JPH07265059A - ボツリオコッカス属純化株の製造法と純化株 - Google Patents

ボツリオコッカス属純化株の製造法と純化株

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JPH07265059A
JPH07265059A JP6063481A JP6348194A JPH07265059A JP H07265059 A JPH07265059 A JP H07265059A JP 6063481 A JP6063481 A JP 6063481A JP 6348194 A JP6348194 A JP 6348194A JP H07265059 A JPH07265059 A JP H07265059A
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JP
Japan
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botryococcus
alga
algae
belonging
genus
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JP6063481A
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English (en)
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Nobuo Murakami
信雄 村上
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CHIKYU KANKYO SANGYO GIJUTSU
CHIKYU KANKYO SANGYO GIJUTSU KENKYU KIKO
Original Assignee
CHIKYU KANKYO SANGYO GIJUTSU
CHIKYU KANKYO SANGYO GIJUTSU KENKYU KIKO
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A50/00TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
    • Y02A50/20Air quality improvement or preservation, e.g. vehicle emission control or emission reduction by using catalytic converters

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  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
  • Treating Waste Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ボツリオコッカス属藻類の純化株を簡便な操
作で短期間に製造することができる方法を提供する 【構成】 ボツリオコッカス属に属する藻類とこの藻類
以外の微生物とを含む混合物を次亜塩素酸又はその塩の
水溶液に懸濁させ、この混合物を平板培地に塗布して培
養することにより前記藻類のコロニーを形成させ、この
コロニーを実体顕微鏡観察下で前記平板培地からボツリ
オコッカス属に属する藻類純化株を採取する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ボツリオコッカス属に
属する藻類の純化株とその製造法に関し、詳しくは、光
エネルギーを利用して二酸化炭素を固定し炭化水素を生
産するボツリオコッカス属に属する藻類純化株の製造法
に関する。
【0002】
【従来の技術】ボツリオコッカス(Botryococcus)属に
属する藻類(以下、「ボツリオコッカス属藻類」とい
う)は、光エネルギーを利用して二酸化炭素を固定し、
炭化水素を生産する微細藻類である。近年、化石エネル
ギーの枯渇が懸念されており、光エネルギーの活用が重
要となっている状況においては、ボツリオコッカス属藻
類による二酸化炭素固定は有効なエネルギー獲得法であ
ると考えられている。
【0003】また、化石エネルギーの燃焼等に伴う二酸
化炭素量の増加による地球温暖化も問題となっており、
二酸化炭素を炭化水素に変換する能力を有するボツリオ
コッカス属藻類の利用は、光エネルギーの利用のみでな
く二酸化炭素量の減少という面からも大きな期待がかけ
られている。
【0004】しかしながら、ボツリオコッカス属藻類
は、純化株を得ることは困難であるといわれており、そ
のためにボツリオコッカス属藻類の培養は培地の種類や
培養条件によって再現性に乏しく、その利用を困難なも
のとしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来、ボツリオコッカ
ス属藻類を純化する方法として、いわゆるパスツールピ
ペット洗浄法、すなわちボツリオコッカス属藻類の培養
液から、顕微鏡下でパスツールピペットを用いて1コロ
ニーづつ、滅菌した培養液に移す操作を繰返して純化株
を得る方法が行われている。
【0006】しかしながら、この方法は煩雑であり、ま
たボツリオコッカス属藻類のコロニーに雑菌が付着した
場合には純化株を得ることは困難である。さらに、上記
方法では得られるボツリオコッカス属藻類の藻体量が少
なく、その後の増殖に長期間を要するという問題があ
る。
【0007】本発明はかかる観点からなされたものであ
り、再現性が高く、長期間安定したボツリオコッカス属
藻類の培養を可能とするために、ボツリオコッカス属藻
類の純化株を簡便な操作で短期間に得ることができる方
法を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記課題を
解決するために鋭意検討を行った結果、ボツリオコッカ
ス属藻類を有効塩素で処理し、これを平板培養して生じ
た単一コロニーを採取することにより、ボツリオコッカ
ス属藻類の純化株が得られることを見出し、本発明に至
った。
【0009】すなわち本発明は、ボツリオコッカス属藻
類とこの藻類以外の微生物とを含む混合物に有効塩素を
作用させ、この混合物を平板培地に塗布して培養するこ
とにより前記藻類のコロニーを形成させ、このコロニー
を平板培地から採取することを特徴とするボツリオコッ
カス属藻類純化株の製造法である。
【0010】また本願発明は、その一態様として上記方
法において、ボツリオコッカス属藻類とこの藻類以外の
微生物とを含む混合物を次亜塩素酸又はその塩の水溶液
に懸濁させることにより、前記混合物に有効塩素を作用
させることを特徴とするボツリオコッカス属藻類純化株
の製造法、さらに、平板培地からのコロニーの採取を実
体顕微鏡で観察しながら行うことを特徴とするボツリオ
コッカス属藻類純化株の製造法を提供する。
【0011】さらに本願発明は、上記の方法により純化
されたボツリオコッカス属藻類を培養することを特徴と
するボツリオコッカス属藻類培養物の製造法、及びボツ
リオコッカス属藻類以外の微生物を含まないボツリオコ
ッカス・ブラウニー CCAP 807/2純化株を提供
する。
【0012】以下、本発明を詳細に説明する。本発明が
適用されるボツリオコッカス属藻類として特に制限はな
いが、例えばボツリオコッカス・ブラウニー(Botryoco
ccus braunii)等が挙げられる。ボツリオコッカス属藻
類は、池、湖等からプランクトンネットにより採取する
こともできるが、Culture collection of Algae and Pr
otozoaなどの菌株寄託機関から入手することもできる。
このような株としては、ボツリオコッカス・ブラウニー
CCAP 807/1、ボツリオコッカス・ブラウニー
CCAP 807/2、ボツリオコッカス・ブラウニー
UTEXLB572などが例示される。これらは、いず
れもボツリオコッカス属藻類以外の細菌あるいはカビ等
の微生物が混在している。尚、ボツリオコッカス・ブラ
ウニー CCAP 807/2の純化株は知られていな
い。
【0013】次に、ボツリオコッカス属藻類とこの藻類
以外の微生物とを含む混合物からボツリオコッカス属藻
類を純化する方法を説明する。まず、前記混合物に有効
塩素を作用させ、ボツリオコッカス属藻類以外の微生物
を殺菌する。処理するボツリオコッカス藻類は、有効塩
素処理及びその後の処理をしやすくするために、予め適
当な培地で培養して藻体量を増やしておいてもよい。培
地としては、CHU培地、JM培地、MDM培地など無
機培地が挙げられるが、ボツリオコッカス属藻類の培養
に適したものであれば、特に制限されない。また、有効
塩素で処理するのは培養液そのものでもよく、培養液か
ら遠心分離等により得た藻体又は濃縮液でもよい。
【0014】一方、ボツリオコッカス属藻類を含む混合
物に有効塩素を作用させるには、例えば、次亜塩素酸水
溶液、または次亜塩素酸ナトリウムもしくは次亜塩素酸
カルシウム等の次亜塩素酸塩の水溶液(以下、単に「次
亜塩素酸」という)に前記混合物を懸濁させる方法が挙
げられる。ボツリオコッカス属藻類の処理に用いる次亜
塩素酸の濃度は、通常、有効塩素の濃度として0.01
〜1000ppm、好ましくは0.1〜100ppm、
さらに好ましくは1〜20ppmである。この濃度が
0.01ppmよりも低いと雑菌が十分に殺菌されない
ことがあり、また、1000ppmを越えるとボツリオ
コッカス属藻類自体が死滅することがある。したがっ
て、上記範囲が好ましいが、最適な濃度はボツリオコッ
カス属藻類の種類、次亜塩素酸の処理時間等によっても
異なるので、処理濃度を変えて予備実験を行うことが好
ましい。
【0015】ボツリオコッカス属藻類の培養液を次亜塩
素酸で処理する場合には、次亜塩素酸を上記濃度となる
ように加えればよく、また、藻体を次亜塩素酸で処理す
る場合には、上記濃度となるように希釈した次亜塩素酸
水溶液あるいは培養液で希釈した次亜塩素酸に藻体を懸
濁させればよい。
【0016】上記のようにしてボツリオコッカス属藻類
を次亜塩素酸で処理した後に、藻体を濾過又は遠心分離
等により分離し、培養液又は緩衝液に懸濁する操作を繰
り返すことなどによって洗浄し、あるいはチオ硫酸ナト
リウム等を加えること等により有効塩素を除去すること
が好ましい。加えるチオ硫酸ナトリウムの量は、加えた
次亜塩素酸から生じる有効塩素の全量を除去するのに必
要な量であることが好ましい。
【0017】続いて、次亜塩素酸処理を行ったボツリオ
コッカス属藻類を、ボツリオコッカス属藻類の培養に適
した平板培地、例えば、グルコース等の炭素源を加えた
CHU培地、JM培地、MDM培地などの無機平板培地
に塗布して培養を行う。ここで用いる培地には、ボツリ
オコッカス属藻類の生育に影響を与えない抗生物質等を
添加してもよい。また、平板培地に塗布する際に、塗布
量が多すぎると、平板培地に生じるコロニーが近接し、
コロニーを分離しにくくなるので、数段階で希釈したも
のを塗布するとよい。
【0018】培養は、増殖を早めるために、蛍光灯等を
用いて光照射下で行うことが好ましいが、照射照度が高
すぎるとかえって増殖が阻害されるので、通常0〜10
0μE/m2s、好ましくは5〜30μE/m2・sで
照射するのがよい。また、培養温度としては、通常0〜
80℃、好ましくは15〜35℃がよい。
【0019】培養は、通常1〜60日、好ましくは1〜
30日行う。培養中に生じるコロニーが、残存する雑菌
のコロニーであるか、あるいは単一のボツリオコッカス
属藻類のコロニーであるかを判明するにはある程度の培
養期間が必要であり、培養期間が長すぎると雑菌が繁茂
するので、上記期間内で培養するのが好ましいが、培地
や培養条件、雑菌の残存の程度等によっても異なるの
で、培養中にコロニーを観察し、適宜培養を打ち切れば
よい。
【0020】上記のようにして平板培地上に生じたボツ
リオコッカス属藻類の単一コロニーを採取することによ
り、ボツリオコッカス属藻類の純化株が得られる。平板
培地からコロニーを分離する際には、顕微鏡、好ましく
は実体顕微鏡観察下で行うと、ボツリオコッカス属藻類
のコロニーであることを確認しながら採取できる点で好
ましい。コロニーの採取の方法は特に問わず、例えば滅
菌した白金線でかき取り、あるいはパスツールピペット
で吸い上げればよい。この際、空中の雑菌による汚染を
防止するために、無菌室またはクリーベンチ内で操作を
行うとよい。
【0021】上記のようにして分離した株を再び培養
し、雑菌が生育しないことを確認することによって、純
化株であることを確認することができる。さらに、得ら
れた純化株が、ボツリオコッカス属藻類のみであること
を顕微鏡観察等により確認しておくとよい。
【0022】上記のようにして製造されたボツリオコッ
カス属藻類純化株をさらに培養して増殖させることによ
り、ボツリオコッカス属藻類の培養物が得られる。この
培養物は、二酸化炭素固定による炭化水素の製造やその
研究に利用することができる。
【0023】尚、後記実施例で得られたボツリオコッカ
ス・ブラウニー CCAP 807/2の純化株(CCA
P 807/2p)は、本発明により初めて得られたも
のである。本純化株の工業技術院生命工学工業技術研究
所への寄託は拒否された。
【0024】
【作用】ボツリオコッカス属藻類を適度な濃度の次亜塩
素酸で処理してから平板培養することにより、ボツリオ
コッカス属藻類以外の雑菌を死滅させ、ボツリオコッカ
ス属藻類のコロニーを選択的に形成させることができ、
純化されたボツリオコッカス属藻類を得ることができ
る。また、平板培地からボツリオコッカス属藻類のコロ
ニーを採取する際に、実体顕微鏡観察下で行うと、より
確実なボツリオコッカス属藻類の採取が可能となる。
【0025】
【実施例】以下に、本発明を実施例によりさらに具体的
に説明する。
【0026】
【実施例1】ボツリオコッカス・ブラウニー CCAP
807/2をJM培地で培養した培養液を6本の試験管
に分け、各々に有効塩素濃度が1、5、10、20pp
mとなるように次亜塩素酸ナトリウムを加え、10分
間、室温で静置した。その後、有効塩素を除去するため
にチオ硫酸ナトリウムを、有効塩素1mgあたり7.1
6gとなるように加えた。
【0027】上記処理液を、グルコース0.1%、寒天
1.5%を含むJM培地の平板培地に塗布し、蛍光灯を
光源として約15μE/m2・sになるように照射し、
25℃にて1週間培養した。尚、JM培地の組成は以下
のとおりである。
【0028】〔JM培地の組成〕下記表1中1〜9のス
トック溶液1mlづつを混合し、蒸留水又は脱イオン水
を用いて1Lとし、pHを7付近に調整する。
【0029】
【表1】
【0030】培養後、クリーンベンチ内で実体顕微鏡
(倍率20倍)を用いて観察しながら単一コロニーを白
金線でかき取り、グルコース0.1%、寒天1.5%を
含むJM平板培地に移植した。これを、蛍光灯による約
15μE/m2・sの光照射下で、25℃で4週間培養
した。
【0031】得られたボツリオコッカス・ブラウニー
CCAP 807/2の藻体を白金線を用いてかき取
り、JM液体培地に移し、光照射下でさらに2週間培養
した。白金耳で培養液の一部をとり、普通寒天培地の平
板培地に塗布し、25℃で7日間培養し、雑菌が生育し
ないことを確認した。また、こうして得られた純化株を
顕微鏡観察し、ボツリオコッカス・ブラウニーのみであ
ることを、コロニー形状等の本藻類特有の性質により確
認した。
【0032】尚、分譲を受けた直後のボツリオコッカス
・ブラウニー CCAP 807/2の一部を普通寒天培
地(1L中に、肉エキス 5g、ペプトン 10g、塩化
ナトリウム 5g、寒天 15gを含む;pH7.0)の
平板培地に塗布して培養したところ、雑菌の生育が観察
され、ボツリオコッカス属藻類の増殖は認められなかっ
た。尚、いずれの有効塩素濃度で上記操作を行った場合
にも、純化株が得られた。
【0033】
【実施例2】ボツリオコッカス・ブラウニー CCAP
807/2の代わりにボツリオコッカス・ブラウニー
CCAP 807/1を用いた以外は実施例1と同様に
して、ボツリオコッカス・ブラウニー CCAP 807
/1の純化株を得た。
【0034】
【実施例3】ボツリオコッカス・ブラウニー CCAP
807/2の代わりにボツリオコッカス・ブラウニー
UTEXLB572を用いた以外は実施例1と同様にし
て、ボツリオコッカス・ブラウニー UTEXLB57
2の純化株を得た。
【0035】
【発明の効果】本発明により、従来純化が煩雑であった
ボツリオコッカス属藻類の純化株を簡便に得ることがで
きる。また、雑菌が付着するために純化が困難であった
ボツリオコッカス属藻類の純化も可能となる。さらに、
本発明の方法によれば、十分な藻体量の純化株が得られ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // C12P 5/00 8114−4B (C12N 1/12 C12R 1:89)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボツリオコッカス属に属する藻類とこの
    藻類以外の微生物とを含む混合物に有効塩素を作用さ
    せ、この混合物を平板培地に塗布して培養することによ
    り前記藻類の単一コロニーを形成させ、このコロニーを
    平板培地から採取することを特徴とするボツリオコッカ
    ス属に属する藻類純化株の製造法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、ボツリオコッカス属
    に属する藻類とこの藻類以外の微生物とを含む混合物を
    次亜塩素酸又はその塩の水溶液に懸濁させることによ
    り、前記混合物に有効塩素を作用させることを特徴とす
    るボツリオコッカス属に属する藻類純化株の製造法。
  3. 【請求項3】 請求項1において、平板培地からのコロ
    ニーの採取を実体顕微鏡で観察しながら行うことを特徴
    とするボツリオコッカス属に属する藻類純化株の製造
    法。
  4. 【請求項4】 ボツリオコッカス属に属する藻類とこの
    藻類以外の微生物とを含む混合物に有効塩素を作用さ
    せ、この混合物を平板培地に塗布して培養することによ
    り前記藻類の単一コロニーを形成させ、このコロニーを
    平板培地から採取することを特徴とするボツリオコッカ
    ス属に属する藻類の純化法。
  5. 【請求項5】 請求項4において、ボツリオコッカス属
    に属する藻類とこの藻類以外の微生物とを含む混合物を
    次亜塩素酸又はその塩の水溶液に懸濁させることによ
    り、前記混合物に有効塩素を作用させることを特徴とす
    るボツリオコッカス属に属する藻類の純化法。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか一項に記載の方
    法により純化されたボツリオコッカス属に属する藻類を
    培養することを特徴とするボツリオコッカス属に属する
    藻類培養物の製造法。
  7. 【請求項7】 ボツリオコッカス属に属する藻類以外の
    微生物を含まないボツリオコッカス・ブラウニー CC
    AP 807/2純化株。
JP6063481A 1994-03-31 1994-03-31 ボツリオコッカス属純化株の製造法と純化株 Pending JPH07265059A (ja)

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