JPH07263146A - 発光素子 - Google Patents

発光素子

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JPH07263146A
JPH07263146A JP6052011A JP5201194A JPH07263146A JP H07263146 A JPH07263146 A JP H07263146A JP 6052011 A JP6052011 A JP 6052011A JP 5201194 A JP5201194 A JP 5201194A JP H07263146 A JPH07263146 A JP H07263146A
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JP
Japan
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light emitting
sio
rare earth
light
emitting device
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Withdrawn
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JP6052011A
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English (en)
Inventor
Kazunori Menda
和典 免田
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Olympus Corp
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Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は、所定の波長領域で発光スペクトル
を有する発光素子を得ることを目的とする。 【構成】Sm2 SiO4 、あるいはGd2 SiO4 、あ
るいはDy2 SiO4 、あるいはEr2 SiO4 からな
る希土類珪酸化物を発光体として用いたことを特徴とす
る発光素子、あるいは下記式で表される希土類2価イオ
ンを有する希土類珪酸化物同士の固溶体を発光体として
用いたことを特徴とする発光素子。 (Ln 1x1,Ln 2x2,…Ln nxn2 SiO4 但し、Ln nはSm,Eu,Gd,Dy,E、n≧2、
x1+x2+…+xn=1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は発光素子に関し、特に
エレクトロルミネッセンス(EL),ホトルミネッセン
ス(PL),カソードルミネッセンス(CL)技術に属
し、ELディスプレイ,プラズマディスプレイ,CRT
等の表示装置や光源に利用されるものである。
【0002】
【従来の技術】従来の発光素子に用いられている希土類
発光中心は、そのほとんどが3価にイオン化している。
希土類3価イオンにおける発光は、4f電子状態の変化
による遷移である、いわゆるf−f遷移である。このf
−f遷移発光は、遷移電子である4f電子が最外殻でな
い、即ち、4f電子が結晶結合に直接寄与していないの
で、その発光波長はイオンの種類によって決まり、添加
した母材又は希土類元素をイオン化しているアニオンイ
オンの種類によらない。しかしながら、このf−f遷移
は、本来禁制遷移であるため、高輝度発光を実現するこ
とは困難である。
【0003】一方、希土類の2価イオンによる発光は、
許容遷移過程の4f電子と5d電子間の遷移(f−d遷
移)であるため、高輝度発光体となる。しかしながら、
希土類の2価イオンによる発光としては、日本学術新興
会光電相互変換第125委員会第10回EL分科会資料
にまとめられているが、EuとYbにおいてのみ2価イ
オンによる発光が観察されており、他のイオンにおける
報告例はない。また、2価イオンを有する希土類珪酸化
物としては、Eu2 SiO4 のホトルミネッセンスが
J.Phys .Chem .Solids .Vol.32,159(1971)
に報告されているだけで、他のイオンにおける報告例は
ない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術では、希土
類発光中心として3価イオンが主に用いられており、2
価イオンではEuとYbのみが実現している。また、希
土類珪酸化物では、Eu2 SiO4 のホトルミネッセン
スのみが観察されており、他のイオンについての報告例
はない。
【0005】この発明はこうした事情を考慮してなされ
たもので、材料作製(合成)が困難であった2価の希土
類イオンを有するEu2 SiO4 以外の希土類珪酸化
物、即ちSm2 SiO4 ,Gd2 SiO4 ,Dy2 Si
4 ,Er2 SiO4 なる発光体及びそれの発光体を用
いて発光素子を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願第1の発明は、Sm
2 SiO4 なる希土類珪酸化物を発光体として用いたこ
とを特徴とする発光素子である。本願第2の発明は、G
2 SiO4 なる希土類珪酸化物を発光体として用いた
ことを特徴とする発光素子である。
【0007】本願第3の発明は、Dy2 SiO4 なる希
土類珪酸化物を発光体として用いたことを特徴とする発
光素子。本願第4の発明は、Er2 SiO4 なる希土類
珪酸化物を発光体として用いたことを特徴とする発光素
子である。
【0008】本願第5の発明は下記式(1)で表される
希土類2価イオンを有する希土類珪酸化物同士の固溶体
を発光体として用いたことを特徴とする発光素子であ
る。 (Ln 1x1,Ln 2x2,…Ln nxn2 SiO4 …(1) 但し、式(1)において、Ln nはSm,Eu,Gd,
Dy,Erのいずれかであり、n≧2、x1+x2+…
+xn=1である。
【0009】
【作用】この発明によれば、材料作製(合成)が困難で
あった2価の希土類イオンを有するEu2 SiO4 以外
の希土類珪酸化物、即ちSm2 SiO4 ,Gd2 SiO
4 ,Dy2 SiO4 ,Er2 SiO4 なる発光体及びそ
れの発光体を用いて発光素子を得ることができる。
【0010】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照して説
明する。 (実施例1)図1を参照する。図中の符番11は、ガラス
基板である。このガラス基板11の表面には、ITO(イ
ンジウムと錫の酸化物)からなる透明電極12が形成され
ている。この透明電極12上にはSm2 SiO4 からなる
発光膜13が形成され、この発光膜13上にはアルミニウム
(Al)からなる背面電極14が形成されている。こうし
た構成の発光素子の背面電極14と透明電極12の間に直流
電圧(約100V)を加えると、670〜870nmにブ
ロードなEL発光が得られた。また、励起光として32
5nmのHe−Cdレーザーを用いたPL測定において
も、EL発光と同様に、670〜870nmにブロードな
発光を得た。
【0011】(実施例2)図2を参照する。但し、図1
と同部材は同符号を付して説明を省略する。図中の符番
21,22は、発光膜13と背面電極14の間,発光膜13と透明
電極12の間に夫々形成された酸化イットリウム(Y2
3 )からなる誘電体である。こうした構成の発光素子に
おいて、背面電極14と透明電極12との間に交流電圧(約
150V)を加えると、図1の発光素子と同様、670
〜870nmにEL発光が得られた。
【0012】(実施例3)この実施例3は、実施例1と
比べ、Sm2 SiO4 からなる発光膜13の代わりにGd
2 SiO4 からなる発光膜を用いた点のみが異なり、そ
の他は実施例1と同様な構成となっている。こうした構
成の発光素子において、背面電極14と透明電極12の間に
直流電圧(約100V)を加えると、550〜600nm
にブロードなEL発光が得られた。励起光として325
nmのHe−Cdレーザーを用いたPL測定においても、
EL発光と同様に、550〜600nmにブロードな発光
を得た。
【0013】(実施例4)この実施例4は、実施例2と
比べ、Sm2 SiO4 からなる発光膜13の代わりにY2
3 からなる発光膜を用いた点のみが異なり、その他は
実施例2と同様な構成となっている。こうした構成の発
光素子において、背面電極14と透明電極12との間に交流
電圧(約150V)を加えると、図1の発光素子と同
様、550〜600nmにEL発光が得られた。
【0014】(実施例5)この実施例5は、実施例1と
比べ、Sm2 SiO4 からなる発光膜13の代わりにDy
2 SiO4 からなる発光膜を用いた点のみが異なり、そ
の他は実施例1と同様な構成となっている。こうした構
成の発光素子において、背面電極14と透明電極12の間に
直流電圧(約100V)を加えると、430〜480nm
にブロードなEL発光が得られた。また、励起光として
325nmのHe−Cdレーザーを用いたPL測定におい
ても、EL発光と同様に、430〜480nmにブロード
な発光を得た。
【0015】(実施例6)この実施例6は、実施例2と
比べ、Sm2 SiO4 からなる発光膜13の代わりにDy
2 SiO4 からなる発光膜を用いた点のみが異なり、そ
の他は実施例2と同様な構成となっている。こうした構
成の発光素子において、背面電極14と透明電極12との間
に交流電圧(約150V)を加えると、図1の発光素子
と同様、430〜480nmにEL発光が得られた。
【0016】(実施例7)この実施例7は、実施例1と
比べ、Sm2 SiO4 からなる発光膜13の代わりにEr
2 SiO4 からなる発光膜を用いた点のみが異なり、そ
の他は実施例1と同様な構成となっている。こうした構
成の発光素子において、背面電極14と透明電極12の間に
直流電圧(約100V)を加えると、400〜450nm
にブロードなEL発光が得られた。また、励起光として
325nmのHe−Cdレーザーを用いたPL測定におい
ても、EL発光と同様に、400〜450nmにブロード
な発光を得た。
【0017】(実施例8)この実施例8は、実施例2と
比べ、Sm2 SiO4 からなる発光膜13の代わりにEr
2 SiO4 からなる発光膜を用いた点のみが異なり、そ
の他は実施例2と同様な構成となっている。こうした構
成の発光素子において、背面電極14と透明電極12との間
に交流電圧(約150V)を加えると、図1の発光素子
と同様、400〜450nmにEL発光が得られた。
【0018】上記各実施例1〜8のEL発光波長は、図
6に示す通りである。なお、発光波長はブロード発光の
中心波長であり、図中の括弧内に示す希土類元素につい
ては実施していない。図1に示す構造の発光素子の実施
例1,3,5,7では、希土類珪酸化物からなる発光膜
13の両面に透明電極12と背面電極14とが接する様に配置
された構造をしており、直流電圧で駆動させることがで
きるので、駆動回路が簡単になり製造コストを下げるこ
とができる。一方、図2に示す構造の発光素子の実施例
2,4,6,8では、希土類珪酸化物からなる発光膜13
と背面電極14間及び発光膜13と透明電極12間に誘電体2
1,22を設けた構成にすることにより、素子の耐圧が増
すので、発光素子を長寿命化することができる。
【0019】(実施例9)図3を参照する。但し、図1
と同部材は同符号を付して説明を省略する。図中の符番
31は、透明電極12と背面電極14間に形成された発光体で
ある。この発光体31の材質は、希土類珪酸化物同士の固
溶体である(Eu0.25Dy0.752SiO4 からなる。
図3の構成の発光素子によれば、図5に示すようにEu
2 SiO4 の610nmとDy2 SiO4 の440nmとの
間の波長領域である約480nmにピークを有するEL発
光が得られる。
【0020】(実施例10)図4を参照する。但し、図
1と同部材は同符号を付して説明を省略する。図中の符
番41は、透明電極12と背面電極14間に形成された発光体
である。この発光体41は、シアノエチルセルローズ(有
機バインダ)42中に希土類珪酸化物(例えばSm2 Si
4 )からなる発光粉体43を分散させたものである。
【0021】こうした構成の発光素子において、背面電
極14と透明電極12との間に直流又は交流電圧を加える
と、図1の発光素子と同様、670〜870nmにブロー
ドな発光が得られた。なお、前記発光粉体として上記と
は異なる希土類珪酸化物あるいはそれらの固溶体を用い
ても良い。図4の発光素子によれば、発光粉体43と有機
バインダ42を混合の後、透明電極12の上に塗布すること
で発光体41を得るため、真空蒸着装置やスパッタ装置な
どの成膜装置を必要とせず、製造コストを低減すること
ができる。
【0022】(実施例11)この実施例11は、実施例
10の変形例で、発光粉体をEu2 SiO4 粉体とDy
2 SiO4 粉体の混合粉末を用いて作製した発光体を用
いる点が、実施例10と異なる。駆動方法は、実施例1
0と同様である。こうした構成の発光素子の場合、Eu
2 SiO4 粉体は約610nmで発光し、Dy2 SiO4
粉体は約440nmで発光する(図6参照)。従って、両
粉体の混合を適当にすることで可視域全域に渡ってスペ
クトルが存在する、いわゆる、白色発光を得ることがで
きる。なお、上記実施例11では、Eu2 SiO4 粉体
とDy2 SiO4 粉体の混合粉末を用いた場合について
述べたが、これに限らず、複数種類の粉体の内、少なく
とも1種類が(Eu0.25Dy0.75)2 SiO4 などの様
な固溶粉体であってもよい。
【0023】このように、発光粉体として少なくとも2
種類の希土類珪酸化物の混合粉体[例えば、Eu2 Si
4 粉体とDy2 SiO4 粉体の混合]を、又は固溶粉
体[例えば、(Eu0.25Dy0.75)2 SiO4 ]との混
合粉体を用いることで、発光スペクトルを制御すること
ができる。
【0024】なお、上記実施例では、ガラス基板を用い
た場合について述べたが、これに限らず、発光体を電極
等を支えることができる程度の硬度を有するもの、例え
ばシリコン(Si)ウェハでもよい。
【0025】また、上記実施例では、電場(電界)によ
って発光させる素子への適用について述べたが、これに
限らず、テレビのブラウン管(CRT)の様に電子線
や、プラズマディスプレイの様に紫外線を用いても発光
させることができる。
【0026】次に、本発明の主要な構成、及び実施態様
の構成,作用,効果を説明する。 [主要な構成] 1.Sm2 SiO4 なる希土類珪酸化物を発光体として
用いたことを特徴とする発光素子。
【0027】2.Gd2 SiO4 なる希土類珪酸化物を
発光体として用いたことを特徴とする発光素子。 3.Dy2 SiO4 なる希土類珪酸化物を発光体として
用いたことを特徴とする発光素子。
【0028】4.Er2 SiO4 なる希土類珪酸化物を
発光体として用いたことを特徴とする発光素子。 5.下記式(1)で表される希土類2価イオンを有する
希土類珪酸化物同士の固溶体を発光体として用いたこと
を特徴とする発光素子。
【0029】 (Ln1x1,Ln2x2,…Lnnxn2 SiO4 …(1) 但し、式(1)において、LnnはSm,Eu,Gd,
Dy,Erのいずれかであり、n≧2である。 [実施態様] ケース1. (構成)発光体として2価にイオン化したSmの珪酸化
物の薄膜を用いるとともに、発光材料を電場(電界)を
印加するための電極で挟んだ構成のもの。
【0030】(作用)2つの電極に電圧を加え、2価に
イオン化したSmの4f電子を5d軌道に励起し、その
励起電子(5d)が4f軌道に戻る時にエネルギーを光
として放出する。
【0031】(効果)希土類珪酸化物からなる発光体の
材質としてSm2 SiO4 を用いることにより、670
〜870nmに発光スペクトルを有する発光素子を作製す
ることができる。
【0032】ケース2. (構成)発光体として2価にイオン化したGmの珪酸化
物の薄膜を用いるとともに、発光材料を電場(電界)を
印加するための電極で挟んだ構成のもの。
【0033】(作用)2つの電極に電圧を加え、2価に
イオン化したGdの4f電子を5d軌道に励起し、その
励起電子(5d)が4f軌道に戻る時にエネルギーを光
として放出する。
【0034】(効果)希土類珪酸化物からなる発光体の
材質としてGd2 SiO4 を用いることにより、550
〜600nmに発光スペクトルを有する発光素子を作製す
ることができる。
【0035】ケース3. (構成)発光体として2価にイオン化したDyを有する
Dy2 SiO4 からなる薄膜を用いるとともに、発光材
料を電場(電界)を印加するための電極で挟んだ構成の
もの。
【0036】(作用)2つの電極に電圧を加え、2価に
イオン化したDyの4f電子を5d軌道に励起し、その
励起電子(5d)が4f軌道に戻る時にエネルギーを光
として放出する。
【0037】(効果)希土類珪酸化物からなる発光体の
材質としてDy2 SiO4 を用いることにより、430
〜480nmに発光スペクトルを有する発光素子を作製す
ることができる。
【0038】ケース4. (構成)発光体として2価にイオン化したErを有する
Er2 SiO4 からなる薄膜を用いるとともに、発光材
料を電場(電界)を印加するための電極で挟んだ構成の
もの。
【0039】(作用)2つの電極に電圧を加え、2価に
イオン化したErの4f電子を5d軌道に励起し、その
励起電子(5d)が4f軌道に戻る時にエネルギーを光
として放出する。
【0040】(効果)希土類珪酸化物からなる発光体の
材質としてEr2 SiO4 を用いることにより、400
〜450nmに発光スペクトルを有する発光素子を作製す
ることができる。
【0041】ケース5. (構成)発光体として2価にイオン化した希土類を2種
類以上有する希土類珪酸化物の固溶体からなる薄膜を用
いるとともに、発光材料を電場(電界)を印加するため
の電極で挟んだ構成のもの。
【0042】(作用)発光体として希土類珪酸化物同士
の固溶体、即ち、(Ln 1x1,Ln2x2,…Ln nxn2
SiO4 [但し、Ln nはSm,Eu,Gd,Dy,
Erのいずれかであり、n≧2、x1+x2+…+xn
=1]を用いると、発光体の平均格子定数を各希土類イ
オンの濃度比によって変化させることができる。
【0043】(効果)発光体に希土類珪酸化物同士の固
溶体を用いることで、固溶した各希土類イオンにおける
発光波長間の波長で発光する発光素子を作製することが
できる。
【0044】ケース6. (構成)発光体として2価にイオン化した希土類を有す
る希土類珪酸化物粉体又は固溶粉体を少なくとも2種類
以上用いた薄膜を用いるとともに、発光材料を電場(電
界)を印加するための電極で挟んだ構成のもの。
【0045】(作用)2つの電極に電圧を加え、希土類
珪酸化物からなる発光体内に生じた電場(電界)によっ
て希土類イオンを励起する。 (効果)2種類以上の希土類珪酸化物からなる発光体が
同時に発光するため、混合粉体の混合比を変えること
で、発光スペクトルを制御することができる。
【0046】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
材料作製(合成)が困難であった2価の希土類イオンを
有するEu2 SiO4 以外の希土類珪酸化物、即ちSm
2 SiO4 ,Gd2 SiO4 ,Dy2 SiO4 ,Er2
SiO4 なる発光体及びそれの発光体を用いて発光素子
を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1に係る発光素子の断面図。
【図2】この発明の実施例2に係る発光素子の断面図。
【図3】この発明の実施例9に係る発光素子の断面図。
【図4】この発明の実施例10に係る発光素子の断面
図。
【図5】この発明に係る発光素子における波長と発光強
度との関係を示す特性図。
【図6】この発明の実施例1〜8に係る発光素子に用い
られた希土類元素の元素番号と波長との関係を示す特性
図。
【符号の説明】
11…ガラス基板、 12…透明電極、
13…発光膜、14…背面電極、 21,22…誘電
体、 31,41…発光体、42…有機バインダ、
43…発光粉体。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Sm2 SiO4 なる希土類珪酸化物を発
    光体として用いたことを特徴とする発光素子。
  2. 【請求項2】 Gd2 SiO4 なる希土類珪酸化物を発
    光体として用いたことを特徴とする発光素子。
  3. 【請求項3】 Dy2 SiO4 なる希土類珪酸化物を発
    光体として用いたことを特徴とする発光素子。
  4. 【請求項4】 Er2 SiO4 なる希土類珪酸化物を発
    光体として用いたことを特徴とする発光素子。
  5. 【請求項5】 下記式(1)で表される希土類2価イオ
    ンを有する希土類珪酸化物同士の固溶体を発光体として
    用いたことを特徴とする発光素子。 (Ln 1x1,Ln 2x2,…Ln nxn2 SiO4 …(1) 但し、式(1)において、Ln nはSm,Eu,Gd,
    Dy,Erのいずれかであり、n≧2、x1+x2+…
    +xn=1である。
JP6052011A 1994-03-23 1994-03-23 発光素子 Withdrawn JPH07263146A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7303825B2 (en) 2003-01-21 2007-12-04 Kyushu Electric Power Co., Inc. Electroluminescence device
CN101925212A (zh) * 2002-10-18 2010-12-22 伊菲雷知识产权公司 彩色电致发光显示器

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CN101925212A (zh) * 2002-10-18 2010-12-22 伊菲雷知识产权公司 彩色电致发光显示器
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