JPH07263059A - 端子連結金具及びそれを用いた端子ユニット - Google Patents

端子連結金具及びそれを用いた端子ユニット

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JPH07263059A
JPH07263059A JP7968394A JP7968394A JPH07263059A JP H07263059 A JPH07263059 A JP H07263059A JP 7968394 A JP7968394 A JP 7968394A JP 7968394 A JP7968394 A JP 7968394A JP H07263059 A JPH07263059 A JP H07263059A
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Naohisa Okada
尚久 岡田
Koichiro Tokuwa
孝一郎 徳和
Hitoshi Okumura
均 奥村
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  • Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 同一形状の端子金具を複数枚重ね合わせて一
体化した際に、各端子金具に接続された電線に負担をか
けないようにする。 【構成】 端子金具は、電線を接続することができるバ
レル部14の先端側に接続板部を有し、その接続板部に
は180度の角度間隔を有する点対称位置に係止片が突
設されている。さらに、この各係止片に対して反時計回
り方向に角度間隔30度を隔てて他の端子金具の係止片
と係合可能な係止受部17が形成されている。一方、端
子連結金具は、回止部27を備えた連結板部22を有し
ており、その連結板部22には180度の角度間隔を有
する点対称位置に連結片25が形成されている。さら
に、この各連結片25に対して、端子金具の係止片と係
止受部17との位置関係とは反対の関係となる時計回り
方向に角度間隔120度を隔てて端子金具の係止片と係
合可能な連結受部26が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の電線の端子金具
を機器の同一の接続用スタッドに接続するに際し、予め
一体化することができるようになっている端末金具同士
をさらに連結する端子連結金具及び、その端子連結金具
を用いて連結された端子ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、自動車のワイヤハーネスのアー
ス用電線を車体に設けたアース用のスタッドボルトに接
続する場合に、各電線の端末に固着した端子金具を各別
にボルトに挿通するのではなく、各端子金具を予め一体
化しておくことにより、現場での挿通作業を一度で済ま
せて作業能率の向上を図ることが行われている。
【0003】従来、そのための端子金具としては、実公
昭63ー28536号公報に示すものが公知である。こ
れは図17に示すように、端子金具1は、電線の端末に
固着されるバレル部2と、そのバレル部2の先端側に連
結されボルトの挿通孔3aを開口した目玉状の接続板部
3とからなる。接続板部3の外周には2枚の係止片4、
4が対称位置に突設され、各係止片4の反時計回り方向
の後方に隣接する位置には接続板部3の上面より隆起し
た舌状の係止受部5、5が接続板部3の外周縁に沿って
形成されている。さらに、係止受部5の下面部には切り
起こしによって突部5aが形成され、係止片4には、ロ
ック孔4aが穿設されている。
【0004】さて、2枚の同一形状の端子金具1を一体
化するには、1つの端子金具1の接続板部3の上面に他
の端子金具1の接続板部3を、同心にかつ回転姿勢をず
らして重ね合わせたのち、上側の接続板部3を時計回り
方向に回動させると、その係止片4が相手の係止受部5
内に潜り込み、また、下側の端子金具1の突部5aが相
手のロック孔4aに嵌合して、図18に示すように両端
子金具が一体化される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この種の端
子金具1は重ね合わされて一体化されると図18に示す
ように、接続板部3の中心点0を中心とした係止受部5
と係止片4との角度間隔θだけバレル部2同士が開脚す
ることとなり、さらに端子金具1を順次重ね合わせて行
くと、各端子金具1のバレル部2は接続板部3の中心点
0を中心に反時計回り方向に角度間隔θを隔てつつ螺旋
状に整列することになる。そのため、重ねられる端子金
具1の枚数が増えるにつれ、各バレル部2に接続された
電線Wは接続板部3の中心点0からそれぞれ異なる方向
に延びることとなり、各電線Wを同一方向に配線しよう
とすれば、電線Wは大きく曲げられ、電線Wにかかる負
担が大きくなってしまう。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、同一形状の端子金具を複数枚重ね合わ
せて一体化した際に、各端子金具に接続された電線にか
かる負担を減らすことができる端子連結金具及び、その
端子連結金具を用いて複数枚の端子金具を一体化した端
子ユニットを提供するところにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の端子連結金具及
びその端子ユニットは、上記目的を達成するためのもの
であって、請求項1の発明は、同一形状に形成された2
枚の端子金具を重ね合わせ状態で連結して一体化するた
めの端子連結金具であり、各端子金具が、電線の端末が
接続されるバレル部と、バレル部に連接され機器に突設
されたスタッドに挿入される挿通孔を有した接続板部
と、接続板部に形成された係止片と、この係止片に対し
て所定寸法だけ隔てて形成され各端子金具の相対的な回
動により相手側の端子金具の係止片と係合可能な係止受
部とを備えて構成されているものにおいて、端子連結金
具に、連結される2枚の端子金具のうちの一方の端子金
具の係止受部に係合可能な連結片と、他方の端子金具の
係止片が係合可能な連結受部とを設け、その連結受部を
連結片に対して、端子金具の係止片に対する係止受部の
配置方向とは反対側方向に形成することに特徴を有す
る。
【0008】また、請求項2の発明は、同一形状に形成
された複数枚の端子金具が端子連結金具を挟んだ重ね合
わせ状態で一体化されている端子ユニットであって、各
端子金具は、電線の端末が接続されるバレル部と、バレ
ル部に連接され機器に突設されたスタッドに挿入される
挿通孔を有した接続板部と、この係止片に対して所定寸
法だけ隔てて形成され各端子金具の相対的な回動により
相手側の端子金具の係止片と係合可能な係止受部とを備
えて構成され、端子連結金具は、連結される2枚の端子
金具のうちの一方の端子金具の係止受部に係合可能な連
結片と、他方の端子金具の係止片が係合可能な連結受部
とが設けられ、連結受部は連結片に対して、端子金具の
係止片に対する係止受部の配置方向とは反対側方向に形
成される構成となっている。
【0009】さらに、請求項3の発明は、請求項1の構
成において、端子金具が取り付けられる機器の所定箇所
に当接して回り止めをなす回止部を一体に形成した構成
となっている。請求項4の発明は、請求項1又請求項3
の構成において、電線が接続されるバレル部を一体に設
けた構成となっている。
【0010】
【作用】請求項1及び請求項2の発明によれば、例え
ば、端子金具を重ね合わせて一体化して端子金具群とし
た後、その端子金具群同士を端子連結金具によって連結
して端子ユニットとすることができる。まず、端子金具
群とするには、一方の端子金具の接続板部の上面に他方
の端子金具を重ね合わせたのち、他方の端子金具を所定
の方向に回動させる。すると、他方の端子金具の係止片
が一方の端子金具の係止受部と係合し、2つの端子金具
は一体化される。ここで、例えば端子金具の係止片に対
して係止受部が反時計回り方向に所定寸法隔てて形成さ
れている場合を考えると、上記回動方向は時計回り方向
となり、他方の端子金具の係止受部は、重ね合わされる
と一方の係止受部に対して反時計回り方向に所定の寸法
を隔てて位置すると共に、他方の端子金具のバレル部も
反時計回り方向に所定の寸法を隔てて位置することとな
る。そして、例えば4枚端子金具を重ね合わせて一体化
すると、各バレル部は、反時計回り方向に所定の寸法を
隔てつつ螺旋状に整列される。
【0011】同様にしてもう一組の端子金具群を完成さ
せる。そして、一方の端子金具群の端子金具の接続部の
上面に端子連結金具を重ね合わせ、端子連結金具を時計
回り方向に回動させると、端子連結金具の連結片が一方
の端子金具の係止受部と係合し、端子金具群の最上位に
端子連結金具が連結される。
【0012】そして、さらに端子連結金具に、他方の端
子金具群の最下位に位置する端子連結金具を重ね合わ
せ、この端子金具を時計回り方向に回動させると、この
端子金具の係止片が端子連結金具の連結受部に係合し、
両端子金具群が一体化された端子ユニットが完成する。
【0013】ここで、例えば、端子金具の係止受部が係
止片に対して反時計回り方向に所定の寸法を隔てて形成
されているとすれば、端子連結金具の連結受部は、端子
金具の係止受部と係止片との位置関係とは逆の関係にあ
り、連結片に対して時計回り方向に一定の寸法を隔てて
形成されるので、一方の端子金具群に連結されると、最
上位に位置する端子金具の係止受部に対して、反時計回
り方向に位置するのではなく逆方向の時計回り方向に位
置することとなる。そして、他方の端子金具群の最下位
に位置する端子金具の係止片は、一方の端子金具の最上
位に位置する端子金具の係止受部ではなく、端子連結金
具の連結受部に係合するので、一方の端子金具群の各バ
レル部に連続して他方の端子金具群のバレル部が反時計
回り方向に螺旋状に整列することはなく、他方の端子金
具群の各バレル部は、螺旋状に連続的に整列した場合の
位置に対して時計回り方向に一定の寸法だけ戻ることに
なる。従って、複数枚の端子金具を重ね合わせて一体化
しても各端子金具のバレル部が接続板部の周りを周回し
てしまうことはない。
【0014】請求項3の発明によれば、重ね合わされて
一体化された端子金具及び端子連結金具を機器のスタッ
ドボルトに嵌入して、ナットによって締め付け固定する
際に、端子連結金具の回り止め部が機器の所定箇所に当
接するため、ナットの回転に伴って端子金具及び端子連
結金具が回転してしまうことはない。請求項4の発明に
よれば、端子連結金具にバレル部が設けられているの
で、端子金具同様に電線を接続して、電線の端末金具と
して使用することができる。
【0015】
【発明の効果】請求項1及び請求項2の発明によれば、
同一形状の端子金具を複数枚重ね合わせて一体化する際
に、端子連結金具を途中に重ね合わせることにより、端
子金具を複数枚重ね合わせても各バレル部が所定方向回
りに螺旋状に順次整列されることはなく、各端子金具の
電線を一定方向に配線する際に電線への負担を小さくす
ることができる効果を奏する。
【0016】さらに、請求項3の発明によれば、端子連
結金具には回り止めが設けられているので、スタッドボ
ルトに連結端子金具等をナット締めする際に、端子連結
金具等がナットに伴って回転してしまうことがなく、連
結端子金具等の締め付け作業が容易になる。
【0017】また、請求項4の発明によれば、端子連結
金具にバレル部が設けられているので、連結金具自体を
電線の端子金具として使用することができ、複数枚の端
子金具を重ね合わせて一体化する際に経済的に大いに有
利となる。
【0018】
【実施例】
<第一実施例>以下、本発明の第一実施例について図1
〜図10を参照して説明する。本実施例の端子連結金具
は、図9に示すように同一形状の端子金具11が重ね合
わされて一体化された端子金具群10同士を連結させて
端子ユニット20とするためのものである。
【0019】まず、端子金具11についてその構成を述
べるに、端子金具11は、図7に示すように電線の被覆
の端末とその端末から突出した芯線とにそれぞれかしめ
固定されるインシュレーションバレル12とワイヤバレ
ル13とが形成されたバレル部14の先端側に、環状の
接続板部15を有し、その接続板部15の中心に挿通孔
15aを有する。この接続板部15は、例えば自動車の
車体に突設されたアース用のスタッドボルトに挿通され
て固定される。その接続板部15の外周のうち180度
の角度間隔を有する点対称位置には、2枚の扇形の係止
片16、16が突設されている。また、各係止片16の
上面には打ち起こしにより突起16aが形成されてい
る。
【0020】各係止片16の反時計回り方向に角度間隔
α(30度)を隔てて隣接する位置には、接続板部15
の外周から外方に延出されてその延出端が接続板部15
の上面との間に一定の間隙を設けて内方に折り曲げられ
ることにより、相手の端子金具11の係止片16が側方
から嵌入可能な係止受部17、17が形成されている。
【0021】一方、接続板部15の上面には、各係止片
16の内方に時計回り方向の前端側を切り起こした突部
18、18が形成されている。そして、各突部18の時
計回り方向の30度角度間隔を隔てた前方の位置には、
相手の端子金具11の突部18が嵌合可能なロック孔1
9、19が形成されている。
【0022】さて、端子連結金具21は、図1に示すよ
うに上記端子金具11同様にスタッドボルトを挿通する
挿通孔22aを有する連結板部22を備えており、その
連結板部22は、図2乃至図6に示すように下面に端子
金具11の接続板部15を重ね合せることができる下連
結板23と、上面に端子金具11の接続板部15を重ね
合せることができる上連結板24とが上下に重ね合わさ
れて構成されている。
【0023】その連結板部22の下連結板23の外周の
うち180度の角度間隔を有する点対称位置には、2枚
の扇形の連結片25、25が突設されており、この各連
結片25は、端子金具11の係止受部17に側方から嵌
入可能となっている。また、各連結片25の上面には打
ち起こしにより突起25aが形成されている。
【0024】各連結片25に対して時計回り方向には角
度間隔β(120度)を隔てて、下連結板23の外周か
ら外方に延出されてその延出端が上連結板24の上面と
の間に一定の間隙を設けて内方に折り曲げられることに
より、端子金具11の係止片16が側方から嵌入可能な
連結受部26、26が形成されている。さらに、連結板
部22の下連結板23の右側縁部(図2中右側)は、外
方に延出して下方に屈曲形成され、さらに外方に延びる
と共に上方に屈曲形成されて回止部27となっている。
【0025】一方、上連結板24の上面であって回止部
27の内方、及びその位置とは180度の角度間隔を有
する点対称の位置には、時計回り方向の前端側を切り起
こした連結突部28、28が形成されており、端子金具
11のロック孔19に嵌合可能となっている。また、下
連結板23には、各連結突部28に対して反時計回り方
向に120度角度間隔を隔てて端子金具11の突部18
が嵌合可能な連結孔29、29が形成されている。上連
結板24には、挿通孔22aの外方には等間隔で4箇
所、上方から下方に押圧されて膨出部30が形成され、
上連結板24と下連結板23との間に僅かな隙間を設け
ている。なお、上述の端子連結金具21は、上連結板2
4、下連結板23及び回止部27を一枚の導通板をプレ
ス加工することにより各部を一体に形成されたものであ
る。
【0026】次に、本実施例の作用について述べる。ま
ず、端子連結金具21を用いずに、端子金具11同士を
重ね合わせて一体化し端子金具群10とするには、一方
の端子金具11の接続板部15の上面に他の端子金具1
1の接続板部15を、それぞれの挿通孔15aを同心に
整合させ、また、上側の端子金具11の係止片16が下
側の端子金具11の係止受部17の反時計回り方向側に
位置させた回転姿勢で重ね合わせる。
【0027】続いて、上側の端子金具11の接続板部1
5を、下側の接続板部15の上面に形成された突部18
を弾力に抗して沈ませつつ下側の接続板部15に押し付
けた状態で、時計回り方向に回動させると、上側の端子
金具11の係止片16がその先の下側の端子金具11の
係止受部17内に潜り込み、係止片16が全幅にわたっ
て係止受部17内に潜り込んで係合したところで、上側
の端子金具11のロック孔19が下側の端子金具11の
突部18の位置と対応し、突部18が復元弾力で起立し
てロック孔19に嵌合する。
【0028】ここで、上述のように重ね合わされて一体
化された端子金具群10は図9の上段に示してある同図
に示すように、上側に位置する端子金具11の係止受部
17は、上側に位置する端子金具11の係止片16と下
側に位置する端子金具11の係止受部17との係合位置
より当然反時計回り方向に角度間隔30度隔てた位置と
なり、上側に位置する端子金具11のバレル部14も下
側に位置する端子金具11のバレル部14に対して反時
計回り方向に角度間隔30度隔てた位置となる。そし
て、上記同様にして、4枚の端子金具11を重ね合わせ
て一体化すれば、各バレル部14は反時計回り方向に角
度間隔30度を隔ててつつ螺旋状に整列し、最上位に位
置する端子金具11のバレル部14と最下位に位置する
端子金具11のバレル部14との開き角は90度とな
る。
【0029】同様の作業によって、もう一組の端子金具
群10を完成させ、端子連結金具21によって、両端子
金具群10を連結させて、図10に示す端子ユニット2
0とする。それには、まず、一方の端子金具群10の最
上位に位置する端子金具11の接続板部15の上面に端
子連結金具21を、それぞれの挿通孔22aを同心に整
合させ、また、端子連結金具21の連結片25が端子金
具11の係止受部17の反時計回り方向側に位置させた
回転姿勢で重ね合わせる。すると、やはり、最上位に位
置する端子金具11のバレル部14と最下位に位置する
端子金具11のバレル部14との開き角は90度となっ
た端子金具群10が構成される(図9の下段参照)。
【0030】続いて、端子連結金具21の連結板部22
を、端子金具11の接続板部15の上面に形成された突
部18を弾力に抗して沈ませつつ接続板部15に押し付
けた状態で、時計回り方向に回動させると、端子連結金
具21の連結片25がその先の下側の端子金具11の係
止受部17内に潜り込む。そして、連結片25が全幅に
わたって係止受部17内に潜り込んで係合したところ
で、端子連結金具21の連結孔29が端子金具11の突
部18の位置と対応し、突部18が復元弾力で起立して
連結孔29に嵌合し、図8に示す状態となる。
【0031】ここで、端子連結金具21の連結受部26
と連結片25との位置関係は、端子金具11の係止受部
17と係止片16との位置関係とは逆の関係にあり、端
子連結金具21の連結受部26は連結片25に対して時
計回り方向に角度間隔120度隔てて形成されているの
で、連結された端子連結金具21の連結受部26は、一
方の端子金具群10の最上位に位置する端子金具11の
係止受部17に対して時計回り方向に角度間隔120度
戻った所に位置することとなる。即ち、連結された端子
連結金具21の連結受部26は、一方の端子金具群10
の最下位に位置する端子金具11の係止受部17より時
計回り方向に角度間隔γ(30度)隔てた位置となる。
【0032】そして、さらに、この端子連結金具21に
他方の端子金具群10の最下位に位置する端子金具11
を、端子連結金具21の挿通孔22aと同心に整合さ
せ、また、端子金具11の係止片16が端子連結金具2
1の連結受部26の反時計回り方向側に位置させた回転
姿勢で重ね合わせる。続いて、端子金具11の接続板部
15を、端子連結金具21の連結板部22の上連結板2
4に形成された連結突部28を弾力に抗して沈ませつつ
上連結板24に押し付けた状態で、時計回り方向に回動
させると、端子金具11の係止片16がその先の下側の
端子連結金具21の連結受部26内に潜り込み、そし
て、係止片16が全幅にわたって連結受部26内に潜り
込んで係合したところで、端子金具11のロック孔19
が端子連結金具21の連結突部28の位置と対応し、連
結突部28が復元弾力で起立してロック孔19に嵌合す
ると、図10に示す8枚の端子金具11からなる端子ユ
ニット20となる。
【0033】ここで、端子連結金具21を用いずに、両
端子金具群10を直接重ね合わせて一体化した場合を考
えてみるに、この場合には8枚と端子金具11を順次重
ね合わせて一つの端子金具群10を完成させた場合ど同
様になるため、各端子金具11のバレル部14は、反時
計回り方向に角度間隔30度を隔てつつ連続的に螺旋状
に整列され、最下位に位置する端子金具11のバレル部
14と最上位に位置する端子金具11のバレル部14と
の開き角は180度となる。そのため、各端子金具11
のバレル部14に接続された電線を例えば、最下位に位
置する端子金具11のバレル部14に接続された電線と
同一方向に配線しようとすれば、最上位に位置する端子
金具11のバレル部14に接続された電線は180度折
り返し曲げなければならなくなってしまう。
【0034】しかし、本実施例では、端子連結金具21
を用いることにより、他方の端子金具群10の最下位に
位置する端子金具11の係止片16を、一方の端子金具
群10の最上位に位置する端子金具11の係止受部17
に係合することなく、一方の端子金具群10の最上位に
重ね合わされた端子連結金具21の連結受部26に係合
させるとこができるので、他方の端子金具群10の最下
位に位置する端子金具11の係止受部17の位置は、連
結受部26に対して反時計回り方向に角度間隔30度隔
てた位置であって、一方の端子金具群10の最下位に位
置する端子金具11の係止受部17と同位置となる。従
って、端子連結金具21を用いて、両端子金具群10を
連結して一体化すると、両端子金具群10の各係止受部
17は、上下に重なり合うように位置することとなり、
これに伴って、各バレル部14も上下に重なり合うよう
に位置することとなる。
【0035】上記作業にて完成された端子ユニット20
は、機器のスタッドボルトにその挿通孔15a、14a
を挿入され、ナットによって締め付け固定される。この
時、ナットを回転させると、その回転によって端子ユニ
ット20が回転してしまうが、回止部27が機器に当接
して、その回転を止める。
【0036】このように上記構成によれば、同一形状の
端子金具11を複数枚重ね合わせて一体化する際に、端
子連結金具21を途中に重ね合わせることにより、端子
金具11を複数枚重ね合わせてもバレル部14は時計回
り方向に順次螺旋状に整列することはなく、各端子金具
11の電線を一定方向に配線する際に電線への負担を小
さくすることができる効果を奏する。
【0037】さらに、特に本実施例によれば、端子連結
金具21には回止部27が設けられているので、スタッ
ドボルトに端子ユニット20をナット締めする際に、端
子連結金具21等がナットと同時に回転してしまうこと
がなく、容易に締め付けることができる。
【0038】<第二実施例>以下、本発明の第二実施例
について図11〜図16を参照して説明する。本実施例
における端子金具41と第一実施例の端子金具11との
構成における相違点はバレル部の形状にあり、その他に
ついては同一であるため、同一部分に同一符号を付して
重複説明を省略する。また、本実施例の端子連結金具5
1は、本実施例における端子金具41においてのみ使用
されるものである。
【0039】図16に示すように、端子金具41のバレ
ル部41はその根元部43が反時計回り方向に張り出し
て、張出部44を形成しており、その張出部44には、
時計回り方向の前端側を切り起こした突部45が形成さ
れている。さらに、突部45の時計回り方向の角度間隔
30度を隔てた前方であってバレル部41の根元部43
には、相手の端子金具41の突部45が嵌合可能なロッ
ク孔46が形成されている。
【0040】端子連結金具51は、図11乃至図14に
示すように電線の被覆の端末とその端末から突出した芯
線とにそれぞれかしめ固定されるインシュレーションバ
レル52とワイヤバレル53とが形成されたバレル部5
4の先端側に、環状の連結板部55を有し、その連結板
部55の中心に挿通孔55aを有する。
【0041】その連結板部55の外周のうち180度の
角度間隔を有する点対称位置には、2枚の扇形の連結片
56が突設されており、この各連結片56は、端子金具
41の係止受部17に側方から嵌入可能となっている。
さらに、2つの連結片56のうち、張出部60に近い側
の連結片56(図11中、中央下側)には、反時計回り
方向の先端部に先の尖った係止突起56aが形成されて
いる。また、挿通孔55aの周縁部は、等間隔にて位置
する3箇所が上方に延出して、その先端部が外方に屈曲
形成され載置部58を形成している。
【0042】さらに、各連結片56に対して時計回り方
向には、角度間隔δ(90度)を隔てて、連結板部55
の外周から外方に延出されてその延出端が載置部58の
上端面との間に一定の間隙を設けて内方に折り曲げられ
ることにより、端子金具41の係止片16が側方から嵌
入可能な連結受部57が形成されている。
【0043】一方、端子連結金具51のバレル部54の
根元部59は、その時計回り方向に張り出して張出部6
0を形成しており、その張出部60には時計回り方向の
前端側を切り起こした連結突部61が形成されており、
端子金具41のロック孔46に嵌合可能となっている。
【0044】次に、本実施例の作用について述べる。端
子金具41同士を重ね合わせて一体化するには、第一実
施例と同一の作業を行えばよいので、ここではその作業
については簡単に述べる。一方の端子金具41の接続板
部15の上面に他の端子金具41の接続板部15を重ね
合わせ、上側の端子金具41を下側の端子金具41の張
出部44に形成された突部45を弾力に抗して沈ませつ
つ時計回り方向に回動させる。すると、上側の端子金具
41の係止片16がその先の下側の端子金具41の係止
受部17内に潜り込むと共に、上側の端子金具41のロ
ック孔46が下側の端子金具41の突部45に嵌合す
る。すると、第一実施例同様に、上側の端子金具41の
バレル部42は下側の端子金具41のバレル部42に対
して反時計回り方向に角度間隔30度を隔てて位置する
こととなる。
【0045】そして、上記同様にして、4枚の端子金具
41を重ね合わせた後、最上位に位置する端子金具41
の上面に端子連結金具51を、それぞれの挿通孔15
a、55aを同心に整合させ、また、端子連結金具51
の連結片56が端子金具41の係止受部17の反時計回
り方向側に位置させた回転姿勢で重ね合わせる。続い
て、端子連結金具51を時計回り方向に回動させると、
端子連結金具51の連結片56がその先の下側の端子金
具41の係止受部17内に潜り込むと共に、連結片56
のうちバレル部42に隣接する連結片56の係止突起5
6aが下側の端子金具41の根元部43の側縁部に当接
して端子連結金具51は位置決めされ図15に示す状態
となる。
【0046】そして、さらに、この端子連結金具51に
端子金具41を、端子連結金具51の挿通孔55aと同
心に整合させ、端子金具41を時計回り方向に回動させ
ると、端子金具41の係止片16がその先の下側の端子
連結金具51の連結受部57内に潜り込むと共に、端子
金具41のロック孔46が端子連結金具51の連結突部
61に嵌合する。
【0047】ここで、端子連結金具51の連結受部57
は、連結片56に対して時計回り方向に角度間隔90度
を隔てて形成されているので、上記重ね合わされた4枚
の端子金具41のうち最上位に位置する端子金具41に
連結されると、最上位に位置する端子金具41の係止受
部17に対して時計回り方向に角度間隔90度を隔てた
位置となる。即ち、連結された端子連結金具51の連結
受部57は、重ね合わされた4枚の端子金具41のうち
最下位に位置する端子金具41の係止受部17の上側に
重なる位置となり、さらに端子連結金具51の上側に重
なり合って一体化された端子金具41の係止受部17
は、端子連結金具51の連結受部57の反時計回り方向
に角度間隔30度を隔てた位置であり、重ね合わされた
4枚の端子金具41のうち下から2番目の端子金具41
の上側に重なる位置となる。
【0048】従って、第一実施例同様に、重ね合わされ
た複数枚の各端子金具41のバレル部42は時計回り方
向に連続的に螺旋状に整列することはなく、各端子金具
41の電線を一定方向に配線する際に電線への負担を小
さくすることができる効果を奏する。さらに、端子連結
金具51にバレル部54が設けられ、端子金具41と同
様に電線の端末金具として使用できるので、第一実施例
に比して、端子金具41の使用本数を減らすことができ
経済的に有利である。
【0049】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、次のような実施態様も本願特許請求の範囲
に記載した発明の技術的範囲に含まれることは勿論であ
る。 (1) 第二実施例の端子連結金具51には、第一実施
例で示した端子連結金具21と同様に連結板部55に回
止部を設けてもよい。
【0050】(2) 端子金具11、41の係止受部1
7は、係止片16に対して反時計回り方向に角度間隔α
を隔てて形成されていたが、反対方向である時計回り方
向に所定の寸法を隔てて形成してもよい。その場合に
は、端子連結金具21、51の連結受部26、57は、
端子金具11、41の係止受部17と係止片16との位
置関係とは逆の関係になるので、連結片25、56に対
してそれぞれ時計回り方向に一定の寸法を隔てて形成さ
れることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施例における端子連結金具を示す上面図
【図2】端子連結金具の側面図
【図3】図1におけるIII−III線での縦断面図
【図4】図1におけるIV−IV線での縦断面図
【図5】図1におけるV−V線での縦断面図
【図6】図1におけるVI−VI線での縦断面図
【図7】端子金具を示す上面図
【図8】連結された状態での端子連結金具を示す上面図
【図9】連結される前の状態を示す端子金具群及び端子
連結金具の斜視図
【図10】端子ユニットを示す斜視図
【図11】第二実施例における端子連結金具を示す上面
【図12】端子連結金具の側面図
【図13】図11におけるXIII−XIII線での縦断面図
【図14】図11におけるXIV−XIV線での縦断面図
【図15】連結された状態での端子連結金具を示す上面
【図16】第二実施例の端子金具を示す上面図
【図17】従来の端子金具を示す上面図
【図18】従来の端子金具の重ね合わされた状態を示す
上面図
【符号の説明】
11、41…端子金具 14、42、54…バレル部 15…接続板部 15a…挿通孔 16…係止片 17…係止受部 20…端子ユニット 21、51…端子連結金具 25、56…連結片 26、57…連結受部 27…回止部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一形状に形成された2枚の端子金具を
    重ね合わせ状態で連結して一体化するための端子連結金
    具であって、前記各端子金具は、電線の端末が接続され
    るバレル部と、前記バレル部に連接され機器に突設され
    たスタッドに挿入される挿通孔を有した接続板部と、前
    記接続板部に形成された係止片と、この係止片に対して
    所定寸法だけ隔てて形成され各端子金具の相対的な回動
    により相手側の端子金具の係止片と係合可能な係止受部
    とを備えて構成されているものにおいて、 前記端子連結金具には、連結される2枚の端子金具のう
    ちの一方の端子金具の係止受部に係合可能な連結片と、
    他方の端子金具の係止片が係合可能な連結受部とが設け
    られ、前記連結受部は前記連結片に対して、前記端子金
    具の係止片に対する前記係止受部の配置方向とは反対方
    向に形成されていることを特徴とする端子連結金具。
  2. 【請求項2】 同一形状に形成された複数枚の端子金具
    が端子連結金具を挟んだ重ね合わせ状態で一体化されて
    いる端子ユニットであって、 前記各端子金具は、電線の端末が接続されるバレル部
    と、前記バレル部に連接され機器に突設されたスタッド
    に挿入される挿通孔を有した接続板部と、この係止片に
    対して所定寸法だけ隔てて形成され各端子金具の相対的
    な回動により相手側の端子金具の係止片と係合可能な係
    止受部とを備えて構成され、 前記端子連結金具には、連結される2枚の端子金具のう
    ちの一方の端子金具の係止受部に係合可能な連結片と、
    他方の端子金具の係止片が係合可能な連結受部とが設け
    られ、前記連結受部は前記連結片に対して、前記端子金
    具の係止片に対する前記係止受部の配置方向とは反対側
    方向に形成されていることを特徴とする端子ユニット。
  3. 【請求項3】 端子金具が取り付けられる機器の所定箇
    所に当接して回り止めをなす回止部が一体に形成されて
    いることを特徴とする請求項1記載の端子連結金具。
  4. 【請求項4】 電線が接続されるバレル部が一体に設け
    られていることを特徴とする請求項1又は請求項3記載
    の端子連結金具。
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