JPH0726737Y2 - 間欠供給型の定電流源回路 - Google Patents

間欠供給型の定電流源回路

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JPH0726737Y2
JPH0726737Y2 JP681889U JP681889U JPH0726737Y2 JP H0726737 Y2 JPH0726737 Y2 JP H0726737Y2 JP 681889 U JP681889 U JP 681889U JP 681889 U JP681889 U JP 681889U JP H0726737 Y2 JPH0726737 Y2 JP H0726737Y2
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弘一 酒井
智樹 河端
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、低い電圧源の半導体集積回路化に好適であっ
て、間欠的に定電流を供給し得る定電流源回路に関する
ものである。
〔従来の技術〕
第3図は、従来の間欠的に定電流を供給し得る間欠供給
型の定電流源回路である。図に於いて、定電流源1は、
エミッタ面積の異なるトランジスタQ1,Q2からなる電流
ミラー回路に対応して接続されるトランジスタQ3,Q4
らなる電流ミラー回路と、トランジスタQ1のエミッタに
接続された抵抗R10から構成されており、定電流源1
は、トランジスタQ40を介して接地されている。トラン
ジスタQ40のベースに信号パルスが入力され、トランジ
スタQ40が作動し、且つ、起動回路4が作動することに
よって定電流源1が作動する。起動回路4がトランジス
タQ3,Q4からなる電流ミラー回路から電流を引き込み、
トランジスタQ1,Q2に電流を供給して定電流源が作動
し、トランジスタQ1,Q2とベースを共通とするトランジ
スタQ6から負荷回路L1に定電流が供給される。定電流源
1は、トランジスタQ40のベースに供給される信号パル
スによって間欠的に作動する。
〔考案が解決しようとする課題〕
上述の如き間欠供給型の定電流源回路は、トランジスタ
Q40を介して接地電圧源に接続されている為に、1〜2V
程度の低い電圧源VCCで使用するのは好ましくない。
又、電圧源VCCが低下した場合に、トランジスタQ40の飽
和電圧VCE(SAT)が減電特性を劣化される欠点がある。更
に、トランジスタQ40のコレクタから見たインピーダン
スが高い為に、定電流動作が不安定な状態となる欠点が
ある。
本考案は、上述のような課題を解決する為になされたも
ので、その主な目的は、低い電圧源であっても安定した
定電流を供給し得る間欠供給型の定電流源回路を提供す
るにある。
〔課題を解決する為の手段〕
本考案の間欠供給型の定電流源回路は、第1のトランジ
スタのエミッタに抵抗が接続され、第1のトランジスタ
に対してエミッタ面積が異なり、且つ、ベースを共通と
する第2のトランジスタと、該第1と第2のトランジス
タに対応して接続される電流ミラー回路からなる公知の
定電流源に、定電流の間欠供給を制御する為の信号パル
スが供給されるスイッチと、そのスイッチと接続された
ダイオード型の第3のトランジスタと、該第3のトラン
ジスタと電流ミラー回路を構成する第4と第5のトラン
ジスタとを具えたもので、該第4のトランジスタが該定
電流源の起動回路を制御し、且つ、該第5のトランジス
タによって前記第1と第2のトランジスタのベース電位
を制御して、該定電流源から間欠的に他の回路に定電流
を供給するものである。
〔作用〕
本考案の間欠供給型の定電流源回路は、従来の定電流源
の起動回路のベース電流を制御する手段と、主に定電流
を設定する為のトランジスタ対のベース電圧を制御する
手段とによって間欠的に定電流を供給するものである。
〔実施例〕
第1図は、本考案の間欠供給型の定電流源回路である。
1は周知の定電流源であって、ベースを共通とするエミ
ッタ面積の異なるトランジスタQ1,Q2からなる電流ミラ
ー回路に対応して、これらのトランジスタに電流を供給
するトランジスタQ3,Q4からなる電流ミラー回路が接続
され、トランジスタQ1のエミッタに抵抗R1が接続されて
構成されている。トランジスタQ1,Q2とベースを共通と
するトランジスタQ6のコレクタに負荷回路L1が接続され
ている。又、トランジスタQ3,Q4とベースを共通とする
トランジスタQ5のコレクタに負荷回路L2が接続されてい
る。トランジスタQ2,Q3は、ベース・コレクタが接続さ
れたダイオード型のトランジスタである。
2は、トランジスタからなるスイッチであり、間欠的に
定電流を他の回路に供給する為の信号パルスが供給され
ており、スイッチ2の他端がダイオード接続されたトラ
ンジスタQ8のベース・コレクタに接続され、そのエミッ
タが接地されている。トランジスタQ8とベースを共通と
するトランジスタQ9,Q10によって、電流ミラー回路3
を形成しており、トランジスタQ9のコレクタに抵抗R4
トランジスタQ11のベースが接続されている。トランジ
スタQ11のコレクタは、定電流源1のトランジスタQ1,Q
2のベースに接続されており、トランジスタQ11によって
トランジスタQ1,Q2のベース電圧が制御されている。
又、トランジスタQ10のコレクタは、トランジスタQ3,Q
4,Q5,Q7のベースに接続され、トランジスタQ10の作動
によってトランジスタQ3,Q4が制御されている。トラン
ジスタQ7のコレクタ及びエミッタが夫々抵抗R2,R3に接
続され、それらの抵抗の他端が電圧源VCCと接地電圧源
に接続されている。トランジスタQ7,Q10及び抵抗R2,R
3は、定電流源1の起動回路である。
第1図の間欠供給型の定電流源回路の動作について説明
する。スイッチ2に制御信号が入力され、スイッチ2が
オン状態となると、トランジスタQ8によってバイアスさ
れ、トランジスタQ9,Q10が作動する。トランジスタQ10
は、トランジスタQ3,Q4,Q5,Q7からベース電流を引き
込むことによって、トランジスタQ1,Q2に電流を流し込
み、定電流源1を作動させトランジスタQ5,Q6から定電
流I1,I2が出力される。一方、トランジスタQ7が動作し
て抵抗R2の端子間電圧が上昇して、トランジスタQ
10は、オフ状態となる。又、トランジスタQ9がオン状態
となるので、トランジスタQ11は、オフ状態となってい
る。
次に、スイッチ2がオフ状態となると、トランジスタ
Q9,Q10は、オフ状態となるので、トランジスタQ11がオ
ン状態となり、トランジスタQ1,Q2が遮断される。無
論、負荷回路L1,L2への定電流I1,I2が遮断される。こ
のようにしてスイッチ2に供給される信号パルスによっ
て、負荷回路L1,L2に定電流を間欠的に供給する。
第2図は、他の実施例であるが、定電流源1の部分が異
なるのみで、制御部分は、第1図の実施例と同じ回路と
なっている。第2図の定電流源1は、エミッタ面積比が
異なり、トランジスタQ20のエミッタに抵抗R10が接続さ
れたベースを共通とするトランジスタQ20とQ21が、それ
らのトランジスタに電流を供給するトランジスタQ22,Q
23からなる電流ミラー回路を具え、トランジスタQ20,Q
22との接続点がトランジスタQ24のベースに接続されて
いる。トランジスタQ24のコレクタがダイオード型のト
ランジスタQ25のベース・コレクタに接続され、トラン
ジスタQ25のエミッタに抵抗R11が接続されている。トラ
ンジスタQ24,Q25及び抵抗R11は、定電流源1の起動回
路であり、トランジスタQ24のベースが、トランジスタQ
7のベースと、トランジスタQ10のコレクタに接続され
て、間欠的に定電流が供給されるように制御されてい
る。
このように本考案の間欠供給型の定電流源回路は、第3
図に示すように定電流源1に対して直列にトランジスタ
・スイッチQ40が付加されることなく、定電流源回路を
間欠的に定電流が供給されるように制御している。
〔効果〕
本考案の間欠供給型の定電流源回路は、従来例のように
スイッチが定電流源に対して直列に接続されていないの
で、定電流源を間欠的に作動させて定電流を他の回路に
供給したとしても、従来の回路と比較して高速にオン・
オフさせることが可能であると共に、定電流特性が悪化
することがない利点がある。
又、電源電圧が1〜2V程度の低電圧であったとしても安
定した作動が可能であり、減電特性も良好であり、定電
流特性も安定なものとなる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、本考案に係る間欠供給型の定電流
源回路の実施例を説明する為の回路図、第3図は、従来
の間欠供給型の定電流源回路の一例を示す回路図であ
る。 1:定電流源、2:スイッチ、3:電流ミラー回路、L1,L2
L3:負荷回路

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】エミッタに抵抗が接続された第1のトラン
    ジスタ、第1のトランジスタに対してベースを共通接続
    されたエミッタ面積の異なるダイオード型の第2のトラ
    ンジスタ、第1と第2のトランジスタに電流を供給する
    第1の電流ミラー回路を有する定電流源と、信号パルス
    が供給されるスイッチと、該スイッチと接続されたダイ
    オード型の第3のトランジスタ、第3のトランジスタと
    ベースを共通接続された第4と第5のトランジスタによ
    り形成される第2の電流ミラー回路と、第5のトランジ
    スタに接続し、該第5のトランジスタと反転した動作を
    する第6のトランジスタを具えており、第4のトランジ
    スタは第1の電流ミラー回路のトランジスタのベースに
    接続され、第6のトランジスタは第1と第2のトランジ
    スタのベースに接続され、第4のトランジスタの動作に
    基づき該定電流源を起動させ、第6のトランジスタの動
    作に基づき第1と第2のトランジスタのベース電圧を制
    御して該定電流源を遮断することにより、他の回路へ間
    欠的に定電流を供給することを特徴とする間欠供給型の
    定電流源回路。
  2. 【請求項2】エミッタに抵抗が接続された第1のトラン
    ジスタ、第1のトランジスタに対してベースを共通接続
    されたエミッタ面積の異なる第2のトランジスタ、第1
    と第2のトランジスタに電流を供給する第1の電流ミラ
    ー回路を有する定電流源と、信号パルスが供給されるス
    イッチと、該スイッチと接続されたダイオード型の第3
    のトランジスタ、第3のトランジスタとベースを共通接
    続された第4と第5のトランジスタにより形成される第
    2の電流ミラー回路と、第5のトランジスタに接続し、
    該第5のトランジスタと反転した動作をする第6のトラ
    ンジスタと、第1の電流ミラー回路の出力側のトランジ
    スタと第1のトランジスタの接続点にベースを接続され
    た第7のトランジスタと、第7のトランジスタと直列接
    続されたダイオード型の第8のトランジスタを具えてお
    り、第4のトランジスタは第7のトランジスタのベース
    に接続され、第6のトランジスタは第1と第2と第8の
    トランジスタのベースに接続され、第4のトランジスタ
    の動作に基づき該定電流源を起動させ、第6のトランジ
    スタの動作に基づき第1と第2のトランジスタのベース
    電圧を制御して該定電流源を遮断することにより、他の
    回路へ間欠的に定電流を供給することを特徴とする間欠
    供給型の定電流源回路。
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