JP4316430B2 - 積み重ね型アース端子 - Google Patents

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本発明は、積み重ねて使用されるアース端子に関するものである。
例えば自動車の車内配線では、アース用電線の端部に取り付けられたアース端子を車体のアース端子取り付け部に固定する場合には、複数のアース端子を積み重ねて一括してボルト締めにより固定することが行われている。アース端子を積み重ねるときは、上下に隣り合うアース端子の電線圧着部が互いに接触しないようにするため、1層毎に周方向に位置をずらして積み重ねるようにしている(特許文献2参照)。
特開2002−260754号公報 特開平7−263059号公報
従来の積み重ね型アース端子は、下側のアース端子の接続板部の上に上側のアース端子の接続板部を重ねた後、双方のボルト穴を中心として上下のアース端子を相対的に回転させることで、上側アース端子が下側のアース端子から浮き上がらないように結合する構成となっている。
しかしながら、上下のアース端子を周方向に回転させて結合する構造では、周方向にガタツキが生じやすく、積層枚数が多くなるにつれ、結合作業が困難になる。このため結合用の治具を必要とするなどの問題がある。
また従来の積み重ね型アース端子は、上下のアース端子の電線圧着部の開き角度が大きいため、積み重ねられたアース端子の設置スペースとその周りの配線スペースが大きくなるという問題もある。
本発明の目的は、上下のアース端子を周方向に回転させることなくアース端子を積み重ねることのできる積み重ね型アース端子を提供することにある。
本発明の他の目的は、上下のアース端子の電線圧着部の開き角度を従来よりも小さくできる積み重ね型アース端子を提供することにある。
本発明に係る積み重ね型アース端子は、
環状の接続板部の周囲に、1つの電線圧着部と、1つの嵌合部と、1つのロック部とが、周方向に適当な間隔をおいて突設されており、
前記嵌合部には、接続板部の上面と同じレベルから上方に突出する突起部であってその厚さ方向に弾性のある弾性突起部と、その弾性突起部が弛みなく嵌合できる大きさの開口部とが、周方向に隣り合うように形成されており、
前記ロック部には、接続板部から径方向に突出する係止片と、接続板部から径方向に突出して先端部が接続板部側へ折り返された浮き上がり防止片とが、周方向に隣り合うように形成されており、
前記弾性突起部と開口部の接続板部中心からみた開き角と、前記係止片と浮き上がり防止片の接続板部中心からみた開き角は同じに設定されており、
これにより複数のアース端子を積み重ねたときに、下側のアース端子の弾性突起部が上側のアース端子の開口部に嵌合して、上下のアース端子が周方向にずれて電線圧着部が重ならないように位置決めされ、かつ上側のアース端子の係止片が下側のアース端子の浮き上がり防止片の先端部の下に入って上側のアース端子の浮き上がりが防止されるようになっている、
ことを特徴とするものである。
本発明に係る積み重ね型アース端子は、電線圧着部の接続板部への付け根の部分が、接続板部から電線圧着部が伸び出す方向に折り曲げ線ができるように折り曲げられて、電線圧着部が横向きになっていることが、より好ましい。
本発明によれば、アース端子を積み重ねるときは、下側のアース端子の弾性突起部と上側のアース端子の開口部とを嵌合させるだけで、上下のアース端子を所定の角度(弾性突起部と開口部の開き角度)だけ周方向にずらして結合することができる。つまり上下のアース端子を周方向に回転させることなく結合することができる。またアース端子の弾性突起部と開口部は周方向に隣り合うように設けられており、両者の開き角は十分小さく設定することが可能であるから、アース端子を積み重ねたときに上下のアース端子の電線圧着部の開き角を小さくできる。
またアース端子に、弾性突起部と嵌合部とからなる嵌合部のほかに、係止片と浮き上がり防止片とからなるロック部を設けることにより、上側のアース端子の浮き上がりを防止できるので、上下のアース端子の結合状態をより安定に保つことができる。
さらに、電線圧着部の付け根の部分を、電線圧着部が横向きになるように折り曲げると、電線圧着部の周方向寸法を小さくでき、上下のアース端子の電線圧着部の開き角をさらに小さくすることができるので、積み重ねられたアース端子の設置スペース及びその周りの配線スペースをさらに小さくできる。
図1は本発明の一実施形態を示す。この積み重ね型アース端子1は、環状の接続板部2の周囲に、1つの電線圧着部3と、1つの嵌合部4と、1つのロック部5とを、周方向に適当な間隔をおいて突設したものである。接続板部2の中心の穴6はボルト穴である
嵌合部4は、接続板部2の上面と同じレベルから上方に突出する突起部であってその厚さ方向に弾性のある弾性突起部4Aと、その弾性突起部4Aが弛みなく嵌合できる大きさの開口部4Bとを、周方向に隣り合うように形成したものである。弾性突起部4Aは、接続板部2の上面と同じレベルから立ち上がる金属片を中間で下方へUターンさせることで、厚さ方向の弾性を付与している。
またロック部5は、接続板部2から径方向に突出する係止片5Aと、接続板部2から径方向に突出して先端部が接続板部2側へ折り返された浮き上がり防止片5Bとを、周方向に隣り合うように形成したものである。
接続板部2の中心からみた、弾性突起部4Aと開口部4Bの開き角αと、係止片5Aと浮き上がり防止片5Bの開き角βは同じ角度に設定されている。
また電線圧着部3は、その付け根の部分が、接続板部2から電線圧着部3が伸び出す方向に折り曲げ線Lができるように直角に折り曲げられて、横向きになっている。
図2及び図3は図1のように構成されたアース端子1を2つ積み重ねた状態を示す。すなわち、アース端子1を積み重ねるときは、上側のアース端子1の係止片5Aが下側のアース端子1の浮き上がり防止片5Bの先端部の下に入り、かつ下側のアース端子1の弾性突起部4Aが上側のアース端子1の開口部4Bに嵌合するように積み重ねる。すると、弾性突起部4Aと開口部4Bの嵌合により、上下のアース端子1、1が周方向にずれて電線圧着部3、3が重ならないように位置決めされ、かつ係止片5Aが浮き上がり防止片5Bの先端部下に入るため、上側のアース端子1が下側のアース端子1から浮き上がるのを防止できる。図1でα=βとしたのは、下側のアース端子1の弾性突起部4Aと上側のアース端子1の開口部4Bの位置を一致させたときに、上側のアース端子1の係止片5Aと下側のアース端子1の浮き上がり防止片5Bの位置が一致するようにするためである。
図4は図1のように構成されたアース端子1を多数積み重ねた状態を示す。各アース端子1は、電線圧着部3の付け根の部分で、電線圧着部3が横向きになるように折り曲げられているため、電線圧着部3の周方向寸法が小さくなっている。このため上下に隣り合うアース端子1の電線圧着部3の開き角を十分小さくできるので、積み重ねられたアース端子の設置スペース及びその周りの配線スペースを十分小さくすることができる。なおアース端子1は、電線圧着部3に予めアース用の電線(図示せず)を圧着した状態で積み重ねられる。
図5は図4のように積み重ねられたアース端子1のボルト穴6にボルト7を挿通した状態を示す。多数のアース端子1はこのボルト7によって車体(図示せず)の所定箇所に一括して固定される。
以上の実施形態では、接続板部2の周囲にロック部5を形成した場合を説明したが、ロック部は省略することも可能である。
本発明に係るアース端子の一実施形態を示す斜視図。 図1のアース端子を2つ積み重ねた状態を示す斜視図。 図1のアース端子を2つ積み重ねたときの、(A)は弾性突起部と開口部との嵌合状態を示す斜視図、(B)は係止片と浮き上がり防止片の係合状態を示す斜視図。 図1のアース端子を多数積み重ねた状態を示す、(A)は平面図、(B)は正面図。 図4のように積み重ねられたアース端子にボルトを挿通した状態を示す斜視図。
符号の説明
1:アース端子
2:接続板部
3:電線圧着部
4:嵌合部
4A:弾性突起部
4B:開口部
5:ロック部
5A:係止片
5B:浮き上がり防止片
6:ボルト穴
7:ボルト

Claims (2)

  1. 環状の接続板部の周囲に、1つの電線圧着部と、1つの嵌合部と、1つのロック部とが、周方向に適当な間隔をおいて突設されており、
    前記嵌合部には、接続板部の上面と同じレベルから上方に突出する突起部であってその厚さ方向に弾性のある弾性突起部と、その弾性突起部が弛みなく嵌合できる大きさの開口部とが、周方向に隣り合うように形成されており、
    前記ロック部には、接続板部から径方向に突出する係止片と、接続板部から径方向に突出して先端部が接続板部側へ折り返された浮き上がり防止片とが、周方向に隣り合うように形成されており、
    前記弾性突起部と開口部の接続板部中心からみた開き角と、前記係止片と浮き上がり防止片の接続板部中心からみた開き角は同じに設定されており、
    これにより複数のアース端子を積み重ねたときに、下側のアース端子の弾性突起部が上側のアース端子の開口部に嵌合して、上下のアース端子が周方向にずれて電線圧着部が重ならないように位置決めされ、かつ上側のアース端子の係止片が下側のアース端子の浮き上がり防止片の先端部の下に入って上側のアース端子の浮き上がりが防止されるようになっている、
    ことを特徴とする積み重ね型アース端子。
  2. 請求項1記載の積み重ね型アース端子であって、電線圧着部の付け根の部分が、接続板部から電線圧着部が伸び出す方向に折り曲げ線ができるように折り曲げられて、電線圧着部が横向きになっていることを特徴とする積み重ね型アース端子。
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