JPH07266105A - バイト - Google Patents
バイトInfo
- Publication number
- JPH07266105A JPH07266105A JP7818494A JP7818494A JPH07266105A JP H07266105 A JPH07266105 A JP H07266105A JP 7818494 A JP7818494 A JP 7818494A JP 7818494 A JP7818494 A JP 7818494A JP H07266105 A JPH07266105 A JP H07266105A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hole
- cutting tool
- tip
- jetting
- injection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 クーラント液の給油穴の備わるバイトにお
いて、噴射方向の調整可能なバイトを提供する。 【構成】 バイトシャンク２の先端の先端に備わる底面
が半球の取付穴に、球状の噴射駒７を挿入させ、口元近
くに嵌合させた止め輪１０にて抜け防止する。噴射駒７
に貫通する噴射穴８は、給油穴５と連通させる。自由に
回転できる噴射穴８の開口方向を調整することにより、
切削状況に応じた最適な給油が選択できるようになる。
いて、噴射方向の調整可能なバイトを提供する。 【構成】 バイトシャンク２の先端の先端に備わる底面
が半球の取付穴に、球状の噴射駒７を挿入させ、口元近
くに嵌合させた止め輪１０にて抜け防止する。噴射駒７
に貫通する噴射穴８は、給油穴５と連通させる。自由に
回転できる噴射穴８の開口方向を調整することにより、
切削状況に応じた最適な給油が選択できるようになる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、クーラント液の給油穴
の備わるバイトに関する。
の備わるバイトに関する。
【０００２】
【従来の技術】たとえば図４に示すように、従来、クー
ラント液の給油穴の備わるバイト１において、噴射穴８
は、バイトシャンク２の後端から穿設された給油穴５の
先端付近で方向を変え、切れ刃チップ３に向けられて開
口するのが一般的である。
ラント液の給油穴の備わるバイト１において、噴射穴８
は、バイトシャンク２の後端から穿設された給油穴５の
先端付近で方向を変え、切れ刃チップ３に向けられて開
口するのが一般的である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
如きバイトは、開口方向や開口径などが固定されるため
に必ずしも最適とはなりえず、切りくずの流出方向やク
ーラント圧など切削状況の変動に対応することもできな
い。
如きバイトは、開口方向や開口径などが固定されるため
に必ずしも最適とはなりえず、切りくずの流出方向やク
ーラント圧など切削状況の変動に対応することもできな
い。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上の如き問
題に鑑みなされたもので、クーラント液の給油穴の備わ
るバイトにおいて、給油穴の先端に球状をなす噴射駒を
組込んだものである。そして、この噴射駒には貫通する
噴射穴が穿設されて、給油穴と連通するようにする。給
油穴より供給されるクーラント液は、前記噴射穴の先端
より、切れ刃チップに対して噴射供給される。
題に鑑みなされたもので、クーラント液の給油穴の備わ
るバイトにおいて、給油穴の先端に球状をなす噴射駒を
組込んだものである。そして、この噴射駒には貫通する
噴射穴が穿設されて、給油穴と連通するようにする。給
油穴より供給されるクーラント液は、前記噴射穴の先端
より、切れ刃チップに対して噴射供給される。
【０００５】
【作用】前記噴射駒は、たとえば穴用同心止め輪にて抜
け防止されるとともに、外からの力により動かせるよう
に組込まれる。噴射駒の本体は球体なので、噴射穴の開
口方向を自由にとることができる。
け防止されるとともに、外からの力により動かせるよう
に組込まれる。噴射駒の本体は球体なので、噴射穴の開
口方向を自由にとることができる。
【０００６】クーラント液の供給方向が最適となるよう
に調整することにより、冷却効果が高められ、高圧クー
ラント液の噴射においては、切りくずの破砕効果も改善
される。
に調整することにより、冷却効果が高められ、高圧クー
ラント液の噴射においては、切りくずの破砕効果も改善
される。
【０００７】
【実施例】次に、本発明バイトの一実施例について、図
を参照しながら説明する。
を参照しながら説明する。
【０００８】図１は、内径加工用のバイト１であり、バ
イトシャンク２の先端には、取付穴の備わる切れ刃チッ
プ３が締付ねじ４により装着されている。バイトシャン
ク２の後端からは、軸心に沿ってクーラント液の給油穴
５が先端近傍まで穿設されている。バイトシャンク２の
切りくずポケット６側より穿設された取付穴は、奥が半
球となった止り穴となっている。
イトシャンク２の先端には、取付穴の備わる切れ刃チッ
プ３が締付ねじ４により装着されている。バイトシャン
ク２の後端からは、軸心に沿ってクーラント液の給油穴
５が先端近傍まで穿設されている。バイトシャンク２の
切りくずポケット６側より穿設された取付穴は、奥が半
球となった止り穴となっている。
【０００９】図２は、前記バイト１のＡ−Ａ線に沿う断
面図であり、図３は、前記噴射駒７の斜視図である。球
状をなす噴射駒７の一部には円柱の突起があり、その先
端から球体を貫通する噴射穴８が備わっている。前記突
起はなくても構わない。
面図であり、図３は、前記噴射駒７の斜視図である。球
状をなす噴射駒７の一部には円柱の突起があり、その先
端から球体を貫通する噴射穴８が備わっている。前記突
起はなくても構わない。
【００１０】前記取付穴の最奥には、Ｏリング９が挿入
可能なように形成され、噴射駒７とともに組込まれる。
Ｏリング９は、噴射駒７とバイトシャンク２との間から
のクーラント液漏れを防止するためのものである。取付
穴の口元付近には内径溝を設けて、穴用同心止め輪１０
を嵌合させ、噴射駒７の抜け防止とする。この際、前記
内径溝の位置は、Ｏリング９が若干圧縮を受けるような
奥寄りの位置にして、噴射駒７が安易に動かないように
する。
可能なように形成され、噴射駒７とともに組込まれる。
Ｏリング９は、噴射駒７とバイトシャンク２との間から
のクーラント液漏れを防止するためのものである。取付
穴の口元付近には内径溝を設けて、穴用同心止め輪１０
を嵌合させ、噴射駒７の抜け防止とする。この際、前記
内径溝の位置は、Ｏリング９が若干圧縮を受けるような
奥寄りの位置にして、噴射駒７が安易に動かないように
する。
【００１１】以上のような構成のバイトによれば、球状
の本体をもつ噴射駒７は、その突起部が周囲の干渉を受
けない範囲で、上下左右自由に回転することができる。
噴射穴８の開口方向を調整し、給油穴５から供給される
クーラント液を、切れ刃チップ３に対し効果的に噴射で
きるようになる。
の本体をもつ噴射駒７は、その突起部が周囲の干渉を受
けない範囲で、上下左右自由に回転することができる。
噴射穴８の開口方向を調整し、給油穴５から供給される
クーラント液を、切れ刃チップ３に対し効果的に噴射で
きるようになる。
【００１２】なお、止め輪１０の代りに、中央に貫通穴
を有するドーナツ状のねじを用い、取付穴の口元側から
螺合させる方法も採ることができる。こちらの方が、噴
射駒７の交換は簡単となる。
を有するドーナツ状のねじを用い、取付穴の口元側から
螺合させる方法も採ることができる。こちらの方が、噴
射駒７の交換は簡単となる。
【００１３】
【発明の効果】以上のように、本発明によるバイトは、
噴射穴の開口方向を自由に決めることができるようにな
り、切削状況に応じて、最適なクーラント液の噴射が調
整できるようになる。
噴射穴の開口方向を自由に決めることができるようにな
り、切削状況に応じて、最適なクーラント液の噴射が調
整できるようになる。
【図１】本発明になるバイトの一実施例を示す正面図で
ある。
ある。
【図２】図１のＡ−Ａに沿う断面図である。
【図３】図１の噴射駒７の斜視図である。
【図４】従来のバイトの一事例を示す正面図である。
１ バイト ２ バイトシャンク ３ 切れ刃チップ ７ 噴射駒 ８ 噴射穴 ９ Ｏリング １０ 止め輪
Claims (1)
- 【請求項１】 棒状をなすバイトシャンク２には、軸心
に沿ってクーラント液の給油穴５が穿設され、先端部に
備わる切れ刃チップ３に対して、クーラント液が噴射供
給されるようにしたバイト１において、 前記給油穴５の先端には球状をなす噴射駒７が、取付穴
内に挿入されて組込まれるとともに、この噴射駒７内に
は、貫通する噴射穴８が穿設されて給油穴５と連通して
いることを特徴とするバイト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7818494A JPH07266105A (ja) | 1994-03-23 | 1994-03-23 | バイト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7818494A JPH07266105A (ja) | 1994-03-23 | 1994-03-23 | バイト |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07266105A true JPH07266105A (ja) | 1995-10-17 |
Family
ID=13654894
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7818494A Withdrawn JPH07266105A (ja) | 1994-03-23 | 1994-03-23 | バイト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07266105A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0791420A1 (en) * | 1996-02-28 | 1997-08-27 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Cutting tool |
| US20100196105A1 (en) * | 2009-02-02 | 2010-08-05 | Iscar, Ltd. | Cutting Tool Having a Retractable Nozzle |
| US20140270999A1 (en) * | 2013-03-16 | 2014-09-18 | Hsien-Jen Huang | Coolant delivery device for cutting tools |
| CN104741642A (zh) * | 2015-04-02 | 2015-07-01 | 黄冈高科铝业压铸有限公司 | 高效能车刀 |
-
1994
- 1994-03-23 JP JP7818494A patent/JPH07266105A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0791420A1 (en) * | 1996-02-28 | 1997-08-27 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Cutting tool |
| US20100196105A1 (en) * | 2009-02-02 | 2010-08-05 | Iscar, Ltd. | Cutting Tool Having a Retractable Nozzle |
| US8465232B2 (en) * | 2009-02-17 | 2013-06-18 | Iscar, Ltd. | Cutting tool having a retractable nozzle |
| US20140270999A1 (en) * | 2013-03-16 | 2014-09-18 | Hsien-Jen Huang | Coolant delivery device for cutting tools |
| CN104741642A (zh) * | 2015-04-02 | 2015-07-01 | 黄冈高科铝业压铸有限公司 | 高效能车刀 |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010605 |