JPH07267352A - コンベヤ装置 - Google Patents

コンベヤ装置

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JPH07267352A
JPH07267352A JP8730294A JP8730294A JPH07267352A JP H07267352 A JPH07267352 A JP H07267352A JP 8730294 A JP8730294 A JP 8730294A JP 8730294 A JP8730294 A JP 8730294A JP H07267352 A JPH07267352 A JP H07267352A
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JP
Japan
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conveyor
drive
gravity roller
load
transport path
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Application number
JP8730294A
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Inventor
Hiroshi Shinoda
浩志 信田
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Daifuku Co Ltd
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Daifuku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 荷をストレージする傾斜搬送経路を備えたコ
ンベヤ装置において、全長の長い傾斜搬送経路の傾斜角
度を緩くしても、荷を確実に搬出端位置まで滑動させる
ことができるようにすること。 【構成】 グラビティーローラコンベヤ13と、駆動コ
ンベヤ12と、搬入用駆動コンベヤ4Aとを有し、駆動
コンベヤ12は、グラビティーローラコンベヤ13の傾
斜上端に接続して、グラビティーローラコンベヤ13と
ともに連続した傾斜搬送経路2を構成し、搬入用駆動コ
ンベヤ4Aは、駆動コンベヤ12の傾斜上端に接続する
ように配設されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、荷を一時ストレージす
るグラビティーローラコンベヤを利用したコンベヤ装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】グラビティーローラコン
ベヤは、その搬入端(傾斜上端)に搬入された荷を重力
で傾斜下方へ滑動させ、搬出端(傾斜下端)に設けられ
た出退自在なストッパーから上手側へ荷をストレージす
るために使用されるものであるが、大量の荷をストレー
ジするために全長を長くした場合、傾斜角度を必要最小
限に抑えないと搬入端側の地上高が非常に高くなる。特
に、このような全長の長いグラビティーローラコンベヤ
を上下複数段に配列した保管用コンベヤユニットを構成
するときは、既存の建屋内に設置することが困難にな
る。また、全長の長いグラビティーローラコンベヤの傾
斜角度を全長の短いグラビティーローラコンベヤの傾斜
角度と同一にすると、荷の滑動距離が長いときに荷に加
速がつきすぎて、ストッパーや停止している荷に対する
衝突時の衝撃が大きくなり、荷崩れなどの不都合も生じ
る。
【0003】従って、全長の長いグラビティーローラコ
ンベヤを利用するときは、その傾斜角度をできる限り緩
くしなければならないが、緩すぎると荷が途中で止まっ
てしまう恐れがあり、傾斜角度の設定は極めて困難であ
った。
【0004】また、グラビティーローラコンベヤで構成
される傾斜搬送経路をストレージラインとして利用する
場合、当該傾斜搬送経路の下端には出退自在なストッパ
ーが併設され、このストッパーの開放により、ストレー
ジしている荷を先頭のものから順次重力で滑動排出する
ことになるが、傾斜搬送経路の全長が長く、その傾斜角
度が緩くなる場合、ストッパーを開放しても荷を円滑且
つ速やかに滑動排出させることができない場合が生じ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記のような従
来の問題点を解決するために成されたものであって、そ
の第一の特徴を後述する実施例の参照符号を括弧付きで
付して示すと、グラビティーローラコンベヤ(13)と、駆
動コンベヤ(12)と、搬入用駆動コンベヤ(4A)とを有し、
駆動コンベヤ(12)は、グラビティーローラコンベヤ(13)
の傾斜上端に接続して、グラビティーローラコンベヤ(1
3)とともに連続した傾斜搬送経路(2) を構成し、搬入用
駆動コンベヤ(4A)は、駆動コンベヤ(12)の傾斜上端に接
続するように配設されている点に特徴を有する。
【0006】本発明の好適実施例においては、グラビテ
ィーローラコンベヤ(13)と駆動コンベヤ(12)とから成る
傾斜搬送経路(2) は上下複数段に配列し、搬入用駆動コ
ンベヤ(4A)は、搬入端を支点に上下揺動自在に軸支し
て、各段の駆動コンベヤ(12)と択一的に接続するように
構成することができる。また、グラビティーローラコン
ベヤ(13)と駆動コンベヤ(12)とから成る傾斜搬送経路
(2) を上下3段に配列し、搬入用駆動コンベヤ(4A)は、
中段の駆動コンベヤ(12)に接続する角度(R2)にあるとき
に略水平になるように構成することもできる。
【0007】さらに、先に説明したようにグラビティー
ローラコンベヤで構成される傾斜搬送経路(2) をストレ
ージラインとして利用する場合には、駆動コンベヤ(40)
をグラビティーローラコンベヤ(13)の傾斜下端に接続し
て、グラビティーローラコンベヤ(13)とともに連続した
傾斜搬送経路(2) を構成するように構成したり、あるい
は駆動ローラ(41)を、傾斜搬送経路(2) の長さ方向複数
箇所に分散配置することができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付の例示図に基
づいて説明すると、図1において、1A,1Bは同一レ
ベルで並設(図では2列であるが、3列以上であっても
良い)された保管用コンベヤユニットであって、各コン
ベヤユニット1A,1Bは、傾斜方向と角度が同一の傾
斜搬送経路2を上下3段、水平3列に配列集合したもの
であって、傾斜下端の搬出端には出退自在なストッパー
3が設けられている。4A,4Bは搬入用駆動コンベヤ
であって、各コンベヤユニット1A,1Bの各段傾斜搬
送経路ごとに1台づつ、その搬入端(傾斜上端)に隣接
して設置されている。5A,5Bは各保管用コンベヤユ
ニット1A,1Bごとに1台づつ、その搬出端(傾斜下
端)に隣接して設置された搬出用駆動コンベヤである。
【0009】6は搬入用仕分けコンベヤであって、上下
複数段の搬入用駆動コンベヤ4A,4Bに夫々中継駆動
コンベヤ7A,7Bを介して接続するように上下複数段
に配設され、荷Wを保管用コンベヤユニット1Bの搬入
用駆動コンベヤ4Bに分岐させる仕分け手段8と、保管
用コンベヤユニット1Aの搬入用駆動コンベヤ4Aに荷
Wを送り込む固定ガイド9とを備えている。10は搬出
用合流コンベヤであって、各保管用コンベヤユニット1
A,1Bの搬出用駆動コンベヤ5A,5Bに中継駆動コ
ンベヤ11A,11Bを介して接続している。
【0010】各搬入用駆動コンベヤ4A,4Bは同一構
造のものであって、中継駆動コンベヤ7A,7B側の端
部を支点に水平揺動可能で、遊端を同一保管用コンベヤ
ユニット1A,1B内の同一レベルにある3つの傾斜搬
送経路2の搬入端に択一的に接続させることができる。
搬出用駆動コンベヤ5A,5Bは、中継駆動コンベヤ1
1A,11B側の端部を支点に上下揺動及び水平揺動可
能で、遊端を同一保管用コンベヤユニット1A,1B内
の任意の傾斜搬送経路2の搬出端に択一的に接続させる
ことができる。
【0011】各保管用コンベヤユニット1A,1Bにお
ける各傾斜搬送経路2は、その搬入端(傾斜上端)から
一定長さの領域を形成する駆動コンベヤ12と、この駆
動コンベヤ12に接続し且つ傾斜搬送経路2の全長の大
部分を形成するグラビティーローラコンベヤ13とから
構成されている。図2に示すように、駆動コンベヤ12
としては、ローラコンベヤの各ローラ14を、例えば各
ローラ14と同軸のプーリ15をベルト16で回転駆動
するようにしたローラコンベヤタイプのものや、ベルト
コンベヤのベルトを回転駆動するようにしたベルトコン
ベヤタイプのものなどが利用できる。
【0012】図2において、17はベルト16を駆動す
る駆動プーリであり、モータ駆動される。18〜20
は、搬入用駆動コンベヤ4A,4B、傾斜搬送経路2の
駆動コンベヤ12及びグラビティーローラコンベヤ13
の荷搬送経路の両側に配設されたサイドガイドである。
また、図示のように搬入用駆動コンベヤ4A,4Bや図
1に示す搬出用駆動コンベヤ5A,5Bも、傾斜搬送経
路2の駆動コンベヤ12と同様に、ローラコンベヤの各
ローラ21を、例えば各ローラ21と同軸のプーリ22
をベルト23で回転駆動するようにしたローラコンベヤ
タイプのものや、ベルトコンベヤのベルトを回転駆動す
るようにしたベルトコンベヤタイプのものなどが利用で
きる。
【0013】搬入用仕分けコンベヤ6によって搬送され
てくる荷Wは、仕分け手段8の制御により中継駆動コン
ベヤ7Aまたは7Bを介して搬入用駆動コンベヤ4Aま
たは4Bに送り込まれる。そして当該荷Wは、保管用コ
ンベヤユニット1Aまたは1Bの傾斜搬送経路2の内、
搬入用駆動コンベヤ4Aまたは4Bの搬出端が接続する
1つの傾斜搬送経路2の搬入端(駆動コンベヤ12の傾
斜上端)に搬入用駆動コンベヤ4Aまたは4Bにより送
り込まれる。傾斜搬送経路2の搬入端に送り込まれた荷
Wは、駆動コンベヤ12によって強制的に傾斜下方へ搬
送され、その勢いをもってグラビティーローラコンベヤ
13上に乗り移り、重力によって傾斜下方へ滑動し、搬
出端のストッパー3または当該ストッパー3によって受
け止められている荷Wの列の後端に当接して止まる。
【0014】なお、傾斜搬送経路2の駆動コンベヤ12
は、搬入用駆動コンベヤ4Aまたは4Bが接続されてい
るときのみ駆動するように制御することができる。ま
た、傾斜搬送経路2のグラビティーローラコンベヤ13
が荷Wで満杯になったときに当該傾斜搬送経路2への荷
Wの搬入を停止させるように制御し、駆動コンベヤ12
上には荷Wが滞留しないようにすることができる。勿
論、例えば回転自在なローラ自体が搬送経路に沿って移
動するように駆動されるタイプの駆動コンベヤのよう
に、荷Wが停止しても荷Wやコンベヤ駆動に悪影響のな
いタイプの駆動コンベヤであるときは、当該駆動コンベ
ヤ12上にも荷Wをストレージさせることができるし、
グラビティーローラコンベヤ13が満杯になった後は、
停止させた駆動コンベヤ12上に荷Wをストレージさせ
るように使用することも可能である。
【0015】上記のようにして1つの傾斜搬送経路2が
荷Wで満杯になれば、搬入用駆動コンベヤ4Aまたは4
Bを左右水平方向に角度変更して、空かまたは満杯でな
い他の傾斜搬送経路2の搬入端に接続し、荷Wの搬入先
を変更することができる。
【0016】保管用コンベヤユニット1Aまたは1Bに
保管されている荷Wを搬出するときは、搬出用駆動コン
ベヤ5Aまたは5Bの搬入端を上下左右に角度変更し
て、搬出作業対象の傾斜搬送経路2の搬出端(グラビテ
ィーローラコンベヤ13の傾斜下端)に接続し、ストッ
パー3を開放してグラビティーローラコンベヤ13上の
荷Wをその先頭のものから搬出用駆動コンベヤ5Aまた
は5B上に滑動移載させる。搬出用駆動コンベヤ5Aま
たは5B上に乗り移った荷Wは、当該コンベヤ5Aまた
は5Bと中継駆動コンベヤ11Aまたは11Bとを経由
して搬出用合流コンベヤ10上に搬出され、当該合流コ
ンベヤ10により目的の場所へ搬送される。1つの傾斜
搬送経路2が空になれば、再び搬出用駆動コンベヤ5A
または5Bを上下左右に角度変更して、荷Wが保管され
ている他の傾斜搬送経路2に接続し、引き続き荷Wの搬
出を行うことができる。
【0017】なお、図3に示すように、1つの搬入用仕
分けコンベヤ6から各保管用コンベヤユニット1Aまた
は1B内の全ての傾斜搬送経路2(駆動コンベヤ12)
へ荷Wを分配搬入することができるように、搬入用駆動
コンベヤ4A,4Bを、搬出用駆動コンベヤ5A,5B
と同様に上下左右何れにも角度変更可能に構成すること
もできる。この場合の具体構造を図4及び図5に基づい
て説明すると、24は基台であり、25は当該基台24
の一端上に垂直支軸26により水平揺動自在に軸支され
た可動台であり、27は可動台25の遊端下側に軸支し
た支持用ガイドローラであって、基台24の他端上に敷
設された水平支持板28上を転動する。可動台25に
は、垂直支軸26のある一端側に垂直部材29が立設さ
れ、この垂直部材29の上端に搬入用駆動コンベヤ4A
または4Bの搬入端が水平支軸30により上下揺動自在
に軸支されている。そして、当該搬入用駆動コンベヤ4
Aまたは4Bと可動台25との間には上下駆動手段31
が介装され、基台24と可動台25との間には水平駆動
手段32が介装されている。
【0018】上下駆動手段31は、2つの第一シリンダ
ユニット33a,33bと、1つの第二シリンダユニッ
ト34と、中間部材35とを有し、2つの第一シリンダ
ユニット33a,33bは、可動台25と中間部材35
との間に並列状に介装され、1つの第二シリンダユニッ
ト34は、第一シリンダユニット33a,33bの中間
位置で中間部材35と搬入用駆動コンベヤ4Aまたは4
Bとの間に介装され、第一シリンダユニット33a,3
3bと第二シリンダユニット34の両方が伸長状態にあ
るとき、搬入用駆動コンベヤ4Aまたは4Bは保管用コ
ンベヤユニット1A,1Bにおける上段の傾斜搬送経路
2と接続する上向き角度R1になり、図示のように第二
シリンダユニット34のみ(第一シリンダユニット33
a,33bであっても良い)が伸長状態にあるとき、搬
入用駆動コンベヤ4Aまたは4Bは中段の傾斜搬送経路
2と接続する水平角度R2になり、第一シリンダユニッ
ト33a,33bと第二シリンダユニット34の両方が
縮小状態にあるとき、搬入用駆動コンベヤ4Aまたは4
Bは下段の傾斜搬送経路2と接続する下向き角度R3に
なる
【0019】水平駆動手段32は、シリンダ本体どうし
が直列状に連結された2つのシリンダユニット36a,
36bから成り、当該2つのシリンダユニット36a,
36bは、可動台25と基台24との間に介装されて、
両方のシリンダユニット36a,36bが縮小状態にあ
るとき、搬入用駆動コンベヤ4Aまたは4Bは保管用コ
ンベヤユニット1A,1Bにおける左端の傾斜搬送経路
2と接続する左向き角度R4になり、図示のように一方
のシリンダユニット36aのみ(シリンダユニット36
bであっても良い)が伸長状態にあるとき、搬入用駆動
コンベヤ4Aまたは4Bは真ん中の傾斜搬送経路2と接
続する正面向き角度R5になり、2つのシリンダユニッ
ト36a,36bの両方が伸長状態にあるとき、搬入用
駆動コンベヤ4Aまたは4Bは右端の傾斜搬送経路2と
接続する右向き角度R6になる。
【0020】上記の構成によれば、上下駆動手段31の
3つのシリンダユニット33a〜34と水平駆動手段3
2の2つのシリンダユニット36a,36bとを伸縮制
御することにより、1つの搬入用駆動コンベヤ4Aまた
は4Bの搬出端を、保管コンベヤユニット1A,1Bに
おける上下3段、左右3列の傾斜搬送経路2の内、任意
の搬入端(駆動コンベヤ12の傾斜上端)に択一的に接
続させることができる。搬出用駆動コンベヤ5A,5B
も、上記の搬入用駆動コンベヤ4A,4Bと同様の構成
により上下左右に角度変更可能に構成することができ
る。
【0021】図6A及び図6Bは、傾斜搬送経路2の別
の実施例を示している。即ち、図6Aに示す傾斜搬送経
路2は、グラビティーローラコンベヤ13の傾斜下端に
接続された駆動コンベヤ40を備えている。また、図6
Bに示す傾斜搬送経路2は、グラビティーローラコンベ
ヤ13の長さ方向適当間隔おきに分散配置された駆動ロ
ーラ41を備えている。勿論、これら傾斜搬送経路2に
は、先の実施例と同様にグラビティーローラコンベヤ1
3の傾斜上端に駆動コンベヤ12を接続しておくことが
できるが、場合によってはこの傾斜上端側の駆動コンベ
ヤ12を省くことも可能である。上記の駆動コンベヤ4
0や駆動ローラ41は、ストッパー3を開放したとき、
即ち荷Wを搬出するときのみ、ストッパー開放時から一
定時間だけ、あるいはストッパー3を再び進出させるま
での間継続して、モータ駆動されて荷Wを搬出方向に送
出するものである。
【0022】
【発明の作用及び効果】以上のように実施し得る本発明
のコンベヤ装置によれば、搬入用駆動コンベヤ(4A)で搬
入される荷をストレージするためのコンベヤがグラビテ
ィーローラコンベヤ(13)のみから成るのではなく、当該
グラビティーローラコンベヤ(13)の傾斜上端に接続し
て、グラビティーローラコンベヤ(13)とともに連続した
傾斜搬送経路(2) を構成する駆動コンベヤ(12)を配設し
たので、全長の長い傾斜搬送経路(2) を緩傾斜角度で配
設した場合であっても、搬入される荷を駆動コンベヤ(1
2)によって必要な初期速度をもってグラビティーローラ
コンベヤ(13)上に送り込むことができ、グラビティーロ
ーラコンベヤ(13)の途中で荷が不測に止まってしまうよ
うな不都合を生ぜしめることなく、傾斜搬送経路(2) の
搬出端または最後尾の荷に当接する位置まで荷を確実に
滑動させてストレージすることができる。
【0023】換言すれば、本発明の構成により、全長の
長い傾斜搬送経路(2) であってもその傾斜角度を緩くし
て、搬入端の高さを低くし得るとともに、滑動する荷が
ストッパーや最後尾の荷に当接して停止するときの衝撃
を少なくすることができるに至ったのである。従って本
発明の構成は、傾斜搬送経路(2) が上下複数段に配列さ
れるような場合に特に効果的なものであり、この場合に
請求項2に記載のように、搬入用駆動コンベヤ(4A)を、
搬入端を支点に上下揺動自在に軸支して、各段の駆動コ
ンベヤ(12)と択一的に接続するように構成することによ
り、1つの搬入用コンベヤから上下複数段の傾斜搬送経
路(2) に荷を択一的に搬入してストレージすることがで
きる。
【0024】また、請求項3に記載の構成によれば、傾
斜搬送経路(2) が上下3段に配列される場合において、
搬入用駆動コンベヤ(4A)の最大傾斜角度が小さくなり、
各段の傾斜搬送経路(2) に対して荷を滑らせることなく
確実に搬入または搬出することができる。
【0025】請求項4に記載のように、駆動コンベヤ(4
0)をグラビティーローラコンベヤ(13)の傾斜下端に接続
して、グラビティーローラコンベヤ(13)とともに連続し
た傾斜搬送経路(2) を構成するとき、あるいは請求項5
に記載のように、駆動ローラ(41)を、傾斜搬送経路(2)
の長さ方向複数箇所に分散配置しておくときは、傾斜搬
送経路(2) をストレージラインとして利用する場合に、
当該傾斜搬送経路(2)傾斜下端に配設されるストレージ
(3) を開放したとき、駆動コンベヤ(40)または駆動ロー
ラ(41)の駆動により、ストレージされている荷を強制的
に搬出方向に送出させることができ、傾斜搬送経路(2)
の全長が長くて傾斜角度が緩くなる場合でも、ストレー
ジ(3) の開放時に確実且つ速やかに荷を先頭のものから
順次排出させることができる。
【0026】この請求項4または5に記載の構成は、請
求項1に記載の本発明の基本構成における駆動コンベヤ
(12)と組み合わせて利用し得ることは勿論であるが、場
合によってはこの請求項4または5に記載の構成を単独
で活用することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 A図は側面図であり、B図は平面図である。
【図2】 要部の拡大側面図である。
【図3】 別の実施例を示す側面図である。
【図4】 同上実施例における搬入用駆動コンベヤの支
持構造を示す一部縦断側面図である。
【図5】 同平面図である。
【図6】 A図及びB図は夫々別の実施例を示す側面図
である。
【符号の説明】
1A 保管用コンベヤユニット 1B 保管用コンベヤユニット 2 傾斜搬送経路 3 ストッパー 4A 搬入用駆動コンベヤ 4B 搬入用駆動コンベヤ 5A 搬出用駆動コンベヤ 5A 搬出用駆動コンベヤ 6 搬入用仕分けコンベヤ 7A 中継駆動コンベヤ 7B 中継駆動コンベヤ 8 仕分け手段 10 搬出用合流コンベヤ 11A 中継駆動コンベヤ 11B 中継駆動コンベヤ 12 駆動コンベヤ 13 グラビティーローラコンベヤ 40 駆動コンベヤ 41 駆動ローラ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】グラビティーローラコンベヤ(13)と、駆動
    コンベヤ(12)と、搬入用駆動コンベヤ(4A)とを有し、 駆動コンベヤ(12)は、グラビティーローラコンベヤ(13)
    の傾斜上端に接続して、グラビティーローラコンベヤ(1
    3)とともに連続した傾斜搬送経路(2) を構成し、 搬入用駆動コンベヤ(4A)は、駆動コンベヤ(12)の傾斜上
    端に接続するように配設されているコンベヤ装置。
  2. 【請求項2】グラビティーローラコンベヤ(13)と駆動コ
    ンベヤ(12)とから成る傾斜搬送経路(2) が上下複数段に
    配列され、 搬入用駆動コンベヤ(4A)は、搬入端を支点に上下揺動自
    在に軸支されて、各段の駆動コンベヤ(12)と択一的に接
    続する請求項2に記載のコンベヤ装置。
  3. 【請求項3】グラビティーローラコンベヤ(13)と駆動コ
    ンベヤ(12)とから成る傾斜搬送経路(2) が上下3段に配
    列され、搬入用駆動コンベヤ(4A)は、中段の駆動コンベ
    ヤ(12)に接続する角度(R2)にあるときに略水平になる請
    求項2に記載のコンベヤ装置。
  4. 【請求項4】グラビティーローラコンベヤ(13)と、駆動
    コンベヤ(40)とを備え、 駆動コンベヤ(40)は、グラビティーローラコンベヤ(13)
    の傾斜下端に接続して、グラビティーローラコンベヤ(1
    3)とともに連続した傾斜搬送経路(2) を構成するコンベ
    ヤ装置。
  5. 【請求項5】グラビティーローラコンベヤ(13)と駆動ロ
    ーラ(41)とを有する傾斜搬送経路(2) を備え、 駆動ローラ(41)は、傾斜搬送経路(2) の長さ方向複数箇
    所に分散配置されているコンベヤ装置。
JP8730294A 1994-03-31 1994-03-31 コンベヤ装置 Pending JPH07267352A (ja)

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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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