JP2007259104A - 2画面間の移動ベクトル算出方法及びその装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】精度の高い2画面間の移動ベクトルを少ない演算量で算出する。
【解決手段】第1画面と第2画面の夫々の画像を同一複数領域に分割し、各分割領域夫々の中から基準画像をブロック2で切り出して各基準画像を評価し、評価値が最上位となる1個の基準画像が存在する分割領域の移動ベクトルk―7を算出し、この移動ベクトルk―7を第1画面に対する第2画面の移動ベクトルとする。
【選択図】図2

Description

本発明は、手振れ等の移動ベクトル(移動量及び移動方向)を検出する2画面間の移動ベクトル算出方法及びその装置に関する。
例えば、動画撮影機能を有するデジタルスチルカメラやデジタルビデオカメラ等を手に持ち動画を撮影する場合、カメラを持つ手が振れると、あるフレームの画像中に映っている静止物画像の位置が次フレームの画面では移動してしまい、見づらい動画になってしまう。そこで、あるフレームの画像に対して次フレームの画像の移動ベクトルを検出し、画像が揺れない様に手ぶれ補正を行うことが行われている。
図5は、手振れ補正を行うときの移動ベクトルを検出する原理を示す説明図である。図5(a)に図示する例では、1画面を4分割し、各分割領域で以下の処理を行う。
Nフレーム目の画像1中の所定アドレスで示されるブロック2―1内の画像を基準画像とし、図5(b)に示す(N+1)フレーム目の画像3中の同一所定アドレスで示されるブロック4―1によって切り出された画像が基準画像と同一であれば、この分割領域内の画像1に対して同一分割領域内の画像3は振れていないことになる。
しかし、手振れが発生していれば、ブロック2―1内の基準画像とブロック4―1で切り出された画像は一致しない。そこで、画像3中のブロック4―1を、4―1a,4―1b,4―1c,…と、X方向(水平方向),Y方向(垂直方向)にずらしながら、各ブロック4―1a,4―1b,4―1c,…内の夫々の画像を基準画像と比較し、基準画像と最も相関性が高い比較画像を切り出したブロック位置を求める。
図5(b)に示す例で、ブロック2―1の基準画像に対し最も相関性が高い比較画像がブロック4―1cで切り出されたとすると、この分割領域における画像1に対する画像3の差は「K―1」となる。このK―1が分割領域における2画面間の移動ベクトルとなる。
図示する例では、4つの分割領域毎の移動ベクトルK―1,K―2,K―3,K―4が求まり、この4つの移動ベクトルの平均値Kを求めれば、これが2画面間の移動ベクトルとなる。従って、画像1を表示した次に、画像3を移動ベクトルKだけ同方向に移動させて表示すれば、手振れの無い画像を表示することができる。
尚、手振れ補正に関連する従来技術として、下記特許文献1,2等がある。
特開2003―331292号公報 特開2004―146995号公報
各分割領域毎の移動ベクトルを算出する場合、基準画像と比較画像の相関性を求める演算を行う。即ち、基準画像と比較画像の1画素1画素の画素データを比較し、各画素データ間の差分を求める。そして、ブロック内総画素について前記差分の総和(積算値)を算出する。この積算値を、比較画像を切り出すブロックを移動させる毎に求め、各ブロック位置における積算値のうち、最小値を示すブロック位置が、当該分割領域における手振れ先のブロック位置として決定される。
比較画像を切り出すブロックの移動は1画素単位または数画素単位となるため、1つの分割領域に対して演算量は非常に膨大となる。しかも、図示する例では、この演算を4つの分割領域毎に行うため更に演算負荷が増大し、次のフレーム画像が取り込まれる前に2画面間の移動ベクトルを算出するのに高性能,高コストの演算処理装置が必要になってしまうという問題がある。
本発明の目的は、精度の高い2画面間の移動ベクトルを少ない演算量で高速に算出することができる2画面間の移動ベクトル算出方法及びその装置を提供することにある。
本発明の2画面間の移動ベクトル算出方法及びその装置は、第1画面と第2画面の夫々の画像を同一複数領域に分割し、各分割領域夫々の中から基準画像を切り出して各基準画像を評価し、評価値が最上位となる1個の基準画像が存在する分割領域の移動ベクトルを算出し、該移動ベクトルを前記第1画面に対する前記第2画面の移動ベクトルとすること特徴とする。
本発明の2画面間の移動ベクトル算出方法及びその装置は、第1画面と第2画面の夫々の画像を同一複数領域に分割し、各分割領域夫々の中から基準画像を切り出して各基準画像を評価し、評価値が上位となる複数個の基準画像が存在する分割領域毎の移動ベクトルを算出し、該分割領域毎の前記移動ベクトルから前記第1画面に対する前記第2画面の移動ベクトルを算出すること特徴とする。
本発明の2画面間の移動ベクトル算出方法及びその装置における前記評価値は、基準画像のダイナミックレンジ評価値,シャープネス評価値,空間周波数評価値のいずれか1つまたは複数の組み合わせで算出することを特徴とする。
本発明の2画面間の移動ベクトル算出方法及びその装置では、基準画像のダイナミックレンジが小さいとき前記ダイナミック評価値が低いことを特徴とする。
本発明の2画面間の移動ベクトル算出方法及びその装置では、基準画像のシャープネスが小さいとき前記シャープネス評価値が低いことを特徴とする。
本発明の2画面間の移動ベクトル算出方法及びその装置では、基準画像の空間周波数が単一周波数に集中しているとき、または高周波側に集中しているとき、または低周波側に集中しているとき、前記空間周波数評価値が低いことを特徴とする。
本発明によれば、画面を複数分割領域に分割し、各分割領域内の基準画像を評価し、評価の高い基準画像に対応する分割領域の移動ベクトルを求め、この移動ベクトルを2画面間の移動ベクトルとするため、演算負荷が小さくて済み、また、評価値の高い基準画像を用いているため、2画面間の移動ベクトルの算出精度も高くなる。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る2画面間の移動ベクトル算出装置を搭載した動画撮影機能付デジタルスチルカメラの要部構成図である。図示しない固体撮像素子から出力された画像データは、フレームメモリ10に格納され、各種画像処理が施された後に画像圧縮回路11により圧縮され、記録メディア12に格納される。
画像圧縮回路11が画像データの圧縮処理を行うときフレームメモリ10の格納画像が切り出されるが、このとき、2画面間の移動ベクトル算出装置が算出した移動ベクトルが用いられ、手振れ補正された圧縮画像データが記録メディア12に格納される。
2画面間の移動ベクトル算出装置は、固体撮像素子から出力された画像データを取り込み間引き処理する前処理部21と、前処理部21で間引き処理され生成された縮小画像データを保存する2つのメモリ22,23と、2つのメモリ22,23の一方を前処理部21に切替接続するスイッチ24とを備える。
この移動ベクトル算出装置は更に、基準画像切出回路26と、比較画像切出回路27と、基準画像切出回路26及び比較画像切出回路27とメモリ22,23との間に設けられメモリ22,23の一方を基準画像切出回路26に接続したときメモリ22,23の他方を比較画像切出回路27に接続する接続切替回路28と、両切出回路26,27の出力画像データを比較して相関性の演算処理等を行い2画面間の移動ベクトルを求め画像圧縮回路11に出力する比較演算処理部29とを備える。
斯かる2画面間の移動ベクトル算出装置では、Nフレーム目の画像データ,N+1フレーム目の画像データ,N+2フレーム目の画像データ,……が次々と入力してくる。前処理部21は、各フレームの画像データを次々と間引き処理し縮小画像データを生成して出力し、スイッチ24はフレーム切替信号によって切り替え制御される。
これにより、Nフレーム目の縮小画像データがメモリ22に格納され、N+1フレーム目の縮小画像データがメモリ23に格納されると、メモリ22の格納画像データ(今回の基準画像データ)に対するメモリ23の格納画像データ(今回の比較画像データ)の移動ベクトルが後述する様にして算出される。
次にN+2フレーム目の縮小画像データがメモリ22に上書きされると、メモリ23の格納画像データ(N+1フレーム目の縮小画像データ:次回の基準画像データ)に対するメモリ22の格納画像データ(次回の比較画像データ)の移動ベクトルが後述する様にして算出され、以後、同様の処理が繰り返される。
この様に、移動ベクトルを算出する場合、比較演算処理部29の処理負荷の軽減と処理速度の高速化を図るために縮小画像データを用いて行うのが好ましいが、縮小画像データを用いずに固体撮像素子から出力される画像データをそのまま用いることも可能である。
接続切換回路28は、フレーム切替信号により、基準画像とする方の縮小画像データを格納したメモリ22,23の一方を選択して基準画像切出回路26に接続し、メモリ22,23の他方を比較画像切出回路27に接続する。
本実施形態では、図2(a)に示す様に、1画面を4行4列の計16個の探索範囲(分割領域)5に分割して2画面間の移動ベクトルを算出するが、16個の探索範囲5の夫々の移動ベクトルを算出し平均値を求めると、演算負荷が膨大となり短時間に2画面間の移動ベクトルを算出することが困難になる。
このため、16個のうちの1つの探索範囲5を選択し、この1つの探索範囲5、例えば第2行第3列目の探索範囲における移動ベクトルk―7を算出し、この移動ベクトルk―7を、2画面間の移動ベクトルとする。
そこで、基準画像切出回路26は、最初に、16個の探索範囲5の各基準画像を各ブロック2によって切り出し、比較演算処理部29に出力する。比較演算処理部29は、16個の基準画像を後述する様な判断基準によって解析し、最も2画面間の移動ベクトルを求めるのに相応しい基準画像を決定する。そして、この基準画像の探索範囲がどの場所の分割領域であるかを比較画像切出回路27に通知する。
比較画像切出回路27は、通知された分割領域の中から、基準画像が切り出されたブロックと同一大きさのブロックによって比較画像(今の場合、N+1フレームの縮小画像データとする。)を切り出し、比較演算処理部29に出力する。
比較演算処理部29は、切出回路26,27から取り込んだ両画像を1画素単位に比較して各画素毎のデータ差分、例えば、輝度の差分、色差の差分、原色系フィルタの場合はRGB色毎の差分、補色系フィルタの場合は補色毎の差分等のいずれか1つまたは複数の組み合わせを求め、各差分のブロック内総画素の積算値を算出し、自身内の内部メモリ(図示せず)に保存しておく。
積算値が算出された後、比較演算処理部29は比較画像切出回路27に移動指令を出力する。これにより、比較画像切出ブロックが当該探索範囲内で次位置に移動し(縮小画像データを用いているため、移動は、縮小画像上の1画素単位となる。)、次の比較画像が切り出され、比較演算処理部29はこの比較画像と基準画像との比較演算を行い、各画素の差分の上記積算値を同様にして求める。
以下同様にして、次々と当該探索範囲(上記の例では、第2行第3列の分割領域5)内の比較画像を切り出し、各比較画像毎の積算値を求め、各積算値(この値が大きいほど不一致量が大きなる。)のうちの最小値(相関性の最高値)を求める。
そして、積算値が最小値を示す比較画像を切り出したブロックのアドレスと、基準画像を切り出したブロックのアドレスの差(移動量,移動方向)を求め、図2(b)に示す様に、移動ベクトルk―7として算出する。そして、この移動ベクトルk―7を、2画面間の移動ベクトルKとして画像圧縮回路11に出力する。
図3は、比較演算処理部29が16個の探索範囲i(i=1〜16)の基準画像を解析しその中から1つの探索範囲を決定する処理手順を示すフローチャートである。
先ず、変数i=1とし(ステップS1)、基準画像iを取り込む(ステップS2)。例えば、図2(a)で第1行第1列の探索範囲をi=1,第1行第2列の探索範囲をi=2,…,第4行第4列の探索範囲をi=16としておく。
次のステップS3では、基準画像iの評価処理を行う。図4は、基準画像iの評価処理の詳細手順を示すフローチャートである。
基準画像iの評価処理では、先ず、ステップS31で、基準画像iのダイナミックレンジDiを評価する。ダイナミックレンジDiは、例えば、基準画像i中の最高輝度値と最低輝度値との差として求める。
ダイナミックレンジが大きい画像は明暗差の大きい画像である。このため、ダイナミックレンジの大きい基準画像に対して相関性の高い(不一致量が小さい)比較画像を検出するのは容易である。
しかし、ダイナミックレンジの小さい画像は、例えば、壁などの様に明暗の変化が乏しいノッペリとした画像であり、基準画像と比較画像を比較しても相関性が高いのか低いのか良く分からない画像といえる。即ち、ダイナミックレンジの小さい画像は、2画面間の移動ベクトルを算出するには信頼性が低いといえる。
次のステップS32では、基準画像iのシャープネスSiを評価する。シャープネスSiは、隣接画素間の差分(微分)として求めることができ、差分が大きいほど評価値Siが大きくなる。
シャープネスが大きい画像は、例えば、画像中のエッヂが明確な画像であるため、この基準画像に対して相関性の高い(不一致量が小さい)比較画像の位置を検出するのは容易である。
しかし、シャープネスが小さい画像は、輪郭が不鮮明な画像であるため、相関性が高いのか低いのか良く分からない画像といえる。即ち、シャープネスの小さい画像は、2画面間の移動ベクトルを算出するには信頼性が低いといえる。
次のステップS33では、基準画像iの空間周波数Fiを評価する。空間周波数は、例えば、FFT(高速フーリエ変換),DCT(離散コサイン変換),直交変換,カルーネン・レーベ変換,アダマール変換等で求めることができる。
基準画像i中に、強い繰り返し模様が存在すると、空間周波数分布で1つの周波数にピーク(大きな値)が現れる。この場合、比較画像を切り出すブロックのずらし量が繰り返し模様の周期に一致してしまうと、上記積算値の極小値が周期的に発生することになり(これは、移動ベクトルとなりえる候補が多数存在することを示す。)、2画面間の移動ベクトル算出の信頼性を低下させることになる。
また、空間周波数が高周波側に集中している場合にも、繰り返し模様が基準画像i中に存在していることを示し、比較画像を切り出すブロックのずらし量に対して不一致量の極小値が周期的に発生することを意味する。即ち、空間周波数が高周波側に集中している画像は、2画面間の移動ベクトルを算出するには信頼性の低い画像といえる。
また、空間周波数が低周波側に集中している場合は、比較画像を切り出すブロックのずらし量に対する相関性の変化量(不一致量の変化量)が小さくなり、不一致量の最小値を求める精度が低下してしまう。即ち、2画面間の移動ベクトルを算出するには、信頼性の低い画像といえる。
次のステップS34では、ダイナミックレンジDi,シャープネスSi,空間周波数Fiに基づき、総合評価値Tiを算出する。総合評価値Tiは、Di,Si,Fiの一次結合式で求めても、積値で求めても良い。
基準画像iの総合評価値Tiが求まると、次に、図3のステップS4に進み、i=16であるか否かを判定する。i=16でない場合には、ステップS5でi=i+1として上記のステップS2に戻る。これにより、図2(a)に示す16個の探索範囲i(i=1〜16)の基準画像iに対する総合評価値Tiが算出される。
16個の探索範囲iの基準画像iに対する夫々の総合評価値Tiが算出された後は、ステップS4からステップS6に進み、総合評価値Tiが最大となる基準画像iを決定する。
例えば、図2(a)に示す第2行第3列の基準画像iがステップS6で決定された場合、この探索範囲iが比較画像切出回路27に通知される(ステップS7)。以後、第2行第3列の分割領域(探索範囲)について移動ベクトルk―7が算出され、この移動ベクトルk―7が2画面間の移動ベクトルとして画像圧縮回路11に出力される。
以上述べた様に、本実施形態によれば、2画面間の移動ベクトルを算出するのに最も信頼性の高い基準画像を選択し、この基準画像が存在する分割領域に対してだけ演算処理により移動ベクトルを求めるため、2画面間の移動ベクトルを算出する演算量が大幅に削減され、短時間且つ高精度に2画面間の移動ベクトルを低コストの演算処理装置で算出することが可能となる。
尚、上述した実施形態では、1画面を16分割した例で説明したが、分割数はこれに限るものではないことはいうまでもない。また、上述した実施形態では、総合評価値が最も高い1つの分割領域だけを選択したが、総合評価値が上位複数個の分割領域を選択して各々の移動ベクトルを算出し、各移動ベクトルの平均値を、また、各移動ベクトルの多数決を取り所要範囲内で同一方向となる多数側の移動ベクトルの平均値を、2画面間の移動ベクトルとしても良い。これらの場合でも、分割領域全てで演算を行うより演算量の削減を図ることができ、しかも、2画面間の移動ベクトルの精度が更に向上することになる。
本発明に係る2画面間の移動ベクトル算出方法及びその装置は、少ない演算量で精度の高い移動ベクトルを短時間に算出することができるため、動画撮影機能をもったデジタルスチルカメラやデジタルビデオカメラ等に適用すると有用である。
本発明の一実施形態に係る2画面間の移動ベクトル算出装置を搭載した動画撮影機能付デジタルスチルカメラの要部構成図である。 本発明の一実施形態に係る2画面間の移動ベクトル算出方法で用いる画面分割例を示す図である。 図1に示す比較演算処理部が実行する移動ベクトル算出処理手順を示すフローチャートである。 図3に示す基準画像の評価処理手順の詳細を示すフローチャートである。 2画面間の移動ベクトル算出原理の説明図である。
符号の説明
10 フレームメモリ
11 画像圧縮回路
22,23 縮小画像格納用のメモリ
26 基準画像切出回路
27 比較画像切出回路
28 接続切換回路
29 比較演算処理部

Claims (12)

  1. 第1画面と第2画面の夫々の画像を同一複数領域に分割し、各分割領域夫々の中から基準画像を切り出して各基準画像を評価し、評価値が最上位となる1個の基準画像が存在する分割領域の移動ベクトルを算出し、該移動ベクトルを前記第1画面に対する前記第2画面の移動ベクトルとすること特徴とする2画面間の移動ベクトル算出方法。
  2. 第1画面と第2画面の夫々の画像を同一複数領域に分割し、各分割領域夫々の中から基準画像を切り出して各基準画像を評価し、評価値が上位となる複数個の基準画像が存在する分割領域毎の移動ベクトルを算出し、該分割領域毎の前記移動ベクトルから前記第1画面に対する前記第2画面の移動ベクトルを算出すること特徴とする2画面間の移動ベクトル算出方法。
  3. 前記評価値は、基準画像のダイナミックレンジ評価値,シャープネス評価値,空間周波数評価値のいずれか1つまたは複数の組み合わせで算出することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の2画面間の移動ベクトル算出方法。
  4. 基準画像のダイナミックレンジが小さいとき前記ダイナミック評価値が低いことを特徴とする請求項3に記載の2画面間の移動ベクトル算出方法。
  5. 基準画像のシャープネスが小さいとき前記シャープネス評価値が低いことを特徴とする請求項3に記載の2画面間の移動ベクトル算出方法。
  6. 基準画像の空間周波数が単一周波数に集中しているとき、または高周波側に集中しているとき、または低周波側に集中しているとき、前記空間周波数評価値が低いことを特徴とする請求項3に記載の2画面間の移動ベクトル算出方法。
  7. 第1画面と第2画面の夫々の画像を同一複数領域に分割し各分割領域夫々の中から基準画像を切り出して各基準画像を評価する手段と、評価値が最上位となる1個の基準画像が存在する分割領域の移動ベクトルを算出し該移動ベクトルを前記第1画面に対する前記第2画面の移動ベクトルとする手段とを備えること特徴とする2画面間の移動ベクトル算出装置。
  8. 第1画面と第2画面の夫々の画像を同一複数領域に分割し各分割領域夫々の中から基準画像を切り出して各基準画像を評価する手段と、評価値が上位となる複数個の基準画像が存在する分割領域毎の移動ベクトルを算出し該分割領域毎の前記移動ベクトルから前記第1画面に対する前記第2画面の移動ベクトルを算出する手段とを備えること特徴とする2画面間の移動ベクトル算出装置。
  9. 前記評価値は、基準画像のダイナミックレンジ評価値,シャープネス評価値,空間周波数評価値のいずれか1つまたは複数の組み合わせで算出することを特徴とする請求項7または請求項8に記載の2画面間の移動ベクトル算出装置。
  10. 基準画像のダイナミックレンジが小さいとき前記ダイナミック評価値が低いことを特徴とする請求項9に記載の2画面間の移動ベクトル算出装置。
  11. 基準画像のシャープネスが小さいとき前記シャープネス評価値が低いことを特徴とする請求項9に記載の2画面間の移動ベクトル算出装置。
  12. 基準画像の空間周波数が単一周波数に集中しているとき、または高周波側に集中しているとき、または低周波側に集中しているとき、前記空間周波数評価値が低いことを特徴とする請求項9に記載の2画面間の移動ベクトル算出装置。
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