JPH09173050A - 緑藻類に属する微細藻類の培養方法 - Google Patents

緑藻類に属する微細藻類の培養方法

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JPH09173050A
JPH09173050A JP7335479A JP33547995A JPH09173050A JP H09173050 A JPH09173050 A JP H09173050A JP 7335479 A JP7335479 A JP 7335479A JP 33547995 A JP33547995 A JP 33547995A JP H09173050 A JPH09173050 A JP H09173050A
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JP
Japan
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culture
culturing
green algae
microalgae
concentration
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JP7335479A
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English (en)
Inventor
Nobuo Murakami
信雄 村上
Kenichi Hisatsuka
謙一 久塚
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CHIKYU KANKYO SANGYO GIJUTSU
CHIKYU KANKYO SANGYO GIJUTSU KENKYU KIKO
Idemitsu Kosan Co Ltd
Original Assignee
CHIKYU KANKYO SANGYO GIJUTSU
CHIKYU KANKYO SANGYO GIJUTSU KENKYU KIKO
Idemitsu Kosan Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 緑藻類に属する微細藻類を開放系において、
雑菌汚染によって前記微細藻類に増殖阻害を起こさせる
ことなく、効率的に培養する方法を提供する。 【解決手段】 緑藻類に属する微細藻類を培養するにあ
たって、培地に殺菌剤、好ましくは、次亜塩素酸、次亜
塩素酸塩、過酸化水素及びオゾンから選ばれる殺菌剤
を、好ましくは培養初期から、断続的に、好ましくは一
回当たりの添加量が殺菌剤有効濃度として0.01〜2
00ppmとなるように添加しながら、開放系で培養す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、緑藻類に属する微
細藻類の培養方法に関し、詳しくは、緑藻類に属する微
細藻類を、開放系において雑菌の影響を受けずに培養す
る方法に関する。
【0002】
【従来の技術】CO2による地球温暖化が問題となって
いる中で、光エネルギーによりCO2を固定し、燃料等
の有用物質に変換する能力を有する微細藻類の利用に対
して期待が高まっている。なかでも、ボツリオコッカス
属に属する微細藻類は、光エネルギーを用いてCO2
固定し、炭化水素を生産する微細藻類であり、その炭化
水素含有率は乾燥重量の30〜40%と際だって高いの
が特徴である。しかし、この様な微細藻類を開放系で培
養すると、雑菌の汚染により微細藻類の増殖が抑制さ
れ、最終的には増殖が停止してしまい、目的とする微細
藻類の培養が十分に行えないという問題があった。この
様な微細藻類の培養における外界からの雑菌の混入を防
止するために、密封系で培養するのが一般的に行われて
いるが、培養を密封系で行うためには、大規模な設備が
必要とされた。
【0003】そこで、開放系で微細藻類を雑菌の混入な
しに十分に培養する方法が提案される様になった。この
様な方法として、例えば、緑藻類の培養において、培地
中のリン濃度を5ppm以下の低濃度に制限して培養
し、雑菌汚染を抑制する方法(特開平5−176755
号公報)や、ボツリオコッカス属に属する微細藻類の培
養において、培地に塩化ナトリウムを添加して培養する
方法(「海洋と生物」vol.11、No1 16、1
989年)等が知られている。
【0004】しかし、上記特開平5−176755号公
報記載の方法では、培地中のリン濃度を調節するため
に、煩雑な操作が必要になるという問題があった。ま
た、培地に塩化ナトリウムを添加する方法では、ボツリ
オコッカス属に属する微細藻類までもが塩化ナトリウム
の阻害を受け、無添加のときに比べて、増殖量が低下す
るという問題や、雑菌の増殖を抑制する効果が低いとい
う問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記観点か
らなされたものであり、緑藻類に属する微細藻類を開放
系において、雑菌汚染によって前記微細藻類に増殖阻害
を起こさせることなく、効率的に培養する方法を提供す
ることを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記課題を
解決するために鋭意研究を重ねた結果、開放系で緑藻類
に属する微細藻類を培養するにあたって、培地に殺菌剤
を断続的に添加しながら培養することで、雑菌の繁殖が
押さえられ、目的の緑藻類に属する微細藻類が効率的に
培養されることを見出し、本発明を完成させた。
【0007】すなわち本発明は、緑藻類に属する微細藻
類を、培地に殺菌剤を断続的に添加しながら開放系で培
養することを特徴とする緑藻類に属する微細藻類の培養
方法である。
【0008】本発明の培養方法が適用される緑藻類に属
する微細藻類としては、緑藻類に属する微細藻類であれ
ば制限されず、例えば、ボツリオコッカス(Botryococc
us)属、クロレラ(Chlorella)属、クラミドモナス(C
hlamydomonas)属、ヘマトコッカス(Haematococcus)
属、クロロコッカム(Chlorococcum)属などに属する微
細藻類を好ましく挙げることができるが、本発明の培養
方法が特に好ましく適用されるのは、ボツリオコッカス
属、クロレラ属又はヘマトコッカス属に属する微細藻類
である。
【0009】また、本発明の培養方法において、培地に
断続的に添加される上記殺菌剤として、具体的には、次
亜塩素酸、次亜塩素酸塩、過酸化水素、オゾン等を挙げ
ることができる。これらは1種を単独で、あるいは2種
以上を組み合わせて、培地に添加することが可能であ
る。
【0010】本発明の培養方法においては、上記殺菌剤
は培地に断続的に添加されるが、殺菌剤の添加開始時期
としては、添加された殺菌剤が雑菌の繁殖を抑制するの
に効果的な時期であれば特に制限されず、例えば、培養
初期等を好ましい添加開始時期として挙げることができ
る。ここで、本発明における培養初期とは、通常の開放
系の培養条件下で行われる培養において雑菌が繁殖し始
めるような時期をいう。殺菌剤の添加開始時期は具体的
には、培養条件にもよるが培養開始直後を除く0〜7日
後頃が好ましい。最初の殺菌剤の添加を培養開始と同
時、または、培養開始直後に行うと、微細藻類自身の培
養に影響を及ぼし効果的な培養ができなくなる可能性が
ある。
【0011】本発明の培養方法において、殺菌剤は培養
中に培地に断続的に添加されるが、殺菌剤の一回当たり
の添加量は、殺菌剤の添加直後における培地中の殺菌剤
有効濃度として、0.01〜200ppmの範囲内とな
るような添加量であることが好ましい。
【0012】本発明の培養方法における培地、培養条件
等については、上述の様に培養中に培地に断続的に殺菌
剤を添加すること以外は特に制限されず、通常の緑藻類
に属する微細藻類を開放系で培養する際と同様に培養す
ることが可能である。
【0013】本発明の培養方法、すなわち、培地に殺菌
剤を断続的に添加しながら開放系で緑藻類に属する微細
藻類を培養する培養方法では、培養開始後の雑菌が繁殖
し始める時期にまず最初の殺菌剤の添加が行われる。培
地に添加される殺菌剤は、添加直後には殺菌剤として有
効に作用する能力を十分に有することから、緑藻類に属
する微細藻類の増殖を妨げる雑菌を殺菌することができ
る。本発明の培養方法では培養は開放系で行われるた
め、雑菌は随時混入する可能性があることから、上記殺
菌剤の添加は培養期間中度々行われるが、この様な培地
への殺菌剤の断続的な添加により、培養期間を通じて雑
菌の繁殖を容易に抑制でき、目的とする緑藻類に属する
微細藻類の培養を効率的に行うことが可能となる。
【0014】また、本発明に好ましく用いる殺菌剤は、
容易に自然界で分解され、例えば、次亜塩素酸塩は塩化
ナトリウムや塩化カルシウム等を、過酸化水素は水を、
オゾンは酸素を生成するが、多くの場合これら分解物は
全く無害である。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を説明
する。まず、本発明の培養方法が適用される緑藻類に属
する微細藻類について説明する。 (1)緑藻類に属する微細藻類 本発明の培養方法が適用される緑藻類に属する微細藻類
としては、上述の様に、ボツリオコッカス属、クロレラ
属、クラミドモナス属、ヘマトコッカス属、クロロコッ
カム属などに属する微細藻類等が挙げられ、より好まし
く適用されるものとしてボツリオコッカス属、クロレラ
属又はヘマトコッカス属に属する微細藻類等が挙げられ
るが、具体的には、以下の微細藻類を挙げることができ
る。
【0016】上記ボツリオコッカス属に属する微細藻類
としては、ボツリオコッカス・ブラウニー(Botryococc
us braunii)等を挙げることができる。また、ボツリオ
コッカス・ブラウニーとしては、ボツリオコッカス・ブ
ラウニー CCAP 807/1、ボツリオコッカス・ブ
ラウニー CCAP 807/2、ボツリオコッカス・ブ
ラウニー UTEXLB572、ボツリオコッカス・ブ
ラウニー UTEX2441、ボツリオコッカス・ブラ
ウニー IAM c−529、ボツリオコッカス・ブラウ
ニー SAG807−1、ボツリオコッカス・ブラウニ
ー SAG30.81等が挙げられる。
【0017】また、クロレラ属に属する微細藻類として
は、クロレラ・ブルガリス(Chlorella vulgalis)等
が、クロレラ・ブルガリスとして具体的には、クロレラ
・ブルガリス IAM c−207等が、ヘマトコッカス
属に属する微細藻類としては、ヘマトコッカス・ラクス
トリス(Haematococcus lacstris)等が、ヘマトコッカ
ス・ラクストリスとして具体的には、ヘマトコッカス・
ラクストリス IAM c−392等が挙げられる。
【0018】また、本発明の培養方法においては、用い
る緑藻類に属する微細藻類の株を、通常の方法に従って
ある程度または完全に純化された株にして用いてもよ
い。次に、上記緑藻類に属する微細藻類の培養方法につ
いて説明する。 (2)培養方法 本発明の培養方法は、上記の様な緑藻類に属する微細藻
類を、培地に殺菌剤を断続的に添加しながら開放系で培
養する培養方法である。
【0019】開放系とは培養系に滅菌していない外気等
が入り、雑菌が容易に混入しうる培養系をいうが、具体
的には、オープンポンドによる培養、アクリル等の蒸気
滅菌ができないプラスチック培養槽を用いた培養等が挙
げられる。
【0020】本発明の培養方法において用いる培地とし
ては、特に制限されるものではなく、通常、緑藻類に属
する微細藻類を培養する際に用いられている培地、例え
ば、CHU13×2培地、ワイ(Wai)培地、プロクタ
ー(Proctor)培地(これら培地の組成は後述の実施例
に示す)等を挙げることができる。また、培地は培養す
る微細藻類により、それぞれ適する培地を選択して用い
ることが好ましい。その他培養条件に関しても、培地に
殺菌剤を断続的に添加しながら培養することを除けば、
開放系であれば特に制限されず、通常、緑藻類に属する
微細藻類を培養する際の培養条件と同様の培養条件で培
養を行うことができる。
【0021】本発明の培養方法において培養中に培地に
添加される殺菌剤であるが、上述の次亜塩素酸、次亜塩
素酸塩、過酸化水素、オゾン等の殺菌剤が挙げられる。
前記次亜塩素酸塩としては、例えば、次亜塩素酸ナトリ
ウム、次亜塩素酸カリウム、次亜塩素酸カルシウムなど
殺菌有効塩素を含んでいる次亜塩素酸塩等が挙げられ
る。
【0022】また、この様な殺菌剤を培養中に培地に断
続的に添加する方法であるが、まず、殺菌剤の培地への
添加開始時期としては、上述の通り培養初期、具体的に
は、培養条件にもよるが、培養開始直後を除く0〜7日
後頃が好ましく挙げられる。培地への殺菌剤の一回当た
りの添加量は、やはり上述の様に添加直後における培地
中の殺菌剤有効濃度が0.01〜200ppmとなるよ
うな添加量とすることが好ましい。殺菌剤添加直後の培
地中の殺菌剤有効濃度は、より具体的には、次亜塩素酸
及び/又は次亜塩素酸塩については、培地中の殺菌有効
塩素濃度として0.01〜100ppm、好ましくは
0.1〜50ppm、より好ましくは0.5〜20pp
mであり、過酸化水素については、1〜200ppm、
好ましくは1〜50ppm、より好ましくは、5〜50
ppmであり、また、オゾンについては0.1〜200
ppm、好ましくは1〜50ppmである。
【0023】殺菌剤の添加方法は、次亜塩素酸及び/又
は次亜塩素酸塩や過酸化水素については、これらを適当
な濃度の水溶液として、添加直後の培地中での殺菌有効
塩素濃度または過酸化水素濃度が、それぞれ上記濃度と
なるように、オゾンについては、発生機より培地に直接
吹き込みながら、添加直後の培地中でのオゾン濃度が上
記濃度となるように添加する等の方法をとればよい。殺
菌剤の添加頻度は、殺菌剤の種類や1回に添加する殺菌
剤の添加量にもよるが、例えば、1回/4日〜5回/1
日、好ましくは、1回/2日〜5回/1日、より好まし
くは1回/2日〜1回/1日程度が適当である。また、
殺菌剤を培地に添加する際には、殺菌剤が培地全体に分
布するよう添加することが好ましく、そのために、例え
ば、培地を撹拌しながら殺菌剤の添加を行う等の操作を
加えてもよい。
【0024】本発明の培養方法をさらに具体的に、例え
ば、ボツリオコッカス属に属する微細藻類を用いた場合
について以下に説明する。ボツリオコッカス属に属する
微細藻類の培養に適する培地、例えば、CHU−13×
2培地を湿熱殺菌して、開放系の培養装置、例えば、ア
クリル製のエアーリフト型培養槽に入れ、これに藻体濃
度が0.1〜5.0g/Lになるように、ボツリオコッ
カス属に属する微細藻類を接種する。培養は、通常ボツ
リオコッカス属に属する微細藻類を培養する条件、例え
ば、光照度が白熱灯、蛍光灯等を用いて10〜500μ
E/m2・s程度、通気は0.03〜30%程度の濃度
でCO2を含有する空気を通気量0.05〜5vvm程
度、培養温度が10〜40℃程度の条件、に調節して行
われる。培養中の殺菌剤の培地への添加開始時期、添加
量、添加頻度等に関しては上述の通りである。
【0025】また、その他の培養条件に関しても、培地
に殺菌剤を断続的に添加しながら培養することを除け
ば、開放系であれば特に制限されず、通常、ボツリオコ
ッカス属に属する微細藻類を培養する条件と同様の培養
条件で培養を行うことができる。この様にして、ボツリ
オコッカス属に属する微細藻類の培養が行われるが、本
発明の培養方法は、バッチ式の培養、連続式の培養の何
れにも適用が可能である。
【0026】以上に、本発明の培養方法をボツリオコッ
カス属に属する微細藻類の培養を例に具体的に説明した
が、他の緑藻類に属する微細藻類の培養についても、こ
れに準じて行うことが可能である。
【0027】
【実施例】以下に本発明の実施例を説明する。
【0028】
【実施例1】アクリル製のエアーリフト型培養槽(25
×600×1200mm)に湿熱殺菌したCHU−13
×2培地(pH7、表1に組成を示す)を10L加え、
これに藻体濃度が0.8g/Lになるように、ボツリオ
コッカス・ブラウニー CCAP 807/2の純化株
(特開平7−265059号公報に記載の方法に従って
製造された純化株。また、以下の実施例に用いるボツリ
オコッカス・ブラウニー CCAP 807/2の純化株
は、全てこの方法で製造されたものである。)を接種し
て培養を行った。培養条件は、培養の開始から終了ま
で、照度:350μE/m2・s、通気量:5%CO2
0.3vvm、培養温度:25℃に調整されていた。殺
菌剤の添加は、培養開始後、2日目から毎日1回、次亜
塩素酸ナトリウム水溶液を培養液中の有効塩素濃度が次
亜塩素酸ナトリウム水溶液の添加直後に1ppmとなる
ように加えることで行われた。
【0029】培養開始後10日目に培養槽から培養液を
5ml取り出し、濾紙(GS25:東洋濾紙)で藻体を
集めた。これを105℃で2時間乾燥し、藻体濃度を測
定した。さらに、得られた乾燥藻体に内部標準としてn
−ペンタコサンを加え、n−ヘキサンで3回抽出、濃縮
を行った。得られた濃縮液をn−ヘキサンで1mlに希
釈してガスクロマトグラフィーにかけ、藻体中の炭化水
素濃度を測定した。この時、内部標準として、n−ペン
タコサンを用いた。その結果、藻体濃度は4.5g/L
であった。また、この時の藻体内の炭化水素含有率は1
8.0%であった。
【0030】
【表1】
【0031】
【表2】
【0032】
【実施例2】実施例1の培養において、次亜塩素酸ナト
リウム水溶液を次亜塩素酸水溶液に、また添加直後の培
地中の有効塩素濃度1ppmを2ppmに替えた以外
は、実施例1と全く同様にしてボツリオコッカス・ブラ
ウニー CCAP 807/2(純化株)の培養を行い、
さらに実施例1と同様にして、藻体濃度の測定及び藻体
中の炭化水素濃度の測定を行った。その結果、藻体濃度
は5.3g/Lであり、藻体中の炭化水素含有率は1
2.0%であった。
【0033】
【実施例3】実施例1の培養において、次亜塩素酸ナト
リウム水溶液を過酸化水素水溶液に、また添加直後の培
地中の有効塩素濃度1ppmを過酸化水素水濃度30p
pmに替えた以外は、実施例1と全く同様にしてボツリ
オコッカス・ブラウニー CCAP 807/2(純化
株)の培養を行い、さらに実施例1と同様にして、藻体
濃度の測定及び藻体中の炭化水素濃度の測定を行った。
その結果、藻体濃度は4.0g/Lであり、藻体中の炭
化水素含有率は13.0%であった。
【0034】
【実施例4】実施例1の培養において、ボツリオコッカ
ス・ブラウニー CCAP 807/2(純化株)の替わ
りにボツリオコッカス・ブラウニー UTEX 2441
株を用い、培養開始時、培地に添加する藻体濃度を0.
8g/Lから1.5g/Lに変えた以外は、実施例1と
全く同様にして培養を行い、さらに実施例1と同様にし
て、藻体濃度の測定及び藻体中の炭化水素濃度の測定を
行った。その結果、藻体濃度は3.8g/Lであり、藻
体中の炭化水素含有率は10.5%であった。
【0035】
【実施例5】実施例1の培養において、次亜塩素酸ナト
リウム水溶液の添加と同時に、過酸化水素水溶液を、添
加直後の培養液中の過酸化水素水濃度が20ppmとな
るように添加した以外は、実施例1と全く同様にしてボ
ツリオコッカス・ブラウニーCCAP 807/2(純
化株)の培養を行い、さらに実施例1と同様にして、藻
体濃度の測定及び藻体中の炭化水素濃度の測定を行っ
た。その結果、藻体濃度は4.7g/Lであり、藻体中
の炭化水素含有率は14.0%であった。
【0036】
【比較例1】実施例1の培養において、殺菌剤を使用し
なかったこと以外は、実施例1と全く同様にしてボツリ
オコッカス・ブラウニー CCAP 807/2(純化
株)の培養を行った。培養開始後、3日目に種々の微細
藻類、細菌、原生動物等が繁殖し、ボツリオコッカス・
ブラウニー CCAP 807/2(純化株)の増殖は停
止した。この時の培養液を5mlとり実施例1と同様に
濾過を行い、得られた濾紙上の残留物について実施例1
と同様にして藻体濃度の測定及び炭化水素濃度の測定を
試みた。その結果、藻体濃度の測定に関しては、ボツリ
オコッカス・ブラウニー CCAP 807/2(純化
株)以外の雑菌が繁殖していたため、藻体濃度の測定は
できなかった。また、濾紙上の残留物中の炭化水素含有
率は0.4%であった。
【0037】上記各実施例及び比較例で行われたボツリ
オコッカス・ブラウニーの培養の結果を表3にまとめ
た。
【0038】
【表3】
【0039】この結果より明らかなように、アクリル製
のエアーリフト型培養槽の様な開放系の培養装置を用い
てボツリオコッカス・ブラウニーの培養を行った際に、
培地に殺菌剤を添加しなかった比較例では、培養中に雑
菌が多数繁殖してボツリオコッカス・ブラウニーが十分
増殖できるまで培養が続けられなかったのに比べ、殺菌
剤を断続的に添加しながら培養する本発明の培養方法で
培養を行った実施例ではいずれも、雑菌の繁殖等が阻止
されて培養が効率的に進み、十分量のボツリオコッカス
・ブラウニー藻体を得ることができた。
【0040】
【実施例6】アクリル製の偏平フラスコ(容量:700
ml、液深:2.5cm)に湿熱殺菌したワイ(Wai)
培地(pH5.5、表4に組成を示す(Wai.N., Physio
l. Plantarum, 8, 71 (1955)参照))を300ml加え
た。これに藻体濃度が0.2g/Lになるようにクロレ
ラ・ブルガリス IAM c−207株を接種して培養を
行った。培養条件は、培養開始から終了まで、照度:3
50μE/m2・s、通気量:5%CO2を0.3vv
m、培養温度:25℃に調整されていた。培養開始後、
2日目から毎日1回、次亜塩素酸ナトリウムを培養液中
の有効塩素濃度が次亜塩素酸ナトリウム水溶液の添加直
後に1ppmとなるように加えた。培養開始後8日目
に、培養液を5mlとり、遠心分離で菌体を集め、洗浄
後、105℃で2時間乾燥し藻体濃度を測定した。その
結果、藻体濃度は2.1g/Lであった。
【0041】
【表4】
【0042】
【表5】
【0043】
【比較例2】実施例6の培養において、殺菌剤を使用し
なかったこと以外は、実施例6と全く同様にしてクロレ
ラ・ブルガリス IAM c−207株の培養を行った。
培養開始後、3日目に種々の微細藻類、細菌、原生動物
等が繁殖し、クロレラ・ブルガリス IAM c−207
株の増殖は停止した。この時の培養液を5mlとり、実
施例6と同様にして藻体濃度の測定を試みたが、クロレ
ラ・ブルガリス IAM c−207株以外の雑菌が繁殖
し、藻体濃度の測定はできなかった。
【0044】上記実施例及び比較例で行われたクロレラ
・ブルガリス IAM c−207株の培養の結果を表6
にまとめた。
【0045】
【表6】
【0046】この結果より明らかなように、開放系の培
養装置を用いてクロレラ・ブルガリス IAM c−20
7株の培養を行った際に、培地に殺菌剤を添加しなかっ
た比較例では、培養中に雑菌が多数繁殖してクロレラ・
ブルガリス IAM c−207株が十分増殖できるまで
培養が続けられなかったのに比べ、殺菌剤を断続的に添
加しながら培養する本発明の培養方法で培養を行った実
施例では、雑菌の繁殖等が阻止されて培養が効率的に進
み、十分量のクロレラ・ブルガリス IAM c−207
株藻体を得ることができた。
【0047】
【実施例7】アクリル製の偏平フラスコ(容量:700
ml、液深:2.5cm)に湿熱殺菌したプロクター
(Proctor)培地(pH7.0〜7.1、表7に示す組
成成分について、リン酸水素二カリウムのみを別にして
滅菌した後、これを他の成分と無菌的に混合して作製
(Proctor V. W., Am. J. Botany, 44, 141(1957)参
照))を300ml加えた。これに藻体濃度が0.2g
/Lになるようにヘマトコッカス・ラクストリス IA
M c−392株を接種して培養を行った。培養条件
は、培養の開始から終了まで、照度:350μE/m2
・s、通気量:5%CO2を0.3vvm、培養温度:
25℃に調節されていた。培養開始後、2日目から毎日
1回、次亜塩素酸ナトリウム水溶液を培養液中の有効塩
素濃度が次亜塩素酸ナトリウム水溶液の添加直後に1p
pmとなるように加えた。培養開始後8日目に培養液を
5mlとり、遠心分離で菌体を集め、洗浄後、105℃
で2時間乾燥し藻体濃度を測定した。その結果、藻体濃
度は1.7g/Lであった。
【0048】
【表7】
【0049】
【比較例3】実施例7の培養において、殺菌剤を使用し
なかったこと以外は、実施例7と全く同様にしてヘマト
コッカス・ラクストリス IAM c−392株の培養を
行った。培養開始後、2日目に種々の微細藻類、細菌、
原生動物等が繁殖し、ヘマトコッカス・ラクストリス
IAM c−392株の増殖は停止した。この時の培養
液を5mlとり、実施例7と同様にして藻体濃度の測定
を試みたが、ヘマトコッカス・ラクストリス IAM c
−392株以外の雑菌が繁殖し、藻体濃度の測定はでき
なかった。
【0050】上記実施例及び比較例で行われたヘマトコ
ッカス・ラクストリス IAM c−392株の培養の結
果を表8にまとめた。
【0051】
【表8】
【0052】この結果より明らかなように、開放系の培
養装置を用いてヘマトコッカス・ラクストリス IAM
c−392株の培養を行った際に、培地に殺菌剤を添加
しなかった比較例では、培養中に雑菌が多数繁殖してヘ
マトコッカス・ラクストリスIAM c−392株が十
分増殖できるまで培養が続けられなかったのに比べ、殺
菌剤を断続的に添加しながら培養する本発明の培養方法
で培養を行った実施例では、雑菌の繁殖等が阻止されて
培養が効率的に進み、十分量のヘマトコッカス・ラクス
トリス IAM c−392株藻体を得ることができた。
【0053】これらの結果より、本発明の培養方法によ
れば、培地に混入する雑菌の繁殖を殺菌剤の断続的な添
加により抑制し、緑藻類に属する微細藻類を開放系でも
効率的に培養することが可能であるといえる。
【0054】
【発明の効果】本発明の培養方法によれば、開放系であ
っても雑菌の繁殖を十分に抑制し、目的とする緑藻類に
属する微細藻類を効率的に培養することができる。ま
た、本発明の培養方法において用いる殺菌剤の多くは、
容易に自然界で無害の物質に分解するものであり、環境
に悪影響を与える等の可能性はほとんどない。
フロントページの続き (72)発明者 久塚 謙一 東京都港区西新橋2−8−11 第7東洋海 事ビル8F財団法人 地球環境産業技術研 究機構内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 緑藻類に属する微細藻類を、培地に殺菌
    剤を断続的に添加しながら開放系で培養することを特徴
    とする緑藻類に属する微細藻類の培養方法。
  2. 【請求項2】 緑藻類に属する微細藻類が、ボツリオコ
    ッカス属、クロレラ属又はヘマトコッカス属に属する微
    細藻類であることを特徴とする請求項1記載の培養方
    法。
  3. 【請求項3】 殺菌剤が、次亜塩素酸、次亜塩素酸塩、
    過酸化水素及びオゾンから選ばれることを特徴とする請
    求項1記載の培養方法。
  4. 【請求項4】 殺菌剤の添加開始が培養初期である請求
    項1記載の培養方法。
  5. 【請求項5】 殺菌剤の一回当たりの添加量が殺菌剤有
    効濃度として0.01〜200ppmである請求項1記
    載の培養方法。
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