JPH07264212A - 警報情報転送方式 - Google Patents

警報情報転送方式

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JPH07264212A
JPH07264212A JP6074122A JP7412294A JPH07264212A JP H07264212 A JPH07264212 A JP H07264212A JP 6074122 A JP6074122 A JP 6074122A JP 7412294 A JP7412294 A JP 7412294A JP H07264212 A JPH07264212 A JP H07264212A
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unit
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clock
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ram
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Mikiko Tamori
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Fujitsu Ltd
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    • GPHYSICS
    • G08SIGNALLING
    • G08BSIGNALLING OR CALLING SYSTEMS; ORDER TELEGRAPHS; ALARM SYSTEMS
    • G08B26/00Alarm systems in which substations are interrogated in succession by a central station
    • G08B26/001Alarm systems in which substations are interrogated in succession by a central station with individual interrogation of substations connected in parallel
    • G08B26/002Alarm systems in which substations are interrogated in succession by a central station with individual interrogation of substations connected in parallel only replying the state of the sensor
    • GPHYSICS
    • G08SIGNALLING
    • G08BSIGNALLING OR CALLING SYSTEMS; ORDER TELEGRAPHS; ALARM SYSTEMS
    • G08B29/00Checking or monitoring of signalling or alarm systems; Prevention or correction of operating errors, e.g. preventing unauthorised operation
    • G08B29/02Monitoring continuously signalling or alarm systems

Abstract

(57)【要約】 【目的】クロック断により全通信が止まるという問題を
解消し、全ユニットにおいて警報情報を収容することが
できる警報情報転送方式を提供する。 【構成】マスターユニットは、警報情報を送出させるべ
きスレーブユニットを指定するID番号を順次送出し、
ID番号で指定されるスレーブユニットから警報情報を
送出し、マスターユニット及び他のID番号で指定さな
いスレーブユニットは、送出された警報情報を記憶して
おくようにし、マスターユニットからクロックを送出
し、ID番号で指定されたスレーブユニットは、クロッ
クに同期して警報情報を送出し、更に複数のスレーブユ
ニットのいずれかが、クロックの断を検出した場合、ク
ロックの断を検出したスレーブユニットがマスターユニ
ットとなり、通信の継続可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル伝送装置に
おける警報情報転送方式に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ディジタル伝送装置においては、
装置及び装置を構成する回路等の機能向上に伴い、装置
や回路等の機能の障害を通知する警報情報が多種多様に
なってきている。
【0003】そのため、一部のユニットのみが他ユニッ
トからの警報情報を収集する方式では、十分ではない。
各ユニット間で、警報情報を共有できることがシステム
の信頼性の点から望ましい。
【0004】かかる必要性に対する従来の警報情報転送
方式の一例が図6に示される。図6において、1、2・
・nは、一装置内に設けられる複数の警報情報転送回路
である。各警報情報転送回路は、同一構成である。
【0005】複数の警報情報転送回路の内、一の警報情
報転送回路をマスターユニット1とし、他の複数の警報
情報転送回路をスレーブユニット2〜nとしている。し
たがって以下、警報情報転送回路をユニットと呼び説明
する。
【0006】マスターユニット1は、クロックCLK及
びフレームパルスFPを供給する。全てのスレーブユニ
ット2〜nは、警報情報源40からの警報情報を入力
し、データメモリ10に記憶する。警報情報源40は、
CPUで構成され、警報情報の発生及び、警報情報の参
照等を行う。
【0007】スレーブユニット2〜nは、予めID設定
回路50により設定されたユニットNo. に従って、決め
られた時間に、データメモリ10に記憶されている数種
の警報情報をシリアルデータに変換して送信する。
【0008】このシリアルデータは、時分割多重され、
全てのスレーブの警報情報がマスターユニット1に収集
される。マスターユニット1では、収集したデータをデ
ータメモリ10に記憶し、CPU40の制御の下に逐次
参照を行う。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来の方式にお
いては、マスターユニット1とその他のスレーブユニッ
ト2〜nを個性的に定め、警報情報データをスレーブユ
ニット2〜nからマスターユニット1に片方向的に転送
するものであった。
【0010】このためにマスターユニット1以外のスレ
ーブユニット2〜nでは、他のユニットからの警報情報
をCPU40で参照することができない。したがって、
警報に対し、システムとしての対応が迅速に行えないと
いう問題があった。
【0011】更に、クロックCLK及びフレームパルス
FPの供給源が、マスターユニット1のみであるので、
マスターユニット1が供給するクロックCLK及びフレ
ームパルスFPが、断となる場合、他のスレーブユニッ
トからはこれらクロックCLK及びフレームパルスFP
を供給することが出来ないので、その時点で全ての通信
が停止してしまうという問題があった。
【0012】したがって、本発明の目的は、かかる従来
の問題を解決する警報情報転送方式を提供することにあ
る。
【0013】また、本発明の目的は、複数の全てのユニ
ットの構成を共通にした警報情報転送方式を提供するこ
とにある。
【0014】更に、本発明の目的は、複数のユニットの
内の一のユニットをマスターユニットとし、他のユニッ
トをスレーブユニットとし、マスターユニットからのク
ロックに同期して警報情報の転送を行う方式において、
マスターユニットからのクロックが断となった時、スレ
ーブユニットの一つがマスターユニットに替わることに
より通信の継続を可能とする警報情報転送方式を提供す
ることにある。
【0015】本発明の更なる目的は、以下の実施例の説
明及び特許請求の範囲の記載から明らかになる。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明にしたがう警報情
報転送方式は、複数の警報情報転送回路を有し、そのう
ちの一の警報情報転送回路をマスターユニットとし、他
の警報情報転送回路を複数のスレーブユニットとし、前
記一のマスターユニットは、警報情報を送出させるべき
スレーブユニットを指定するID番号を順次送出し、複
数のスレーブユニットの内、前記ID番号で指定される
スレーブユニットから警報情報を送出し、前記マスター
ユニット及び他の前記ID番号で指定されないスレーブ
ユニットは、送出された警報情報を記憶しておくように
し、更に、前記マスターユニットからクロックを送出
し、前記ID番号で指定されたスレーブユニットは、前
記クロックに同期して警報情報を送出し、更に、複数の
スレーブユニットのいずれかが、クロックの断を検出し
た場合、前記クロックの断を検出したスレーブユニット
がマスターユニットとなり、順次ID番号を他のスレー
ブユニットに対し、送出するように構成される。
【0017】また、本発明の一態様において、前記複数
の警報情報転送回路は、一のディジタル伝送装置内に備
えられる。
【0018】更に、本発明の一態様において、前記複数
のユニットに対し、順次長くなるクロックを検出する周
期を予め設定し、正常動作するユニットの内、最も短い
周期が設定されたユニットにおいて、前記クロックの断
が検出される。
【0019】更にまた、本発明の一態様において、各ユ
ニットは、前記警報情報を記憶するRAMと、送出すべ
きID番号を検索して出力するID送出部と、クロック
の断を検出するクロック断検出部を有する送信データ制
御部を有し、前記マスターユニットは、前記ID送出部
から順次ID番号を検索して送出し、前記ID番号に対
応するスレーブユニットから転送される警報情報を受信
し、前記RAMの前記ID番号に対応するアドレス位置
に記憶するように構成される。
【0020】また本発明の一態様において、各ユニット
は、前記警報情報を記憶するRAMと、送出すべきID
番号を検索して出力するID送出部と、クロックの断を
検出するクロック断検出部を有する送信データ制御部を
有し、前記スレーブユニットにおいて、前記クロック断
検出部でクロック断を検出した時、新たなマスターユニ
ットとして機能し、前記ID送出部から順次ID番号を
検索して送出するように構成される。
【0021】また、更に本発明の一態様において、各ユ
ニットは、前記警報情報を記憶するデュアルポートRA
Mで構成されたRAMと、送出すべきID番号を検索し
て出力するID送出部と、送信データ制御部とを有し、
前記送信データ制御部は、クロックの断を検出し、前記
クロックの断を前記ID送出部に通知するクロック断検
出部、シリアルデータ形式で送られるID番号と警報情
報を受信し、受信されたID番号を前記RAMのアドレ
スに変換し、また受信されたID番号が自己に設定され
たID番号と一致するか否かを検出する機能有するシリ
アルデータ受信部及び自己のID番号及び警報情報をシ
リアル形式で送出するシリアルデータ送信部を含んで構
成される。
【0022】より更に、本発明の一態様において、前記
RAMに、自己ユニットの送出すべき警報情報として予
めユニット外のCPUから送られた警報情報を自己のI
D番号に対応するアドレス位置に記憶しておくように構
成される。
【0023】
【作用】複数のユニットの各々の構成を同一とし、一の
ユニットをマスターユニットとし、他のユニットをスレ
ーブユニットとし、マスターユニットからのクロックに
同期して警報情報の転送を行う。
【0024】各ユニットは、予め設定された自己のID
番号とマスターユニットから送られるID番号とを比較
して、自己ユニットがマスターユニットから警報情報の
転送を指示されたか否かの判別が可能である。
【0025】そして、自己のID番号とマスターユニッ
トから送られるID番号とが一致する時、警報情報の送
出が可能なモードとされる。
【0026】更に、指定されたスレーブユニットから警
報情報の転送を行う場合、マスターユニットからのクロ
ックが断となった時、スレーブユニットの一つがマスタ
ーユニットに替わることにより通信の継続を可能とす
る。
【0027】クロックの断の検出は、予め各ユニット毎
に設定された、クロック検出周期において、クロックが
検出されないことによりクロックの断を判定する。
【0028】更にクロック検出周期は、各ユニットに対
し、順次長くなるように設定されるので、正常動作する
ユニットの内、最も短い検出周期が設定されているユニ
ットにおいて、クロックの断の検出され、新たなマスタ
ーユニットとして置き替わる。これにより通信の継続が
可能である。
【0029】
【実施例】図1は、本発明の対象とする警報情報転送方
式の概念を説明するための図である。以下実施例の説明
において、同一または類似のものには、同一の数字及び
記号を付して説明する。
【0030】従来例について説明したと同様に、初期状
態において、複数の警報情報転送回路の一つであるユニ
ット1がマスターユニットであり、他の警報情報転送回
路に対応するユニット2〜nをスレーブユニットとして
考える。
【0031】マスターユニット1及びスレーブユニット
2〜nは、LSIにより構成された同一構成の装置であ
る。各ユニットは、RAM10、ID送出部20及び送
信データ制御部30を有している。
【0032】マスターユニット1のID送出部20よ
り、ID番号(No.) を各スレーブユニット2〜nに共通
に送信する。このマスターユニット1から送信されるI
DNo.は、転送ラインに接続される全てのスレーブユニ
ット2〜nの送信データ制御部30で自己に予め設定さ
れているIDNo. と比較が行われる。
【0033】各ユニットの内蔵RAM10は、全てのユ
ニットに対し、IDNo. を変換して得られるアドレスに
対応する位置に警報情報を記憶するように構成されてい
る。
【0034】送信されたIDNo. に該当するスレーブユ
ニットは、警報情報を送信するモードとなる。そして、
内蔵RAM10の自己のIDNo. に対応するアドレス位
置に記憶されている警報情報を送出する。
【0035】一方、送信されたIDNo. に該当しないス
レーブユニットは、他のスレーブユニットからの警報情
報を受信するモードとなる。この時、受信される他のス
レーブユニットからの警報情報を送信されたIDNo. に
対応する、RAM10のアドレス位置に収容記憶する。
【0036】尚、図1では、RAM10に、00〜33
のIDNo. に対応するアドレス位置がある例として示さ
れている。
【0037】このように、マスターユニット1から設定
されたIDNo. が逐次送信され、上記のシーケンスを繰
り返して、警報情報の転送通信を行う。
【0038】次に、図2は、本発明の一実施例における
通常時の状態を示す図である。前記の通り、ユニット1
がマスターユニットである状態を示す。各ユニットに対
するIDNo. の設定は、ID設定回路50により行われ
る。但し、従来例の場合と異なり、マスターユニットを
含め全てのユニットに対し、順次のIDNo. を設定す
る。そして、IDNo.0 が初期状態において、マスター
ユニットとされる。
【0039】更に、図1との比較において、各ユニット
共通に備えられるデータメモリとしてのRAM10は、
具体的にはデュアルポートRAMで構成される。また、
送信データ制御部30の一部として、本発明に直接関係
するクロック断検出部31が含まれる。
【0040】デュアルポートRAM10は、転送されて
きたデータまたは転送すべきデータを書き込んでおくも
のである。実施例として256bitsの容量を有して
いる。
【0041】ID送出部20は、マスタユニットにおい
てのみIDNo. 送出の動作を行い、先に図1において、
説明したように警報情報の送信を指示するスレーブユニ
ットのIDNo. を発生し、出力する回路を有している。
【0042】今、システム全体として、ユニット1をマ
スターユニットとしてIDNo.0を、ユニット2〜31を
スレーブユニットとして、それぞれにIDNo.1〜IDN
o.nを初期状態において、定義設定している。
【0043】上記のクロック断検出部31は、ユニット
がスレーブである時に、供給されるクロックCLK及び
フレームパルスFPの断検出を行うものである。断検出
のクロックの監視周期時間を、例えば、IDNo.0のユニ
ットでは10周期、IDNo.1のユニットでは20周期、
IDNo.2のユニットでは30周期の如くに、順次10周
期分づつ長くしている。この理由は、後の説明で明らか
となる。
【0044】更に、デュアルポートRAM10の内容を
参照するCPU40は、一例としてマイコンで構成され
る。
【0045】今、マスターユニットであるユニット1か
ら、警報情報のデータを送出すべきスレーブユニットと
してユニット2を指定する場合、IDNo.1をID送出部
20において発生し、送出する。これに対応して、ID
No.1に設定されたスレーブユニットであるユニット2に
おいて、マスターユニット1から送られたIDNo.1を自
己のIDNo. と比較して一致を検出する。
【0046】そしてデュアルポートRAM10のIDN
o.1に対応するアドレス位置に記憶された自己の警報情
報を読出し、シリアルデータ形式で送出する。
【0047】一方、マスターユニット1及び、当該ID
No.1を自己のIDNo. として認識しない他のスレーブユ
ニット、即ちユニット3〜nは、スレーブユニット1か
ら送られる警報情報を、デュアルポートRAM10のI
DNo.1に対応するアドレス位置に記憶する。
【0048】次にユニット1からIDNo.2を、同様に送
出すると、IDNo.2に設定されたスレーブユニット3が
RAM10から警報情報を読出し、シリアルデータ形式
で送出する。
【0049】これに対し、マスタユニット1及び他のス
レーブユニット2、4〜nでは、警報情報をRAM10
のIDNo.2に対応するアドレス位置に書き込み記憶す
る。
【0050】一方、IDNo.0に設定されたユニット1が
マスターユニットである時に、ユニット1から供給され
るクロックCLKが断となる場合、図3に示す如くに動
作する。
【0051】即ち、ユニット1から供給されるクロック
CLKが断となると、ユニット2〜nは、IDNo. の検
出ができなくなり、その結果ユニット1への警報情報の
転送も不可能となる。なぜならば、各ユニットのデータ
の受信、送信は、マスターユニットからのクロックCL
Kに同期して行われるからである。
【0052】したがって、クロックCLKが断となる
と、正常動作をしているユニットの内、最も短いクロッ
ク監視周期時間のスレーブユニットであるユニット2の
クロック断検出部31で、クロックCLKの断を最初に
検出する。
【0053】ユニット2のクロック断検出部31でクロ
ックCLKの断が検出されると、ついで、当該クロック
断検出部31を含む送信データ制御部30からクロック
CLK及びフレームパルスFPが送出される。これによ
り、ユニット2がマスターユニットとなり、ユニット1
は、未使用となる。
【0054】ユニット2がマスターユニットとなると、
図2において説明したようにユニット1がマスターユニ
ットである場合と同様に、ユニット2から指定するユニ
ットに対応するIDNo. を順次送出する。
【0055】そして、当該IDNo. により指定されたス
レーブユニットは、RAM10に記憶される警報情報を
読出し送出する。更に、新たなマスターユニット2及び
他のスレーブユニットは、当該指定されたスレーブユニ
ットからの警報情報を受信し、これをRAM10のID
No. に対応するアドレス位置に記憶する。
【0056】図4は、上記した実施例における各ユニッ
トのより具体的な構成を示すブロック図である。また図
5は、IDNo. と警報情報であるデータを送るための実
施例としての転送信号フォーマットである。
【0057】図5において、(1)は、マスターユニッ
トから送出されるフレームパルスFPであり、フレーム
タイミングを特定する。(2)に示されるように、1フ
レームは、256ビットで構成される。フレームの前後
に空きビットとしてそれぞれ1、3ビットを有し、その
間に84ビットのパケットを3パケット分有する。
【0058】更に、(3)に示されるように1パケット
は、マスターユニットから送信されるIDNo. のフレー
ムと、マスターユニットから指定されたスレーブユニッ
トから送出される警報情報用のデータフレームを有す
る。
【0059】図4において、30は、送信データ制御部
であり、クロック断検出部31、シリアルデータ検出部
32及びシリアルデータ送信部32を有する。
【0060】シリアルデータ受信部32は、上記図5に
示す転送フォーマットの形式で送られるIDフレーム上
のIDNo. と、データフレーム上の警報情報をシリアル
データの形式で受信する。
【0061】シリアルデータ受信部32は、受信したI
Dフレーム上のIDNo. をRAM10のアドレスに変換
する機能と、受信したIDフレーム上のIDNo. と予め
設定登録された自己のIDNo. とを比較する機能を有す
る。
【0062】シリアルデータ送信部33は、RAM10
から読みだしたデータをシリアルデータの形式で図5の
フォーマット形式にしたがってデータフレームに挿入し
て送出する機能を有する。
【0063】また、ID送出部20からのIDNo. を同
様に、図5のIDフレームに挿入して送出する。
【0064】クロック断検出部31は、通信制御カウン
タから構成され、マスターユニットから送られるフレー
ムパルスFP及びクロックCLKを検出して、警報情報
のシリアルデータのビットタイミングを与える。
【0065】同時に、フレームパルスFP及びクロック
CLKが所定周期の期間検出されない時は、クロック断
と判定して、ID送出部20にクロック断を通知する。
【0066】尚、クロックCLKの検出周期は、各ユニ
ットに対し、順次長くなるよう割当設定されている。
【0067】RAM10は、デュアルポートRAMで構
成され、一般的構成と同様に読出/書込制御11と記憶
領域、実施例として8bit ×204wordの記憶領域を有
する。
【0068】デュアルポートRAMであるので、送信デ
ータ制御部30及びID送出部20の双方からの読出/
書込が可能である。
【0069】即ち、シリアルデータ受信部32によりシ
リアルデータのうち受信されたIDNo. がRAM10の
アドレスに変換され、このアドレス位置に警報情報デー
タが記憶される。
【0070】一方、ID送出部20からのRAMアドレ
スに基づき、当該アドレス位置にCPU40からの警報
情報データが書き込まれ、あるいは、読みだされてCP
U40に参照の為送出される。
【0071】また、ID送出部20からのRAMアドレ
スに基づき、当該アドレス位置に記憶されている警報情
報データが読みだされ、シリアルデータ送信部33を経
由して送出される。
【0072】ID送出部20は、マイコンにより構成さ
れ、構成機能要素としてインターフェース部21とレジ
スタ22を有する。インターフェース部21は、上記の
ようにCPU40とRAM10間のインターフェース機
能を有して、RAM10に対する警報情報の書き込み及
び読みだしを制御する。
【0073】レジスタ22は、各ユニットに対するID
No. が記憶されており、マスターユニットとなる場合
に、順次IDNo. を検索し、読みだしてシリアルデータ
送信部33に送る機能を有する。
【0074】上記の如きユニットの構成について、ユニ
ットがマスターユニットである場合、マスターユニット
からのIDNo. により指定されたスレーブユニットであ
る場合、及びマスターユニットからのIDNo. により指
定されたスレーブユニット以外のスレーブユニットであ
る場合に分けて、更に各々の動作を説明する。
【0075】即ち、ユニットがマスターユニットである
場合は、ID送出部20のレジスタ22が各ユニットの
IDNo. を順次検索してシリアルデータ送信部33を通
して全スレーブユニットに送出する。
【0076】また送出したIDNo. に対応するスレーブ
ユニットから、当該ユニットのIDNo. と警報情報が図
5のフォーマットに従って返送される。これをシリアル
データ受信部で検出する。検出の際、受信したIDNo.
は、対応するRAM10のアドレス信号(RAM A
D)に変換される。
【0077】したがって、変換されたアドレス信号(R
AM AD)に対応するRAM10のアドレス位置に警
報情報(RAM DT)が書き込まれる。
【0078】次にユニットがマスターユニットからのI
DNo. により指定されたスレーブユニットである場合
は、シリアルデータ受信部32において、受信したID
No. と登録されている自己のIDNo. とを比較し、その
一致が検出される。この場合は、警報情報の送出を行う
モードとなる。
【0079】シリアルデータ受信部32からID送出部
20にIDNo. の一致が通知される。これを受けて、I
D送出部20は、インターフェース部21において、送
出すべき自己の警報情報を読みだすべく、自己のIDN
o. に対応するRAMアドレス(RAM AD)をRA
M10に送る。
【0080】したがって、RAM10は、読出/書込制
御回路11の制御により、自己のIDNo. に対応するR
AMアドレス(RAM AD)に記憶されている警報情
報を読みだしてシリアルデータ送信部に送る。
【0081】尚、この自己のIDNo. に対応するRAM
アドレス(RAM AD)に記憶されている警報情報
は、予めCPU40から送られて書き込まれている警報
情報である。
【0082】更に、ユニットがマスターユニットからの
IDNo. により指定されたスレーブユニット以外のユニ
ットである場合は、シリアルデータ受信部32におけ
る、受信したIDNo. と登録されている自己のIDNo.
との比較の際、その一致は検出されない。
【0083】この場合は、マスターユニットと同様に警
報情報を受信して、受信されるIDNo. に対応するRA
M10のアドレス位置に記憶する。
【0084】以上が正常時における各ユニットにおける
動作である。次に、マスターユニットからのクロックC
LKが障害により送られなくなった場合について、説明
する。
【0085】各ユニットのクロック断検出部31には、
各ユニット毎にクロック検出周期が順次周期が長くなる
ように予め設定されている。
【0086】したがって、マスターユニットからのクロ
ックCLKが断となると、正常動作をするスレーブユニ
ットの内、最も短いクロック検出周期が設定されている
スレーブユニットにおいて、クロックCLKの断が検出
される。
【0087】この時,当該クロックCLKの断を検出し
たスレーブユニットは、クロックCLKの断をID送出
部20に送る。ID送出部20は、これを受けると、ス
レーブユニットからマスターユニットに切り替わる制御
を行う。即ち、インターフェース部21の下に、レジス
タ22において順次IDNo. を検索して送出を開始す
る。
【0088】そして、それまでマスターユニットであっ
たユニットは、未使用のユニットとなる。以降の動作
は、先に説明した正常時の動作と同じに行われる。
【0089】尚、以上の実施例に対し、更に信頼性を向
上するために各ユニット内の装置を二重化することも可
能であり、かかる場合に各ユニット内の装置に必要な変
更が加えられる場合であっても、本発明思想を用いる場
合には、当然に本発明の保護に含まれるものである。
【0090】
【発明の効果】以上実施例にしたがい説明したように本
発明は、各ユニットにクロック断検出機能を持たせ、ク
ロック断の際には、スレーブユニットからマスターユニ
ットに切り換わるようにしている。
【0091】したがって、クロック断により全通信が止
まるという問題が解消され、有効に全ユニットにおいて
警報情報を収容することができる。このため、警報に対
し、迅速に対応が可能となり、システムの信頼性を向上
させることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の対象とする警報情報転送方式の概念を
説明するためのブロック図である。
【図2】本発明の実施例(正常時)のブロック図であ
る。
【図3】本発明の実施例(クロック断時)のブロック図
である。
【図4】ユニットの構成例のブロック図である。
【図5】転送信号フォーマットを説明する図である。
【図6】従来の警報情報転送方式の説明するブロック図
である。
【符号の説明】
1〜n 一装置内の複数の警報情報転送回路(ユニッ
ト) 10 データメモリ、RAM 11 読出/書込制御部 12 RAM記憶領域 20 ID送出部 21 インターフェース部 22 レジスタ 30 送信データ制御部 31 クロック断検出部 32 シリアルデータ受信部 33 シリアルデータ送信部 40 警報情報源、CPU 50 ID設定回路

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の警報情報転送回路(1〜n)を有
    し、そのうちの一の警報情報転送回路をマスターユニッ
    ト(1)とし、他の警報情報転送回路を複数のスレーブ
    ユニット(2〜n)とし、該一のマスターユニット
    (1)は、警報情報を送出させるべきスレーブユニット
    を指定するID番号を順次送出し、該複数のスレーブユ
    ニット(2〜n)の内、該ID番号で指定されるスレー
    ブユニットから警報情報を送出し、該マスターユニット
    (1)及び他の該ID番号で指定さないスレーブユニッ
    トは、該送出された警報情報を記憶しておくようにした
    警報情報転送方式において、 該マスターユニット(1)からクロックを送出し、該I
    D番号で指定されたスレーブユニットは、該クロックに
    同期して該警報情報を送出するように構成され、更に、 該複数のスレーブユニット(2〜n)のいずれかが、該
    クロックの断を検出した場合、該クロックの断を検出し
    たスレーブユニットがマスターユニットとなり、順次I
    D番号を他のスレーブユニットに対し、送出するように
    したことを特徴とする警報情報転送方式。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記複数の警報情報転送回路(1〜n)は、一のディジ
    タル伝送装置内に備えられるものであることを特徴とす
    る警報情報転送方式。
  3. 【請求項3】請求項1において、 前記複数のユニットに対し、順次長くなるクロックを検
    出する周期を予め設定し、正常動作するユニットの内、
    最も短い周期が設定されたユニットにおいて、前記クロ
    ックの断が検出されることを特徴とする警報情報転送方
    式。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3において、各ユニットは、 前記警報情報を記憶するRAM(10)と、 送出すべきID番号を検索して出力するID送出部(2
    0)と、 クロックの断を検出するクロック断検出部(31)を有
    する送信データ制御部(30)を有し、 前記マスターユニットは、該ID送出部(20)から順
    次ID番号を検索して送出し、該ID番号に対応するス
    レーブユニットから転送される警報情報を受信し、該R
    AM(10)の該ID番号に対応するアドレス位置に記
    憶することを特徴とする警報情報転送方式。
  5. 【請求項5】請求項1乃至3において、各ユニットは、 前記警報情報を記憶するRAM(10)と、 送出すべきID番号を検索して出力するID送出部(2
    0)と、 クロックの断を検出するクロック断検出部(31)を有
    する送信データ制御部(30)を有し、 前記スレーブユニットにおいて、該クロック断検出部
    (31)でクロック断を検出した時、新たなマスターユ
    ニットとして機能し、該ID送出部(20)から順次I
    D番号を検索して送出することを特徴とする警報情報転
    送方式。
  6. 【請求項6】請求項1乃至3において、各ユニットは、 前記警報情報を記憶するデュアルポートRAMで構成さ
    れたRAM(10)と、 送出すべきID番号を検索して出力するID送出部(2
    0)と、 送信データ制御部(30)とを有し、 該送信データ制御部(30)は、クロックの断を検出
    し、該クロックの断を該ID送出部(20)に通知する
    クロック断検出部(31)、 シリアルデータ形式で送られるID番号と警報情報を受
    信し、該受信されたID番号を該RAM(10)のアド
    レスに変換し、また該受信されたID番号が自己に設定
    されたID番号と一致するか否かを検出する機能有する
    シリアルデータ受信部(32)及び自己のID番号及び
    警報情報をシリアル形式で送出するシリアルデータ送信
    部(33)を含んで構成されることを特徴とする警報情
    報転送方式。
  7. 【請求項7】請求項6において、 前記RAM(10)に、自己ユニットの送出すべき警報
    情報として予めユニット外のCPU(40)から送られ
    た警報情報を自己のID番号に対応するアドレス位置に
    記憶しておくことを特徴とする警報情報転送方式。
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