JPH0726576U - 建具、家具および壁面材 - Google Patents

建具、家具および壁面材

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JPH0726576U JP5804393U JP5804393U JPH0726576U JP H0726576 U JPH0726576 U JP H0726576U JP 5804393 U JP5804393 U JP 5804393U JP 5804393 U JP5804393 U JP 5804393U JP H0726576 U JPH0726576 U JP H0726576U
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】障子紙の障子枠への取り付け、取り外し作業の
面倒さを取り除き、その作業が水を用いることなく乾燥
状態で、しかもその作業がワンタッチで可能な障子を創
出し提供する。また障子に限らず、ふすまやパーティシ
ョン、びょうぶ等に、またその他家具あるいは壁面に、
不織布、織布、編布等の布帛やあるいは紙を熟練を要せ
ずワンタッチで簡単に取り付け、取り外しを行うことを
可能とし、これまでにはない機能を付与した新しい建
具、家具、壁面等インテリア材を創出し提供する。 【構成】室空間の間仕切りを構成し、間仕切部材、装飾
部材あるいは/および機能部材としての紙もしくは布帛
3からなるシート状物を装着するようになした間仕切り
用建具において、建具はその表面に支柱とその上端に載
った鈎状ヘッドからなる微細係合素子を基体面上に林立
状態に形成させた極薄フアスナー2部材を取り付けたシ
ート状物の取り替えが容易な間仕切り用建具。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、紙や不織布、織布、編布等布帛のシート状物の取り付け、取り外し が容易で、しかもその反復取り替えが可能である間仕切り用建具、家具、壁面材 に関し、より具体的な代表例としては紙や布帛が容易に取り外し可能な障子、ふ すま、仕切り戸、パーティション、屏風あるいは壁面内装材、インテリア材に関 するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、本考案の対象の典型例としての障子を例にとって説明すれば、従来、 障子はその木枠にハケで水溶性の糊を塗り、その糊が乾かない内に紙(障子紙) をあてがってその糊面に貼り付け、その後上面から霧吹きを行って貼り付けた紙 が部分的に引き吊りや弛みが生じないようにしているが、この貼りあてた紙が破 れたり、汚れたりした場合の張り替え作業は上記周知の如く慎重で根気の要る作 業を必要とし、しかも取り除くべき旧紙の木枠からの除去作業も障子木枠を水で 濡らし紙と糊とをきれいに取り除かなければならない等根気のいるものであり、 しかもそのような作業は大体は寒い冬季に必要となるものであり、非常に面倒な ものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
したがって本考案の一つ大きな課題は、障子紙の障子枠への取り付け、取り外 し作業の面倒さを取り除き、その作業が水を用いることなく乾燥状態で、しかも その作業がいわばワンタッチで可能な障子を創出し提供せんとするものである。 また本考案の他の課題は、障子に限らず、ふすまやパーティション、びょうぶ 等に、またその他家具あるいは壁面に、不織布、織布、編布等の布帛やあるいは 紙を熟練を要せずワンタッチで簡単に取り付け、取り外しを行うことを可能とし 、この取り付け、取り外しの容易さを利用し、これまでにはない機能を付与した 新しい建具、家具、壁面等インテリア材を創出し提供せんとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の課題は以下のように構成することによって達成される。 すなわち、本考案は、 「室空間の間仕切りを構成し、間仕切部材、装飾部材あるいは/および機能部材 としての紙もしくは布帛からなるシート状物を装着するようになした間仕切り用 建具において、該建具はその表面に、支柱とその上端に載った鈎状ヘッドからな る微細係合素子を基体面上に林立状態に形成させた下記(1)〜(5)を満足す る極薄フアスナー部材を取り付けたことを特徴とする前記シート状物の取り替え が容易な間仕切り用建具。 (1)基体面からの係合素子の高さが0.1〜1.0mm、 (2)係合素子の支柱高さが0.1〜0.7mm、 (3)係合素子のヘッドの平面積が0.08〜0.35mm2、 (4)基体の厚みが0.08〜0.35mm、 (5)係合素子の密度が50〜400個/cm2、」 である。 また本考案は、 「間仕切部材、装飾部材あるいは/および機能部材としての紙もしくは布帛から なるシート状物を装着するようになした家具において、該家具はその表面に、支 柱とその上端に載った鈎状ヘッドからなる微細係合素子を基体面上に林立状態に 形成させた下記下記(1)〜(5)を満足する極薄フアスナー部材を取り付けた ことを特徴とする前記シート状物の取り替えが容易な家具。 (1)基体面からの係合素子の高さが0.1〜1.0mm、 (2)係合素子の支柱高さが0.1〜0.7mm、 (3)係合素子のヘッドの平面積が0.08〜0.35mm2、 (4)基体の厚みが0.08〜0.35mm、 (5)係合素子の密度が50〜400個/cm2、」 である。 さらにまた本考案は、 「室空間の間仕切りを構成し、間仕切部材、装飾部材あるいは/および機能部材 としての紙もしくは布帛からなるシート状物を装着するようになした壁面材にお いて、該壁面材はその表面に、支柱とその上端に載った鈎状ヘッドからなる微細 係合素子を基体面上に林立状態に形成させた下記(1)〜(5)を満足する極薄 フアスナー部材を取り付けたことを特徴とする前記装飾部材としてのシート状物 の取り替えが容易な壁面材。 (1)基体面からの係合素子の高さが0.1〜1.0mm、 (2)係合素子の支柱高さが0.1〜0.7mm、 (3)係合素子のヘッドの平面積が0.08〜0.35mm2、 (4)基体の厚みが0.08〜0.35mm、 (5)係合素子の密度が50〜400個/cm2、」 である。
【0005】 以下本考案を、本考案建具の具体的な代表例としての障子を例にとって説明す る。図1は障子の部分的な斜視図である。該障子は、その木枠1の表面には、接 着剤あるいはステープル等で極薄ファスナー2が取り付けられ、この取り付けら れた極薄ファスナー2表面に、対象となる障子紙あるいは障子紙に代わる布帛3 (以下単に障子紙3と略記することがある。)が係合するところを示す。図2は 該極薄ファスナー2と対象の障子紙3との係合部分をより拡大した部分的な断面 図である。即ち、極薄ファスナー2は基体4と該基体面上に形成された微細係合 素子5からなり、本例ではその基体4裏面に付与された接着剤6によって障子の 木枠1表面上に接着固定され、他方対象の障子紙3は、微細係合素子5との係合 のための微細ループあるいは/パイル7を含んだ起毛面8を形成していることを それぞれ示すものである。
【0006】 本考案の肝要点は、図1で示される障子の木枠1表面に取り付ける極薄ファス ナー2として、その係合素子5が極めて微細であることであり、したがって対象 とする障子紙は(オス側係合素子を係合させるために)従来のオス・メス型係合 のメス側ファスナーをいちいち取り付ける必要がない点である。またファスナー 2自体として極薄であり、障子表面にこのオス側ファスナー2を取り付ける際こ のオス側ファスナー2が嵩ばらないので、障子の木枠にそれを取り付けるための 掘り下げた段部を形成させることも基本的に必要がない点である。
【0007】 従来この種オス・メス型係合ファスナーは、例えば赤ちゃんのオムツカバーの 係合具として多用されているが、オス側部材の係合素子(フック素子)自体が大 きいものであるため、その係合相手、即ちメス側部材の係合素子(ループ素子) もそれに見合う大きなものでなければならず、小さいループ、パイルへは係合せ ず、通常の紙あるいは布帛へは係合しない。即ち、従来、糊で貼り付けていた障 子紙を、従来からの通常のファスナーのオス側部材を障子木枠面に取り付けるこ とによって、そのファスナーの係合で障子紙あるいは布帛等を取り付けようとし ても、該オス側部材の係合素子(フック素子)に障子紙を係合するようにするに は、該障子紙側にも、フック素子に見合うループ素子を具備させることが必要で 、必ずメス側部材の取り付けが必要となるのである。 しかし、これでは、取り付けるべき障子紙側にいちいちメス側部材を取り付け ることが必要となり、この点が、ファスナーで障子紙を取り付ける、というアイ デアの実現を実際上難しくしているのである。
【0008】 しかるに本考案は、オス側ファスナーの係合素子が微細なものとなれば通常の 紙でもそれを起毛することによって該起毛で生じるループ、パイルに係合し、ま た同様に不織布、織布、編布等布帛のループ、パイルにも係合することに着目し 、木枠1表面に取り付けるオス側ファスナー2として、その係合素子5を微細な ものとした極薄ファスナーを取り付けることによって、対象の障子紙3側には何 ら特別なループ、あるいはパイル素子をもった係合部材を取り付ける必要をなく し、これによって障子紙3の取り付け、取り外しが容易にできる本考案の課題を 解決したものである。
【0009】 本考案の手段は、単に従来の、障子戸への障子紙の取り付け、取り外し作業を 簡単にするといったことのみを解決するものではなく、取り付け、取り外しが容 易にできるというメリットを利用し、さらに布帛でもそれが容易に可能であるこ とを利用し、紙あるいは布帛に例えば、脱臭、放香、殺菌等種々の機能性を持た せることによって、あるいはまた該紙あるいは布帛の色や柄自由に変えることに よって、該紙あるいは布帛が単に間仕切部材あるいは装飾部材としての機能ばか りでなく種々の機能をもった機能部材としての特性を持った障子、仕切り戸、パ ーティション、衝立等の建具、家具並びに壁材として構成出来るものである。こ れは、従来のそれとは異なった新しい機能をもった建具、家具、壁材としてその 利用を拡大させる大きな効果を発生させるものであり、いわば新しいインテリア 素材を提供できるものである。 無論布帛の場合は、汚れた場合にはそれを取り外して洗浄することが可能で、 衛生上のメリットが大きいものである。
【0010】 本考案で用いる極薄ファスナーを構成する係合素子としては、鈎状ヘッドを有 するこの種いわゆるオス・メス型ファスナーのオス側ファスナーが用いられる。 ヘッドの形は、例えば倒立J字形、矢じり形、きの子状形、T字形等、微細ルー プ、パイルと引掛かる引掛部を有するいわゆる鈎状となっていることが必要で、 この鈎状ヘッドが以下に述べる微細寸法に構成されることによって、仕切り材、 装飾材あるいは機能材となる対象の紙あるいは布帛の裏面の起毛面、特にその微 細ループ、パイルに引っ掛かり、該紙あるいは布帛が容易に係合でき、また必要 ならば容易にその係合を解除でき、しかもその反復繰り返しが可能となるもので ある。
【0011】 係合素子の大きさは、基体シート面からの該係合そしの高さが0.1〜1.0 mmm、係合素子の支柱高さが0.1〜0.7mmであることが必要で、これら 寸法とすることによって該係合素子が形成されたファスナーとして薄くて表面の 滑らかなものをつくることができ、対象の紙あるいは布帛を厚くぼこぼこするこ となく、薄くすっきりと係合させることが出来るものである。しかし、上記下限 より低い高さのものとなると、対象の紙あるいは布帛の微細ループやパイルへの 挿入性が悪くなり、全体の係合力が不足することとなるので好ましくなく、また 逆に上限を越える高さのものとなると、ループ、パイルへ入る挿入スペースは大 きくなるものの、そのスペースは過剰であり、ファスナーとしての厚みが厚くな り、やはり対象の紙あるいは布帛のすっきりとした係合が望めないこととなり、 好ましくない。
【0012】 係合素子を林立状態で形成するための基体(シート状体)の厚みとしては、0 .08〜0.35mmが好ましい。この範囲より薄いものではファスナーとして の基材物性並びに係合の安定性が不安となり、成形性も悪くなる。逆にこの範囲 を越える厚いものとなると、ファスナーとして厚くなり、薄いファスナーを得る 方向からは好ましくない。
【0013】 本考案において係合素子のヘッドの平面積とは、係合素子(ヘッド)上方から 平行光線を当て面上に該ヘッドの影を投影させたときの該影の面積を言うもので あり、この面積が0.35mm2より大きいものとなるヘッドでは、ヘッドが過 大となり対象の紙あるいは布帛の微少ループあるいはパイルとの係合ができなく なるので好ましくない。好ましくは0.1〜0.32mm2である。
【0014】 係合素子の基体面上での間隔は0.1〜0.9mm程度であることが好ましく 、0.2〜0.7mmがより好ましいが、そのような間隔配列において、その密 度は50〜400個/cm2の範囲が必要である。50個/cm2未満の密度では 係合性能が落ちる。逆に400個/cm2を越える密度でも対象の紙あるいは布 帛のループ、パイルの挿入係合隙間が不足してきてやはり係合性能が低下して来 るので好ましくない。
【0015】 上記の如き構成を満足するファスナーは、例えば、この種ファスナーの押出成 形法として知られている成形法によって製造することができる。即ち、吐出孔と して、基体(シート状体)として吐出するための孔部と、該基体の上に配列する 複数列の、係合素子をつくるための、突起条として吐出するための孔部とを合わ せた孔を有するダイを用い、樹脂を該ダイを介して押出機から押出し、押出し直 後水浴等冷却浴で急冷却し基体とその上に載った複数列の突起条からなる連続し たテープ状あるいはシート状成形物とする。これをその後、成形物の長さ方向に 対して一定角度の刃角度に設定された高速回転するカッターにより前記成形物の 突起条に切れ目を入れ、その後これを延伸ロールを用いた延伸領域に導いて1. 5〜数倍の延伸を行うことによって、基体上に係合素子が林立状態で密植された かたちのテープ状あるいはシート状ファスナーを得ることができる。
【0016】 このファスナーを製造するための代表的な合成樹脂としては、ナイロン6、ナ イロン66、ナイロン610、ナイロン11またはそれ等の共重合体からなるポ リアミド類、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン類、ポリエチレ ンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレートで代表されるポリエステル類、 ポリウレタン類などが挙げられるが、これら樹脂に限定されない。
【0017】 本考案はこのようなファスナーの裏面に接着剤を塗布し、建具、壁面材、家具 に固定するものである。なお、この固定は、接着剤による固定に限られず、他の 例えば、ステープル針による機械的な固定であっても無論差し支えない。
【0018】 ファスナーを構成する(オス側)係合素子が微細鈎状素子であることに対応し 、該微細鈎状素子に装着することとなる対象となる紙あるいは布帛は少なくとも その表面部分に微細なループ、微細なパイルを有していることが必要であるが、 このようなものは、通常の紙および布帛においては、例えばその表面(ファスナ ーニに対応する表面)部分をブラシで起毛処理することによって構成することが 出来る。また特にメルトブロウ不織布を用いる場合には通常上記処理の必要がな くそのまま用いることが出来るし、またスパンボンド不織布あるいは水流絡合不 織布等においても極細繊維構成の場合には、メルトブロウ不織布の場合と同様上 記処理の必要がなくそのまま用いることが出来る。
【0019】
【考案の効果】
本考案は、建具、家具、壁面材へ装着すべき紙あるいは布帛の装着手段として 、該建具、家具、壁面材側へ微細な鈎状ヘッドの係合素子からなる(オス側)極 薄ファスナーを取り付けておくことにより、装着すべき紙あるいは布帛の装着が 極めて容易になり、その取り付け、取り外しが従来の方式のものに比べて格段に 容易になる。しかも、その取り付け、取り外しが容易にできるというメリットを 利用し、さらに布帛でもそれが容易に可能であることを利用し、紙あるいは布帛 の色や柄自由に変えることが出来、また紙あるいは布帛に脱臭、放香、殺菌等種 々の機能性を持たせることが出来、これによって従来の障子等の建具、家具、壁 面は単なる間仕切部材から装飾部材としての機能ばかりでなく種々の機能をもっ た機能部材としての特性を持ったものに構成出来るものである。 即ち本考案は、障子、仕切り戸、パーティション、衝立等の建具、家具並びに 壁材が、従来のそれとは異なった新しい機能をもった建具、家具、壁材としてそ の利用を拡大させる大きな効果を発生させるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案建具の一例を示す障子の部分的な斜視図
である。
【図2】障子に取り付けたファスナー2と対象の障子紙
3との係合部分をより拡大した部分的な断面図である。
【符号の説明】
1 障子の木枠 2 微薄ファスナー 3 障子紙あるいは布帛 4 ファスナー2の基体 5 ファスナー2の微細係合素子 6 接着剤(層) 7 障子紙あるいは布帛の微細ループあるいは/パイル 8 障子紙あるいは布帛の起毛面

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】室空間の間仕切りを構成し、間仕切部材、
    装飾部材あるいは/および機能部材としての紙もしくは
    布帛からなるシート状物を装着するようになした間仕切
    り用建具において、該建具はその表面に、支柱とその上
    端に載った鈎状ヘッドからなる微細係合素子を基体面上
    に林立状態に形成させた下記(1)〜(5)を満足する
    極薄フアスナー部材を取り付けたことを特徴とする前記
    シート状物の取り替えが容易な間仕切り用建具。 (1)基体面からの係合素子の高さが0.1〜1.0m
    m、 (2)係合素子の支柱高さが0.1〜0.7mm、 (3)係合素子のヘッドの平面積が0.08〜0.35
    mm2、 (4)基体の厚みが0.08〜0.35mm、 (5)係合素子の密度が50〜400個/cm2
  2. 【請求項2】間仕切部材、装飾部材あるいは/および機
    能部材としての紙もしくは布帛からなるシート状物を装
    着するようになした家具において、該家具はその表面
    に、支柱とその上端に載った鈎状ヘッドからなる微細係
    合素子を基体面上に林立状態に形成させた下記(1)〜
    (5)を満足する極薄フアスナー部材を取り付けたこと
    を特徴とする前記シート状物の取り替えが容易な家具。 (1)基体面からの係合素子の高さが0.1〜1.0m
    m、 (2)係合素子の支柱高さが0.1〜0.7mm、 (3)係合素子のヘッドの平面積が0.08〜0.35
    mm2、 (4)基体の厚みが0.08〜0.35mm、 (5)係合素子の密度が50〜400個/cm2
  3. 【請求項3】室空間の間仕切りを構成し、間仕切部材、
    装飾部材あるいは/および機能部材としての紙もしくは
    布帛からなるシート状物を装着するようになした壁面材
    において、該壁面材はその表面に、支柱とその上端に載
    った鈎状ヘッドからなる微細係合素子を基体面上に林立
    状態に形成させた下記(1)〜(5)を満足する極薄フ
    アスナー部材を取り付けたことを特徴とする前記シート
    状物の取り替えが容易な壁面材。 (1)基体面からの係合素子の高さが0.1〜1.0m
    m、 (2)係合素子の支柱高さが0.1〜0.7mm、 (3)係合素子のヘッドの平面積が0.08〜0.35
    mm2、 (4)基体の厚みが0.08〜0.35mm、 (5)係合素子の密度が50〜400個/cm2
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020070576A (ja) * 2018-10-30 2020-05-07 中井産業株式会社 建具様構造体

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