JPH07267369A - 磁性ワーク供給装置 - Google Patents

磁性ワーク供給装置

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JPH07267369A
JPH07267369A JP6358694A JP6358694A JPH07267369A JP H07267369 A JPH07267369 A JP H07267369A JP 6358694 A JP6358694 A JP 6358694A JP 6358694 A JP6358694 A JP 6358694A JP H07267369 A JPH07267369 A JP H07267369A
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JP
Japan
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work
magnetic
magnet
cutting
plate
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JP6358694A
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English (en)
Inventor
Tomoaki Doi
知晃 土居
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Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の磁性ワークを個別に供給すること。 【構成】 本発明では、切出プレート11の移動によっ
てワーク収容部材9に収容された複数のオイルクリーナ
マグネットWのうち最下に位置するものを唯一収容孔1
2a,12bを介して切出位置KPに移動させ、該切出
位置KPにおいて反発用マグネット7との間の反発力に
よって当該オイルクリーナマグネットWをワーク搬出用
シリンダアクチュエータ2の移動体2aに保持されたワ
ーク受入具4の凹部4aに受け渡すようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、四輪自動車用オートマ
ティックトランスミッションのオイルパンに配設される
オイルクリーナマグネット等の磁性ワークを供給する装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】たとえば、四輪自動車用オートマティッ
クトランスミッションのオイルパンには、オイルクリー
ナマグネットなる磁性体が配設されており、この磁性体
の磁力を利用することによってオイル内に含まれる鉄粉
等の異物が該オイルとともに機関内に循環されるのを防
止するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種の磁
性ワークにあっては、互いの磁力によって相互に吸着さ
れた状態となってしまうため、組み付け作業時に都度個
別に分離しなければならず、作業の煩雑化を招来する。
【0004】本発明の目的は、上記実情に鑑みて、複数
の磁性ワークを個別に供給することのできる装置を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、複数の磁性
ワークを互いの磁性の方向を揃えた状態で積層収容する
ワーク収容部材と、前記ワーク収容部材の下端を閉塞す
る態様で移動可能に配設されているとともに唯一の磁性
ワークを収容することのできる収容孔を有した切出プレ
ートを具備し、この切出プレートを移動することによ
り、前記収容孔を介して前記ワーク収容部材の最下に位
置する磁性ワークを所定の切出位置に移動させるワーク
切出手段と、前記ワーク収容部材に収容された磁性ワー
クとは磁性が逆方向となる態様で前記切出位置の上方域
に設けられたマグネットと、前記切出プレートの下方に
設けられており、前記切出位置において前記切出プレー
トの収容孔から落下する磁性ワークを受けた後、該磁性
ワークを所定方向へ移送するワーク搬出手段とを備えて
供給装置を構成している。
【0006】
【作用】上記構成によれば、切出プレートの移動によっ
てワーク収容部材に収容された複数の磁性ワークのうち
最下に位置するものが唯一収容孔を介して切出位置に移
動され、該切出位置においてマグネットとの間の反発力
によって当該磁性ワークがワーク搬出手段に受け渡され
る。
【0007】
【実施例】以下、一実施例を示す図面に基づいて本発明
を詳細に説明する。図6および図7は、本発明に係る磁
性ワーク供給装置を適用したワーク組付設備を概念的に
示したものである。ここで例示する組付設備は、図11
に示すように、オイルクリーナマグネットWと称される
円環状の磁性ワークを四輪自動車用オートマティックト
ランスミッションのオイルパンPに組み付ける場合に適
用されるもので、該オイルパンPが位置決め設置される
治具Gの奥方(図6において上方)に位置する部位に左
右方向(図6中の左右方向)に向けて延在するX方向移
動用アクチュエータAXを備えているとともに、このX
方向移動用アクチュエータAXの移動体から前後方向
(図6中の上下方向)に向けて延在するY方向移動用ア
クチュエータAYを備え、さらにこのY方向移動用アク
チュエータAYの移動体AYMにシール剤塗布用ノズル
Nおよびワーク搬送用ローダRを備えている。
【0008】シール剤塗布用ノズルNは、その開口を下
方に向けた状態で上記Y方向移動用アクチュエータAY
の移動体AYMに対して上下方向に移動可能に配設され
ており、その基端部を介して図示せぬシール剤供給装置
に接続されている。
【0009】ワーク搬送用ローダRは、図6乃至図10
に示すように、上記Y方向移動用アクチュエータAYの
移動体AYMから側方に突設された保持プレートHに保
持され、鉛直上下方向に向けて作動する上昇用シリンダ
アクチュエータJと、この昇降用シリンダアクチュエー
タJの移動体JMから鉛直下方に向けて延在されたロー
ダアームRAと、このローダアームRAの下端部から水
平方向に向けて突設され、その先端部にハンド開閉用ア
クチュエータKを保持したアクチュエータブラケットK
Bと、上記ハンド開閉用アクチュエータKから鉛直下方
に向けて延在され、該ハンド開閉用アクチュエータKの
作動よって互いに近接離反する方向に移動される一対の
ハンドZとを具備して構成されており、該一対のハンド
Zを上述したオイルクリーナマグネットWの中心孔に挿
入した状態で互いに拡開することにより、これらハンド
Zの先端部に該オイルクリーナマグネットWを保持する
作用を成す。なお、上記一対のハンドZは、それぞれ非
磁性体、たとえばアルミニウムによって成形されてい
る。
【0010】一方、上記組付設備には、図6および図7
に示すように、上記Y方向移動用アクチュエータAYの
手前側端部に位置する部位にベース1が配設されてい
る。ベース1は、図1乃至図5に示すように、4つの側
面に開口を有した矩形箱状を成し、上記Y方向移動用ア
クチュエータAYの下方域に配設されたもので、その内
部にワーク搬出用シリンダアクチュエータ2および一対
のワーク受け台3を備えている。ワーク搬出用シリンダ
アクチュエータ2は、上記ワーク搬送用ローダRにおけ
る一対のハンドZの移動域に対して直角に交差し、かつ
その移動体2aが上記ベース1の内部に占位した切出位
置KPと、上記ハンドZの移動域に占位した搬出位置H
Pとの間を移動する態様で延在されており、該移動体2
aの上面にワーク受入具4を保持している。ワーク受入
具4は、非磁性体、たとえばアルミニウムによって成形
されており、その上面の中心部に上述したオイルクリー
ナマグネットWの外径よりも僅かに大きな内径を有し、
かつ該オイルクリーナマグネットWの厚さよりも深さの
大きな凹部4aを有するとともに、この凹部4aにオイ
ルクリーナマグネットWが収容された場合に、その外周
面によって閉塞される位置に上記ワーク搬出用シリンダ
アクチュエータ2の延在方向に直交する態様で水平に貫
設された貫通孔4bを有している。ワーク受け台3は、
上記ワーク受入具4と同様に、それぞれ非磁性体、たと
えばアルミニウムによって成形され、各上面が上記オイ
ルクリーナマグネットWよりも十分大きな矩形状を成し
ており、これら矩形状を成す上面を上記ワーク受入具4
の上面高さに合致させる態様で、上記ワーク搬出用シリ
ンダアクチュエータ2の移動体2aが上述した切出位置
KPに占位された場合にその両側に位置する部位に配置
されている。図からも明らかなように、これら一対のワ
ーク受け台3は、それぞれビームセンサ5を具備してい
る。ビームセンサ5は、一方から他方に向けて常時光線
を照射し、該光線の他方への入射が遮られた場合にON
信号を出力するもので、上記ワーク受入具4の貫通孔4
bに対応する部位に配設されている。
【0011】また、上記ベース1には、その上部プレー
ト1aの上面における上記切出位置KPに対応する部位
に反発用マグネット7が配設されているとともに、該上
部プレート1aの下面における上記切出位置KPに対向
する部位に浮上防止用プレート8が配設され、さらにこ
れら反発用マグネット7および浮上防止用プレート8の
両側において互いに同一距離だけ離隔した部位にワーク
収容部材9が配設されている。反発用マグネット7は、
上記オイルクリーナマグネットWとほぼ同一の形状を成
しており、一方の極、たとえばS極を下方に向ける態様
で上部プレート1aの上面に取り付けられている。浮上
防止用プレート8は、非磁性体、たとえばアルミニウム
によって上記オイルクリーナマグネットWよりも僅かに
大きな矩形平板状に成形されたもので、その下面を上記
ワーク受け台3の上面から上記オイルクリーナマグネッ
トWの厚さに対応する距離だけ離隔させた状態で上部プ
レート1aの下面に取り付けられている。ワーク収容部
材9は、それぞれ非磁性体、たとえばアルミニウムによ
って円筒状に成形されたもので、上記オイルクリーナマ
グネットWを多数、実施例においては各70個積層する
ことのできる長さを有しており、それぞれの下端面を上
記浮上防止用プレート8の下面に合致させ、かつ個々の
軸心が鉛直方向に沿って配置される態様で、上記上部プ
レート1aにおける上記一対のワーク受け台3に対向す
る部位に形成された嵌着孔内に取り付けられている。図
からも明らかなように、これらワーク収容部材9は、上
下に分割可能な構成を有しており、それぞれの端部周面
に個々の軸心方向に沿って延在し、かつ一端部が開口す
る長孔9aを有している。
【0012】さらに、上記ベース1には、その上部プレ
ート1aの下面に切出用シリンダアクチュエータ10が
配設されている。切出用シリンダアクチュエータ10
は、上記切出位置KPに占位するワーク搬出用シリンダ
アクチュエータ2の移動体2aよりも奥方に位置する部
位に配置され、該ワーク搬出用シリンダアクチュエータ
2に対して直交する態様で延在されており、その移動体
10aに非磁性体、たとえばアルミニウムによって成形
された切出プレート11を保持している。切出プレート
11は、上記移動体10aの下面から手前側に向けて突
設され、上述した浮上防止用プレート8の下面とワーク
受け台3の上面との離隔距離よりも僅かに薄い板厚を有
するとともに、上記切出用シリンダアクチュエータ10
の移動体10aがいずれの作動位置にある場合にも上記
一対のワーク受け台3を同時に覆うに十分な大きさを有
しており、その先端部に一対の収容孔12a,12bを
有している。収容孔12a,12bは、それぞれ上記オ
イルクリーナマグネットWの外径よりも僅かに大きな内
径を有した円形状を成しており、上記切出用シリンダア
クチュエータ10の移動体10aが一方端、たとえば最
左方に占位された場合に左方に位置するワーク収容部材
9と上記切出位置KPとに合致し、かつ該切出用シリン
ダアクチュエータ10が他方端、たとえば最右方に占位
された場合に右方に位置するワーク収容部材9と上記切
出位置KPとに合致する部位に配置されている。
【0013】上記のように構成されたワーク組付設備で
は、上述した一対のワーク収容部材9にオイルクリーナ
マグネットWを個々の磁性が上記反発用マグネット7に
対して逆向きとなる態様、つまりS極をそれぞれ上方に
向ける態様で70個ずつ積層収容した状態が起動待機状
態となる。ここで、積層されたオイルクリーナマグネッ
トWの一方の端部をベース1の上部プレート1aに取り
付けられた反発用マグネット7に近づければ、その磁性
の方向が正しいか否かを容易に判断することができる。
【0014】上述した起動待機状態においては、たとえ
ば上記切出用シリンダアクチュエータ10の移動体10
aが最左方に占位されている場合、右方のワーク収容部
材9において最下に位置するオイルクリーナマグネット
Wが上述した切出プレート11の上面に載置され、かつ
左方のワーク収容部材9において最下方に位置するオイ
ルクリーナマグネットWが上記切出プレート11に形成
された一方の収容孔12aを介してワーク受け台3の上
面に載置されることになる。また、この起動待機状態に
おいては、上記ワーク搬出用シリンダアクチュエータ2
の移動体2aが切出位置KPに占位され、その上面に配
設されたワーク受入具4の凹部4aが上記切出プレート
11に形成された他方の収容孔12bに合致した位置に
配置されている。
【0015】上述した起動待機状態にからオイルパンP
を治具Gに位置決め設置した後、図示せぬ起動ボタンを
押下すると、まず、上記切出用シリンダアクチュエータ
10が作動することによってその移動体10aが上記切
出プレート11と共に最右方に移動され、オイルクリー
ナマグネットWを収容した一方の収容孔12aが切出位
置KPに配置されるとともに、他方の収容孔12bが右
方に位置するワーク収容部材9の下方に配置される。
【0016】この状態においては、一方の収容孔12a
を介して切出位置KPに配置されたオイルクリーナマグ
ネットWと上記反発用マグネット7との間に互いの磁性
によって反発力が作用するため、該一方の収容孔12a
に収容されたオイルクリーナマグネットWが上記一対の
ワーク収容部材9に積層収容された他のオイルクリーナ
マグネットWからの磁性に打ち勝って下方に落下し、上
述したワーク受入具4の凹部4a内に配置されことにな
る。なおこのとき、左方のワーク収容部材9において新
たに最下に位置されたオイルクリーナマグネットWが上
述した切出プレート11の上面に載置され、かつ右方の
ワーク収容部材9に積層収容されたオイルクリーナマグ
ネットWが一段階下降し、その最下方に位置するオイル
クリーナマグネットWが上記切出プレート11に形成さ
れた他方の収容孔12bを介してワーク受け台3の上面
に載置されている。
【0017】上述したビームセンサ5によって上記ワー
ク受入具4の凹部4aにオイルクリーナマグネットWが
収容載置されたことが確認されると、上記ワーク搬出用
シリンダアクチュエータ2が作動され、その移動体2a
が当該オイルクリーナマグネットWを唯一収容した状態
で搬出位置HPに移動される。
【0018】ワーク搬出用シリンダアクチュエータ2の
移動体2aが搬出位置HPに配置されると、上記X方向
移動用アクチュエータAXおよび上記Y方向移動用アク
チュエータAYが適宜作動することによって一対のハン
ドZが上記オイルクリーナマグネットWにおける中心孔
の上方域に配置され、さらにその後、上記昇降用シリン
ダアクチュエータJおよび上記ハンド開閉用シリンダア
クチュエータKが適宜作動することによって当該オイル
クリーナマグネットWが一対のハンドZの先端部に保持
される。
【0019】オイルクリーナマグネットWが一対のハン
ドZの先端部に保持されると、さらに上記昇降用シリン
ダアクチュエータJ、X方向移動用アクチュエータAX
およびY方向移動用アクチュエータAYが適宜作動さ
れ、該オイルクリーナマグネットWが上記オイルパンP
の所定の位置に組み付けられることになる。この間、オ
イルクリーナマグネットWが一対のハンドZに保持され
た以降において上記ワーク搬出用シリンダアクチュエー
タ2が復帰作動され、次のオイルクリーナマグネットW
を受け入れるべく上記ワーク受入具4が切出位置KPに
配置される。なお、オイルクリーナマグネットWが組み
付けられたオイルパンPは、上述したシール剤塗布用ノ
ズルNを介してその塗布位置にシール剤が塗布された
後、図示せぬ搬出手段を介して次工程、たとえばトラン
スミッションの組立工程へ搬出されることになる。
【0020】以下、上述した作用が繰り返し行われ、つ
まり切出用シリンダアクチュエータ10の作動により、
切出プレート11の収容孔12a,12bを介して上記
ワーク収容部材9に積層収容された複数のオイルクリー
ナマグネットWが下方に位置するものから順次個別にワ
ーク搬送用ローダRを介してオイルパンPに供給される
ことになる。因に、上述した供給作業の間、上記ワーク
収容部材9内におけるオイルクリーナマグネットWの残
量は、長孔9aを介して容易に行うことができ、またオ
イルクリーナマグネットWを補給する必要が生じた場合
には、該ワーク収容部材9を上下に分割し、一端が開口
した長孔9aに棒状部材を差し込んで行えば該ワーク収
容部材9からの落下を防止することができるため、その
補給作業を容易に行うことができる。
【0021】なお、上記実施例では、オイルクリーナマ
グネットを四輪自動車用オートマティックトランスミッ
ションのオイルパンに組み付ける場合に適用される供給
装置を例示しているが、本発明はその他の磁性ワークを
供給する場合にももちろん適用することができる。
【0022】また、上記実施例では、切出位置の上方域
に浮上防止プレートを配設しているため、仮にマグネッ
トの磁性の方向に対して磁性ワークの磁性の方向が同一
となる態様でワーク収容部材に磁性ワークを収容してし
まった場合にも上記切出位置において磁性ワークの浮き
上がりを防止することが可能であるが、この浮上防止プ
レートは必ずしも設ける必要はない。なお、浮上防止プ
レートを設ける場合には、これをマグネットによって構
成すれば、上部プレートに別個マグネットを設ける必要
がない。
【0023】さらに、上記実施例では、2つのワーク収
容部材を具備した供給装置を例示しているが、必ずしも
ワーク収容部材は2つである必要はない。なお、ワーク
収容部材を2つ設ける場合、実施例においては、その中
間位置にマグネットを配置しているため、切出位置に移
動された磁性ワークに対してこれら2つのワーク収容部
材に積層収容された他の磁性ワークからの磁性の影響が
均等となる。
【0024】またさらに、上記実施例では、ワーク収容
部材に積層収容された磁性ワークを切り出す場合、収容
孔を有した矩形状の切出プレートを切出用シリンダアク
チュエータによって往復移動させるようにしているが、
本発明ではこれに限定されず、たとえば複数の収容孔を
有した円板状の切出プレートを適用し、これをモータ等
の回転アクチュエータによって一方方向に回転移動させ
るようにしても同様の効果を期待することができる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る磁性
ワーク供給装置によれば、切出プレートの移動によって
ワーク収容部材に収容された複数の磁性ワークのうち最
下に位置するものが唯一収容孔を介して切出位置に移動
され、該切出位置においてマグネットとの間の反発力に
よって当該磁性ワークがワーク搬出手段に受け渡される
ことになるため、複数の磁性ワークを個別に供給するこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る磁性ワーク供給装置を概念的に示
した要部正面図である。
【図2】図1における II−II 線断面図である。
【図3】図1における III−III 線断面図である。
【図4】図1における矢視 IV 図である。
【図5】図1における V−V 線断面図である。
【図6】図1に示した磁性ワーク供給装置を適用したワ
ーク組付設備を概念的に示した平面図である。
【図7】図6における矢視 VII 図である。
【図8】図7における矢視 VIII 拡大図である。
【図9】図8における矢視 IX 図である。
【図10】図9における矢視 X 図である。
【図11】図1に示した供給装置が供給対象とするワー
クを概念的に示した図である。
【符号の説明】
1…ベース 1a…上部プレート 2…ワーク搬出用シリンダアクチュエータ 3…ワーク受け台 4…ワーク受入具 7…反発用マグネット 8…浮上防止プレート 9…ワーク収容部材 10…切出用シリンダアクチュエータ 11…切出プレート 12a,12b…収容孔 KP…切出位置 W…オイルクリーナマグネット

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の磁性ワークを互いの磁性の方向を
    揃えた状態で積層収容するワーク収容部材と、 前記ワーク収容部材の下端を閉塞する態様で移動可能に
    配設されているとともに唯一の磁性ワークを収容するこ
    とのできる収容孔を有した切出プレートを具備し、この
    切出プレートを移動することにより、前記収容孔を介し
    て前記ワーク収容部材の最下に位置する磁性ワークを所
    定の切出位置に移動させるワーク切出手段と、 前記ワーク収容部材に収容された磁性ワークとは磁性が
    逆方向となる態様で前記切出位置の上方域に設けられた
    マグネットと、 前記切出プレートの下方に設けられており、前記切出位
    置において前記切出プレートの収容孔から落下する磁性
    ワークを受けた後、該磁性ワークを所定方向へ移送する
    ワーク搬出手段とを具備したことを特徴とする磁性ワー
    ク供給装置。
  2. 【請求項2】 前記ワーク収容部材を2つ並設するとと
    もに、これら2つのワーク収容部材の中間位置に前記マ
    グネットを配置したことを特徴とする請求項1記載の磁
    性ワーク供給装置。
  3. 【請求項3】 前記ワーク収容部材をベースの上部プレ
    ートに支持させるとともに、この上部プレートの下方域
    に前記ワーク切出手段を配設し、さらに該上部プレート
    の上方域に外部に露出する態様で前記マグネットを配設
    したことを特徴とする請求項1記載の磁性ワーク供給装
    置。
  4. 【請求項4】 前記切出位置に占位した磁性ワークの上
    動を規制するべく前記切出プレートの上面を覆う態様で
    浮上防止プレートを配設したことを特徴とする請求項1
    記載の磁性ワーク供給装置。
  5. 【請求項5】 前記浮上防止プレートをマグネットから
    構成したことを特徴とする請求項4記載の磁性ワーク供
    給装置。
JP6358694A 1994-03-31 1994-03-31 磁性ワーク供給装置 Pending JPH07267369A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100814683B1 (ko) * 2007-11-07 2008-03-18 서종원 단추형 자석 공급장치
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