JPH072632Y2 - 糸巻管の保持装置 - Google Patents

糸巻管の保持装置

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JPH072632Y2
JPH072632Y2 JP1990057011U JP5701190U JPH072632Y2 JP H072632 Y2 JPH072632 Y2 JP H072632Y2 JP 1990057011 U JP1990057011 U JP 1990057011U JP 5701190 U JP5701190 U JP 5701190U JP H072632 Y2 JPH072632 Y2 JP H072632Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bobbin
metal fitting
receiving
tube
receiving disk
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1990057011U
Other languages
English (en)
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JPH0418694U (ja
Inventor
輝男 小川
昭博 吉原
一博 竹中
勉 力石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nagata Seiki Co Ltd
Original Assignee
Nagata Seiki Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、例えば、ストッキングやソックスを編成する
丸編機等に使用される糸巻管の保持装置に関する。
(従来の技術) 従来、この種の糸巻管の保持装置は、第5図及び第6図
に示されるように構成されている(実公昭51-21151
号)。
即ち、第5図及び第6図において、編機におけるクリー
ルのロッドaに固定された支持具b上には、断面がV周
溝cを有する受け円板dがスピンドルeのねじ部e1で固
定されており、このスピンドルeの中程には、円筒状を
なす取付体(取付金具)fが着脱自在に嵌装されてい
る。又、この取付体fの外周には、略く字状に折れ曲が
った複数の板ばねgの角部g1が止めビスhで固着されて
おり、この各板ばねgの一端部g2には、弾性体による各
当接体iが糸Fを巻装した糸巻管jを弾発的に挿着して
保持できるように付設されている。
従って、上述した糸巻管の保持装置は、細くて小さい糸
Fを巻装した糸巻管jを取付ける場合には、第5図に示
されるように、各板ばねgの一端部g2に付設された弾性
体による各当接体iを下方にし、上記糸巻管jの下部を
上記受け円板dのV周溝cの内側周面に圧入するように
して挿着すると共に、上記各板ばねgの一端部g2に付設
された各当接体iで上記糸巻管jの下部内周面を弾発的
に保持するようになっている。
他方、太くて大きい糸を巻装した糸巻管jを取付ける場
合には、第6図に示されるように、各板ばねgの一端部
g2に付設された弾性体による各当接体iを上方へ反転し
て上記スピンドルeに挿着し、上記糸巻管jの下部を上
記受け円板dのV周溝cの外側周面に圧入するようにし
て挿着すると共に、上記各板ばねgの一端部g2に付設さ
れた各当接体iで上記糸巻管jの上部内周面を弾発的に
保持するようになっている。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上述した糸巻管の保持装置は、大小二種
類の糸を巻装した糸巻管jを保持できるものであり、し
かも、コーン状をなす糸巻管jを取付けるものであるた
め、例えば、円筒状をなす糸巻管の形状や大きさの異な
る多くの種類の糸巻管を保持することが困難であるばか
りでなく、板ばねの先端や当接体は糸巻管の内面に対
し、局部的な接触で保持されているので、不安定であ
り、そのため糸巻管の下方に断面がV字形の溝を形成し
複雑な形状の受板をもって糸巻管を保持せねばならず、
糸巻管の各種サイズにより、対応した各種サイズの受板
を準備せねばならず、コストが非常に高くなる等の難点
がある。
本考案は、上述した事情に鑑みてなされたものであっ
て、円筒状をなす糸巻管のような形状や大きさの異なる
多くの種類の糸巻管を選択的に自由に交換して保持する
ことができるようにすると共に、編機の運転時の振動に
より緩みを生じないように安定して保持し、信頼性や安
定性の向上を図るようにした糸巻管の保持装置を提供す
ることを目的とする。
〔考案の構成〕
(課題を解決するための手段) 本考案は、保持体にねじ部を有する支柱を植設し、この
支柱の下部に受け円板を糸巻管を支承するようにしてば
ねを介して螺装し、この受け円板の上位の上記支柱に下
部金具を嵌装し、上記支柱の上部に上部金具を設け、こ
の上部金具及び下部金具とに複数の弾性体を上記糸巻管
を挿着するように外方へ膨出して取付けたものである。
(作用) 本考案は、ねじ部を有する支柱の下部に受け円板を糸巻
管を支承するようにしてばねを介して螺装することによ
り、編機の運転時の振動による緩みを生じないように安
定して保持し、上記上部金具及び下部金具とに取付けた
複数の弾性体に上記糸巻管を弾発的に挿着し、上記下部
金具を上下動することにより複数の弾性体を外方へ膨出
するのを自由に調整して、コーン状の糸巻管ばかりでな
く、円筒状をなす糸巻管の形状や大きさの異なる多くの
種類の糸巻管を保持することができるものである。
(実施例) 以下、本考案を図示の一実施例について説明する。
第1図乃至第3図において、符号1は、編機における保
持体であって、この保持体1には、止めナット2を螺装
したねじ部3aを有する支柱3が植設されており、この支
柱3のねじ部3aには、ナット4と一体をなす受け円板5
がコーン状や円筒状をなす糸巻管6を支承するようにし
て螺装されている。又、上記止めナット2とナット4と
の間には、コイルばね7が、編機の運転時に生じる振動
による緩みを防止するように、受け円板5へ緊張力を付
加するようにして介装されており、この受け円板5の上
位の上記支柱3のねじ部3aには、下部金具8が遊嵌され
ている。さらに、上記支柱3の上部3bには、上部金具9
が止めねじ10で固定されており、この上部金具9及び下
部金具8には、例えば、板ばねによる複数(図では3
個)の弾性体11が上記糸巻管6を挿着するように外方へ
膨出して取付けられており、この複数の弾性体11は上記
受けナット4付きの円板5を回すことにより、上記下部
金具8は上記ねじ部3aに沿って上下動して、上記各弾性
体11を外方へ膨出するのを選択的に自由に調整して、コ
ール状の糸巻管6ばかりでなく、第3図に示されるよう
に、円筒状をなす糸巻管6のような形状や大きさの異な
る多くの種類の糸巻管6を保持することができるように
なっている。
以下、本考案の作用について説明する。
従って、本考案は、第1図に示されるように、複数の弾
性体11に上記糸巻管6を弾発的に挿着し、上記支柱3の
受け円板5にコーン状の糸巻管6を支承することによ
り、コーン状の糸巻管6を安定して保持できる。さら
に、編機の運転時、振動が生じても、上記受けナット4
付の円板5は上記コイルばね7を介して螺装しているか
ら、受け円板5は、コイルばねの圧縮力を受けることに
より回動することがなく、したがって受け円板5の上に
配置された糸巻管6が緩みを生じるおそれはなくなる。
又一方、本考案は、第3図に示されるように、コーン状
の糸巻管6ばかりでなく、円筒状をなす形状の糸巻管6
を保持することができる。
他方、本考案は、上記受けナット4付の円板5を回すこ
とにより、上記下部金具8はねじ3aに沿って上下動する
ことにより、上記各弾性体11を外方へ膨出したり、若し
くは、細く形成することにより、上記各弾性体11を自由
に調整して、コーン状の糸巻管6ばかりでなく、第3図
に示されるように、円筒状をなす糸巻管6のような形状
や大きさの異なる多くの種類の糸巻管6を保持するよう
になっている。
次に、第4図に示される本考案の他の実施例は、上記受
け円板5の上位の上記支柱3のねじ部3aに下部金具8を
螺装し、この下部金具8と上記受け円板5との間に振動
を防止するコイルばね12を介装し、他方、上記支柱3の
上部に周溝3cを形成し、上記支柱3の上部に上部金具9
を緩く嵌装し、上記周溝3cへ上部金具9の係止ピン13を
係止したものであり、この実施例は、上述した具体例と
実質的に同じ構成をなすものである。
なお、本考案に組込まれる上記各弾性体11の表面に、例
えば、ゴムや合成樹脂材のような、吸振性にして摩擦の
ある被膜11aを塗布するようにすることは自由である。
〔考案の効果〕
以上述べたように本考案によれば、受け円板を保持体に
設けた支柱に沿って上下動させた場合に、受け円板は、
保持体と受け円板との間に配置したコイルばねの押圧力
でその位置において回動しないので、編機の運転時の振
動による緩みが受け円板に生じることがない。また、複
数の弾性体を支持する下部金具を上下動することで複数
の弾性体の外方への膨出を自由に調整し、これにより、
コーン状の糸巻管ばかりでなく、円筒状をなす糸巻管の
ような形状や大きさの異なる多くの種類の糸巻管を保持
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の糸巻管の保持装置の断面図、第2図
は、本考案の糸巻管の保持装置の斜面図、第3図及び第
4図は、本考案の他の実施例を示す各図、第5図は、既
に提案されている糸巻管の保持装置の断面図、第6図
は、既に提案されている糸巻管の保持装置の作用を説明
するための図である。 1…保持体、3…支柱、3a…ねじ部、5…受け円板、6
…糸巻管、8…下部金具、9…上部金具、11…弾性体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 力石 勉 新潟県西蒲原郡分水町大字地蔵堂字畑町 1451 永田精機株式会社新潟工場内 (56)参考文献 実開 昭50−24851(JP,U) 特公 昭48−2893(JP,B1)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】保持体に植設されたねじ部を有する支柱
    と、この支柱の下部に糸巻管を支承するように螺装され
    た受け円板と、保持体と受け円板の間に配置され受け円
    板が回動しないように受け円板を押圧するコイルばね
    と、上記受け円板の上位の上記支柱に嵌装された下部金
    具と、上記支柱の上部に設けられた上部金具と、この上
    部金具及び下部金具とに上記糸巻管を挿着するように外
    方へ膨出して取付けられた複数の弾性体とを具備したこ
    とを特徴とする糸巻管の保持装置。
JP1990057011U 1990-05-30 1990-05-30 糸巻管の保持装置 Expired - Lifetime JPH072632Y2 (ja)

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JP1990057011U JPH072632Y2 (ja) 1990-05-30 1990-05-30 糸巻管の保持装置

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JP1990057011U JPH072632Y2 (ja) 1990-05-30 1990-05-30 糸巻管の保持装置

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JPH0418694U JPH0418694U (ja) 1992-02-17
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CN103938349A (zh) * 2014-03-31 2014-07-23 吴江明佳织造有限公司 纺织用线筒架
CN108978015B (zh) * 2018-10-13 2021-03-02 厦门绫亚针织机械配件有限公司 一种氨纶纱送纱器

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