JPH07266647A - 半円筒内面走査方式記録装置における感材吸着剥離機構及び方法 - Google Patents

半円筒内面走査方式記録装置における感材吸着剥離機構及び方法

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Publication number
JPH07266647A
JPH07266647A JP6061145A JP6114594A JPH07266647A JP H07266647 A JPH07266647 A JP H07266647A JP 6061145 A JP6061145 A JP 6061145A JP 6114594 A JP6114594 A JP 6114594A JP H07266647 A JPH07266647 A JP H07266647A
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JP
Japan
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sensitive material
semi
cylindrical drum
vacuum
air nozzle
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Withdrawn
Application number
JP6061145A
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English (en)
Inventor
Kazuaki Takahashi
一彰 高橋
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NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
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Publication date
Application filed by NEC Engineering Ltd filed Critical NEC Engineering Ltd
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  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 感材を半円筒ドラムの内面に密着させて安定
した記録を行い、かつ、感材を半円筒ドラムの内面から
容易に剥離させてスムーズに排出する。 【構成】 感材8が搬入ローラ11により半円筒ドラム
1の内面の感材記録位置まで送られて来ると、搬入側の
真空発生専用エアノズル3に真空発生を起こし、少しタ
イミングを遅らせてから搬出側の真空発生専用エアノズ
ル4に真空発生を起こして感材8を半円筒ドラム1の内
面に吸着させる。感材8の吸着後に光学系9により感材
8にデータを記録する。データの記録の終了後に、真空
破壊専用エアノズル5,6,7により感材8を半円筒ド
ラム1の内面から剥離させ、剥離された感材8を排出ロ
ーラ12により現像機側へ排出する。 【効果】 感材の半円筒ドラムへの不完全吸着を解消で
き、更に高湿度の環境下においても感材をスムーズに排
出できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ等の分野
の半円筒内面走査方式記録装置におけるエア(圧縮空
気)による感材吸着剥離機構及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の半円筒内面走査方式記録装置にお
ける感材吸着剥離機構及び方法は、図4に示すように半
円筒ドラム1の内面へ送り出された感材8が、感材記録
位置にて半円筒ドラム1の内面方向に沿ってライン状に
刻まれている数本のエア用溝2内の両端付近に設けてあ
る各1個のエアノズルから、同時に真空を発生させるこ
とにより、半円筒ドラム1の内面に吸着される。吸着後
に半円筒ドラム1の上方にセットされる光学系9により
感材8にデータを記録し、データ記録終了後に前記のエ
アノズルにより真空破壊を行い、感材8を半円筒ドラム
1の内面から剥離させて感材を現像機側へ排出する。
【0003】なお、感材8を半円筒ドラム1内に搬入ロ
ーラ11により搬入し、半円筒ドラム1内から排出ロー
ラ12により排出する。また、エアチューブ10には、
マイクロエジェクタ(ME)15、エアフィルタ(A
F)16が設けられている。
【0004】他の従来の技術としては、技術分野及び方
式が、本発明とは異なるが、ウエハやマスクを吸着離脱
可能とするめにチャックに真空口と吹き出し口とをそれ
ぞれ独立に設けた平板固定装置は、特開昭60−158
625号公報に記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の半円筒内面走査
方式記録装置における感材吸着剥離機構及び方法では、
数本のエア用溝内の両端の各1個のエアノズルから同時
に真空を発生させて同時に感材の吸着を行うと、半円筒
ドラム内面に感材が密着しない部分(殊に中央部分)が
発生した。また、高湿度の環境下においては、真空破壊
により感材を半円筒ドラムの内面から剥離させようとし
ても、感材が高湿度により半円筒ドラムの内面に密着し
たままの状態となり剥離し難かった。
【0006】そこで、本発明は、前記従来の技術の欠点
を改良し、感材を半円筒ドラムの内面に密着させて安定
した記録を行うことができるようにし、かつ、感材を半
円筒ドラムの内面から容易に剥離させてスムーズに排出
することができるように図るものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、半円筒ドラムの内面の周方向に沿ってライ
ン状に刻まれるエア用溝の両端付近に各少なくとも1個
の搬入側真空発生専用エアノズルと排出側真空発生専用
エアノズルとを有し、またエア用溝の半円筒ドラムの底
部付近に少なくとも1個の真空破壊専用エアノズルを有
し、まず搬入側真空発生専用エアノズルのみにより、次
に搬入側真空発生専用エアノズルと排出側真空発生専用
エアノズルとにより、それぞれ感材を半円筒ドラムの内
面に吸着し、続いて感材に記録後、更に真空破壊専用エ
アノズルにより感材を半円筒ドラムの内面から剥離する
半円筒内面走査方式記録装置における感材吸着剥離機構
及び方法を構成する。
【0008】
【実施例】以下に本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0009】図1に本発明の一実施例の概略の斜視図、
図2に感材の搬送方向に対して垂直に見た本発明の一実
施例の断面図を、それぞれ示す。図2に示す様に半円筒
ドラム1の内面周方向に沿ってランイ状に刻まれている
数本のエア用溝2の両端付近に真空発生専用エアノズル
3,4が、エア用溝2の半円筒ドラム1の底部付近に真
空破壊専用エアノズル5,6,7が設けられ、半円筒ド
ラム1の内面へ搬入ローラ11によって搬入されてきた
感材8は、半円筒ドラム1の内面に吸着された後、半円
筒ドラム1の上方にセットされる光学系9によりデータ
を記録され、排出ローラ12によって現像機側へ排出さ
れる。また、真空発生専用エアノズル3,4及び真空破
壊専用エアノズル5,6,7は、エアチューブ10によ
り電磁弁13,14、マイクロエジェクタ(ME)1
5、エアフィルタ(AF)16にそれぞれ接続される。
【0010】なお、マイクロエジェクタ15は、圧縮空
気により真空を発生させる機能を、エアフィルタ16
は、圧縮空気中の不純物を減少させる機能を、それぞれ
営む。
【0011】次に図2の構成による動作を図3によって
説明する。感材8が搬入ローラ11によって半円筒ドラ
ム1の内面の感材記録位置まで送られて来ると(図3
A)、真空発生専用エアノズル(搬入側)3に真空発生
を起こす(図3B)。このとき電磁弁13は閉じてい
る。少しタイミングを遅らせてから真空発生専用エアノ
ズル(搬出側)4に真空発生を起こして感材8を吸着さ
せる(図3C)。このとき電磁弁13は開いている。感
材8の吸着後に光学系9により感材8にデータを記録す
る(図3D)。データの記録の終了後に、真空破壊専用
エアノズル5,6,7により感材8を半円筒ドラム1の
内面から剥離させ(図3E)、剥離された感材8を排出
ローラ12により現像機側へ排出する(図3F)。この
とき電磁弁14は開いている。
【0012】このような機構及び方法を採用することに
より、従来の方式で問題となっていた感材8の半円筒ド
ラム1の内面への不完全吸着を解消でき、更に高湿度の
環境下においても感材排出がスムーズに出来るようにな
る。
【0013】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように、真空発
生・真空破壊それぞれ専用のエアノズルを設け、また真
空発生のタイミングを2段階に分けて行うことにより、
感材吸着時の感材の浮遊がなくなり、完全に半円筒ドラ
ムの内面に密着し常に安定した記録を行うことができ
る。更に、真空破壊時に半円筒ドラム内面底部のみから
エアを吹き出すことにより、半円筒ドラム内面と感材と
の間に一様なエア層が作られ、周囲の環境に左右されず
に感材排出がスムーズにできるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の概略の斜視図である。
【図2】本発明の一実施例の断面図である。
【図3】本発明の一実施例の動作図を順次(A)〜
(F)に示す。
【図4】従来の技術の断面図である。
【符号の説明】
1 半円筒ドラム 2 エア用溝 3 真空発生専用エアノズル(搬入側) 4 真空発生専用エアノズル(搬出側) 5〜7 真空破壊専用エアノズル 8 感材 9 光学系 10 エアチューブ 11 搬入ローラ 12 排出ローラ 13,14 電磁弁 15 マイクロエジェクタ(ME) 16 エアフィルタ(AF)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B65H 5/22 B

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半円筒ドラムの内面の周方向に沿ってラ
    イン状に刻まれるエア用溝の両端付近に各少なくとも1
    個の真空発生専用エアノズルを有し、またエア用溝の半
    円筒ドラムの底部付近に少なくとも1個の真空破壊専用
    エアノズルを有して、感材吸着時に真空発生専用エアノ
    ズルの真空発生タイミングをずらすことにより感材を半
    円筒ドラムの内面に吸着し、感材剥離時に真空破壊専用
    エアノズルにより感材を半円筒ドラムの内面から剥離す
    ることを特徴とする半円筒内面走査方式記録装置におけ
    る感材吸着剥離機構。
  2. 【請求項2】 半円筒ドラムの内面の周方向に沿ってラ
    イン状に刻まれるエア用溝の両端付近に各少なくとも1
    個の搬入側真空発生専用エアノズルと排出側真空発生専
    用エアノズルとを有し、またエア用溝の半円筒ドラムの
    底部付近に少なくとも1個の真空破壊専用エアノズルを
    有し、まず搬入側真空発生専用エアノズルのみにより、
    次に搬入側真空発生専用エアノズルと排出側真空発生専
    用エアノズルとにより、それぞれ感材を半円筒ドラムの
    内面に吸着し、続いて感材に記録後、更に真空破壊専用
    エアノズルにより感材を半円筒ドラムの内面から剥離す
    ることを特徴とする半円筒内面走査方式記録装置におけ
    る感材吸着剥離方法。
JP6061145A 1994-03-30 1994-03-30 半円筒内面走査方式記録装置における感材吸着剥離機構及び方法 Withdrawn JPH07266647A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6061145A JPH07266647A (ja) 1994-03-30 1994-03-30 半円筒内面走査方式記録装置における感材吸着剥離機構及び方法

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Publications (1)

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JPH07266647A true JPH07266647A (ja) 1995-10-17

Family

ID=13162652

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JP6061145A Withdrawn JPH07266647A (ja) 1994-03-30 1994-03-30 半円筒内面走査方式記録装置における感材吸着剥離機構及び方法

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JP (1) JPH07266647A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100784235B1 (ko) * 2006-08-11 2007-12-11 송형천 에어배출수단이 마련된 작업대를 구비한 검사장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100784235B1 (ko) * 2006-08-11 2007-12-11 송형천 에어배출수단이 마련된 작업대를 구비한 검사장치

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