JPH07267201A - たばこ原料ケース詰め装置 - Google Patents
たばこ原料ケース詰め装置Info
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- JPH07267201A JPH07267201A JP6062794A JP6062794A JPH07267201A JP H07267201 A JPH07267201 A JP H07267201A JP 6062794 A JP6062794 A JP 6062794A JP 6062794 A JP6062794 A JP 6062794A JP H07267201 A JPH07267201 A JP H07267201A
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- case
- raw material
- tobacco raw
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- Supplying Of Containers To The Packaging Station (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】たばこ原料の蔵置場所での省スペースを図ると
ともに貯蔵ケースの強度を持たせながらコストを低減
し、安定した状態で段積みする。 【構成】段ボール枠Bの底部に1枚のプライウッドPを
収容し、この底部のフラップfを閉じてたばこ原料ケー
スを製函する。たばこ原料ケースの天部からたばこ原料
を供給してたばこ原料Tを圧搾する。たばこ原料ケース
の天部の開口内に1枚のプライウッドPを収納してフラ
ップfを閉じてたばこ原料ケースを封函する。封函され
たたばこ原料ケースを天部と底部のプライウッドPが側
部となるように横転する。天部と底部のプライウッドP
が側部となるようにして段積みする。
ともに貯蔵ケースの強度を持たせながらコストを低減
し、安定した状態で段積みする。 【構成】段ボール枠Bの底部に1枚のプライウッドPを
収容し、この底部のフラップfを閉じてたばこ原料ケー
スを製函する。たばこ原料ケースの天部からたばこ原料
を供給してたばこ原料Tを圧搾する。たばこ原料ケース
の天部の開口内に1枚のプライウッドPを収納してフラ
ップfを閉じてたばこ原料ケースを封函する。封函され
たたばこ原料ケースを天部と底部のプライウッドPが側
部となるように横転する。天部と底部のプライウッドP
が側部となるようにして段積みする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、除骨葉などのたばこ原
料をたばこ原料ケースに収納するとともにこのたばこ原
料ケースに対して封函および段積みを行うたばこ原料ケ
ース詰め装置に関する。
料をたばこ原料ケースに収納するとともにこのたばこ原
料ケースに対して封函および段積みを行うたばこ原料ケ
ース詰め装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、たばこの原料工場では、除骨や中
骨などのたばこ原料をたる詰めにして倉庫に貯蔵するよ
うにしている。しかし、このような原料たるは木製で重
量があるため、運搬時の省エネルギとう点で問題があ
る。また、たる型の形状であることやたる自体の容積が
大きいため、原料の貯蔵量を考慮すると省スペースとい
う点で問題がある。
骨などのたばこ原料をたる詰めにして倉庫に貯蔵するよ
うにしている。しかし、このような原料たるは木製で重
量があるため、運搬時の省エネルギとう点で問題があ
る。また、たる型の形状であることやたる自体の容積が
大きいため、原料の貯蔵量を考慮すると省スペースとい
う点で問題がある。
【0003】そこで、段ボール箱にたばこ原料を詰めて
貯蔵することも行われているが、箱詰めしたものは段積
して長時間貯蔵されるため、段ボール箱にある程度の強
度が要求される。このため、例えば、段ボール箱の蓋と
身を同じ深さにするなどしていたが、このような段ボー
ル箱は使い捨てされるものであるにもかかわらず強度を
持たせるために段ボール紙を多く必要とし、コストの点
で問題があった。
貯蔵することも行われているが、箱詰めしたものは段積
して長時間貯蔵されるため、段ボール箱にある程度の強
度が要求される。このため、例えば、段ボール箱の蓋と
身を同じ深さにするなどしていたが、このような段ボー
ル箱は使い捨てされるものであるにもかかわらず強度を
持たせるために段ボール紙を多く必要とし、コストの点
で問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、たばこの原
料を貯蔵するに際して、蔵置場所での省スペースを図る
とともにケースに強度を持たせながらコストを低減し
て、たばこの原料をケースに収容し、段積みできるよう
にすることを課題とする。
料を貯蔵するに際して、蔵置場所での省スペースを図る
とともにケースに強度を持たせながらコストを低減し
て、たばこの原料をケースに収容し、段積みできるよう
にすることを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになした本発明のたばこ原料ケース詰め装置は、直方
体の収容空間を形成する矩形筒状の箱体であって対向す
る2つの開口の周囲各辺にフラップを有する箱体と、該
箱体の前記開口に整合する2枚の板体とを具備するたば
こ原料ケースにたばこ原料を詰めて封函および段積みを
行うためのたばこ原料ケース詰め装置であって、前記箱
体の一方の開口を底部として該開口内に1枚の前記板体
を収納するとともに該開口側の前記フラップを閉じてた
ばこ原料ケースを製函する製函機と、上記製函機で製函
されたたばこ原料ケースに対して、該たばこ原料ケース
の天部の開口からたばこ原料を供給して該たばこ原料ケ
ース内にたばこ原料を圧搾して収容するたばこ原料供給
機と、上記たばこ原料供給機でたばこ原料が収容された
たばこ原料ケースに対して、該たばこ原料ケースの天部
の開口内に1枚の前記板体を収納するとともに該開口側
の前記フラップを閉じてたばこ原料ケースを封函する封
函機と、該封函機で封函されたたばこ原料ケースを、該
たばこ原料ケースの天部と底部とが側部となるように反
転する反転機と、該反転機で反転されたたばこ原料ケー
スを天部と底部とが側部となるようにして段積みする段
積機と、を備えたことを特徴とする。
めになした本発明のたばこ原料ケース詰め装置は、直方
体の収容空間を形成する矩形筒状の箱体であって対向す
る2つの開口の周囲各辺にフラップを有する箱体と、該
箱体の前記開口に整合する2枚の板体とを具備するたば
こ原料ケースにたばこ原料を詰めて封函および段積みを
行うためのたばこ原料ケース詰め装置であって、前記箱
体の一方の開口を底部として該開口内に1枚の前記板体
を収納するとともに該開口側の前記フラップを閉じてた
ばこ原料ケースを製函する製函機と、上記製函機で製函
されたたばこ原料ケースに対して、該たばこ原料ケース
の天部の開口からたばこ原料を供給して該たばこ原料ケ
ース内にたばこ原料を圧搾して収容するたばこ原料供給
機と、上記たばこ原料供給機でたばこ原料が収容された
たばこ原料ケースに対して、該たばこ原料ケースの天部
の開口内に1枚の前記板体を収納するとともに該開口側
の前記フラップを閉じてたばこ原料ケースを封函する封
函機と、該封函機で封函されたたばこ原料ケースを、該
たばこ原料ケースの天部と底部とが側部となるように反
転する反転機と、該反転機で反転されたたばこ原料ケー
スを天部と底部とが側部となるようにして段積みする段
積機と、を備えたことを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明のたばこ原料ケース詰め装置において、
製函機は、図1(A) に示したように箱体Bの一方の開口
を底部としてこの底部に1枚の板体Pを収納し、この底
部のフラップfを閉じてたばこ原料ケースを製函する。
たばこ原料供給機は、図1(B) に示したように製函され
たたばこ原料ケースに対して該たばこ原料ケースの天部
の開口からたばこ原料を供給して該たばこ原料ケース内
にたばこ原料Tを圧搾して収容する。
製函機は、図1(A) に示したように箱体Bの一方の開口
を底部としてこの底部に1枚の板体Pを収納し、この底
部のフラップfを閉じてたばこ原料ケースを製函する。
たばこ原料供給機は、図1(B) に示したように製函され
たたばこ原料ケースに対して該たばこ原料ケースの天部
の開口からたばこ原料を供給して該たばこ原料ケース内
にたばこ原料Tを圧搾して収容する。
【0007】封函機は、図1(C) に示したように、上記
たばこ原料供給機でたばこ原料が収容されたたばこ原料
ケースに対して、該たばこ原料ケースの天部の開口内に
1枚の板体Pを収納するとともに該開口側のフラップf
を閉じてたばこ原料ケースを封函する。横転手段は、図
1(D) に示したように、封函されたたばこ原料ケースを
天部と底部の板体Pが側部となるように横転し、段積機
は、図1(E) に示したように、横転手段で横転されたた
ばこ原料ケースを天部と底部の板体Pが側部となるよう
にして段積みする。
たばこ原料供給機でたばこ原料が収容されたたばこ原料
ケースに対して、該たばこ原料ケースの天部の開口内に
1枚の板体Pを収納するとともに該開口側のフラップf
を閉じてたばこ原料ケースを封函する。横転手段は、図
1(D) に示したように、封函されたたばこ原料ケースを
天部と底部の板体Pが側部となるように横転し、段積機
は、図1(E) に示したように、横転手段で横転されたた
ばこ原料ケースを天部と底部の板体Pが側部となるよう
にして段積みする。
【0008】たばこ原料ケース内にたばこ原料が収容さ
れると、箱体の開口部分のフラップが閉じられ、かつ、
当該たばこ原料ケース内部の圧搾原料とフラップの間に
板体が配置された状態となる。また、この板体は箱体の
開口部分に整合している。このため、箱体、フラップ、
板体およびたばこ原料が一体的になるとともに、板体に
より開口部分の縁の形状が堅持され、ケース全体の強度
が保たれ、たばこ原料を収容したケースを段積すること
ができる。また、箱体は段ボール等によって構成するこ
とができ、ケース自体が大きな容積を占めることがな
い。さらに、開口部分に板体が配置されているので、フ
ラップの幅を小さくすることができる。
れると、箱体の開口部分のフラップが閉じられ、かつ、
当該たばこ原料ケース内部の圧搾原料とフラップの間に
板体が配置された状態となる。また、この板体は箱体の
開口部分に整合している。このため、箱体、フラップ、
板体およびたばこ原料が一体的になるとともに、板体に
より開口部分の縁の形状が堅持され、ケース全体の強度
が保たれ、たばこ原料を収容したケースを段積すること
ができる。また、箱体は段ボール等によって構成するこ
とができ、ケース自体が大きな容積を占めることがな
い。さらに、開口部分に板体が配置されているので、フ
ラップの幅を小さくすることができる。
【0009】そして、このようなたばこ原料ケースは板
体が側部となるように段積みされるので、ケースの側面
が特に上下の力に対して堅牢になり、段積みして長期間
貯蔵する場合でも自重により荷崩れすることがない。
体が側部となるように段積みされるので、ケースの側面
が特に上下の力に対して堅牢になり、段積みして長期間
貯蔵する場合でも自重により荷崩れすることがない。
【0010】
【実施例】図2は本発明の実施例におけるたばこ原料ケ
ースを示す分解斜視図であり、このたばこ原料ケース1
は、1枚の段ボールを折り曲げて形成された直方体状で
対向する開口部を有する段ボール枠(箱体)Bと、たば
こ原料(除骨葉)を湿気から守るための2枚の防湿紙S
および段ボール枠Bの開口を塞ぐとともにこのたばこ原
料ケース1の強度を保持するための2枚の木製のプライ
ウッド(板体)Pで構成されている。
ースを示す分解斜視図であり、このたばこ原料ケース1
は、1枚の段ボールを折り曲げて形成された直方体状で
対向する開口部を有する段ボール枠(箱体)Bと、たば
こ原料(除骨葉)を湿気から守るための2枚の防湿紙S
および段ボール枠Bの開口を塞ぐとともにこのたばこ原
料ケース1の強度を保持するための2枚の木製のプライ
ウッド(板体)Pで構成されている。
【0011】段ボール枠Bは、上下の開口部の各四隅の
切込みaと折り曲げ線bにより、両開口の周囲各4辺に
フラップfが形成されている。ここで、通常の段ボール
箱においては、フラップの長さは隣接する辺の半分の長
さで、このフラップを折り曲げることにより開口部分が
完全に閉鎖されるようになっているが、この実施例にお
ける段ボール枠Bのフラップfの折込の長さFは隣接す
る辺の長さの半分より短くなっている。
切込みaと折り曲げ線bにより、両開口の周囲各4辺に
フラップfが形成されている。ここで、通常の段ボール
箱においては、フラップの長さは隣接する辺の半分の長
さで、このフラップを折り曲げることにより開口部分が
完全に閉鎖されるようになっているが、この実施例にお
ける段ボール枠Bのフラップfの折込の長さFは隣接す
る辺の長さの半分より短くなっている。
【0012】したがって、フラップfを折り込んで開口
部分を閉鎖した場合、対向するフラップfの上端辺が互
いに接触しないため、開口部が完全に閉鎖されず、開口
部中央位置の部分で板体の一部が露出した状態となる。
部分を閉鎖した場合、対向するフラップfの上端辺が互
いに接触しないため、開口部が完全に閉鎖されず、開口
部中央位置の部分で板体の一部が露出した状態となる。
【0013】なお、段ボール枠Bの寸法は例えば次表1
および図5に示したようになっている。
および図5に示したようになっている。
【0014】
【表1】
【0015】図6はたばこの原料工場においてたばこ原
料ケース(以後、単に「ケース」という。)1に除骨葉
を詰めて梱包する工程を示す図である。この工程は、製
函部、原料供給部、封函部、第1バンド掛部、反転部、
第2バンド掛部、中敷板供給部および段積部からなり、
次のような処理を行う。
料ケース(以後、単に「ケース」という。)1に除骨葉
を詰めて梱包する工程を示す図である。この工程は、製
函部、原料供給部、封函部、第1バンド掛部、反転部、
第2バンド掛部、中敷板供給部および段積部からなり、
次のような処理を行う。
【0016】先ず、製函部において、段ボール枠Bは折
り畳まれた状態で後述説明する製函機に供給され、防湿
紙SとプライウッドPはそれぞれパレット上に積載され
て製函機に供給され、この製函機により、段ボール枠B
の底部にプライウッドPと防湿紙Sを挿入して底部の4
枚のフラップを閉じてケース1' を製函し、製函したケ
ース1' をコンベアで原料供給部に搬送する。
り畳まれた状態で後述説明する製函機に供給され、防湿
紙SとプライウッドPはそれぞれパレット上に積載され
て製函機に供給され、この製函機により、段ボール枠B
の底部にプライウッドPと防湿紙Sを挿入して底部の4
枚のフラップを閉じてケース1' を製函し、製函したケ
ース1' をコンベアで原料供給部に搬送する。
【0017】次に、原料供給部において、後述説明する
除骨葉梱包機により、ケース1' の上部から除骨葉(原
料)を落下・供給し、除骨葉を圧搾してケース1' 内に
詰め込む。そして、除骨葉が詰め込まれたケース1' を
封函部に搬送する。封函部では、原料供給部から搬送さ
れてきたケース1' の除骨葉に対して予備圧搾を行い、
防湿紙SとプライウッドPを除骨葉の上に収容し、天部
のフラップを閉じて封函を完了する。
除骨葉梱包機により、ケース1' の上部から除骨葉(原
料)を落下・供給し、除骨葉を圧搾してケース1' 内に
詰め込む。そして、除骨葉が詰め込まれたケース1' を
封函部に搬送する。封函部では、原料供給部から搬送さ
れてきたケース1' の除骨葉に対して予備圧搾を行い、
防湿紙SとプライウッドPを除骨葉の上に収容し、天部
のフラップを閉じて封函を完了する。
【0018】次に、封函したケース1をコンベアで搬送
し、第1バンド掛部で縦方向(ケース1の長手方向)に
バンド掛して反転部に搬送し、反転部では後述説明する
反転機により、ケース1の天部と底部のプライウッドP
がそれぞれ側部となるようにケース1を90°反転し、
第2バンド掛部により横方向にバンド掛けし、図3のよ
うに梱包を終了する。なお、図3では一部破砕して図示
してある。
し、第1バンド掛部で縦方向(ケース1の長手方向)に
バンド掛して反転部に搬送し、反転部では後述説明する
反転機により、ケース1の天部と底部のプライウッドP
がそれぞれ側部となるようにケース1を90°反転し、
第2バンド掛部により横方向にバンド掛けし、図3のよ
うに梱包を終了する。なお、図3では一部破砕して図示
してある。
【0019】梱包したケース1はコンベアで中敷板供給
部に搬送し、中敷板供給部では、後述説明する中敷板供
給機により、中敷板P' をケース1上に載置し、ケース
1をコンベアで段積部に供給する。
部に搬送し、中敷板供給部では、後述説明する中敷板供
給機により、中敷板P' をケース1上に載置し、ケース
1をコンベアで段積部に供給する。
【0020】ここで、この中敷板P' は、ケース1の天
部と底部のプライウッドPの間隔に相当する幅を有して
おり、段ボール枠Bの側面に整合する寸法になってい
る。これによって、ケース1内に収容されているプライ
ウッドPと中敷板P' とは門型の構造となり、その中に
除骨葉が充填された状態となる。
部と底部のプライウッドPの間隔に相当する幅を有して
おり、段ボール枠Bの側面に整合する寸法になってい
る。これによって、ケース1内に収容されているプライ
ウッドPと中敷板P' とは門型の構造となり、その中に
除骨葉が充填された状態となる。
【0021】そして、段積部において、後述説明する段
積機により、3つのケース1を間に中敷板P' を挟んで
パレット上に3段に段積みし、段積みしたケース1はパ
レットとともに次の工程に搬送する。
積機により、3つのケース1を間に中敷板P' を挟んで
パレット上に3段に段積みし、段積みしたケース1はパ
レットとともに次の工程に搬送する。
【0022】(製函機)図7は製函部に設置された製函
機の平面図、図8はその正面図であり、この製函機は、
段ボール枠を矩形筒状に拡げて供給する段ボール枠供給
装置11、拡げられた段ボール枠を矩形筒状を保って天
部と底部が上下位置になるように反転する段ボール枠反
転供給装置12、底部のプライウッドと防湿紙を供給す
るプライウッド防湿紙供給装置13、段ボール枠の底部
のフラップを折り曲げる組立装置14を備えている。
機の平面図、図8はその正面図であり、この製函機は、
段ボール枠を矩形筒状に拡げて供給する段ボール枠供給
装置11、拡げられた段ボール枠を矩形筒状を保って天
部と底部が上下位置になるように反転する段ボール枠反
転供給装置12、底部のプライウッドと防湿紙を供給す
るプライウッド防湿紙供給装置13、段ボール枠の底部
のフラップを折り曲げる組立装置14を備えている。
【0023】また、矩形筒状にして供給された段ボール
枠を組立装置14まで移動させる開閉コンベア15、底
部を組み立てられた段ボール枠を送る送りコンベア1
6、段ボール枠の底部を保持する保持装置17、天部の
フラップを外側に折り曲げる予備折曲げ装置18および
製函機1から次工程に段ボール枠を搬出する昇降コンベ
ア19を備えている。なお、組立装置14は、底部のプ
ライウッドを段ボール枠内に収納するプライウッド上昇
台142と、底部の長フラップの両端近傍に対して糊を
塗布する糊付け装置を備えている。
枠を組立装置14まで移動させる開閉コンベア15、底
部を組み立てられた段ボール枠を送る送りコンベア1
6、段ボール枠の底部を保持する保持装置17、天部の
フラップを外側に折り曲げる予備折曲げ装置18および
製函機1から次工程に段ボール枠を搬出する昇降コンベ
ア19を備えている。なお、組立装置14は、底部のプ
ライウッドを段ボール枠内に収納するプライウッド上昇
台142と、底部の長フラップの両端近傍に対して糊を
塗布する糊付け装置を備えている。
【0024】図9は段ボール枠供給装置11の側面図
(図8に示したX−X矢視図)であり、この段ボール枠
供給装置11は、基台111上にガイドレール112,
113が立設されており、内側のガイドレール112に
は棚状の吸盤装置114が昇降自在に保持され、外側の
ガイドレール113には吸盤装置114と略同重量の錘
板115が昇降自在に保持されている。
(図8に示したX−X矢視図)であり、この段ボール枠
供給装置11は、基台111上にガイドレール112,
113が立設されており、内側のガイドレール112に
は棚状の吸盤装置114が昇降自在に保持され、外側の
ガイドレール113には吸盤装置114と略同重量の錘
板115が昇降自在に保持されている。
【0025】ガイドレール112,113の上端にはモ
ータ116が配設されており、このモータ116の駆動
軸に取り付けられたプーリ116aには、吸盤装置11
4と錘板115がそれぞれ端部に連結されたワイヤー1
17が掛けられている。そして、モータ116の正逆回
転により、吸盤装置114は昇降動作を行う。
ータ116が配設されており、このモータ116の駆動
軸に取り付けられたプーリ116aには、吸盤装置11
4と錘板115がそれぞれ端部に連結されたワイヤー1
17が掛けられている。そして、モータ116の正逆回
転により、吸盤装置114は昇降動作を行う。
【0026】また、吸盤装置114の下方には段ボール
枠挿入プッシャー118と位置規制ガイド119が配設
されており、この段ボール枠挿入プッシャー118によ
り折り畳まれた状態の多数の段ボール枠Bが位置規制ガ
イド119内に供給される。これによって、供給された
段ボール枠Bは吸盤装置114の下方の所定位置に整列
される。
枠挿入プッシャー118と位置規制ガイド119が配設
されており、この段ボール枠挿入プッシャー118によ
り折り畳まれた状態の多数の段ボール枠Bが位置規制ガ
イド119内に供給される。これによって、供給された
段ボール枠Bは吸盤装置114の下方の所定位置に整列
される。
【0027】吸盤装置114の底面には図示しない吸引
装置によって吸引力を与えられる吸盤114aが四隅に
配設されており、この吸盤114aは、吸盤装置114
の下方に供給された段ボール枠Bの一側面を吸引して保
持し、吸盤装置114の上昇により段ボール枠Bが持ち
上げられる。このとき、図9に二点鎖線で示したように
段ボール枠Bは自重により矩形に拡がり、この状態で上
昇されて所定の高さで停止される。
装置によって吸引力を与えられる吸盤114aが四隅に
配設されており、この吸盤114aは、吸盤装置114
の下方に供給された段ボール枠Bの一側面を吸引して保
持し、吸盤装置114の上昇により段ボール枠Bが持ち
上げられる。このとき、図9に二点鎖線で示したように
段ボール枠Bは自重により矩形に拡がり、この状態で上
昇されて所定の高さで停止される。
【0028】図7および図8に示したように、段ボール
枠反転供給装置12は、移動基台121がレール122
上に摺動自在に配設され、移動基台121がエアシリン
ダ123の駆動によって図8の矢印Aのように段ボール
枠供給装置11と組立装置14との間で往復移動される
ように構成されている。
枠反転供給装置12は、移動基台121がレール122
上に摺動自在に配設され、移動基台121がエアシリン
ダ123の駆動によって図8の矢印Aのように段ボール
枠供給装置11と組立装置14との間で往復移動される
ように構成されている。
【0029】移動基台121上には、軸Oを回動軸とし
て回動される回動アーム124と軸O' を回動軸とした
エアシリンダ125とが軸支され、エアシリンダ125
の駆動軸の端部が回動アーム124の中程に回動自在に
連結されている。そして、エアシリンダ125の駆動に
より、回動アーム124は図8の矢印Bで示したように
角度90度の範囲で回動される。
て回動される回動アーム124と軸O' を回動軸とした
エアシリンダ125とが軸支され、エアシリンダ125
の駆動軸の端部が回動アーム124の中程に回動自在に
連結されている。そして、エアシリンダ125の駆動に
より、回動アーム124は図8の矢印Bで示したように
角度90度の範囲で回動される。
【0030】回動アーム124の回動端側には段ボール
枠保持機構126が配設されている。図10は段ボール
枠保持機構126の斜視図であり、この段ボール枠保持
機構126は固定板126aによって回動アーム124
に固定されている。固定板126aにはスライド軸12
6bによって左右一対の移動板126cが摺動自在に保
持されており、この移動板126cはエアシリンダ12
6dの駆動によって固定板126aに対して図8の矢印
Cのように回動アーム124と直交する方向に往復移動
される。
枠保持機構126が配設されている。図10は段ボール
枠保持機構126の斜視図であり、この段ボール枠保持
機構126は固定板126aによって回動アーム124
に固定されている。固定板126aにはスライド軸12
6bによって左右一対の移動板126cが摺動自在に保
持されており、この移動板126cはエアシリンダ12
6dの駆動によって固定板126aに対して図8の矢印
Cのように回動アーム124と直交する方向に往復移動
される。
【0031】なお、固定板126aには移動板126c
と平行な一対のガイド126eが取付けられており、後
述説明するようにこのガイド板126eは段ボール枠を
保持するときにフラップの端部に当接され、段ボール枠
の保持位置が一定になるようにする。
と平行な一対のガイド126eが取付けられており、後
述説明するようにこのガイド板126eは段ボール枠を
保持するときにフラップの端部に当接され、段ボール枠
の保持位置が一定になるようにする。
【0032】一対の移動板126cの上下端部の4箇所
には、エアシリンダ126f−1と弾性部材等のダンパ
126f−2からなる固定装置126fがそれぞれ取付
けられており、各固定装置126fにおいて、ダンパ1
26f−2はエアシリンダ126f−1の駆動により図
8の矢印Dのように往復移動される。
には、エアシリンダ126f−1と弾性部材等のダンパ
126f−2からなる固定装置126fがそれぞれ取付
けられており、各固定装置126fにおいて、ダンパ1
26f−2はエアシリンダ126f−1の駆動により図
8の矢印Dのように往復移動される。
【0033】図11は段ボール枠反転供給部12の動作
説明図であり、段ボール枠反転供給部12は、段ボール
枠供給装置11において段ボール枠Bが矩形に拡げられ
た状態で上昇端に停止されると、移動基台121を段ボ
ール枠供給装置11側に移動させてガイド126eを段
ボール枠Bのフラップfの端部に当接させて停止し、一
対の移動板126cおよび固定装置126fを同時に前
進させて段ボール枠Bの開口内部に挿入する。
説明図であり、段ボール枠反転供給部12は、段ボール
枠供給装置11において段ボール枠Bが矩形に拡げられ
た状態で上昇端に停止されると、移動基台121を段ボ
ール枠供給装置11側に移動させてガイド126eを段
ボール枠Bのフラップfの端部に当接させて停止し、一
対の移動板126cおよび固定装置126fを同時に前
進させて段ボール枠Bの開口内部に挿入する。
【0034】そして、図11(A) に示したように各固定
装置126fのエアシリンダ126f−1を駆動してダ
ンパ126f−2を段ボール枠Bの内側で対向する上下
側面の内面に対して圧接させ、上下のダンパ126f−
2の適度な押圧力と摩擦力とによって段ボール枠Bを矩
形筒状に開いた状態で保持する。
装置126fのエアシリンダ126f−1を駆動してダ
ンパ126f−2を段ボール枠Bの内側で対向する上下
側面の内面に対して圧接させ、上下のダンパ126f−
2の適度な押圧力と摩擦力とによって段ボール枠Bを矩
形筒状に開いた状態で保持する。
【0035】次に、段ボール枠Bを保持した状態で、移
動基台121を開閉コンベア15側に移動し、図11
(B) に示したように、エアシリンダ125を駆動して回
動アーム124、段ボール枠保持機構126および段ボ
ール枠Bを90度回転させ、段ボール枠Bを開閉コンベ
ア15の間に供給する。
動基台121を開閉コンベア15側に移動し、図11
(B) に示したように、エアシリンダ125を駆動して回
動アーム124、段ボール枠保持機構126および段ボ
ール枠Bを90度回転させ、段ボール枠Bを開閉コンベ
ア15の間に供給する。
【0036】開閉コンベア15は、図7に示したように
シリンダ15aの駆動により一対のコンベアベルト15
bの段ボール枠反転供給装置12側の間隔を開閉できる
ようになっており、このコンベアベルト15bを開状態
のとき、この開閉コンベア15の間に段ボール枠Bが供
給される。そして、図7に二点鎖線で示したように、シ
リンダ15aを駆動してコンベアベルト15bを閉状態
にしてこのコンベアベルト15bで段ボール枠を挟んで
保持する。
シリンダ15aの駆動により一対のコンベアベルト15
bの段ボール枠反転供給装置12側の間隔を開閉できる
ようになっており、このコンベアベルト15bを開状態
のとき、この開閉コンベア15の間に段ボール枠Bが供
給される。そして、図7に二点鎖線で示したように、シ
リンダ15aを駆動してコンベアベルト15bを閉状態
にしてこのコンベアベルト15bで段ボール枠を挟んで
保持する。
【0037】このように開閉コンベア15で段ボール枠
Bが保持されると、図11(B) の状態から、固定装置1
26fのダンパ126f−2を段ボール枠Bから離間さ
せ、エアシリンダ126dの駆動によって移動板126
cおよび固定装置126fをガイド126eより下にな
るまで後退させる。そして、この状態で、開閉コンベア
15が段ボール枠Bを組立部14まで搬送すると、エア
シリンダ125を駆動して回動アーム124および段ボ
ール枠保持機構126を90度逆回転させて初期位置で
停止する。
Bが保持されると、図11(B) の状態から、固定装置1
26fのダンパ126f−2を段ボール枠Bから離間さ
せ、エアシリンダ126dの駆動によって移動板126
cおよび固定装置126fをガイド126eより下にな
るまで後退させる。そして、この状態で、開閉コンベア
15が段ボール枠Bを組立部14まで搬送すると、エア
シリンダ125を駆動して回動アーム124および段ボ
ール枠保持機構126を90度逆回転させて初期位置で
停止する。
【0038】図7において、20はプライウッドをパレ
ットに積載して供給するプライウッド供給コンベア、3
0はプライウッド供給コンベア20から供給されるプラ
イウッドをパレットごと取り込んで昇降するプライウッ
ド昇降コンベアである。また、40はパレットに積載さ
れた防湿紙が供給される防湿紙供給コンベアであり、プ
ライウッド防湿紙供給装置13は、この防湿紙供給コン
ベア40からプライウッド昇降コンベア30の上を通っ
て組立装置14に到る2本のガイドレール13' 上に摺
動自在に配設されている。
ットに積載して供給するプライウッド供給コンベア、3
0はプライウッド供給コンベア20から供給されるプラ
イウッドをパレットごと取り込んで昇降するプライウッ
ド昇降コンベアである。また、40はパレットに積載さ
れた防湿紙が供給される防湿紙供給コンベアであり、プ
ライウッド防湿紙供給装置13は、この防湿紙供給コン
ベア40からプライウッド昇降コンベア30の上を通っ
て組立装置14に到る2本のガイドレール13' 上に摺
動自在に配設されている。
【0039】図12(A) はプライウッド防湿紙供給装置
13の平面図、図12(B) はその側面図である。プライ
ウッド防湿紙供給装置13は、ガイドレール13' に掛
け渡された基板131の下部に昇降基板132を備え、
基板131に軸受けられた4本のスライド軸133で昇
降基板132を水平に保持し、エアシリンダ134の駆
動によって昇降基板132の昇降動作を行う。
13の平面図、図12(B) はその側面図である。プライ
ウッド防湿紙供給装置13は、ガイドレール13' に掛
け渡された基板131の下部に昇降基板132を備え、
基板131に軸受けられた4本のスライド軸133で昇
降基板132を水平に保持し、エアシリンダ134の駆
動によって昇降基板132の昇降動作を行う。
【0040】また、基板131は、一方のガイドレール
13' に係合する2つのローラ装置と他方のガイドレー
ル13' 係合するローラによってガイドレール13' 上
で摺動自在とされ、プライウッド防湿紙供給装置13は
モータ135で駆動される駆動ローラ136の回転によ
ってガイドレール13' 上を平行移動する。
13' に係合する2つのローラ装置と他方のガイドレー
ル13' 係合するローラによってガイドレール13' 上
で摺動自在とされ、プライウッド防湿紙供給装置13は
モータ135で駆動される駆動ローラ136の回転によ
ってガイドレール13' 上を平行移動する。
【0041】昇降基板132のガイドレール13' に直
角な2辺にはプライウッドを整列するための整列装置1
37が配設され、ガイドレール13' と平行な2辺の端
部4箇所にはプライウッドと防湿紙を保持するための保
持装置138が配設されている。
角な2辺にはプライウッドを整列するための整列装置1
37が配設され、ガイドレール13' と平行な2辺の端
部4箇所にはプライウッドと防湿紙を保持するための保
持装置138が配設されている。
【0042】図13(A) は整列装置137の正面図、図
13(B) はその側面図であり、整列装置137は、昇降
基板132に固定された軸受137aに回動軸137b
が軸支され、回動軸137bの両端に均し爪137cが
固定され、回動軸137bに固定されたリンク137d
にシリンダ137eの駆動軸が連結され、さらに、シリ
ンダ137eの端部が昇降基板132に軸支された構造
になっている。
13(B) はその側面図であり、整列装置137は、昇降
基板132に固定された軸受137aに回動軸137b
が軸支され、回動軸137bの両端に均し爪137cが
固定され、回動軸137bに固定されたリンク137d
にシリンダ137eの駆動軸が連結され、さらに、シリ
ンダ137eの端部が昇降基板132に軸支された構造
になっている。
【0043】図14(A) は保持装置138の断面図(図
12(A) のU−U断面図)、図14(B) は図14(A) の
V−V断面図であり、各保持装置138は、昇降基板1
32に立設されたステイ138aによって固定基板13
8bを取付け、この固定基板138bに防湿紙を吸引す
る吸盤138cとプライウッドを挟持する挟持器138
dを一組づつ取り付けた構造になっている。
12(A) のU−U断面図)、図14(B) は図14(A) の
V−V断面図であり、各保持装置138は、昇降基板1
32に立設されたステイ138aによって固定基板13
8bを取付け、この固定基板138bに防湿紙を吸引す
る吸盤138cとプライウッドを挟持する挟持器138
dを一組づつ取り付けた構造になっている。
【0044】吸盤138cは、固定基板138bの端部
に垂直に取付けられたエアシリンダ138eの駆動軸に
取付けられており、吸盤138cはこのエアシリンダ1
38eの駆動によって上下動する。なお、吸盤138c
には図示しない吸引装置によて吸引力が与えられる。
に垂直に取付けられたエアシリンダ138eの駆動軸に
取付けられており、吸盤138cはこのエアシリンダ1
38eの駆動によって上下動する。なお、吸盤138c
には図示しない吸引装置によて吸引力が与えられる。
【0045】挟持器138dは、固定基板138bに軸
受けられたスライド軸138fによって上下摺動自在に
保持され、エアシリンダ138gの駆動によって固定基
板138bに対して図14(B) の矢印Eのように昇降動
作を行う。また、挟持器138dは、水平シリンダ13
8d−1の駆動によって水平方向に移動する挟持板13
8d−2と水平シリンダ138d−1の下方に突設され
た接触ローラ138d−3を備えている。
受けられたスライド軸138fによって上下摺動自在に
保持され、エアシリンダ138gの駆動によって固定基
板138bに対して図14(B) の矢印Eのように昇降動
作を行う。また、挟持器138dは、水平シリンダ13
8d−1の駆動によって水平方向に移動する挟持板13
8d−2と水平シリンダ138d−1の下方に突設され
た接触ローラ138d−3を備えている。
【0046】図15は保持装置138を駆動制御する駆
動系の要部ブロック図であり、四組の保持装置138の
うち一組の保持装置138について図示してあるが他の
保持装置138についても同様の構成になっている。
動系の要部ブロック図であり、四組の保持装置138の
うち一組の保持装置138について図示してあるが他の
保持装置138についても同様の構成になっている。
【0047】制御部100はシーケンサ等で構成されて
おり、この制御部100は挟持器138dを昇降させる
エアシリンダ138gのコントローラ200、挟持器1
38dの水平シリンダ138d−1のコントローラ30
0、吸盤138cを上下動させるエアシリンダ138e
のコントローラ400および吸盤138cの吸引を制御
する吸引装置500を制御する。
おり、この制御部100は挟持器138dを昇降させる
エアシリンダ138gのコントローラ200、挟持器1
38dの水平シリンダ138d−1のコントローラ30
0、吸盤138cを上下動させるエアシリンダ138e
のコントローラ400および吸盤138cの吸引を制御
する吸引装置500を制御する。
【0048】また、エアシリンダ138gに圧搾空気を
送るエアパイプには圧搾空気の圧力変化を検出する圧力
検出器138g−1が配設され、エアシリンダ138e
に圧搾空気を送るエアパイプには圧搾空気の圧力変化を
検出する圧力検出器138e−1が配設されている。
送るエアパイプには圧搾空気の圧力変化を検出する圧力
検出器138g−1が配設され、エアシリンダ138e
に圧搾空気を送るエアパイプには圧搾空気の圧力変化を
検出する圧力検出器138e−1が配設されている。
【0049】さらに、吸盤138cと吸引装置500と
を連結する吸引パイプには吸盤138cで防湿紙を吸引
したときのサクション圧変化を検出する圧力検出器13
8c−1が配設されている。そして、各圧力検出器13
8g−1,138e−1,138c−1の検出信号が制
御部100に入力され、制御部100はこの検出信号に
基づいてプライウッド防湿紙供給装置13の細部の動作
を制御する。
を連結する吸引パイプには吸盤138cで防湿紙を吸引
したときのサクション圧変化を検出する圧力検出器13
8c−1が配設されている。そして、各圧力検出器13
8g−1,138e−1,138c−1の検出信号が制
御部100に入力され、制御部100はこの検出信号に
基づいてプライウッド防湿紙供給装置13の細部の動作
を制御する。
【0050】以上の構成により、プライウッド防湿紙供
給装置13は、防湿紙供給コンベア40(図7)の上部
で停止し、昇降基板132を下降させて所定位置で停止
し、4つの吸盤138cに吸引力を与えながらエアシリ
ンダ138eを駆動して吸盤138cを下降させ、各吸
盤138cにおけるサクション圧の変化に基づいて防湿
紙の吸着を検出すると防湿紙を吸引・保持した状態で昇
降基板132を上昇させてプライウッド昇降コンベア3
0に向かう。
給装置13は、防湿紙供給コンベア40(図7)の上部
で停止し、昇降基板132を下降させて所定位置で停止
し、4つの吸盤138cに吸引力を与えながらエアシリ
ンダ138eを駆動して吸盤138cを下降させ、各吸
盤138cにおけるサクション圧の変化に基づいて防湿
紙の吸着を検出すると防湿紙を吸引・保持した状態で昇
降基板132を上昇させてプライウッド昇降コンベア3
0に向かう。
【0051】次に、プライウッド防湿紙供給装置13
は、プライウッド昇降コンベア30の上部で停止し、昇
降基板132を下降させて所定の高さの位置で停止し、
エアシリンダ138eを駆動して吸盤138cを下降さ
せ、エアシリンダ138eの空気圧の上昇によりプライ
ウッドへの到達を検出するとエアシリンダ138eを停
止する。
は、プライウッド昇降コンベア30の上部で停止し、昇
降基板132を下降させて所定の高さの位置で停止し、
エアシリンダ138eを駆動して吸盤138cを下降さ
せ、エアシリンダ138eの空気圧の上昇によりプライ
ウッドへの到達を検出するとエアシリンダ138eを停
止する。
【0052】次に、2台の整列装置137のシリンダ1
37eを駆動して均し爪137cを回動する。このと
き、プライウッドが所定位置より出っ張っている方の整
列装置137の均し爪137cがプライウッドに当接さ
れ、例えば図13(B) に示したようにプライウッドPが
整列される。
37eを駆動して均し爪137cを回動する。このと
き、プライウッドが所定位置より出っ張っている方の整
列装置137の均し爪137cがプライウッドに当接さ
れ、例えば図13(B) に示したようにプライウッドPが
整列される。
【0053】プライウッドを所定位置に整列すると、プ
ライウッド防湿紙供給装置13は、4つの各保持装置1
38において、エアシリンダ138gを駆動して挟持器
138dを下降させ、エアシリンダ138gの空気圧の
上昇により、図14(B) に示したように接触ローラ13
8d−3が防湿紙SおよびプライウッドPに到達したこ
とを検出し、エアシリンダ138gを停止する。
ライウッド防湿紙供給装置13は、4つの各保持装置1
38において、エアシリンダ138gを駆動して挟持器
138dを下降させ、エアシリンダ138gの空気圧の
上昇により、図14(B) に示したように接触ローラ13
8d−3が防湿紙SおよびプライウッドPに到達したこ
とを検出し、エアシリンダ138gを停止する。
【0054】次に、水平シリンダ138d−1の駆動に
よって、図14(B) に示したように挟持板138d−2
を移動し、各保持装置138の4つの挟持板138d−
2でプライウッドの端部を挟持する。そして、プライウ
ッドを挟持した状態で昇降基板132を上昇させて組立
装置14に向かう。なお、プライウッドが1枚持ち上げ
られると、プライウッド昇降コンベア30はプライウッ
ド1枚の厚さ分だけプライウッドを上昇させる。
よって、図14(B) に示したように挟持板138d−2
を移動し、各保持装置138の4つの挟持板138d−
2でプライウッドの端部を挟持する。そして、プライウ
ッドを挟持した状態で昇降基板132を上昇させて組立
装置14に向かう。なお、プライウッドが1枚持ち上げ
られると、プライウッド昇降コンベア30はプライウッ
ド1枚の厚さ分だけプライウッドを上昇させる。
【0055】プライウッド防湿紙供給装置13は、プラ
イウッドと防湿紙を保持した状態で組立装置14に到達
すると所定位置で停止し、昇降基板132を下降させて
所定位置で停止して吸盤138cに吸引力を無くし、挟
持板138d−2を解放してプライウッドと防湿紙を組
立装置14に供給する。なお、プライウッド防湿紙供給
装置13から供給されるプライウッドは、図7および図
8に示した組立装置14のプライウッド受け台141お
よびプライウッド上昇台142の上に載置される。
イウッドと防湿紙を保持した状態で組立装置14に到達
すると所定位置で停止し、昇降基板132を下降させて
所定位置で停止して吸盤138cに吸引力を無くし、挟
持板138d−2を解放してプライウッドと防湿紙を組
立装置14に供給する。なお、プライウッド防湿紙供給
装置13から供給されるプライウッドは、図7および図
8に示した組立装置14のプライウッド受け台141お
よびプライウッド上昇台142の上に載置される。
【0056】以上のようにして、プライウッドと防湿紙
が組立装置14に供給されると、プライウッド防湿紙供
給装置13は防湿紙供給コンベア40まで移動され、そ
の後、開閉コンベア15で保持された段ボール枠が組立
装置14の上方の所定位置まで搬送される。
が組立装置14に供給されると、プライウッド防湿紙供
給装置13は防湿紙供給コンベア40まで移動され、そ
の後、開閉コンベア15で保持された段ボール枠が組立
装置14の上方の所定位置まで搬送される。
【0057】図16は組立装置14の一部破砕斜視図で
あり、プライウッド受け台141の前記段ボール枠反転
供給装置12側にはフラップを内側に折り曲げるための
一対のフラップ折込み装置143が配設され、プライウ
ッド受け台141の周囲の他の3箇所には段ボール枠の
フラップを外側に僅かに開けるフラップ保持装置144
が配設されている。なお、フラップ折込み装置143お
よび3つのフラップ保持装置144の対向する間隔は、
プライウッドが通過できる間隔に設定されている。
あり、プライウッド受け台141の前記段ボール枠反転
供給装置12側にはフラップを内側に折り曲げるための
一対のフラップ折込み装置143が配設され、プライウ
ッド受け台141の周囲の他の3箇所には段ボール枠の
フラップを外側に僅かに開けるフラップ保持装置144
が配設されている。なお、フラップ折込み装置143お
よび3つのフラップ保持装置144の対向する間隔は、
プライウッドが通過できる間隔に設定されている。
【0058】フラップ折込み装置143は、垂直に立設
されたエアシリンダ143aの駆動軸上端に基台143
bを備え、この基台143bにはモータ143cの駆動
によって下方から上方にかけて内側に向かって略180
度正逆回動されるフラップ支持板143dが一対配設さ
れるとともに、エアシリンダ143eの駆動によって下
方から水平位置にかけて内側に向かって略90度正逆回
動されるフラップ折込みアーム143fが一対配設され
ている。
されたエアシリンダ143aの駆動軸上端に基台143
bを備え、この基台143bにはモータ143cの駆動
によって下方から上方にかけて内側に向かって略180
度正逆回動されるフラップ支持板143dが一対配設さ
れるとともに、エアシリンダ143eの駆動によって下
方から水平位置にかけて内側に向かって略90度正逆回
動されるフラップ折込みアーム143fが一対配設され
ている。
【0059】また、フラップ保持装置144は、垂直に
立設されたエアシリンダ144aの駆動軸上端に基台1
44bを備え、この基台144bには、フラップ折込み
装置143と同様に、モータ144cの駆動によって下
方から上方にかけて内側に略180度正逆回動されるフ
ラップ支持板144dが配設されている。なお、フラッ
プ折込み装置143と対向する位置のフラップ保持装置
144はフラップ支持板144dを一対備えている。
立設されたエアシリンダ144aの駆動軸上端に基台1
44bを備え、この基台144bには、フラップ折込み
装置143と同様に、モータ144cの駆動によって下
方から上方にかけて内側に略180度正逆回動されるフ
ラップ支持板144dが配設されている。なお、フラッ
プ折込み装置143と対向する位置のフラップ保持装置
144はフラップ支持板144dを一対備えている。
【0060】図7および図8に示したように、組立装置
14の後段の保持装置17は搬出コンベア16の底部に
配設されており、エアシリンダ171の駆動により、先
端が円弧面とされた移動ガイド172が往復移動を行
う。また、この移動ガイド172の両脇には先端が組立
装置14側下方に向けて拡げられた弓状の折込みガイド
173が配設され、さらに、この折込みガイド173に
連続して摺動ガイド174が並設されている。なお、摺
動ガイド174の上面の高さは移動ガイド172の上面
の高さに揃えられている。
14の後段の保持装置17は搬出コンベア16の底部に
配設されており、エアシリンダ171の駆動により、先
端が円弧面とされた移動ガイド172が往復移動を行
う。また、この移動ガイド172の両脇には先端が組立
装置14側下方に向けて拡げられた弓状の折込みガイド
173が配設され、さらに、この折込みガイド173に
連続して摺動ガイド174が並設されている。なお、摺
動ガイド174の上面の高さは移動ガイド172の上面
の高さに揃えられている。
【0061】図17は組立装置14の動作説明図、図1
8は組立装置14と移動ガイド172の動作説明図であ
り、プライウッド受け台141およびプライウッド上昇
台142上にプライウッドと防湿紙が供給され、段ボー
ル枠Bが組立装置14の上部に供給されると、図17
(A) に示したように、フラップ折込み装置143および
フラップ保持装置144のフラップ支持板143d,1
44dが図の矢印のように内側に略180度回動され、
フラップfが僅かに外側に拡げられる。これによって、
段ボール枠B内へのプライウッドの収納が容易になる。
8は組立装置14と移動ガイド172の動作説明図であ
り、プライウッド受け台141およびプライウッド上昇
台142上にプライウッドと防湿紙が供給され、段ボー
ル枠Bが組立装置14の上部に供給されると、図17
(A) に示したように、フラップ折込み装置143および
フラップ保持装置144のフラップ支持板143d,1
44dが図の矢印のように内側に略180度回動され、
フラップfが僅かに外側に拡げられる。これによって、
段ボール枠B内へのプライウッドの収納が容易になる。
【0062】次に、図17(B) に示したように、プライ
ウッド上昇台142が上昇されて段ボール枠Bの底部に
プライウッドPと防湿紙Sが収容され、フラップ支持板
143d,144dが逆回動して元の位置に戻る。そし
て、フラップ折込み装置143のエアシリンダ143e
の駆動によってフラップ折込みアーム143fが図の矢
印のように内側に略90度回動され、片側のフラップf
が折り込まれる。
ウッド上昇台142が上昇されて段ボール枠Bの底部に
プライウッドPと防湿紙Sが収容され、フラップ支持板
143d,144dが逆回動して元の位置に戻る。そし
て、フラップ折込み装置143のエアシリンダ143e
の駆動によってフラップ折込みアーム143fが図の矢
印のように内側に略90度回動され、片側のフラップf
が折り込まれる。
【0063】この状態で、保持装置17のエアシリンダ
171の駆動によって移動ガイド172が図8に二点鎖
線で示したように前進され、図18(A) に示したよう
に、移動ガイド172の上面でフラップ折込み装置14
3と反対側のフラップfが折り込まれる。
171の駆動によって移動ガイド172が図8に二点鎖
線で示したように前進され、図18(A) に示したよう
に、移動ガイド172の上面でフラップ折込み装置14
3と反対側のフラップfが折り込まれる。
【0064】ここで、移動ガイド172はフラップを折
り込んだ時点で一端停止され、この状態でプライウッド
上昇台142が下降される。これによって、プライウッ
ドP(および防湿紙S)は対向する2枚のフラップfに
よって支えられ、段ボール枠Bの底部に収容された状態
となる。
り込んだ時点で一端停止され、この状態でプライウッド
上昇台142が下降される。これによって、プライウッ
ドP(および防湿紙S)は対向する2枚のフラップfに
よって支えられ、段ボール枠Bの底部に収容された状態
となる。
【0065】プライウッド上昇台142の下降が完了す
ると、図18(B) に示したように、移動ガイド172が
2つのフラップ折込みアーム143fの間まで前進さ
れ、フラップ折込みアーム143fが逆回動して元の位
置に戻る。これによって、段ボール枠Bは対向する2枚
のフラップfが折り込まれた状態で底部を移動ガイド1
72によって支えられる。そして、段ボール枠Bは開閉
コンベア15の駆動と移動ガイド172の後退によって
搬出コンベア16に移送される。
ると、図18(B) に示したように、移動ガイド172が
2つのフラップ折込みアーム143fの間まで前進さ
れ、フラップ折込みアーム143fが逆回動して元の位
置に戻る。これによって、段ボール枠Bは対向する2枚
のフラップfが折り込まれた状態で底部を移動ガイド1
72によって支えられる。そして、段ボール枠Bは開閉
コンベア15の駆動と移動ガイド172の後退によって
搬出コンベア16に移送される。
【0066】段ボール枠Bが移動ガイド172に支えら
れて搬出コンベア16に移動すると、搬出コンベア16
は段ボール枠Bをコンベアベルトで挟んだ状態で移動さ
せる。そして、この間に保持装置17の折込みガイド1
73によって側部の2枚のフラップが折り込まれて製函
が完了してケース1' となる。そして、ケース1' は摺
動ガイド174上を摺動しながら予備折り曲げ装置1
8,19に送られる。
れて搬出コンベア16に移動すると、搬出コンベア16
は段ボール枠Bをコンベアベルトで挟んだ状態で移動さ
せる。そして、この間に保持装置17の折込みガイド1
73によって側部の2枚のフラップが折り込まれて製函
が完了してケース1' となる。そして、ケース1' は摺
動ガイド174上を摺動しながら予備折り曲げ装置1
8,19に送られる。
【0067】図19は予備折り曲げ装置18の要部を示
す斜視図である。なお、同図はケース1' が予備折り曲
げ装置18の前段と後段とに供給された状態を同時に示
してあるが、実際の工程では前段および後段への供給タ
イミングには時間差が設けられている。
す斜視図である。なお、同図はケース1' が予備折り曲
げ装置18の前段と後段とに供給された状態を同時に示
してあるが、実際の工程では前段および後段への供給タ
イミングには時間差が設けられている。
【0068】予備折り曲げ装置18は搬出コンベア16
と昇降コンベア19の上部に配設されており、搬出コン
ベア16の上部には、搬出コンベア16におけるケース
1'の移動方向と直交して互いに90度の角度をなすエ
アシリンダ181,182が配設されている。
と昇降コンベア19の上部に配設されており、搬出コン
ベア16の上部には、搬出コンベア16におけるケース
1'の移動方向と直交して互いに90度の角度をなすエ
アシリンダ181,182が配設されている。
【0069】各エアシリンダ181,182の下方45
度に向けた駆動軸の端部には、断面形状が直角二等辺三
角形で長さがケース1' の移動方向と平行な辺の長さよ
り短い角柱の押さえ棒181a,182aがケース1'
の進行方向と平行に取り付けられている。
度に向けた駆動軸の端部には、断面形状が直角二等辺三
角形で長さがケース1' の移動方向と平行な辺の長さよ
り短い角柱の押さえ棒181a,182aがケース1'
の進行方向と平行に取り付けられている。
【0070】さらに、両側の搬出コンベア16の真上に
は押さえ棒181a,182aとそれぞれ平行な棒状の
折込みガイド183,184が配設されており、この折
込みガイド183,184の間隙は搬出コンベア16の
コンベアベルトの間隔(ケース1' の幅)より僅かに広
く設定され、折込みガイド183,184の高さはケー
ス1' のフラップfの付け根(折り曲げ線)の高さに設
定されている。
は押さえ棒181a,182aとそれぞれ平行な棒状の
折込みガイド183,184が配設されており、この折
込みガイド183,184の間隙は搬出コンベア16の
コンベアベルトの間隔(ケース1' の幅)より僅かに広
く設定され、折込みガイド183,184の高さはケー
ス1' のフラップfの付け根(折り曲げ線)の高さに設
定されている。
【0071】また、昇降コンベア19の上部には、搬出
コンベア16におけるケース1' の移動方向と鉛直方向
とを含む面に平行で互いに90度の角度で交叉するエア
シリンダ185,186を備えている。
コンベア16におけるケース1' の移動方向と鉛直方向
とを含む面に平行で互いに90度の角度で交叉するエア
シリンダ185,186を備えている。
【0072】各エアシリンダ185,186の下方45
度に向けた駆動軸の端部には、断面形状が直角二等辺三
角形で長さがケース1' の移動方向と直角な辺の長さよ
り短い角柱の押さえ棒185a,186aがケース1'
の進行方向と直角に取り付けられている。
度に向けた駆動軸の端部には、断面形状が直角二等辺三
角形で長さがケース1' の移動方向と直角な辺の長さよ
り短い角柱の押さえ棒185a,186aがケース1'
の進行方向と直角に取り付けられている。
【0073】また、昇降コンベア19の始端上方の両側
部には、同軸で対向する2つのエアシリンダ187がケ
ース1' の進行方向と直交するように配設され、さら
に、昇降コンベア19の終端上方の両側部には、同軸で
対向する2つのエアシリンダ188と同軸で対向する2
つのエアシリンダ189がそれぞれケース1' の進行方
向と直交するように上下2段に配設されている。
部には、同軸で対向する2つのエアシリンダ187がケ
ース1' の進行方向と直交するように配設され、さら
に、昇降コンベア19の終端上方の両側部には、同軸で
対向する2つのエアシリンダ188と同軸で対向する2
つのエアシリンダ189がそれぞれケース1' の進行方
向と直交するように上下2段に配設されている。
【0074】始端側のエアシリンダ187の駆動軸18
7aと終端側の上段のエアシリンダ188の駆動軸18
8aとの間隔はケース1' の進行方向の幅より僅かに広
く設定され、駆動軸187a,188aの高さはケース
1' のフラップfの付け根の高さに設定されている。
7aと終端側の上段のエアシリンダ188の駆動軸18
8aとの間隔はケース1' の進行方向の幅より僅かに広
く設定され、駆動軸187a,188aの高さはケース
1' のフラップfの付け根の高さに設定されている。
【0075】以上の構成により、前段の押さえ棒181
a,182aおよび後段の押さえ棒185a,186a
は、ケース1' が供給されるまではケース1' の天部の
フラップfの先端より高い位置を初期位置として待機さ
れ、先ず前段にケース1' が供給されると、図示のよう
に折込みガイド183,184がケース1' のフラップ
fの折り曲げ線の外側近傍に位置するとともに、押さえ
棒181a,182aがフラップfより内側になる。
a,182aおよび後段の押さえ棒185a,186a
は、ケース1' が供給されるまではケース1' の天部の
フラップfの先端より高い位置を初期位置として待機さ
れ、先ず前段にケース1' が供給されると、図示のよう
に折込みガイド183,184がケース1' のフラップ
fの折り曲げ線の外側近傍に位置するとともに、押さえ
棒181a,182aがフラップfより内側になる。
【0076】そして、エアシリンダ182,182が駆
動され、図の二点鎖線で示したように押さえ棒181
a,182aが天部の左右のフラップfを折込みガイド
183,184を支点として折り曲げ、押さえ棒181
a,182aは初期位置に戻る。これによって、ケース
1' の天部の左右のフラップfが外側に折り癖を付けら
れた状態となる。
動され、図の二点鎖線で示したように押さえ棒181
a,182aが天部の左右のフラップfを折込みガイド
183,184を支点として折り曲げ、押さえ棒181
a,182aは初期位置に戻る。これによって、ケース
1' の天部の左右のフラップfが外側に折り癖を付けら
れた状態となる。
【0077】また、左右のフラップfが折り癖を付けら
れると、搬出コンベア16と昇降コンベア19の駆動に
よってケース1' が昇降コンベア19上に供給され、昇
降コンベア19の終端側のエアシリンダ188,189
の駆動軸188a,189aが前進され、ケース1' の
前面が駆動軸188a,189aに当接する所定位置で
停止され、始端側のエアシリンダ187が駆動されて駆
動軸187aが前進される。なお、押さえ棒185a,
186aはフラップfより内側になる。
れると、搬出コンベア16と昇降コンベア19の駆動に
よってケース1' が昇降コンベア19上に供給され、昇
降コンベア19の終端側のエアシリンダ188,189
の駆動軸188a,189aが前進され、ケース1' の
前面が駆動軸188a,189aに当接する所定位置で
停止され、始端側のエアシリンダ187が駆動されて駆
動軸187aが前進される。なお、押さえ棒185a,
186aはフラップfより内側になる。
【0078】そして、エアシリンダ185,186が駆
動され、図の二点鎖線で示したように押さえ棒185
a,186aが天部の前後のフラップfを駆動軸18
7,188を支点としてそれぞれ折り曲げ、押さえ棒1
85a,186aは初期位置に戻る。これによって、ケ
ース1' の天部の前後のフラップfが外側に折り癖を付
けられた状態となる。
動され、図の二点鎖線で示したように押さえ棒185
a,186aが天部の前後のフラップfを駆動軸18
7,188を支点としてそれぞれ折り曲げ、押さえ棒1
85a,186aは初期位置に戻る。これによって、ケ
ース1' の天部の前後のフラップfが外側に折り癖を付
けられた状態となる。
【0079】このようにして、ケース1' の天部の4つ
のフラップfに外側に折り癖が付けられると、エアシリ
ンダ187,188,189の各駆動軸187a,18
8a,189aが後退され、昇降コンベア19が下降
し、昇降コンベア19の駆動によってケース1' が次工
程に搬出される。
のフラップfに外側に折り癖が付けられると、エアシリ
ンダ187,188,189の各駆動軸187a,18
8a,189aが後退され、昇降コンベア19が下降
し、昇降コンベア19の駆動によってケース1' が次工
程に搬出される。
【0080】以上のように、製函機では、底部が組み立
てられて底に防湿紙とプライウッドが敷かれ、さらに天
部の4つのフラップに外側に折り癖が付けられて、天部
が開口された矩形のケース1' が製函される。
てられて底に防湿紙とプライウッドが敷かれ、さらに天
部の4つのフラップに外側に折り癖が付けられて、天部
が開口された矩形のケース1' が製函される。
【0081】(除骨葉梱包機)図20は製函部の次工程
の原料供給部に設置された除骨葉梱包機を示す図であ
り、図20 (A)は正面図、図20 (B)は側面図である。
この除骨葉梱包機は、縦長のフレーム21、製函機で製
函されたケース1' の搬入と搬出を行うコンベア22、
コンベア22上のケース1' を停止させるストッパ2
3、ケース1' に除骨葉を供給する移動ホッパ24、移
動ホッパ24に除骨葉を供給する固定ホッパ25、ケー
ス1' に供給した除骨葉を圧搾する圧搾機26を備えて
いる。
の原料供給部に設置された除骨葉梱包機を示す図であ
り、図20 (A)は正面図、図20 (B)は側面図である。
この除骨葉梱包機は、縦長のフレーム21、製函機で製
函されたケース1' の搬入と搬出を行うコンベア22、
コンベア22上のケース1' を停止させるストッパ2
3、ケース1' に除骨葉を供給する移動ホッパ24、移
動ホッパ24に除骨葉を供給する固定ホッパ25、ケー
ス1' に供給した除骨葉を圧搾する圧搾機26を備えて
いる。
【0082】移動ホッパ24および固定ホッパ25の下
部は断面が矩形の筒状になっており、固定ホッパ25は
フレーム21に固定されてその下部が移動ホッパ24の
上部に嵌挿され、移動ホッパ24はフレーム21に取り
付けられた昇降機24aによって側面を保持され、固定
ホッパ25に対して昇降自在になっている。また、移動
ホッパ24の下部のスリーブ24bは断面が矩形の筒状
でケース1' の開口の内法に整合する形状となってい
る。
部は断面が矩形の筒状になっており、固定ホッパ25は
フレーム21に固定されてその下部が移動ホッパ24の
上部に嵌挿され、移動ホッパ24はフレーム21に取り
付けられた昇降機24aによって側面を保持され、固定
ホッパ25に対して昇降自在になっている。また、移動
ホッパ24の下部のスリーブ24bは断面が矩形の筒状
でケース1' の開口の内法に整合する形状となってい
る。
【0083】圧搾機26は、フレーム21の上部に形成
されたガイドタワー26a、ガイドタワー26aに取り
付けられた圧搾シリンダ26b、および、この圧搾シリ
ンダ26bの下端に取り付けられたピストン26cで構
成されており、ピストン26cは固定ホッパ25の上部
に収容され、圧搾シリンダ26bが固定ホッパ25およ
び移動ホッパ24内を貫通することにより、ピストン2
6cが移動ホッパ24のスリーブ24bの下部まで下降
される。
されたガイドタワー26a、ガイドタワー26aに取り
付けられた圧搾シリンダ26b、および、この圧搾シリ
ンダ26bの下端に取り付けられたピストン26cで構
成されており、ピストン26cは固定ホッパ25の上部
に収容され、圧搾シリンダ26bが固定ホッパ25およ
び移動ホッパ24内を貫通することにより、ピストン2
6cが移動ホッパ24のスリーブ24bの下部まで下降
される。
【0084】以上の構成により、除骨葉梱包機は、スリ
ーブ24bの下端がケース1' のフラップの上端より上
になるように移動ホッパ24を上昇させて待機してお
り、製函機1で製函されたケース1' がコンベア22の
始端に供給されるとコンベア22を駆動してケース1'
を取り込み、ストッパ23で所定位置に規制してコンベ
ア22を停止させる。
ーブ24bの下端がケース1' のフラップの上端より上
になるように移動ホッパ24を上昇させて待機してお
り、製函機1で製函されたケース1' がコンベア22の
始端に供給されるとコンベア22を駆動してケース1'
を取り込み、ストッパ23で所定位置に規制してコンベ
ア22を停止させる。
【0085】次に、昇降機24aを駆動して移動ホッパ
24を下降させ、スリーブ24bをケース1' 内に嵌挿
し、スリーブ24bの下端がケース1' 内のプライウッ
ドおよび防湿紙に到達する直前の所定位置で停止させ
る。そして、固定ホッパ25の上部から除骨葉を落下・
供給し、移動ホッパ24内に除骨葉を供給する。
24を下降させ、スリーブ24bをケース1' 内に嵌挿
し、スリーブ24bの下端がケース1' 内のプライウッ
ドおよび防湿紙に到達する直前の所定位置で停止させ
る。そして、固定ホッパ25の上部から除骨葉を落下・
供給し、移動ホッパ24内に除骨葉を供給する。
【0086】除骨葉の供給が完了すると、圧搾シリンダ
26bを駆動してピストン26cをケース1' の上部フ
ラップの折り曲げ線より僅かに低い高さまで下降させ、
このピストン26cで移動ホッパ24内の除骨葉をスリ
ーブ24b内に圧搾する。そして、昇降機24aを駆動
して移動ホッパ24を上昇させ、スリーブ24bの下端
を待機位置まで上昇させる。これによって、ケース1'
内には圧搾された除骨葉が供給され、コンベア22の駆
動により次工程に搬出される。
26bを駆動してピストン26cをケース1' の上部フ
ラップの折り曲げ線より僅かに低い高さまで下降させ、
このピストン26cで移動ホッパ24内の除骨葉をスリ
ーブ24b内に圧搾する。そして、昇降機24aを駆動
して移動ホッパ24を上昇させ、スリーブ24bの下端
を待機位置まで上昇させる。これによって、ケース1'
内には圧搾された除骨葉が供給され、コンベア22の駆
動により次工程に搬出される。
【0087】(封函機)図21は原料供給部の次工程の
封函部に設置された封函機の平面図、図22はその正面
図、図23はその側面図であり、この封函機は、原料供
給部から供給さるケース1' を取り込むケース搬入コン
ベア31、ケース1' の4枚のフラップを開いた状態で
保持するフラップ保持装置32、ケース1' 内に収容さ
れた除骨葉をさらに圧搾する予備圧搾装置33、ケース
1' の除骨葉の上に防湿紙を供給する防湿紙供給装置3
4、防湿紙の上にプライウッドを供給するプライウッド
供給装置35、ケース1' のフラップを折り込むフラッ
プ折込み装置36A,36B、ケース1' を搬出する搬
出コンベア37およびケース1' にバンドを掛ける第1
バンド掛装置38を備えている。
封函部に設置された封函機の平面図、図22はその正面
図、図23はその側面図であり、この封函機は、原料供
給部から供給さるケース1' を取り込むケース搬入コン
ベア31、ケース1' の4枚のフラップを開いた状態で
保持するフラップ保持装置32、ケース1' 内に収容さ
れた除骨葉をさらに圧搾する予備圧搾装置33、ケース
1' の除骨葉の上に防湿紙を供給する防湿紙供給装置3
4、防湿紙の上にプライウッドを供給するプライウッド
供給装置35、ケース1' のフラップを折り込むフラッ
プ折込み装置36A,36B、ケース1' を搬出する搬
出コンベア37およびケース1' にバンドを掛ける第1
バンド掛装置38を備えている。
【0088】フラップ保持装置32はケース1' の天部
の四隅近傍に4台配設されている。各フラップ保持装置
32は、図24に示したように、封函機のフレームに固
定された支点Oで軸支された回動アーム32aを備えて
おり、この回動アーム32aのケース1' 側先端には断
面V字形の押え羽根32bが取り付けられるとともに、
回動アーム32aの他端には端部が支点O' で軸支され
たシリンダ32cの駆動軸に連結されている。
の四隅近傍に4台配設されている。各フラップ保持装置
32は、図24に示したように、封函機のフレームに固
定された支点Oで軸支された回動アーム32aを備えて
おり、この回動アーム32aのケース1' 側先端には断
面V字形の押え羽根32bが取り付けられるとともに、
回動アーム32aの他端には端部が支点O' で軸支され
たシリンダ32cの駆動軸に連結されている。
【0089】図25はフラップ保持装置32の駆動状態
を示す図であり、図24および図25において(A) は側
面図、(B) は上面図である。図24に示したように、ケ
ース1' の供給前および供給直後は、押え羽根32bの
先端は供給されるケース1'の四隅より内側となるよう
に配置されている。
を示す図であり、図24および図25において(A) は側
面図、(B) は上面図である。図24に示したように、ケ
ース1' の供給前および供給直後は、押え羽根32bの
先端は供給されるケース1'の四隅より内側となるよう
に配置されている。
【0090】そして、ケース1' が供給されると、シリ
ンダ32cの駆動によりロッド32aが回動され、図2
5に示したように、押え羽根32bが隣接するフラップ
fの間に挿入されて、押え羽根32bが両側のフラップ
fを外側に開き、押え羽根32bの先端がケース1' の
四隅の外側になる位置で停止される。これにより、ケー
ス1' 内へのプライウッドおよび防湿紙の供給が容易に
なる。
ンダ32cの駆動によりロッド32aが回動され、図2
5に示したように、押え羽根32bが隣接するフラップ
fの間に挿入されて、押え羽根32bが両側のフラップ
fを外側に開き、押え羽根32bの先端がケース1' の
四隅の外側になる位置で停止される。これにより、ケー
ス1' 内へのプライウッドおよび防湿紙の供給が容易に
なる。
【0091】図22および図23に示したように、予備
圧搾装置33は、フレームの上部に圧搾シリンダ33a
を立設し、この圧搾シリンダ33aの駆動軸に圧搾板3
3bを取り付け、圧搾板33bをフレームに軸受けられ
たスライダ33cで保持するように構成されている。そ
して、圧搾シリンダ33aの駆動により、圧搾板33b
が昇降動作を行う。
圧搾装置33は、フレームの上部に圧搾シリンダ33a
を立設し、この圧搾シリンダ33aの駆動軸に圧搾板3
3bを取り付け、圧搾板33bをフレームに軸受けられ
たスライダ33cで保持するように構成されている。そ
して、圧搾シリンダ33aの駆動により、圧搾板33b
が昇降動作を行う。
【0092】ケース1' の供給時には、圧搾シリンダ3
3aは圧搾板33bを上端に保持しており、ケース搬入
コンベア31にケース1' が供給されて圧搾板33bの
直下の所定位置で停止されると、フラップ保持装置32
でケース1' のフラップが開かれ、圧搾シリンダ33a
の駆動により圧搾板33bが下降されてケース1' 中の
除骨葉を押圧する。そして、所定時間経過すると圧搾板
33bを上昇させて初期位置で停止させ、予備圧搾が完
了する。
3aは圧搾板33bを上端に保持しており、ケース搬入
コンベア31にケース1' が供給されて圧搾板33bの
直下の所定位置で停止されると、フラップ保持装置32
でケース1' のフラップが開かれ、圧搾シリンダ33a
の駆動により圧搾板33bが下降されてケース1' 中の
除骨葉を押圧する。そして、所定時間経過すると圧搾板
33bを上昇させて初期位置で停止させ、予備圧搾が完
了する。
【0093】図21および図22において、50はパレ
ットに積載されたプライウッドを取り込んで昇降するプ
ライウッド昇降コンベア、60はパレットに積載された
防湿紙が供給される防湿紙供給コンベアであり、プライ
ウッド昇降コンベア50、ケース搬入コンベア31およ
び防湿紙供給コンベア60の上部には2本のガイドレー
ル39が配設され、防湿紙供給装置34とプライウッド
供給装置35がこのガイドレール39上に摺動自在に配
設されている。
ットに積載されたプライウッドを取り込んで昇降するプ
ライウッド昇降コンベア、60はパレットに積載された
防湿紙が供給される防湿紙供給コンベアであり、プライ
ウッド昇降コンベア50、ケース搬入コンベア31およ
び防湿紙供給コンベア60の上部には2本のガイドレー
ル39が配設され、防湿紙供給装置34とプライウッド
供給装置35がこのガイドレール39上に摺動自在に配
設されている。
【0094】防湿紙供給装置34およびプライウッド供
給装置35は、前記製函機1のプライウッド防湿紙供給
装置13における吸盤138cによる防湿紙の保持機能
と、挟持器138dによるプライウッドの保持機能と
を、それぞれ分離して構成したものである。
給装置35は、前記製函機1のプライウッド防湿紙供給
装置13における吸盤138cによる防湿紙の保持機能
と、挟持器138dによるプライウッドの保持機能と
を、それぞれ分離して構成したものである。
【0095】すなわち、防湿紙供給装置34は、ガイド
レール39に掛け渡された基板341の下部に4本のス
ライド軸342で保持されるとともにシリンダ343の
駆動によって昇降する昇降基板344、この昇降基板3
44の裏面4箇所に配設された吸盤345、ガイドレー
ル39上で基板341を平行移動するためのモータ34
6および駆動ローラ347を備えている。
レール39に掛け渡された基板341の下部に4本のス
ライド軸342で保持されるとともにシリンダ343の
駆動によって昇降する昇降基板344、この昇降基板3
44の裏面4箇所に配設された吸盤345、ガイドレー
ル39上で基板341を平行移動するためのモータ34
6および駆動ローラ347を備えている。
【0096】また、プライウッド供給装置35は、ガイ
ドレール39に掛け渡された基板351の下部に4本の
スライド軸352で保持されるとともにシリンダ353
の駆動によって昇降する昇降基板354、この昇降基板
354の対向する2辺に配設されたそれぞれ一対の挟持
器355、他の対向する2辺にそれぞれ配設された整列
装置356、ガイドレール39上で基板351を平行移
動するためのモータ357および駆動ローラ358を備
えている。を備えている。
ドレール39に掛け渡された基板351の下部に4本の
スライド軸352で保持されるとともにシリンダ353
の駆動によって昇降する昇降基板354、この昇降基板
354の対向する2辺に配設されたそれぞれ一対の挟持
器355、他の対向する2辺にそれぞれ配設された整列
装置356、ガイドレール39上で基板351を平行移
動するためのモータ357および駆動ローラ358を備
えている。を備えている。
【0097】予備圧搾装置33でケース1' 中の除骨葉
の予備圧搾が終了すると、防湿紙供給装置34は、基板
351をガイドレール39上で摺動させるとともに前記
プライウッド防湿紙供給装置13と同様の動作により、
防湿紙供給コンベア60上の防湿紙を吸引・保持し、ケ
ース1' の除骨葉上に供給する。
の予備圧搾が終了すると、防湿紙供給装置34は、基板
351をガイドレール39上で摺動させるとともに前記
プライウッド防湿紙供給装置13と同様の動作により、
防湿紙供給コンベア60上の防湿紙を吸引・保持し、ケ
ース1' の除骨葉上に供給する。
【0098】また、プライウッド供給装置35は基板3
51をガイドレール39上で摺動させるとともに前記プ
ライウッド防湿紙供給装置13と同様の動作により、プ
ライウッド昇降コンベア50上のプライウッドを保持
し、この保持したプライウッドをケース1' 内の防湿紙
の上に供給する。
51をガイドレール39上で摺動させるとともに前記プ
ライウッド防湿紙供給装置13と同様の動作により、プ
ライウッド昇降コンベア50上のプライウッドを保持
し、この保持したプライウッドをケース1' 内の防湿紙
の上に供給する。
【0099】以上のようにケース1' 内の除骨葉に予備
圧搾を行って、防湿紙およびプライウッドを供給する
と、ケース1' の四隅のフラップ保持装置32が解除さ
れ、フラップ折込み装置36A,36Bによってケース
1' の天部のフラップが折り込まれる。
圧搾を行って、防湿紙およびプライウッドを供給する
と、ケース1' の四隅のフラップ保持装置32が解除さ
れ、フラップ折込み装置36A,36Bによってケース
1' の天部のフラップが折り込まれる。
【0100】フラップ折込み装置36Aは、ケース搬入
コンベア31の搬入側上部のフレームに固定された固定
基板361、この固定基板361の下部に2本のスライ
ド軸362で保持されるとともにシリンダ363の駆動
によって昇降する昇降基板364を備え、この昇降基板
364の下部に、シリンダ365の駆動によってケース
1' の移動方向と平行に水平方向に移動される一対のス
ライダ366を備えている。
コンベア31の搬入側上部のフレームに固定された固定
基板361、この固定基板361の下部に2本のスライ
ド軸362で保持されるとともにシリンダ363の駆動
によって昇降する昇降基板364を備え、この昇降基板
364の下部に、シリンダ365の駆動によってケース
1' の移動方向と平行に水平方向に移動される一対のス
ライダ366を備えている。
【0101】フラップ折込み装置36Bは、ケース搬入
コンベア31の搬出側上部のフレームに固定されたシリ
ンダ367とこのシリンダ367の駆動によってケース
1'の移動方向と平行に水平方向に移動される移動ガイ
ド368を備えている。また、移動ガイド368の両側
には、ケース搬入コンベア31側の先端部を弓状にされ
た一対の折込みガイド369を備えており、この一対の
折込みガイド369は弓状の先端部分を上方に向けて開
くとともに、水平部分の底面の高さは移動ガイド368
の下面と一致し、この移動ガイド368および摺動ガイ
ド369の下面の高さはケース1' のフラップの折込み
線の高さになっている。
コンベア31の搬出側上部のフレームに固定されたシリ
ンダ367とこのシリンダ367の駆動によってケース
1'の移動方向と平行に水平方向に移動される移動ガイ
ド368を備えている。また、移動ガイド368の両側
には、ケース搬入コンベア31側の先端部を弓状にされ
た一対の折込みガイド369を備えており、この一対の
折込みガイド369は弓状の先端部分を上方に向けて開
くとともに、水平部分の底面の高さは移動ガイド368
の下面と一致し、この移動ガイド368および摺動ガイ
ド369の下面の高さはケース1' のフラップの折込み
線の高さになっている。
【0102】以上の構成により、ケース1' への防湿紙
とプライウッドの供給が完了すると、フラップ折込み装
置36Aはスライダ366の下面の高さがフラップの折
込み線の高さになるように昇降基板364を下降させる
とともにシリンダ365を駆動して一対のスライダ36
6をケース1' 側に移動させることにより、スライダ3
66の下面をフラップに斜め上方から押下して片側のフ
ラップを内側に折り曲げる。
とプライウッドの供給が完了すると、フラップ折込み装
置36Aはスライダ366の下面の高さがフラップの折
込み線の高さになるように昇降基板364を下降させる
とともにシリンダ365を駆動して一対のスライダ36
6をケース1' 側に移動させることにより、スライダ3
66の下面をフラップに斜め上方から押下して片側のフ
ラップを内側に折り曲げる。
【0103】次に、フラップ折込み装置36Bは、シリ
ンダ367を駆動して移動ガイド368をケース1' 側
に前進させ、移動ガイドの下面で他方のフラップを内側
に折り曲げ、さらにフラップ折込み装置36Aで折り込
まれた状態のフラップの上まで移動ガイド368を移動
させる。
ンダ367を駆動して移動ガイド368をケース1' 側
に前進させ、移動ガイドの下面で他方のフラップを内側
に折り曲げ、さらにフラップ折込み装置36Aで折り込
まれた状態のフラップの上まで移動ガイド368を移動
させる。
【0104】このように、天部の2枚のフラップが折り
込まれて移動ガイド368で押さえられた状態になる
と、フラップ折込み装置36Aの一対のスライダ366
が上昇および後退され、フラップ搬入コンベア31の排
出動作と移動ガイド368の後退により、ケース1' は
フラップが折り曲げられた状態で移動される。
込まれて移動ガイド368で押さえられた状態になる
と、フラップ折込み装置36Aの一対のスライダ366
が上昇および後退され、フラップ搬入コンベア31の排
出動作と移動ガイド368の後退により、ケース1' は
フラップが折り曲げられた状態で移動される。
【0105】このとき、ケース1' の移動により移動ガ
イド368の両脇の折込みガイド369によって側部の
2枚のフラップが折り込まれ、この側部の2枚のフラッ
プを押さえられながらケース1' は搬出コンベア37で
バンド掛け装置38に送られる。そして、バンド掛け装
置38でケース1' の2箇所にバンドが掛けられ、封函
が完了して次工程に送られる。
イド368の両脇の折込みガイド369によって側部の
2枚のフラップが折り込まれ、この側部の2枚のフラッ
プを押さえられながらケース1' は搬出コンベア37で
バンド掛け装置38に送られる。そして、バンド掛け装
置38でケース1' の2箇所にバンドが掛けられ、封函
が完了して次工程に送られる。
【0106】(反転機)図26は封函部および第1バン
ド掛け部の次工程の反転部に設置された反転機の斜視図
であり、この反転機は、封函されたケースを搬入する第
1ローラコンベア41、ケースを90度反転する反転装
置42および反転したケースを搬出する第2ローラコン
ベア43を備えている。
ド掛け部の次工程の反転部に設置された反転機の斜視図
であり、この反転機は、封函されたケースを搬入する第
1ローラコンベア41、ケースを90度反転する反転装
置42および反転したケースを搬出する第2ローラコン
ベア43を備えている。
【0107】第1ローラコンベア41と第2ローラコン
ベア43は搬送方向が直角になるように第1ローラコン
ベア41の終端が第2ローラコンベア43の側面に対向
するように配設されており、反転装置42は第1ローラ
コントローラ41の終端と第2ローラコンベア43の側
面の間に配設されている。
ベア43は搬送方向が直角になるように第1ローラコン
ベア41の終端が第2ローラコンベア43の側面に対向
するように配設されており、反転装置42は第1ローラ
コントローラ41の終端と第2ローラコンベア43の側
面の間に配設されている。
【0108】反転装置42は、ケースの側面と底部を支
持する直交辺を有するY字型の2枚の支持板421と、
この2枚の支持板421を回動する駆動装置422を備
えている。また、第1ローラコンベア41の終端部と、
第2ローラコンベア43には、反転装置42の支持板4
21の直交辺の一方が収容されるように切込み部が形成
されており、この直交辺は第1ローラコンベア41,第
2ローラコンベア43のローラ上面より下になるように
収容される。
持する直交辺を有するY字型の2枚の支持板421と、
この2枚の支持板421を回動する駆動装置422を備
えている。また、第1ローラコンベア41の終端部と、
第2ローラコンベア43には、反転装置42の支持板4
21の直交辺の一方が収容されるように切込み部が形成
されており、この直交辺は第1ローラコンベア41,第
2ローラコンベア43のローラ上面より下になるように
収容される。
【0109】以上の構成により、反転装置42は、駆動
装置422の駆動により支持板421を図26の実線で
示した状態と二点鎖線で示した状態との間で図の矢印の
ように往復回動させ、図27(A) ,(B) ,(C) に示した
ように、第1ローラコンベア41に送られてきたケース
1' を支持板421で受け取り、支持板421を90度
回動させてケース1' を90度反転した状態で第2ロー
ラコンベア43上の載置する。これによって、ケース
1' は内部のプライウッドPが側部になるように反転さ
れ、第2ローラコンベア43で第2バンド掛け装置に送
られる。
装置422の駆動により支持板421を図26の実線で
示した状態と二点鎖線で示した状態との間で図の矢印の
ように往復回動させ、図27(A) ,(B) ,(C) に示した
ように、第1ローラコンベア41に送られてきたケース
1' を支持板421で受け取り、支持板421を90度
回動させてケース1' を90度反転した状態で第2ロー
ラコンベア43上の載置する。これによって、ケース
1' は内部のプライウッドPが側部になるように反転さ
れ、第2ローラコンベア43で第2バンド掛け装置に送
られる。
【0110】第2バンド掛け装置は前記第1バンド掛け
装置と同様に周知のものであり、反転機で反転されたケ
ースに対して、第1バンド掛け装置で掛けられたバンド
に対してプライウッド側の面で直交するように3箇所に
バンド掛けを行うものである。
装置と同様に周知のものであり、反転機で反転されたケ
ースに対して、第1バンド掛け装置で掛けられたバンド
に対してプライウッド側の面で直交するように3箇所に
バンド掛けを行うものである。
【0111】(中敷板供給機)図28は第2バンド掛け
装置の次工程に配設された中敷板供給機の平面図、図2
9は側面図、図30は正面図である。この中敷板供給機
は、第2バンド掛け部からケース1' を供給するケース
搬入ローラコンベア51、パレットに積載された中敷板
を整列させて搬入する中敷板搬入ローラコンベア52、
中敷板を積載していたパレットを排出するパレット排出
チェンコンベア53、パレット排出チェンコンベア53
の間に配設されている中敷板昇降台54、中敷板供給装
置55を備えている。
装置の次工程に配設された中敷板供給機の平面図、図2
9は側面図、図30は正面図である。この中敷板供給機
は、第2バンド掛け部からケース1' を供給するケース
搬入ローラコンベア51、パレットに積載された中敷板
を整列させて搬入する中敷板搬入ローラコンベア52、
中敷板を積載していたパレットを排出するパレット排出
チェンコンベア53、パレット排出チェンコンベア53
の間に配設されている中敷板昇降台54、中敷板供給装
置55を備えている。
【0112】ケース搬入ローラコンベア51の終端に
は、搬入されるケース1' を所定位置で停止させるため
のストッパ511が配設されるとともに、このストッパ
511によるケースの停止位置の側部にはケース1' の
位置を所定位置に整列するための整列装置512が配設
されている。
は、搬入されるケース1' を所定位置で停止させるため
のストッパ511が配設されるとともに、このストッパ
511によるケースの停止位置の側部にはケース1' の
位置を所定位置に整列するための整列装置512が配設
されている。
【0113】中敷板供給装置55は、中敷板昇降台54
とケース搬入ローラコンベア51におけるケースの停止
位置との間に掛け渡された2本のガイドレール56上に
摺動自在に配設されており、中敷板供給装置55はこの
ガイドレール56と平行にフレームに固定されたシリン
ダ57の駆動によって中敷板昇降台54とケース搬入ロ
ーラコンベア51の間を平行移動する。
とケース搬入ローラコンベア51におけるケースの停止
位置との間に掛け渡された2本のガイドレール56上に
摺動自在に配設されており、中敷板供給装置55はこの
ガイドレール56と平行にフレームに固定されたシリン
ダ57の駆動によって中敷板昇降台54とケース搬入ロ
ーラコンベア51の間を平行移動する。
【0114】また、中敷板供給装置55は、前記封函機
のプライウッド供給装置35と同様な構造になってお
り、ガイドレール56に掛け渡された基板551の下部
に4本のスライド軸552で保持されるとともにシリン
ダ553の駆動によって昇降する昇降基板554、この
昇降基板554の対向する2辺に配設されたそれぞれ一
対の挟持器555、他の対向する2辺にそれぞれ配設さ
れた整列装置556を備えている。
のプライウッド供給装置35と同様な構造になってお
り、ガイドレール56に掛け渡された基板551の下部
に4本のスライド軸552で保持されるとともにシリン
ダ553の駆動によって昇降する昇降基板554、この
昇降基板554の対向する2辺に配設されたそれぞれ一
対の挟持器555、他の対向する2辺にそれぞれ配設さ
れた整列装置556を備えている。
【0115】そして、中敷板供給装置55は、中敷板昇
降台54上の中敷板P' を保持してケース搬入ローラコ
ンベア51の上で停止し、このケース搬入ローラコンベ
ア51で搬入されてストッパ511で停止されたケース
1' の上に中敷板P' を載置する。
降台54上の中敷板P' を保持してケース搬入ローラコ
ンベア51の上で停止し、このケース搬入ローラコンベ
ア51で搬入されてストッパ511で停止されたケース
1' の上に中敷板P' を載置する。
【0116】ここで、ケース搬入ローラコンベア51に
よって搬入されるケースは、反転機4で90度反転され
ていて、ケース内部の2枚のプライウッドが側部に位置
するようにして搬入される。また、中敷板は段ボール枠
の側面に整合する寸法になっている。したがって、中敷
板がこのケース上に載置されると、ケース内に収容され
ているプライウッドと中敷板とは門型の構造となり、そ
の中に除骨葉が充填された状態となる。
よって搬入されるケースは、反転機4で90度反転され
ていて、ケース内部の2枚のプライウッドが側部に位置
するようにして搬入される。また、中敷板は段ボール枠
の側面に整合する寸法になっている。したがって、中敷
板がこのケース上に載置されると、ケース内に収容され
ているプライウッドと中敷板とは門型の構造となり、そ
の中に除骨葉が充填された状態となる。
【0117】そして、中敷板供給装置55を経たケース
は段積部に供給される。なお、中敷板は段積みされるケ
ースの間に配設するものであり、段積みされたとき最上
段となるケースについては中敷板が載置されないでその
まま中敷板供給装置55を通過する。
は段積部に供給される。なお、中敷板は段積みされるケ
ースの間に配設するものであり、段積みされたとき最上
段となるケースについては中敷板が載置されないでその
まま中敷板供給装置55を通過する。
【0118】図31は段積部に配設された段積機の平面
図、図32はその正面図、図33は図31におけるY−
Y矢視側面図、図34は図31におけるZ−Z矢視側面
図である。この段積機は、中敷板供給装置からのケース
1' を供給するケース搬入コンベア61、ケース搬入コ
ンベア61から供給されるケースを段積みする段積装置
62、段積装置62にパレットを供給するパレット供給
装置63、段積みされたケースを搬出する搬出コンベア
64を備えている。
図、図32はその正面図、図33は図31におけるY−
Y矢視側面図、図34は図31におけるZ−Z矢視側面
図である。この段積機は、中敷板供給装置からのケース
1' を供給するケース搬入コンベア61、ケース搬入コ
ンベア61から供給されるケースを段積みする段積装置
62、段積装置62にパレットを供給するパレット供給
装置63、段積みされたケースを搬出する搬出コンベア
64を備えている。
【0119】パレット供給装置63は、縦長直方体でパ
レットを積層して収容するパレット収容部631、パレ
ット収容部631の下端に配設されたパレット受け機構
632、パレット受け機構632の下部に配設された昇
降機633、およびこの昇降機633の両側にに配設さ
れたチェンコンベア634を備えている。
レットを積層して収容するパレット収容部631、パレ
ット収容部631の下端に配設されたパレット受け機構
632、パレット受け機構632の下部に配設された昇
降機633、およびこの昇降機633の両側にに配設さ
れたチェンコンベア634を備えている。
【0120】パレット受け機構632は、シリンダ63
2aの駆動により鎌型の受け爪632bが図31に二点
鎖線で示したように水平方向に回動するように構成され
ており、受け爪632bの先端がパレットの上面と下面
の間に挿入される。
2aの駆動により鎌型の受け爪632bが図31に二点
鎖線で示したように水平方向に回動するように構成され
ており、受け爪632bの先端がパレットの上面と下面
の間に挿入される。
【0121】パレット収容部631に積層されたパレッ
トは、通常は、パレット受け機構632の受け爪632
bを最下段のパレットの上面と下面の間に挿入すること
により保持されており、昇降機633がチェンコンベア
634の上面を超えてパレット受け機構632の爪部材
632aの下面近傍まで上昇され、この昇降機633が
パレットを受けて僅かに上昇すると、受け爪632bと
パレットとの接触が解かれて、シリンダ632aの駆動
により受け爪632bがパレットから解放される。
トは、通常は、パレット受け機構632の受け爪632
bを最下段のパレットの上面と下面の間に挿入すること
により保持されており、昇降機633がチェンコンベア
634の上面を超えてパレット受け機構632の爪部材
632aの下面近傍まで上昇され、この昇降機633が
パレットを受けて僅かに上昇すると、受け爪632bと
パレットとの接触が解かれて、シリンダ632aの駆動
により受け爪632bがパレットから解放される。
【0122】次に、昇降機633がパレット一枚分下降
した位置で停止し、受け爪632bが下から2番目のパ
レットに挿入され、昇降機633がさらに下降すると、
受け爪632bにより上段のパレットが保持されるとと
もに、昇降機633に載置されたパレットはチェンコン
ベア634上に載置される。そして、チェンコンベア6
34が駆動されて段積装置62にパレットが供給され
る。
した位置で停止し、受け爪632bが下から2番目のパ
レットに挿入され、昇降機633がさらに下降すると、
受け爪632bにより上段のパレットが保持されるとと
もに、昇降機633に載置されたパレットはチェンコン
ベア634上に載置される。そして、チェンコンベア6
34が駆動されて段積装置62にパレットが供給され
る。
【0123】段積装置62は、縦長直方体で段積みされ
るケースを囲うフレーム621と、その底部に配設され
た昇降コンベア622を備え、ケース搬入コンベア61
から供給されるケースおよびパレット供給装置63から
供給されるパレットが昇降コンベア622に載置され
る。
るケースを囲うフレーム621と、その底部に配設され
た昇降コンベア622を備え、ケース搬入コンベア61
から供給されるケースおよびパレット供給装置63から
供給されるパレットが昇降コンベア622に載置され
る。
【0124】また、フレーム621の搬入されるケース
の側部側には、昇降コンベア622に供給されたパレッ
トの位置を整列するパレット整列機構623、昇降コン
ベア621で上昇されたケースを受ける下段ケース受け
機構624および上段ケース受け機構625、下段ケー
ス受け機構624および上段ケース受け機構625で受
けたケースの位置をそれぞれ整列するケース整列機構6
26,627をそれぞれ備えている。
の側部側には、昇降コンベア622に供給されたパレッ
トの位置を整列するパレット整列機構623、昇降コン
ベア621で上昇されたケースを受ける下段ケース受け
機構624および上段ケース受け機構625、下段ケー
ス受け機構624および上段ケース受け機構625で受
けたケースの位置をそれぞれ整列するケース整列機構6
26,627をそれぞれ備えている。
【0125】以上の構成により、ケース搬入コンベア6
1から昇降コンベア621にケースが供給されると、ケ
ース1' は昇降コンベア622のストッパ621aによ
って所定位置に停止され、昇降コンベア622によって
上段ケース受け機構624の位置まで上昇される。
1から昇降コンベア621にケースが供給されると、ケ
ース1' は昇降コンベア622のストッパ621aによ
って所定位置に停止され、昇降コンベア622によって
上段ケース受け機構624の位置まで上昇される。
【0126】ケースが上昇されると、ケース整列機構6
27によってケースの位置が両側から所定位置に整列さ
れ、上段受け機構625のシリンダ625aの駆動によ
り受け爪625bがケース1' 側に回動されて昇降コン
ベア622上のケースがこの受け爪625bによって両
脇から受けられる。なお、昇降コンベア622の両側の
フレームは受け爪625bの先端が当たらないようにな
っている。
27によってケースの位置が両側から所定位置に整列さ
れ、上段受け機構625のシリンダ625aの駆動によ
り受け爪625bがケース1' 側に回動されて昇降コン
ベア622上のケースがこの受け爪625bによって両
脇から受けられる。なお、昇降コンベア622の両側の
フレームは受け爪625bの先端が当たらないようにな
っている。
【0127】昇降コンベア622が下降されると、中敷
板が載置されたケース1' が昇降コンベア622上に供
給さ、昇降コンベア622が再び上昇してケースが下段
ケース受け機構624の位置まで上昇され、ケース整列
機構626によってケースの位置が整列される。そし
て、上段受け機構625のシリンダ625aの駆動によ
り受け爪625bが解除されて、最初のケースが昇降コ
ンベア622上の2番目のケース上に載置される。
板が載置されたケース1' が昇降コンベア622上に供
給さ、昇降コンベア622が再び上昇してケースが下段
ケース受け機構624の位置まで上昇され、ケース整列
機構626によってケースの位置が整列される。そし
て、上段受け機構625のシリンダ625aの駆動によ
り受け爪625bが解除されて、最初のケースが昇降コ
ンベア622上の2番目のケース上に載置される。
【0128】ケースが2段積みされると昇降コンベア6
22がさらに上昇して2番目のケースが上段ケース受け
機構625の位置になると停止され、この2番目のケー
スが上段ケース受け機構625の受け爪625bによっ
て両脇から受けられ、昇降コンベア622は下降され
る。
22がさらに上昇して2番目のケースが上段ケース受け
機構625の位置になると停止され、この2番目のケー
スが上段ケース受け機構625の受け爪625bによっ
て両脇から受けられ、昇降コンベア622は下降され
る。
【0129】次に、中敷板が載置された3番目のケース
1' が昇降コンベア622に供給されると、昇降コンベ
ア622が上昇して下段ケース受け機構624の位置で
ケースが停止され、ケース整列機構626によってケー
スの位置が整列され、下段受け機構624のシリンダ6
24aの駆動により受け爪624bがケース1' 側に回
動されて昇降コンベア622上のケースがこの受け爪6
24bによって両脇から受けられる。
1' が昇降コンベア622に供給されると、昇降コンベ
ア622が上昇して下段ケース受け機構624の位置で
ケースが停止され、ケース整列機構626によってケー
スの位置が整列され、下段受け機構624のシリンダ6
24aの駆動により受け爪624bがケース1' 側に回
動されて昇降コンベア622上のケースがこの受け爪6
24bによって両脇から受けられる。
【0130】そして、この状態で、昇降コンベア622
が下降し、前記のようにパレット供給装置63から昇降
コンベア622上にパレットが供給されると、パレット
整列機構623によってパレットの位置が整列され、昇
降コンベア622が上昇してパレットが下段ケース受け
機構624の下で停止される。
が下降し、前記のようにパレット供給装置63から昇降
コンベア622上にパレットが供給されると、パレット
整列機構623によってパレットの位置が整列され、昇
降コンベア622が上昇してパレットが下段ケース受け
機構624の下で停止される。
【0131】次に、下段ケース受け機構624のシリン
ダ624aの駆動により受け爪624bが解除されて、
3番目のケースが昇降コンベア622上のパレットの上
に載置される。このパレットと3番目のケースは昇降コ
ンベア622で上昇されて上段ケース受け機構625の
直下で停止され、上段ケース受け機構625の受け爪6
25bが解除されて、1番目および2番目のケースが3
番目のケースの上に載置される。そして、昇降コンベア
622が下降され、パレット上に3段積みされたケース
が搬出コンベア64によって搬出される。
ダ624aの駆動により受け爪624bが解除されて、
3番目のケースが昇降コンベア622上のパレットの上
に載置される。このパレットと3番目のケースは昇降コ
ンベア622で上昇されて上段ケース受け機構625の
直下で停止され、上段ケース受け機構625の受け爪6
25bが解除されて、1番目および2番目のケースが3
番目のケースの上に載置される。そして、昇降コンベア
622が下降され、パレット上に3段積みされたケース
が搬出コンベア64によって搬出される。
【0132】上記の工程により、ケース1は図4のよう
に3段に段積みされる。なお、同図では簡単のために防
湿紙Sおよびバンドの図示を省略してある。図示のよう
に、各ケース1の側部でプライウッドPが立てられた状
態となるので、各ケース1は上からの力に対して潰れ難
くなる。また、上下に隣接するケース1の間には中敷板
P' が水平に配設され、この中敷板P' はその上のケー
ス1の底を支えるようになる。したがって、長期間貯蔵
しておいても、荷物崩れ等が生じない。
に3段に段積みされる。なお、同図では簡単のために防
湿紙Sおよびバンドの図示を省略してある。図示のよう
に、各ケース1の側部でプライウッドPが立てられた状
態となるので、各ケース1は上からの力に対して潰れ難
くなる。また、上下に隣接するケース1の間には中敷板
P' が水平に配設され、この中敷板P' はその上のケー
ス1の底を支えるようになる。したがって、長期間貯蔵
しておいても、荷物崩れ等が生じない。
【0133】また、ケース1のフラップfの折込長さ
(F)は開口部の各辺よりもかなり短くとるようにして
いるので、製函部に供給される段ボール枠Bのように折
り曲げた状態でも、通常の段ボール箱のようにフラップ
の折込長さが開口部の隣の辺の1/2を必要とする場合
よりも、折込長さが短い分だけ占有スペースが少なくな
り、省スペースが図れる。また、フラップfを折り曲げ
るときのフラップ先端部の回動半径が小さいので、フラ
ップfを折り曲げる工程で省スペースが図れ、組立装置
などをコンパクトにすることができる。
(F)は開口部の各辺よりもかなり短くとるようにして
いるので、製函部に供給される段ボール枠Bのように折
り曲げた状態でも、通常の段ボール箱のようにフラップ
の折込長さが開口部の隣の辺の1/2を必要とする場合
よりも、折込長さが短い分だけ占有スペースが少なくな
り、省スペースが図れる。また、フラップfを折り曲げ
るときのフラップ先端部の回動半径が小さいので、フラ
ップfを折り曲げる工程で省スペースが図れ、組立装置
などをコンパクトにすることができる。
【0134】なお、上記の実施例では、プライウッドP
と中敷板P' が木製である場合について説明したが、こ
れらのプライウッドPと中敷板P' は、合板、ポリプロ
ピレンボード等の板体でもよく、その材質は特に限定さ
れるものではない。さらに、上記の実施例では、箱体を
段ボールで形成しているが、厚紙など他の素材を用いる
ことができる。
と中敷板P' が木製である場合について説明したが、こ
れらのプライウッドPと中敷板P' は、合板、ポリプロ
ピレンボード等の板体でもよく、その材質は特に限定さ
れるものではない。さらに、上記の実施例では、箱体を
段ボールで形成しているが、厚紙など他の素材を用いる
ことができる。
【0135】また、上記の実施例では、段積みを行うと
きに中敷板をケース間に配置するようにしているが、こ
の中敷板はなくても段積みが可能であることはいうまで
もない。
きに中敷板をケース間に配置するようにしているが、こ
の中敷板はなくても段積みが可能であることはいうまで
もない。
【0136】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、直
方体の収容空間を形成する矩形筒状の箱体であって対向
する2つの開口の周囲各辺にフラップを有する箱体と、
該箱体の前記開口に整合する2枚の板体とを具備するた
ばこ原料ケースを用い、製函機により、前記箱体の一方
の開口を底部として該開口内に1枚の前記板体を収納し
て該開口側のフラップを閉じてたばこ原料ケースを製函
し、原料供給機により、この製函されたたばこ原料ケー
スに原料を圧搾して収容し、封函機により、このたばこ
原料が収容されたたばこ原料ケースの天部の開口内に1
枚の板体を収納して該開口側のフラップを閉じてたばこ
原料ケースを封函し、反転機により、この封函されたた
ばこ原料ケースを天部と底部とが側部となるように反転
し、段積機により、たばこ原料ケースを天部と底部とが
側部となるようにして段積みするようにしたので、たば
こ原料ケース内部の圧搾原料とフラップの間に板体が配
置された状態となり、かつ、板体が側部となるように段
積みされる。したがって、ケース自体が大きな容積を占
めることがなく、蔵置場所での省スペースを図ることが
でき、ケースの側面が特に上下の力に対して堅牢にな
り、段積みして長期間貯蔵する場合でも自重により荷崩
れすることがない。また、箱体は段ボール等によって構
成することができ、さらに、開口部分に板体が配置され
ているので、フラップの幅を小さくすることができ、ケ
ースに強度を持たせながらコストを低減することができ
る。
方体の収容空間を形成する矩形筒状の箱体であって対向
する2つの開口の周囲各辺にフラップを有する箱体と、
該箱体の前記開口に整合する2枚の板体とを具備するた
ばこ原料ケースを用い、製函機により、前記箱体の一方
の開口を底部として該開口内に1枚の前記板体を収納し
て該開口側のフラップを閉じてたばこ原料ケースを製函
し、原料供給機により、この製函されたたばこ原料ケー
スに原料を圧搾して収容し、封函機により、このたばこ
原料が収容されたたばこ原料ケースの天部の開口内に1
枚の板体を収納して該開口側のフラップを閉じてたばこ
原料ケースを封函し、反転機により、この封函されたた
ばこ原料ケースを天部と底部とが側部となるように反転
し、段積機により、たばこ原料ケースを天部と底部とが
側部となるようにして段積みするようにしたので、たば
こ原料ケース内部の圧搾原料とフラップの間に板体が配
置された状態となり、かつ、板体が側部となるように段
積みされる。したがって、ケース自体が大きな容積を占
めることがなく、蔵置場所での省スペースを図ることが
でき、ケースの側面が特に上下の力に対して堅牢にな
り、段積みして長期間貯蔵する場合でも自重により荷崩
れすることがない。また、箱体は段ボール等によって構
成することができ、さらに、開口部分に板体が配置され
ているので、フラップの幅を小さくすることができ、ケ
ースに強度を持たせながらコストを低減することができ
る。
【図1】本発明によるたばこ原料ケースの梱包および段
積の状態を示す図である。
積の状態を示す図である。
【図2】本発明の実施例におけるたばこ原料貯蔵ケース
を示す分解斜視図である。
を示す分解斜視図である。
【図3】本発明の実施例におけるたばこ原料貯蔵ケース
による梱包状態を示す一部破砕斜視図である。
による梱包状態を示す一部破砕斜視図である。
【図4】本発明の実施例における段積み状態を示す斜視
図である。
図である。
【図5】本発明の実施例のたばこ原料貯蔵ケースの寸法
を説明する図である。
を説明する図である。
【図6】本発明の実施例におけるたばこ原料工場の工程
を示す図である。
を示す図である。
【図7】本発明の実施例における製函機の平面図であ
る。
る。
【図8】本発明の実施例における製函機の正面図であ
る。
る。
【図9】本発明の実施例における段ボール枠供給装置の
側面図である。
側面図である。
【図10】本発明の実施例における段ボール枠保持機構
の斜視図である。
の斜視図である。
【図11】本発明の実施例における段ボール枠反転供給
部の動作説明図である。
部の動作説明図である。
【図12】本発明の実施例におけるプライウッド防湿紙
供給装置の平面図および側面図である。
供給装置の平面図および側面図である。
【図13】本発明の実施例における整列装置の正面図お
よび側面図である。
よび側面図である。
【図14】本発明の実施例における保持装置の断面図で
ある。
ある。
【図15】本発明の実施例における保持装置を駆動制御
する駆動系の要部ブロック図である。
する駆動系の要部ブロック図である。
【図16】本発明の実施例における組立装置一部破砕斜
視図である。
視図である。
【図17】本発明の実施例における組立装置の動作説明
図である。
図である。
【図18】本発明の実施例における組立装置と移動ガイ
ドの動作説明図である。
ドの動作説明図である。
【図19】本発明の実施例における予備折り曲げ装置の
要部を示す斜視図である。
要部を示す斜視図である。
【図20】本発明の実施例における除骨葉梱包機を示す
図である。
図である。
【図21】本発明の実施例における封函機の平面図であ
る。
る。
【図22】本発明の実施例における封函機の正面図であ
る。
る。
【図23】本発明の実施例における封函機の側面図であ
る。
る。
【図24】本発明の実施例におけるフラップ保持装置を
示す図である。
示す図である。
【図25】本発明の実施例におけるフラップ保持装置の
駆動状態を示す図である。
駆動状態を示す図である。
【図26】本発明の実施例における反転機の斜視図であ
る。
る。
【図27】本発明の実施例における反転機の動作説明図
である。
である。
【図28】本発明の実施例における中敷板供給機の平面
図である。
図である。
【図29】本発明の実施例における中敷板供給機の側面
図である。
図である。
【図30】本発明の実施例における中敷板供給機の正面
図である。
図である。
【図31】本発明の実施例における段積機の平面図であ
る。
る。
【図32】本発明の実施例における段積機の正面図であ
る。
る。
【図33】本発明の実施例における段積機の一部側面図
である。
である。
【図34】本発明の実施例における段積機の側面図であ
る。
る。
1…たばこ原料ケース、B…段ボール枠、f…フラッ
プ、S…防湿紙、P…プライウッド。
プ、S…防湿紙、P…プライウッド。
Claims (1)
- 【請求項1】 直方体の収容空間を形成する矩形筒状の
箱体であって対向する2つの開口の周囲各辺にフラップ
を有する箱体と、該箱体の前記開口に整合する2枚の板
体とを具備するたばこ原料ケースにたばこ原料を詰めて
封函および段積みを行うためのたばこ原料ケース詰め装
置であって、 前記箱体の一方の開口を底部として該開口内に1枚の前
記板体を収納するとともに該開口側の前記フラップを閉
じてたばこ原料ケースを製函する製函機と、 上記製函機で製函されたたばこ原料ケースに対して、該
たばこ原料ケースの天部の開口からたばこ原料を供給し
て該たばこ原料ケース内にたばこ原料を圧搾して収容す
るたばこ原料供給機と、 上記たばこ原料供給機でたばこ原料が収容されたたばこ
原料ケースに対して、該たばこ原料ケースの天部の開口
内に1枚の前記板体を収納するとともに該開口側の前記
フラップを閉じてたばこ原料ケースを封函する封函機
と、 該封函機で封函されたたばこ原料ケースを、該たばこ原
料ケースの天部と底部とが側部となるように反転する反
転機と、 該反転機で反転されたたばこ原料ケースを天部と底部と
が側部となるようにして段積みする段積機と、を備えた
ことを特徴とするたばこ原料ケース詰め装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6060627A JP3005149B2 (ja) | 1994-03-30 | 1994-03-30 | たばこ原料ケース詰め装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6060627A JP3005149B2 (ja) | 1994-03-30 | 1994-03-30 | たばこ原料ケース詰め装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07267201A true JPH07267201A (ja) | 1995-10-17 |
JP3005149B2 JP3005149B2 (ja) | 2000-01-31 |
Family
ID=13147737
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6060627A Expired - Fee Related JP3005149B2 (ja) | 1994-03-30 | 1994-03-30 | たばこ原料ケース詰め装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3005149B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109941522A (zh) * | 2019-04-19 | 2019-06-28 | 南京林业大学 | 一种箱体自动封箱、称重及堆垛一体化设备 |
CN110101107A (zh) * | 2019-06-21 | 2019-08-09 | 贵州大学 | 一种混合动力式的烤烟房 |
CN115303560A (zh) * | 2022-08-19 | 2022-11-08 | 厦门博视源机器视觉技术有限公司 | 一种折盒机的压上盖插耳装置 |
-
1994
- 1994-03-30 JP JP6060627A patent/JP3005149B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109941522A (zh) * | 2019-04-19 | 2019-06-28 | 南京林业大学 | 一种箱体自动封箱、称重及堆垛一体化设备 |
CN110101107A (zh) * | 2019-06-21 | 2019-08-09 | 贵州大学 | 一种混合动力式的烤烟房 |
CN110101107B (zh) * | 2019-06-21 | 2024-01-23 | 贵州大学 | 一种混合动力式的烤烟房 |
CN115303560A (zh) * | 2022-08-19 | 2022-11-08 | 厦门博视源机器视觉技术有限公司 | 一种折盒机的压上盖插耳装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3005149B2 (ja) | 2000-01-31 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19991109 |
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