水中に入
れて急冷する。
【0063】測定される量: 剥離したフィルムの部分
(%)。
【0064】塩噴霧試験: 測定される量: DIN 53 210に対する残留
値。熱敵な負荷を掛けた後既に剥離を起こした対照例お
よび他の被膜は試験しなかった。
【0065】測定値は下記の意味をもっている。
【0066】 略号 錆が出た区域(%) Ri0 0 Ri1 0.05 Ri2 0.5 Ri3 1 Ri4 8 本明細書における上記説明および実施例は単に本発明を
例示するためのものであり、本発明を限定するものでは
ない。当業界の専門家は本発明の精神および範囲内に入
る他の具体化例を容易に類推することができるであろ
う。
【0067】本発明の主な特徴及び態様は次の通りであ
る。 1.(A)少なくとも1種のポリシロキサン、(B)少
なくとも1種の無機充填剤、および(C)熔融した状態
出フィルムを生じる少なくとも1種の無機材料から成る
被覆用組成物。
【0068】2.(A)少なくとも1種のポリシロキサ
ン約3〜60重量%、(B)少なくとも1種の反応性無
機充填剤約1〜40重量%、(C)熔融した状態でフィ
ルムを生じる少なくとも1種の無機材料約3〜90重量
%、および(D)少なくとも1種の他の添加剤約0〜4
0重量%から成る上記第1項記載の被覆用組成物。
【0069】3.(D)は少なくとも約1重量%の量で
存在する上記第1項記載の被覆用組成物。
【0070】4.(A)は水との乳化液か水溶液をつく
る少なくとも1個のヒドロキシ−、アルコキシ−または
ヒドロキシアルコキシ−官能基をもつポリシロキサンか
ら成る上記第1項記載の被覆用組成物。
【0071】5.(B)はシリカゾル、珪酸アルキルお
よび水酸化アルミニウムの形の少なくとも1種のコロイ
ド状シリカから成る上記第1項記載の被覆用組成物。
【0072】6.(C)は少なくとも1種のエナメルま
たは低融点ガラスから成る上記第1項記載の被覆用組成
物。
【0073】7.(D)は少なくとも1種の顔料、酸化
鉄および雲母から成る上記第1項記載の被覆用組成物。
【0074】8.(A)は水との乳化液か水溶液をつく
る少なくとも1個のヒドロキシ−、アルコキシ−または
ヒドロキシアルコキシ−官能基をもつポリシロキサンか
ら成り、(B)はシリカゾル、珪酸アルキルおよび水酸
化アルミニウムの形をした少なくとも1種のコロイド状
シリカから成り、(C)は少なくとも1種のエナメルま
たは低融点ガラスから成り、(D)は少なくとも約1%
存在し、少なくとも1種の顔料、酸化鉄および雲母から
成る上記第1項記載の被覆用組成物。
【0075】9.上記第1項記載の組成物の水性乳化
物。
【0076】10.上記第8項記載の組成物の水性乳化
物。
【0077】11.上記第9項記載の組成物を基質に被
覆し、被覆された基質を乾燥させ、該基質を約120〜
1分間約150〜700℃に加熱し、基質をフィルムで
被覆する被覆された基質を製造する方法。
【0078】12.上記第10項記載の組成物を基質に
被覆し、被覆された基質を乾燥させ、該基質を約120
〜1分間約150〜700℃に加熱し、基質をフィルム
で被覆する被覆された基質を製造する方法。
【0079】13.上記第11項記載の方法でつくられ
た被覆された製品。
【0080】14.基質が炉、吸音材料または産業用工
場部材である上記第13項記載の製品。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヤン・マツアネク ドイツ51061ケルン・ハフアーカンプ2 (72)発明者 カール−ハインツ・ケスラー ドイツ51467ベルギツシユグラートバツ ハ・イムプラツケンブルフ26アー (72)発明者 ゲプハルト・バグナー ドイツ51519オーデンタール・アカーシユ トラーセ31 (72)発明者 ボルフガング・ポデスタ ベルギー・ビー−8000ブリユツゲ・ゲント ホフ36

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)少なくとも1種のポリシロキサ
    ン、 (B)少なくとも1種の無機充填剤、および (C)熔融した状態出フィルムを生じる少なくとも1種
    の無機材料から成ることを特徴とする被覆用組成物。
  2. 【請求項2】 (A)少なくとも1種のポリシロキサン
    約3〜60重量%、 (B)少なくとも1種の反応性無機充填剤約1〜40重
    量%、 (C)熔融した状態でフィルムを生じる少なくとも1種
    の無機材料約3〜90重量%、および (D)少なくとも1種の他の添加剤約0〜40重量%か
    ら成ることを特徴とする請求項1記載の被覆用組成物。
  3. 【請求項3】 (D)は少なくとも約1重量%の量で存
    在することを特徴とする請求項1記載の被覆用組成物。
  4. 【請求項4】 (A)は水との乳化液か水溶液をつくる
    少なくとも1個のヒドロキシ−、アルコキシ−またはヒ
    ドロキシアルコキシ−官能基をもつポリシロキサンから
    成ることを特徴とする請求項1記載の被覆用組成物。
  5. 【請求項5】 (B)はシリカゾル、珪酸アルキルおよ
    び水酸化アルミニウムの形の少なくとも1種のコロイド
    状シリカから成ることを特徴とする請求項1記載の被覆
    用組成物。
  6. 【請求項6】 (C)は少なくとも1種のエナメルまた
    は低融点ガラスから成ることを特徴とする請求項1記載
    の被覆用組成物。
  7. 【請求項7】 (D)は少なくとも1種の顔料、酸化鉄
    および雲母から成ることを特徴とする請求項1記載の被
    覆用組成物。
  8. 【請求項8】 請求項1項記載の組成物から成ることを
    特徴とする水性乳化物。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の組成物を基質に被覆し、
    被覆された基質を乾燥させ、該基質を約120〜1分間
    約150〜700℃に加熱し、基質をフィルムで被覆す
    ることを特徴とする被覆された基質を製造する方法。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の組成物を基質に被覆
    し、被覆された基質を乾燥させ、該基質を約120〜1
    分間約150〜700℃に加熱し、基質をフィルムで被
    覆することを特徴とする被覆された基質を製造する方
    法。
  11. 【請求項11】 請求項9項記載の方法でつくられたこ
    とを特徴とする被覆された製品。
  12. 【請求項12】 基質が炉、吸音材料または産業用工場
    部材であることを特徴とする請求項11記載の製品。
JP7079835A 1994-03-16 1995-03-10 被覆用混合物、並びにその製造法および使用法 Pending JPH07268216A (ja)

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