JPH07265707A - 石油類の燃焼効率改善と排出ガスを減少させるセラミツクの製造法 - Google Patents
石油類の燃焼効率改善と排出ガスを減少させるセラミツクの製造法Info
- Publication number
- JPH07265707A JPH07265707A JP6096857A JP9685794A JPH07265707A JP H07265707 A JPH07265707 A JP H07265707A JP 6096857 A JP6096857 A JP 6096857A JP 9685794 A JP9685794 A JP 9685794A JP H07265707 A JPH07265707 A JP H07265707A
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- JP
- Japan
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- exhaust gas
- petroleums
- combustion efficiency
- ceramic
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- Pending
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- Silicates, Zeolites, And Molecular Sieves (AREA)
- Compounds Of Alkaline-Earth Elements, Aluminum Or Rare-Earth Metals (AREA)
- Catalysts (AREA)
- Liquid Carbonaceous Fuels (AREA)
- Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)
- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 天然ゼオライトの粉体と銀、カルシウム、酸
化銅、二酸化ケイ素及びアルミナの各粉体を混合して球
型状に形成し、これを電気炉で焼成処理し、これを車輌
等の石油類に濾過、通過させて燃焼効率の改良と排出ガ
スを減少するためのセラミツクの製造法である。 【構成】 天然のゼオライト鉱物の粉体と銀、カルシウ
ム、酸化銅、二酸化ケイ素及びアルミナの各粉体を混合
し、これを球型状に形成した後、電気炉で約４５０℃で
約１０時間焼成処理し、その後、徐々に８００℃迄上昇
させた状態で約３６時間に亘つて燃焼処理することによ
つて石油類の燃焼効率の改善と排出ガスを減少させる強
固で長期的に使用できるセラミツクの製造法である。
化銅、二酸化ケイ素及びアルミナの各粉体を混合して球
型状に形成し、これを電気炉で焼成処理し、これを車輌
等の石油類に濾過、通過させて燃焼効率の改良と排出ガ
スを減少するためのセラミツクの製造法である。 【構成】 天然のゼオライト鉱物の粉体と銀、カルシウ
ム、酸化銅、二酸化ケイ素及びアルミナの各粉体を混合
し、これを球型状に形成した後、電気炉で約４５０℃で
約１０時間焼成処理し、その後、徐々に８００℃迄上昇
させた状態で約３６時間に亘つて燃焼処理することによ
つて石油類の燃焼効率の改善と排出ガスを減少させる強
固で長期的に使用できるセラミツクの製造法である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、各種石油類の炭化水
素の分子集団を小さな集団に変えて燃焼効率を改善する
と共に、排出ガス中のＣＯ２、ＮＯＸの末焼炭化物等を
減少させ石油類の燃焼効率を高めるための石油類の燃焼
効率改善と排出ガスを減少させるセラミツクの製造法に
関するものである。
素の分子集団を小さな集団に変えて燃焼効率を改善する
と共に、排出ガス中のＣＯ２、ＮＯＸの末焼炭化物等を
減少させ石油類の燃焼効率を高めるための石油類の燃焼
効率改善と排出ガスを減少させるセラミツクの製造法に
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のこの種の石油類は、化石化された
炭化水素液体であるが、この炭化水素は、分子が１個づ
つばらばらに存在して集合しているのではなく、数拾
個、或は百個以上の分子が互いに水素結合して１個の塊
となり、分子集団を形成して存在している。そして、こ
れ等の分子集団をより小さな集団にするために水素結合
している結合鎖を切断することによつて小さな分子集団
にすることができると云うことが、これまでの研究、実
験により確認されている。このように分子集団が小さく
なると酸素と化合しやすくなり、燃焼効率が上昇し、更
に排ガスのＣＯ２、ＮＯＸ、末焼炭化物を著しく減少す
ることが種々の実験により確認されている。更に、従来
の製品で石油類の燃焼効率を改善するものとしては、磁
力線を石油類に照射する方法や、遠赤外線を照射すると
か、空気に遠赤外線を放射することにより酸素原子の振
動によつて燃焼効率を高めると云う様な製品が種々開発
されているが、この方法では経費がかさみ過ぎるもの、
又は自動車類には大変に良いが、他の燃焼機器には使用
できないと云つた欠点がある現状である。従来の上記の
様な製品は、経済効率が低く、省エネルギーとしての燃
費節減は３％乃至５％であり、排ガス及びデイーゼル車
の排ガスについてもほとんど変化がないものである。ま
た、ゼオライト鉱物を利用し排ガスを減少させる研究も
進んでいるが、１ヶ月程度で交換しなければならないと
云う持続性に欠ける欠点がある。
炭化水素液体であるが、この炭化水素は、分子が１個づ
つばらばらに存在して集合しているのではなく、数拾
個、或は百個以上の分子が互いに水素結合して１個の塊
となり、分子集団を形成して存在している。そして、こ
れ等の分子集団をより小さな集団にするために水素結合
している結合鎖を切断することによつて小さな分子集団
にすることができると云うことが、これまでの研究、実
験により確認されている。このように分子集団が小さく
なると酸素と化合しやすくなり、燃焼効率が上昇し、更
に排ガスのＣＯ２、ＮＯＸ、末焼炭化物を著しく減少す
ることが種々の実験により確認されている。更に、従来
の製品で石油類の燃焼効率を改善するものとしては、磁
力線を石油類に照射する方法や、遠赤外線を照射すると
か、空気に遠赤外線を放射することにより酸素原子の振
動によつて燃焼効率を高めると云う様な製品が種々開発
されているが、この方法では経費がかさみ過ぎるもの、
又は自動車類には大変に良いが、他の燃焼機器には使用
できないと云つた欠点がある現状である。従来の上記の
様な製品は、経済効率が低く、省エネルギーとしての燃
費節減は３％乃至５％であり、排ガス及びデイーゼル車
の排ガスについてもほとんど変化がないものである。ま
た、ゼオライト鉱物を利用し排ガスを減少させる研究も
進んでいるが、１ヶ月程度で交換しなければならないと
云う持続性に欠ける欠点がある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上記の様
な従来の実情に鑑みてなされたもので、石油類の分子集
団を小さくするためには、遠赤外線、陽イオン交換容量
の高い能力を有する物質、磁力線、レーザー光等に石油
類が接触又は混入、照射等の方法で分子集団が小さくな
ることが判明した。従つて、この発明は、経済効率を高
めるためにゼオライト鉱物等の各粉体を球型状に成形し
たものを焼成してセラミツクとし、石油類に接触させた
り、濾過や通過等を繰り返して使用できることを所期の
目的としている。
な従来の実情に鑑みてなされたもので、石油類の分子集
団を小さくするためには、遠赤外線、陽イオン交換容量
の高い能力を有する物質、磁力線、レーザー光等に石油
類が接触又は混入、照射等の方法で分子集団が小さくな
ることが判明した。従つて、この発明は、経済効率を高
めるためにゼオライト鉱物等の各粉体を球型状に成形し
たものを焼成してセラミツクとし、石油類に接触させた
り、濾過や通過等を繰り返して使用できることを所期の
目的としている。
【０００４】
【課題を解決すたるめの手段】この発明は、上記目的を
達成するために、天然のゼオライト鉱物の粉体と、銀カ
ルシウム、酸化銅、二酸化ケイ素、アルミナの各粉体を
混合して球型状に形成する。その後、電気炉に挿入して
約４５０℃で約１０時間焼成処理する。その後、徐々に
８００℃迄上昇させた状態で約３６時間処理して強固な
セラミツクを製造することを特徴とする方法である。
達成するために、天然のゼオライト鉱物の粉体と、銀カ
ルシウム、酸化銅、二酸化ケイ素、アルミナの各粉体を
混合して球型状に形成する。その後、電気炉に挿入して
約４５０℃で約１０時間焼成処理する。その後、徐々に
８００℃迄上昇させた状態で約３６時間処理して強固な
セラミツクを製造することを特徴とする方法である。
【０００５】
【実施例】次に、この発明の石油類等に使用するセラミ
ツクの製造法は、天然ゼオライト鉱物を使用する。これ
を粉体にしてパウダー状に加工する。また、銀、カルシ
ウムを粉体にすると共に、酸化銅と二酸化ケイ素（シリ
カ）を粉体に形成して、これをパウダー状に加工してな
るものである。以上の６種類のパウダー状に加工された
各鉱物の粉体を約５００℃で６０分間焼成処理する。次
に、この６種類の各粉体をプレミツクスする配合割合は
次の如くである。 １． 天然ゼオライト鉱物の粉体 ４０％ ２． 銀の粉体 １５％ ３． カルシウムの粉体 ２０％ ４． 酸化銅の粉体 １５％ ５． 二酸化ケイ素（シリカ） ５％ ６． アルミナの粉体 ５％ 上記の如くの割合で混合したものを所要の大きさの球型
状に加工し、これを電気炉に注入して加熱焼成する。そ
の加熱時間と温度は、最初４５０℃で約１０時間焼成処
理する。その後、徐々に８００℃迄上昇させた状態で約
３６時間温度を維持したままの状態で焼成する。以上の
様な工程で球型状のセラミツクを製造する。これを石油
類に濾過又は接触状態で使用し、燃焼効率が著しく向上
すると共に、不要な排ガスを少なくして所期の目的を達
成するものである。
ツクの製造法は、天然ゼオライト鉱物を使用する。これ
を粉体にしてパウダー状に加工する。また、銀、カルシ
ウムを粉体にすると共に、酸化銅と二酸化ケイ素（シリ
カ）を粉体に形成して、これをパウダー状に加工してな
るものである。以上の６種類のパウダー状に加工された
各鉱物の粉体を約５００℃で６０分間焼成処理する。次
に、この６種類の各粉体をプレミツクスする配合割合は
次の如くである。 １． 天然ゼオライト鉱物の粉体 ４０％ ２． 銀の粉体 １５％ ３． カルシウムの粉体 ２０％ ４． 酸化銅の粉体 １５％ ５． 二酸化ケイ素（シリカ） ５％ ６． アルミナの粉体 ５％ 上記の如くの割合で混合したものを所要の大きさの球型
状に加工し、これを電気炉に注入して加熱焼成する。そ
の加熱時間と温度は、最初４５０℃で約１０時間焼成処
理する。その後、徐々に８００℃迄上昇させた状態で約
３６時間温度を維持したままの状態で焼成する。以上の
様な工程で球型状のセラミツクを製造する。これを石油
類に濾過又は接触状態で使用し、燃焼効率が著しく向上
すると共に、不要な排ガスを少なくして所期の目的を達
成するものである。
【０００６】
【発明の効果】以上説明した如く、この発明のセラミツ
クの製造法による球型状のセラミツクを例えば、車輌等
に使用する石油類を瀘過及び通過等を繰り返して使用す
ることにより、燃焼効率を著しく向上せしめると共に、
排出ガス中のＣＯ２、ＮＯＸの末焼炭化物等を減少させ
る効果がある。また、天然のゼオライト鉱物の粉体と、
銀、カルシウム、酸化銅、二酸化ケイ素及びアルミナの
各粉体を混合して球型状に成形した後に、電気炉内で約
４５０℃で約１０時間処理、その後、徐々に８００℃迄
上昇させた状態で約３６時間処理したことにより、セラ
ミツクは、著しく硬化、強靭化され、耐用年数が延びる
と共に、安価で表面積の大きい強固な球体が形成される
効果がある。そして、使用に対しては、球体の状態で数
年間繰り返して使用ができる効果がある。また、このセ
ラミツクを使用すると、石油類に対する分子集団を小さ
な集団にして満遍なく酸素と化合して完全に燃焼され、
大きなエネルギーが得られる効果と、燃焼時間が延長さ
れることからＣＯ２、ＮＯＸの絶対量も少なくなり排ガ
ス濃度も著しく低下すると云う優れた効果がある。更
に、このセラミツクは、燃焼に必要とする酸素量も２０
％程度減少するため排ガス量も減少する効果がある。ま
た、石油等に用いる場合には、重量比で５％を石油類の
中に入れるが、濾材として石油類を濾過すれば、オクタ
ンカが著しく上がる効果がある。
クの製造法による球型状のセラミツクを例えば、車輌等
に使用する石油類を瀘過及び通過等を繰り返して使用す
ることにより、燃焼効率を著しく向上せしめると共に、
排出ガス中のＣＯ２、ＮＯＸの末焼炭化物等を減少させ
る効果がある。また、天然のゼオライト鉱物の粉体と、
銀、カルシウム、酸化銅、二酸化ケイ素及びアルミナの
各粉体を混合して球型状に成形した後に、電気炉内で約
４５０℃で約１０時間処理、その後、徐々に８００℃迄
上昇させた状態で約３６時間処理したことにより、セラ
ミツクは、著しく硬化、強靭化され、耐用年数が延びる
と共に、安価で表面積の大きい強固な球体が形成される
効果がある。そして、使用に対しては、球体の状態で数
年間繰り返して使用ができる効果がある。また、このセ
ラミツクを使用すると、石油類に対する分子集団を小さ
な集団にして満遍なく酸素と化合して完全に燃焼され、
大きなエネルギーが得られる効果と、燃焼時間が延長さ
れることからＣＯ２、ＮＯＸの絶対量も少なくなり排ガ
ス濃度も著しく低下すると云う優れた効果がある。更
に、このセラミツクは、燃焼に必要とする酸素量も２０
％程度減少するため排ガス量も減少する効果がある。ま
た、石油等に用いる場合には、重量比で５％を石油類の
中に入れるが、濾材として石油類を濾過すれば、オクタ
ンカが著しく上がる効果がある。
【０００７】
【実験例１】次に、本発明のセラミツクを車輌のガソリ
ンに走行使用した場合のテスト表を第１表に表す。
ンに走行使用した場合のテスト表を第１表に表す。
【０００８】
【表１】
【０００９】次に、この発明のセラミツクを使用しない
時の車輌の走行テスト表を第２表に示す。
時の車輌の走行テスト表を第２表に示す。
【００１０】
【表２】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｃ１０Ｌ 1/12 ＺＡＢ 6958−4Ｈ // Ｃ１０Ｇ 33/06 ＺＡＢ 6958−4Ｈ
Claims (1)
- 【請求項１】 天然のゼオライト鉱物の粉体と銀、カル
シウム、酸化銅、二酸化ケイ素及びアルミナの各粉体を
混合して球型状に形成した後、電気炉で約４５０℃で約
１０時間焼成処理し、その後、徐々に８００℃迄上昇さ
せた状態で約３６時間処理したことを特徴とする石油類
の燃焼効率改善と排出ガスを減少させるセラミツクの製
造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6096857A JPH07265707A (ja) | 1994-03-30 | 1994-03-30 | 石油類の燃焼効率改善と排出ガスを減少させるセラミツクの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6096857A JPH07265707A (ja) | 1994-03-30 | 1994-03-30 | 石油類の燃焼効率改善と排出ガスを減少させるセラミツクの製造法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07265707A true JPH07265707A (ja) | 1995-10-17 |
Family
ID=14176148
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6096857A Pending JPH07265707A (ja) | 1994-03-30 | 1994-03-30 | 石油類の燃焼効率改善と排出ガスを減少させるセラミツクの製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07265707A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030045371A (ko) * | 2001-12-04 | 2003-06-11 | 주식회사 선목신소재 | 원적외선 방사체 및 그의 제조방법 |
-
1994
- 1994-03-30 JP JP6096857A patent/JPH07265707A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030045371A (ko) * | 2001-12-04 | 2003-06-11 | 주식회사 선목신소재 | 원적외선 방사체 및 그의 제조방법 |
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