JPH07265823A - ワーク洗浄装置 - Google Patents

ワーク洗浄装置

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JPH07265823A
JPH07265823A JP6347294A JP6347294A JPH07265823A JP H07265823 A JPH07265823 A JP H07265823A JP 6347294 A JP6347294 A JP 6347294A JP 6347294 A JP6347294 A JP 6347294A JP H07265823 A JPH07265823 A JP H07265823A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cleaning
oil
tank
work
liquid
Prior art date
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Pending
Application number
JP6347294A
Other languages
English (en)
Inventor
Heizaburo Kanai
平三郎 金井
Kimio Kondou
貴美夫 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Trinity Industrial Corp
Original Assignee
Trinity Industrial Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Trinity Industrial Corp filed Critical Trinity Industrial Corp
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Publication of JPH07265823A publication Critical patent/JPH07265823A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23GCLEANING OR DE-GREASING OF METALLIC MATERIAL BY CHEMICAL METHODS OTHER THAN ELECTROLYSIS
    • C23G1/00Cleaning or pickling metallic material with solutions or molten salts
    • C23G1/36Regeneration of waste pickling liquors

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
  • Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】洗浄能力の低下防止および排液中の油分の廃棄
処理の迅速容易化。 【構成】循環槽12から排出された濃縮排液を静止した
状態で収容して油分とその余の成分に分離可能に形成さ
れた静置槽21を設けた構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、切削加工で切削油が付
着した金属製品等のワークを洗浄して油分を除去可能な
ワーク洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のワーク洗浄装置の代表的な従来
例を図2に示す。図において、2は洗浄ゾーン,10は
洗浄液ろ過手段である。洗浄ゾーン2は、洗浄液でワー
ク(切削油が付着した金属製品等)Wを洗浄して,当該
ワークWに付着した油分を除去するゾーンで、この従来
例では洗浄液が収容された洗浄槽3内にワークWを浸漬
して油分を除去するものとされている。通常、洗浄液と
しては、水系の洗浄液が使用される。
【0003】また、洗浄液ろ過手段10は、循環ろ過部
11(循環槽12,限外ろ過器13,循環ポンプ14,
排出管15,戻し管16),排出管17A,17B,戻
し管17E,ポンプ18A,18Bおよび透過槽19を
含み、洗浄ゾーン2から排出された油分と洗浄液とを含
んでなる排液をろ過して油分が除去された排液を洗浄ゾ
ーン2に戻すことができるように構成されている。
【0004】詳しくは、洗浄槽2から排出管17Aおよ
びポンプ18Aを介して排液が循環槽12へ排出され
る。循環槽12内に収容された排液は、排出管15およ
び循環ポンプ14を介して限外ろ過器13へ送られる。
この限外ろ過器13で分離された油分の含有割合の高い
排液は戻し管16を通して循環槽12へ戻され、かつ透
過排液は透過槽19に一旦保留され、その後ポンプ18
Bおよび戻し管17Eで洗浄槽3へ戻される。
【0005】なお、循環槽12内に収容された排液は、
循環ろ過部11によるろ過作用が円滑に行なえるように
撹拌機(図示省略)を用いて撹拌されることが多い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した従
来の洗浄装置では、洗浄ゾーン2から排出された排液
を、油分を除去して洗浄ゾーン2へ戻して繰り返し使用
しているが、使用回数が増えるにつれて、洗浄液の分量
が減少するとともに洗浄能力も低下してくる。そのた
め、適時、洗浄液を補給しているが、減少分だけ継ぎ足
しても洗浄能力が回復せず、ワークWに付着した油分を
十分に除去することができない事態が生ずる。
【0007】そこで、従来はこのような事態が生じない
ように、大目に洗浄液を補給しているが、かかる補給に
よっても洗浄能力が回復しなくなった場合には、洗浄作
業を停止し、ワーク洗浄装置の洗浄液を全部交換してい
る。しかし、これでは洗浄作業の能率が大幅に低下して
しまうばかりか洗浄液の使用量も増大し、ランニングコ
ストが嵩むことになる。
【0008】また、上記した従来のワーク洗浄装置で
は、循環槽12内の排液の油分濃度が設定値を越えた場
合には、排液を廃棄しているが、廃棄量が多いため処理
に手間が掛かる。また、油分を除いた排液成分(洗浄液
成分)は再使用が可能であるが、かかる成分をも廃棄し
てしまうのは資源を無駄使いすることになり許され難
い。
【0009】そのため、排液中の油分のみを迅速かつ容
易に廃棄することのできる技術の開発も求められてい
る。
【0010】本発明の目的は、上記事情に鑑み、洗浄液
の補給量を大幅に減少させつつ洗浄能力の低下を長期間
にわたって防止することができ、かつ排液中の油分を迅
速かつ容易に廃棄することのできるワーク洗浄装置を提
供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】従来構造において、洗浄
液を目減り分だけ補給したのでは洗浄能力が回復しない
のは、洗浄液ろ過手段(10)で油分が除去されて洗浄
ゾーン(2)へ戻されてくる洗浄液中のある成分(例え
ば添加剤)が限外ろ過器(13)を透過しにくく減少し
てくることによるものと推測される。
【0012】したがって、洗浄ゾーン(2)へ洗浄液ろ
過手段から戻されてきた洗浄液中の成分を分析し、これ
と補給用の洗浄液中の成分とを比較すれば減少した成分
が判明することになり、この判明した成分だけを補給す
れば従来よりも補給量を大幅に減少させることができ
る。
【0013】しかし、洗浄液の成分は、洗剤メーカーの
企業秘密ともいえるものであり部外者は知ることができ
ず、しかも現在の分析技術では成分を精密に解明するの
は実際上不可能である。
【0014】ところで、洗浄液ろ過手段によって洗浄ゾ
ーンへ戻された排液中の減少成分は循環槽内へ収容され
ていることになる。してみると、循環槽内の排液を油分
とその余の成分(洗浄液不足成分)に分離し、当該洗浄
液不足成分を洗浄ゾーンに戻された排液中に加えれば、
新たに洗浄液を補給しなくとも洗浄能力は回復すること
になる。
【0015】本発明は、上記分析に基づき創成されたも
のである。詳しくは、本発明に係るワーク洗浄装置は、
洗浄液を使用してワークに付着した油分を除去する洗浄
ゾーンと、この洗浄ゾーンから排出された油分と洗浄液
とを含んでなる排液を収容する循環槽を有し,かつ循環
槽と限外ろ過器との間で排液を循環させつつ,限外ろ過
器で分離された油分の含有割合の高い排液を循環槽へ戻
すとともに透過排液を洗浄ゾーンに戻す洗浄液ろ過手段
とを備えたワーク洗浄装置において、前記循環槽から回
収した油分の含有割合の高い排液を静止した状態で収容
して油分とその余の成分に分離可能に形成された静置槽
と、を設けたことを特徴とする。
【0016】
【作用】上記構成による本発明の場合、循環槽から静置
槽へ回収した排液は、液流動が活発な循環槽とは異なり
静止された状態で収容される。この静置槽内に収容され
た排液は、既に循環槽内で濃縮され油分含有の割合が高
くなっているので、静止した状態では直ちに油分とその
途の成分とに分離される。したがって、油分を迅速かつ
容易に廃棄処理することができる。
【0017】また、静置槽内の油分を除いた成分は、洗
浄ゾーンへ戻されなかった洗浄液成分であるので、この
成分を洗浄ゾーンに戻されて使用される排液(洗浄液)
に補充すれば、洗浄能力を回復させることができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。本ワーク洗浄装置は、図1に示す如く、基本的構
成(洗浄ゾーン2,洗浄液ろ過手段10等)が従来例
(図2)と同一とされているが、新たに静置槽21を設
け、洗浄液の補給量を大幅に減少させつつ洗浄能力の低
下を長期間にわたって防止することができ、かつ排液中
の油分を迅速かつ容易に廃棄処理可能な構成とされてい
る。なお、従来例(図2)と共通する構成要素について
は同一の符号を付し、その説明を簡略化もしくは省略す
る。
【0019】静置槽21は、循環槽12から回収した油
分の含有割合の高い排液(濃縮排液)を静止した状態で
収容して、油分とその余の成分に分離可能に設けられて
いる。この実施例では、循環槽12内の排液(濃縮排
液)を回収管22および回収ポンプ23を用いて静置槽
21へ回収する構成とされている。
【0020】この静置槽21内に収容された濃縮排液
は、油分の含有割合が高く(いわゆるオイルリッチ
で)、しかもその余の成分である洗浄液成分には界面活
性剤が少量しか含まれないため、静止した状態では迅速
に油分とその余の成分に分離される。
【0021】本実施例では、静置槽21内で油分と分離
した洗浄液成分を自動的に洗浄ゾーン2の洗浄槽3へ補
充できるように、洗浄液不足成分補充手段26が設けら
れている。洗浄液不足成分補充手段26は、戻し管2
7,ポンプ28およびポンプ28を所定の手順で駆動制
御する制御装置(図示省略)とから構成されている。上
記ポンプ27を駆動すると、戻し管27の図中下端開口
部から洗浄液成分が吸引され上端開口部から洗浄槽3へ
吐出される。また、静止槽21の上部には、分離した油
分を排出するための排出管29が設けられている。
【0022】次に、この実施例の作用について説明す
る。循環槽12から静置槽21へ回収された排液は循環
槽12とは異なり静止された状態で収容される。この静
置槽21内で、排液は油分とその余の成分(洗浄液不足
成分)とに分離されるので、油分を迅速かつ容易に廃棄
処理することができる。また、洗浄液不足成分は、洗浄
液不足成分補充手段26によって洗浄槽3へ戻される。
したがって、洗浄槽3中の洗浄液の洗浄能力は回復され
る。
【0023】しかして、この実施例によれば、循環槽1
2から排出された濃縮排液を静止した状態で収容して油
分とその余の成分に分離可能に形成された静置槽21を
設けた構成としたので、洗浄液の補給・交換を行うこと
なく清浄能力の低下を長期間に渡って防止することがで
き、かつ油分の廃棄処置も迅速かつ容易に行える。
【0024】なお、上記実施例においては、静置槽21
内の油分を除いた成分(洗浄液不足成分)を洗浄液不足
成分補充手段26を用いて洗浄槽3へ戻す構成とした
が、洗浄液不足成分補充手段26を用いることなく手動
で洗浄槽3へ戻すようにしてもよい。かかる構成により
部品点数が減少して、より一層のコスト低減が図れる。
【0025】また、洗浄ゾーン2でワークWを洗浄槽3
の洗浄液中に浸漬して油分を除去する構成としたが、洗
浄槽3の代わりにシャワー装置(図示省略)や超音波利
用の洗浄装置等を設けてワークWに付着した油分を除去
するようにしてもよい。これにより、ワークWを搬送さ
せつつ洗浄することが可能となり、一段と作業能率を向
上させることができる。
【0026】また、ワークWとして切削油が付着した金
属製品を選定したが、他の油分付きのワーク(例えば、
射出成形されたプラスチック製品やICのチップ等)を
選定してもよい。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、循環槽から回収した油
分の含有割合の高い排液を静止した状態で収容して油分
とその余の成分に分離可能に形成された静置槽を設けた
構成としたので、洗浄液の補給・交換を行うことなく清
浄能力の低下を長期間に渡って防止することができ、か
つ油分の廃棄処理も迅速かつ容易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を説明するための図である。
【図2】ワーク洗浄装置の従来構成を説明するための図
である。
【符号の説明】
2 洗浄ゾーン 10 洗浄液ろ過手段 11 循環ろ過部 12 循環槽 13 限外ろ過器 14 循環ポンプ 15 排出管 16 戻し管 21 静置槽 22 回収管 26 洗浄液不足成分補充手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄液でワークに付着した油分を除去す
    る洗浄ゾーンと、この洗浄ゾーンから排出された油分と
    洗浄液とを含んでなる排液を収容する循環槽を有し,か
    つ循環槽と限外ろ過器との間で排液を循環させつつ,限
    外ろ過器で分離された油分の含有割合の高い排液を循環
    槽へ戻すとともに透過排液を洗浄ゾーンに戻す洗浄液ろ
    過手段とを備えたワーク洗浄装置において、前記循環槽
    から回収した油分の含有割合の高い排液を静止した状態
    で収容して油分とその余の成分に分離可能に形成された
    静置槽を設けたことを特徴とするワーク洗浄装置。
JP6347294A 1994-03-31 1994-03-31 ワーク洗浄装置 Pending JPH07265823A (ja)

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JP6347294A JPH07265823A (ja) 1994-03-31 1994-03-31 ワーク洗浄装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP6347294A JPH07265823A (ja) 1994-03-31 1994-03-31 ワーク洗浄装置

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JPH07265823A true JPH07265823A (ja) 1995-10-17

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ID=13230216

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JP6347294A Pending JPH07265823A (ja) 1994-03-31 1994-03-31 ワーク洗浄装置

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JP (1) JPH07265823A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106676558A (zh) * 2017-01-05 2017-05-17 宝钢工程技术集团有限公司 一种溶液循环过滤装置及方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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