JPH07265616A - 温水循環処理装置 - Google Patents

温水循環処理装置

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Publication number
JPH07265616A
JPH07265616A JP6061576A JP6157694A JPH07265616A JP H07265616 A JPH07265616 A JP H07265616A JP 6061576 A JP6061576 A JP 6061576A JP 6157694 A JP6157694 A JP 6157694A JP H07265616 A JPH07265616 A JP H07265616A
Authority
JP
Japan
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hot water
water
tank
septic tank
drain
Prior art date
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Pending
Application number
JP6061576A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Noguchi
浩司 野口
Tomoyuki Iwai
智之 岩井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Energy Support Corp
Original Assignee
Energy Support Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Energy Support Corp filed Critical Energy Support Corp
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Publication of JPH07265616A publication Critical patent/JPH07265616A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 浄化槽より直接、収容ケース外へ水抜き可能
とするとともに、取り付け状態に係わらず常に水抜き作
業を容易に行う。 【構成】 槽本体16の上部には入水ポート19が設け
られ、下部には出水ポート20が設けられている。槽本
体16の底面には底孔16aが形成され、同底孔16a
にはドレンポート21が固定されている。ドレンポート
21は槽本体16の底面から下方に突出して取り付けら
れ、その内径部の雌ねじ21aには、槽本体16の内部
側或いは外部側からドレンねじ22が螺入されている。
また、基台6及びケース本体7に浄化槽12を固定した
状態では、ドレンポート21が基台6の孔6cを通って
基台6の下側に突出しており、浄化槽12からの排水は
ドレンポート21から直接、収容ケース外に排出され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、温水循環処理装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の温水循環処理装置において、箱
状の収容ケース内には、浄化槽が縦型に収容配置され、
その浄化槽の槽本体内には浄化材が収納されている。そ
して、温水循環用ポンプの駆動により、吸水側の流水通
路を介して温水が前記収容ケース内に吸入され、同収容
ケース内において浄化槽での温水の浄化が行われる。ま
た、その他、加熱,殺菌処理等が行われた後、排水側の
流水通路を介して温水が収容ケース外へ排出される。
【0003】一方、このような温水循環処理装置では、
運転に伴い浄化材に汚れが付着して浄化機能が低下する
ことから、定期的な浄化槽(浄化材)の洗浄が必要であ
る。この場合、浄化材は浄化槽から取り出されて水道水
等にて洗浄される。また、浄化槽については槽内底部に
設けた水抜き部より残水(温水)の水抜きが行われると
もに、シャワー等の使用による槽内洗浄が行われた後、
その排水が前記水抜き部を介して排出される。また、本
装置を長時間使用しない場合には、前記水抜き部を介し
て装置内の完全水抜きが行われるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、収容ケース
内にあっては浄化槽をはじめ、温水循環用ポンプ、殺菌
槽、加熱槽等が内装され、各槽間は流路管で連結されて
いる。そのため、収容ケース内はかなり密集しており、
上記した水抜き時に必要な浄化槽からの排水経路の確保
が面倒なものとなっていた。また、本装置を浴室内に設
置する場合、その設置方法としては、床上或いは浴槽縁
の棚上に据え置く方法(低所に配置する方法)、浴槽付
近の壁面に壁掛ける方法(高所に配置する方法)等があ
り、浴室内の設置スペースを考慮して適宜配置される。
そのため、温水循環処理装置の配置位置によっては浄化
槽の洗浄時等における水抜き作業が煩雑となることが考
えられ、同作業の簡易化が実現できる構造が望まれてい
た。
【0005】そこで、この発明は、浄化槽より直接、収
容ケース外へ水抜き可能とするとともに、取り付け状態
に係わらず常に水抜き作業を容易に行うことができる温
水循環処理装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は、槽本体内に浄化材を収納した浄化槽を
箱状の収容ケースに収容し、同収容ケース内とその外部
との間において流水通路を介して温水を吸入又は排水す
る温水循環処理装置であって、前記浄化槽の内部側或い
は外部側より選択的に開放及び閉鎖可能な水抜き部を、
同浄化槽の底部に突設し、同水抜き部を前記収容ケース
の底面に設けた孔からケース外部へ突出させたことを要
旨としている。
【0007】
【作用】この発明の構成によれば、浄化槽での温水の浄
化を行う際において、流水通路を介して温水が収容ケー
ス内に吸入される。このとき、浄化槽の底部に設けられ
た水抜き部を閉鎖しておくことで、温水が浄化槽内を流
通し浄化材による温水の浄化が行われ、その後、流水通
路を介して収容ケース外に排出される。
【0008】一方、例えば浄化槽を洗浄する場合等、浄
化槽内の水抜きを行う際には、水抜き部を開放して同水
抜き部から残水(温水或いは洗浄のための洗浄水を含
む)を排出させる。この場合、残水(抜き水)は水抜き
部から直接、収容ケースの外部に排出され、残水の収容
ケース内への漏れ出しが防止される。
【0009】また、この水抜き時において、温水循環処
理装置が床上た棚上等に据え置かれていれば、浄化槽の
内部側から水抜き部の開放及び閉鎖が行われ、同装置が
壁面に壁掛け配置されていれば、浄化槽の外部側から水
抜き部の開放及び閉鎖が行われる。このようにして、温
水循環処理装置の取り付け状態に係わらず常に水抜き作
業が容易に行われる。
【0010】
【実施例】以下、この発明を家庭用の浴室にて使用する
温水循環処理装置に具体化した実施例について図面に従
って説明する。
【0011】図2は温水循環処理装置1を浴室に取り付
けた状態を示す図であり、図3は温水循環処理装置1の
内部構成を示す図である。図2に示すように、温水循環
処理装置1は浴槽2付近の棚上に取り付けられている。
温水循環処理装置1の前面下部には、温水を吸入する流
水通路としての吸水管3と、処理された温水を排出する
流水通路としての排水管4とが設けられており、両管
3,4の下端には浴槽2の湯面下に配置された給排水ユ
ニット5が接続されている。なお、温水循環処理装置1
は図示の如く棚上に据え置く他に、床上に据え置いた
り、壁掛け配置したりすることもできる。
【0012】温水循環処理装置1は、前記吸水管3及び
排水管4を接続する基台6と、同基台6上に配設され前
後に分割可能なケース本体7と、ケース本体7上に配設
されその一部に上蓋9を有する上部フレーム8とを有し
ている。温水循環処理装置1の前面側においてケース本
体7には、同温水循環処理装置1の動作を操作するため
の操作パネル10が設けられており、その操作パネル1
0の裏側には、後述するポンプやヒータ等の駆動を制御
するための制御ボックス(図示しない)が収容されてい
る。
【0013】また、基台6には、図4に示すように、前
記吸水管3及び排水管4を基台6の前面側或いは両横面
側から取り出し可能とする各々一対の通孔27,28,
29が設けられている。この通孔27,28,29には
使用前において蓋片30が取り付けられているが、使用
する際に該当する通孔27,28,29の蓋片30が切
り抜かれ、その切抜口から吸水管3及び排水管4が取り
出されるようになっている(図では、前面側から管3,
4を取り出している)。なお、本実施例では、基台6と
ケース本体7と上部フレーム8とにより箱状の収容ケー
スが構成されている。
【0014】一方、図3に示すように、温水循環処理装
置1の内部には、ベーン式の温水循環用ポンプ(以下、
循環ポンプという)11と、浄化槽12と、加熱・殺菌
槽13とが配設されている。浄化槽12は、有底円筒状
をなす槽本体16と、その槽本体16上部に螺着された
蓋体17とを有している。槽本体16内には、袋状ネッ
トに入れられた二層の浄化材18a,18bが上下に収
納されている。上槽の浄化材としては例えば敷武石が用
いられ、下層の浄化材としては例えば麦飯石が用いられ
る。
【0015】加熱・殺菌槽13内には、温水を加熱する
ためのヒータ(図示しない)と殺菌するためのUVラン
プ(図示しない)とが配設されている。また、前記基台
6には、前記吸水管3を接続するための吸水ポート6a
と、前記排水管4を接続するための排水ポート6bとが
形成され、基台6の底部には下方から底板15が取り付
けられている。なお、この底板15は本装置が壁掛け配
置(高所配置)される時に取り付けられ、床上や棚上に
配置(低所配置)される場合には省略される。そして、
基台6の吸水ポート6aと循環ポンプ11との間、循環
ポンプ11と浄化槽12との間、浄化槽12と加熱・殺
菌槽13との間、加熱・殺菌槽13と基台6の排水ポー
ト6bとの間がそれぞれ流路管14a〜14dにて接続
されている。
【0016】このように構成された温水循環処理装置1
では、循環ポンプ11の駆動に伴い浴槽2から吸水管3
を介して温水が吸い上げられるとともに、同温水が流路
管14aを介して循環ポンプ11に導かれる。そして、
循環ポンプ11から排出された温水は、流路管14bを
介して浄化槽12に導かれ、同浄化槽12内を通過する
際に脂肪、有機物等の汚れが取り除かれる。その後、温
水は流路管14cを介して加熱・殺菌槽13に導かれ、
ヒータによる加熱とUVランプによる殺菌とがなされた
後、流路管14d及び排水管4を介して浴槽2に戻され
る。このようにして温水は常に所定温度に保温されると
ともに、浄化及び殺菌され清潔に保たれる。
【0017】図1は、本発明の要部を説明するための浄
化槽12の断面図である。図1において、槽本体16に
はその上部に入水ポート19が設けられ、その下部に出
水ポート20が設けられている(両ポート19,20
は、槽本体16と別体でも可)。出水ポート20の上方
には段部31が形成されており、同段部31には複数の
孔32aを有する仕切板32が載置されている。
【0018】また、槽本体16の底面には底孔16aが
形成され、同底孔16aにはドレンポート21が固定さ
れている。ドレンポート21は槽本体16の底面から下
方に突出して取り付けられ、その内径部には上端から下
端に亘って雌ねじ21aが形成されている。ドレンねじ
22はつまみ22aを有しており、パッキン23を介し
て前記ドレンポート21の雌ねじ21aに螺着される。
この場合、ドレンポート21の下側から(図1に実線で
示す状態)或いはドレンポート21の上側から(図1に
二点鎖線で示す状態)、ドレンねじ22が取り付けられ
る。即ち、ドレンねじ22は槽内部からも槽外部からも
螺合可能であり、高所配置の場合には槽外部(図の下
側)から、低所配置の場合には槽内部(図の上側)から
着脱される。ドレンポート21の先端部にはドレン用ホ
ースHが接続可能となっている。なお、本実施例では、
ドレンポート21及びドレンねじ22により水抜き部が
構成されている。
【0019】そして、基台6及びケース本体7に浄化槽
12を固定した図1の状態では、ドレンポート21が基
台6の孔6cを通って基台6の下側に突出している。そ
のため、浄化槽12内の残水等を排出する際には、その
残水は直接、ドレンポート21から排出され基台6より
も上方のケース本体7内に漏れ出ないようになってい
る。
【0020】蓋体17において、その上面中央には槽内
部の空気を抜くためのエア開放孔24が形成され、同エ
ア開放孔24にはパッキン26を介してエアキャップ2
5が螺着されている。
【0021】図4は、温水循環処理装置1を壁掛け配置
(高所配置)する場合において、同装置1を下方から見
た分解斜視図である。この場合、浄化槽12の水抜き部
において、ドレンポート21には下方からドレンねじ2
2が取り付けられている。基台6の底部には、一部に切
欠部15a(破線で示す部位)を有する底板15が取り
付けられる。そして、その水抜き部の下方に位置する切
欠部15aを介してドレンねじ22が容易に取り外さ
れ、ドレンポート21からの水抜きが行われるようにな
っている。
【0022】以上詳述したように本実施例では、浄化槽
12での温水の浄化を行う際において、吸水管3を介し
て温水が収容ケース(基台6,ケース本体7,上部フレ
ーム8から構成されるケース)内に吸入される。このと
き、浄化槽12の底部のドレンポート21を閉鎖してお
くことで、温水が浄化槽12内を流通し浄化材18a,
18bによる温水の浄化が行われ、その後、排水管4を
介して収容ケース外に排出される。
【0023】一方、例えば浄化槽12を洗浄する場合
等、浄化槽12内の水抜きを行う際には、ドレンポート
21を開放して同ポート21から残水(温水或いは洗浄
のための洗浄水)を排出させる。この場合、残水(抜き
水)はドレンポート21により収容ケースの外部に排出
され、残水の収容ケース内への漏れ出しを防止すること
ができる。
【0024】また、この水抜き時において、温水循環処
理装置1が床上や棚上等に据え置かれていれば、浄化槽
12の内部側からドレンポート21の開放及び閉鎖が行
われ、同装置1が壁面に壁掛け配置されていれば、浄化
槽12の外部側からドレンポート21の開放及び閉鎖が
行われる。つまり、温水循環処理装置1の取り付け状態
に関係なく、同装置1の配置状態のままドレンポート2
1の開閉作業を行うことができ、常に水抜き作業を容易
に行うことができる。
【0025】なお、本発明における浄化槽とは、物理的
な濾過機能により温水の浄化を行うものも含み、本発明
は濾過機能を備えた浄化槽や浄化槽と濾過槽とを別々の
二槽にて構成する場合にも適用できるものである。
【0026】
【発明の効果】この発明によれば、浄化槽より直接、収
容ケース外へ水抜き可能とするとともに、取り付け状態
に係わらず常に水抜き作業を容易に行うことができると
いう優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】浄化槽の構成を示す断面図である。
【図2】浴室での温水循環処理装置の取り付け状態を示
す斜視図である。
【図3】温水循環処理装置の構成を示す正断面図であ
る。
【図4】底板の取り付け状態を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1…温水循環処理装置、3…流水通路としての吸水管、
4…流水通路としての排水管、6…収容ケースを構成す
る基台、6c…孔、7…収容ケースを構成するケース本
体、8…収容ケースを構成する上部フレーム、12…浄
化槽、18a,18b…浄化材、19…入水ポート、2
0…出水ポート、21…水抜き部としてのドレンポー
ト、22…水抜き部としてのドレンねじ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 槽本体内に浄化材を収納した浄化槽を箱
    状の収容ケースに収容し、同収容ケース内とその外部と
    の間において流水通路を介して温水を吸入又は排水する
    温水循環処理装置であって、 前記浄化槽の内部側或いは外部側より選択的に開放及び
    閉鎖可能な水抜き部を、同浄化槽の底部に突設し、同水
    抜き部を前記収容ケースの底面に設けた孔からケース外
    部へ突出させたことを特徴とする温水循環処理装置。
JP6061576A 1994-03-30 1994-03-30 温水循環処理装置 Pending JPH07265616A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6061576A JPH07265616A (ja) 1994-03-30 1994-03-30 温水循環処理装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6061576A JPH07265616A (ja) 1994-03-30 1994-03-30 温水循環処理装置

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Publication Number Publication Date
JPH07265616A true JPH07265616A (ja) 1995-10-17

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ID=13175097

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JP6061576A Pending JPH07265616A (ja) 1994-03-30 1994-03-30 温水循環処理装置

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