JPH07264682A - メカトロニクス機器におけるデータ転送回路及びデータ転送制御方法 - Google Patents
メカトロニクス機器におけるデータ転送回路及びデータ転送制御方法Info
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- JPH07264682A JPH07264682A JP6073892A JP7389294A JPH07264682A JP H07264682 A JPH07264682 A JP H07264682A JP 6073892 A JP6073892 A JP 6073892A JP 7389294 A JP7389294 A JP 7389294A JP H07264682 A JPH07264682 A JP H07264682A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、制御部筐体と分散したセンサ及び
ソレノイドバルブのような入出力デバイス間のデータ転
送を本数が少なく、一定の本数の信号線で実現すること
を目的としている。 【構成】 クロック信号、データ信号、スタート信号、
リセット信号の制御信号と、電源、グランドを入出力す
る制御部を設け、入出力バッファとケーブル接続してい
る。入出力バッファが複数の場合は、制御部と複数個の
入出力バッファを鎖状にケーブル接続する。入出力バッ
ファは、予めセットしてあるアドレスデータとデータ信
号を通してシリアルに入力するアドレスデータを比較
し、一致したとき、アドレスデータに続いてシリアルに
入力するデータを出力シフトレジスタに取り込み、続い
て、入力シフトレジスタのデータをデータ信号としてシ
リアルに出力する。
ソレノイドバルブのような入出力デバイス間のデータ転
送を本数が少なく、一定の本数の信号線で実現すること
を目的としている。 【構成】 クロック信号、データ信号、スタート信号、
リセット信号の制御信号と、電源、グランドを入出力す
る制御部を設け、入出力バッファとケーブル接続してい
る。入出力バッファが複数の場合は、制御部と複数個の
入出力バッファを鎖状にケーブル接続する。入出力バッ
ファは、予めセットしてあるアドレスデータとデータ信
号を通してシリアルに入力するアドレスデータを比較
し、一致したとき、アドレスデータに続いてシリアルに
入力するデータを出力シフトレジスタに取り込み、続い
て、入力シフトレジスタのデータをデータ信号としてシ
リアルに出力する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、制御部と分散した入出
力デバイス間のデータ転送を、本数が少なく、一定本数
の信号線で実現するメカトロニクス機器におけるデータ
転送回路及びデータ転送制御方法に関するものである。
力デバイス間のデータ転送を、本数が少なく、一定本数
の信号線で実現するメカトロニクス機器におけるデータ
転送回路及びデータ転送制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5(a)に従来の、制御部と分散した
入出力デバイスである複数のセンサと複数のソレノイド
バルブ間のデータラインの接続を示す。従来の接続は、
制御部筐体100内に制御部101と複数のセンサバル
ブバッファ103があり、センサバルブバッファ103
は、分散したコネクタボード201とケーブルで接続さ
れ、コネクタボード201には複数のセンサと複数のソ
レノイドバルブが接続されている。センサから出力され
るデータの読み込み、ソレノイドバルブへ出力するデー
タの書き込みは、各センサ、各ソレノイドバルブに対応
したセンサバルブバッファ103に設定されたI/Oア
ドレスの各ビットに対し読みだし書き込みしており、セ
ンサバルブバッファ103のデータと末端のセンサ、ソ
レノイドバルブの関係は、1対1の関係であった。この
ため、センサバルブバッファ103と各センサ、及び、
各ソレノイドバルブ間の信号は、図5(b)のようにス
タティックな信号でのデータ転送方式であった。センサ
バルブバッファ103とコネクタボード201間のケー
ブルは、電源及びグランドと、コネクタボード201に
接続されるセンサ及びソレノイドバルブの数に等しい信
号線で構成される。このため、ケーブルの信号線が多
く、コネクタボード201に接続されるセンサ及びソレ
ノイドバルブの数が増減すると信号線の数も増減してい
た。
入出力デバイスである複数のセンサと複数のソレノイド
バルブ間のデータラインの接続を示す。従来の接続は、
制御部筐体100内に制御部101と複数のセンサバル
ブバッファ103があり、センサバルブバッファ103
は、分散したコネクタボード201とケーブルで接続さ
れ、コネクタボード201には複数のセンサと複数のソ
レノイドバルブが接続されている。センサから出力され
るデータの読み込み、ソレノイドバルブへ出力するデー
タの書き込みは、各センサ、各ソレノイドバルブに対応
したセンサバルブバッファ103に設定されたI/Oア
ドレスの各ビットに対し読みだし書き込みしており、セ
ンサバルブバッファ103のデータと末端のセンサ、ソ
レノイドバルブの関係は、1対1の関係であった。この
ため、センサバルブバッファ103と各センサ、及び、
各ソレノイドバルブ間の信号は、図5(b)のようにス
タティックな信号でのデータ転送方式であった。センサ
バルブバッファ103とコネクタボード201間のケー
ブルは、電源及びグランドと、コネクタボード201に
接続されるセンサ及びソレノイドバルブの数に等しい信
号線で構成される。このため、ケーブルの信号線が多
く、コネクタボード201に接続されるセンサ及びソレ
ノイドバルブの数が増減すると信号線の数も増減してい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
従来のデータ転送制御方法は、1対1のスタティックな
方式であり、多数のセンサ及びソレノイドバルブの信号
をやりとりするには、多数の信号線を必要とし、制御部
筐体から分散したコネクタボードまで多数の信号線を配
線する欠点があった。本発明は、制御部筐体と分散した
センサ及びソレノイドバルブのような入出力デバイス間
のデータ転送を本数が少なく、一定の本数の信号線で実
現することを目的としている。
従来のデータ転送制御方法は、1対1のスタティックな
方式であり、多数のセンサ及びソレノイドバルブの信号
をやりとりするには、多数の信号線を必要とし、制御部
筐体から分散したコネクタボードまで多数の信号線を配
線する欠点があった。本発明は、制御部筐体と分散した
センサ及びソレノイドバルブのような入出力デバイス間
のデータ転送を本数が少なく、一定の本数の信号線で実
現することを目的としている。
【0004】
(請求項1において)上記目的を達成するために、本発
明においては、クロック信号、データ信号、スタート信
号、リセット信号の制御信号と、電源、グランドを入出
力する制御部を設け、入出力バッファとケーブル接続し
ている。入出力バッファが複数の場合は、制御部と複数
個の入出力バッファを鎖状にケーブル接続する。入出力
バッファは、制御信号と電源、グランドを入力し、予め
セットしてあるアドレスデータとデータ信号を通してシ
リアルに入力するアドレスデータを比較し、一致したと
き、アドレスデータに続いてシリアルに入力するデータ
を出力シフトレジスタに取り込み、続いて、入力シフト
レジスタのデータをデータ信号としてシリアルに出力す
る。
明においては、クロック信号、データ信号、スタート信
号、リセット信号の制御信号と、電源、グランドを入出
力する制御部を設け、入出力バッファとケーブル接続し
ている。入出力バッファが複数の場合は、制御部と複数
個の入出力バッファを鎖状にケーブル接続する。入出力
バッファは、制御信号と電源、グランドを入力し、予め
セットしてあるアドレスデータとデータ信号を通してシ
リアルに入力するアドレスデータを比較し、一致したと
き、アドレスデータに続いてシリアルに入力するデータ
を出力シフトレジスタに取り込み、続いて、入力シフト
レジスタのデータをデータ信号としてシリアルに出力す
る。
【0005】(請求項2において)上記目的を達成する
ために、本発明においては、制御部より一定の周期のク
ロック信号を出力している。また、制御部よりスタート
信号が出力されると、同時に、制御部よりデータ信号と
して、クロックに同期したシリアルのアドレスデータが
転送される。制御部は、アドレスデータに続き出力デー
タを転送する。続いて、信号の衝突を避けるため、制御
部も入出力バッファもデータ信号を駆動しないダミーサ
イクルを設ける。続いて、予めセットしてある自分のア
ドレスと、データ信号として送られたアドレスが一致し
た入出力バッファより、シリアルの入力データをデータ
信号に転送する。その後、スタート信号が発生するま
で、制御部も入出力バッファもデータ信号を駆動しない
ダミーサイクルとする。リセット信号は、制御部より出
力され、データ転送とは無関係に、全ての入出力バッフ
ァをリセットする。
ために、本発明においては、制御部より一定の周期のク
ロック信号を出力している。また、制御部よりスタート
信号が出力されると、同時に、制御部よりデータ信号と
して、クロックに同期したシリアルのアドレスデータが
転送される。制御部は、アドレスデータに続き出力デー
タを転送する。続いて、信号の衝突を避けるため、制御
部も入出力バッファもデータ信号を駆動しないダミーサ
イクルを設ける。続いて、予めセットしてある自分のア
ドレスと、データ信号として送られたアドレスが一致し
た入出力バッファより、シリアルの入力データをデータ
信号に転送する。その後、スタート信号が発生するま
で、制御部も入出力バッファもデータ信号を駆動しない
ダミーサイクルとする。リセット信号は、制御部より出
力され、データ転送とは無関係に、全ての入出力バッフ
ァをリセットする。
【0006】(請求項3において)上記目的を達成する
ために、本発明において、入出力バッファを次のように
構成する。まず、クロック信号、スタート信号、リセッ
ト信号のレシーバ回路と、データ信号のドライバレシー
バ回路を含むドライバレシーバを設ける。制御回路は、
スタート信号でアドレスシフトレジスタへのデータの取
り込みを開始し、入力したアドレスシフトレジスタのア
ドレスと、各入出力バッファに予めセットした固有のア
ドレスを比較するアドレス比較回路でアドレスが一致す
ると、出力シフトレジスタへのデータ取り込み、入力シ
フトレジスタのデータの出力を制御する。また、アドレ
スデータを入力するアドレスシフトレジスタ、出力デー
タを入力する出力シフトレジスタ、入力データをデータ
信号として出力する入力シフトレジスタを設ける。そし
て、予めセットしたアドレスと、データ信号として転送
されたアドレスシフトレジスタに取り込まれたアドレス
を比較するアドレス比較回路を設ける。
ために、本発明において、入出力バッファを次のように
構成する。まず、クロック信号、スタート信号、リセッ
ト信号のレシーバ回路と、データ信号のドライバレシー
バ回路を含むドライバレシーバを設ける。制御回路は、
スタート信号でアドレスシフトレジスタへのデータの取
り込みを開始し、入力したアドレスシフトレジスタのア
ドレスと、各入出力バッファに予めセットした固有のア
ドレスを比較するアドレス比較回路でアドレスが一致す
ると、出力シフトレジスタへのデータ取り込み、入力シ
フトレジスタのデータの出力を制御する。また、アドレ
スデータを入力するアドレスシフトレジスタ、出力デー
タを入力する出力シフトレジスタ、入力データをデータ
信号として出力する入力シフトレジスタを設ける。そし
て、予めセットしたアドレスと、データ信号として転送
されたアドレスシフトレジスタに取り込まれたアドレス
を比較するアドレス比較回路を設ける。
【0007】(請求項4において)上記目的を達成する
ために、本発明において、入出力バッファを次のように
構成する。まず、クロック信号、スタート信号、リセッ
ト信号のレシーバ回路と、データ信号のドライバレシー
バ回路を含むドライバレシーバを設ける。制御回路は、
スタート信号でアドレスシフトレジスタへのデータの取
り込みを開始し、入力したアドレスシフトレジスタのア
ドレスと、各入出力バッファに予めセットした固有のア
ドレスを比較するアドレス比較回路でアドレスが一致す
ると、出力シフトレジスタへのデータ取り込み、入力シ
フトレジスタのデータの出力、出力シフトレジスタから
出力レジスタへの書き込み、入力マルチプレクサから入
力シフトレジスタへの書き込みを制御する。また、アド
レスデータを入力するアドレスシフトレジスタ、出力デ
ータを入力する出力シフトレジスタ、入力データをデー
タ信号として出力する入力シフトレジスタ、出力シフト
レジスタの複数のデータを記憶する出力レジスタ、入力
シフトレジスタに複数の入力データを選択入力する入力
マルチプレクサを設ける。そして、予めセットしたアド
レスとデータ信号として転送されたアドレスシフトレジ
スタに取り込まれたアドレスを比較するアドレス比較回
路を設ける。
ために、本発明において、入出力バッファを次のように
構成する。まず、クロック信号、スタート信号、リセッ
ト信号のレシーバ回路と、データ信号のドライバレシー
バ回路を含むドライバレシーバを設ける。制御回路は、
スタート信号でアドレスシフトレジスタへのデータの取
り込みを開始し、入力したアドレスシフトレジスタのア
ドレスと、各入出力バッファに予めセットした固有のア
ドレスを比較するアドレス比較回路でアドレスが一致す
ると、出力シフトレジスタへのデータ取り込み、入力シ
フトレジスタのデータの出力、出力シフトレジスタから
出力レジスタへの書き込み、入力マルチプレクサから入
力シフトレジスタへの書き込みを制御する。また、アド
レスデータを入力するアドレスシフトレジスタ、出力デ
ータを入力する出力シフトレジスタ、入力データをデー
タ信号として出力する入力シフトレジスタ、出力シフト
レジスタの複数のデータを記憶する出力レジスタ、入力
シフトレジスタに複数の入力データを選択入力する入力
マルチプレクサを設ける。そして、予めセットしたアド
レスとデータ信号として転送されたアドレスシフトレジ
スタに取り込まれたアドレスを比較するアドレス比較回
路を設ける。
【0008】
【実施例】図1に本発明の、制御部筐体100内の制御
部102と分散した入出力デバイスであるセンサとソレ
ノイドバルブ間のデータラインの接続を示す。本発明の
接続は、制御部筐体100内に制御部102があり、制
御部102は分散した入出力バッファ200とケーブル
で接続され、コネクタボード201は入出力バッファ2
00の近辺にありケーブル又はコネクタで接続される。
そして、コネクタボード201には複数のセンサと複数
のソレノイドバルブが接続されている。入出力バッファ
200とセンサ及びソレノイドバルブとの間のデータ転
送は1対1であり、コネクタボード201を介してスタ
ティックな信号で接続されるが、コネクタボード201
とセンサ及びソレノイドバルブ間は位置的に近い場所に
あるため、多数の信号線を長く引き回すことは無い。制
御部102と入出力バッファ200間は、クロック信
号、データ信号、スタート信号、リセット信号の制御信
号と、電源、グランドで接続され、シリアルにデータ転
送される。複数の入出力バッファ200は鎖状に接続さ
れ、予めそれぞれ別のアドレスが設定される。
部102と分散した入出力デバイスであるセンサとソレ
ノイドバルブ間のデータラインの接続を示す。本発明の
接続は、制御部筐体100内に制御部102があり、制
御部102は分散した入出力バッファ200とケーブル
で接続され、コネクタボード201は入出力バッファ2
00の近辺にありケーブル又はコネクタで接続される。
そして、コネクタボード201には複数のセンサと複数
のソレノイドバルブが接続されている。入出力バッファ
200とセンサ及びソレノイドバルブとの間のデータ転
送は1対1であり、コネクタボード201を介してスタ
ティックな信号で接続されるが、コネクタボード201
とセンサ及びソレノイドバルブ間は位置的に近い場所に
あるため、多数の信号線を長く引き回すことは無い。制
御部102と入出力バッファ200間は、クロック信
号、データ信号、スタート信号、リセット信号の制御信
号と、電源、グランドで接続され、シリアルにデータ転
送される。複数の入出力バッファ200は鎖状に接続さ
れ、予めそれぞれ別のアドレスが設定される。
【0009】図2にデータ転送のタイミング図を示す。
ここで、クロック信号は制御部102より出力されるシ
リアル転送を行う為の同期信号である。また、データ信
号は制御部102より出力されるアドレスデータと出力
データ、入出力バッファ200から出力される入力デー
タを転送する双方向の信号である。そして、スタート信
号はアドレスデータの転送開始を知らせる制御部102
から転送する信号である。また、リセット信号は、全て
の入出力バッファ200をリセットする制御部から転送
する信号である。クロック1でスタート信号が入出力バ
ッファ200に入力すると、入出力バッファ200内の
制御回路220によりアドレスシフトレジスタ230の
シフト動作が開始されA7からA0のアドレスデータ1
バイトが入力する。クロック9で、予めセットしてある
自分のアドレスとアドレスシフトレジスタ230の内容
を比較し、一致しない場合は、それ以後何も制御され
ず、次のスタート信号待ちとなる。自分のアドレスと比
較し、一致した場合は、続いてデータ信号により入力さ
れる出力データを出力シフトレジスタ240に入力し、
クロック17でシフト動作を停止し、出力端子に1バイ
トのパラレルデータを出力する。入力端子からのパラレ
ル1バイトの入力データは、自分のアドレスと一致した
時点で、入力シフトレジスタ250に取り込まれ、クロ
ック18から入力データとしてデータバスに出力され
る。この時、データ信号の転送方向が入出力バッファ2
00から制御部102方向になるよう制御回路220で
制御する。なお、ダミー(DUMMY)サイクルでは、
制御部102側、入出力バッファ200側共にデータ信
号を駆動しない。
ここで、クロック信号は制御部102より出力されるシ
リアル転送を行う為の同期信号である。また、データ信
号は制御部102より出力されるアドレスデータと出力
データ、入出力バッファ200から出力される入力デー
タを転送する双方向の信号である。そして、スタート信
号はアドレスデータの転送開始を知らせる制御部102
から転送する信号である。また、リセット信号は、全て
の入出力バッファ200をリセットする制御部から転送
する信号である。クロック1でスタート信号が入出力バ
ッファ200に入力すると、入出力バッファ200内の
制御回路220によりアドレスシフトレジスタ230の
シフト動作が開始されA7からA0のアドレスデータ1
バイトが入力する。クロック9で、予めセットしてある
自分のアドレスとアドレスシフトレジスタ230の内容
を比較し、一致しない場合は、それ以後何も制御され
ず、次のスタート信号待ちとなる。自分のアドレスと比
較し、一致した場合は、続いてデータ信号により入力さ
れる出力データを出力シフトレジスタ240に入力し、
クロック17でシフト動作を停止し、出力端子に1バイ
トのパラレルデータを出力する。入力端子からのパラレ
ル1バイトの入力データは、自分のアドレスと一致した
時点で、入力シフトレジスタ250に取り込まれ、クロ
ック18から入力データとしてデータバスに出力され
る。この時、データ信号の転送方向が入出力バッファ2
00から制御部102方向になるよう制御回路220で
制御する。なお、ダミー(DUMMY)サイクルでは、
制御部102側、入出力バッファ200側共にデータ信
号を駆動しない。
【0010】図3に入出力バッファ200の回路ブロッ
クの一例を示す。ドライバレシーバ210は、データ信
号を除いてレシーバのみである。入力シフトレジスタよ
り入力データを出力する時のみ入出力バッファ200の
データ信号のドライバが動作する。制御回路220は、
スタート信号で動作を開始し、アドレスシフトレジスタ
230へのデータの入力、アドレス比較回路231でア
ドレスが一致した時の出力シフトレジスタ240へのデ
ータ入力、入力シフトレジスタ250からのデータ出力
を制御する。アドレスシフトレジスタ230は、スター
ト信号を起点としてアドレスデータを入力する。アドレ
ス比較回路231は、アドレスシフトレジスタ230と
予めセットしてある自分のアドレスを比較し制御回路
に、その結果を出力する。出力シフトレジスタ240は
データ信号で送られる出力データをパラレルデータに変
換する。入力シフトレジスタ250は、パラレルデータ
の入力をシリアルデータに変換してデータ信号へ出力す
る。
クの一例を示す。ドライバレシーバ210は、データ信
号を除いてレシーバのみである。入力シフトレジスタよ
り入力データを出力する時のみ入出力バッファ200の
データ信号のドライバが動作する。制御回路220は、
スタート信号で動作を開始し、アドレスシフトレジスタ
230へのデータの入力、アドレス比較回路231でア
ドレスが一致した時の出力シフトレジスタ240へのデ
ータ入力、入力シフトレジスタ250からのデータ出力
を制御する。アドレスシフトレジスタ230は、スター
ト信号を起点としてアドレスデータを入力する。アドレ
ス比較回路231は、アドレスシフトレジスタ230と
予めセットしてある自分のアドレスを比較し制御回路
に、その結果を出力する。出力シフトレジスタ240は
データ信号で送られる出力データをパラレルデータに変
換する。入力シフトレジスタ250は、パラレルデータ
の入力をシリアルデータに変換してデータ信号へ出力す
る。
【0011】図4に入出力バッファ202の別の回路ブ
ロックを示す。図3との違いは、入力、出力のバイト数
を複数にしていることである。出力レジスタ241への
記憶は、同じアドレスで入出力バッファ202へのデー
タ転送を行った時、1回目の転送では、1バイト目のレ
ジスタへ書き込み、2回目の転送では、2バイト目のレ
ジスタへ書き込み、同じアドレスでの転送バイト数を予
め決めておくことで、複数バイトの出力データを同じボ
ードに転送できる。入力については、マルチプレクサ2
51を設け、同じアドレスで入出力バッファ202への
データ転送を行い、複数バイトの入力データを予め決め
ておいたバイト数だけ次々と入力することができる。
ロックを示す。図3との違いは、入力、出力のバイト数
を複数にしていることである。出力レジスタ241への
記憶は、同じアドレスで入出力バッファ202へのデー
タ転送を行った時、1回目の転送では、1バイト目のレ
ジスタへ書き込み、2回目の転送では、2バイト目のレ
ジスタへ書き込み、同じアドレスでの転送バイト数を予
め決めておくことで、複数バイトの出力データを同じボ
ードに転送できる。入力については、マルチプレクサ2
51を設け、同じアドレスで入出力バッファ202への
データ転送を行い、複数バイトの入力データを予め決め
ておいたバイト数だけ次々と入力することができる。
【0012】メカトロニクス機器において、出力データ
はソレノイドバルブの駆動に、入力データはセンサの入
力に使用される場合が多いが、パルスモータのエンコー
ダパルスのカウントデータを入力したり、A/Dコンバ
ータからの入力、D/Aコンバータへの出力もできる。
はソレノイドバルブの駆動に、入力データはセンサの入
力に使用される場合が多いが、パルスモータのエンコー
ダパルスのカウントデータを入力したり、A/Dコンバ
ータからの入力、D/Aコンバータへの出力もできる。
【0013】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、制御部と分散した入出力バッファ及び入出
力バッファの近辺にあるセンサ、ソレノイドバルブのよ
うな入出力デバイス間のデータ転送に必要とする信号線
の本数が少なくなり、一定の本数の信号線で実現でき
る。このためケーブルの配線が容易になる他、センサや
ソレノイドバルブ以外の入出力データの転送にも使用で
き、有用なデータ転送制御方法である。
ているので、制御部と分散した入出力バッファ及び入出
力バッファの近辺にあるセンサ、ソレノイドバルブのよ
うな入出力デバイス間のデータ転送に必要とする信号線
の本数が少なくなり、一定の本数の信号線で実現でき
る。このためケーブルの配線が容易になる他、センサや
ソレノイドバルブ以外の入出力データの転送にも使用で
き、有用なデータ転送制御方法である。
【図1】本発明のデータラインの接続を示す説明図であ
る。
る。
【図2】本発明のデータ転送のタイミング図である。
【図3】本発明の入出力バッファの一例を示す回路ブロ
ック図である。
ック図である。
【図4】本発明の入出力バッファの別の例を示す回路ブ
ロック図である。
ロック図である。
【図5】従来のデータラインの接続を示す説明図とデー
タ転送のタイミング図である。
タ転送のタイミング図である。
100 制御部筐体 101、102 制御部 103 センサバルブバッファ 200、202 入出力バッファ 201 コネクタボード 210 ドライバレシーバ 220、221 制御回路 230 アドレスシフトレジスタ 231 アドレス比較回路 240 出力シフトレジスタ 241 出力レジスタ 250 入力シフトレジスタ 251 入力マルチプレクサ
Claims (4)
- 【請求項1】 クロック信号、データ信号、スタート信
号及びリセット信号から成る制御信号を送受信する制御
部(102)と、 上記制御信号を入力し、上記データ信号が、予めセット
してあるアドレスデータと一致したとき、上記データ信
号を取り込む出力シフトレジスタ(240)と、上記デ
ータ信号を出力する入力レジスタ(250)とを有する
入出力バッファ(200)と、 制御部(102)と複数の入出力バッファ(200)を
連続的に接続する、上記制御信号を含むケーブルと、 以上を具備することを特徴とするメカトロニクス機器に
おけるデータ転送回路。 - 【請求項2】 制御部(102)より一定の周期のクロ
ック信号を出力し、 制御部(102)より出力するスタート信号により、制
御部(102)より出力するデータ信号で、クロック信
号に同期したシリアルのアドレスデータの転送を開始
し、 制御部(102)より出力するデータ信号に、クロック
信号に同期したシリアルのアドレスデータと出力データ
を転送し、 続く1サイクルを、制御部(102)も入出力バッファ
(200)も、データ信号を駆動しないダミー(DUM
MY)サイクルとし、 続いて、入出力バッファ(200)より、シリアルの出
力データを、クロック信号に同期してデータ信号に転送
し、 続く1サイクル以上を、制御部(102)も入出力バッ
ファ(200)も、データ信号を駆動しないダミー(D
UMMY)サイクルとし、 データ転送とは無関係に、全ての入出力バッファ(20
0)をリセットする、リセット信号を、制御部(10
2)より出力できる、 以上を特徴としたメカトロニクス機器におけるデータ転
送制御方法。 - 【請求項3】 入出力バッファ(200)において、 クロック信号、スタート信号、リセット信号のレシーバ
回路と、データ信号のドライバレシーバ回路を含むドラ
イバレシーバ(210)を設け、 スタート信号でアドレスシフトレジスタ(230)への
データの取り込みを開始し、入力したアドレスシフトレ
ジスタ(230)のアドレスと、各入出力バッファ(2
00)に予めセットした固有のアドレスを比較するアド
レス比較回路(231)でアドレスが一致した場合、出
力シフトレジスタ(240)へのデータの取り込み、入
力シフトレジスタ(250)のデータの出力を制御する
制御回路(220)を設け、 アドレスデータを入力するアドレスシフトレジスタ(2
30)を設け、 出力データを入力する出力シフトレジスタ(240)を
設け、 入力データをデータ信号として出力する入力シフトレジ
スタ(250)を設け、 予めセットしたアドレスと、データ信号として転送され
たアドレスシフトレジスタ(230)に取り込まれたア
ドレスを比較するアドレス比較回路(231)を設け、 以上を特徴としたメカトロニクス機器におけるデータ転
送回路。 - 【請求項4】 入出力バッファ(202)において、 クロック信号、スタート信号、リセット信号のレシーバ
回路と、データ信号のドライバレシーバ回路を含むドラ
イバレシーバ(210)を設け、 スタート信号でアドレスシフトレジスタ(230)への
データの取り込みを開始し、入力したアドレスシフトレ
ジスタ(230)のアドレスと、各入出力バッファ(2
02)に予めセットした固有のアドレスを比較するアド
レス比較回路(231)でアドレスが一致した場合、出
力シフトレジスタ(240)へのデータの取り込み、入
力シフトレジスタ(250)のデータの出力、出力シフ
トレジスタ(240)から出力レジスタ(241)への
書き込み、入力マルチプレクサ(251)から入力シフ
トレジスタ(250)への書き込みを制御する制御回路
(221)を設け、 アドレスデータを入力するアドレスシフトレジスタ(2
30)を設け、 出力データを入力する出力シフトレジスタ(240)を
設け、 入力データをデータ信号として出力する入力シフトレジ
スタ(250)を設け、 出力シフトレジスタ(240)の複数のデータを記憶す
る出力レジスタ(241)を設け、 入力シフトレジスタ(250)に複数の入力データを選
択入力する入力マルチプレクサ(251)を設け、 予めセットしたアドレスと、データ信号として転送され
たアドレスシフトレジスタ(230)に取り込まれたア
ドレスを比較するアドレス比較回路(231)を設け、
以上を特徴としたメカトロニクス機器におけるデータ転
送回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6073892A JPH07264682A (ja) | 1994-03-18 | 1994-03-18 | メカトロニクス機器におけるデータ転送回路及びデータ転送制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6073892A JPH07264682A (ja) | 1994-03-18 | 1994-03-18 | メカトロニクス機器におけるデータ転送回路及びデータ転送制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07264682A true JPH07264682A (ja) | 1995-10-13 |
Family
ID=13531319
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6073892A Pending JPH07264682A (ja) | 1994-03-18 | 1994-03-18 | メカトロニクス機器におけるデータ転送回路及びデータ転送制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07264682A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1264737A1 (de) * | 2001-06-08 | 2002-12-11 | Valeo Schalter und Sensoren GmbH | System zur Übertragung von Signalen innerhalb eines Fahrzeugs |
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-
1994
- 1994-03-18 JP JP6073892A patent/JPH07264682A/ja active Pending
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