JP2585367Y2 - 固定具 - Google Patents

固定具

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JP2585367Y2
JP2585367Y2 JP1991061694U JP6169491U JP2585367Y2 JP 2585367 Y2 JP2585367 Y2 JP 2585367Y2 JP 1991061694 U JP1991061694 U JP 1991061694U JP 6169491 U JP6169491 U JP 6169491U JP 2585367 Y2 JP2585367 Y2 JP 2585367Y2
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JP
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plate
floor
fixing device
fixing
fixture
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邦彦 島村
俊一 佐藤
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Kuraray Co Ltd
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Kuraray Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、乗用車のトランク内や
カーペツト敷設床面、滑性床面などに置かれた移動・転
倒し易い物品を固定するための固定具、特に乗用車のト
ランク内に積み込んだ物品の転倒防止に適した取り付
け、取り外しの容易な固定具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】乗用車のトランク内に積み込んだ物品の
固定は難しく、通常丁寧に積み込んで荷崩れを防止して
いるにすぎない。また、住宅や事務所などにカーペット
敷設床面や滑性床面が多くなる一方で、可動性物品が身
近に使用され、その数も増加の一途にある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、乗用車
のトランク内に積み込んだ荷物は走行中に荷崩れを起こ
して物品が転倒して破損し、内容物が出てばらけたり、
流出することがある。しかしながらこの荷崩れを防止す
るための有効な手段がないのが現状である。
【0004】更に、住宅や事務所におけるカーペツト敷
設床面や滑性床面に置かれた可動性物品の殆どは移動防
止・転倒防止などの固定手段が採られていないため、そ
れらの物品に人がもたれ掛かったり、つまづくだけで移
動したり、転倒することがある。
【0005】本考案の目的は、乗用車のトランク内、カ
ーペツト敷設床面あるいは滑性床面などに置かれた可動
性物品や不安定な形状の物品などの移動・転倒を防止す
るための固定具を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は、プレートの適
宜の位置に設けた縦の折れ線部から所望の角度に折り曲
げられて被固定物品を固定する衝立てプレートの下部
に、該衝立てプレートに対して概略直角に外側または/
および内側に折れる床面固定プレートを設けると共に、
該床面固定プレートの床面に接する面に面フアスナーま
たは粘着剤層を設けたことを特徴とする固定具である。
【0007】
【作用】本考案の固定具は、少なくとも二つ折りのでき
る衝立てプレートと、該衝立てプレートの下部に衝立て
プレートに対して概略直角に外側または/および内側に
折れる床面固定プレートを設け、かつ該床面固定プレー
トの床面に接する面に係合素子群を有する面フアスナー
または粘着剤層を設けたことで、車のトランク内やカー
ペット敷設床面、滑性床面の任意の位置に固定具を容易
に着脱することができる。また面フアスナーおよび粘着
剤は平行な力に対して高い係合力を有するため、車のト
ランク内や床面に置かれた物品の周囲の任意の位置に固
定具を当接して床面に固定することで、物品の移動・転
倒が確実に防止できる。
【0008】
【実施例】次に、本考案の固定具を図面にて説明する。
図1は、本考案の固定具の使用例を示す斜視図であり、
パイル床面2に置かれた被固定物品3の角部に固定具1
を当てて固定したものである。図2は、図1に示す固定
具の展開図であり、固定具1は、被固定物品3の周囲に
当接する衝立てプレート4の適宜の位置に二つ折りので
きる折れ線部5を設けている。該衝立てプレート4は折
れ線部5から180度以内の所望の角度に矢印方向に折
り曲げられる。該衝立てプレートの下部にはプレートの
折れ線部7で衝立てプレートに対して概略直角に矢印方
向(外方向)に折り曲げる床面固定プレート6を設けて
いる。該床面固定プレート6の床面に接する面には面フ
アスナー8を接合している。床面固定プレート6を衝立
てプレート4に対して内方向に折り曲げる場合には折れ
線部7を図2に示す折れ線部と反対の面に設け、面フア
スナー8を折れ線部を設けた面に接合する必要がある。
【0009】図3は、他の固定具の展開図であり、固定
具1は、衝立てプレート4の適宜の位置に設けた二つ折
りのできる折れ線部5を挟んで180度以内の所望の角
度に折り曲げる衝立てプレートの下部に折れ線部7を設
け、該折れ線部7で衝立てプレートに対して概略直角に
内側に折り曲げる床面固定プレート6を設け、該床面固
定プレート6の床面に接する面に粘着剤9を付与してい
る。
【0010】図4は、本考案の固定具のさまざまな使用
状態を例示した斜視図であり、図4(1)は固定プレー
トを内側に折り曲げた固定具、図4(2)は固定プレー
トの一方は内側に、他方は外側に折り曲げた固定具、図
4(3)は3面の衝立てプレートを有する固定具であ
る。
【0011】本考案の固定具を構成する衝立てプレート
4および床面固定プレート6は、ポリエチレン、ポリプ
ロピレンなどのポリオレフインまたはオレフイン共重合
体、ポレスチレンまたはスチレン共重合体、ポリ塩化ビ
ニルまたは塩化ビニル共重合体などの熱可塑性樹脂、ま
たは熱硬化性樹脂などの通常使用される成形用合成樹
脂、木材または木材加工品、金属板または金属加工板な
どが使用できるが、成形加工の点で合成樹脂が好まし
い。また、合成樹脂をプレートに成形する際に、プレー
トの折れ線部に当たる部分に、該折れ線を跨ぐように合
成繊維や再生繊維など、または編織布や不織布などを挿
入しておくと、繰り返し折り曲げに対して安定なものと
なる。
【0012】プレートの形状や大きさは使用目的に応じ
て適宜設定されるが、物品は二面の衝立てプレートで固
定できるため、衝立てプレートは通常二面、必要に応じ
て三面ないし五面の多面プレートとすることができる。
合成樹脂製固定具の場合、通常厚さが2〜10mmのプレ
ートが用いられる。また各プレートの寸法は図2に示す
ように衝立てプレートは高さ(H1)20〜300mm、
一面の幅(W1)50〜200mmで、固定プレートは高
さ(H2)25〜80mm、一面の幅(W2)50〜200
mmである。
【0013】固定プレートに接合される面フアスナー
は、ポリエステル繊維、ポリアミド繊維、ポリオレフイ
ン系繊維、塩化ビニル系繊維などから選ばれた合成繊維
を製編織して得た編織製基材の一面に鈎状、きのこ状、
ループ状の係合素子群を有する織製または編製面フアス
ナー、ポリエステル、ポリアミド、ポリオレフイン、塩
化ビニル系重合体、ポリウレタンなどの熱可塑性樹脂、
あるいは熱硬化性樹脂を成形して得たシート状基材の一
面に鈎状、きのこ状、膨頭状、角状、棒状などの係合素
子群を有する成形面フアスナーから選ばれたものであ
る。
【0014】また、固定プレートに付与される粘着剤
は、着脱が容易で、取り外した後に粘着剤が残存した
り、繰り返し使用により粘着性が低下しない粘着剤で、
例えば、不飽和結合の50%以上が水素添加されたポリ
イソプレンまたはイソプレン・ブタジエン共重合体を主
体としたソフトセグメントと、ポリイソシアネートを主
原料にして重合した重合体またはポリウレタン系重合体
を基剤とし、可塑剤、粘着付与樹脂、粘着性調整剤など
を配合して調製した、ステンレス板に対する粘着剥離強
力が10〜1000g/cm、粘着剪断力が0.5〜5.0
Kg/cm2で、かつ表面が水拭きにより粘着賦活性を有す
る粘着剤が好適である。
【0015】
【考案の効果】本考案の固定具は、任意の位置に着脱が
可能で、自動車のトランク内やカーペツト敷設床面、滑
性床面などに置かれた可動性物品や不安定な形状の物品
などの移動・転倒を簡単に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の固定具の使用例を示す斜視図である。
【図2】本考案の固定具の展開図である。
【図3】本考案の他の固定具の展開図である。
【図4】本考案の固定具のさまざまな使用例を示す斜視
図である。
【符号の説明】
1 固定具、 2 パイル床面、 3 被固定物品、 4 衝立てプレート、 5 衝立てプレート折れ線、 6 固定プレート、 7 固定プレート折れ線、 8 面フアスナー、 9 粘着剤層面。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A44B 18/00 B60P 7/14

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プレートの適宜の位置に設けた縦の折れ
    線部から所望の角度に折り曲げられて被固定物品を固定
    する衝立てプレートの下部に、該衝立てプレートに対し
    て概略直角に外側または/および内側に折れる床面固定
    プレートを設けると共に、該床面固定プレートの床面に
    接する面に面フアスナーまたは粘着剤層を設けたことを
    特徴とする固定具。
JP1991061694U 1991-07-09 1991-07-09 固定具 Expired - Lifetime JP2585367Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1991061694U JP2585367Y2 (ja) 1991-07-09 1991-07-09 固定具

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JP1991061694U JP2585367Y2 (ja) 1991-07-09 1991-07-09 固定具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH054906U JPH054906U (ja) 1993-01-26
JP2585367Y2 true JP2585367Y2 (ja) 1998-11-18

Family

ID=13178618

Family Applications (1)

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6456334U (ja) * 1987-10-05 1989-04-07
JPH02106944U (ja) * 1989-02-13 1990-08-24

Also Published As

Publication number Publication date
JPH054906U (ja) 1993-01-26

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