JP2896742B2 - 石油類の燃焼効率改善と排出ガスを減少させるセラミツクの製造法 - Google Patents
石油類の燃焼効率改善と排出ガスを減少させるセラミツクの製造法Info
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- JP2896742B2 JP2896742B2 JP6097853A JP9785394A JP2896742B2 JP 2896742 B2 JP2896742 B2 JP 2896742B2 JP 6097853 A JP6097853 A JP 6097853A JP 9785394 A JP9785394 A JP 9785394A JP 2896742 B2 JP2896742 B2 JP 2896742B2
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- petroleum
- combustion efficiency
- improves
- exhaust gas
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- Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、石油類の炭化水素の分
子集団を小さな集団に変え、燃焼効率を改善すると共
に、排出ガス中のＣＯ２、ＮＯＸの末燃炭化物等を減少
させ石油類の燃焼効率を高めるための石油類の燃焼効率
改善と排出ガスを減少させるセラミツクの製造法に関す
るものである。
子集団を小さな集団に変え、燃焼効率を改善すると共
に、排出ガス中のＣＯ２、ＮＯＸの末燃炭化物等を減少
させ石油類の燃焼効率を高めるための石油類の燃焼効率
改善と排出ガスを減少させるセラミツクの製造法に関す
るものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のこの種の石油類は、石化された炭
化水素液体であるが、この炭化水素は、分子が１個づつ
ばらばらに存在して集合しているのではなく、数拾個或
は百個以上の分子が互いに水素結合して１個の塊とな
り、分子集団を形成して存在している。これ等の分子集
団をより小さな集団にするために水素結合している結合
鎖を切断することにより小さな分子集団にすることがで
きると云うことが、これまでの研究、実験により確認さ
れている。この様に分子集団が小さくなると酸素と化合
しやすくなり、燃焼効率が上昇し、更に排ガスのＣ
Ｏ２、ＮＯＸ、末燃炭化物を著しく減少することが種々
の実験により確認されている現状である。更に、従来の
製品で石油類の燃焼効率を改善するものとしては、磁力
線を石油類に照射する方法や、遠赤外線を照射すると
か、空気に遠赤外線を放射することにより酸素原子の振
動により燃焼効率を高めるという様な製品が種々開発さ
れているが、これら方法では経費がかさみ過ぎるもの、
又は自動車類には大変に良いが、他の燃焼機器には使用
できないといつた欠点がある現状である。従来の上記の
様な製品は、経済効率が低く省エネルギーとしての燃費
節減は３％乃至５％であり、排ガス及びデイーゼル車の
排ガスについてもほとんど変化がないものである。ま
た、ゼオライト鉱物を利用して排ガスを減少させる研究
も進んでいるが、１ヶ月程度で交換しなければならない
と云う持続性に欠ける点がある。
化水素液体であるが、この炭化水素は、分子が１個づつ
ばらばらに存在して集合しているのではなく、数拾個或
は百個以上の分子が互いに水素結合して１個の塊とな
り、分子集団を形成して存在している。これ等の分子集
団をより小さな集団にするために水素結合している結合
鎖を切断することにより小さな分子集団にすることがで
きると云うことが、これまでの研究、実験により確認さ
れている。この様に分子集団が小さくなると酸素と化合
しやすくなり、燃焼効率が上昇し、更に排ガスのＣ
Ｏ２、ＮＯＸ、末燃炭化物を著しく減少することが種々
の実験により確認されている現状である。更に、従来の
製品で石油類の燃焼効率を改善するものとしては、磁力
線を石油類に照射する方法や、遠赤外線を照射すると
か、空気に遠赤外線を放射することにより酸素原子の振
動により燃焼効率を高めるという様な製品が種々開発さ
れているが、これら方法では経費がかさみ過ぎるもの、
又は自動車類には大変に良いが、他の燃焼機器には使用
できないといつた欠点がある現状である。従来の上記の
様な製品は、経済効率が低く省エネルギーとしての燃費
節減は３％乃至５％であり、排ガス及びデイーゼル車の
排ガスについてもほとんど変化がないものである。ま
た、ゼオライト鉱物を利用して排ガスを減少させる研究
も進んでいるが、１ヶ月程度で交換しなければならない
と云う持続性に欠ける点がある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述の様な
従来の実情に鑑みてなされたもので、石油類の分子集団
を小さくするためには、遠赤外線、陽イオン交換容量の
高い能力を有する物質、磁力線、レーザー光等に石油類
が接触又は混入、照射等の方法で分子集団が小さくなる
事が判明した。従つて本発明は、経済効率を高めるため
にゼオライト鉱物等の各粉体を球型状に形成したものを
焼成してセラミツクとし、石油類に接触させたり、濾過
や通過等を繰り返して使用できることを所期の目的とし
ている。
従来の実情に鑑みてなされたもので、石油類の分子集団
を小さくするためには、遠赤外線、陽イオン交換容量の
高い能力を有する物質、磁力線、レーザー光等に石油類
が接触又は混入、照射等の方法で分子集団が小さくなる
事が判明した。従つて本発明は、経済効率を高めるため
にゼオライト鉱物等の各粉体を球型状に形成したものを
焼成してセラミツクとし、石油類に接触させたり、濾過
や通過等を繰り返して使用できることを所期の目的とし
ている。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、天然のゼオライト鉱物の粉体と、金、
銅、カルシウム、白金及びアルミナの各粉体を混合して
球型状に形成する。その後、電気炉に入れ７５０℃で６
時間焼成処理する。その後、徐々に８８０℃迄上昇させ
た状態で１２時間処理して、強固なセラミツクを製造す
る方法を特徴としているものである。
成するために、天然のゼオライト鉱物の粉体と、金、
銅、カルシウム、白金及びアルミナの各粉体を混合して
球型状に形成する。その後、電気炉に入れ７５０℃で６
時間焼成処理する。その後、徐々に８８０℃迄上昇させ
た状態で１２時間処理して、強固なセラミツクを製造す
る方法を特徴としているものである。
【０００５】
【実施例】本発明の石油類等に使用するセラミツクの製
造法は、天然ゼオライト鉱物を使用する。これを粉体に
してパウダー状に加工する。また、金、銅、カルシウ
ム、白金及びアルミナ等を粉体に加工する。以上の６種
類の粉体状に加工された各鉱物を約５００℃で６０分間
焼成処理をする。この６種類の各粉体をプレミツクスす
る配合割合は、次の如くである。 １． 天然ゼオライト鉱物の粉体 ４０％ ２． 金の粉体 １５％ ３． 銅の粉体 １５％ ４． カルシウムの粉体 ２０％ ５． 白金の粉体 ５％ ６． アルミナの粉体 ５％ 上記の如くの割合で混合したものを所要の大きさの球型
状に加工して電気炉で加熱焼成する。その加熱時間と温
度は、最初に７５０℃で約６時間に亘つて加熱処理し、
その後、順次温度を上昇させて８８０℃迄上昇させた状
態で約１２時間に亘つて温度を維持したままの状態で焼
成する。以上の様な工程でセラミツクを製造し、これに
石油類を濾過したり、又は接触状態で使用し、燃焼効率
の著しい向上と、不要な排ガスを少なくして所期の目的
を達成するものである。
造法は、天然ゼオライト鉱物を使用する。これを粉体に
してパウダー状に加工する。また、金、銅、カルシウ
ム、白金及びアルミナ等を粉体に加工する。以上の６種
類の粉体状に加工された各鉱物を約５００℃で６０分間
焼成処理をする。この６種類の各粉体をプレミツクスす
る配合割合は、次の如くである。 １． 天然ゼオライト鉱物の粉体 ４０％ ２． 金の粉体 １５％ ３． 銅の粉体 １５％ ４． カルシウムの粉体 ２０％ ５． 白金の粉体 ５％ ６． アルミナの粉体 ５％ 上記の如くの割合で混合したものを所要の大きさの球型
状に加工して電気炉で加熱焼成する。その加熱時間と温
度は、最初に７５０℃で約６時間に亘つて加熱処理し、
その後、順次温度を上昇させて８８０℃迄上昇させた状
態で約１２時間に亘つて温度を維持したままの状態で焼
成する。以上の様な工程でセラミツクを製造し、これに
石油類を濾過したり、又は接触状態で使用し、燃焼効率
の著しい向上と、不要な排ガスを少なくして所期の目的
を達成するものである。
【０００６】
【発明の効果】以上の説明のように、本発明の製造法に
よる球型状のセラミツクを車輌に使用する石油類を濾過
及び通過等を繰り返して使用することにより、石油類の
燃焼効率を著しく向上せしめると共に、排出ガス中のＣ
Ｏ２、ＮＯＸの末燃炭化物等を減少させる効果と、天然
ゼオライト鉱物の粉体と金、銅、カルシウム、白金及び
アルミナ土類金属を含有する粘土鉱物等の各粉体を混合
して球型状に成形し、これを電気炉で約７５０℃で約６
時間に亘つて焼成処理し、その後、徐々に温度を上げて
８８０℃迄上昇させた状態で約１２時間処理したことに
より、球型状のセラミツクは、著しく硬化、強靭化さ
れ、表面積の大きい強固な球体が形成され、使用に対し
て成形物のまま破損なく繰り返し長期間に亘つて使用で
きる便利な効果がある。そして、この球体のセラミツク
を使用すると、石油類に対する分子集団を小さな集団に
して満遍なく酸素と化合して完全に燃焼され、大変に大
きいエネルギーが得られる効果と、燃焼時間が延長され
ることからＣＯ２及びＮＯＸの絶対量も少なくなり、排
ガス濃度も著しく低下すると云う優れた効果がある。ま
た、このセラミツクは、金、銅、白金及びアルミナ等の
金属類を充分に混合してあるので、従来のセラミツクと
比較しても強固さが向上し、耐用年数が数倍も延びると
云う優れた効果がある。更に、このセラミツクは、燃焼
に必要とする酸素量も２０％程度減少するため排ガス量
も減少する効果がある。また、石油類に用いる場合は、
重量比で５％を石油類の中に入れるか、濾材として石油
類を濾過すれば、著しく良好な効果を得られる特性があ
る。
よる球型状のセラミツクを車輌に使用する石油類を濾過
及び通過等を繰り返して使用することにより、石油類の
燃焼効率を著しく向上せしめると共に、排出ガス中のＣ
Ｏ２、ＮＯＸの末燃炭化物等を減少させる効果と、天然
ゼオライト鉱物の粉体と金、銅、カルシウム、白金及び
アルミナ土類金属を含有する粘土鉱物等の各粉体を混合
して球型状に成形し、これを電気炉で約７５０℃で約６
時間に亘つて焼成処理し、その後、徐々に温度を上げて
８８０℃迄上昇させた状態で約１２時間処理したことに
より、球型状のセラミツクは、著しく硬化、強靭化さ
れ、表面積の大きい強固な球体が形成され、使用に対し
て成形物のまま破損なく繰り返し長期間に亘つて使用で
きる便利な効果がある。そして、この球体のセラミツク
を使用すると、石油類に対する分子集団を小さな集団に
して満遍なく酸素と化合して完全に燃焼され、大変に大
きいエネルギーが得られる効果と、燃焼時間が延長され
ることからＣＯ２及びＮＯＸの絶対量も少なくなり、排
ガス濃度も著しく低下すると云う優れた効果がある。ま
た、このセラミツクは、金、銅、白金及びアルミナ等の
金属類を充分に混合してあるので、従来のセラミツクと
比較しても強固さが向上し、耐用年数が数倍も延びると
云う優れた効果がある。更に、このセラミツクは、燃焼
に必要とする酸素量も２０％程度減少するため排ガス量
も減少する効果がある。また、石油類に用いる場合は、
重量比で５％を石油類の中に入れるか、濾材として石油
類を濾過すれば、著しく良好な効果を得られる特性があ
る。
【０００７】
【実験例１】次に、本発明のセラミツクを車輌のガソリ
ンに走行照した場合のテスト表を第１表に表す。
ンに走行照した場合のテスト表を第１表に表す。
【０００８】
【表１】
【０００９】次に、本発明のセラミツクを使用しない時
の車輌の走行テスト表を第２表に示す。
の車輌の走行テスト表を第２表に示す。
【００１０】
【表２】
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 ＦＩ Ｃ１０Ｇ 33/06 ＺＡＢ Ｃ０４Ｂ 35/18 ＺＡＢＺ
Claims (1)
- 【請求項１】 天然ゼオライト鉱物の粉体と金、銅、カ
ルシウム、白金及びアルミナの各粉体を混合して所要の
球型状を形成した後、電気炉に挿入し、約７５０℃で約
６時間焼成処理し、その後、徐々に８８０℃迄上昇させ
た状態で約１２時間処理したことを特徴とする石油類の
燃焼効率改善と排出ガスを減少させるセラミツクの製造
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6097853A JP2896742B2 (ja) | 1994-03-31 | 1994-03-31 | 石油類の燃焼効率改善と排出ガスを減少させるセラミツクの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6097853A JP2896742B2 (ja) | 1994-03-31 | 1994-03-31 | 石油類の燃焼効率改善と排出ガスを減少させるセラミツクの製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07277812A JPH07277812A (ja) | 1995-10-24 |
| JP2896742B2 true JP2896742B2 (ja) | 1999-05-31 |
Family
ID=14203305
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6097853A Expired - Fee Related JP2896742B2 (ja) | 1994-03-31 | 1994-03-31 | 石油類の燃焼効率改善と排出ガスを減少させるセラミツクの製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2896742B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3786522B2 (ja) * | 1997-09-10 | 2006-06-14 | 日野自動車株式会社 | 排ガス浄化触媒 |
-
1994
- 1994-03-31 JP JP6097853A patent/JP2896742B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07277812A (ja) | 1995-10-24 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |