JPH07264794A - 電動機 - Google Patents

電動機

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JPH07264794A
JPH07264794A JP4940494A JP4940494A JPH07264794A JP H07264794 A JPH07264794 A JP H07264794A JP 4940494 A JP4940494 A JP 4940494A JP 4940494 A JP4940494 A JP 4940494A JP H07264794 A JPH07264794 A JP H07264794A
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JP
Japan
Prior art keywords
bracket
groove
resin mold
protrusion
insertion groove
Prior art date
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Pending
Application number
JP4940494A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Okudera
浩之 奥寺
Takashi Suzuki
孝史 鈴木
Yuji Kawai
裕司 河合
Koji Mori
幸司 森
Yuji Soma
裕治 相馬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Publication date
Application filed by Fujitsu General Ltd filed Critical Fujitsu General Ltd
Priority to JP4940494A priority Critical patent/JPH07264794A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電動機に関し、接着材を使用せず簡単な作業
で固定子の樹脂モールド部に取付け可能で、工数と材料
費を削減した電動機を提供することを目的とする。 【構成】 固定子鉄心の樹脂モールド部1の一側に放射
状に挿入溝2を設け、同挿入溝に連続して一方向に嵌合
溝3を設け固定子を樹脂成型し、ブラケット4の外周部
に前記挿入溝に対応する突出部5を設け、回転子を組み
込んだ後で回転軸を軸受で支承するため樹脂モールド部
の溝部にブラケットの突出部を合わせて、該ブラケット
を軸方向から樹脂モールド部に挿入し、更に樹脂モール
ド部の挿入溝に沿って一方に回転し、ブラケットの突出
部に設けた凸部と樹脂モールド部の嵌合溝に設けた凹部
を嵌合して該ブラケットを固定するようにしてなること
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電動機に関し、詳しくは
固定子樹脂モールド部とブラケットの取付構造に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図8及びそのEE’断面図の図9
に示すように電動機のブラケット4の取付構造は、同ブ
ラケットを固定子鉄心8の樹脂モールド部1に圧入し接
着材14で固定する方法あるいは、樹脂モールドの際に
固定子鉄心8と一体成型する方法が通常取られている。
この場合、少なくとも一側のブラケットは圧入している
ので、接着材で固定する必要があり、工数および材料費
がかかる問題が生じている。また、取付作業は、自動化
が困難で省力化ができず、工程のネックとなっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
問題点に鑑みなされたもので、電動機の固定子樹脂モー
ルド部とブラケットの取付構造に関し、接着材を使用せ
ず簡単な作業で固定子の樹脂モールド部にブラケットを
取付け可能で、工数と材料費を削減した電動機を提供す
ることを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、前記樹脂モールド部の一側に挿入溝を放射状に形成
し、同挿入溝に連続して一方向に嵌合溝を形成する一
方、前記ブラケットの外周部に前記挿入溝に対応する突
出部を放射状に形成し、同突出部と前記嵌合溝にブラケ
ットの係止手段を設け、ブラケットの突出部を樹脂モー
ルド部の挿入溝に合わせて該ブラケットを軸方向から樹
脂モールド部に挿入し、該ブラケットを前記溝部に沿っ
て回転し、前記係止手段により嵌合して該ブラケットを
固定してなる電動機を形成するようにした。前記ブラケ
ットの係止手段としては、樹脂モールド部の嵌合溝に設
けた凸部または凹部とブラケットの突出部に設けた凹部
または凸部を嵌合して該ブラケットを固定してなるよう
にした。また、他の前記ブラケットの係止手段として
は、前記樹脂モールド部の嵌合溝の空間を挿入部から先
端に向かって徐々に薄くするようにテーパーを付け、一
方でブラケットの突出部を先端に向かって徐々に薄くす
るようにテーパーを付け、該ブラケットを前記嵌合溝に
沿って回転して該ブラケットを固定してなるようにし
た。
【0005】
【作用】上記の構成によれば、前記樹脂モールド部の一
側に挿入溝を放射状に形成し、同挿入溝に連続して一方
向に嵌合溝を形成する一方、前記ブラケットの外周部に
前記挿入溝に対応する突出部を放射状に形成し、同突出
部と前記嵌合溝にブラケットの係止手段を設け、ブラケ
ットの突出部を樹脂モールド部の挿入溝に合わせて該ブ
ラケットを軸方向から樹脂モールド部に挿入し、該ブラ
ケットを前記溝部に沿って回転し、前記係止手段により
嵌合して該ブラケットを固定してなる電動機を形成する
ようにし、前記ブラケットの係止手段としては、樹脂モ
ールド部の嵌合溝に設けた凸部または凹部とブラケット
の突出部に設けた凹部または凸部を嵌合して該ブラケッ
トを固定してなるようにした。また、他の前記ブラケッ
トの係止手段としては、前記樹脂モールド部の嵌合溝の
空間を挿入部から先端に向かって徐々に薄くするように
テーパーを付け、一方でブラケットの突出部を先端に向
かって徐々に薄くするようにテーパーを付け、該ブラケ
ットを前記嵌合溝に沿って回転して該ブラケットを固定
してなるようにした。前記のように電動機を形成したこ
とにより、電動機のブラケットの取付を樹脂成型後に行
い、ブラケットを固定子の樹脂モールド部に挿入し取付
けた後で、溝部に沿って一スロット回転させて樹脂モー
ルド部に固定できる。
【0006】
【実施例】本発明の実施例を添付図面を参照して詳細に
説明する。なお、従来例と同じ部分の符号は同一とす
る。図1は本発明の一実施例による固定子樹脂モールド
部にブラケットを挿入し、回転させ嵌合した状態を示す
平面図である。図2は図1のAA’断面図である。以
下、図1及び図2により (1)電動機の全体構成 (2)本発明の特徴となる樹脂モールド部の構造 (3)本発明の特徴となるブラケットの構造 について説明する。 (1)電動機の全体構成 固定子鉄心8の歯部に巻線を巻装した後、樹脂モールド
して固定子の樹脂モールド部1を形成する。一方、回転
子9に回転軸10を嵌合して回転子を形成する。次い
で、前記樹脂モールド部1の少なくとも一側に軸受11
を用いて前記回転子の回転軸をブラケット4により支承
し、回転子を固定子に組み込み、ブラケットを樹脂モー
ルド部に固定する。その後で、他側を同様にブラケット
で固定し、電動機を構成する。 (2)樹脂モールド部の構造 固定子の樹脂モールド部1に挿入溝2を放射状に形成す
る。次いで、同挿入溝に連続して一方向に嵌合溝3を形
成する。更に、同嵌合溝にブラケットの係止手段として
凹部7を設けている。 (3)ブラケットの構造 前記ブラケット4の外周部に前記挿入溝2に対応する突
出部5を放射状に形成する。同突出部に係止手段として
前記凹部に対応する凸部6を設けている。なお、前記樹
脂モールド部の嵌合溝に凸部を設け、ブラケットの突出
部に凹部を設けてもよい。他の係止手段としては、前記
樹脂モールド部の嵌合溝の空間を挿入部から先端に向か
って徐々に薄くするようにテーパーを付け、一方でブラ
ケットの突出部を先端に向かって徐々に薄くするように
テーパーを付けてもよい。
【0007】次に、樹脂モールド部にブラケットを固定
する取付構造について説明する。まず、固定子樹脂モー
ルド部の挿入溝にブラケットの突出部を合わせて、軸方
向に挿入する。次いでこの状態から、ブラケットの突出
部を前記挿入溝に沿って嵌合溝の方向へ回転させる。回
転させながら、前記の嵌合溝の凹部とブラケットの突出
部の凸部との位置合わせを行う。この回転角は、固定子
内径に沿って一スロットの角度以内である。その位置合
わせが出来ると凸部と凹部が嵌合し、該ブラケットは樹
脂モールド部に固定される。図2は、図1のAA’断面
図であり、前記の嵌合状態を示す。なお、ここでは一側
のブラケットの取付構造の説明を行ったが、回転子を組
み込んだ後で軸受を支承するため他側も本発明の構造と
してもよい。あるいは、一側を一体樹脂成型し他側を本
発明のブラケット取付構造としてもよい。
【0008】図3は本発明の固定子樹脂モールド部の図
1におけるBB’の拡大断面図である。固定子鉄心8の
内径に沿って樹脂モールド部1の一側に挿入溝2を放射
状に形成し、同挿入溝に連続して一方向に嵌合溝3を形
成し、同嵌合溝の上部または下部に凹部7を設けてい
る。図3の(1)に前記の嵌合溝と凹部の断面を示す。
一方、図3の(2)は、嵌合溝を挿入溝から先端に向か
って徐々に薄くするようにテーパーを付けた他の実施例
であり、このテーパーによりブラケットの突出部を固定
する。
【0009】図4は、電動機の両側を本発明の樹脂モー
ルド部とする場合に挿入溝、嵌合溝、及び凹部を形成す
る金型の部分断面図を示す。金型A12と金型B13
は、入れ子構造をなしている。まず、樹脂モールド部1
を成型するために固定子鉄心8を金型Aと金型Bで挟
み、樹脂モールド部の空間を形成する。前記空間に樹脂
を注入し樹脂モールド部を成型する。次いで、金型Aと
金型Bを矢印で示す互いに反対方向に引き抜き樹脂モー
ルド部を取り出す。この金型により、本発明による固定
子の樹脂モールド部の挿入溝、嵌合溝、及び凹部をアン
ダーカットなしに形成することが出来る。また、凹部の
替わりにテーパーをつけた金型とすることにより、前記
の他の係止手段による実施例にも対応できる。
【0010】図5は、本発明のブラケットの平面図であ
る。ブラケット4の外周部に沿って突出部5を設けてい
る。図6は、図5のCC’断面図である。該突出部の上
部または下部に凸部6を設けている。図7は図5のD
D’拡大断面図であり、その(1)は該突出部の凸部を
示す。一方、同DD’拡大断面図の(2)は、他の実施
例であり、ブラケットの突出部を先端に向かって徐々に
薄くするようにテーパーを付けている。前記図3のB
B’拡大断面図の(2)に示す嵌合溝の空間を挿入溝か
ら先端に向かって徐々に薄くしたテーパーと、且つ図7
のDD’拡大断面図の(2)に示すブラケットの突出部
を先端に向かって徐々に薄くしたテーパーにより、該ブ
ラケットを前記嵌合部に沿って該ブラケットを回転し、
固定している。
【0011】
【発明の効果】以上のように本発明においては、前記樹
脂モールド部の一側に挿入溝を放射状に形成し、同挿入
溝に連続して一方向に嵌合溝を形成する一方、前記ブラ
ケットの外周部に前記挿入溝に対応する突出部を放射状
に形成し、同突出部と前記嵌合溝にブラケットの係止手
段を設け、ブラケットの突出部を樹脂モールド部の挿入
溝に合わせて該ブラケットを軸方向から樹脂モールド部
に挿入し、該ブラケットを前記溝部に沿って回転し、前
記係止手段により嵌合して該ブラケットを固定してなる
電動機を形成するようにし、前記ブラケットの係止手段
としては、樹脂モールド部の嵌合溝に設けた凸部または
凹部とブラケットの突出部に設けた凹部または凸部を嵌
合して該ブラケットを固定してなるようにし、また、他
の前記ブラケットの係止手段としては、前記樹脂モール
ド部の嵌合溝の空間を挿入部から先端に向かって徐々に
薄くするようにテーパーを付け、一方でブラケットの突
出部を先端に向かって徐々に薄くするようにテーパーを
付け、該ブラケットを前記嵌合溝に沿って回転して該ブ
ラケットを固定してなるようにし、電動機を構成したこ
とにより、従来のブラケットの取付方法のように接着材
を全く使用しないで材料費が削減され、しかも固定子の
樹脂モールドの後で簡単にブラケットを樹脂モールド部
に取付け可能となる。この結果、電動機の製造工数と材
料費を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の固定子樹脂モールド部にブラケットを
挿入し、回転させ固定した状態を示す一実施例の平面図
である。
【図2】図1のAA’断面図を示す。
【図3】本発明の固定子樹脂モールド部の図1のBB’
拡大断面図である。
【図4】本発明の固定子樹脂モールド部を成型するため
の金型の部分断面図である。
【図5】本発明のブラケットの平面図である。
【図6】本発明のブラケットのCC’断面図である。
【図7】本発明のブラケットのDD’拡大断面図であ
る。
【図8】従来のブラケットを固定子樹脂モールド部に固
定した状態を示す平面図である。
【図9】従来のブラケットを固定子樹脂モールド部に固
定した状態を示すEE’部分断面図である。
【符号の説明】
1 樹脂モールド部 2 挿入溝 3 嵌合溝 4 ブラケット 5 突出部 6 凸部 7 凹部 8 固定子鉄心 9 回転子 10 回転軸 11 軸受 12 金型A 13 金型B
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森 幸司 川崎市高津区末長1116番地 株式会社富士 通ゼネラル内 (72)発明者 相馬 裕治 川崎市高津区末長1116番地 株式会社富士 通ゼネラル内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定子の外周を樹脂モールドし、同樹脂
    モールド部の両側に軸受を保持するブラケットを取付
    け、同ブラケットの軸受に回転子の回転軸を支承してな
    る電動機において、 前記樹脂モールド部の一側に挿入溝を放射状に形成し、
    同挿入溝に連続して一方向に嵌合溝を形成する一方、前
    記ブラケットの外周部に前記挿入溝に対応する突出部を
    放射状に形成し、同突出部と前記嵌合溝に係止手段を設
    け、 ブラケットの突出部を樹脂モールド部の挿入溝に合わせ
    て該ブラケットを軸方向から樹脂モールド部に挿入し、
    該ブラケットを前記溝部に沿って回転し、前記係止手段
    により嵌合して該ブラケットを固定してなることを特徴
    とする電動機。
  2. 【請求項2】 前記係止手段が、前記樹脂モールド部の
    嵌合溝に設けた凸部または凹部とブラケットの突出部に
    設けた凹部または凸部とからなることを特徴とする請求
    項1の電動機。
  3. 【請求項3】 前記係止手段が、前記樹脂モールド部の
    挿入溝から先端に向かって徐々に薄くするようにテーパ
    ーを付けた嵌合溝と、ブラケットの先端に向かって徐々
    に薄くするようにテーパーを付けた突出部とからなるこ
    とを特徴とする請求項1の電動機。
JP4940494A 1994-03-18 1994-03-18 電動機 Pending JPH07264794A (ja)

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JP4940494A JPH07264794A (ja) 1994-03-18 1994-03-18 電動機

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JP4940494A JPH07264794A (ja) 1994-03-18 1994-03-18 電動機

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JPH07264794A true JPH07264794A (ja) 1995-10-13

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