JPH07264602A - 動きベクトル検出方法 - Google Patents

動きベクトル検出方法

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JPH07264602A
JPH07264602A JP7810894A JP7810894A JPH07264602A JP H07264602 A JPH07264602 A JP H07264602A JP 7810894 A JP7810894 A JP 7810894A JP 7810894 A JP7810894 A JP 7810894A JP H07264602 A JPH07264602 A JP H07264602A
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JP
Japan
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search
residual
motion vector
ranges
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Pending
Application number
JP7810894A
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English (en)
Inventor
Naohisa Arai
尚久 荒井
Masashi Ota
正志 太田
Kyoko Fukuda
京子 福田
Tadafusa Tomitaka
忠房 富高
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 代表点マッチングで動きベクトルを求める際
に、サーチ範囲を重ねた場合にも、残差メモリの制御が
複雑化しないようにする。 【構成】 代表点マッチングで動きベクトルを求める際
に、サーチ範囲を重ねる。この時、サーチ範囲の長さを
M、各サーチ範囲の重複部の長さをNとしたとき、 N=M×(1−(1/P)) 但しPは整数となるようにする。これにより、複数の残
差メモリをアドレスの遅延だけで制御できるようにな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、画像の予測符号化や
ビデオカメラの動き補正に用いて好適な動きベクトル検
出方法及び動きベクトル検出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】画像の予測符号化処理を効率的に行う場
合や、画像処理によるビデオカメラの手振れ補正を行う
場合に、動きベクトルが検出される。このような動きベ
クトルの検出方法として、代表点マッチング法が知られ
ている。代表点マッチング法は、前フィールドに代表点
を設定し、現フィールドのサーチ範囲の画素データと前
フィールドの代表点の画素データとを比較し、サーチ範
囲の画素データのうち代表点の画素データに最も近い画
素データから、動きベクトルを求めるものである。
【0003】つまり、図9は、代表点マッチング法によ
る動きベクトルの検出方法を示すものである。図9にお
いて、101は前フィールドを示し、102は現フィー
ルドを示す。なお、この例では、図10に示すように、
4つの検出領域103A、103B、103C、103
Dが設定される。現フィールド102には、各代表点
D、D、D、…の近傍に、サーチ範囲S、S、S、…が
設定される。現フィールドの各サーチ範囲S、S、S、
…にある画素データと、前フィールドの代表点の画素デ
ータとが比較される。各サーチ範囲S、S、S、…での
画素データの中で、代表点に最も近いものが検出され、
これに基づいて、動きベクトルが求められる。
【0004】このような代表点マッチングにより動きベ
クトルを検出する動きベクトル検出装置は、図11に示
すように、動き検出に不要な周波数成分を除去するため
のフィルタ回路111と、代表点メモリ112と、前フ
ィールドの代表点と現フィールドのサーチ範囲の画素デ
ータとを比較して残差を求める差分演算回路113と、
求められた残差に基づいて動きベクトルを検出する動き
ベクトル検出回路115とから構成される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図9及び図10に示す
例では、例えば4つの検出領域103A、103B、1
03C、103Dが設定されている。これら4つの検出
領域103A、103B、103C、103Dで動きベ
クトルが検出される。このように、複数の検出領域を設
けることで、被写体部分の動きと、背景部分の動きとを
分離して取り出すことができる。この検出領域の数を多
くすることで、より細かく、動きベクトルを検出するこ
とができる。
【0006】ところが、検出領域の分割数を多くする
と、各検出領域での代表点の数及びサーチ範囲内の画素
数が減り、動きベクトルの検出精度が低下する。そこ
で、検出領域の分割数を多くしても、各検出領域での動
きベクトルの検出精度を低下しないように、各検出領域
のサーチ範囲を重ねることが考えられる。しかしなが
ら、サーチ範囲を重ねると、複数の検出領域での残差が
同時に求められることになり、残差を貯える残差メモリ
の制御が複雑になるという問題が生じる。
【0007】したがって、この発明の目的は、サーチ範
囲を重ねた場合にも、残差メモリの制御が複雑化しない
動きベクトル検出方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、各サーチ範
囲の画素データと代表点のデータとを比較して残差を求
め、残差から動きベクトルを求めるようにした動きベク
トル検出方法において、サーチ範囲の長さをM、各サー
チ範囲の重複部の長さをNとしたとき、 N=M×(1−(1/P)) 但しPは整数となるように複数のサーチ範囲を重ねるよ
うにしたことを特徴とする動きベクトル検出方法であ
る。
【0009】
【作用】サーチ範囲の長さをM、サーチ範囲の重なりを
Nとしたとき、サーチ範囲の重なりの長さNを N=M×(1−(1/P)) 但しPは整数としている。このため、残差メモリの制御
が容易になる。
【0010】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して説明する。例えば、4つのサーチ範囲を重ねる場
合について説明する。図1において、S1〜S4は、サ
ーチ範囲を示している。サーチ範囲S1とサーチ範囲S
2とは1/2ずつ重ねられており、サーチ範囲S2とサ
ーチ範囲S3とは1/2ずつ重られており、サーチ範囲
S3とサーチ範囲S4とは1/2ずつ重られている。
【0011】図2は、このように各サーチ範囲を重ねた
場合のタイミング図である。このようにサーチ範囲を重
ねると、最初の時点t1 〜t2 で、サーチ範囲S1の左
半分L1での残差が求められていく。次の時点t2 〜t
3 で、サーチ範囲S1の右半分R1での残差が求められ
ていくと同時にサーチ範囲S2の左半分L2での残差が
求められていく。以下、時点t3 〜t4 、時点t4 〜t
5 、時点t5 〜t6 で、サーチ範囲S2の右半分R2で
の残差が求められていくと同時にサーチ範囲S3の左半
分L3での残差が求められ、サーチ範囲S3の右半分R
3での残差が求められていくと同時にサーチ範囲S4の
左半分L4での残差が求められ、サーチ範囲S4の右半
分R4での残差が求められていく。
【0012】このように、サーチ範囲をその1/2の長
さ分づつ重ねていると、残差メモリの制御が容易にな
る。つまり、2つの残差メモリを設け、一方の残差メモ
リには、各サーチ範囲の左側の残差L1、L2、L3、
L4を貯え、他方の残差メモリには、各サーチ範囲の右
側の残差R1、R2、R3、R4を貯えるようにすれ
ば、サーチ範囲の1/2に対応する分だけ遅延されたア
ドレスを与えることで、2つの残差メモリを制御するこ
とができる。
【0013】これに対して、図3に示すように、4つの
サーチ範囲S11、S12、S13、…を、その1/4
の長さ分ずつ重ねるとする。この場合、図4Aに示すよ
うに、最初の時点t11〜t12で、サーチ範囲S11の左
半分L11での残差が求められていく。次の時点t12
13で、サーチ範囲S11の右半分R11での残差が求
められていくと同時に、サーチ範囲S12の左半分L1
2での残差が求められ、それから次の時点t13〜t
14で、サーチ範囲S12の左半分L12での残差だけが
求められる。以下、サーチ範囲S12の右半分R12で
の残差が求められていくと同時にサーチ範囲S13の左
半分L13での残差が求められてから、サーチ範囲S1
3の左半分L13での残差のみが求められ、サーチ範囲
S13の右半分R13での残差が求められていくと同時
に、サーチ範囲S14の左半分L14での残差が求めら
れてから、サーチ範囲S14の左半分L14での残差の
みが求められる。それから、サーチ範囲S14の右半分
R14での残差が求められていく。
【0014】このように、サーチ範囲S11、S12、
S13、S14を、その1/4長さ分ずつ重ねていく
と、各サーチ範囲の左側の残差L11、L12、L1
3、L14と、右側の残差R11、R12、R13、R
14とのデータ量及びタイミングが異なり、これら2つ
の残差メモリを、夫々別々に制御しなければならなくな
る。
【0015】すなわち、残差メモリを簡単に制御できる
ようにするためには、図5に示すように、サーチ範囲の
長さをM、サーチ範囲の重なりの長さをNとしたとき、
サーチ範囲の長さMを、サーチ範囲を重ねたときに残る
長さ(M−N)で割ったときの商P M/(M−N)=P が整数となるようにする必要がある。したがって、サー
チ範囲の重なりをNを N=M×(1−(1/P)) 但しPは整数とすれば良い。
【0016】例えば、図6に示すように、4つのサーチ
範囲S21〜S24を、その2/3の長さずつ重ねるよ
うにした場合にも、図7に示すように、残差メモリの制
御が簡単に行なえる。なお、この場合には、3つの残差
メモリを設け、1つの残差メモリには、各サーチ範囲の
最も左側の残差L21、L22、L23、L24を貯
え、もう1つの残差メモリには、各サーチ範囲の真中の
残差C21、C22、C23、C24を貯え、もう1つ
の残差メモリには、各サーチ範囲の最も右側の残差R2
1、R22、R23、R24を貯えるようにする。そし
て、各残差メモリに対して、サーチ範囲の1/3に対応
する分ずつ遅延したアドレスを与える。
【0017】図8は、この発明の一実施例を示すもので
ある。図8において、1は代表点メモリである。代表点
メモリ1には、前フィールドの代表点の画素データが貯
えられている。代表点メモリ1からは、図1における前
フィールドのサーチ範囲S1〜S4の代表点の画素デー
タが出力され、これがラッチ回路2A〜2Dに供給され
る。ラッチ回路2A〜2Dの出力が減算回路3A〜3D
に夫々供給される。
【0018】入力端子4には、現フィールドの画素デー
タが供給される。この現フィールドの画素データか減算
回路3A〜3Dに夫々供給される。
【0019】減算回路3A〜3Dでは、各サーチ範囲S
1〜S4の代表点の画素データと、現フィールドのサー
チ範囲S1〜S4の画素データとが減算される。この減
算回路3A〜3Dの出力が絶対値回路5に供給される。
絶対値回路5の出力がセレクタ6A及び6Bに供給され
る。
【0020】図1に示したように、サーチ範囲S1とサ
ーチ範囲S2とは1/2ずつ重ねられており、サーチ範
囲S2とサーチ範囲S3とは1/2ずつ重られており、
サーチ範囲S3とサーチ範囲S4とは1/2ずつ重られ
ている。セレクタ6A及び6Bにより、各サーチ範囲の
左側の残差L1、L2、L3、L4を求めるためのデー
タと、右側の残差R1、R2、R3、R4を求めるため
のデータが振り分けられ、これらが累積されて、左側の
残差L1、L2、L3、L4及び右側の残差R1、R
2、R3、R4が求められる。
【0021】セレクタ6A及び6Bの出力は、残差メモ
リ7A及び7Bに夫々供給される。残差メモリ7Aに
は、メモリコントローラ8から制御信号が供給され、残
差メモリ7Bには、遅延回路9を介して、メモリコント
ローラ8から制御信号が供給される。この残差メモリ7
A及び7Bの出力から、動きベクトルが求められる。
【0022】
【発明の効果】この発明によれば、サーチ範囲の長さを
M、サーチ範囲の重なりの長さをNとしたとき、サーチ
範囲の重なりをNを N=M×(1−(1/P)) 但しPは整数としている。このため、1つのメモリコン
トローラからのアドレス信号を遅延させることで、複数
の残差メモリを制御できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の説明に用いる略線図であ
る。
【図2】この発明の一実施例の説明に用いる略線図であ
る。
【図3】この発明の一実施例の説明に用いる略線図であ
る。
【図4】この発明の一実施例の説明に用いる略線図であ
る。
【図5】この発明の一実施例の説明に用いる略線図であ
る。
【図6】この発明の一実施例の説明に用いる略線図であ
る。
【図7】この発明の一実施例の説明に用いる略線図であ
る。
【図8】この発明の一実施例のブロック図である。
【図9】代表点マッチングによる動きベクトル検出方法
の説明に用いる略線図である。
【図10】代表点マッチングによる動きベクトル検出方
法の説明に用いる略線図である。
【図11】従来の動きベクトル検出装置の一例のブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1 代表点メモリ 7A、7B 残差メモリ 8 メモリコントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 富高 忠房 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各サーチ範囲の画素データと代表点のデ
    ータとを比較して残差を求め、上記残差から動きベクト
    ルを求めるようにした動きベクトル検出方法において、 上記サーチ範囲の長さをM、各サーチ範囲の重複部の長
    さをNとしたとき、 N=M×(1−(1/P)) 但しPは整数となるように複数のサーチ範囲を重ねるよ
    うにしたことを特徴とする動きベクトル検出方法。
JP7810894A 1994-03-24 1994-03-24 動きベクトル検出方法 Pending JPH07264602A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7810894A JPH07264602A (ja) 1994-03-24 1994-03-24 動きベクトル検出方法

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JP7810894A JPH07264602A (ja) 1994-03-24 1994-03-24 動きベクトル検出方法

Publications (1)

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JPH07264602A true JPH07264602A (ja) 1995-10-13

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ID=13652700

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JP7810894A Pending JPH07264602A (ja) 1994-03-24 1994-03-24 動きベクトル検出方法

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JP (1) JPH07264602A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100486249B1 (ko) * 2001-07-09 2005-05-03 삼성전자주식회사 움직임 추정 장치 및 탐색영역에서 레퍼런스매크로블록창의 스캐닝 방법

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KR100486249B1 (ko) * 2001-07-09 2005-05-03 삼성전자주식회사 움직임 추정 장치 및 탐색영역에서 레퍼런스매크로블록창의 스캐닝 방법

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